中国の空母用通常動力はどんなものか

 遼寧艦に関してはオリジナルを修復したもの、新たに取り付けたものと2つの説がありましたが。

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遼寧号と001号空母のエンジンは、輸入かそれとも国産か?

遼寧艦のエンジンはきっと国産ではない。何故なら各方面の資料から見て、ワリヤーグ艦はウクライナから中国に売られた後、基本的に動力設備が留保されていたからである。何故なら建造方式から言って、当時旧ソ連はワリヤーグ艦をすでに基本的に90%完成させており、空母の動力がまだ取り付けられていないということはあり得ない。そしてこれにより類推して、もしワリヤーグ艦に動力がなかったら、中国は決して買わなかっただろう。何故なら中国が艦体をわざわざ切り割って大型の蒸気ボイラーを取り付けることはあり得ないからである。もしこうなれば、この艦は廃物に等しい。当然ワリヤーグ艦の動力は非常に長い一定の時間荒廃し、関連のパイプラインにも非常に大きな破損があったが、これは結局のところ中国に修復とグレードアップの余地を残した。関連のメディアのシーンや画像からも我々は、中国の遼寧艦(すなわちワリヤーグ艦)の動力に対する回復とメンテナンスが、ロシア海軍の水準を超えていることに気付くことができる。

一方第1隻目の国産空母のエンジンはきっと国産である。何故なら国外に理論上中国に空母用蒸気動力を提供できる国はアメリカしかないが、アメリカが中国が空母を作るのを助けることはあり得ないからである。一方ロシアも空母蒸気動力の製造、維持保護の能力を失っており、さもなければクズネツォフ号空母が黒煙を上げ、その動力室の場面があんなにまずいことはないだろう。このため中国国産空母の動力は自らによってのみ解決できる。

中国の武器装備の迅速な更新世代交代と共に、いわゆる国産化の問題は徐々に小さくなる。過去中国の軍隊はしばしば「国産化」を提示したが、これは中国がコピー生産、追跡をメインとしたからで、機械化がなお未完成の状態だったことから、非常に多くの状況下で国産技術は需要を満足させられず、輸入するしかなかったが、これは逆に中国が国産化を探求することを迫った。だが現在では中国の非常に多くの装備技術は、非常に多くの西側の国さえ提供できないもので、アメリカは技術封鎖しているし、甚だしきに至ってはアメリカさえ研究開発しておらず、このため中国自らのみやっと解決できる。このためさらに10年、20年過ぎれば、中国の軍事マニアは中国の武器装備国産化の問題を何ら討論しなくなるだろう。

空母の動力システムは決してエンジン1台だけではなく、実はそれは相当に複雑なシステムで、これには多くの部分が含まれる。遼寧艦と002はいずれも蒸気動力を採用しており、それはボイラーによって生み出された蒸気をタービングループに送り、さらにスクリューを駆動するものである。

全動力の主要部品などは、基本的に船台でもう取り付けが完了し、このため遼寧艦の動力システムは国産とは評価できず、ウクライナが中国に売った後では、主要な動力設備はすでに取り付けが完了していたが、完全に組立が整ってはおらず、ウクライナ方面が破壊を行ったとの説もある。だがこれは根拠なき考え方に属し、某いくつかのウクライナを誇大化する文章の中にこれが言及されていることを除き、我々はいかなる関連の説も捜し当てられず、全くこの方面の事情には言及されていない。

当然、数年捨て置かれたため、主要な部品を除き、その他は全部更新を必要とした。実際には決して改めて作るのに比べ何ら簡単ではなく、甚だしきに至ってはさらに難しい。プロジェクトに参加した人員の言い方によれば、我々は何の図面も手にしておらず、これは我々が自らその構造等を推測する必要があるのに等しかった。だが我々は成功裏に任務を完成させ、公開されている画像から見て、遼寧艦のボイラー室はロシアの空母に比べ、本当に同じクラスではない。

002空母の動力システムは国産でしかあり得ず、何故なら我々が国外から関連の設備を導入することはあり得ないからである。蒸気動力とはいえ、やはり低からぬ技術含有量がある。米ロは関連技術を持つが、絶対に我々には与えないだろう。我々はやはり自ら手がけるしかなく、幸い我々には関連の条件があった。

我々は蒸気動力の研究開発および製造の技術を持つが、それでも関連の工程を停止することはなく、ずっと蒸気を動力とする戦闘艦を製造しており、関連技術をすばらしく保持している。国、軍事工業はずっと国産化を追求し、この伝統は一日二日のものではなく、迫られてなったことでもあり、このため空母のような工程で、我々は何ら輸入の問題を考慮することはあり得ない。

遼寧艦は中国が購入した後、長年の改造を行い、改装後は大量の中国自らの新技術を加入させボイラーをうまく修復改造し、かつメンテナンスを加え、ロシアの艦に比べ性能がよりずば抜けている。

遼寧艦は8台の蒸気タービン(149兆ワット、200000馬力)、9x1500kwタービン発電器、6x1500kwディーゼル発電器によって動力が提供される。空母というこの種の大型艦艇は主にボイラーに頼って高圧高温の蒸気を生じさせ、タービンを駆動して発電しそして動力を生じさせる。001号空母は当然国産で、これは我々が設計したものである。

遼寧艦に用いるのはやはり4台の旧ソ連オリジナル装備の4万馬力蒸気タービンで(頑住吉注:前の段落との関係が分かりませんが)、何故なら当時全く破壊されなかったからだが、ボイラーは自ら修復した。国産の新たな空母は遼寧艦の姉妹艦ということができ、動力システムも基本的に同様だが、国産である。

空母の動力が非常に難しいと思ってはならず、実は蒸気タービンは非常に成熟した技術で、我々の第1世代駆逐艦051が他ならぬ国産の2台の3万8千馬力蒸気タービンで、航行速度は35ノットにも達した。1990年代の051Bと052B駆逐艦が用いたのは2台の国産4万7千馬力蒸気タービンで、すでに遼寧艦のエンジンと大差なかった。


 ウクライナからの技術援助があったとの説もありますが、少なくとも結果的に遼寧艦の信頼性が劣ると思われる兆候は見られず、国産空母に関しても航海試験が始まればいろいろ分かってくるでしょう。





















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