各国のグレネードランチャー一体型スマート小銃を比較

 5機種中2機種は日本の隣国のですが。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-02-15/229257_2604667.htm


五カ国の「戦略小銃」大勝負

カナダ版OICW (頑住吉注:以下ページタイトルが同じな場合は省略します)

OICWとはすなわち理想兵個人戦闘武器(Objective Individual Combat Weapon)である。アメリカによって世界に先駆けて研究開発が開始された。目標はアサルトライフルとグレネードランチャーを合体させ、かつ同一の発射機構を使用し得ることである。これを基礎にしてさらにプログラミング設計を持つスマート弾薬を使用して構築物内の目標を打撃、殺傷し、あるいは敵に対し有効な面殺傷を行い得る。多くの国が研究開発を行っているところである。

(頑住吉注:2ページ目)アメリカの大衆科学ウェブサイト2月12日の報道によれば、コルテ安全保障業務社はカナダ部隊のために設計した新たな銃器サンプル品の動画を発表したところで、この銃は見たところ非常に怪異である。この新たな銃のマガジンはトリガー前方ではなく後方に挿入する。この設計の主な目的は小銃の威力を保持し得る状況下でより短くすることである(頑住吉注:これは単にブルパップ構造で特別珍しくはないですわな)。

(頑住吉注:3ページ目)この銃はグレネードランチャーあるいは散弾銃を装備することもできる。散弾銃は近距離射撃に適用され、一方グレネードランチャーは手で投げる小型爆薬に比べより遠い射程がある。メインのバレルはNATO標準の5.56mm弾を発射することができる。将来の開発計画はさらにスマート照準システムを含む。

(頑住吉注:4ページ目)カナダ版OICWのディテールの特写

カナダ国防発展局が製造するこの小銃は2009年から開発が開始され、これはカナダ部隊により軽量、精巧でより精良な武器を持たせるためのものである。だが外観から見て、この銃は明らかに決して軽くはなく、カナダ国防発展局の評価さえ、この銃はカナダが現在使用するコルテC7アサルトライフルに比べ「やや軽い」と言っているだけである。(頑住吉注:コルテってコルトカナダのことみたいですね。)

(頑住吉注:5ページ目)この小銃はさらにデータ集成システムを装備する計画であり、このことはこの銃が情報収集でき、指揮部から情報を受信することもできることを意味している。戦場でこのことは部隊にとって非常に有用で、しかもその後こうしたデータはカナダの銃器メーカーがより先進的な銃を生産するために援助を提供することもできる。

(頑住吉注:7ページ目)アメリカのXM29 OICW

XM29理想兵個人戦闘武器は米軍の開発中の多機能整合式武器システムに対する通称で、この武器システムは5.56mmx45NATO小銃弾および20mm電子信管エアバースト弾を発射することができる。原型バージョンは1990年代の理想兵個人戦闘武器計画(Objective Individual Combat Weapon program)の一部分だった。XM29 OICWは時にSABR(Selectable Assault Battle Rifle)と呼ばれる時もあるが、この名称は決して常用されていない。

(頑住吉注:8ページ目)米軍は1980年代の先進戦闘小銃(Advanced Combat Rifle)計画を取り消した後、1990年代初期に新世代兵個人武器システムの可能性を研究し、かつ1994年に理想兵個人戦闘武器(英語ではOICW-Objective Individual Combat Weapon)開発計画を提出し、「XM29 OICW(略さない名称はXM29 Objective Individual Combat Weapon)」と名付け、この計画は小銃、グレネードランチャーおよび火力コントロールシステムを一体に整合し、もって米軍兵士が常用するM16アサルトライフルあるいはM4カービンにM203グレネードランチャーを追加装備する組み合わせに取って代わらせようとするものである。

(頑住吉注:9ページ目)XM29 OICWプロジェクトは主にアメリカのATK(Alliant Techsystems)およびドイツのヘッケラー&コック(Heckler & Koch、略称HK)によって開発され、その中でATKは25mmグレネードランチャーおよび電子火力コントロールシステムを担当し、一方HKは小銃部分を担当した。小銃部分(XM8)が取り消され、グレネードランチャー部分(XM25)の弾薬設計および電子火力コントロールシステムもまた要求に合わなかったため、武器の整合時に計画指定の重量を超え、このためXM29 OICWは現在依然開発段階に留まっている。

(頑住吉注:10ページ目)米軍のOICWの運命は、「コマンチ」ヘリ、「クルセイダー」自走砲など1990年代の米軍先進武器計画とそっくりである。風光の中で開場し、それにも関わらず暗い中で終わりを告げ、人をすすり泣かせて止まない。アメリカ陸軍が「ランドウォリアー」計画のために開発した兵個人武器であるXM29アサルトライフルは5.56mm小銃と20mmグレネードランチャーの組み合わせからなり、多種の先進火力コントロール設備を配備している。

(頑住吉注:11ページ目)2005年4月、アメリカはXM8計画の暫時停止を宣言し、かつ同年10月にXM8の開発を全面的に取り消し、X25だけが留保されてきている。画像はXM8小銃。

(頑住吉注:12ページ目)米軍部隊が装備するXM-25エアバーストグレネードランチャー

(頑住吉注:13ページ目)フランスのPAPOP (頑住吉注:つーかこれ一見してもうダメダメって分かりますわな。名前の響きまで間抜けですしね。)

フランスのPAPOPプロジェクトはフランスのFELIN兵個人戦闘システムの4つの選択肢方案の1つである。これも運動エネルギー弾とグレネードの発射を一体に集めた兵個人武器である。

(頑住吉注:14ページ目)PAPOPの運動エネルギー弾部分は5.56mm小銃弾薬と容量20発のマガジンを採用し、武器の満載状態時の重量は7kgに達し、これは兵個人武器にとって全く重くかさばり過ぎと言える。この銃の口径35mmのグレネード発射管は運動エネルギー武器の上方に位置し、容量3発のチューブ式マガジンによって給弾される。

(頑住吉注:15ページ目)PAPOPには3つの独立したトリガーがあり、それぞれ武器の上部、側面、前端に位置する。このためどんな種類の設計姿勢(頑住吉注:射撃姿勢でしょう)を取ろうとも、手を伸ばしてトリガーに届かせ、射撃を行うことができる。(頑住吉注:これもお馬鹿な設計の臭いがぷんぷんしますな。)

(頑住吉注:16ページ目)PAPOPはOICWに比べ明らかにより太って不格好で、人間工学的に極めて劣り、さらにフランス軍はFAMAS小銃から改良されてできた武器システムを気に入っている。

(頑住吉注:17ページ目)中国の「05式戦略小銃

去年のある解放軍文芸演出での、新型「戦略小銃」の意外なデビューはかつて小さからぬ波乱を引き起こした。最近、この銃の最新の画像が明るみに出、その大量のディテールを垣間見させた。

(頑住吉注:18ページ目)この銃は我が軍の総合兵個人武器システムの核心部分に属し、位置付けはアメリカの理想兵個人戦闘武器(OICW)に似ており、コンピュータ火力コントロールシステム、光電子照準システム、スマートグレネードランチャー、小銃という4つの部分からなる。

(頑住吉注:19ページ目)ある情報は、この兵個人総合作戦システムはすでに我が軍の一部の特殊部隊によって実際に装備しての試験が行われており、今回明るみに出た武器を基礎に一定の改良が行われており、ほどなく正式装備が開始される可能性がある、とする。

(頑住吉注:20ページ目)さらにあるネット仲間は、我が軍の兵個人総合作戦システムは設計段階からもう広範に部隊の意見を求め、最終的に製造された武器には実戦の要求に密着した改良が行われている、と暴露する。国際的な同類装備と比べ、いくつかの新たな特徴を持つ。

画像:中央テレビ7チャンネルの軍事報道番組は、軍事委員会副主席の許其亮が総装備部のホルチン草原にある某試験基地(白城子武器試験基地らしい)を視察したことを明らかにした。視察中、許其亮上将は国産新型ロケット砲、新型高射砲、戦闘車両およびあるOICW型らしきダブル口径未来小銃を見た(この銃は初期には05式未来小銃と伝えられた)。

(頑住吉注:21ページ目)中国の「05式戦略小銃、初期の試験の画像

当初この武器は5発マガジンを装備していたが、後に部隊がマガジンは邪魔過ぎ、操作に不便で、かつ戦闘中随時異なる類型の弾薬に交換するのに不利であると考えたため、このマガジン構造は取り消された、とされる。この改良は武器の戦闘重量を軽減しただけでなく、武器の外部寸法を縮小し、人間工学的に向上させ、かつ実戦の中での敏捷性を向上させた。

(頑住吉注:22ページ目)我が国の兵個人総合武器システムの歩み始めは遅過ぎとは決して評価されないが、現在外国軍の同類装備の実戦投入はごく少なくていくらもなく、一方中国はすでに少量装備を開始しており、世界の前列を行っている。

(頑住吉注:25ページ目)韓国のK-11多用途小銃

K11は韓国のデーウー精密工業によって研究開発された多機能武器システムで、この武器はアサルトライフルとエアバースト弾発射器という2つの部分を含み、その設計理念はアメリカのXM29 OICWに似ている。その20mm口径エアバースト弾は発射後衝撃によって即時起爆する、あるいは衝撃を受けた後セーフティ信管によって時を計って起爆することができる。エアバースト弾は6m以内の目標を殺し、あるいは8m以内の目標に重傷を負わせることができ(頑住吉注:2mでそんな変わりますかね)、必要な時ユーザーは弾道コンピュータを通じて目標の所在する距離をインプットし、もって目標を打撃して殺すことができる。この武器はまた溝、建築物あるいは壁の後ろに身を隠している目標を攻撃するのに用いることができる。

(頑住吉注:26ページ目)2010年5月、アラブ首長国連邦は40挺のK11を購入し、もって試験用途に用い、総コストは560,000アメリカドルで、このことからこの武器の単価が14,000アメリカドルであると分かる。

(頑住吉注:27ページ目)韓国版OICW:K-11多用途小銃

K11は2008年から韓国軍の採用を正式に獲得し、かつ2010年に韓国陸軍の使用のための支給が開始され、それを史上初の軍に正式採用されたエアバースト弾小銃とさせた。陸軍の中の各小隊は2艇のK11を獲得するだろうが、短期間内は依然K201グレネードランチャーを装備したあらゆるK2アサルトライフルに取って代わることはないだろう。2011年、韓国国防省は実戦に投入されたK11の非常に大きな一部分に深刻な故障が出現した、と言明した。その後デーウーは、故障の解決後、改めてK11を軍に引き渡すだろう、と言明した。

(頑住吉注:28ページ目)あるネット仲間の評論:K11は韓国が自ら研究開発を行ったダブル口径戦闘小銃である。この銃の原型はアメリカの理想兵個人武器「OICW」である。だがアメリカはすでにこの計画を中止している。一方韓国は何と研究開発を堅持してきており、かつ部隊に装備した。だがストック部分のグレネード発射装置を仔細に見ると、何とボルトアクションの非自動設計であり、あまりに衝撃的だ! 武器は全てこの程度に作られ、まさかさらに半自動発射装置を研究開発するのは非常に難しいのだろうか?

(頑住吉注:29ページ目)韓国のK11多用途小銃の弾薬の特写

(頑住吉注:30ページ目)何とボルトアクション! 韓国版OICWはあまりに衝撃的


 よくあることですけどこの記事はまとめて書かれたものではなくてそれぞれの銃に関する別々の記事をまとめただけのようです。韓国の銃を盛んに馬鹿にしていた時には、自国の銃もボルトアクションでしかも単発になるとは思ってもいなかったんでしょう。これでは「中国人に連発銃を研究開発するのは非常に難しいのだろうか?」と言い返されてもしょうがないですな。













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