防空識別圏をめぐる日米中戦力比較

 いまいち脈絡のない長文ですが興味深い内容を含んでいるので紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20131204/18195580.html


中日東海防空識別圏の勝負:中国の実戦機の優勢は明らか!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国軍が装備するロシア製スホーイ30戦闘機。強大な海空制圧能力を持ち、飛行距離が遠く、東海において持続的パトロールを行うのに非常に適している。」)

【週刊中国ニュースネット12月4日総合報道】 中国空軍は29日、当日中国の戦闘機が緊急発進し、東海防空識別圏において米軍偵察機2機2回、日本機10機7回の調査確認を行ったと言明した。台湾地域の「中央社」2日の報道によれば、台湾軍の「防衛大臣」厳明は2日、大陸サイドが東海防空識別圏を公布した後、大陸の軍用機が26、27、29日に識別圏内に進入した米日の軍用機にスクランブルを行った、とした。

メディアの分析は、中国軍は今回、情報発信の能動性でも、情報内容の詳細さの程度でも、米日に有力な一撃を与えた、と考える。この前、アメリカと日本はいずれも実戦機が中国の東海防空識別圏に「勇ましく飛び込み」かつ中国軍が彼らの情報を早く公表しなかったことを根拠に、「解放軍はいかなる対応もしなかった」、「北京は計算違いをした」と言明していた。

アメリカの週刊「時代」は、込み合った空と水域は東アジアの新たな常態になる、とする。中国の東海防空識別圏の「空中の勝負」は展開されつつある。ならば結局のところ防空識別圏に進入するこうした実戦機にはどのような作用があるのだろうか?

中国の軍事専門家王亜男は、自身が画定した識別圏に進入した航空機を識別できることを確保したければ、まず見ることができることを保証する必要がある、と考える。そして見ることを保証する技術手段としては、陸上基地および海上基地レーダー、偵察衛星、長航続時間無人機、成層圏の大型飛行船、および偵察機の定期的パトロールによって実施することができる。王亜男は、今中国が東海方面に画定した識別圏であるが、中国の海上パトロール機および早期警戒機には高頻度の巡航を実現する能力が完全にある、と考える。陸上基地の大出力対海捜索レーダーはすでに基本的に遠距離捜索を実現できる。

必要があれば、さらに油田掘削プラットフォームに似たX周波数帯レーダーを派遣して海上でより遠距離の捜索を行い、かつ長航続時間無人機が空中から偵察と識別を行ってこれを補うことができる。もし外国の軍用機が識別区域に進入するのに遭遇し、かつ協力しなかったら、快速で識別区に到達する能力を持つことが要求され、国際的には一般に2機の戦闘機が出動して随伴飛行する手段が取られ、戦闘機はさらに撮影を行って証拠を取得することができる。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「中国空軍の殲ー11重戦闘機」です。)

米日の実戦機が東海識別圏に進入すること100回近い

台湾地域の「中央社」の2日の報道によれば、台湾軍の「情報次長」柯文安は、11月23日以後アメリカが東海防空識別圏に進入すること13回、日本は85回、大陸は55回だったが、識別圏に入ってスクランブルを行ったか否かは不確定であり、監視コントロールシステムによれば、1海里に接近して光点が重複したのは3回で、それぞれ26、27、29日のことだった、とした。

フランス通信社、アメリカの「ウォールストリートジャーナル」は26日アメリカ当局者の話を引用し、2機のアメリカのB-52爆撃機がグアム島から発進し、ワシントン時間25日夜7時前後に中国の東海防空識別圏内に進入した、と報道した。報道は、B-52は武器を装備しておらず、戦闘機の航路護衛もなかった、とする。フランス通信社は、アメリカ国防省スポークスマンのスティーブン ウォーレンは昨日、アメリカ時間25日夜、2機の飛行機がグアム島から発進し、最終的にグアム島に戻り、これは訓練、演習であり、中国の東海防空識別圏内に留まったのは1時間に満たなかった、とした。中国機とは遭遇せず、飛行計画は事前に中国中国に伝えなかった。ある匿名の国防省当局者は、機種はB-52であると事実確認している。この2機のB-52爆撃機はグアム島の米軍アンダーソン空軍基地から来た爆撃第36連隊所属である可能性が非常に高い。

「グローバル時報」の報道によれば、中国空軍ニューススポークスマン申進科上佐は29日、当日中国空軍は、中国の東海防空識別圏に進入した外国軍機を識別、調査確認し、防空識別圏内の空中目標に対する常態化された有効な監視コントロールを実現した、とした。申進科の説明によれば、29日午前、中国空軍はスホーイー30、殲ー11などの主力戦闘機を組織して緊急発進させ、アメリカのP-3、EP-3偵察機2回2機を調査確認し、中国の東海防空識別圏に進入した日本のE-767、P-3、F-15など3機種10機7回を識別した。申進科は、「中国空軍が東海防空識別圏の空中パトロール任務を執行して以来、海軍の関係部隊と共に、忠実に使命、任務を履行し、防空識別圏に進入する外国軍機に対し全行程の監視、遅れることのない識別を行い、かつその類別を判明させている」と語る。

「グローバル時報」が知ったところによれば、中国の東海防空識別圏に進入した2機2回のP-3およびEP-3偵察機は日本の三沢空軍基地から発進したものである。このうちEP-3はアメリカ海軍艦隊航空偵察第一中隊(VQ-1)三沢分隊に属する。この分隊には現在45名の将兵がおり、2機のEP-3空中電子戦偵察機を配備している。「グローバル時報」記者はさらに独自のルートから、三沢分隊は専門に太平洋とインド洋で「アメリカの国家と海軍の決策レベルを支持する偵察任務」を執行し、同時にアメリカ海軍第7艦隊のために「興味を感じる情報」の捜索も担当する、と知った。

日本の自衛隊が当日派遣したE-767とF-15戦闘機に関しては、いずれも航空自衛隊沖縄那覇地域から来たもので、日本航空自衛隊西南混成師団に属する。E-767はボーイング-767をベースに改装したもので、性能は米軍のE-3空中早期警戒機に相当し、沖縄の浜松基地から発進したものだ。日本の自衛隊は浜松基地に全部で4機のE-767を持つ。アメリカサイドのグレードアップ世代交代を経たばかりのため、電子偵察システムは相当に先進的で、中国内陸の縦深の空の状況やレーダー情報を探知計測できる。F-15戦闘機に関しては那覇空軍基地から発進したもので、日本の航空自衛隊第83連隊204戦闘機中隊に属する。一方日本のP-3も那覇基地内に駐屯する日本海上自衛隊航空部隊である。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「中国の空警ー2000大型早期警戒機。早期警戒機の、防空識別圏でのパトロール、監視コントロール行動の中での作用はどんどん大きくなっている。」です。)

中日実戦機の対比:中国が優勢を占める

報道によれば、現在日本航空自衛隊が装備する作戦機は主にアメリカ製F-15J戦闘機、および日本がF-16にならって生産したF-2などの戦闘機で、しかもE-767早期警戒機など補助作戦機がある。このうち、F-15戦闘機は日本航空自衛隊の現役戦力最強の戦闘機である。

中国空軍および海軍航空隊が装備する主戦飛行機は殲ー10、殲ー11、スホーイー30などの第3世代戦闘機である。ある報道は、殲ー10戦闘機の空戦性能は日本のF-15と大体同等で、殲ー11改良型およびスホーイー30重戦闘機は日本のF-15より優れている、とする。

「世界航空宇宙博覧」はかつて文章を発表しスホーイー30およびFー15戦闘機の性能を対比した。文章は、スホーイー30のF-15に勝る4大性能を列挙した。

まず、アメリカのF-15を含む戦闘機は超低空飛行を行う時、全て克服が非常に困難な致命的弱点を持っている。それは地面に過度に張り付いているがゆえに飛行機が形成する気流が高空の飛行に比べずっと強く、したがって直接飛行機の力に対する受け入れ力が試される、ということだ。超低空飛行の持続は往々にして、わずかに慎重さが足りないとすぐ機が壊れ人が死亡する結果をもたらす。だがスホーイー30戦闘機はこの致命的弱点を克服している。その独自の特色である地形に沿って自動的に飛行する性能は、機に山に遭遇すれば上昇し、峡谷に遭遇すれば飛び越す本領を持たせる。スホーイー30のこの独特の性能は、アメリカのB-1B戦略爆撃機だけが対抗できるものである。

次は極めて強い防御能力である。航空専門家たちはきっと皆戦争の中の教訓をまだ覚えている。1968年のベトナム戦争中、アメリカのゼネラルエレクトリック社が当時最新型として有名だったF-111A型爆撃機の研究開発に成功した。アメリカ空軍は、この新型爆撃機は世界で最も出色の超低空飛行能力を持つと大きなことを言った。しかし、アメリカ空軍の面目を大いに失わせたのは、6機のF-111A型爆撃機が第1回の出動でもう3機撃墜され、このうち2機は何とベトナム人民軍の高射機関銃で撃墜されたものだったことだ。スホーイー30戦闘機はこの深い教訓を取り入れ、非常に大きく自身の装甲防御能力を強化した。そのコックピットのチタン合金防護壁は17mmもの厚さがあり、燃料タンクやエンジンなど最重要で最も弱い部位にも同様にチタン合金の防護壁がある。スホーイー30のあらゆる防護構造を加算するとたっぷり1,480kgある。こうした防護設備はスホーイー30を防空が厳密な敵サイドの領空を自在に低空飛行で通過させることができる。

第3に出色のステルス性能である。アメリカのF-15戦闘機はいかなるステルス能力もないが、スホーイー30はそのレーダー、熱成像、目視信号の減少によって良好なステルス効果を達成している。明らかにされるところによれば、スホーイー30のレーダースクリーン上の表示はアメリカのF-111およびF-15Eに比べずっと小さい。

戦闘機の性能が優位を占める以外に、解放軍の第3世代戦闘機は数も日本より多い。カナダの月刊「漢和安全保障業務評論」2013年1月号の報道によれば、中国空軍は143機のスホーイー27SK、28機のスホーイー27UBK、および全部で100機のスホーイー30MKK、スホーイー30MK2、62機の殲ー11Bを装備済みである。一方日本は157機のF-15J単座戦闘機、45機のF-15DJ複座戦闘機を装備済みで、全部で202機ある。F-2A/B戦闘機はそれぞれ62機と32機で、このうち一部は津波により損壊し、現在実際に配備できるのは80機である。まとめると、中国海空軍は全部で333機のスホーイ系列戦闘機および殲ー11系列戦闘機を持ち、別に220機の殲ー10があり、第3世代機の総数は550機余りである。日本のF-15およびF-2の総数は280機余りで、第3世代機の数は中国の半分である。

(頑住吉注:これより4ページ目。画像のキャプションは「アメリカ、日本軍のP-3哨戒機は中国サイドが東海をパトロールする時重点的に対応する目標である。」です。)

東海識別圏の各方の力比べ

中国

スホーイー30戦闘機はロシアがアメリカのF-15戦闘機に照準を合わせて研究開発した多用途重戦闘機であり、超低空持続飛行能力、極めて強い防御能力、出色のステルス性能を持つ。地上指揮システムの情報が欠けている時、依然独立して戦闘および攻撃の任務を完成させることができ、これには敵の領域の縦深における戦闘任務執行が含まれる。

中国が装備するスホーイー30はスホーイー30MKKであり、解放軍海軍航空隊に空軍に比べ以前より先進的な対地攻撃手段を持たせた。スホーイー30MKKはスホーイー27を基礎に機体を拡大し、燃料搭載量を増加し、航続距離は4,500kmから5,000kmにまで増加している。対地攻撃機能が増加し、弾薬搭載量は7トンから8トンに増加し、ロシアの多種の先進的対地正確打撃弾薬を発射することができる。レーダーの最大探知計測距離は100kmで、ロシアの先進的なR73近距離空対空ミサイルおよびR77中距離空対空ミサイルが発射でき、超視距離攻撃が実施できる。同時に情報とデータリンクの共有を実現し、多数のスホーイー27の協同作戦を指揮することができる。離陸重量はスホーイー27の31トンから34トンに増加し、推力:重量比はやや低下しているが、機体と空力にスホーイー35の先進技術を採用し、機動性能はスホーイー27に比べ決していくらも遜色はない。

殲ー11戦闘機は中華人民共和国が生産する重戦闘機で、第4世代機である(頑住吉注:さっきは第3でしたが。たぶん別の資料から引用して1つの文にまとめてるんでしょうね)。殲ー11はロシアのライセンスを獲得して生産されたスホーイー27SKで、沈陽飛行機社によって生産ラインが建立され、ロシアが主要な部品とシステムを供給した後、生産と組立の能力が確立された。その後、沈陽飛行機はスホーイー27の空力外形を使い、これに国産の航空電子システムおよび武器システムなどをプラスして派生機種の殲ー11B、殲ー11BSを開発し、性能上やや改良されている。

中国自らによる改良を経た殲ー11Bは、その機体の寿命がスホーイー27に比べ1万時間延長され、エンジンは太行エンジンに換装され、推力はAL-31系列に比べより大きく、電子戦武器システムおよびレーダーは国産化されている。この機の外観上の殲ー11Aとの最大の差異はレドームがスホーイー27の上向きに開く形から側面に開く形に改められていることだ。このためレドームの外形および連結方式にはっきりした変化がある。

(頑住吉注:これより5ページ目。画像のキャプションは「EP-3は我々にとってすでに決してよく知らないものではないと言える。未来の海空の戦場において、電子戦機は核心的な戦力となる。」です。)

アメリカ

B-52爆撃機はアメリカ空軍の就役期間最長の亜音速遠距離戦略爆撃機で、主に遠距離通常爆撃と核爆撃任務の執行に用いられる。1948年10月に設計が開始され、1952年に第1機目の原型機が初飛行し、1955年6月に生産型であるB-52Bの部隊への装備が開始され、相次いでA、B、C、D、E、F、G、Hら8タイプが開発された。B-52は1962年10月に生産停止され、全部で744機生産された。現在B-52とB-1B、B-2爆撃機は共同でアメリカ空軍の戦略爆撃機部隊を一緒に組成している。

アメリカが爆撃機専用に研究開発したものには空中発射巡航ミサイルAGM-86Bがある。AGM-86Bは体積が小さく、重量が軽い亜音速巡航ミサイルである。その寸法は上述のAGM-6G短距離攻撃ミサイルと大差なく(頑住吉注:やっぱり適当な資料から一部抜粋してきてますね)、重量も似ている(すなわち1,360kg)。20万トンのTNTに相当する核弾頭あるいは454kgの高性能爆薬の通常弾頭が使用でき、攻撃力が大きく、搭載しやすく、最大射程は2,500kmである。B-52H爆撃機は20発のこのミサイルを搭載することができる。

P-3「オライオン」はアメリカのロッキード・マーティン社が設計、生産した海上哨戒機である。これはロッキード・マーティン社がアメリカ海軍の要求に応えて研究開発した海上哨戒・対潜機である。この機は「エレクトラ」民間航空機を基礎に設計され、1957年に設計が開始され、1958年に入札に勝利し、同年8月9日に空力原型機が初飛行し、全部の設備を装備したYP-3Aは次の年11月25日に試験飛行し、1961年4月以後引き渡しが開始された。この機は正常式レイアウト、片持ち式式低翼単葉、伝統的アルミ合金構造で、破損安全原則に基づいて設計され、キャビンは加圧され、乗員は10名である。

P-3の翼前には3.91mx2.03mx0.88mの弾薬倉、主翼下には10の吊り下げ搭載架があり、魚雷、(核)爆雷、爆弾、沈底機雷、機雷、ロケット発射ポッド、対艦ミサイル、空対空ミサイルなどが搭載でき、さらに各種のソノブイ、水上ブイ、照明弾などが搭載できる。

現在までにロッキード・マーティン社はすでに各タイプのP-3機600機余りを生産してカナダ、イラン、オーストラリア、ニュージーランド、日本、台湾、ノルウェー、オランダなどの国と地域に輸出し、この機は2015年まで就役すると見られる。

EP-3「Aries」はP-3対潜機電子改造型で、1969年に初のEP-3がアメリカ空中偵察第一中隊に加入して就役し、その後1974年に全面的にEC-121「」電子戦機に取って代わった。

現在それぞれのアメリカ海軍電子戦中隊はいずれも9機のEP-3機、および250名の編成内容の作戦人員を持つ。それぞれの電子戦中隊はいずれも海外基地にいて、例えば西太平洋、インド洋、大西洋などの地域で6ヶ月の駐留防衛勤務執行を行い、通常駐留防御終了後本土で期間1年の訓練を行う。EP-3E「AriesII」はEP-3系列の大規模改良型で、2001年には1機のEP-3Eが南海で解放軍の殲ー8IIと衝突し、これを世界に熟知させた。

EP-3の主要な任務は電子モニタリングである。その機載電子設備は多くがテキサス州ウェーコのL-3通信総合システム社によって提供されている。この機は4台のアリソン社のT56-A-14ターボプロップエンジンを採用している。機内には24の固定座席が設けられ、19席は機クルーが用いる。EP-3Eの連続航続時間は12時間を超え、航続距離は5,400kmを超える。

(頑住吉注:これより6ページ目。画像のキャプションは「日本は現有のF-15J戦闘機をグレードアップ中で、より多くの偵察任務を引き受けさせる。だが就役から現在に至り、機体の老朽化問題はその作戦能力を深刻に脅威にさらしている。さらに深刻なのは、日本サイドがそのF-15機群の損耗を素早く補充することができないことだ。」です。)

日本

E-767早期警戒機はアメリカのボーイング社の製品である。日本は元々米軍のE-3「セントリー」(E-707)早期警戒機を気に入っていた。E-3「セントリー」はE-2「ホークアイ」の発展型である。この機は1991年の湾岸戦争での優れたパフォーマンスが日本の航空自衛隊に深い印象を残し、この機を世界の先進早期警戒機の最高基準と見なさせた。日本が4機を購入した他、E-767はまだその他の買い手を見つけていない。(頑住吉注:何故か分がだぶっているので一部省略)まずかったのは、ボーイング社がすでにボーイング707の機体の生産ラインを閉じていたことで、販売できる余分なE-3「セントリー」」はなかったのである。だがボーイング社はこの金を大儲けできるチャンスを放棄したくはなく、アメリカ政府の支持の下に、わざわざ日本のために767旅客機をプラットフォームとした早期警戒機を生産し、これで一気に23億アメリカドルをかせいだ。1機あたり平均5.75億アメリカドルである(頑住吉注:本来は「だが」に続けてここに「他の買い手は見つかっていない」云々が入るはずなのでは。なおこの次にもだぶった文章があるので省略します)。

F-15は日本の航空自衛隊の主力戦闘機で、アメリカのパテントを導入して製造された。J、DJの2機種に別れ、DJ型は練習機である。1978年に調達が開始され、全部で213機調達された。

この機の飛行寿命は1万時間で、比較的強い外部吊り下げ搭載能力を持ち、対地戦闘支援任務が遂行できる。1997年から日本は5年の時間を使ってF-15型機に対する大規模近代化改良を開始し、主要なプロジェクトには新型の火力コントロールレーダー、中央コンピュータシステムへの換装、総合電子戦システムの配備、赤外線捜索追跡装置の追加装備が含まれる。改良後、この機の探知計測能力はより強くなり、反応速度はより速くなり、夜間、劣悪な気候および強い電子妨害環境の中での作戦能力も大幅に向上する。

(頑住吉注:6ページ目)日本のE-767早期警戒機は非常に大きく日本サイドの戦闘機の作戦機能を向上させることができる。ある情報は、日本サイドはこの早期警戒機のグレードアップ計画を始動する、としており、改装後のその戦闘力は米軍の最も先進的なE-3G早期警戒機に相当するものになる。

(頑住吉注:7ページ目)日本が装備するE-2C早期警戒機。米軍と素早く戦場情報システムを共有できる。

(頑住吉注:8ページ目)米軍のB-52爆撃機は東海防空識別圏に関して言えば、巡航ミサイルなど防衛区域外武器を配備しない限り、中国サイドに対し有効な脅威をもたらし難い。


 比較、としてますが、中国の項目に何故か早期警戒機、哨戒機、電子戦機などが含まれていません。後の2つは中国自身発展途上と認めていますが、早期警戒機に関しては理論上、世代上日米に先んじているとしています。そもそもそれ自体ちょっと疑わしい気がするんですが仮にそうだったとしても、絶対数や運用経験などの差があるので中国がトータルで先んじているという状態ではあるまいと思います。















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