中国の戦闘機関連2題

 まず空母艦載機関連です。

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中国の003空母、電磁カタパルトを使用 米軍と5年の隔たりしかない 殲ー20の搭載は条件が1つが欠けているだけ

最近、中国海軍少将の尹卓は中央テレビの番組の中で中国のカタパルト型空母最新の進展を明らかにした。その言によれば、中国はすでに千回以上の電磁カタパルト型殲ー15戦闘機の射出試験を行っており、中国の艦船の総合電力推進システムはすでにアメリカに1世代先んじているため、中国の次の国産空母は原子力動力を未採用だがそれでも電磁カタパルトが装備できる。

専門家は、中国の次の空母のカタパルトの類型に関し、すでに多くの曲折を経ており、最初の蒸気カタパルトから今の電磁カタパルトまで、今に至るも依然定まった論がない、とする。だがもし未来の技術の発展を考慮するならば、もし第2隻目の国産空母がもう電磁カタパルトを採用できれば疑いなく極めて大きく中米両国間の隔たりを近づけることができる。資料がはっきり示すところによれば、現在スキージャンプ発進を採用している遼寧艦は3号滑走路のみ殲ー15戦闘機が遠距離作戦任務を行う需要を満足させることができ、この時殲ー15戦闘機の最大離陸重量は30トン近く、2〜4発の対艦ミサイルと2発の格闘ミサイルを搭載した状態の下で1,000kmの作戦半径を実現することができる。

だが米軍のニミッツ級空母はそれにもかかわらず軽々とF-18戦闘機の満搭載での発進を実現でき、しかも1日の艦載機出動頻度は遼寧艦の数倍である。アメリカメディアはかつて、艦載機の数とカタパルトの優勢を考慮すれば、1隻のニミッツ級空母の作戦能力は実際上5隻以上の遼寧艦に相当し、しかも電磁カタパルトを採用するフォード級は効率がさらに高い、とした。

専門家は次のように言う。中国の軍事工業人員の奮闘のおかげで、中国は現在すでに電磁カタパルト技術を掌握済みで、しかも技術水準は米軍に比べ決して顕著な劣勢はなく、甚だしきに至っては電磁制動領域ではさらにある程度先んじており、現在中国に唯一欠けているのはこの先進技術を国産空母に実践することに他ならない。米軍のフォード級空母は初の電磁カタパルト技術を採用したスーパー空母で、現在すでにアメリカは非常に多くの実際の応用の中での経験を累積済みで、こうした経験は全て未来の電磁技術の信頼性、実用性の向上を助けるだろう。

もし003型空母が本当に電磁カタパルトを採用したら、中国はこの領域でアメリカの実践との隔たりが5年以内に抑えられる可能性が高く、このことは極めて大きく両国空母技術の隔たりを縮めることになる。未来の殲ー20の艦への搭載後、電磁カタパルトを装備する国産空母はいち早くその強大な戦闘力を発揮できる。


 中国は戦略的に電気自動車の開発に力を入れており、これは長年の経験や実績の差がある従来型の自動車と違って歴史が浅い分ほとんど同じスタートラインに立てるという考えに基づいているようで、電磁カタパルトに関しても似た考えがあるのかもしれませんし、無人機に大いに力を入れて成功を収めたこともそうでしょうね。次は陸上戦闘機関連です。

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第2陣のスホーイー35が着荷 正式に戦闘力を形成 殲ー20、殲ー16があって何故さらにスホーイー35を購入しようとするのか?

去年末中国空軍がロシアから購入した24機のスホーイー35の中の第一陣4機のスホーイー35SK戦闘機がすでに遂溪の空軍航空兵某師団に到着し、正式に中国空軍の序列に納入され、かつ飛行訓練を行い始めた。そして最近外国メディアは、第2陣4機のスホーイー35もすでに中国空軍に引き渡されたと報道した。ここに至り我が国空軍が装備するスホーイー35は正式に戦闘力を形成し、殲ー20、殲ー16という国産大型空中優勢戦闘機と肩を並べて作戦し、我が国東南沿海の強大な制空威嚇力を組成することになる。スホーイー35が正式就役し、中国空軍は東海と南海に深入りして作戦行動に参加できるようになり、中国軍の戦闘力に対し鬼に金棒と言うべきである。

ロシアのタス通信社は最近報道し、ロシアは2017年中国に向け10機のスホーイー35戦闘機を引き渡すことになり、残る10機は2018年に引き渡される、とした。ロシアと中国は2015年11月に中国に対し24機のスホーイー35戦闘機を供給する契約を締結し、契約の金額は20億アメリカドル以上で、その中にはさらに中国に向け地上設備や予備エンジンを提供することが含まれる。ロシア軍事技術協力業務委員会の消息筋の人物はこの前、契約は3年内に完成することになる、とした。

スホーイー35の最大飛行速度は2500km/hで、空中給油しない状況下で航続距離が3,400kmに達し得、戦闘半径は1,600kmである。スホーイー35はロシアがステルス戦闘機スホーイー57就役前である現在持つ最も先進的な戦闘機で、技術等級は第5世代戦闘機に肉薄し、ベクトル推力エンジンと雪豹フェイズドアレイレーダーを装備しており、航続距離が長い、弾薬搭載量が多い、機動性が高いなどの特性を持つ。

我が国のメディアもかつて沈陽飛行機が研究開発中の殲ー11D戦闘機を明るみに出し、これは全く新しく研究開発されたスホーイー35と同じく国内の受注を争うのに用いる機種である。スホーイー35は殲ー11Dに比べ一定の優勢を持ち、この戦闘機の近距離格闘能力は強大なベクトル推力エンジンに頼って獲得された機動性は殲ー11D戦闘機に比べ強いが、レーダーシステム方面では、スホーイー35戦闘機は殲ー11D戦闘機に比べ先進的ではない。スホーイー35戦闘機が採用するのはパッシブフェイズドアレイレーダーシステム(PESA)、殲ー11D戦闘機が配備するのはアクティブフェイズドアレイレーダーであり、スホーイー35のレーダーに比べ性能がより高い。しかもスホーイー35が配備するロシア製ミサイルは性能上殲ー11D、殲ー16が使用するPL-15ミサイルにまるまる1世代立ち後れている。我が国は航空電子方面の技術でロシアをはるかに超えている。

我が国の殲ー20はすでに就役し、さらに殲ー16、殲ー10Cなど第3世代半戦闘機も続々と戦闘編隊に加入しており、スホーイー35と勝負する殲ー11Dも高原地域で一段と力を入れて試験しており、このような構造の下でロシアから24機のスホーイー35を購入したが、数は多くなく、主にやはり我が軍にロシア最新戦闘機の研究開発製造技術を洞察できるようにさせるためである。しかも我が国戦闘機は更新世代交代の段階にあり、24機のスホーイー35は一定程度生産能力を補うことができる。

さらに重要なのはスホーイー35の加入を、我が国の殲ー20が戦力を迅速に向上させる練習補助具とし、スホーイー35との模擬空戦対抗によって、我が国の第4世代ステルス戦闘機の中に存在する不足を発見しかつ改良を加えることができることである。あるメディアはスホーイー35の導入はその配備する117Sベクトル推力エンジン技術を獲得するためと語る。実は我が国の航空エンジンにはすでに技術指標がより先進的な第4世代WS15大推力エンジンがあって、研究開発はすでに終わりに近づいている。やはりかの話、高性能大推力エンジンは模倣できず、金を費やしても買えず、自力更生しかない、というやつである。


 中国のベクトルエンジン技術がどの程度なのかはまだ不明のままで、問題が残っていてロシアのエンジンをサンプルとして欲しがっているという可能性はあると思われますが。
























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