コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその93

8月5日

 ついに開幕です。

http://military.china.com/important/11132797/20140805/18683756.html


ロシアでの戦車競技初日:中国の96A戦車、失中なし 12か国中唯一

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の戦車、単一車両競技に出発」)

中新社アラビノ8月4日電(記者 賈靖峰) ロシアの「戦車両項目-2014」国際競技が4日モスクワ郊外のアラビノ標的場で開幕した。中国代表チームは競技への初参加で、かつ当日の単一車両競技の射撃種目の中で全部目標に命中させ、当日競技に参加した12カ国の代表チームの中で唯一「失中なし」の代表チームだった。

記者は競技場で、中国チームの戦車兵が緑色の迷彩服を着て国産の96A型戦車を操縦し、緑色の迷彩車体に赤い国旗を配して登場するのを見た。当日の真昼に行われた戦車目標、ヘリ目標、対戦車グレネードランチャー目標などに対する射撃種目の中で、中国チームは全部目標に命中させた。観戦現場で、数回の射撃種目の素晴らしいパフォーマンスは中国チームのために少なからぬ拍手を勝ち取った。

中国軍の競技参加部隊の関連の責任者の事実確認を経ているが、中国チームは当日の12カ国の競技参加チームの中で、射撃を全部目標に命中させた唯一の代表チームである。説明によれば、中国代表チームは12名の戦車兵によって組成され、平均年齢は26歳である。

当日行われた開幕式は今回の競技のもう1つのハイライトで、本物の人間のバレエの演技の随伴の下に、何台かの戦車から組成される隊列が素晴らしい「戦車バレエ」の演技を行った。また、ロシアはさらに戦闘機とヘリの地上打撃動作をデモンストレーションした。

ロシア軍の説明によれば、期間13日の「戦車両項目-2014」は4つの段階に分かれる。その1は単一車両競技で、これには水場、地雷原道路、土盛り、段差などの障害のあるルートの突破、途中での各項目の射撃完成が含まれる。その2は短距離と速度を競う競技、障害のあるルートと射撃任務で、単一車両競技に似ているが競技ルートは短縮される。その3は身体能力競技で、これは今回の競技で前回に比べ新たに増やされた種目でもある。

上述の3つの段階で単一車両競技の上位3位までを決めた後、第4段階の競技が行われる。‥‥リレー競技である。前の3段階の中で成績が最も良かった競技参加4チームが勝負を行い、これは今回の競技で最も激烈な部分となり、最終的に団体優勝者が決定する。

ロシアの「戦車両項目」国際競技の主な競技目的は戦車兵の操縦の技巧、武器操作の技巧、チームの協力能力である。2014年「戦車両項目」の陣容は2013年の第1回の4か国から12か国まで増え、これにはロシア、中国、アルメニア、ベネズエラ、カザフスタン、モンゴル、セルビア等々が含まれ、それぞれの国の代表チームは3つの主力車チームと1つの補欠車チームを含み、中国の競技への初参加は関心を集めている。

(頑住吉注:2ページ目)中国チーム、開幕式に隊列を組んで登場

(頑住吉注:3ページ目)中国の競技参加戦車と戦車兵が初日に登場、発進を待つ

(頑住吉注:4ページ目)8月4日、ロシアの「戦車両項目-2014」国際競技が4日モスクワ郊外のアラビノ標的場で開幕した

(頑住吉注:5ページ目)ロシアの「戦車バレエ」の演技

(頑住吉注:6ページ目)各国代表チーム、落下傘降下で登場

(頑住吉注:7ページ目)ソ連のマークおよびレーニンの肖像を掲げたロシアの戦車

(頑住吉注:8ページ目)開幕式で展示されたロシアの戦車


http://tuku.military.china.com/military/html/2014-08-05/225311_2524575.htm

 画像集です。

 乗員の技量か射撃管制装置の差かは分かりませんが、96AはT-72を上回る命中率を示したようです。このまま行けばロシアと中国の戦車の国際市場での売れ行きにも影響しそうですが、この結果はロシアにとっても予想外だったということなんでしょうか。もちろん競技全体が終わるまでは評価できませんが。

 「近頃の若いもんは‥‥」という陳腐なお説教ですが。

http://military.china.com/important/11132797/20140801/18676193.html


軍長:一部の青年は英雄を嘲弄 尚武の精神なければ侵略するに任せることになる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「李橋銘軍長」)

青年には軍を崇める尚武の精神がある必要がある

李橋銘


また「八一」がやってきた(頑住吉注:人民解放軍建軍記念日)。某ウェブサイトの世論調査がはっきり示すところによれば、過半数を超える民衆は建軍節は軍人の祝日に属し、一般民には関係ないと考えている。甚だしきに至っては某いくつかの地方幹部も建軍節は軍人の祝日であり、国防建設は軍隊自身のことと考えている。

ロシアの「海軍節」を見てみよ。街頭は喜びに沸き立った祝賀する人の群でいっぱいになり、モスクワの赤の広場の無名戦士の墓の前にも婚礼衣装を着た青年男女が見られる。一方中国国内はと振り返って見れば、一般民が「八一」で国旗を振り、あるいは烈士の墓地前を婚礼を行う場に選ぶことは少ない。

現在我々の公民は愛国を語ることを恥じ、相当部分の若者はスターのみを崇拝し、国家、軍隊に対するアイデンティティー、誇りの感情や使命感が欠乏している。先輩、父の世代を馬鹿にし、彼らを時代遅れの存在だと思う者さえいる。だがまさにこうした時代遅れの存在である父の世代にこそ中華民族の真の精華を見る希望があるのであって、まさに彼らが直接日本やアメリカ帝国主義と闘争したからこそ我々の最後の一点の尊厳が保たれたのである。

王芳という名の娘が英雄をテーマにした一連の歌を歌い、ブログ上で誇らしげに自分はこの国を熱愛していると言明する時、天地を覆い隠すほどの悪罵とデマが彼女に浴びせかけられる。愛国者を嘲笑し、権勢と金銭を崇拝し、理想と気骨をさげすむことが相当な一部分の人の崇め尊ぶ風潮となる時、私は我慢できずに言いたくなる。「八一」はただ単に軍人の祝日ではなく、国民全体が深く思い返すべき祝日でもあるのだ、と。

ある国が強国であるかないかは、単に物質で決まるのではなく精神でも決まる。ある国の国民に強い精神、気質がなかったら、もし経済がナンバーワンで、富が天下一でも、その民族は真に内心が強大ではない。「八一」は軍人の祝日であるだけでなく、中国青年の祝日でもあるべきなのである。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「解放軍部隊の兵士、敵を殺す本領を厳しく練習」です。)

ある歌手が飛び降り自殺して十年余りになるが、忘れられない人がいる。ある芸能人が(頑住吉注:意味不明)すれば多くの人が関心を持つ。だが我々から時間的隔たりが最短、地域的に最も近い戦争と英雄はと言えば言及されることが少ない。董存瑞(頑住吉注:国共内戦で決死的にトーチカを爆破して戦死。要するに肉弾三勇士に近い感じでしょう)、黄継光(頑住吉注:朝鮮戦争で負傷しながら自分の体で敵の機関銃を銃口をふさいで後続部隊の攻撃を助けたとされる人)、劉胡蘭(頑住吉注:共産党予備党員で、国共内戦時に敵側の村長暗殺に関与して死刑。前の2人に比べると地味ですが女性でわずか14歳だったということがポイントなんでしょう)、こうしたとっくに歴史書の題材になった英雄は一部の人のパロディ化の対象になっている。中国最大の幸運は、永遠に次々現れては尽きない英雄である。中国最大の不幸は、英雄を銘記する人が永遠に欠乏していることである。

「八一」軍旗の下に立ち現在の青年の現状を改めて考えると、私は心配でたまらない。一部の青年は「老人のすねをかじり」、ブランド服を着、外国のスターの追っかけをし、崇拝し、自分の国を嘲弄し、自らの英雄を嘲弄する。基本的価値である道徳的規範、精神的支柱、愛国主義、英雄と栄誉を崇め尊ぶことが批判や嘲弄を受けることは、高度の警戒を引き起こすこと必須である。中国は発展し、強大になり、強国の夢、強軍の夢を実現しようとしており、青年は愛国主義というこの旗印に対する高度の共通認識を形成し、愛国主義を国の人全体が断固として守る核心的価値とすることが必須である。

「今日の責任は他人にあるのではなく、全て我ら少年にある。少年が強ければ国は強く、少年が地球に雄すれば国は地球に雄する。」 梁啓超のこの深い言葉は読めば人の心に感動と責任感を生じさせる。だが周囲の少年を見渡せば、限りない憂慮と恐れが生じる。娯楽にひたすらふける娯楽至上が若者の主流となる時、ある国の大多数の青年に軍や武を崇める精神がなくなった時、侵略するに任される歴史が必然的に再演される。

一食の食事、一回の座談会が「八一」を記念する全てとなり、私はこのような「八一」がまだどのくらいの場所で繰り返されているのか知らない。軍事理論家ジョミニはかつて、英明な政府の一貫した宗旨は、軍人の地位向上、全国民の誇りと勇敢な精神の養成であるべきだ、と語った。我々の政府、社会と民衆が共同で行動を起こし、力を尽くして軍と武を崇める民族の精神、国防事業を敬い軍人の地位を尊重する社会的気風をを養成することを望む。それでこそ強軍の夢は堅実な基礎を持ち、強軍の夢はそれでこそ実現の望みがあるのである。(筆者は第四十一集団軍軍長)


 ロシアと中国の自分たちの軍を誇りに思う気持ちの差異にはいろいろな原因があるんでしょうが、1つにはロシアは自分たち自身の力で強大な侵略者を撃退してついにはその首都まで占領したが、中国は別に自分たちの軍が直接的に勝ったわけではない、というのも大きいんじゃないでしょうか。これは例えば自分たちの力で革命を起こし、血を流し、専制君主の支配をを打倒して自由と民主主義を勝ち取った欧米の国と、敗戦の結果として別に望んでいなかった自由と民主主義を突然に与えられた日本とでは自由と民主主義に対する意識がどうしても違うのにも似て、教育その他でどうにかなるもんではない部分が大きいような気がしますが。

8月6日

 中国および韓国・フィリピン関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140805/18683601.html


韓国メディア:中国、強硬に韓国のフィリピンへの兵器贈与停止を要求 史上前例なし

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フィリピンはかつて韓国のT-50練習機購入を計画した」)

【グローバル軍事報道】 韓国の「週刊東亜」は4日、韓国政府の匿名の当局者が明らかにしたところによれば、6月10日および11日、中国の駐韓国大使館高級官僚と武官所代表が相次いで韓国外交通商省と国防省を訪問し、韓国がフィリピンに兵器を寄付するのを中止するよう要求した、と報道した。中国サイドの態度表明ははなはだ強硬で、「もし原計画通りに行われれば7月の中韓首脳会談に深刻に影響することになる」としたとされる。報道は、中国の韓国に対するこのような「ハイデシベル」な不満の表明は史上前例がない、とする。今年5月30日に行われた韓国・フィリピン国防大臣会談の席で、韓国の当時国防大臣の任にあった金寛鎮は今年年末にフィリピン向けに1隻の多用途上陸艇と16隻の高速艇をプレゼントすることを承諾した。韓国政府はこの協議を決して公表してはいないが、フィリピン外務省は6月5日対外的に資料を発し、この事実を公表した。フィリピン海軍にプレゼントされる韓国の上陸艇は1980年代の初めに建造されたもので、全長88.3m、全幅10m、95人を搭載できる。ある分析は、中国サイドは韓国のこの挙動を「アメリカの対中国戦略包囲への参加」と見なし、明確に警告のシグナルを発したのだ、と考える。

またフィリピンの「フィリピン星報」4日の報道によれば、アメリカの元大統領クリントンは先日アメリカメディアのインタビューを受けた時、中国とフィリピンの間の2国間会談は南海の争いを解決する最も良い方式ではない、とした。彼は次のように言った。日本と中国の領土をめぐる口論は「世界は傍観できる」。何故なら「中日の大小は対等だ」と考えるからだ。一方中国と南海の主権主張国相手との間には「大小の差異」がある。このため「多国間の枠組み」の下で南海の争いを解決することが必須なのである。

またフランス通信社の報道によれば、4日にフィリピンは自分たちはすでにベトナム、インドネシア、ブルネイという3カ国の支持を獲得しており、今週ミャンマーで召集開会されるアセアン会議に「南海情勢解決方案」を提出する準備をしている、と言明した。フィリピンの方案は、緊張した情勢をエスカレートさせる活動を直ちに暫時停止し、また国際法に基づいて争いを解決するメカニズムを探求することをアピールする、とされる。今週ミャンマーで行われる東アジアサミットには、アセアン諸国の他、中日韓米なども全て出席することになる。ある予測は、その時アメリカは南海問題の上で再度中国を詰問する可能性が高く、一方フィリピン・ベトナムも機に乗じて各自の南海における理のない主張を提出し、中国を待ち受けるのは困難な戦いだ、と考える。

4日午後、外交部辺海局副局長の易先良は、中国ジャーナリスト協会の「ニュース座談会」に参加した100名余りの中国国内外の記者に対し、中国周辺の海上のホットなポイントを詳解した。彼は、「事件の起因はいずれも中国にはない。中国サイドは迫られて適度な、限られた反応をなしているのだ。」と語った。彼は、中国周辺の海上は総体としては平和で安定している、と語った。海洋強国建設の過程で、中国の周辺諸国との協力はより必要となり、外海も中国の発展に適応する必要がある、と。


 中国自身が国際会議での不利を予想しているわけで、ここは日本もどういう対応がベストか考えて適切な対応をするべき重要な場面でしょうね。

8月7日

 054A護衛艦関連です。

http://military.china.com/news/568/20140806/18689206.html


054A徐州艦、艦隊防空演習の中で成功裏に4波の来襲するミサイルを迎撃

7月31日午前、東海の某海域の海の状況は劣悪で、波浪が逆巻いていた。5隻の艦艇は防御隊形を組み、波に逆らって前進し、総合防空対ミサイル実弾演習が時間通りに始まった。徐州艦の指揮員で東海艦隊某駆逐艦支隊副参謀長の範再軍は記者に、今回の演習で艦隊は「敵サイド」の突然の攻撃を迎撃し、「敵サイド」の攻撃は多波で、発射されるミサイルの数は多く、しかも近距離からそれぞれの角度から来襲し、迎撃の難度は非常に大きい、と教えた。

記者がいる徐州艦は艦隊後方の防御任務を担当する。

「方位xx、距離xx、2団の空中目標を発見」、徐州艦が戦闘警報を鳴らしてすぐにレーダーは「敵」ミサイルが後方から急速に艦隊に向け襲来するのを発見した。「落ち着いて追跡せよ」、「艦対空ミサイル発射」 徐州艦艦長の 李国輝の一声の号令と共に、2発のミサイルがまるで弦を離れた矢のように空に突き刺さり、その後後方に向け方向転換し、「敵」ミサイルに向け飛び去った。

記者は、艦対空ミサイルが飛行する航跡が空中に1本の壮麗な円弧を形成するのを見た。李国輝艦長は記者に、ミサイルは後方から攻撃してきており、不安定要素が多く、レーダーの発見、追跡の難度は高く、またこれは徐州艦初の後方から来襲するミサイルの迎撃でもある、と教えた。にもかかわらず、徐州艦のレーダースクリーン上には、「敵」の2発のミサイルは全部迎撃された、と表示された。

何分か後、「敵」サイドの第2波のミサイルが後方から襲来した。徐州艦は再度艦対空ミサイルを発射し、迎撃を行った。遠からぬところで爆発音が起こった。ここに至り、徐州艦は後方から襲来する全部で4波の空中目標を成功裏に迎撃し、完璧な答案を提出したのである。(ソース:中国軍ネット 王立波 陸凱 通信員 方廷)


 標的となる演習用ミサイルがどんな性能なのか分からないのでこれだけでは何とも言えないと思いますが、垂直発射装置によるかなり実戦的な演習を行っているようではありますね。

 中国のスパイ事件関連です。

http://military.china.com/news/568/20140806/18689270.html


ハルビン一大学航空宇宙学科の研究生、国外向け情報を売り逮捕される

金銭の誘惑に抗しきれず、2年にもならない時間内にハルビン一大学航空宇宙学科修士研究生常某は、国外の人員のために情報および内部の資料を50回余り収集し、「経費」20万人民元余りを受け取った。

8月5日、常某は黒竜江省人民検察院農墾区分院により逮捕が批准された。この事件は国外情報機構の「黒い手」がすでに高等教育機関の学生に伸びていることを示している。


 外国って具体的にどこなんですかね。本筋じゃないですけど日本では逮捕を許可するのは公平という建前の裁判所ですが、中国では検察が逮捕を許可できるんですかね。

8月9日

 ロシア、中国等による合同演習関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140808/18694216.html


平和使命2014軍事演習の規模は空前 中国・ロシアなどの国の7,000人の軍人が演習に参加

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:平和使命2013演習の中で中ロ部隊が合同で進攻を発動」)

ロシアのタス通信社8月7日の報道によれば、キルギススタンの武装力量総参謀部ニュース所関係者は7日、上海協力機構メンバー国の合同対テロ演習「平和使命-2014」が中国の朱日和訓練基地で行われ、500名余りの軍人とキルギススタン国防省の軍事技術設備が参加することになる、とした。

上海協力機構メンバー国の「平和使命-2014」演習は8月24〜29日に中国のフフホト市の朱日和訓練基地で行われる。5つの上海協力機構メンバー国、ロシア、カザフスタン、キルギススタン、中国、タジキスタンの指揮機関と部隊が参加する。全部で7,000名余りの上海協力機構メンバー国の軍人が参加する。

この人物は次のように表明した。「今日(7日)キルギススタン西南地区司令部の軍隊演習場は演習に行く人員、技術設備、武器の準備状況の検査を済ませた。2014年は約500名の標準の武器を携帯して自動車、装甲車、専門設備に乗った人員がキルギススタンを代表する。」

彼は、演習の主要な目的はこの組織の国際的な舞台の上での影響力を拡大すること、防御領域の協力と相互協力を深化させることで、特にテロリズムと地域に対する脅威を打撃する方面においてである、とした。彼は、主催者の構想によれば、演習期間には上海協力機構メンバー国軍楽隊の初の祭典を行うことが計画されており、さらに文化プログラムと体育競技がある、と指摘した。(烏元春)

(頑住吉注:後のページのキャプションは全て「『平和使命-2013』の中ロ合同軍事演習(資料画像)」です)


 去年も行われましたが対テロと言っても西側で想像するようなものではなく、ある地域が独立を宣言した場合にこれを包囲して完全に殲滅するような状況を想定したもので、今年はウクライナ情勢、中国での少数民族によるテロなどから、去年よりさらに生々しさを感じさせる演習になるのでは。

 次も中国・ロシア関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20140807/18690583.html


ロシア、中国から数十億アメリカドルの軍用および航空宇宙電子製品を購入する予定

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアの運搬ロケット(資料画像)」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

タス通信ネット8月6日の報道によれば、あるロシア連邦航空宇宙署に近い消息筋の人物は6日「情報報」に向け、ロシア航空宇宙ロケット工業と国防工業総合体の企業は、数十億アメリカドルの価格で中国から数ロットの電子部品基座を購入する計画である、と明らかにした(頑住吉注:「基座」はベースとか基礎とかいった意味ですが、ここでどういう意味なのかははっきりしません)。

新聞は消息筋の人物の話を引用し次のように書いている。「我々は中国航空宇宙科学工業集団社と協力中で、この集団傘下の機構はすでに我々に向け数十の方案を提供し、あるいはアメリカの制裁ゆえに購入できなくなった部品に直接的に取って代わるか、あるいはそれに対し小幅な調整を行うかだ。」

新聞は説明し、現在ロシア航空宇宙工業と国防工業総合体は中国の部品基座を使用していない、とする。

ウクライナ情勢にかんがみて、EUとアメリカが8月1日からロシアに対し導入した新たな一連の経済制裁は、その主旨が一連のロシアの銀行のEU資本市場への進入制限にある。この前アメリカ製府は一連のロシアの国防および原料関係の企業に対し制裁を実施した。

新聞はこの消息筋の人物の話を引用し、「今後2〜2.5年、ロシア工業がまだ掌握していない宇宙および軍事領域で必要な電子部品基座の生産時、数十億アメリカドルの価格で中国からこの種の製品を購入することを計画している。」とした。

この新聞はさらに、中国航空宇宙科学工業集団社傘下の電子部品の研究開発および生産に従事する12の機構の代表が8月18日にモスクワに行って、ロシアのメーカーの専業研究討論会に参加する、とする。類似の研究討論会はその後さらにサンクトペテルブルグで行われる。

この新聞はグロナス非商業集団主席分析者アンドレ ユエニンの話を引用して報道し、「中国のメーカーとの大規模な協力の展開は、あるいはBRICs諸国が参加する技術連盟形成の第一歩となるかもしれない。」とした。


 安いからなら分かりますが、ロシアが技術を持っておらず中国なら持っているという分野の部品ってそんなに巨額になるほど存在するんですかね。

8月10日

 ロシアの専門家が日中の宇宙における競争を評する、という記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20140808/18694121.html


ロシアメディア:中日の対抗、宇宙に深く入り込む 中国がはるかに先んじ日本はすでに負けている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「文章は、宇宙監視部隊の成立はきっと中国を再度激怒させるだろう、と考える」)

ロシアの声放送局ウェブサイト8月7日の報道によれば、日本は宇宙監視部隊の建立を計画しており、必ずやさらに一歩中日関係を悪化させ、両大国の宇宙に対する争奪を激化させることになる、とロシア科学院東方研究所日本研究センターの専門家パフリヤジェンコは推測する。彼は同時に、日本の防衛省が宇宙監視部隊建立を決定した主旨は、日本の軍事ポテンシャルを高める新たなステップにある、と指摘する。

日本が新たに建立する部隊は主にスペースデブリ、すなわち廃棄された衛星やロケットの破片の、日本が運用中の衛星とのあり得る衝突発生を監視し事前に警告を発することであるとされる。しかし日本人が宇宙監視部隊を建立するのがゴミへの対応だけであるというにはほど遠い。パフリヤジェンコは、中日関係の緊張は、新型部隊を利用して中国軍の活動を監視する全ての前提条件である、と考える。

彼は次のように語る。「一切の手段を動員してこのプロセスを推進しているところであり、これには日本にすでにある宇宙部隊が含まれる。日本は北朝鮮からのミサイルの発射を監視し、国の安全を維持保護するのだと言明しているが、衛星は中国の情報も収集できる。しかもとっくにそのようにしており、これはごく自然なことだ。新たに建設される宇宙部隊は監視の範囲を拡大することになる。何故なら地上の監視ステーション、レーダーや望遠鏡の支持を獲得できるからだ。」

日本は、中国が2007年に対衛星ミサイルの試射に成功した後に宇宙に対する監視を強化する必要があると決定した。1年後日本はこの国の宇宙開発の中の「非軍事平和利用原則」である「宇宙基本法」改変を通過させ、防衛目的の「非侵略」宇宙活動を許した。今年7月中国はまた1度対衛星試験を行った可能性がある。パフリヤジェンコは、ちょうどこの時に日本の防衛省は宇宙監視部隊成立の計画を通過させたのだ、と指摘する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ヒートアップするのはすでに競争ではなく、中日の対抗である。対抗はすでに新しい段階に入っている。中国はすでに多くの領域で日本に先んじている。」)

彼は語る。「ヒートアップするのがすでに競争ではなく中日の対抗であるのは非常にはっきりしている。対抗はすでに新たな段階に入っている。中国はすでに多くの領域で日本に先んじている。宇宙も対抗の一部分となり、かつさらに一歩激化することになる。中国ははるか先を行っており、自らの有人宇宙ステーションを発射した。中国はポテンシャルも非常に大きい。中国はすでに宇宙大国となり、中国との対抗という角度から見て今日日本はすでに負けている。」

中国は安倍晋三の平和憲法修正に関するいかなる行動に対しても強烈な反応をなす。これには集団的自衛権解禁に対しても含まれる。パフリヤジェンコは、宇宙監視部隊成立はきっと再度中国を激怒させる、と信じる。

彼は語る。「疑いなく、このことは北京に新たな行動をとり、より強硬な政策をとることを促すことにしかなり得ない。すでに充分強硬なのではあるが。一方日本人に対して言えば、これは道徳の上で前に踏み出す一歩でもある。日本は一歩一歩、多くの指導者から「正常な国家」と呼ばれる方向に向かって邁進しつつある。第3の経済大国に甘んじ、地域だけでなく全世界において軍事、政治問題を解決する上でいかなる役割も演じない‥‥これはすでに今日の日本に適さない。正常な国家になるというのは、軍事的ツールを持ち、それが日本の強大さと決意を顕示する仕事に使われ得ることを意味している。それは日本人により力量と自信を充満させることになる。宇宙監視部隊成立に関しては、これは始まりに過ぎず、それぞれの日本人の心に安心を得させるのである。」

専門家たちは、日本が宇宙監視部隊を成立させることは宇宙軍事化のリスクを高める可能性があると考える。アメリカと中国がいずれも自らの宇宙における地位を強化し、対衛星武器製造のため積極的に努力しつつあるからなおさらである。

(頑住吉注:後のページのキャプションは7ページ目の「日本の宇宙飛行士、メディアのインタビューを受ける」を除き本文の一部を切り取ったものなので省略します。)


 ロシアの専門家が中国に都合のいい論評をしてくれるのかと思いきや最後の方であらぬ方向に行ってしまったので名前も挙げられない「専門家たち」を登場させてフォローしたような印象を受けるちょっと変な記事ですね。

 「遼寧艦」関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-08-10/225418_2526782.htm


遼寧艦に新メンバー加わる! 中国最新の対潜ヘリが明るみに

最近ネット上に1枚の我が軍の輸送ヘリの画像が出現した。この機には海軍航空隊の明るい青の色と海軍の軍旗の塗装がなされている。現在まで、遼寧号艦載機部隊に隷属する殲ー15型艦載戦闘機、殲教ー9H型練習機、直ー9C型捜索救援ヘリといった機種だけに、機体側面に海軍軍旗の塗装があり、このためこの機も艦載機部隊のメンバーであることが肯定できる。

この機のテイルローター上のZ18F-02のコードナンバーがはっきり見え、この機が直ー18大型ヘリの改良型であることはごくはっきりしている。さらにその機体後下方に密に分布するソノブイ投下口と、機体下方の吊り下げソナーの開口を見れば、これはそのコードナンバーの中のFが指しているのが「対潜」に違いないことを説明している。そしてテイルローター上の羽を広げて飛ばんと欲する「黄色い頭のウミワシ」の図案もこの機の使命と暗合している。


 固定翼対潜機は当面使えないのでこれで我慢するということでしょう。

8月11日

 全体的には大したことない記事なんですが、太字で強調してある部分が非常に気になります。殲ー10に関する記述です。

http://military.china.com/important/11132797/20140810/18697124_2.html


ある空戦対抗演習で、飛行員は機載レーダーの目標スキャンに異常が出現するのに気付いた。訓練終了後、中隊の将兵と飛行人員は共に戦術評価室に突入した。ビデオの放映、飛行データ判読などの方法を通じ、繰り返しこれに対する分析を行い、最終的に確定された。某型レーダーの特性がこの現象を引き起こしたのであり、決して戦闘機の故障ではない、と。

「某型レーダーにこの種の機能がある以上、どうして我々がこの特性を利用して戦法の創新を行わないことがあろうか?」 機務将兵の繰り返しの研算推敲と空中勤務人員の飛行による論証を経て、ワンセットの全く新しい機動戦法が誕生し、かつ空軍が組織した対抗性競技審査の一戦において名を成した。


 何らかの電波の反射によって普通なら探知できない位置にいる敵機が探知できるとかそういうことですかね。

 ありそうで意外にないアメリカ・ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20140811/18698021.html


ロシア、近海において強硬にアメリカの原潜を追い払う 外国メディア、スノーデンが機密を漏らしたと疑う

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「資料画像:アメリカ海軍のバージニア級攻撃原潜」 続いて2枚目。「資料画像:ロシア軍のイリューシンー38対潜機」)

【グローバル軍事報道】 ロシアの「晨報」10日の報道は、ロシア海軍総参謀部高級幹部は9日、ロシア北方艦隊の対潜戦力がアメリカの原潜1隻を発見し、かつ本国国境水域から「追い出した」と言った、とした。彼は次のように語ったという。「8月7日、北方艦隊の当番部隊がバレンツ海海域で外国の潜水艦1隻を発見し、推測によればこれはアメリカ海軍の『バージニア』級原潜である。このため、海軍は指定の区域に向け対潜攻撃艦群とイリューシンー38対潜偵察機1機を派遣して捜索と追跡を行った。全『追い出し』行動は約27分持続し、アメリカの潜水艦はこの海域を離れることを迫られた。

報道によれば、ロシア北方艦隊元司令ヴェヤチェスラフ ボボフは、ソ連時代に始まり、アメリカの潜水艦がロシアの軍艦の活動を追跡する行動はずっと停止したことがない、とする。ある時期彼らの活動の頻度はある程度低下した。だが現在、アメリカはまたロシア海岸地域においてロシアの軍艦と潜水艦を追跡する活動を強化している。アメリカはロシアとアメリカの指導者が署名する、水中事故発生を避ける協議を拒絶している。何故ならアメリカはこの条約の拘束を受けたくないからで、このようにしてアメリカサイドは随意にロシアの沿海地域に接近して活動できるのである。ロシア共産党の下院国際事務委員会副主席カラシニコフは、ロシアの海域においてアメリカの潜水艦を発見することは全く正常な事柄だ、とする。だが現在ロシアとアメリカがまさに情報戦を発動している状況下で、このことは国際社会の高度の関心を引き起こすことになる。

ロシアとアメリカの今回の「猫が鼠を捉える」ゲームは間違いなく第三国の関心をも引き起こしている。日本の「東京快報」(頑住吉注:簡体字で検索しても「東京エクスプレス」、「東京速報」など考えられる言葉に訳して日本語で検索しても全くそれらしいメディアは見つからず、実在しないと考えられます)ウェブサイトによれば、10日にアメリカの最新鋭攻撃原潜が北極圏のロシア領海付近で発見され、かつロシア軍部隊によって追い払われた。静音性能とソナーの追跡を避ける性能が卓越したアメリカの最新鋭潜水艦が、このように簡単にロシアの対潜捜索部隊によって発見されたことは、米軍の攻撃原潜の戦争中における弱点を暴露している。ある情報は、ヨーロッパの潜水艦専門家は、ロシアがこのように簡単にアメリカの潜水艦を発見したのは、現在ロシアに避難中のアメリカ情報人員スノーデンがロシアに向け米軍の「最高機密」を漏らしたからだと考えている、とする。だがこの説は現在まだ事実確認を得ていない。

ロシアの門前でロシアの原潜の動向を偵察するがゆえに、NATO海軍はさらにかつてロシア海軍と何度もの深刻な衝突事故を発生させたことがある。1992年2月、アメリカ海軍の「ロサンゼルス」級「バトンルージュ」号原潜がコラ半島軍港入口のところでロシア北方艦隊の「シエラ」級原潜K-276「クラブ」号を追跡した。ロシアの潜水艦はこれに気付いた後、直ちに正面からぶつかる戦術動作を取り、アメリカの潜水艦に向け突進していった。ロシアの潜水艦の艦橋がアメリカの潜水艦の艦体にぶつかり、その外殻はほとんど完全に破壊され、アメリカサイドの潜水艦の耐圧艦体は致命的な損傷を受け、3年後の退役が迫られ、初の退役した「ロサンゼルス」級潜水艦となった。1986年、イギリスのある潜水艦が、北方艦隊の「タイフーン」級戦略原潜と衝突を発生させた。【グローバル時報特約記者 王臻 豊豆】


 スノーデン云々はとても信じられませんが、アメリカのこの分野での優位が揺らいでいるのは本当かもしれません。

8月13日

 戦車競技関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-08-12/225450_2527409.htm


戦車競技第2段階は中国第4位:96AとT-72激烈に対抗

ロシア当局は戦車両項目2014の第2段階、短距離競技の総成績を発表したばかりであるが、中国は第4位を獲得した。上位6位までは、1位ロシアチーム、順位1、3、6、総得点101、2位セルビアチーム、順位4、10、13、総得点84、3位カザフスタンチーム、順位2、7、25、総得点77

4位中国チーム、順位8、12、19、総得点72、5位キルギススタンチーム、順位4、11、30、総得点66、6位インドチーム、順位9、16、20、総得点66


 機動性は96Aの長所ではないと中国自身が言っていた割に健闘した方でしょう。同系列の戦車でありながらロシアが使ったのはエンジンが1,130馬力の試験タイプの新型、他は中国を除き全て905馬力の旧型、射撃管制システムも新型のものに変わっているのにロシアが1位〜3位までを独占というわけにはいかないもんなんですね。

 日中関係関連です。

http://military.china.com/news/568/20140811/18699045.html


専門家:中日の経済的付き合いは少ないほど中国に有利 文化領域は逆

中国は日本に対し経冷文熱であるべき 

林治波

日本が日増しに右傾化し、一段と力を入れて軍国主義を復活させ、必死でアメリカの足に抱きつき躍起になって反中国を行っている際、ある人は「中日関係は重大な場面を迎えている。越えられなければ中国の損失は最大だ! 甚だしきに至っては某歴史段階にまで後退するだろう!」と語る。こう言えばかなり人を驚かせるが、状況は本当にこのようなのか? この種のわざと大げさなことを言って人を驚かせる発言に対し、筆者はそうは思わず、あえていい加減な同意はしない。

筆者の視点は次の通りである。中日の経済上の競争性はどんどん強まり、相互補完性はどんどん弱まり、このため中日経済関係は少ないほど中国にとって有利である。だが文化領域では状況はちょうど反対である。

1980年代、中国の独立し完備された工業体系はすでに建立され、一方日本の工業化は中国より早く、その工業体系は戦前にすでに形成されていた。こうなれば、直ちに中国経済と日本経済の同質化という問題が出現した。中国は相対的に完備された工業体系を持ち、日本にもある。中国は科学技術の研究開発を行い、日本もやる。中国製品は輸出され、日本もそうである。中国は資源の輸入を必要とし、日本も必要としている。2つのおおよそ同じ経済体系は必然的に競争を発生させる。

だがこの種の競争は1990年代以前においては決して激烈なものではなかった。あの時中国製品の質は日本とではまだ顕著な隔たりがあり、製品のランクが異なり、満足させたのは異なる国、異なるランクの消費者の需要だった。しかも、中国はあの時資源を基本的に自給自足でき、この方面でも日本との競争を構成しなかった。だが1990年代以後、情勢に大きな変化が起きた。「中国製」の規模はより大きくなり、質は向上し、だが価格は日本製品より低く、競争はこのため激烈なものに変わってきた。両国は科学技術の研究開発、製品製造、国際市場と海外資源の争奪という方面で全面的な競争を形成し、日本は競争の中で徐々に劣勢に立たされた。これはまさに日本と中国の対立が徐々に激化した根本的原因の在処でもある。

ならば、中日経済関係には相互補完性はあるのか否か? 当然あり、相互補完性は技術の上にある。日本の少なからぬ領域における技術レベルは依然中国に先んじている。だが日本は中国に対し最も厳しい技術封鎖を実行しているため、技術の相互補完性は全く実現し得ない。このため両国の経済関係に残されるのは競争性だけになっている。

全体的な競争性を構成する日本経済に対して言えば、中国はつき合いを少なくすべきである。日本製品を買うことが少なければ、国産品のためにより大きな余地を作り出せる。日本資本の企業を導入することが少なければ、民族の産業のためにより大きな余地が提供できる。我々の税収と就業もこのためによりよくなるだろう。国内資金が充足している状況下では特にそうである。日本が中国に対する投資を減少することに対し、我々は心配する必要はない。

文化領域の状態は経済領域のそれとは反対である。中日両国は1つは非常に大きく1つは比較的小さく、1つは大陸1つは海の島、西方と工業化の学習という方面で1つは比較的遅く1つは比較的早かったため、両国は文化的特性と民族性の上で大違いである。

たとえば、日本は真面目で精細で名高く、中国人はぞんざいでいい加減なことで有名である。日本人は比較的度量が小さく、中国人は相対的に大胆である。日本人は戦術に精通し、中国は戦略に長ける。日本人は比較的団結し、中国人はしばしば内輪もめする。日本人は多悍勇之気で(頑住吉注:何となくわかると思いますが正確な意味は不明です)、中国人は尚武の風が少ない。日本人はルールを重んじ、中国人は非常に柔軟である。日本人は往々にして危機感が強く、過度に敏感で、中国人はしばしば麻痺し不注意で全く気にかけない、等々である。中日両国は民族文化および民族性の上でコントラストが鮮明で、長短が相互補完関係にあることが見て取れる。もし両国人民が文化の上で多く交際し、多く交流し、双方が相互に学習すれば、必ずや大いに益がある。

であるがゆえに、中国は日本に対し、経済の上では距離を保持し、もって損害を減少するべきである。文化の上では多く交流し、もって長所を取り短所を補う必要がある。(筆者は人民日報甘粛分社社長)


 なるほど、中国人と大いに交際すれば日本人は「そうか、人間もっとぞんざいでいい加減、ルールは気にしない、不注意で全く気にかけない生き方でいいんだ」と学んで大いに益があるわけですね‥‥ってそんなわけあるかっての。





















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