インド国産空母の現状

 下のURLのページ、現在表示されなくなってます。たいてい引用され内容が同一のページが見つかるもんなんですが、何故かこのページに関しては見つかりませんでした。

http://military.china.com/important/11132797/20140604/18540261.html


インド国産空母、金欠によりほとんど工事停止 資金不足、2,000億ルピーに達す

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド初の国産空母「ヴィクラント」号は2013年8月に進水したが、経費と資源の欠乏により、その建造は現在ほとんど停滞状態にある。画像のソース:AP通信社」)

中新ネット6月4日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、インド海軍は新たに成立したインド人民党政府に向け1,600億ルピー(約26.6億アメリカドルに相当)の予算を申請しており、もって今後2〜3年内継続して初の国産空母(コードナンバー71プロジェクト)の建造作業を推進するのに便とする。

当局の消息筋の人物は、首相ナルンディラ モーディーをトップとする安全保障委員会は緊急に決定をなし、もって国産空母の第2および第3段階の建造作業を復活させるのに便とすると見られる。現在この4万トン級空母はインド南部のコーチン造船工場に停泊している。

この空母は2013年8月にコーチン造船工場で進水し、かつ「ヴィクラント」号と正式に命名された。インド海軍設計局(NDB)上層部の消息筋の人物の話によれば、この空母の船体の建造作業はすでに75%完成している。しかし、ここ何ヶ月かは経費と資源の欠乏により、その建造作業はすでに基本的に停滞しており、これにはいくつかの船体モジュールの建造、レーダー、センサーおよび武器システムの装備などが含まれる。空母の建造にはすでに350〜400億ルピーの資金が費やされたと見られるが、空母全体のコストはさらに高く、全部で2,400〜2,500億ルピー必要とされると見られる。

インド高級官僚は、新たな内閣安全保障委員会は、インド国防省と連邦財務省の同意を必要とし、それでやっとこの予算が批准され得る、とする。2014年初め、国大党が指導する連邦政府はすでにこの2部門の許可を獲得しているが、予算割り当てはまだ実現され得ておらず、空母建造のほとんど停止がもたらされている。

インド海軍当局者も警告し、もし予算割り当てが遅延し続けたら、空母の建造コストは再度上昇し、2017〜2018年に計画される完成期日内の引き渡しも非常に難しくなる、とする。

インド海軍参謀長ジョッシュ上将は2013年にインタビューを受けた時、財政問題と技術的障害、および空母の発電器を輸送するトラックの事故発生により、空母建造の進度はすでにある程度遅延している、とした。この空母は2008年にコーチン造船工場で建造が開始され、当初は2014年に完成する計画だったが、後にはすでに2017〜2018年に改められている。

インドが現在持つ「ヴィックラマディヤ」号(元ロシアの「ゴルシコフ」号)空母は就役中で、この空母は2014年1月に就役し、排水量は44,750トンである。もう1隻28,000トンの「ヴィラート」号(元イギリスの「ハーミース」号)があるが、この54歳の空母はすでに何度もの整備修理を行ったことがある。(丁宏)

(頑住吉注:2ページ目)インドのこの初の国産空母「ヴィクラント」号は船体の建造がまだ完成していない状況下で2011年12月29日にすでに一度「進水」したことがある。このことは船舶製造の基本的規律に深刻に違反しており、このようないいかげんな行動では、この空母の船体の質は推して知るべしである。

(頑住吉注:3ページ目)これはインド国産空母の想像図。外観から見て世界一流の先進装備が少なくない。惜しいのは、インド国内では全く供給できず、輸入に依存するしかないことである。言い換えれば、インドが作り出した国産空母は「空箱」に過ぎないのである。

(頑住吉注:4ページ目)画像はインド海軍の「ヴィラート」号空母。艦齢はすでに60年近く、老朽化が深刻である。もしインドが何が何でもメンツを保とうとしているのでなかったら、とっくに淘汰されている。

(頑住吉注:5ページ目)「ヴィックラマディヤ」号空母就役以後、インド海軍はついに「単一空母戦闘群」のイメージを脱した。

(頑住吉注:6ページ目)「シーハリアー」は依然インド海軍艦載機の主力機種で、その弱い戦闘力はすでに現代海戦に適応し難いだけである。

(頑住吉注:7ページ目)「ヴィックラマディヤ」号の就役と共に、ミグー29Kも正式にインド海軍の新世代艦載戦闘機となった。だが機種の非常に大きな変化は、インド海軍が数十年来「シーハリアー」で累積してきた技術的経験を皆無にさせる。

(頑住吉注:8ページ目)インドは非常に大きな代価を支払って「ヴィックラマディヤ」号中古空母を導入し、その空母戦力はついに継続しての発展が可能になった。だが肯定できるのは、20年後、次の空母の問題が依然インドをもつれ合いはっきりしない状態にさせているだろうことである。


 中国への対抗上、またすでに膨大な資金が投入されていることから見て建造をだらだら遅延させ続けることはできまいとは思いますが、インド経済も苦しい状況のようですからどうなりますか。モーディは対中国強硬派とも見られていますが、経済優先色も強いようですからね。














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