韓国のTHAADに関する態度がアメリカを怒らせる?

 まあ普通に怒りそうですけどね。

http://military.china.com/important/11132797/20170610/30697200_all.html#page_2


外国メディア:韓国の「THAAD」追加配備延期がアメリカを挫折させる アメリカ非常に怒る

参考情報ネット6月10日の報道、外国メディアは、韓国政府は環境評価を行うことを計画しようとしており、このことは「THAAD」システム追加配備作業を遅延させることになる、とする。これに対しアメリカの与野党は不満と憂慮を表明している。

韓国の「中央日報」ウェブサイト6月9日の報道によれば、先日文在寅大統領と会談を行ったアメリカ民主党の上院院内総務ディック デービンは6月7日(現地時間)に上院予算支出委員会陸軍予算公聴会で批判し、「韓国内部の論争は理解できない」とした。デービンはアメリカの1/3の国防予算をコントロールでき、彼は韓国政府の月曜の「THAAD」政策の動向に対し視察を行った後、再度攻撃を行った。

報道は、当日の会議でデービン院内総務は理解できないとし、かつ「価値9.23億アメリカドル(「THAAD」配備および運用の費用)のミサイル防衛システム配備問題は韓国で政治論争になっており、我々を非常に困惑させる」とした、とする


デービンは、「私の推測が誤っていることを希望するが、見たところ(文在寅大統領は)北朝鮮の抑止のために中国と協力することは、アメリカとの協力に比べより良いと考えている」とした。彼は文在寅大統領との会談内容を紹介し、「文在寅大統領は私に対し『適当な過程を通過し得ることを希望し、かつ議会は同意するだろうと考える』と語ったが、私はそれでも配備延期および国会の同意獲得の必要性を理解することができない」とした。

以前、デービン院内総務は5月31日に文在寅と会談した後、「私は文在寅大統領に対し、我々の現在の予算は非常に多くの困難に直面しており、非常に多くの項目の予算が揃って削減されており、もし韓国が「THAAD」の配備を希望しないなら、我々は9.23億アメリカドルの予算をその他の場所に用いることができると語った」とした。当時青瓦台は関連の言論に関する報道に対し否認を行った。

報道は、別の方面では、当日の上院予算支出委員会で、代理陸軍部長のロバート スピアーは議員たちの質問に対し、「『THAAD』の発射台はすでに建てられ、現在運用されつつあり、私は環境評価が原因で追加配備が遅延していると考える」、「我々は韓国の要求を満足させ、この一連の問題をうまく解決することになる」とした。アメリカ陸軍総参謀長のマーク マイルもこれと似た回答をした。

星州に進駐した「THAAD」ミサイル防衛システムはすでに使用に投入されている。アメリカサイドは文在寅の政府が環境評価を利用して追加配備を遅延させているのは、中国に対する譲歩であると考える。

アメリカの外交関係の雑誌「外交政策」は評価し、韓国政府の措置は中国に対する譲歩および北朝鮮ミサイルプロジェクトに関するアメリカの対応政策に対する直接的な無視である、とする。「外交政策」は分析し、見たところ文在寅の政府は対アメリカ関係を大幅調整しようとする意図がほとんどないようだが、それにもかかわらず長期にわたる韓米関係を台無しにしており、採る措置は中国に勝利を獲得させることになる、とする。

イギリスの「金融時報」は評価し、この挙はアメリカの地域政策を挫折させた、とする。ある人は、アメリカは元々日本と共に強硬で団結した態度をとる計画だったが、この挙はアメリカに打撃を受けさせるかもしれない、と指摘する。

韓国メディア:星州の「THAAD」システムが「半端者」武器に身を落としつつある

中央テレビネット10日の報道によれば、韓国政府が大規模環境評価を行うことを宣言したのに続き、星州の「THAAD」がまた「電力供給不足、正常に始動し難い」に被爆した。ある韓国メディアは甚だしきに至っては直言してはばからず、その価値1兆ウォン(約60億人民元に相当)を超える戦略防御システム「THAAD」は実際には「半端者」武器に身を落としつつある、とする。

「THAAD」のX周波数帯レーダーは最長で1,800km離れたミサイルを探知計測し、かつ正確な交戦情報を提供することができる。だが、X周波数帯レーダーにその性能を100%発揮させようとすれば、費用消耗が非常に大きな電力量を費やす必要がある。このため、安定した電力供給は「THAAD」にとって必要不可欠と言える。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像の中の上の隅の2両の車が他ならぬ「THAAD」システムの電源車に違いなく、外部電源がない状況下で、それらは対ミサイル作戦のエネルギー供給を行うことになる。」)

だが、韓国の「朝鮮日報」ウェブサイトは8日「北朝鮮がミサイルを発射した時、燃料がなく『THAAD』が始動できず」と題する報道は、駐韓米軍は現在「THAAD」自体に付属する発電器を用いて臨時に電力供給することしかできず、原因は星州の基地がなお「THAAD」高出力レーダーを運用する高圧電力設備を持っていないことだ、とした。MBCテレビ局は、駐韓米軍は元々韓国電力公社の高圧電気を借用するつもりだったが、「THAAD」の装備と関連の施設を完備させる作業ゆえに、大規模環境評価が遅延させられた後、この計画もおそらく水の泡となる、とする。

韓国メディアが明らかにするところによれば、騒音が非常に大きい「THAAD」付属の発電器は緊急状況下でやっと使用できる電力供給設備で、それは1.3メガワット(兆ワット)の出力を用いて4,160v(ボルト)の高圧電気を生じさせることができるが、始動して1時間で340リットルの航空燃料を費やす必要がある。星州住民の長引く集会、抗議ゆえに、燃料車は基地に入れず、駐韓米軍は止むを得ずヘリを動員して燃料を輸送し、甚だしきに至ってはこのためさらに韓国軍に向け「支援請求」している。


 「おまえらのために高価なシステムを導入してやろうと思っているのに要らないならいいよ」と言いたいところですが、どうやら低そうですが本当に要らないとなってしまう可能性もあり、それではアメリカも日本も困るわけで。
















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