コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその101

10月13日

 中国の航空エンジン関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141011/18846788.html


ロシアメディア:中国の戦闘機生産能力は高すぎ ロシアのエンジン輸出能力をはるかに超える

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:国産太行航空エンジン」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事工業総合体ニュースネット10月10日の報道によれば、中国には軍用ジェット式航空エンジン生産方面において依然いくつかの問題がある。中国政府はすでに本国の航空工業に向け圧力を加え、相当に信頼できるWS-10系列ターボファンエンジンを生産し、ロシアから輸入したAL-31F系列エンジンに取って代わらせるよう要求している。だがこの政策はしばらくはまだ予期の効果を達成していない。

アメリカの「ストラテジー ページ」ウェブサイトは10月7日、メディアの視察によれば、中国は2機の殲ー15艦載戦闘機にしかWS-10(H型)エンジンを装備していない、と指摘した。第一ロットのWS-10(A型)エンジンは2004年にはもう早くもすでに登場しており、2010年には数機の殲ー10戦闘機に装備され、ロシア製のAL-31FNに取って代わった。だが後に中国はまたロシアに123台のエンジンを発注し、このことは中国国産WS-10Aエンジンの性能が充分に良くなかったことを説明している。

また、中国はすでに成功裏にWS-10エンジンの信頼性を向上させ、その作動時間を1,500時間にまで延長させ、これはAL-31Fの900時間より長い、と言明している。だが最近ロシアはすでに自らのエンジンの作動寿命を2,000時間にまで延長済みである。中国はまだ継続してロシアのRD-93ターボファンエンジンを輸入しており、パキスタン空軍向けに輸出するJF-17「梟竜」戦闘機に装備する計画であり、単価は300万アメリカドルである。これに比べ、AL-31Fエンジンの価格は1/3高い。

現在の問題は、中国が製造するスホーイー27の複製品である戦闘機の数が、そのために装備する信頼できるエンジンの数よりも多いことにある。しかも、中国航空工業が製造できる戦闘機の数はロシアが輸出供給できるエンジンの数よりはるかに多い。こうしたあらゆる要素は2020年末まで中国航空工業の発展を阻害することになる。(編集翻訳:林海)

(頑住吉注:2、3ページ目)ロシアの礼砲社のAL-31FNエンジン

(頑住吉注:4、5ページ目)「梟竜」戦闘機が使用するRD-93型エンジンはRD-33の改良型である

(頑住吉注:6〜8ページ目)117Sエンジン。中国がスホーイー35戦闘機を導入する目的は117Sエンジンを導入するためである、という説がある


 「2020年末まで」ってえらい細かいですけど何の根拠があって言ってるんですかね。しかしまあ中国が最高レベルのエンジンが作れない状況が半永久的に続くことを期待するわけにもいかないのは確かでしょう。

 中国の無人機、ではなく無人車両関連です。

http://military.china.com/news/568/20141009/18838751.html


中国、無人戦闘車両を研究開発 地雷処理、偵察、補給と様々に精通

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット上に流れ伝わる中国現有の装甲車から改造されてできた自動操縦装甲車(アメリカの月刊「大衆科学」ウェブサイト)」)

参考情報ネット10月9日の報道 外国メディアは、中国が自動操縦装甲車を研究開発中で、研究開発が成功したら戦場で人類と肩を並べて作戦できる、とした。

アメリカの月刊「大衆科学」ウェブサイト10月7日の報道は、アメリカ海軍は今週、新型ロボット巡視艇を用いて自らの海軍艦隊を防衛すると言明した、とした。中国も同様のゲームをプレイすることができ、ただ陸上でであるに過ぎない。

報道は、アメリカ軍はイラクやアフガニスタンでの行動の中で1.2万台を超える地上無人車両を配備し、例えばスマートロボット社の「パーカーボット」ロボットやフォスター・ミラー社の「魔爪」ロボットである。それらの多数は体型が小型、精巧で、遠隔操作され得る。数多くない大型車両であるイギリス航空宇宙社の「黒騎士」軽戦車は各種テストを経たが、配備されて前線に至ることはなかった。

ちょうど遠隔操作の玩具の自動車とGoogle無人操縦自動車の差異に似て、自動コントロール車両と上述のこうした遠隔操作車両は異なり、それは車上のセンサーによって野外あるいは都市地形上でナビゲーションを行い、人が操作する必要がない。

報道は、アメリカの戦闘車両の中にあるのは、自動車両も技術展示品も、例えば全国ロボット技術工程センターの「クラッシャー」や陸軍研究実験所の試験型無人操縦車両といった種類のアメリカの自動システム車両は、全てアメリカの既存の戦闘車両を基礎に製造されたものではない、とする。

これに比べ、中国の自動操縦戦闘装甲車は前代未聞にも現有の軍事車両を基礎に製造されており、根本から見るとこのことは現在の有人操縦の車両を後日無人操縦車両に変化させることを可能にする。中国のある自動戦闘装甲車は水陸両用の63式装甲兵員輸送車を基礎としており、この装甲車は最も早くは1960年代に人民解放軍の中で就役を開始し、さらには対戦車ミサイルと機銃を装備している。

報道は、装甲車上にはレーダーとビデオカメラシステムが取り付けられ、このことはそれがGoogleのような民間無人操縦車両とは異なり、軍用自動操縦車両はより多くのセンサーのデータを必要として偵察と再補給任務を完成させることが必要であることを意味しており、さらに今後は戦闘あるいは工程などの行動に加入する可能性がある、とする。

中国のその他のいくつかの自動車両上のセンサーの数はやや少ない。

報道は、アメリカ軍の計画同様、中国はまず自動地上車両を地雷排除、偵察、再補給方面で用いるかもしれない、と考える。法律や政策の問題の他、今の人工知能の限界は、いかなる武器も人類の同意を必要とする可能性があることで、少なくとも現在は必要である。


 よく分からん部分もありますが、中国がこの方面の研究を続け、日本がしなかったら無人機同様大きな差が開いていくことになるでしょう。例えば74式戦車を無人車両に改造するなども検討の余地があるのでは。

10月14日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-13/226631_2553513.htm

 解放軍済南軍区のフロッグメンの演習の画像集ですが、06式水中アサルトライフルを使用しています。この銃は上陸戦、島嶼戦で使用される可能性が高いですが、自衛隊に同種の銃がないことに問題はないんでしょうかね。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-13/226627_2553446.htm

 パキスタンの密造銃を作る村の画像集です。2枚目にグロックが写っていますがフレームの材質は何で、どうやって作っているんですかね。8枚目にはペン型ピストルの画像があります。弾薬は.25ACPでしょうか。ごていねいにメイドインUSAのプリントを入れているようです。尖端には弾丸が出るほどの開口はないようですがどうやって使うんですかね。

 香港関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141012/18849865.html


香港の男性8人女性3人、政府のネットワークへの攻撃に関わった嫌疑で警察に逮捕される

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「香港の『中心部占拠』活動はすでに深刻に香港地域の社会の安定を妨害している」 なおこの記事の画像のキャプションは全てこれと同じです。)

原題:香港警察、政府部門のネットワークシステム、非公式ウェブサイト攻撃に関わった11人を拘留

中新社香港10月11日電 香港の違法な「占領中環」(占中)(頑住吉注:分かりにくいので通常「中心部占拠」と訳しています)発生後、政府部門のネットワークシステムがハッカーの「サービス阻断攻撃」に遭い、これとは別に54の非公式ウェブサイトが「ウェブページ改竄」あるいは「サービス阻断攻撃」を受け、香港警察は11日、過去数日で全部で11人を逮捕した、とした。

同日、香港警察公共関係科総警司の許鎮徳は記者会見で、商業罪案調査科科学技術罪案チームは過去数日で何度もの逮捕行動を取り、香港の9つの地点において全部で男性8人女性3人を逮捕し、年齢は13から39歳で、「犯罪あるいは不誠実な意図をもってコンピュータにアクセスした」犯罪行為を犯した嫌疑がある、と語った。

許鎮徳は、警察はある人がインターネットの社交の場を通じて公衆にネットワーク攻撃に参加するよう教唆し、かついくつかのネットワーク攻撃のツールを発布したことに気付いた、とする。警察は市民が社交の場の指示に基づいて違法なネットワーク攻撃に参加したことに留意したが、この中で負う必要のある刑事責任をまだ考慮していない可能性がある(頑住吉注:よく分かんないんですが教唆を受けた側はお目こぼしされる可能性もある、といったことですかね)。

許鎮徳は市民に、関連の違法行為に参加することはすでに「犯罪あるいは不誠実な意図をもってコンピュータにアクセスした」罪を犯しており、ひとたび罪が確定すれば最高刑は監禁5年および罰金100万香港ドルである、と注意を促す。

彼は、商業罪案調査科はすでに関連のネットプロバイダーに他人に法を犯すことを教唆することに関する情報を削除するよう要求しており、またずっと政府の情報科学技術総監事務室および香港コンピュータ保安事故協調センターと緊密な連携を保持し、これは各利害関係者に適時に事故対処および情報保安に関する提案を提供するためである、と語った。

許鎮徳は、警察はすでに即時に行動をとって関連の攻撃を処理したので、香港特区政府のサービスは決して影響を受けていない、と指摘した。

ある国際ハッカー組織は以前、特区政府の「中心部占拠」処理への不満を理由に、連日政府のウェブサイトを攻撃し、かつ公衆に向けハッカー攻撃を発動するコンピュータ、携帯電話のフリープログラムのハイパーリンクを提供した。中央人民政府駐香港特別行政区連絡事務室公式ウェブサイトもまた2回悪意の攻撃に遭い、一度正常な訪問が阻害を受ける結果がもたらされた。


http://news.china.com/domestic/945/20141012/18849734.html


香港学民思潮の17歳の女性スポークスマン辞任:中央部占拠が非常に重い圧力をもたらす

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「香港学民思潮スポークスマンの周庭」)

中新ネット10月11日電 香港のテレビ局や明報ウェブサイトの11日の情報を総合すると、香港学民思潮スポークスマンの周庭は10日、香港学民思潮スポークスマンの職を辞することを決定した。

「占領中環」行動に対し、彼女は声明の中で、それは自分の心身を疲れさせ、またもはやこのように重い圧力を受け入れられないことを意識するに至った、としている。彼女は、自分は17歳でしかなく、尋常でない圧力に直面し、本当に極度のとまどいと疲労を感じており、皆が自分のこの決定を尊重し得るよう希望する、としている。

周庭は、自分にちょっと休息の時間を与えてくれることを希望し、しばらくはいかなるメディアの訪問も受けず、またスポークスマンの業務への参加を停止し、自分に未来の政治改革運動の中での役割と位置付けをよく考えさせてほしい、と語る。

(頑住吉注:2ページ目)周庭は非常に多くの国外メディアから「学民の女神」と呼ばれている。


 いろいろな意味で中央政府からの圧力が強まっていることを感じさせますね。

10月15日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-14/226643_2553812.htm

 久しぶりに姿を現した金正恩の画像です。つえをついていて、やはり足が悪い様子ですが、見たところ元気そうですね。

 中国海軍関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141009/18839222.html


中国、すでに20隻の054A護衛艦を進水させる 重大な改良あり!

(頑住吉注:原ページのここにある画像、というか動画のキャプションです。「決勝海陸空:054A新型ソナーを追加装備 有効に深水区の潜水艦を位置決定できる」)

湖北テレビ局の報道によれば、2006年から現在までに、すでに20隻の国産054A型護衛艦が進水しこのうち16隻はすでに就役している。054A大量生産後、その武器システムは決して一度成立したら不変というわけではなく、一部の054A護衛艦には潜水艦に対し用いることができる曳航式アレイソナーが追加装備され、さらにある新しい艦には最新の1130型近接防御砲が配備され、発射速度は毎分1万発に達する。

中国の第20隻目の054A護衛艦はすでに7月下旬、夜間に進水したとされ、国内メディアが披露した画像から見てこの戦闘艦にはまだ海軍の艦ナンバーが塗装されていないが、レーダー、火砲などの設備は全部揃い、照明光の照射の下で覇気十足が目立つ。

すでに20隻の054A護衛艦が進水

054Aは我が国が自ら設計および製造した護衛艦で、第1号艦の054A「徐州艦」はすでに2006年に進水し、2008年に就役している。あるメディアは、現在までに中国はすでに20隻の054A護衛艦を進水させ、このうち16隻はすでに就役し、その他の4隻も来年就役する、と統計した。分析は、毎年平均2.5隻進水しており、このことは中国の054A護衛艦がすでに大量生産段階に入っていることを意味している、と考える。

軍事専門家李傑は、054A大量生産の主要な目的は旧式艦艇に対し更新世代交代を行うことであり、さらには054A護衛艦は多種の用途に使うことができることで、例えば大型戦闘艦のために保護、航路護衛ができ、同時に航路護衛艦隊の対海賊主力戦闘艦とすることもでき、またいくつかの非戦争軍事行動の中でのパフォーマンスが非凡である、と考える。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「解放軍海軍の054A型駆逐艦は中国で現在最も成功した護衛艦である」です。名称の混乱は原文ママです。)

火力の改良

報道は、054Aはすでに大量生産に入っているが、その武器システムは決して一度成立したら不変というわけではない、とする。今年6月、メディアが発表した一組の画像は、広州の黄埔造船工場に停泊する黄石艦と黄岡艦の船尾に大きな開口があり、開口のかたわらにはさらに2つの小さな開口があることをはっきり示している。外界は、この変動は曳航式アレイソナーと曳航式デコイの配備のためである可能性が高いと考えている。イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」は、すでに就役した艦艇上にソナー設備を増加したことは、中国のこの種のソナーに対する自信が充足していることをはっきり示している、と考える。「曳航式アレイソナーを追加すれば、さらに有効に艦艇の中・後方の潜水艦あるいはその他の目標を捜索および探知計測でき、したがって大幅に艦全体の対潜捜索能力が向上し、より良く水中の潜水艦やその他の目標を捜索するため、および自身の安全のために非常に良好な基礎が固められた。」 李傑はこのように語る。

ソナーが新たに増えたことの他、054A護衛艦の火力システムにも改良があり、今年8月21日、あるメディアは我が国の某造船工場内に停泊する2隻の054A新護衛艦がすでに最新の1130型近接防御砲に換装されているのを撮影した。この発射速度は毎分1万発に達し、これまでの730型近接防御砲に比べ2倍余り速い。李傑は説明し、今回交換された速射近接防御砲の発射速度は毎分1万発に増加しているが、これは主に目標迎撃効果増強のためで、弾薬の数が増加し、弾幕をより密集したものにし、このようにすれば空中から来襲する目標が命中弾を受ける確率は顕著に高まるだろう、と語る。

空母のために航路護衛できる

中国最新の護衛艦として、054Aは32発の垂直発射可能な「海紅旗-16」対空ミサイルを装備している。さらに8発の垂直発射可能な「鷹撃-83」型対艦ミサイルが装備できる。レーダー追跡システム方面では、054Aは260kmの範囲内で、360度の全域監視コントロールが実現でき、同時に100の目標が追跡でき、かつそのうち10の最も危険をはらむ目標を打撃できる。このことは054Aがすでに区域防空能力を持ち、中国の空母艦隊のために保護が提供できることを意味している。2013年4月3日、遼寧艦は青島母港に停泊したが、その身辺の航路護衛には2隻の051C駆逐艦の他、まさに2隻の054A護衛艦があった。


 従来の730型というのは30mm7本バレルで、新しい1130型というのは30mm11本バレルということです。30mm砲弾の体積は相似形なら20mm砲弾の3倍以上になり、能書きが本当なら発射速度もファランクスの倍以上で、相当に強力と見られます。従来弱点と見られた対潜能力も改良されているようで、馬鹿にならない戦力になりそうですが、さらに新型の057型護衛艦も近々登場するのでは、という噂になっています。

10月16日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-15/226704_2554757.htm

 シリアの反政府派が使用する中国のFN-6携帯対空ミサイルの画像集です。コンテナから出して組み立てる様子が分かります。FNは「飛弩」の略で、シリアでは政府軍のミルー35ヘリを撃墜したとも言われています。

 中国空軍関連です。

http://mil.huanqiu.com/observation/2014-10/5161120.html


ロシアメディア:中国、1,200機の殲ー10Bを生産へ 日本・韓国・台湾の空軍に対抗

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット上に流れ伝わる殲ー10Bの画像」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍情報ネット10月9日の報道によれば、親米の「中国東の三角」を形成している日本、韓国、台湾が過去5〜8年のうちに、日本と韓国は強大な海軍力を集結させ、そして彼らの空軍と台湾空軍の近代化があり、このため中国は自らの軍隊の近代化計画を開始した。そこで、21世紀の最初の10年のうちに、中国武装部隊は真の技術的突破を実現した。日本、韓国および台湾地域の軍事の発展、およびアメリカのそれらに対する支持ゆえに、中国は第5世代戦闘機の研究開発を加速させ(殲ー20と殲ー31の試験飛行)継続してロシアの先進的な戦闘機を改良しまた購入し(スホーイー30MKおよびスホーイー30MK2)、かつ重点を多用途戦闘機殲ー10の研究開発に置いている。殲ー10は中国の領土の侵犯を企図する国家を抑止する主要な武器となることが運命付けられているのである。また、殲ー10は質と数の上で敵サイドの空軍と同等のはずで、一方殲ー20、殲ー31およびその他の輸入戦闘機は優勢の奪取を助ける。

何故殲ー10は中国空軍の中でこのような特殊な地位を占めるのか?

1990年代、殲ー10は例えば「ラファール」、「ユーロファイター」、「グリペン」やミグー29K(M)といったような先進戦闘機に対応するように研究開発され、このため殲ー10は最も良い技術、および改良可能性が賦与され、中国はこの優秀な戦闘機を持ったのである。

この戦闘機の機体はカーボンファイバーを使用したアルミ合金からできており、全体が動く方式のエンテ翼を採用し、10〜15%の追加の揚力を生み出し、機の切り立った垂直の湾曲したルート上における旋回の角速度を顕著に向上させている。

殲ー10の動力装置は推力12,500kgのロシア製ダブルルートターボジェットエンジンAL-31Fである。中国は依然まだ精密な単一結晶タービンブレードの製造技術を掌握していない。このエンジンと2トンの給油装置を使用し、推力:重量比は1.0に達し得る。もし将来中国のWS-10「太行」(13,200kg)あるいはAL-41Fを使用すれば、この指数は1.08〜1.2に向上することになる。だが現在でも、スホーイー27のエンジンを使用する殲ー10の飛行技術性能はF-16C、甚だしきに至っては著名な「ユーロファイター」よりも強いだろう。何故なら何度かのスホーイー27(殲ー11)との合同訓練および近距離空戦の中で、中国の飛行員は殲ー10は垂直平面においてより大きな機動性を持つとしているからである。1つの興味ある事実は、この戦闘機の横断面積が小さく、その最大速度を時速2,340kmに近づけさせることができ、「ミラージュ-2000-5」の速度と大差ないことで、一方最大戦闘負荷は7,300kg、実際の上昇限度は18,000mである。

この戦闘機の最も深刻な欠点の1つは作戦半径が非常に小さいことで、約800kmである。この戦闘機のレーダー「真珠」は80km以遠の戦闘機の典型的空中目標を発見することができ、20の目標を追跡できる。さらに霹靂-12、R-73を用いてこのうち4つの目標を撃墜し、あるいは霹靂-8、10、11あるいはR-27を用いてこのうち1つの目標を撃墜することができる。同時にレーダーは各種の「地対空」ミサイルをコントロールできる。このため現在殲ー10は第4世代+戦闘機に列することができる。だが中国は日本や韓国に立ち後れることを希望せず、殲ー20および殲ー31系列戦闘機の研究開発を開始し、かつさらに一歩「B計画」の実行を開始した。

今後10年内に、成都飛行機は1,000機近くの、フェイズドアレイアンテナを持つ新型レーダーを使用する殲ー10を生産するつもりである。中国が言明している数字は1,200で、これは人を信じ難くさせるようだが、見て取れる生産能力に基づけば、800〜900機は大いにあり得る。甚だしきに至っては350〜400機の新型レーダーを持つ高い機動性の殲ー10を用いて「中国東の三角」諸国に対応するのはごく容易なことで、それらの作戦半径は140〜170kmで、しかも同時に追跡する目標は30〜40に達する。

中国のネット上に流れ伝わる画像から見て、アクティブフェイズドアレイアンテナにはかさばって重い回転アンテナアレイ装置はなく、つまりそれは固定である。しかもあらゆる近い時期の戦闘機のレーダー同様、20度をもって上半球を指向している。

この装置が欠けていることは我々のレーダーをより軽便にさせるが、同時に下半球の視野(地上および海上目標)に不利である。何故なら「サイン、コサイン」ルールにより、アンテナアレイの有効面積が減少するからである。結論は、レーダーの「空戦」(中、遠距離空戦)が事前に「ロックオン」されている、というものである。アンテナアレイの中にどのくらいのプログラム転換機があるかははっきりしないが、画像の中でははっきり示されているのは1,000未満ではなく、つまりその性能はロシアのミグー29KUBのやミグー35が配備するビートル(Жук)-АЭレーダーに近い。

周知のように、中国は空警ー2000およびZDK-03早期警戒機の生産を調整しており、新型の殲ー10にはより多くの戦術的錬磨がもたらされることになるだろう。(知遠/北風)


 やはり最大の問題はエンジンで、13日の記事にあったように中国に機体の生産能力があってもロシアにそれに追いつくエンジンの供給能力がなく、国産エンジンが満足いく状態に達しなければ意味がないわけです。

10月17日

 中国の海警船関連です。

http://military.china.com/news2/569/20141014/18855786.html


中国の新たな海警船、あるいは057型戦闘艦の前に完全電動推進技術を採用か

新技術が海警船にスーパークラスの機動性を賦与

多くのニュースビデオ画面と画像の中から公衆はすでに、海上の論争ある国家間の、双方の法執行船が相互に並行して進み、追い払い、体当たりする激烈な場面を熟知している。

「建造のスタンダードは基本的に民間用船舶であるが、海上公務法執行船は非常に良い機動性能が必要で、もって対峙の中で有利なポジションを占め、相手方をその海域から『押し出す』ことが求められる。この方面の要求は、甚だしきに至っては軍艦に比べてもさらに高いだろう。」 軍事ウォッチャー 李小健は記者に、我が国が近年来開発したいくつかの新しい船舶技術は、全て海警船上に用いるべきだ、と教えた。

最も典型的なのは国家の最も主要な公務船建造基地の武装船を作り出すことに力を尽くすことで、電力推進、DP-2船舶動力位置決定、側面推進器、全回転舵・スクリュー装置などの先進技術領域において、豊富な経験を累積している。

DP-2船舶動力位置決定とは船上のセンサーが計測して得た船舶の運動情報と環境情報を根拠に、複雑な計算を経て、船舶のメイン・サブ動力装置をコントロールし、もって船舶の姿勢、位置決定あるいは運動のコントロールを実現することで、船を海の中央に全く動かない状態に停止させることができるとされる。

一方全回転舵・スクリュー装置は舵およびスクリューの推進装置を1つの全体内に装備し、360度回転でき、任意の方向に推力を生じさせ、「スーパー機動」を実現するものである。

最も「デラックス」なものは完全電動推進であると評価され、電気エネルギーを自由に運用して推進器を支配し、新たな海警船を非常に敏捷に動くようにさせる。海警は海軍が研究開発中の057型護衛艦の前に、率先してこの革命的技術を用いることが有望である。

本報記者 屠晨マ


 日本のこの方面の技術はどうなっているんでしょうか。

 スホーイー35関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141015/18859845.html


ロシア副首相:中ロ、11月にスホーイー35契約締結へ 価格パラメータで一致を達成

(頑住吉注:原ページのここにある画像、というか動画のキャプションです。「中国脅威論を再び騒ぐ 日本メディア、ロシアが中国にスホーイー35戦闘機を販売すると伝える」)

【グローバル軍事報道】 ロシアの「軍工信使」10月14日の報道によれば、ロシア副首相ロゴージンは、中国とロシアは11月に多機能戦闘機スホーイー35供給契約を締結する、と言った。

インターファックス通信社はロゴージンの話を引用し、「11月には軍事技術協力合同委員会を組成することになり、私はその時にこの件の事情が『完成』すると考える。いかなる先鋭的あるいは未解決の問題もなく、少なくとも私は聞いていない。」とした。

ロゴージンは、現在契約の「いくつかの価格パラメータ」につき一致を達成済みである、と語った。

ロシアの非公式のデータによれば、第1段階で中国は24機のスホーイー35戦闘機の購入を計画した。インターファックス通信社の報道は、しかも中国はロシア空軍のために量産された飛行機ではなく、中国空軍の要求に適応済みの飛行機を欲しがっている、とする。

今、中国はスホーイー27/スホーイー30系列戦闘機の最大の国外ユーザーである。長年来、中国は全部で281機のこの種の戦闘機を使用に投入し、この他に中国はすでに殲ー11B戦闘機の生産を開始しており、これは実際上スホーイー27のクローン版である。

スホーイー35はスホーイ飛行機によって実験、設計、研究開発されてできたもので、高度に近代化された、また高い機動性の第4世代++多機能戦闘機である。スホーイー35は第5世代戦闘機の製造技術を使用し、その性能が同クラスのその他の戦闘機より優れていることを確保している。その他の就役中の類似の機種に比べ、スホーイー35は卓越した飛行技術性能とより完備された機載設備システムを持ち、この機は同時に世界のその他の国で就役中の類似の飛行機に比べ、技術性能上もずっと優れている。(知遠/北風)

(頑住吉注:2ページ目)ロシア副首相ロゴージンは、ロシアの国防工業を主管し、もしロシアメディアの報道が事実に属せば、中ロのスホーイー35に関する軍事貿易協力は間違いなくもうすぐ開花結実する。画像はロゴージンがT-90 A戦車を操縦しているところ。

(頑住吉注:3ページ目)現在ロシアもスホーイー35Sに換装中であり、今回の中ロ軍事貿易協力では、中国軍はロシアと同歩調の換装を実現する。

(頑住吉注:4ページ目)ある報道は、中国軍はロシア軍バージョンのスホーイー35S戦闘機を使用したがっておらず、武器システムレベルの供給問題を考慮してのことに違いない。

(頑住吉注:5ページ目)ロシアサイドの情報は、中国は導入するそれぞれのスホーイー35のために同時に3台のこれにセットされる117Sエンジンを導入したとする。

(頑住吉注:6ページ目)スホーイー35の導入を、私は(頑住吉注:誰やねん)これは中国空軍の兵力構造調整の1つの具体的行動であると考える。中国が装備するスホーイ式系列戦闘機ファミリーもさらに一歩壮大になる。

(頑住吉注:7ページ目)中国空軍にとって、次世代の殲ー20こそ真の核心的戦闘機である! スホーイー35はおかずに過ぎない。

(頑住吉注:8ページ目)これは少し前にロシアの極東演習に参加したスホーイー35などの戦闘機。スホーイー35はロシア軍での就役の熟練が依然ごく少ない。

(頑住吉注:9ページ目)全体的な兵力構造から見て、ロシア空軍は依然非常に多くのレベルで中国サイドが参考にするに値する!


 これまでロシア軍事工業のアドバルーン的な情報が多かったですが、ロシア副首相が本当にこう言ったのなら実現可能性は高いでしょう。

10月18日

 南北朝鮮関連です。

http://news.china.com/international/1000/20141016/18863446.html


韓国のある「脱北」女性、密かに北朝鮮への帰国を図る 韓国サイドによって10カ月の判決

【グローバル時報駐韓国特約記者 張涛 曲翔宇】 韓国の大邱裁判所は15日、ある「脱北者」が密かに北朝鮮への帰国を図った一件を公開審理し、判決はこの者を懲役10カ月に処した。北朝鮮から密かに韓国に渡った「脱北者」はまた非常に苦しげに北朝鮮を回想しているが、これは決して初めての例ではない。生活の困難や家族への思いなど複雑な要素により、ここ何年か、韓国の「脱北者」のうち帰国する人の数が増加している。

韓国の紐西斯通信社15日の報道によれば、大邱地方裁判所は当日、韓国の「国家保安法」違反の罪名をもって「脱北者」女性朴某を懲役10カ月、執行猶予2年に処した。裁判官は判決の時、朴某は生活の困難が原因で北朝鮮に再び戻ることを計画したが、これは「計画的に自由民主秩序に違反する危険行為」であると語った。朴某は法廷で、改めて高齢の母親を見るという希望ゆえに北朝鮮に戻る決心をした、と供述した。

韓国連合通信社は、現在49歳の朴某は北朝鮮の両江道に生まれ、彼女は2011年1月に2回の離婚を経た後北朝鮮人A某と同居した、とする。A某の励ましと導きの下、2人は同年5月に豆満江から密かに中国に渡り、かつその後5カ月の期間内ラオス、タイを経て最終的に韓国に到着した。韓国に来た後、2人は慶尚北道慶州市に定住したが、ずっと収入源がなく、韓国社会に適応し難かった。ある日、A某は韓国のニュースを見ている時、ある「脱北者」が改めて北朝鮮に帰ったとの情報を見、そこで朴某と北朝鮮に戻るか否か話し合い、朴某はこれに対し同意を表明した。去年2月から、2人は正式に帰国を計画した。彼らは4600万ウォン(約26万人民元に相当)の住宅保証金を引き出して北朝鮮への帰国資金を調達した。だが朴某の帰国計画は去年4月末に男女間の激烈な口論発生が原因で破綻した。この後、A某は中国を経て北朝鮮に戻り、朴某は1人で韓国に取り残された。

2012年以降、「脱北者」が北朝鮮に戻るという現象が突然増加した。韓国の「アジア経済」は韓国最大野党新政治民主連合の国会議員金成坤の話を引用し、韓国統一省が現在把握している北朝鮮に戻った「脱北者」の事例は全部で8件あり、総数は14人で、2000年は1件だけ、2012年および2013年はそれぞれ4件(7人)および3件(6人)だった、とした。この14人の中にはさらに、3人北朝鮮に戻った後また韓国に逃げ戻ることを企図した者さえあった。金成坤は、韓国統一省が把握しているこうした人は北朝鮮メディアが公開したデータだけに過ぎず、実際上「脱北者」が北朝鮮に帰った人数はさらに多いかもしれない、と言う。また、さらに51名の「脱北者」が韓国の生活に適応できないことあるいはその他の原因で、その他の国に移民している。

「グローバル時報」記者の理解によれば、現在韓国の「脱北者」は2.2万人を超え、このうち90%は中朝国境地域から来ており、相当多くは中年女性である。こうした人は年齢が高めで、かつ労働技能が欠乏しているため韓国に来た後、もし韓国政府が無償提供する職業訓練と定住補助金を受けても、社会に溶け込む時依然少なからぬ困難があり、特に安定した仕事を探し当てるのは容易ではない。少なからぬ「脱北者」は韓国での生活で社会の底辺にいる。ある「脱北者」問題を長期的にウォッチしている人物は「グローバル時報」記者のインタビューを受けた時、「脱北者」の帰国したがる人数が増加するのは理解できる、とした。金正恩が政権についた後、より寛大な方式で「脱北者」を扱っている。だが外国に逃げた「脱北者」に比べると、自ら帰国したがる「脱北者」はそれでも極めて少数なのである。


 そりゃ万単位の脱北者のうち14人ですからごくごく少数です。韓国としては政策的にも脱北者を優遇したいところでしょうが、もちろん優遇が過ぎればどこの国にもある「逆差別」批判が強まり、難しいところなんでしょうね。

 中国の武器輸出入関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141006/18834501.html


ロシア、中国の武器輸入額大幅低下はあるいは中国軍事工業の飛躍のせいか、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国軍事工業の勃興は武器輸入額低下の最も根本的な原因」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事ニュースネット9月30日の報道によれば、武器や軍事装備は日常の消費品ではなく、その生産には必須な基礎施設があることの他に、さらに科学、技術、教育の基礎があることが必要であり、厳粛な政治業務、意志、戦略が必要である。現在、中国はすでに世界の軍事装備生産大国5強ランキングに身を置いているが、このことはその他の多くの要素に比べより良く、中国の世界の武器大国ランキングの中での位置がまだ非常に長く続くだろうことを証明し得る。ロシアの軍事専門家ワシーリ スーチョフは「中国、5大軍事輸出大国グループに身を置く」との文章を執筆して、中国が武器輸出というこの新たな戦場で急速に頭角を現した原因を指摘する時、中国が世界兵器市場において武器輸入国から輸出国の地位に至った変化は何年か前に始まった、と指摘した。ストックホルム国際平和研究所は2012年に定例のレポートを発表する時に早くもすでに、中国は急速に自らの武器および軍事装備輸入大国ランキング上の先んじた地位を喪失し、自らの国防製品の対外供給に転じ始めている、と指摘していた。2003〜2007年の総括的データを根拠に言えば、中国は140.9億アメリカドルの軍事製品を購入し、世界最大の武器輸入国となった。だが2008〜2012年になると、中国のランクは第2位に下降し、武器輸入金額はほとんど半分に減少し、たった75億アメリカドルだった(2012年のレートに照らし、物価的要素を結合すれば、上述の数字はそれぞれ247.5億アメリカドルおよび132億アメリカドルである)。

中国の武器輸入規模の大幅下降は、本国の軍事工業の過去何年かの質的な飛躍的向上によって決定されたのかもしれない。現在の中国に関して言えば、本国の軍事装備製造の主要な戦略は基本的に外国製品、主にロシアの研究開発した武器の複製に他ならない。長年来のこの戦略の成功裏の実施は、中国企業に一定の経験を累積させ、したがって質が相対的に高く、価格がずっと安い武器と軍事装備を生産できるようにさせ、したがって国防予算があまり安定しない途上国に比較的高い需要がある。入念な逆向きの研究開発方法があるものの、中国はしばらくは依然まるまる一系列の重要な技術を掌握しておらず、これはまず信頼できかつ強大な航空エンジンの生産技術である。

(頑住吉注:これより2ページ目)

2003〜2007年の間、中国が対外的に輸出供給した軍事製品の総額は25億アメリカドル(2012年のレートに照らせば44億アメリカドル)だった。これに比べ国防製品輸出で先んじている国であるアメリカ、ロシア、ドイツは、この間それぞれ対外的に349億、276億、108億アメリカドルの武器と軍事装備を輸出した。世界市場における軍事供給規模の上で、中国はランキング第8位で、イタリアとオランダの後にいた。だが続く5年の期間、このアジアの国の位置は顕著に高まり、ストックホルム国際平和研究所が出したランキングの上で中国は成功裏に5強グループに身を置いた。2008〜2012年の期間、中国の軍事輸出総額はすでに65億アメリカドルに達している(2012年のレートに照らせば114億アメリカドル)。興味深いのは、世界市場でスムーズに自らの国防製品を販売しているために、中国が成功裏にイギリスを超越し、世界武器輸出大国5強ランキングに身を置いたことである。実際、イギリスはすでに60年余りの長きに渡って世界武器輸出大国ランキング5強に安定して位置しており、その前の5年内ではまだ49億アメリカドルの輸出総額をもって世界ランキング第5位だった。2008〜2012年の期間、中国は全部で世界の37カ国向けに武器と軍事装備を輸出供給し、これにはアルジェリア、アルゼンチン、ボリビア、カンボジア、チャド、ガーナ、イラン、ルワンダ、ザンビアが含まれる。中国が生産した飛行機、装甲車両および艦船は国外で最大の需要を享受している。全体的に言って、中国のこれら3種の武器装備の輸出総額は52億アメリカドルである(2012年のレートに照らせば92億アメリカドル)。中国の軍事工業システムのユーザーは主にF-7MG(旧ソ連のミグー21の複製改良版)およびJF-17「雷電」戦闘機、K-8「カラコルム」練習戦闘機、直ー9ヘリ(ユーロコプターのAS365/AS565のライセンス組み立てバージョン)、運ー12輸送機、59式(ソ連のT-54Aのコピー生産品)と90式戦車、およびWZ501、ZFB-05、WZ-551装甲車を購入する。

中国国防製品の対外輸出供給規模の増加は、武器と軍事装備の比較的低い価格によってのみ決定されるのではなく、さらには中国政府がすでに成功裏に参考にしている世界の武器輸出大国の外部市場開拓のいくつかの方法ゆえにであり、これにはアフターサービスが含まれる。このため過去何年か、中国はずっとアフリカやラテンアメリカにおいて積極的に軍事装備アフターサービスセンターと近代化グレードアップネットワークを発展させている。ここ5年、ロシアも同じ道を行きつつあり、類似のサービスセンターを建設し、努力してできる限り多くの地域のユーザーを吸引し、古い顧客を引き留めている。

明らかに、中国がより速い速度をもって世界兵器市場に進軍することを阻む主要な抑制要素は、政府がまさに大きな力を入れて解放軍の武器装備更新世代交代計画を実行していることである。この計画によれば、中国政府は毎年巨額の資金を投入して本国の軍隊を発展させており(2013年の軍事費は1140億アメリカドルに達する)、新型軍事装備を研究開発および購入し、これには戦闘機、輸送機、ヘリ、艦船、戦車、対空ミサイルシステムが含まれる。中国軍事工業企業の大部分の生産能力は暫時解放軍の需要の満足に用いられる。だが、解放軍の需要が満足されるにつれ、どんどん多くの中国の武器装備が国外市場向けに供給されることになると推断できる。このことは、世界武器輸出大国5強ランキングの位置にさらにより大きな変化が発生することをも意味している。(編集翻訳:林海)


 いや私は「解放軍の需要が満足される」ことは近い将来にはないと思いますが。それより近い将来中国が何らかの近隣の国と比較的小規模な衝突を発生させる可能性はかなり高く、この時中国兵器がどういう働きをするかによって中国兵器の売れ行きが非常に大きく左右されることになると思います。

10月19日

 中国の戦闘機関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-17/226840_2555614.htm


中央テレビ、機体腹部から空気を取り入れる双垂直尾翼版神秘の戦闘機の画面を明るみに

中央テレビが15日、「大家」(頑住吉注:中国語では「みんな」といった意味です)欄で放送した番組の中で、ある神秘的な戦闘機が背景に出現したが、この機は機体腹部からの空気取り入れの設計を採用し、外側に傾いた双垂直尾翼で、ネット仲間の様々な推測を引き起こしている。


 テロップは「我々により大きな驚きと喜びをもたらし得る」といったものです。「外側に傾いた双垂直尾翼」というのはステルス性を意識したものなんでしょうが、何なんでしょうね。

 中国・韓国関連です。

http://news.china.com/international/1000/20141017/18867799.html


韓国海洋警察、また4隻の中国漁船を拿捕:韓国メディア不思議がる:中国漁民抵抗せず

【グローバル時報特約記者 張燦】 韓国メディアは16日、4隻の中国漁船拿捕の最新情報を大きく報道した。これは韓国海洋警察がメディアを招いて中国漁船を「厳しく打撃」する「輝かしい成果」を野次馬見物させたものである。この鳴り物入りの報道と鮮明なコントラストを形成するのは、韓国海洋警察が実弾で中国漁民を射殺した一件に対しては依然一言も触れていないことである。

韓国の紐西斯通信社16日の報道は、韓国海洋警察の中国漁船に対する打撃の「戦果は輝かしく」、当日全部で4隻の中国漁船を拿捕した、とした。16日6時、群山海洋警察所属の3010艦のレーダーは、「非合法に越境」した中国漁船を発見し、直ちに拿捕を展開し、2隻の中国漁船を捕まえた。当時中国漁船上には少なからぬ漁獲した魚が乗せられていた。報道は、韓国海洋警察はすでに、拿捕した中国漁船を1.5億ウォン(約86万人民元に相当)の罰金に処し、同時に船舶を中国漁政部門に引き渡し、彼らに二次的な処罰を受けさせることを決定した、とする。「3010艦」艦長は、今後継続して中国漁船を厳しく打撃し、もって「非合法の漁」を根本的に途絶させる、とした。

「現在黄海はまさに戦争中にある」、韓国SBSテレビ局の報道は、16日に海洋警察が中国漁船を追いかけ捕まえる中で、人を意外にさせることに中国漁民は何の抵抗もせずすぐに「お縄になり」、そわそわした様子の19名の中国漁民は手を頭の上に置き、その後全員捕まった、とした。韓国海洋警察は16日全部で各種艦艇24隻と3機のヘリを出動させて中国漁民を集中打撃した。群山海洋警察署長の宋一鐘は、「今後随時海に出て中国漁民を打撃することになる」とした。

韓国の「世界日報」16日の報道は、韓国海洋警察の打撃に直面し、中国漁民は決して抵抗せず、海洋警察が船に乗り込むのを阻止もしなかった、とした。この種の状況が出現したのは、海洋警察が最近発砲して中国の船長を射殺したことと関係があるようだ。海洋警察関係者は、「非合法に漁をする中国漁民は非常に凶悪残忍であるが、海洋警察はまさに韓国海域を防衛しつつある」とした。

ある韓国の状況を熟知した中国の専門家は16日「グローバル時報」記者に対し、韓国海洋警察は中国の船長を射殺した事情に対し聞こえないふりをするだけでなく、さらに韓国の記者を扇動して中国漁民を悪し様に言わせている。だが韓国海洋警察が中国漁民を射殺したビデオにも、韓国記者の中国漁船打撃「野次馬見物」にも、中国漁民が「手に凶器を持って暴力的に法に抵抗」する確実な証拠はない。中韓間の漁業をめぐる紛糾は両国の意志疎通によって解決されるべきで、韓国海洋警察の中国漁民に対するこのような高圧的なやり方は問題解決に無益である。


 いや中国漁民が暴力で抵抗していた証拠はたくさんありますし、不法に越境したら捕まるのも当然でしょう。これではむしろ1人射殺したことが見せしめになってよかった、とも思えるような状況です。

 「またスペインか」という感じですが。

http://news.china.com/international/1000/20141017/18867748.html


スペインのテレビ番組、中国を侮辱する内容を放送:中国人は見たところ皆一様に醜い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロペスが中国を侮辱する内容の番組を上演しているところ」)

【グローバル時報駐スペイン特約記者 王方】 最近、スペインテレビ第6は「喜劇一人語り」という名の番組でワンマンショーの番組を放送し、笑い話を語るという方式を用いて中国人に対する侮辱を行い、現地の中国人の強烈な不満を引き起こしている。

スペインの「欧華ネット」16日の報道によれば、このワンマンショー番組はジュリアン ロペスによって演じられ、彼はその中のある段で中国人を描写し、「中国人は静かにスペインを侵略し、ちょっとずつスペイン人に属する世界を蚕食しつつある。気付かないうちに荒れ地の上に突然中国レストランが出現し、ある日熟知した街角が中国人の百元店(頑住吉注:100円ショップ)に変わる。中国人は物言わず自らの帝国を建立しつつある。」と語った。 ロペスは続けてあざけり、「人々はいつも中国人は見たところ皆一様だと言うが、実はこの言葉はこれで言い尽くされてはない。実際の言葉は、中国人は皆一様に醜い、だ! とてもかっこいい中国人を探し出そうとすれば、おしっこをしている時にくしゃみを我慢するより難しい!」とした。

「グローバル時報」記者の理解によれば、この番組は実は2年前には早くもすでに放送されたことがあるが、最近テレビ局はまた再放送して視聴率を勝ち取った。スペインの「先鋒報」文芸部記者ジョージは16日記者に対し、テレビ局の視聴率競争は相当に激烈で、現在中国のポジティブなニュースが非常に多いという状況下で、第6テレビはこの中国人を馬鹿にする番組を用いて目を引くことを希望したと見積もられる、と語った。

現在、この番組はすでに多くの動画サイトにアップされ、これには国外で影響が非常に大きいYouTubeが含まれる。スペインのスペイン・中国文化交流協会会長の楊若星は16日「グローバル時報」記者に対し、自分たちは対話あるいは抗議の行動を用いてスペインテレビ台6と厳正な交渉を行うことになる、と語った。


 スペインでこうした問題が頻発するのは、それだけ中国人が反感を買っているということでもあるんでしょう。














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