中国も尖閣に近い島に軍を配備?

 日本の対応に対する中国の反応です。

http://military.china.com/critical3/27/20130305/17711764.html


与那国への軍駐留と軍事力最前線配置の重要性

日本のメディアの報道は、中国に対する警備、監視に入れる力を増強するため、日本政府は距離が中国に最も近い与那国島に自衛隊沿岸監視部隊を配備する計画である、とする。日本の「読売新聞」が3月1日に明らかにしたところによれば、日本の安倍内閣はすでにこの計画の具体的内容を、日本政府の今後の海洋政策の指導方針としての「海洋基本計画」方案の中に盛り込んだ。

一、日本の与那国への軍駐留の影響

1.最前線の存在と脅威

100人余りの艦艇人員は中国に対し何の脅威も全く構成しないが、問題は単純にこの100人のことではない。軍事的必要がありさえすれば、1,000人にも10,000人にも増加できるのである。

この100人が来れば、軍事施設の拡張建設が行われ、飛行場の等級が高められ、比較的短時間内により多くの軍隊を輸送できるようになる。飛行場の存在があれば、戦闘機も配備でき、日本の釣魚島付近海域における応急対応能力が向上する。

もし必要があれば、日本は与那国島に対ミサイルの前線陣地を構築できる。パトリオットをここに置くことができ、日本は最も先進的なレーダーをここに置くことができる。極めて大きく大陸の軍事力に対する探知計測能力、およびミサイルに対する早期警戒、迎撃能力が拡張される。

日本が与那国島に前線軍港を建設する可能性に関しては比較的低く、ここでは論述しない。

2.日本の釣魚島海域における支配が増強される

私は過去ずっと、中国の海監船はあえて釣魚島海域12海里に入らないと考えていた。事実は、これは私が当然と思っていただけだということを証明している。中国海監船は12海里内に入っただけでなく、さらに釣魚島主島3海里に進入した。

だが我々が喜ぶのは早すぎる。撮影された画面から見て、我々の海監船は釣魚島の外側、日本の巡視船は内側にいる。これはどんな問題を説明しているのか? 私は皆さんにはっきり答えたい。

このことは現時点において釣魚島の現状は、日本が有効に釣魚島海域と上空を支配しているというものだ、ということを説明しているのだ。釣魚島を取り戻すには中国は必然的に能動的に出撃しこの現状を変えねばならない。

現在日本は有効に釣魚島海域を支配している。もし与那国島に軍を駐留させ、後方勤務保障基地ができれば、非常に大きく日本の釣魚島における支配能力は増強される。

二、中国の対応措置

日本の与那国島における軍事的存在、中国大陸方向への推進は、日本の防御縦深を非常に大きく拡張する。過去フランス・ドイツ両国の軍事的対峙は国境上だったが、将来の中日の軍事的対峙は海上に起きる。

日本の前線軍事陣地の前進に直面し、中国が相応の対抗措置を採ることは必須である。一方においては新たな軍事基地を最も日本に近い場所に配備する必要がある。他方においては中国の軍事力を可能な限り最大に日本本土に向け推進する。

第1のポイントに関しては、中国政府は日本の与那国島軍駐留に対する反応として、できる限り早く釣魚島海域に近い何らかの島嶼に新たな軍事基地を建立することが必須である。この軍事基地の選択は次の要素を考慮する必要がある。1つ目は距離が釣魚島からごく近いこと。2つ目はできる限り距離が台湾島から遠めで、台湾当局への圧力をもたらしてはならないこと。3つ目は軍港と空軍基地の建立に適すること。この3つのポイントに関する考慮に基づき、個人的には温州市の洞頭島が最も適していると考える(頑住吉注: http://searchina.ne.jp/map/index.cgi?fromcity=0571&tocity=0577 )。

もし台湾当局との諒解が達成できれば、中国大陸はより多くの日本に近い海島への飛行場および後方勤務保障基地の建設が選択できる。

軍事基地の前線配備の他に、海空の軍事力の前線における存在を保持し、極めて大きく日本本土方向に推進することが必須である。あるいは開始するや日本は不満、不安を感じるかもしれないが、進攻の態勢を採ることは必須である。何故なら現状は日本が釣魚島海域を支配しており、我々は現状を安全に守るのではなく、現状を改変するのだからである。

だが注意が必要なのは、我々の声明は温和であることが必須で、行動は断固としていることが必須だ、ということだ。


 「個人的には」とかあるのに誰の執筆によるものか書いてない変な記事ですが、これが実現したら緊張はますますエスカレートすることになりますね。また、最近中国には「日本が釣魚島を実効支配している事実はない」というものが多いんですが、この記述はその辺の認識ではかなりぶっちゃけてます。











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