中ロのTHAADへの対応策は

 合同でのミサイル防衛演習もその1つという見方もありますが。

http://military.china.com/important/11132797/20160430/22555881.html


ロシア、THAADの韓国入りは中国のミサイル基地に脅威を及ぼすとする 中国サイドは真っ向勝負してよい

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像」)

【グローバルネット軍事4月30日の報道】 ロシア衛星ネット4月29日の報道によれば、中ロ両国はアメリカは韓国にTHAADミサイル防衛システムを配備するなと呼びかけた。これは中ロの外相である王毅およびセルゲイ ラブロフが金曜日に北京で談判した時に詳述した共通の立場である。

王毅は次のように語った。THAADミサイルの配備は中国とロシアの戦略的安全に対し脅威をもたらす。両国は、平壌は自制を保持し、矛盾と緊張を激化させるべきでない、と考える。その他の方面も北朝鮮を口実に、本地域において軍事ポテンシャルを増加し、またグローバルミサイル防衛システムを配備してはならない。

ロシアの関心は、ヨーロッパの境界にぴったり続き、アメリカが現在またロシア東部方向で新たなグローバルミサイル防衛システムの配備を欲していることである。中国にも戦略上の憂慮がある。朝鮮半島上のTHAADシステムは実際上、中国の弾道ミサイルの発射を透明なものに変えさせることになる。中国はワシントンの、このシステムの配備の目的は単に北朝鮮のミサイルのポテンシャルを抑えこむためだということに関する承諾を決して信じていない。中国サイドが掌握する資料から見て、このシステムのためにサービスするレーダー基地は、1,000km離れた弾道ミサイル目標が発見でき、かつ600kmで照準できる。このため、こうしたレーダーは中国領土上の施設を発見でき、その中の1つの大陸間弾道ミサイル基地もこのレーダーの発見区域にある。この問題につき、ロシア社会政治研究分析センター主任のウラジミール イェフシェイェフは自らの考え方を詳述した。

彼は次のように語る。「(アメリカの)レーダー基地が中国に照準を合わせれば扇状の面のスキャンが行え、かつ一部ロシアの領土をカバーする。ロシアに関して言えば、レーダー基地の危険性はやや小さいだろう。何故ならロシアの戦略力量目標は深い奥地に置かれているからだ。このレーダー基地が観測を行えない中にはチタ地域が含まれる。これは非常に遠く、4,000km未満ではない。一方中国の問題は、もしもひとたび大陸間弾道ミサイルを発射したら、地球の局面率を考慮すると、非常に早くロックオンされるということである。緊張度を弱めるため、かつてレーダー基地を中国との距離がはるかに遠い地域に配備する提案がされた。例えば反対方向の海岸線である。だが地理上の距離では今度はロシアに近くなる。」

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「アメリカ、韓国に『THAAD』ミサイル防衛システムの配備を欲する」です。)

アメリカが韓国にTHAADシステムを配備する可能性があることは、中ロに対し抑えこみを行う新たな手段である。しかも、この手段は外交上も駆け引きができる。このうちアメリカにとって相当に重要なのは、北朝鮮に対する制裁メカニズムを中国に遵守させ、かつ平壌に核ミサイル技術の放棄を迫るようにできることである。北京の関心は、アメリカはミサイル防衛システムを配備するなということである。駆け引きは相当長い時間持続することになる。もし各方が共通認識を実現できなかったら、ロシアがアメリカに照準を合わせそのヨーロッパの境界にミサイル防衛システムを配備するというような反応をなす、非常に高い可能性がある、ということを知る必要がある。モスクワは対称に国防能力を強化する。言い換えれば、中ロ両国は韓国のTHAADミサイルに対し大差ない回答をすることになる。すなわち、弾道ミサイルのポテンシャルの完備である。ロシアの軍事分析者であるコンスタンティン シフコフはこのように考える。

彼は次のように語る。「中国は中距離ミサイルシステムを補充配備してよい。つまり戦術弾道ミサイルの配備である。ロシアも同様に、THAADに命中できる区域に『イスカンデール』ミサイル総合体を配備してよい。その戦闘距離は500kmである。私は、北朝鮮は我々のミサイル配備に反対しないだろうと思う。選択可能な方案は非常に多く、その中には外交手段が含まれる。中国はさらに経済的措置を採用してよく、例えばゴミ同様にアメリカの一部の債券を市場に放出することで、これはアメリカ経済に対し重傷をもたらすことになる。」

ロシアと中国がアメリカの朝鮮半島におけるミサイル防衛システム配備に共同で対応する合同の行動を研究中である可能性が排除されない。その中で、まさにインターファックス通信社が報道したように、4月29日、ロシア国防省ニュース・情報局は情報を発表し、中ロ両国はミサイル防衛システムにつき合同コンピュータ司令部演習を行うとした。演習の主要な目的は、中ロが建立する可能性がある防空対ミサイル集団の連合の行動に対し演習を行い、もって領土が偶然のおよび挑発性の弾道ミサイルや巡航ミサイルの打撃を受けないよう保護するのに便とすることである。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「『THAAD』ミサイル防衛システム」です。)

どうであろうと、朝鮮半島へのTHAADシステム出現は、軍備競争を引き起こすことが不可避で、かつ政治的対抗の緊張度を高める。しかも、北朝鮮もその中のプレーヤーとなる可能性がある。ウラジミール イェフシェイェフはこのように考える。

彼は次のように語る。「私は、THAADシステムは韓国がすでに配備する海上基地『イージス』システムの補充であると思う。だが私は、これはイスラエルのような多層のシステムであるとは思わず、単に某種の厳粛なシステム構築の試みである。見たところ、これは北朝鮮が『ムスダンリ』ミサイル上に核弾頭を装備する程度によって決まる。対応するため、韓国は止むを得ず実力あるミサイル防衛システムを作り出す。何故ならこのようにしてのみ、やっと戦略バランス上の保障が持てるからである。」

しかし、この種の情景、すなわち朝鮮半島にTHAADシステムを配備するという考え方は、暫時埋葬され得る。もし中ロ両国が合同の行動を取ればの話である。


 北朝鮮は核ミサイル開発を止めないと宣言していますし、中ロが協調しても配備は止められないのでは。逆に言えば両国が影響力を発揮して北朝鮮が核を放棄すれば配備は一応沙汰止みになるでしょうが、これまでの経緯を見る限り期待できそうにないですね。
















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