中国のある対日戦争の推移と結果に関する予測
あんまり真面目に読んで怒らないでくださいね。
http://mil.huanqiu.com/Forum/2012-07/2887739.html
なお、今回も煩雑なので日本側が護衛艦と呼んでいる艦を駆逐艦と呼んでいるなどの部分は原文通りにします。
中日戦争を推論演繹:中国は3日しか要さずすぐに日本を完全に掃討平定する
2017年末、日本の自衛隊が釣魚島に進駐、2018年、中国は日本の釣魚島を不法占領する行為および日本の南海における種々の行いに我慢できず、日本を軍事的に徹底して粉砕することを決定した。
2018年における中日の海空軍の軍事力比較
まず空軍:
中国サイド:
殲-20は2015年に就役後生産が強化され、2018年には108機が就役し、2018年当年にさらに48機の就役があり得、これはその他各国にとり大いに予想外である。黴国がF-22を320機、F-35を160機しか持たないことも、中国があえてこの戦争に打って出る原因の1つである(頑住吉注:中国語でアメリカを「美国」と呼びます。「黴」はカビのことで、中国語における「美」と発音が近く、つまり「黴国」はアメリカの蔑称です)。
殲-10系列は600機。基本的に殲-10BとCで、Bは制空型、Cは攻撃型である。
スホーイ-30系列は200機。
殲-11系列は300機。
殲-8系列は200機。
(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「資料画像:中国空軍の殲-20戦闘機」 続いて2枚目。「資料画像:中国空軍の殲-11B戦闘機」)
殲-7系列は200機。
殲轟-7は150機。
轟-6は100機。
轟-10(画像は22M3)は50機(頑住吉注:オリジナルの記事にはあったんでしょうがここには画像ないです)。
早期警戒機空-2000系列は36機、空-200系列は48機。
電子戦機は約180機。
給油機は120機。
全体として1,600機の戦闘機と150機の爆撃機。
(頑住吉注:これより2ページ目)
日本サイド:
F-15系列は240機。
F-1系列は70機。
F-2系列は100機。
F-4系列は80機。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:日本の航空自衛隊のF-15DJ戦闘機」)
F-35系列36機。F-35はアメリカ(頑住吉注:何故か蔑称でなく「美国」)が2017年末に緊急に日本に提供したもので、まだ完全に戦闘力を形成していない。
早期警戒機E-3系列は6機、E-2系列は16機。
電子戦機は36機。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:日本の沖縄の空軍基地」)
全部で526機。
双方の比は戦闘機が1600:526、爆撃機が150:0で双方の隔たりは明らかである。第3世代機の比は1100:340、第4世代機は108:36、早期警戒機の比は84:22、電子戦機は180:36。双方の飛行員の素質の隔たりは大きくなく、年間飛行時間はいずれも200時間以上である。このように対比すると、中国空軍の実力は日本よりはるかに上である。
(頑住吉注:これより3ページ目)
中日海軍の対比:
中国サイド:
空母は3隻。ワリヤーグ号(頑住吉注:原文では音楽家と同じワーグナーになってるんですが、単純な間違いか何か意味があるのかは不明です)の他に中国はさらに2隻の自ら建造した65,000トンの空母を2014年に進水させ、2016年に戦闘力を形成し、殲-15を36機、ヘリ12機、早期警戒機3機、電子戦機4機、給油機3機を搭載、搭載機数は58機に達している。東海および南海の艦隊に就役し、この他さらに3隻が建造中で、原子力空母だとされている。
駆逐艦方面では30隻。
052Cが12隻(170〜181)(頑住吉注:数字は艦のナンバーですね)。
052D2隻(182、183)、9,800トン、2015年進水、2017年に戦闘力を形成、遠距離対空ミサイル96発、遠距離対艦ミサイル16発、いずれも垂直発射。6隻が建造中。
051C(115、116)2隻。
052B(168、169)2隻。
(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「資料画像:中国海軍の空母」 続いて2枚目。「資料画像:中国が大量に建造中の華神盾艦」)
現代級4隻。
052(112、113)2隻。
051B(167)1隻。
051(162、163、164、165、166)5隻。
護衛艦方面:40隻。
054A級が16隻。
054B級が8隻。第1号艦は2013年進水、2014年就役、5,700トン、小型フェイズドアレイレーダー、76mm砲1門、48発の対空ミサイル、対艦対潜ミサイル16発、やはり全て垂直発射。
(頑住吉注:これより4ページ目)
054級は2隻。
053H3江衛II級は10隻。
052H2江衛I級は4隻。
潜水艦方面:
原子力潜水艦12隻。
096が2隻。16発の巨龍ミサイル、射程12,000km。
095が4隻。
094が2隻。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国海軍の宋級潜水艦が魚雷を装填。」)
093改が4隻。
通常潜水艦60隻、全てAIPを実現。
元II級が12隻。
元I級が12隻。
元級が6隻。
基洛級が12隻。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国海軍の基洛級潜水艦。」)
宋改が12隻。
宋級が6隻。大型水陸両用艦方面:12隻。
071級が6隻。
081級が6隻、26,000トン級、ヘリ12機。
(頑住吉注:これより5ページ目)
海軍航空兵:900機の戦闘機。
殲-15が150機。
殲-10系列が200機。
スホーイ-30系列が120機。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国海軍航空兵のスホーイ-30MKK2戦闘爆撃機。」 なお2枚目のキャプションも同一です)
殲-8系列が120機。
殲-7系列が120機。
殲轟-7系列が140機。
轟-6系列が50機。
対潜機が60機。
(頑住吉注:続いて6ページ目)
日本の海上自衛隊の準空母「ひゅうが」号ヘリコプター駆逐艦。
日本の海上自衛艦隊。(頑住吉注:この2行、元々キャプションだったもので画像が抜けたのだと思われます)
日本サイド:
準空母D22型3隻、25,000トン、19機のヘリ。ひゅうが級3隻、ヘリ11機。おおすみ級3隻。
駆逐艦:44隻。
あたご級4隻。
こんごう級4隻。
あきづき級4隻。
たかなみ級5隻。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:日本の海上自衛隊のひゅうが号ヘリ空母」)
むらさめ級9隻。
あさぎり級8隻。
はつゆき級8隻。
はたかぜ級2隻。
護衛艦:6隻のあぶくま級。
潜水艦:22隻。
そうりゅう級9隻(AIP)
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:日本の海上自衛隊のイージス駆逐艦」)
おやしお級11隻。
はるしお級2隻。
日本の海上自衛隊は戦闘機は持たず、対潜機が120機あるだけである。
双方の対比:
空母3:4(頑住吉注:いや本当の空母とヘリ母艦を同列に論じるのはどうですか)
駆逐艦30:44
護衛艦40:6
潜水艦72:22
戦闘機900:0
対潜機60:120
中国は駆逐艦方面で日本より少ないことを除き、その他の各方面ではいずれも絶対の優勢を占め、特に空中、海軍航空では単独でもう日本と互角である(頑住吉注:本隊の中国空軍を別にした中国海軍の航空戦力だけで航空自衛隊と互角だ、ということですね)。艦艇方面では大多数が2000年以後の新しい艦艇である。釣魚島を奪回し、日本の軍事力を徹底して破壊し、東方からの脅威を消し去るため、中国は一戦をいとわないことを決定した!!!
(頑住吉注:これより7ページ目)
前奏:
1.外交上、日本サイドが釣魚島を占領することは違法行為に属すと不断に抗議し、日本サイドに警告し、しかも徐々にエスカレートさせ、かつ世論に日本の自衛隊の規模がすでにポツダム宣言の中の規定を超えており、日本は歴史の教訓を直視し、挑発により戦争を引き起こしてはならず、積極的に軍縮を行うべきであると考える旨詳しく説明する。しかもアメリカ(頑住吉注:また蔑称)サイドと、日本サイドの中国に対する不法行為のもたらす結果につき研究討論する(もちろん形だけでなく事前の警告として)。
2.老毛子(頑住吉注:「毛唐」に近いニュアンスでこの場合ロシアの蔑称)と協議を成立させ、老毛子は中国と共同で軍事演習を行う。ウラジオストク付近で連合軍事演習を行い、ウラジオストク基地を中国に使用させ、ただし行動は中国単独で行い、結果は中国が引き受ける。さらに老毛子に大きな支援金を与え、老毛子はリスクも負担せず、日本サイドの軍事圧力も消し去り、北方四島はさらに平安さを加えることになり、老毛子がどうして喜ばないことがあろうか!!!
3.行動の上では、操作コントロール人員は宇宙ステーションに進駐し、レーザー兵器を装備し、随時アメリカ(頑住吉注:「美」)と日本の軍事衛星を撃破、妨害し、軍事総合偵察衛星を発射し、戦時における戦場のコントロールを保証する。あらゆる殲-8、殲-7および一部の旧式化した戦闘機は西北と西南に移され、大多数の飛行機は中部と沿海に転換配備される。
(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「資料画像:中国空軍の殲-10の遠距離急襲訓練。」 続いて2枚目。「資料画像:中国空軍の殲-11機編隊の遠距離突撃訓練。」)
攻撃開始
まず2018年6月8日に北方四島以南の太平洋付近においてロシア太平洋艦隊と2015年以来毎年1回の連合軍事演習挙行を宣言する。これは第3回目の連合軍事演習で、期間は1週間、中国では3隻の空母、8隻の駆逐艦、8隻の護衛艦、さらに4隻の潜水艦、2隻の支援艦、1隻の電子艦が演習に参加する。実際には潜水艦は12隻あり、さらに130機の殲-15、50機のヘリ、6機の早期警戒機、6機の給油機、8機の電子戦機がウラジオストク基地に進駐する。
次にこれと同時に中国の東海で中国とロシアのコードネーム「紅色警戒」大型軍事演習を行う。2つの軍事演習は同時進行で、中国で演習に参加するのは北海、東海艦隊の16隻の駆逐艦、24隻の護衛艦、36隻の潜水艦、100隻のミサイル艇で、海軍の640機の戦闘機と空軍の1,200機の戦闘機が参戦する。当然対外的には450機の飛行機しか演習に参加していないと宣言する(頑住吉注:要するに奇襲攻撃の意図を隠すためにロシアとの軍事演習を行い、参加する艦や航空機の規模は過少申告する、ということですね)。この他、延辺朝鮮自治区にはとっくに飛行場が建設され、秘密のうちに120機のスホーイ-30と5機の給油機が進駐している。
戦役は電子妨害戦として開始される。演習第1日目の開始から、日本の全域に対し限定的な電子妨害を実施する。つまり毎日3〜5回、毎回3〜10分間の電子作戦で、日本の主要な作戦レーダーを短時間失明状態に置き、その後毎日このようにし、6月14日は2回に変え、6月15日、最後の1日の夕方に演習終結を宣言する時、突然対日宣戦を行う。その後最大規模の電子妨害を行い、日本の最前線のレーダーを最短でも2時間失明状態に置き、宇宙では日本のあらゆるスパイ衛星を破壊し、アメリカ(頑住吉注:また蔑称)の軍用衛星を妨害し、しかも同時に韓国、台湾、およびアメリカ(頑住吉注:「美国」)の前線にレーダー妨害を実施し、日本の前線の戦場全体を中国の意のままにコントロールする。
(頑住吉注:これより8ページ目)
その後第1打撃悌隊が出動する。この悌隊は800機の退役した殲-6からなる無人操縦機の打撃機群であり、各機500kg高性能爆薬制御誘導爆弾と2つのサブ燃料タンクを搭載し、目標に対しまず爆弾を投下した後、今度は自殺性の二次攻撃を行う(頑住吉注:安価な単なる爆弾を搭載して最初から突入するんでは何故いかんのでしょうか)。同時に1,200発の地対地巡航ミサイルを18カ所のミサイル基地から同時発射する。目標は日本全土のレーダー防空ミサイル基地と指揮系統で、目的は日本全土の防空レーダー、防空ミサイル基地、飛行場の指揮系統の破壊である。これと同時に中国の演習に参加していた艦隊があらゆる対艦ミサイルを発射し、これと対峙していた3つの九・十艦隊を打撃する(頑住吉注:「九・十艦隊」とは海上自衛隊の10隻の駆逐艦と9機のヘリで構成される艦隊だそうです)。空中の200機の殲轟-7が搭載する4発の対艦対地ミサイルが同時に攻撃を行い、できる限り第1波の攻撃でのすべての撃沈を目指す。目的は日本のあらゆるレーダー指揮および防空ミサイル施設と3つの九・十艦隊を打撃し、できる限り日本の3つの九・十艦隊全軍を壊滅させ、対空警戒と防御を麻痺状態に陥れることである。
第2波は延辺朝鮮自治区方面の100機のスホーイ-30、北方四島方面の50機の殲-15、南は50機の轟-10、@機の殲-11と100機の殲-10からなる第2打撃悌隊である(頑住吉注:「@機」はまたたぶん漢字読み取りソフトのエラーでしょう)。目標は軍用飛行場のレーダー施設、防空施設である。北方四島の30機の殲-15、南方の100機のスホーイ-30はそれぞれ2発の対艦ミサイルを搭載して残余の艦を捜索してひたすら打撃を行う。第1段階から始まって空中には終始10機の早期警戒機、50機の殲-20、100機の殲-10、100機の殲-11があって順繰りに航路護衛を行い、日本の空中の軍用機を捜索、撃墜し、制空権を掌握する。この回の打撃の目的はあらゆる日本の対空レーダーと防空ミサイル基地および軍用飛行場を破壊し、あらゆる日本の空中戦力を殲滅し、日本の対空を全面的に麻痺させ、制空権を掌握し、残余の九・十艦隊とその他の水上艦艇を殲滅することである。
(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「資料画像:日本の海上自衛隊のあたご級駆逐艦」 続いて2枚目。「資料画像:日本の海上自衛隊のひゅうが号ヘリ空母」)
第3段階は150機の殲-8、50機の殲-11、50機の殲-10が空対地ミサイルを搭載し各港の残余の艦艇と防空施設を打撃する。制空権掌握後、あらゆる艦載ヘリと海上プラットフォームの60機の対潜機が飛び立ち、日本の潜水艦に対し絨毯式捜索を行う。この3段階はいずれも1日のうちに完了し、できる限り1日で日本の90%の対空戦力、海軍の70%の戦力の破壊を目指し、陸軍はしばらくは動かない。
2日目は再び300機の殲-6無人機および600発の巡航ミサイルが飛び立ち、日本全土の残余の対空戦力を打撃する。これには陸軍の対空戦力も含まれる。その後再び100機の轟-6と100機の殲轟-7が日本全土の飛行場を打撃し、100機の殲-10Bが航路護衛を行い、できる限り日本の大型飛行場を破壊する。同時に海軍戦闘機が順繰りに飛び立って残余の艦艇を捜索、撃破し、また各軍用埠頭基地を攻撃する。空軍戦闘機は日本の空軍基地、ロケット発射基地、日本の中央と地方の戦略指揮センターを攻撃し、およそ打撃できるあらゆる軍事目標を打撃する。その後順繰りに100機のスホーイ-30と200機の殲-11が飛び立ち、陸軍の戦力を打撃する。2日目の目的は日本のあらゆる対空対艦戦力、陸軍のあらゆる対空戦力、部分的なその他の戦力を破壊し、日本のあらゆるロケット発射戦力、あらゆる軍用飛行場および一部の軍用に使える大型民間飛行場の破壊である。海軍は残余の日本艦艇を捜索し、打撃を行う。あらゆるヘリが飛び立って目標を捜索して攻撃し、同時に日本の現存する軍事戦力を評価し、次の打撃目標、さらに打撃の必要があるか否かを確定する。
3日目は100機の轟-6、50機の轟-10、100機のスホーイ-30、120機の殲轟-7、250機の殲-10が飛び立って日本の軍事工業企業を打撃する。これには三菱重工、三菱船業といった有名な軍需企業が含まれる(頑住吉注:「三菱船業」という会社はなく、造船部門は三菱重工の一部のようです)。
100機の殲-11、100機の殲轟-7、200機の殲-10が飛び立って日本の温存する艦艇を打撃し、500発の巡航ミサイルを発射する。100機の殲-11、100機の殲-10、100機のスホーイ-30が飛び立って日本陸軍を攻撃し、30機の殲-11が飛び立って靖国神社を破壊する(頑住吉注:あ〜あ、やっちゃった。しかし靖国神社の破壊に30機ってあんた)。海軍は目標の捜索を続け、日本の潜水艦の全滅を勝ち取る。
この3日で中国の潜水艦部隊は48隻の通常潜水艦と6隻の攻撃型原子力潜水艦が参戦し、日本を完全包囲状態に置く。
全体の過程は3日継続し、戦役の結果は日本のあらゆる海空軍戦力およびレーダー、指揮基地、ロケット基地の破壊である。これにはあらゆる温存された艦艇(数隻の潜水艦は残存するかもしれない)、陸軍の大部分の対空戦力、陸軍の1/3、その他の軍事戦力、軍事工業生産の半分の力量、靖国神社の徹底破壊が含まれる!!! 全体の過程でおよそ2300発の地対地巡航ミサイル、1万発余りの空対地、空対艦ミサイル、1,000発余りの艦対艦ミサイル、1万発余りの制御誘導爆弾の発射を要し、1発の地対地弾道ミサイルも使用されず、アメリカ(頑住吉注:また蔑称)を含む周辺国をあえて軽挙妄動させることはない。
4日目、中国は戦争の終結を宣言し、中国は完勝を勝ち取る!!! 世界世論は開始してすぐの震撼、譴責から驚嘆、信じ難い、に変わる!!!
結果として日本は魚釣島を撤退し、ロシアは中国の会社と連合しての北方四島の旅行およびその他のプロジェクトの開発を宣言する。アメリカ(頑住吉注:蔑称)およびEUは中国の軍事行動停止を歓迎し、本来の制裁準備から中国との積極的な軍事協力展開へと変わる。強者を敵とし弱者に同情する(頑住吉注:多少ニュアンスが違うかもしれませんが「弱きを助け強きをくじく」とほぼ同じでしょう)のは西洋人の習慣に符合しない!!! ベトナムは南沙で占拠する8つの島のうち3つからの撤退を表明する。その他の南沙諸国はいずれも積極的に中国に好意を示し、中国と共同での南沙開発を表明する。台湾サイドは適した時期に大陸と帰順の条件を話し合うと宣言する!!!
コラムで自称「熱狂的民族主義者」の日中の尖閣をめぐる衝突を仮想した戦力分析を紹介し、意外と冷静な判断だなと感じたんですが、これはもう何とも言い難いぶっ飛びぶりですね。意外なのは日本の軍艦に中国の非武装の漁船がなぶり殺しにされて中国が報復に立ち上がる、とかいう発端でなく純粋に中国側から奇襲攻撃をかけている点ですね。
ここに出てきた、ツポレフ爆撃機をこれから導入して来年後半に試作機完成の見通し、という不確定の情報があった轟-10に関し、例えば中国がスホーイ-27を初めて購入したのは1991年、国産機が部隊に配備されたのは1999年と8年かかっており、ましてや中国が経験していない超音速の大型機である殲-10が6年後に50機も実戦に使える状態で存在するとは考えにくいです。部材は作り始めているという説もありますがまだ姿もない国産空母が4年後に戦闘に使える状態にあるというのも、殲-20の2015年配備も、たった6年後における宇宙における絶対優勢も無理があります。このうち1つならまだしも全部実現は無茶でしょう‥‥というような細かい問題は、超大甘な国際的反応の前にはどうでもよく思えてきます。そもそも日本の米軍基地をどうするのかという問題が全く避けられているのではお話になりません(地対地弾道ミサイルさえ使わなければ他国の介入はないってのはどういう発想なんでしょうか)。
まあいくら何でもこれを本気にする中国人は少ないでしょう。