コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその102

10月20日

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141018/18871829.html


第4機目の殲ー20、すでに定型前試験飛行に入る 第5機目、近く初飛行へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20は2017年の定型が有望」)

【グローバル軍事報道】 2014年10月17日午後、2012号殲ー20戦闘機は成都から西安試験飛行センターに飛び、定型試験飛行任務を執行する(頑住吉注:都市間の距離で言えば920kmくらいのようです)。コードナンバー2012の殲ー20戦闘機は今年7月26日に初飛行を完成させ、今回試験飛行センターに場所を転じた後、全部で4機の殲ー20が関連の試験飛行任務を執行することになる。

2011号殲ー20から始まり、後続で生産された殲ー20には適当な外形の修正と調整が行われ、そのステルス能力や飛行性能にさらに一歩の向上があるようにさせた。関連の画像資料がはっきり示しているが、2013号殲ー20もすでに総組み立てを完成させ、年末に初飛行を行うことになると見られる。一般的に言って、ある新型戦闘機が全部の試験飛行作業を完成させるには一般に8〜10機前後の原型機が試験飛行任務を執行する必要がある。

ステルス戦闘機の研究開発に関して言えば、時間的要素は1つの軽視できない要素であり、某種の程度上、時間的要素がもたらす優勢は甚だしきに至っては性能の優勢を超越し得ると言える。アメリカはまさにF-22戦闘機に頼って他国をはるか後ろに置き去りにし、アメリカの第5世代戦闘機技術方面の絶対の優勢を固めた。現在、他国も鳴り物入りで第5世代機を開発し、ロシアの第5世代機であるT-50は2015年に国家試験を完成することになり、日本が自ら研究開発を行う第5世代戦闘機ATD-X「心神」は今年7月に明るみに出て以後も一段と力を入れてプロジェクトの進展が推進され、今年6月に韓国国防省国防調達プロジェクト管理局は、同局がすでにインドネシア国防省と韓国型戦闘機(KF-X)共同研究開発に関する基本協定を締結した、とした。

外界は、今後10年内に世界の航空強国の空軍はステルス戦闘機時代を迎え、空戦の模式にもそれにつれ見直しが発生することになると推測する。この種の状況下で、中国の第5世代機研究開発の主力製品である殲ー20の研究開発進度は非常に重要である。どんどん多くの殲ー20原型機の試験飛行投入と共に、いつひとまずの定型が実現され、かつ少量試生産、試装備に入るかが今後の関心のホットなポイントおよび焦点となる。現在の生産と試験飛行の進度をもって判断すると、殲ー20は2017年に定型を完成させ、量産および一定の使用経験を取得した後、さらに一歩の技術改良型が出現する可能性もある。(スペシャルサンクス:超大軍事 画像:酒食財気呂洞賓 文:angadow)

(頑住吉注:2〜8ページ目)中国の殲ー20戦闘機の進展の速さはすでに外界の想像を超えている


 スホーイー35の予備エンジンを組み込んだ試験なども行われることになるんでしょうね。

 次も中国のステルス機関連ですが‥‥

http://military.china.com/news/568/20141017/18868543.html


中国、プラズマステルス無人機を初めて作り出す 造形は米軍のB-2に酷似 

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『紫電』と競技参加チームメンバー」)

【竜虎ネット報道】(記者 範冠華 撮影 許揚洋 通信員 冦暁潔) B-2爆撃機に酷似した超薄の造形、しなやかな機体、極めて速い飛行速度、さらに「ステルス」が可能‥‥これこそ「紫電」である。南京航空宇宙大学航空宇宙飛行学院によって研究開発された新型無人機で、この機は少し前に行われた「中航工業杯」国際無人機賞金付き大レースでも創意大賞(特等賞)を獲得し、国内外の専門家によって賞賛された。

この技術は最も早くはロシアによって提出されたが、我々によって初めて実現された!」 「紫電」の他の多くと異なる点に言及する、同校の今回の大レース専門家チームリーダーで国家級の数学名教官である航空宇宙飛行学院教授昂海松は非常に感動していた。彼の説明によれば、この無人機は全世界で初めて「プラズマ放電」技術を採用し、機体上のプラズマ激励器の放電をコントロールすることによってプラズマを作り出し、大気が機体を流れ過ぎる時によりスムーズにし、無人機の飛行速度をより速く、揚力をより大きくさせる。記者はデモンストレーション現場で、全幅が2.007mに達する「紫電」の飛行速度が、機体がこれより一回り小さい無人機より明らかに高く、上昇、旋回などの動作を行う時も非常に敏捷であるのを見た。

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「デモンストレーション現場で準備を行う『紫電』」 続いて2枚目。「『紫電』の技術的パラメータと原理の説明」)

また記者はさらに、「紫電」の機体上に放たれるプラズマは「ステルス」の機能も実現することができると理解した。これはその最も価値を有するところでもある。「普通の飛行機は一般に主翼と尾翼上のエルロンの角度を改変することによって方向のコントロールを実現するが、『紫電』は発するプラズマの多寡によって機体周辺の気圧を改変し、結果的に姿勢のコントロールを実現する。」 昂海松は記者に次のように教えた。一般の飛行機は姿勢をコントロールする時、エルロンの調整が機体のレーダー反射面積増加に相当し、容易に探知されるが、プラズマ放電技術を実現した飛行機にはこの方面の心配は全くない。また、プラズマはさらに電波吸収の作用を果たすことができ、ほとんど反射をもたらさず、現在の外形の改変、電波吸収塗料層の塗装によるステルス技術を非常に大きく超越し、極めて大きな軍事運用価値を持つ。このため、「紫電」は実際上ステルス無人機で、またこの機はこの極めて創意を持つ技術によって、大会の創意大賞を獲得し、これは唯一800分(「紫電」の競技参加成績は830分)を超えた無人機だった。

「今回の大会で、我が校の競技に参加した8機の飛行機は全て賞を獲得した!」 「紫電」の他、南京航空宇宙大学のその他の競技参加無人機も固定翼競技三等賞、回転翼競技三等賞、創意三等賞などの栄誉を獲得した、とされる。


 どこまで本気にしていいんすかねこれは。とりあえず「紫電」は日本の軍事マニアにも思い入れのある名前なんでパクらないでほしいですが。それとこれはごく普通の全翼機の形状であって、特別B-2に似てるわけじゃないですわな。

10月21日

 海上自衛隊関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141018/18871949.html


日本のいずも号空母、密集して航海試験 海上自衛隊の建設、進攻型戦力となる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「日本のいずも号のサイズはすでに国外の某いくつかの中型空母に相当する」 なおこの記事の画像のキャプションは7ページ目までこれと同一です。)

9月下旬以来、日本の「いずも」号空母は密集した航海試験を開始し、このことは海上自衛隊護衛隊群のグレードアップ世代交代計画の進行がスムーズであることを表している。将来2隻の「いずも」級空母が2015および2016年に相次いで就役するのにつれ、海上自衛隊は2つの軽空母艦隊と2つのヘリ空母艦隊を持ち、戦力が極めて強い海上進攻戦力に変身し、東アジアおよび世界各国の高度の警戒を引き起こす必要がある。

「いずも」号空母は大型、遠洋、多用途の先進的な戦闘艦で、そのトン数はイギリスの「オーシャン」号ヘリ空母より大きく、その人員、車両、ヘリ搭載能力は、フランスの「ミストラル」級強襲揚陸艦に相当し、その固定翼機搭載能力はスペインの「アストゥリアス王子」号軽空母と優劣がなく、軽空母、強襲揚陸艦、対潜艦、指揮艦、補給艦、病院船など多種の機能を兼ね備え、特にその作戦機能は極めて突出し、非常に大きく日本の海上自衛隊の対潜、制空、対艦、水陸両用作戦能力を向上させることができ、正真正銘の新型戦力増強級となる。

第一に、この艦は海上自衛隊の対潜作戦能力を倍増させる。計画によれば、「いずも」級空母は「しらね」級ヘリ搭載駆逐艦に取って代わって護衛隊群の指揮艦を担当することになる。「しらね」級隊群は9〜10機のヘリを搭載し、2つの対潜機チームを編成し、16発の対潜魚雷を搭載し、200km前進して対潜を実施することができる。「しらね」級隊群はさらに48発のMK-46対潜魚雷と112発のアスロック対潜ミサイルを配備し、射程はそれぞれ11km、22kmである。

「いずも」級隊群の中で、指揮艦は14機のヘリを搭載し、属する艦は6〜7機のヘリを搭載し、5つの対潜機チームを組成し、40発の対潜魚雷を搭載し、200km前進して対潜を実施することができる。「いずも」級隊群はさらに42発のMK-46対潜魚雷と104発のアスロック対潜ミサイルを装備する。「いずも」級隊群の対潜作戦能力は「しらね」級隊群のおよそ2倍以上である。

第二に、海上自衛隊の対空作戦能力が急増する。「しらね」級隊群は「SM-2MR」、RIM-7系列、RIM-162艦対空ミサイル300発余りを装備し、射程は16km〜150kmで、艦隊の防空を行うことができる。もし「いずも」級空母がスキージャンプ甲板を追加装備し、かつ飛行甲板の耐熱などの問題を解決したら、この艦は8機のF-35Bステルス戦闘機を搭載し、32発のAIM-120中遠距離迎撃射撃ミサイルと16発の近距離格闘ミサイルを搭載し、800km前進して空戦を実施することができる。同時に、いずも級隊群はさらに400発余りの各種艦対空ミサイルを装備し、射程は16km〜150kmである。「いずも」級隊群は艦隊防空能力がある程度増強されるだけでなく、しかも極めて強い攻勢防空能力を具備し、その対空作戦能力は少なくとも「しらね」級駆逐艦艦隊の2倍以上である。

(頑住吉注:これより2ページ目)

第三に、対艦作戦能力が激増する。「しらね」級隊群は56発の「ハープーン」あるいは「90式」艦対艦ミサイルを搭載し、射程は90km〜200kmの間で、対艦作戦能力は比較的限られている。「いずも」級空母は8機のF-35Bステルス戦闘機を搭載し、最多で48発のノルウェーが研究開発したNSM空対艦ミサイルが搭載でき、もし500km前進して攻撃を実施することしかできなくても、NSM空対艦ミサイルの140km以上の射程を加えれば、F-35Bの対艦作戦範囲は640kmに到達する。また、「いずも」級隊群はさらに50発余りの「ハープーン」あるいは「90式」艦対艦ミサイルを搭載し、その対艦作戦能力は「しらね」級隊群のおよそ3倍以上である。

第四に、遠距離投入および水陸両用作戦能力が大いに増加する。日本の現役の3隻の「おおすみ」級ドック上陸艦は990名の陸戦将兵、6隻の上陸艇、30両の戦車を搭載することができる。「いずも」級空母は500名の陸戦将兵と多数のヘリ/ティルトローター機が搭載でき、全通甲板は同時に5機のヘリあるいはMV-22を発着させることができる。2隻の「いずも」級空母は迅速に1,000名の陸戦将兵を交戦区域に投入し、戦場の容量を根拠に段階に分けて航空機による降下を実施し、あるいは防御を強化し、あるいは争奪を反復し、あるいは強力に攻めて取ることができる。2隻の「いずも」級空母の就役後、海上自衛隊の遠距離投入および水陸両用作戦能力は倍増することになる。

「いずも」級空母の作戦序列加入は、護衛隊群の総合作戦能力に「量的変化」が発生することを連動させるだけでなく、しかも海上自衛隊の全体的な作戦能力に「質的変化」が発生することを刺激して引き起こし、海上自衛隊に初めて航空自衛隊の援護範囲外の海上支配能力を獲得させ、第一列島線の海峡、水道の重点封鎖能力を強化させ、遠距離投入および立体上陸の水陸両用作戦を実施する能力を具備させ、したがって専守防衛型の戦力から海上進攻型戦力に変身させ、東アジアないし世界平和に対し巨大な脅威を構成させることになる。(趙軍 執筆者の所属機関:海軍装備研究院)

(頑住吉注:8ページ目)日本のいずも号の戦力はイギリスの新型空母に近い


 まあ世界中で聞いてみれば中国の軍備増強の方が「東アジアないし世界平和に対し巨大な脅威を構成させる」という答えの方がずっと多いのは間違いないと思いますがそれはともかくこの艦は実際のところここまで画期的なもんなんですかね。それとも「日本脅威論」を煽るためにオーバーに言ってるんですかね。少なくともF-35Bなんて手に入るかどうかもまだ分からず、具体的には何の計画もないようですが。

10月22日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-21/226907_2556522.htm

 衛星写真がとらえた北朝鮮のこれまで最大の潜水艦で、全長約67m、全幅約6.6mだということです。

http://military.china.com/important/11132797/20141021/18879571.html

 記事には特別に目新しい内容はないので訳しませんが、8月30日のコラムでも紹介した「軟体無人機」の動画が見られます。

 中ロの旅客機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141020/18876497.html


中ロ合作のワイドボディー旅客機、来年生産開始 中国が金を出しロシアが技術を出す、と伝えられる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアのSSJ100旅客機総組み立てラインの導入は、あるいは国家戦略配備を打破するか」 なおこの記事のキャプションは4ページまでこれと同じです。)

関心が集まる中ロ合作ワイドボディー旅客機プロジェクトについにタイムスケジュールが生じた。中国商用飛行機有限責任会社(Commercial Aircraft Corporation of China,Ltd.、略称「中国商飛」)取締役会長の金壮竜は18日、復旦大学管理学院主催の第18回世界管理フォーラムに出席した時、「中ロ合作のワイドボディー旅客機は来年生産開始される」とした。

中国商飛社は現在主にARJ21およびC919という2機種の主力機種の研究開発と生産に従事している。ARJ21は双発の支線旅客機で、小型旅客機に属する。C919は168席の国産大型ナローボディ旅客機である。金壮竜は、ARJ21は今年航行適性ライセンス取得を完成させ、C919も今年機体構造ドッキングの作業を完成させることになる、と明らかにした。だが、新型のワイドボディー旅客機、つまり大直径の機体とキャビンを持ち、2本の通路があり、搭載客数300人以上のジェット旅客機に関しては、これまで中国商飛はこれに関する研究開発の事項をまだ決して明らかにしたことはない。この前のある情報は、中ロは2012年からワイドボディー旅客機領域での協力の協議を開始した、としていた。ある情報は、中ロ協力では、ロシアサイドが主に技術を提供し、中国サイドは主に金を出す、とする。だがこうした情報はいずれも当局の事実確認をまだ得ていない。

(頑住吉注:5〜8ページ目)ARJ21プロジェクトは大型民間機産業体系の中に包含される設計能力、製造能力、マーケティング能力、航行適性ライセンス取得能力、顧客サービス能力および国際供給商業管理能力を向上させ、したがって航空工業の良性の発展を支える産業のチェーン状の連なりを形成する助けになる。


 「中国が金を出しロシアが技術を出す」は恐らく実態と近いでしょうし揶揄するニュアンスを含んでいると思われますが、こうした協力を通じて中国が大型機の技術を高め、輸送機、早期警戒機などにそれが応用され、日本の安全保障上の脅威になっていく可能性は無視できません。

 殲ー20関連です。10月20日の記事と一部重複していますが。

http://military.china.com/important/11132797/20141020/18876288.html


殲ー20の就役にはまだ3〜5年必要 試験飛行はまだ武器システムの検査を必要とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:殲ー20戦闘機」)

人民ネット北京10月20日電(邱越) 10月17日午後、2012号殲ー20戦闘機が成都から西安試験飛行センターに飛んで定型試験飛行任務を執行する。今回試験飛行センターに場所を転じた後、全部で4機の殲ー20が関連の試験飛行任務を執行することになる。軍事専門家尹卓は中央テレビのインタビューを受けた時、殲ー20が部隊に装備されるのにはまだおよそ3〜5年の時間が必要であるとし、軍事専門家杜文竜は、もし多数のサンプル機が分散して実験任務ができたら、この期間はさらに一歩短縮されることになる、と考える。

報道は、新型機の研究開発、試験飛行は3つの段階を経ることを必要とする、とする。すなわち、工程試験飛行段階、定型試験飛行段階、武器標的打撃試験段階である。飛行機は定型試験飛行段階では研究開発当初に設定されたあらゆる戦術技術指標に対し検証を行う必要があり、軍の同意と設計の基準を達成してのみ、やっと飛行機は最終的に定型に至り、その後少量、大量の生産を行い、最終的に部隊に装備されるのである。

尹卓の説明によれば、定型試験飛行は機全体の飛行コントロールシステムと総合航空電子システムに対し試験を行う必要があり、飛行コントロールシステムの試験には全体的な飛行エンベロープの検証、例えば飛行機の最高飛行高度、低空飛行時の性能、最大速度、最低速度、失速速度などが含まれる。総合航空電子システムの試験は、レーダー、通信システムなどに対する試験を行うことが含まれ、かつ飛行機とセットになる武器に対する検証が行われる。

「飛行機がもしスムーズに前の2つの段階の試験飛行を通過し、飛行エンベロープに問題がなく、極限飛行性能に問題がないことが確定したら、すぐに武器試験に入ることができる。」 杜文竜は、武器試験の第一歩では互換性の試験を行う必要があり、殲ー20が搭載する弾薬はいずれも研究開発されたばかりで、甚だしきに至ってはまさに研究開発中の新型弾薬なので、こうした武器装備の外部寸法がステルス弾薬庫とマッチし得るか否か、搭載架とマッチし得るか否かは全て互換性試験を通じて確定する必要があり、「もし飛行機の搭載架とマッチし得なかったら、弾薬の性能がより良くても使用することはできないのだ。」と語る。

第2ステップは等しい重量、原寸大の標的弾投擲試験で、例えば原寸大弾薬の投射あるいは発射の過程で、異常な状況が出現するか否か? 飛行機がロールあるいはその他の異常な姿勢にある時、点火しかつ攻撃を発起できるか否か? である。もし標的弾投擲試験をスムーズに通過したら、第3ステップの実弾標的打撃段階に入ることができ、「この時やっとこの飛行機は一定の作戦能力を形成したと言うことができる。」 杜文竜はこのように語る。

尹卓は、試験飛行が検査することを要するのは単に殲ー20自体だけではなく、武器システム全体であり、これには飛行機と武器システムの連絡、早期警戒機およびその他の作戦機とのマッチング、地上の指揮所との意志疎通、搭載する武器や航空電子システムとのマッチング、レーダーとミサイルのマッチング、レーダーのステルス機や大中小型機に対する探知計測性能、機が格闘中において格闘ミサイルを発射し得るか否か、格闘中に目標を捕捉し得るか否か、同時変軸向発射(頑住吉注:意味分かんないので簡体字を日本の漢字に直しただけです)等々が含まれる。

尹卓は、殲ー20は部隊装備までまだおよそ3〜5年の時間が必要であると考える。「今後もし多数のサンプル機が分散して試験することができたら、試験期間全体はさらに一歩短縮され、効果もさらに一歩上がり、戦闘力形成という目標までの距離はどんどん近づくだろう」と杜文竜は語る。


 場合によっては3年未満、つまり2017年には就役ということですか。その頃日本のF-35はどういう状態にあるんですかね。

10月23日

 南北朝鮮関連です。

http://news.china.com/international/1000/20141020/18873514.html


韓国・北朝鮮、軍事境界線で激烈に撃ち合い10分間 死傷はもたらされず

【グローバル時報駐韓国特約記者 李大明】 韓国連合参謀本部は19日、当日午後、韓国と北朝鮮が京畿道坡州市に位置する軍事境界線付近で撃ち合いを発生させ、撃ち合いは10分間持続し、人員の死傷はもたらされなかった、と明らかにした。韓国連合参謀本部のある関係者は、午前8時30分から、十何名かの北朝鮮軍人が不断に坡州市の韓国・北朝鮮非軍事区域内の軍事境界線に近づき、韓国サイドは何度も警告の放送を行い、その後午後5時40分に警告射撃を行った。その後、韓国軍は最前線の歩哨所付近に北朝鮮軍が発射した2発の弾丸らしきものを発見し、かつ直ちに北朝鮮軍の地域に向け反撃した。双方の撃ち合いは午後5時50分から開始され、およそ10分間持続し、現在双方はすでに撃ち合いを停止している。韓国軍のある消息筋の人物は、北朝鮮は韓国サイドの対応の態勢を探るために軍事境界線付近で挑発行為を行ったのかもしれない、と語る。

18日午前8時30分から午後4時、北朝鮮軍は江原道鉄原郡の非軍事区域内の軍事境界線に近づき、韓国軍は発見後警告の放送と射撃を行い、北朝鮮軍はその後撤退し、双方には撃ち合いは発生しなかった。今日の他、韓国と北朝鮮は最近1度今月10日に撃ち合いを発生させている。当日韓国民間団体が北朝鮮に対する宣伝ビラを放ち、北朝鮮軍がこのため発砲した。弾丸は韓国サイドの地域に落ち、韓国軍は反撃を行った。

北朝鮮と韓国は最近口論が絶えず、朝鮮中央通信社の報道は、韓国大統領朴槿恵がアジア・ヨーロッパサミットで基調演説を行う時、北朝鮮は両面性のある態度を改変し、誠意を見せて対話を行うことが必須であると指摘し、かつ北朝鮮の核開発と人権問題に対し非難を行った。北朝鮮の祖国平和統一委員会スポークスマンは18日、「これは容認できない政治的挑発で、南北の対話と関係改善の破壊を企図する言動だ。」とした。

将軍クラスの会談が失敗した原因に関しても、韓国と北朝鮮は口論を行っている。朝鮮中央通信社は16日、「韓国・北朝鮮関係改善に暗い影を投げかける不当行為の真相を暴く」と題する報道を掲載し、10月7日に北朝鮮サイドはかつて韓国サイドの青瓦台国家安全保障室長金寛鎮が韓国・北朝鮮将軍クラス緊急接触に参加するよう提案したが、韓国の拒絶に遭い、後に韓国は国防省政策室長を派遣して軍事当局接触の責任者を担当させた、とした。韓国の「中央日報」は18日、韓国政府高官が北朝鮮サイドの言い訳に対し反駁を行った、とした。この当局者は、15日の韓国・北朝鮮将軍クラス対話の中で、北朝鮮サイドは「天安」艦および延坪島事件の責任は韓国サイドにあると言い張り、かつ全く謝罪の意志がなかった、とした。

相互に相手の落ち度を指摘することは、決して対話を望むことには影響がなく、韓国大統領府は19日、原計画通り今月末あるいは来月初めに韓国・北朝鮮高級クラス対話を行うことを希望する、とした。


 たぶん双方とも本気で相手の兵を殺傷するつもりで撃ったわけではないんでしょうが、一歩間違えば戦闘がエスカレートすることもないとは言えないでしょう。どう見ても言論による批判に対し発砲で返す北朝鮮により問題があるのは明らかです。

 中国の空母関連です。

http://military.china.com/news/568/20141020/18875046.html


海軍、今年募集する飛行員の人数を増やす 艦載機飛行員の卵を選ぶことに重点を置く

人民ネット北京10月18日電 中央テレビの報道によれば、2015年度の海軍の飛行員募集業務が最近正式に始動し、来年海軍が募集する飛行員の人数はこれまでの年に比べある程度増加し、かつさらに艦載戦闘機飛行員の卵を選抜することに重点が置かれる。

報道は、海軍の飛行員募集は初期検査事前選抜、全面検査、選抜決定記録取得の3つの段階に分かれる、とする。初期検査事前選別は今年10〜11月の期間に展開され、全面検査は来年2〜5月に行われ、選別決定記録取得は来年大学入試の成績発表後に実施される、とする。2015年の海軍飛行員募集の人数はこれまでの年に比べ5%増加し、増加した人数は全部その年の高級中学卒業生に与えられる。

我が国の空母事業の不断の発展と共に、空母の戦闘力の生成は多くの優秀な艦載機飛行員を必要としている。海軍は飛行員募集の中でより多くの注意力を艦載機飛行学員の卵の選抜に置く。海軍飛行員募集業務副主任の朱剣峰は、今年の飛行員募集には新たな変化がある、と説明する。「1つには飛行員募集の範囲が拡大した。2つ目は艦載機飛行員の潜在的素質を持つ飛行員募集の対象を事前にロックオンした。3つ目は艦載機飛行学員の心理的質の選抜システムを導入した。4つ目は文化的試験を初期検査事前選抜の項目の中に正式に取り入れた。」


 この動きから言っても国産空母が就役するのは比較的近いと考えられます。

 中国の宇宙開発関連です。

http://military.china.com/news/568/20141020/18875293.html


中国の100名余りの航空宇宙専門家、大型運搬ロケットエンジンの研究開発を研究討論

10月11日、中国航空宇宙学会液体燃料ロケット推進専業委員会・中国航空宇宙科学技術集団社科学技術委員会液体燃料および特殊推進技術専業グループ2014年学術研究討論会が北京で行われ、液体燃料ロケットエンジン専門家の張貴田院士、朱森元院士および航空宇宙2大集団社、中航工業、国防科学大学、北京航空宇宙大学、北京理工大学、西安工業大学などの組織の100名余りの専門家、学者が一堂に会し、「大型運搬ロケットエンジンの素早く確実な研究開発の方法」とのテーマをめぐって充分な研究討論を行った。

現在、アメリカ、ロシアなどの国は100トンクラスの大推力液体酸素・軽油エンジンや水素・酸素エンジンを基礎として、不断に航空宇宙領域の先んじた優勢を固めている。我が国が実施を計画する後続の有人宇宙および月探査任務も大型運搬ロケットの研究開発に対し切迫した必要性を提出している。航空宇宙の発展、動力の先行、国際的な発展の趨勢、国内の任務計画はいずれも宇宙液体燃料動力の発展に対しより高い要求を提出しており、得難い発展のチャンスをも提供している。

会議に参加した代表はデジタル化製造、3Dプリントなど現代の製造技術の最新の発展の趨勢を結合させ、大推力液体燃料ロケットエンジン、先進上段エンジン、宇宙推進技術、新概念の推進、エンジン試験技術などの専業領域につき積極的な交流を行い、意見を交換し、考え方の筋道を開拓し広げた。


 他国が中国への技術流出を防ごうとする中でどれだけ自力で技術開発ができるんでしょうか。

10月24日

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-23/227085_2558438.htm

 ロシア空軍の新型ヘルメットだそうですが、非常にエキセントリックなデザインですね。

http://tuku.military.china.com/military/html/2014-10-23/227062_2558013.htm

 何度も取り上げた「戦車両項目」競技の画像集です。

 22日に画像を紹介した北朝鮮の新たな潜水艦関連です。

http://military.china.com/news2/569/20141022/18882718.html


韓国メディア:北朝鮮の新たな潜水艦の外形はキロ級に類似 あるいは長時間巡航が可能か

韓国の「東亜日報」21日の報道によれば、北朝鮮の軍事問題を研究するアメリカの専門家ジョセフ バイムデスは最近アメリカのジョンズホプキンス大学国際関係学院の下に属するウェブサイト「38north」に文章を発表し、北朝鮮の潜水艦基地や造船工場の衛星写真に対する分析を通じ、北朝鮮の咸鏡南道新浦に位置する潜水艦専用造船工場には「身分不明」の新型潜水艦があり、この潜水艦の外形はロシアのキロ級および「ラダ」級と似ている、とした。

バイムデスは、この造船工場は北朝鮮の潜水艦を製造する重要施設であり、国防科学院の海洋研究所本部の所在地でもある、とする。衛星画像は、北朝鮮の「新たな潜水艦」が全長約67m、全幅6.6mで、船首は円形で、船体中部には展望台があることをはっきり示しているが、船尾には潜水舵が見つからない。バイムデスは推測し、この種の構造から見て、この潜水艦の排水量は約900〜1,500トンだが、船首あるいは甲板に魚雷あるいはミサイルの発射管は見つからない、とする。バイムデスは、まだこの潜水艦がどこから来たのか確定できないが、単に外形から見ると、ロシアの「キロ」級あるいは「ラダ」級に似ている、とする。

韓国の「世界日報」21日の報道は、バイムデスは文章の中で、この新型潜水艦は水中活動時間でも武器搭載能力でも、北朝鮮の現有の「シャーク」級に比べて優越し、ひとたびこの潜水艦が量産されれば、北朝鮮海軍の作戦、戦略には変化が発生する可能性がある、と指摘する。バイムデスは同時に、この潜水艦が試験用潜水艦に過ぎないという可能性も排除されないと認めているが、排水量が小さすぎるため、弾道ミサイル発射試験に用いられるとは考えない、とする。

韓国自主国防ネット代表の辛仁均は、今回の北朝鮮の潜水艦の規模と外形から見て、3日前後の持続潜航能力を持つ可能性が高く、このことはその作戦半径が済州以南海域まで開拓展開され得ることを意味しており、戦時において韓国の貿易ルートは北朝鮮の潜水艦によって遮断される可能性がある、と考える。


 日本のシーレーンにも脅威になるんでしょうね。

 台湾海軍関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141021/18879216.html


香港メディア:台湾、6,000トンの「イージス」艦建造を計画 意図は大陸の空母に対応することにある

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾海軍は今に至るも依然いかなるイージス艦もまだ装備していない」)

参考情報ネット10月21日の報道 香港の「週刊アジア」10月26日一期の報道によれば、台湾海軍の15年兵力全体整備計画の中で、島内の造船工場で建造するという方式をもって、4隻の6,000トン級「イージス」艦および10〜15隻の2,000トン級の「イージス」システムを持つミサイル護衛艦を建造することになり、こうした戦闘艦は15年の時間を用いてあらゆる配備を完成させる、とされる。

報道は、これは台湾海軍が1995年に放棄した構想で、今また改めて始動し、主に予算が極めて縮減されている他、中国大陸の海軍の武力勃興に応じることにも原因がある、とする(頑住吉注:ちょっと論理的に変みたいですですが‥‥)。大陸は空母を持つし、艦隊も大型化し、トン数は大型化し、大陸の遠洋海軍に直面し、台湾軍は台湾海を死守する必要があり、敏捷化、ステルス化、快速化、偵察能力が強いことおよびミサイル垂直発射の需要に着眼することが必須である。大型軍艦は大陸の海軍に直面した時、非常に早く狩り殺しの目標に身を落とす可能性があり、このため6,000トン以下の快速反応ステルス軍艦が台湾海軍の兵力構築の次の段階の目標となった(頑住吉注:比較的小型の艦を作ることになったのは予算削減の他こういう理由だ、ということですね)。

報道は、20年前、台湾海軍はかつて4億アメリカドルを投入し、アメリカの協力を得て、小「イージス」艦を開発し、1億アメリカドルを用いてアメリカサイドと、スペインのF-100に似たミサイル駆逐艦を共同開発し、かつ3億アメリカドルを投資してACS先進戦闘システムを開発し、つまり小「イージス」(頑住吉注:システム)であった、とする。1995年にアメリカサイドが不断に金額追加を要求したため、台湾海軍は最終的に予算緊縮の下にこの計画の停止を言明したが、関連の船体設計は依然台湾サイドの手中に留保された。

スペインのF-100ミサイル駆逐艦の就役と共に、オーストラリアやノルウェー海軍も相次いでスペインから購入し、台湾海軍に20年前のアメリカサイドの類似の設計に対する考慮が改めて生じ、加えて台湾の「中科院」によるフェイズドアレイレーダーを基礎とした新式戦闘システム整合テストが成功し、アメリカから艦載ミサイル垂直発射システムを購入する計画にも突破があり、ロッキード・マーティン社は5年に分けて台湾に販売し、「中科院」はフェイズドアレイレーダー、ミサイル垂直発射システムおよび多目標交戦の戦闘システム、電子戦システム、ソナーシステムの整合に対し一定の技術能力を持つ。このため、以前の青写真を用いて4隻の6,000トン級小「イージス」の建造を2020年に始動することが台湾の最重要の兵力全体建設計画の1つとなった。一方先日やっと進水した双胴船体の「沱江」艦は、台湾が作りだそうとしている10〜15隻の2,000トン級の「イージス」システムを持つミサイル護衛艦の1つである。

報道は、15年海軍兵力全体建設計画完成の際、台湾軍が自ら潜水艦を建造する計画も同時に始動し、その時、台湾海軍の水上と水中における兵力は現在に比べはるかに戦闘力を持ち、台湾海の長期にわたる海上兵力非対称を部分的に緩和することになり、台湾軍が本島を死守する戦力の向上の上でも、長足の進歩があるだろう、とする。

(頑住吉注:他と重複するものは省略します。2ページ目)台湾は一定の造船能力を持つ

(頑住吉注:4ページ目)康定級の防空能力は良くない

(頑住吉注:8ページ目)キッド級も同様に垂直発射能力を持たない


 まあ数では大陸と比較にならないでしょうが、質的には勝るものになる可能性もあるでしょうね。

10月25日

http://war.163.com/photoview/4T8E0001/76266.html#p=A9AAJJBU4T8E0001&from=tj_wide&from=tj_review

 女性武装警察官が持つ新型サブマシンガンということですが、おそらくQCW05式サブマシンガンのショートバージョンでしょう。

 中国空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141024/18891249.html


専門家:中国がもし原子力空母を建造したら長期的に戦闘力はない

(頑住吉注:原ページのここにある動画のキャプションです。「我が空母は中国のシステムに基づき決して外国のシステムにあらず」)

人民ネット北京10月24日電(邱越) 最近外国メディアの報道は、大連造船工場はすでに大陸初の国産空母の鋼板切断を完成させ、現在屋内で段に分けて建造中である、とした。軍事専門家曹衛東は北京テレビ局の「軍情解読」という番組の中で、中型から大型の通常空母を建造するのが我が国の作戦の必要性と具体的国情に符合し、原子力空母は相当の長時間内戦闘力を形成できない可能性がある、とした。

世界の空母は3つのクラスに分かれ、満載排水量6万トン以上は大型空母に属し、3万トンから6万トンの間は中型空母に属し、3万トン以下は小型空母である。曹衛東は、我が国に関して言えば、中型から大型の空母が我が国の作戦上の必要性に対し比較的有利で、小型空母は搭載する艦載機の数が非常に少ないため我々の作戦上の必要性を満足させられない、とする。中型空母はサイズは小型空母に比べ倍も大きいが搭載する艦載機の数は依然比較的少なく、一般に30機を超えず、作戦能力も比較的大きな影響を受ける。一方6万トン以上の空母が搭載できる艦載機の数は比較的多く、しかも体系的な作戦が実現でき、我が軍の制空権争奪能力を有効に増強できる。

我が国が建造する初の空母は原子力動力を選択するのか、それとも通常動力なのか? 「これにはきっと我々の国情を考慮する必要がある。」 曹衛東は、通常動力に比べ原子力動力は加速性能と航続能力方面に非常に大きな優越性があるが、我々には原子力空母の建造技術と使用経験が欠乏している、と指摘する。遼寧艦は2年の訓練と試験を経て、すでに一連の通常動力空母の経験を総括して出しており、もし次の1隻の空母が原子力動力システムを採用したら、遼寧艦から累積された経験が作用をなくし、一切をゼロから開始するのに等しくなり、せいては事を仕損じるで、新たな空母は相当長い時間戦闘力を形成できないことになる可能性がある。

各国の空母の数に対する需要は必ずしも同じではないが、通常1つの国は3隻の空母を持つべきで、そのうち1隻は作戦、1隻は訓練、もう1隻は維持保護を行い、このようにすれば基本的な作戦能力が形成できる。だがアメリカに対して言えば、3隻のみの空母に頼るのは明らかにそのグローバルな作戦の需要を満足させられない。我が国の海岸線は長さが18,000kmに達し、同時にまた多くの海洋をめぐる問題に直面しており、「1隻あるいは2隻の空母では制空権争奪および島への上陸作戦の能力方面でいずれも顕著に不足であり、このため我が国は最低で3隻の空母を持つべきである。」 曹衛東はこのように語る。

(頑住吉注:以後のページのキャプションは本文の一部を切り取ったものは除外して示します。3ページ目)専門家は、我が国にとって中型から大型の空母が我が国の作戦上の必要性に比較的有利であるとする

(頑住吉注:8ページ目)アメリカが建造した大型原子力空母


 私もいきなり原子力空母はないと思いますが、専門家がわざわざこういうことを言わねばならないくらい急速な進歩を求める声が大きいということでしょう。

 日本関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20141023/18888863.html


安倍の支持率が持続的に低下しているのは良い兆候 中ロ韓はもう一押しすべきだ

中新ネット10月15日電 日本放送協会(NHK)14日の報道によれば、NHKは今月11日から日本全国の20歳以上の人を対象に、期間3日の世論調査を行い、その結果は、安倍内閣支持を表明する人は先月に比べ6%減少して52%であることをはっきり示している。不支持を表明する人は6%増加して34%である。10月19日までに全国世論調査がまた最新の結果を出した。調査は、安倍内閣の支持率はすでに5割以下まで低下して48.2%であり、15日に比べさらに4%低下したことをはっきり示している。不支持率は34%から40.2%にまで増加し、6%増加した。これと共に与党自民党の支持率も42%から36.9%にまで低下した。

上述の情報を見て、青衫老祖(頑住吉注:筆者)はやはり比較的興奮した。何故なら、かつてはいつ何時も安倍は「アベノミクス」の美しいビジョンを携え、平和憲法改正、国家安全保障会議設立、日米安全保障同盟強化の軍旗を掲げ、地球儀外交を(頑住吉注:意味不明)し、反中国同盟の威風を作り出し、(頑住吉注:何やら古語みたいなのを使って言ってますがどうせ内容ないんで飛ばします)、日本では多くの人が傾倒し、その支持率70%以上という結果をもたらしたからである。

だが素晴らしい状況は長くはなく、安倍の猿のケツがもう露出してきた。「アベノミクス」の毒酒を飲んで渇きを癒すやり方はすぐに疲労状態を呈し、輸出は不振で、経済成長は力強さが乏しく、一般庶民の予想はネガティブである。世論調査から見て、15日には景気が回復しつつあると感じない人は52%を占めたが、19日には84.8%に達した。15日に「どちらとも言えない」と回答した人は35%を占め、回復を感じると回答したのは8%しか占めなかった。同時に、安倍の地球儀外交は基本的に壁にぶつかる外交になっており、中国と仲が悪い他、韓国との関係も非常にまずく、ロシアとの関係も一触即発である。彼は東南アジアをあまねく走り回り、さらにアフリカ諸国を日本に引っ張ってきて会議を開き、その積極的平和主義を至るところで押し売りし、中国の脅威を誇大宣伝し、対中国包囲網の構築を企図したが、結果として応じる者はごく少なく、彼が最大の関心を注ぐインドさえも態度が冷淡である。11月、APECサミットが中国の北京で開かれることになり、安倍はまず習近平総書記に向け「オリーブの枝(頑住吉注:平和の象徴)を振り」、習近平総書記との会談が実現し得ることを希望したが、得られた回答は依然日本サイドが実際の行動を用いて条件を創造し得るか否かを見るというものだった。またプーチンとの会談を提案したが、プーチンは時間がないと回答し、最終的には何と尻尾を振ってへつらうようなやり方の提案は立ち話ができるか否かになっている。安倍の内政外交はこんな有様で、その支持率がどうして下降しないでいられることがあろうか?

安倍の支持率の低下にはまだ重要な原因があり、それはその施政行為と目標に日本の民衆の要求との顕著な隔たりが存在することに他ならず、ほとんど正反対である。世論調査から見て、被調査者の政府が現在最も努力すべきと考える6項目の政策課題の順序は次のようであるべきである。1、「景気対策」(26%を占める)、2、「社会保障制度の改正」(21%を占める)、3、「原発対応」(13%を占める)、4、「財政再建」(11%を占める)、5、「外交安全保障」および「東日本大震災復興再建」でそれぞれ10%を占める。だが、安倍内閣の施政の重点はそれにも関わらず外交安全保障、特に侵略性を帯びた集団的自衛権解禁に置かれ、日本の民衆に再度「核爆発」の生臭い臭いを嗅がせている。このような日本を平和憲法から遠く離れた危険な境遇に引っ張って向かわせる右翼内閣に、日本の民衆がどうして安心できるだろうか?

青衫老祖は、安倍内閣が現有の政策を「動揺させず」堅持しさえすれば、彼の支持率はまだ低下し続け、彼の執政の基礎はまだ動揺するだろうと予測する。この趨勢は、アジアにとって、全世界の平和を愛好する人にとって、疑いなく良い兆候であり、これは日本の右翼が強固な「天井板」にぶつかったことを意味しているのかもしれない。このような趨勢に直面し、中国、ロシア、甚だしきに至っては韓国も含め、「井戸に落ちた者に石を投げ込む」で、彼にもう一押しして良い。これには、対日外交凍結の継続、中日貿易を冷却させることの継続、国際的に反ファッショ勝利の成果防衛の旗印を高く掲げることの継続、中韓自由貿易区に関する談判の優先した推進の継続等々が含まれる。日本の右翼の気炎を完全に打ちのめし、日本の政治の正しい軌道への回帰を促すのである。


 ここのところさらに支持率を下げるような情報が多く出ていますが、以前と決定的に違うのは政権を積極的に支持する人が減っても、だからといって野党に政権を担当してほしいと思う人は非常に少ないということでしょう。

10月26日

 次世代戦闘機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20141023/18887149.html


ロシアの専門家、ロシアが第6世代機を作り出す組織工作はあるいはすでに中国に立ち後れているか、とする

人民ネット10月23日の情報 「ロシアの声」の報道によれば、最近ロシアの将来研究基金会総責任者のアンドレイ ゲリゴリイェフは、ロシアの科学者は複合材料構造を採用して製造する第6世代戦闘機の研究開発を開始し、この研究開発は将来の飛行機の材料やエンジンと関係がある、と言明した。ロシア戦略・技術分析センターの専門家ワシーリ コーシンは評論を発表し、第6世代機を作り出すという方面において、組織工作から見るとロシアは中国に立ち後れているかもしれない、と考えている。

現在、ロシアは第5世代機のT-50を研究開発中で、これはロシアの航空総合体モジュールとフェイズドアレイレーダーを装備した第5世代戦闘機である。2016年、第5世代機はあるいは装備されることになるかもしれない。

ワシーリ コーシンは、将来研究基金会総責任者の第6世代機に関する声明はメディアの中で広範なセンセーションを引き起こし、非常に多くの評論が出現した、と指摘する。ロシアはまだ第5世代機の作業が完成していないにもかかわらず、また第6世代機の研究開発を開始する、と考える人がいる。非常に多くの評論はこの資金投入に疑問を感じている。だが事実として、この結論は将来研究基金の地位やそのロシア軍事工業総合体の中における作用を考慮していない。2012年、ロシア副首相ドミトリー ロゴージンの提案の下に将来研究基金会が成立した。この機構は具体的な装備や武器の系列の研究に従事するのではなく、その主要な方向は、軍事、民間用の開発の中で重要な役割を演じ得る先進技術開発研究を支持する業務に用いられる。

現在、将来研究基金は第6世代機に使用する技術の研究に従事しているところである。しばらくのところまだ第6世代機の研究開発作業がすでに完全に展開されていることをはっきり示す情報はない。だがこれと同時に、航空エンジンと航空航空材料領域の技術研究作業はすでに展開されている。こうした技術は、あるいはこのプロジェクトの推進に有利になるかもしれない。公開されている情報から見て、その中には独特の性能を持つ新式エンジンの研究も含まれている。また、基金会は未来の戦闘機の複合材料の相応の研究に対し審査を行っているところである。遠くない将来、より前途あるプロジェクトが選出されるかもしれない。

提示しておくに値するのは、第6世代機を作り出すという方面においては、組織工作から見てロシアは中国に立ち後れているかもしれないことである。いくつかの報道によれば、中国航空集団はすでに沈陽においてプロジェクトチームを成立させ、相応の研究開発作業に従事させている。しかも、すでにこのチームのために必要な物資基地が建立され、その中には専門の自動化設計システムの配備が含まれる。

だがこれについて、まだ誰が第6世代機研究開発方面でまず現実の効果を獲得するのかに関する結論を出すことはできない。これは主にエンジン、材料および電子技術関連の基礎技術の蓄積と経験によって決まる。


 エンジンでは明らかにロシアが先行していますが「材料および電子技術関連」での優位ははっきりしたものではないとの見方もあり、より気になるのは無人機関連でロシアが中国に決定的に立ち後れている点です。これが次世代戦闘機開発に致命的な影響を与える可能性もあるのでは。






















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