スホーイ-57関連その1

 最近この飛行機関連の記事が非常に多いので時間の許す限り順に紹介していきます。

https://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvdGUhb8uy71IAw9Xi4WUvYEUyqBpyk-Q1D3njnsn10snjR1n1nkPz4CIAd_&from=tuijian&pn=1


スホーイ-57ステルス戦闘機はある重要な性能のためにある装置を捨てた ディテールの対比が致命的欠陥を暴露

ロシアのスホーイ-57戦闘機は世界で最も先進的な第4世代戦闘機の1つであり、ロシアのここ20年の最新航空科学技術の集合体である。2010年1月29日の初飛行後、まさしく全世界の関心の焦点である。そして広大な軍事マニアのお友達にスホーイ-57を理解させる最もよい機会は、スホーイ-57(T-50)が初飛行の完成後、もう毎回のモスクワ航空展に参加していることである。出色の空力設計、先進的なフライバイワイヤシステム、大推力のベクトルエンジンに頼り、スホーイ-57は完璧な飛行デモンストレーションをもって無数のファンを集めている。

特に去年の年末、スホーイ-57の第2機目の原型機、コードナンバー052は、1台の「製品30」エンジンを使用し新たな一連の試験飛行を開始し、さらに世の人を驚嘆させた(頑住吉注:え、片発だけなんすか?)。このエンジンの推力はF-22が使用するF119エンジンより大きいことを知る必要がある。ひとたび2台の成熟した「製品30」エンジンを装備すれば、スホーイ-57戦闘機の推力:重量比はF-22を超越し、世界の空戦機動能力最強の戦闘機となる。

最近、4機のスホーイ-57原型機が相次いでシリアの戦場に配備され、世界各国の軍事メディアの視線を再度スホーイ-57に引きつけた。まずスホーイ-57は主に米軍のF-22に照準を合わせて設計された第4世代機である。その4S性能(ステルス、超機動性、超音速巡航、情報化)は設計時に重点的に考慮された目標である。4S性能は第4世代戦闘機設計の基本目標でもある。その前のF-35や後の殲-20、殲-31はいずれもこの4大要素を重点的に考慮している。しかしこの4大要素の中にある1つの問題が注意深いネット仲間たちによって発見された。下の3枚の画像を見ていただきたい。

(頑住吉注:順にスホーイ-57、F-22、殲ー20です)

現在のスホーイ-57の何度もの公開の場合およびロシアメディアが発表した画像を根拠にするとその中からは、スホーイ-57にはF-22や殲-20に比べ、あるカギとなる重要な装置が欠けていることが見て取れる。それは機腹部のLuneberg lensである。何故この装置が必要なのか? F-22を例にすると、全方向ステルス設計を採用しているため、F-22のRCSは相当に小さく、敵サイドのレーダー上で、小鳥一羽にしか相当しない。一方味方サイドのレーダー上でも、同様の光景が出現するだろう。まさにこの問題ゆえに、Luneberg lensが大量使用され始めたのである。Luneberg lensとは球形の多面屈折レンズである。レーダー波がこの装置を通過する時、球心対称の方式をもって空中に屈折させられかつ拡大され、このようだと小さな飛行機がレーダースクリーン上に大きな映像を見せ、このようなら味方サイドのレーダーシステムに自らの正確な位置を確認させることができる。

国外メディアは普遍的に、これはまさにロシアのスホーイ-57戦闘機のステルス設計上大問題が出たことを説明している、と考えている。公開の飛行デモンストレーションだろうと場所移動飛行だろうと、いずれもこの装置は見られていない。種々のディテールは、ステルス設計がすでにスホーイ-57戦闘機の最大の欠陥となっていることをはっきり示している。特に今回4機のスホーイ-57がシリアに行ったが、スホーイ-57が共に飛び、もし周辺に西側の実戦機あるいは観測設備がありさえすれば、自らの行方を暴露すると信じる。この欠点を修正したければ、エンジン交換に比べずっと難しい。ごく小さな装置がないことが、スホーイ-57戦闘機最大の弱点を暴露したのである。


 何か別の手段によって問題を解決しているという可能性は全くないんですかね。

http://military.china.com/important/11132797/20180228/32139291.html


ロシアの第5世代戦闘機スホーイ-57が配備する新型周視レーダーはF-22、F-35を顕形にさせることができる

新華社モスクワ2月26日電 伝統的戦闘機レーダーの「前方を気にすれば後方に気が回らない」問題を解決するため、ロシア第5世代戦闘機スホーイ-57はすでに新型レーダーを配備しており、そのアンテナアレイは機体の6カ所に分布し、周囲の空域に対し360度スキャンを行いかつ同時に地上目標が偵察できる。

ロシアの「軍工信使報」ウェブサイトの報道によれば、伝統的戦闘機のレーダーは機のノーズ部の整流カバーの外皮後方に位置し、飛行機の前方の半球形の空域に対し横向き180度のスキャン、探知計測しか行えず、もし敵サイドが機体の中後部両側あるいは機の尾部後方から攻撃を発動したら、機のノーズ部のレーダーは発見し難い。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシアのスホーイ-57戦闘機」)

この難題を解決するため、ロシアのジホミロフ計器設計科学研究院などの機関は戦闘機のためにNO36型「松鼠」(頑住吉注:リスだそうです)レーダーを研究開発した。レーダーアンテナアレイは機体の6つの部位に位置し、非通常位置に装備されるアンテナアレイはいずれもレーダー波によって透過され得る外皮によって遮蔽されている。機のノーズ位置の他に、2つのアンテナアレイが2つのデルタ翼の前縁スラットの後方に隠されている。研究開発機関はその他のアンテナアレイの隠された位置を明らかにしていない。

ジホミロフ計器設計科学研究院の院長であるユーリ ベールイは次のように語る。「松鼠」レーダーのそれぞれのアンテナアレイには全て数百個のレーダー波輻射器ユニットがあり、それぞれの輻射器ユニットはいずれもレーダー信号を自主発射、キャッチできる。その中の一部のアンテナアレイが使用するレーダー周波数帯は異なる。このように配置された「松鼠」レーダーは機体の周囲に対し直径数百kmに達する全景式円周スキャンを行い、かつ同時に地上目標が探知計測できる。

このレーダーはさらにナビゲーション、警報、武器運用の協力援助、地図作成などの任務を引き受けることができる。

ロシアの定期刊行物「祖国の武器庫」の評論員であるリェンコフは次のように考える。このレーダーは飛行員が周囲360度の範囲内の戦況を理解するのを助けることができ、このため戦闘機に地上の防空武器や敵機の攻撃に対応する時より多くの優勢を勝ち取らせることができる。理論的に言って、「松鼠」レーダーのアンテナアレイは機体の背部、腹部、尾翼などのところに設置されている可能性があり、その総合探知計測効果はアメリカのF-22およびF-35戦闘機のステルス効果を排除する助けになる。

ロシアメディアの報道によれば、スホーイ-57戦闘機は2010年に初飛行を完成させ、その機載「松鼠」レーダーは2012年から飛行試験を受け始めた。このレーダーの性能はすでに予期の要求を達成している。スホーイ-57戦闘機は2019年からロシア空軍に大量装備され、その後徐々にスホーイ-27戦闘機に取って代わると見られる。

ここ何日かロシアの主流メディアウェブサイトは、社交メディアツイッターやイスラエル映像衛星国際会社がそれぞれ発表した動画と画像を熱く議論し、2機のスホーイ-57らしきロシアの戦闘機がシリア北西部のヘメイミム空軍基地に出現したと言明している。ロシア極東研究所の軍事政治課題研究員であるワシーリ コーシンは、もしスホーイ-57戦闘機が本当にシリアに派遣されたなら、その主要な任務は他国の飛行機に照準を合わせスホーイ-57の機載レーダーを試験することかもしれない、とした。


 このレーダーが本当に遠距離からアメリカのステルス戦闘機を発見できるものなら理論的には自身のステルス能力の低さをある程度カバーできる‥‥んでしょうかね。


















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