中国はスホーイ-34を購入するか?

 最近取り上げることが多い中国の爆撃機に関する動向を取り上げたページです。

http://military.china.com/important/11132797/20130202/17667390.html


アメリカメディア:中国がスホーイー34を購入することはない コピー版の殲ー17を生産することに

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアが大量装備するスホーイー34戦闘爆撃機」)

中国がロシアからツポレフ-22M3を購入する、あるいはその生産ラインを導入するとの情報が近年新聞の片隅にしばしば見られる。アメリカの「安全保障業務ニュース」が1月31日に刊行した文章は、中国のツポレフ-22M3爆撃機に対する必要性は訳が分からず、西側の分析者はそれぞれが自分の主張をしている、とする。ある人は、中国は10年前とっくに轟ー6をグレードアップしツポレフ-22を購入しないことを決定した、と考えている。さらにある人は、ツポレフ-22に比べ、中国はツポレフ-16「バジャー」式爆撃機が搭載するASー6「キングフィッシュ」空中発射巡航ミサイルと対艦ミサイルに対してより興味を感じている、とする。さらにある人は、スホーイー34はツポレフ-22に完全に取って代わることができ、これが中国人のより良い選択だ、と考える。

文章は、事実と証明されていない多くの報道は、中国とロシアが新たに塗装したツポレフ-22M3戦略爆撃機「バックファイア」とスホーイー34戦闘爆撃機を含む購入の件について協議しているところだとしている、とする。しかも分析者は、中国軍が西安において轟ー6中距離爆撃機に対しグレードアップを行っているところだと確実に知っており、これはツポレフ-16のライセンス改装版である。轟ー6のグレードアップ版轟ー6Kは新たな設計を経たロシアのNPO「サターン」社のD-30KPターボファンエンジン、より大きな空気取り入れ口、Unplugged鼻状レドーム(頑住吉注:意味不明ですが、 http://images2.china.com/mili/zh_cn/important/11132797/20130124/r_17651331_2013012410112677450700.jpg これのことでしょう)、新たに設計された飛行甲板を配備することになる(頑住吉注:ひ、飛行甲板?)。新たなエンジンは轟ー6Kの航続距離を3,500kmに到達させ、対地巡航ミサイルと対艦巡航ミサイルが同時に搭載できる。

アメリカの国際評価・戦略センターのアジア軍事高級研究員リチャード フィッシャーは分析し、中国はすでに轟ー6Kに超音速、射程400kmの対艦ミサイルYJ-12の装備を開始しているとする。このミサイルは西安が生産する殲轟ー7飛豹戦闘機と沈陽が生産する殲ー11戦闘機にも装備できる。

フィッシャーは、自分はロシアが中国にツポレフ-22M3「バックファイア」を販売するとの報道を信じない、とする。彼は、中国は10年前とっくにもう轟ー6をグレードアップし、「バックファイア」を購入しない決定をしている、とする。

フィッシャーはさらに、中国はさらに殲轟ー7のステルス改装版を研究開発中だとし、ロシアのスホーイー34戦闘爆撃機のコピー生産版である殲ー17も研究開発中だとされている、とする。「こうしたあらゆることは(中国が)スホーイー34の購入を否認する傾向にある。」 彼は、「だが、もし(ロシアが)アムール通常潜水艦、スホーイー35戦闘機、S-400地対空ミサイルのセールスを希望したら、彼らはスホーイー34も商品リストに加えるだろう。」

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「スホーイー34戦闘爆撃機の弾薬搭載量はすでに中型爆撃機のレベルに達している」です。)

殲ー17は1998年の珠海航空展で初めて明るみに出た。現場にはあるビデオがあり、すなわちスホーイー34ステルス改装版が風洞試験を受けているところだった。だが2008年になって、ある中国語の軍事ブログでやっと殲ー17のこれ以外の情報が発表された。中国政府と軍はいずれもこの戦闘機がすでに生産に入っているのか否か、あるいは研究開発過程にあるのか、事実確認していない。

モスクワ戦略・技術分析センターの研究員ワシーリ コーシンは、ツポレフ-22M3の交易は「全くあり得ない」が、この噂は過去10年内に何度も出現したことがある、とする。

「事実として、ツポレフ-22M3の生産ラインは20年前にすでにもう閉じられている。」、とコーシンは言う。「新たに生産を始動させることは技術的に言えば実行可能だが、これは1つの巨大な工程となり、数十億アメリカドルの新たな投資と全面的な研究を必要とする。」 彼はさらに、アメリカがB-1B「ランサー」戦略爆撃機とF-111「アードバーク」戦闘爆撃機の生産ラインを再始動させた例を挙げ、参考とした。

だがコーシンは、ロシア空軍は確かに50機のもはや必要としないツポレフ-22M3爆撃機を持っており、これを「技術的性格で」中国に「実験あるいは研究」用に提供することはできるが、現在では「どんな重大な交易でもあり得ない」とする。

アメリカの伝統基金会の中国研究専門家ディーン 程は、中国のツポレフ-22M3に対する興味が大きくないもう1つの原因は、殲轟ー7が性能および積載荷上いずれもツポレフ-22に匹敵し、しかも「レーダー乱反射面積がより小さい」ことにある、」とする。

程は分析し、もし中国人が何かに確かに興味を感じているとしたら、それはツポレフ-16「バジャー」が搭載するKSR-5(ロシアのAS-6「キングフィッシュ」空対地ミサイルのソ連型)空中発射巡航ミサイルおよび対艦ミサイルに違いない、と語る。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「ロシアはスホーイー34をもって長年就役するスホーイー24戦闘爆撃機に取って代わらせることを希望している」です。)

「私は(中国の)AS-6キングフィッシュに対する興味は、ツポレフ-22の機体に対する興味よりずっと大きいという方に賭ける。ちょうど中国人が「Sovremenny」級ミサイル駆逐艦を購入したのは、これがロシアにSS-N-22「サンバーン」対艦ミサイルを販売させたくする唯一の方法だったからだったように。」と程は語る。

コーシンはさらに、ロシアはずっと中国向けにスホーイー34をセールスしている、と提示する。「スホーイー34はツポレフ-22の大部分の機能を持つが、より安く、より小型精巧で、より先進的だと考えられている。」 ロシアの連合航空社は2012年の珠海航空展でもスホーイ34の模型を展示した。

「この戦闘機はある顕著な優勢を持つ。この機は2008年にロシアとグルジアの戦争中に、戦争による検証を受け、この機はグルジアの防空システムを制圧した。」 コーシンは言う。「対輻射ミサイルと妨害システムの使用は成功した。この機はグルジアのレーダーを破壊し、若干の(地対空ミサイル)システムを制圧した。」

この他、スホーイー34は殲轟ー7に対してもはっきりした優勢がある。これには航続距離がより長いこと、電子対抗能力がより強大であること、武器の射程がより長いこと、レーダーがより先進的なこと、飛行員の条件がより快適なことなどが含まれる。

だがスホーイー34にも批判の声は少なくない。列挙すると、ロシアのある人は、高空を飛行する戦闘機に関してということで言えば、スホーイー34のコックピットの厚い装甲防護は全く必要ない、と考えている。

「(スホーイー34は)現在依然その組み立て生活の早い時期にあり、しばしばいくつかの小さな技術的問題が発生する。だが全体的に言えば、その進展はスムーズである。」 コーシンは言う。「私は中国人は少数のスホーイー34の購入に興味があるかもしれないと思う。まず「敵サイドの防空」任務執行に用い、その後逆向きの工程を行い、いくつかの部品を国内戦闘機に用いるのである。」

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。4ページ目は「スホーイー34戦闘爆撃機はスホーイー30に比べより強い対地攻撃能力を持つ」、5ページ目は「中国はツポレフ-22M3爆撃機に対し、決してあまり大きな興味を示したことはない」、6ページ目は「スホーイー34戦闘爆撃機は一般の大型爆撃機に比べより強い生存能力を持つ」これはツポレフ-22ですが、お尻の防御用機関砲が古さを感じさせます。今時こんなの役に立たないでしょう。、7ページ目は「中国はすでにスホーイー24と同一レベルにある戦闘爆撃機を持っている」これは「飛豹」のことですね、8ページ目は「轟ー6の最新タイプはすでに中国空軍の基本的必要性を満足させることができる」)


 おまけにこんなページを。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-02-04/212942_2308816.htm


スホーイ-34のミサイル搭載数の多いこと、人を老眼にさせる (頑住吉注:意味分かりませんが、「目を疑わせる」、「驚異的」というようなことでしょう)

スホーイ-34戦闘爆撃機がミサイルと爆弾を満載して飛行し、11の武器が見え、武器搭載架はいずれも武器でいっぱいであり、これには近距離、中距離空対空ミサイル、対艦ミサイル、レーザー制御誘導爆弾が含まれる。

スホーイ-34はロシアのモスクワのスホーイ設計局連合社によって研究開発された戦闘爆撃機で、全幅14.7m、全長21.94m、全高5.93m、翼面積62.0平方mである。この機の空虚重量は14,000kg、正常離陸重量39,000kg、最大離陸重量45,000kg、最大武器搭載重量8,000kg、上昇限度15,000m、最大航続力4,000kmである。

スホーイ-34戦闘爆撃機の名は、そのずば抜けた性能をもって世界現役戦闘爆撃機の中の優秀者に列せられる。以下の画像は最近公開されたスホーイ-34戦闘爆撃機の飛行訓練の画像である。


 確かにこのミサイルと爆弾の数は凄いですね。しかしこの機をコピーするにはサンプルが必要ですし、当然ロシアはこの機に関しても多数買わないなら売らないとして交渉するでしょうし、どうなるでしょうか。

















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