直ー19E輸出型武装ヘリ

 戦闘機よりは市場でのライバルが少ないかもしれません。

http://military.china.com/important/11132797/20170521/30549788_all.html#page_2


大佐:直ー19Eはヨーロッパの「タイガー」と技術は同等 コストはその半分だけ

5月18日、中国航空工業によって自主研究開発された直ー19E輸出型武装ヘリが初飛行に成功した。軍事専門家の杜文竜は中央テレビのインタビューを受けた時、直ー19Eは多項目の技術のボトルネックを突破しており、汎用ヘリから武装ヘリまでの華麗な転身を完成し、世界のその他の競争相手に比べ、低廉な購入価格と「装備を購入すればフルセットの技術を贈る」の貿易模式は、直ー19Eの重大な優勢である、とした。

報道によれば、中国航空工業が最も新しく研究開発した輸出市場に照準を合わせた専用武装ヘリである直ー19Eはシングルローター、ダクテッドテイルローター、幅の狭い機体という構造タイプ、タンデムコックピットレイアウト、後三点固定脚という形式を採用し、小型化、総合化された航空電子武器システムを配備し、多数の機の空・地情報化協同、連続、快速多目標攻撃の能力を持ち、全天候、複雑な戦場環境と野戦保障条件下で対地攻撃、対地火力支援、対空作戦など多種の任務が遂行できる。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです)

5月18日、我が国によって自主研究開発された初の輸出型専用武装ヘリである直ー19Eが初飛行に成功した。

画像は5月18日、直ー19Eの低空初飛行時の特写画像。

この機は空虚重量が比較的小さく、最大離陸重量は4,250kg、有効任務搭載荷が大きく、巡航速度、上昇率、使用上昇限度、航続距離などの方面で顕著な優勢を持つ。

杜文竜の説明によれば、直ー19Eは直ー9の改良型で、その汎用プラットフォーム、動力技術、および空力外形はいずれも直ー9とおおよそ同じだが、直ー9に比べると多項目の飛躍を実現しており、まず非常に良い防弾材料を使用し、かつカギとなる重要部位にスチール装甲の防御を使用し、もって乗員の安全を保護し、次に武器を搭載する短い翼を追加装備し、ロケット弾、機関砲や各タイプの空対地ミサイルが搭載でき、このことは全機体と火力コントロール、飛行コントロール設備全てに対する厳しい試練である。

直ー19Eの誕生は決して見た目のように簡単ではなく、内部構造から打撃能力まで全て非常に多くの技術的ボトルネックの突破を必要とし、それでやっと汎用ヘリから武装ヘリまでの華麗な転身を実現できたのである。

あるメディアは、国外の同クラスの武装ヘリに比べ、直ー19Eは体積が小さい、敏捷度が高いなどの特徴を持ち、かつ任務設備は顧客の要求を根拠に改装が行え、これら全てはそれに国際兵器貿易領域における広い市場の前途の見通しを持たせる、と指摘する。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです)

初飛行前の直ー19Eの宣伝画像(中国航空ニュースネットの提供画像)

試験飛行中の直ー19E

杜文竜は次のように言う。現在世界には直ー19Eと競争を形成し得る多くのヘリがあり、例えばヨーロッパのタイガー式ヘリ、イタリアのA129、アメリカの「コブラ」などである。直ー19Eはこうしたヘリと同一の技術水準にあるが、コストはこれらの機種の半分、甚だしきに至ってはさらに少ないものでしかなく、このため直ー19Eの低廉な購入価格はその重要な優勢の1つである。

また、我が国と合同研究開発あるいは兵器貿易を展開する国に対し、我々はヘリを輸出するのと同時に、さらに維持保護や製造のフルセットの技術を供給し、相互利益ウィンウィンを実現する。顧客に「(頑住吉注:物理的に)買える、(頑住吉注:金額的に)買える、使いやすい」を実現させ、これは中国の対外兵器貿易の基本模式で、我々最大の優勢でもある。

(頑住吉注:次の3つはキャプションです)

直ー19Eが舞い上がる。

直ー19E機首正面の俯瞰図。

直ー19Eとハルビン飛行機工場建物。

直ー19Eは良好な高温、高原性能および防砂能力を持ち、高温多湿、塩分やカビなどがある劣悪な環境条件および野外臨時場所での発着ができ、昼夜間複雑な気象条件下で各種任務が執行できる。この機が装備するデジタル式自動飛行コントロールシステムは、操縦の正確性と安全性を高める。完備された生存力体系は戦場生存能力を大幅に向上させている。(中国航空ニュースネットに感謝)


http://military.china.com/news/568/20170519/30545726.html


中国の直ー19E新型武装ヘリが初飛行 市場の前途の見通しは広く開けている、と指摘される

中国航空工業によって自主研究開発された直ー19E輸出型武装ヘリが5月18日午前ハルビンのハルビン飛行場で成功裏に初飛行した。業界内は、直ー19Eは「中国スマート製造」のまた1枚の真新しい名刺になる、と考える。「グローバル時報」記者は初飛行現場に駆けつけてこの国内軍事マニアを興奮させてやまない時を目撃した。

「グローバル時報」記者は初飛行現場で、直ー19Eの機首のところが巨大な球形の光電子視察照準吊り下げポッドで、尾部は11枚羽のダクト式テイルローターで、左右両側の搭載架の外側にそれぞれ4発の「藍箭-9」型空対地ミサイルが搭載されているのを見た。この前公開された報道によれば、「天燕-90」空対空ミサイルも搭載できる。初飛行時は左側の搭載架内側は18本バレルの57mmロケット発射器1基で、右側の搭載架内側は国産12.7mm機関銃吊り下げポッドだった。午前9時30分、試験飛行員は直ー19Eを始動させ、直ちに4枚のメインローターが空気を打ってピューピューと風を起こし、それから200m前後離れていた「グローバル時報」記者はヘリの離陸時特有の律動を感じ取ることができ、一方エンジンの発する音は比較的耳触りがよく、リズム感に富み、大・中型輸送ヘリと比べ、騒音は明らかにより小さく、機体後ろ寄り両側のエンジン噴出口が噴出する熱流は、付近の空気を見たところ軽快な渓流のように流動させた。

「グローバル時報」記者は、直ー19Eが地面を離れた後の第1の動作が前後に機体を揺らし、初飛行を視察する貴賓や記者に向け挨拶するものであるのを見た。その後地面から約3m離れた高度で横倒しの飛行、旋回を行い、現場の指揮員はこうした動作をいずれも「地面効果機動」と称し、その後ヘリは地面を2m離れた高度で機首を中心に3回転その場旋回をし、ひとまず優良な機動性能を見せ、その後着実に高度を上げ、かつ速度を上げて後続の飛行を行った。

中国航空工業が研究開発した輸出市場に照準を合わせた専用武装ヘリである、直ー19Eはシングルローター、ダクテッドテイルローター、幅の狭い機体構造、タンデム式コックピットレイアウト、後三点固定式脚の形式を採用し、抗墜落機体、防弾座席、防弾燃料タンクなどの設計を採用している。この機は空虚重量が比較的小さく、最大離陸重量は4.25トン、有効任務搭載荷は比較的大きく、小型化、総合化された航空電子武器システムを配備している。「グローバル時報」記者の理解によれば、直ー19E武装ヘリはさらに良好な高温、高原性能および防砂能力を持ち、高温多湿、塩分やカビを含むなど劣悪な条件および野外臨時場所で発着でき、昼夜間複雑気象下で各種任務が執行できる。この機はデジタル式自動飛行コントロールシステムを装備しており、操縦の正確性と安全性を高めてあり、完備された生存体系は戦場生存能力を大幅に高めている。空対地ミサイル、空対空ミサイル、航空ロケット、機関銃吊り下げポッドなどの武器の搭載により、敵サイドの構築物の破壊、敵地上火力の制圧、敵地上兵力の打撃、敵サイドの行動の遅滞が完成でき、地上部隊のために強大な火力の支援を提供する。さらにヘリなどの低空飛行目標の攻撃に用い、超低空制空権奪取に参加することができ、さらに対テロ、密輸取り締まり、海賊の打撃およびパトロール偵察などの任務が担える。


 安いのは確かでしょうし、性能が言うほどかどうかは分かりませんけど仮想敵の隣国がこの種の兵器を持っていない場合には少数でも買えば明らかに優位に立てるでしょうからこれは確かにある程度売れそうに思えますね。

















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