中国の「世界最大」水陸両用機が初飛行

 当然日本の類似機種と比較されることになりますが。

http://military.china.com/important/11132797/20171224/31863562_all.html#page_2


水陸両用大型機AG600が初飛行に成功! 中国に再び重器を増やす

中央テレビニュース最新情報によれば、12月24日午前9時40分、中国が自主研究開発した、全世界で研究中のうち最大の水陸両用飛行機であるAG600が広東の珠海で初飛行に成功した。AG600は我が国の大型水陸両用飛行機領域の研究開発の空白を埋め、運-20、C919に続き我が国の大型機ファミリーにもう1人の強力なヘビー級選手を増やした。

中航工業通飛研究院副総設計師の孫衛平は説明し、今回陸上初飛行に成功した後、AG600は来年湖北の水上飛行場で水上初飛行を行う見込みだ、とした。

AG600機チームリーダーの趙生は、今回の初飛行は主に飛行場上空3000m以下で、40kmx60kmの空域を飛行し、主に飛行機の飛行性能、操縦性、安定性などを試験した、とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「生放送の画面」)

中央テレビニュースの報道は、AG600の初飛行任務を完成しようとするには、試験飛行チームが重要なカギの1つだった、とする。初飛行任務の指揮員の趙鵬は、かつてC919、ARJ21など国産新世代民間用飛行機の試験飛行業務に参加し、彼は地上で初飛行指揮業務を完成させた。初飛行任務にはどういったカギとなる重要ポイントがあり、初飛行成功後AG600にはまたどのような任務の手配があるのか、趙鵬は中央テレビ記者の独占特別インタビューを受けた。

趙鵬は語った。3つのことをうまく管理してこそ安全円満に任務完成を確保できる。特に初飛行は、それを把握することが最も基本である。第1に、飛行機の大きな構造に問題が出てはならない。第2に動力装置で、飛行機の50トン鋼鉄の体躯が天空に飛び立つには、もし強力な牽引力、推力がなかったらきっとダメである(頑住吉注:普通に考えて主に鋼鉄製ということはないはずですが)。第3は飛行の操縦で、(頑住吉注:砕けた話し言葉で理解できません)。

AG600に対し、趙鵬は非常に誇る。彼は説明し語る。現在ロシア、日本、ドイツだけが水陸両用飛行機を研究開発できる。AG600はこの領域の後からやって来た者であり、見せるのは中国航空製造業の雄大な志である。同時にこのような特殊飛行機試験飛行業務完成により、中国民間用飛行機の試験飛行にも全く新しい経験もたらすだろう。

趙鵬は語る。陸上初飛行完成は単にAG600の初飛行任務の「半分」の完成でしかなく、次の一歩ではできる限り早く水上初飛行を完成することが、重要中の重要事となる。


http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPH6LPWT4P1ndn1c1PWcdP1f1&from=tuijian&pn=1


国産水陸両用「大型機」AG600対日本のUS-2水陸両用機! どちらが一段勝るか?

蛟竜-600(AG600)は中国大型機三剣客の1つで、中国が自ら設計、研究開発を行った大型消火/水上救援水陸両用飛行機で、世界で研究中のうち最大の水陸両用機であるこの機は主に水陸両用に用いられ、応急救援執行、森林消火、海洋パトロールなど多項目特殊任務を執行する機能を持つ。この飛行機は単一船体、パラソル型上翼単葉レイアウト設計を採用し、4台のWJ-6エンジンを選択装備し、前三点式引き込み脚を採用する。これは中国の新世代特殊航空製品の代表作である。蛟竜-600は中国のローエンド水陸両用機である水轟ー5の、時30年を隔てた後継者である。

AG600の機種研究開発当初、水陸両用機のいくつかの技術は空白の領域で、かつて国際協力を探求した。何年かたって、国外の主要な水陸両用機研究開発会社は種々の理由をもって協力を拒絶した。だが中国自身のカギとなる重要技術が突破を取得した後、国外会社は逆に能動的に訪ねてきて、協同研究開発あるいは協力しての生産を請求している。だがこれまで、隣国日本はすでに水陸両用機を持ち、かつ欲しいままに吹聴し、極度に見せびらかし尽くし、それこそUS-2である。

US-2水上機は中国の新明和工業株式会社によってUS-1型水上機を基礎に研究開発、生産されたもので、US-2をUS-1と比べると、性能はより優越している。US-2の中には大幅に高度新技術が採用され、徹底した改良がなされ、例えば遠隔操作自動操縦システムおよび総合計器盤の採用、与圧キャビンの導入、新型エンジンを搭載し、もって動力を向上させるなどである。

性能の対比方面では、US-2の飛行速度はAG600に比べ優秀だろう。救援方面では現在使用中の日本のUS-2は1回でおよそ約30人が救え、一方AG600は1回で50名の遭難人員が救護でき、これは世界最高水準である。両者の設計の位置付けにも差異が存在し、AG600は南海の75%の海の状況に適応でき、曾母暗沙に行け、この機は森林消火、水上救援など多くの任務を執行する能力を持つほか、需要を根拠に改装を加えた後軍事上も用途が広範である。特に対潜、対艦能力はいずれも陸上基地対潜・対艦型大型飛行機にはないものである。

水上機は潜水艦の天敵で、何故なら水上機は海面上の低空性能が良いからである。

ロシア戦略・技術分析センターの専門家であるコーシンは、こうした飛行機は中国が南沙に建造する人工島と共に、非常に大きく南海の力量対比を改変することができる、と指摘する。

AG600は数時間内に12トンあまりの貨物あるいは何十人を、中国人がこの地域で支配する小島の上からいかなる島礁あるいは浅瀬の上にも運ぶことができ、当然そこから病人や負傷者を運び戻すこともできる。


 中国人には逆に見えるのかもしれませんが少なくとも私にはUS-2の方がカッコよく強そうに見えますが、AG600によく言う「後発の優勢」がどれだけあるかは徐々に分かってくるでしょう。
















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