コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその113

1月1日

 中国の小火器関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141230/19159322.html


ロシア:中国、ZH05スマート小銃を装備へ コンピュータ火力コントロールを配する

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2014年初め、解放軍文芸演出の舞台上のある新型自動小銃が小さからぬ波乱を引き起こした。最近、このネット仲間によって『戦略大槍』と称される新式武器が再び姿を現し、最も新しく明るみに出た画像からはこの銃のいくつかの具体的ディテールを見ることができる。」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事工業総合体ニュースネット12月29日の報道によれば、中国の未来のアサルトライフルZH-05はすでに解放軍海軍のアデン湾対海賊航路護衛パトロールの期間に非常に良好に自らをプルーフし、したがって中国のその他の軍兵種部隊も現在この高い効果の武器を装備し始めることを促している。

一体何がこの小銃に中国軍に対するこのように高い吸引力を持たせているのだろうか? 実はこの銃はいくつかの能力の有効な結合を実現し、アサルトライフル特有の性能を持ち、比較的高い密度をもって発砲するだけでなく、20mm射程コントロール多用途グレネードランチャーも具備している。またさらにコンピュータ制御誘導(照準)システムを配備している。

ZH-05は外見を見たところドイツとアメリカが研究開発したXM-29「理想兵個人作戦武器」(頑住吉注:「Objective Individual Combat Weapon」 「理想」はちょっと違うのでは)、および韓国のK-11スマートグレネードランチャーにやや似ているが、この銃はそれでも全く異なる別のクラスの製品である。まず、ZH-05は重量が5kgしかなく、K-11に比べ2kg軽い。次に、この5.8mm口径のアサルトライフルは中国のQBZ-03小銃を基礎とし、そのグレネードランチャーの射程は700mに達し得る。

ZH-05アサルトライフルはレーザー距離測定装置とデジタルカメラを配備する。操作員は事前にグレネードのプログラムを組み、それに目標から一定の距離内で爆発させることができる。例えば直接敵の壕の上方で爆発させる。今日まで、中国はすでにZH-05のために3種類のグレネードを研究開発済みで、このうち第1種目は対歩兵爆破弾、第2種目の榴弾は爆発後致命的で微小な弾丸の射流に変わり、中国軍はこれを「遠距離榴散弾」と称しており、しかも無人機のような移動標的を撃墜するのに非常に適している。第3種目の榴弾は防護レベルが比較的高い目標の殺傷に用い、装甲を貫通でき、あるいは歩兵のルートをクリーンアップする。

要するに、中国国防工業は再度自らの能力を証明したのである。中国の技術者は成功裏にこの簡単でもありまた軽量、精巧な、同時にスマートグレネードランチャーを組み込んだアサルトライフルを創造し、その重量は甚だしきに至ってはM40スナイパーライフルに比べてもさらに軽い。ZH-05はスマートアサルトライフルの中で独自の特色を持つ中国版AK-47になると考えられる。

ZH-05アサルトライフルの研究開発は2010年に開始された。研究開発成功後、まず中国人民解放軍兵士によって野外条件下で試用された。2014年2月、ZH-05の画像が初めてネット上に明るみに出た。今年2月から、この小銃は解放軍海軍陸戦隊に装備されただけでなく、しかもその他の軍兵種の部隊への装備が開始された。

(頑住吉注:2ページ目)この小銃は国産兵個人総合武器システムの核心部分に属するとされる。兵個人総合作戦武器システムはアメリカの理想兵個人作戦武器(OICW)に似た位置付けの新型武器システムで、コンピュータ火力コントロールシステム、光電子照準システム、スマートグレネードランチャー、小銃という4つの部分からなる。

(頑住吉注:3ページ目)最も新しく明るみに出た画像はこの銃のいくつかのディテールを見せ、その設計には独自の巧みな工夫がなされていると言える。

(頑住吉注:4ページ目)海軍ネットが発表した画像から見て、この装備がデビューした舞台は、海軍が航路護衛隊をテーマにしたある文芸演出である可能性があり、その中に出現した武器装備はアデン湾航路護衛行動の中で実際の軍事行動に参加したことがあるのかもしれない。文芸演出に使用された訓練模型銃から見て、この武器はすでに部隊に小規模装備されているに違いない。

(頑住吉注:5ページ目)ある情報は、この兵個人総合作戦システムはすでに我が軍の一部の特殊部隊によって実際に装備しての試験が行われており、今回公開され明るみに出た武器を基礎に一定の改良がなされ、ほどなく正式装備が開始される可能性がある。

(頑住吉注:6ページ目)まずは手動装填、ボルトアクション式ケースレス単発グレネードランチャーの設計が採用されている。(頑住吉注:これは本来1ページ目のキャプションに続くものなのでは)

(頑住吉注:7ページ目)次に火力コントロールシステムと照準システムを分けた設計が採用されている。

(頑住吉注:8ページ目)実は世界の範囲で見て、我が国の兵個人総合武器システムの歩み始めはすでに遅く、欧米諸国は1990年代には早くももう兵個人総合武器システムの研究開発を試み、かつ一定の成果を取得していた。だが現在各国の軍隊の中で、兵個人総合武器システムを実戦に投入している例はいくらもなく、中国はこの「戦略大槍」の少量装備をすでに開始しており、世界の兵個人総合武器システムの使用上すでに前列を行っている。


 個人的にはいまいちデザインが好きになれないです。まあそれ言ったらOICWもK-11も好きなデザインじゃないですけど。それはともかく今回の記述の中では「第2種目の榴弾」が興味深いです。無人機の発達が著しい中国は敵の無人機への対抗策も考えているということでしょうか。たぶん有人機を撃墜するほどの威力はないんでしょうが。「第3種目の榴弾」はひょっとしてフレシットでは。

 中国の武器輸出関連です。

http://military.china.com/news/568/20141230/19160058.html


ロシアメディア:中国、ベネズエラ最大の兵器販売国へ ロシアを超える

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国、ベネズエラ向けに装甲車を輸出」)

ロシアの軍事工業総合体ニュースネット12月29日の報道によれば、ロシア世界武器貿易分析センターは12月26日にレポートを発表し、これまでの8年(2006〜2013年)にベネズエラは全部で13カ国から武器と軍事装備を輸入し、軍事輸入総額は83.05億アメリカドルと見積もられ、この間に形成された軍用品輸入に関する発注総額は78.17億アメリカドルである、と指摘している。

これまでの8年のベネズエラ向けに軍事製品を供給した武器輸出大国ランキングの中では、ロシアが第1位におり、53.43億アメリカドルで、64.33%の比率を占めた。8年間で両国が達成した軍用品発注は52.1億アメリカドルで、66.65%の比率を占めた。

スペインがランキング第2位で、14.75億アメリカドルで、17.76%の比率を占めた。だが両国が2006〜2013年の間に達成した軍用品輸入に関する契約総額はたった1億アメリカドルである。

中国はランキング第3位で、9.28億アメリカドルで、11.2%の比率を占める。この期間に中国とベネズエラが達成した軍用品輸出に関する契約は15.04億アメリカドルで、19.24%を占めた。

その後は順にベラルーシ(2億アメリカドル)、ドイツ(1.22億アメリカドル)、キューバ(6,900万アメリカドル)、イラン(5,600万アメリカドル)、イギリス(4,500万アメリカドル)、フランス(3,200万アメリカドル)、オランダ(1,170万アメリカドル)、オーストリア(1,000万アメリカドル)、イスラエル(1,000万アメリカドル)、アメリカ(400万アメリカドル)である。

また、ロシア世界武器貿易分析センターの見積もりによれば、現有の軍用品発注、入札、すでに発表されている直接購入計画から見て、今後4年(2014〜2017年)のベネズエラの武器輸入総額は43.57億アメリカドルと見積もられ、2010〜2013年の54.19億アメリカドルより低く、2006〜2009年の28.86億アメリカドルよりは高い。

現有の武器発注と直接購入の意向を根拠にすると、今後4年中国はベネズエラ最大の武器供給大国に躍進し、ベネズエラ武器市場で首位を占めることになる。この間に予測できる中国の対ベネズエラ武器輸出総額は約13.26億アメリカドルで、30.4%の比率を占める。ロシアは第3位に転落し、5.03億アメリカドル、11.54%を占めると予測される。(編集翻訳:林海)


 途上国市場で今後も中国の兵器はロシアの商売をどんどん妨害することになり、これがどういう影響を与えるか興味深いです。

1月2日

 台湾関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20141229/19153948.html


台湾「国防省」の新たなビルは核爆弾を防ぐとされる ペンタゴンに比べさらに先進的

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾国防省の新たなビル」)

【グローバル軍事報道】 台北の大直に位置する台湾「国防省」の新たなビル(画像)が27日使用開始式を行った。このビルは原発と同クラスの建造基準を持つとされ、安全保障設計はアメリカのペンタゴンとの比較に堪え、噂の中ではさらに神秘の地下ルートがある。だが、島内民衆がより関心を注ぐのはこのビルの「工期が長く、建造コストが高い」ことおよび住民に迷惑をかける問題である。

台湾「連合報」28日の報道によれば、18年にわたる計画と建設を経、158億新台湾ドルの資金を費やして「国防省」が大直博愛営区に新たに建設したビルは27日使用が開始され、台湾「国防大臣」厳明は当日、「国防省」が台北の博愛路から大直に移転した後、近隣の「空軍司令部」、「海軍司令部」、衡山指揮所と「国防特区」を形成することになる、とした。台湾「国防省」は、新たなビルの建造は原発の標準施工と同クラスであり、防震、抗震、電磁パルス攻撃を防ぐなどの機能を具備する、とする。

外界が関心を注ぐ安全保障問題に対し台湾軍関係者は、新たな営区のあらゆる車両、人員の出入りには映像識別システムによる確認が必須で、新たなビル内は異なる安全レベル、機密区域により指紋スキャン、瞳孔識別などの先進的な警備監視システムが設置されている、と明らかにした。営区内の各哨口(頑住吉注:歩哨付きの入り口?)には全て昇降式のポール(頑住吉注:バリカーとか呼んでますね)があり、もし「総統府」が自動車の突入に遭ったような事件が発生しても遅れず阻止できる。各哨口の地面の上には車両の底部の爆発物の有無が監視コントロールできる監視コントロール映像システムが設けられ、営区の出入りの安全が強化されている。台湾「国防省」スポークスマン羅紹和は、関連の安全保障措置はいずれもアメリカのペンタゴンの計画を参考にし、「装備はペンタゴンに比べてさえ先進的である」と語る。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「アメリカ、台湾に向け『ペリー』級護衛艦の販売を欲する」です。やっぱいかにも古臭いデザインですな。ちなみに以後のページのキャプションは全てこれと同じです。)

この前あるメディアは、大直の「国防特区」は地上の建築が壮大であるだけでなく、地下も非常に素晴らしい、と明らかにした。台湾軍は地下ルートを造り、「国防特区」内のあらゆる地下戦闘情報センターをつなぎ、関連の要員はこのルートによって10分間以内に衡山指揮所内に避難でき、台湾軍指揮メカニズムは地下施設で運行できる。さらに事情を知る人物は、新たなビルは地上8階、地下は「公式には」2階だとされているが、実際には地下はすでに35m掘られ、10階の深さがあり、綿密な地下要塞を形成し、核爆弾の攻撃を防ぐことができる、と明らかにした。こうした説に対し、台湾軍はまだ事実確認しておらず、説明するのは不都合であるとしている。

説明によれば、国民党が1949年に台湾入りして以後、台湾「国防省」はかつて「総統府」内部の事務所に移り、後にまた13か所の営区の中に移転して公務を処理した。1996年、李登輝は大直の元「国防大学」跡地に「国防省」の新たなビルを建設することを批准し、すなわち「博愛営区」である。だが新たな営区の工程は一度各種の原因により遅延し、今月3日になってやっと使用許可書が取得された。台湾「国防省」は月初に数十年使用した忠愛営区を後備指揮部に引き渡し、「国防省」各機関はすでに続々と新たな営区の事務所に移転し、元々の博愛ビルは「法務省」の使用のために引き渡されることになる。

台湾「国防省」の新たなビルの軍事的価値に関し、島内世論の関心度は決して高くなく、議論が最多なのは「工期が長く、建造コストが高い」ことのの他、普通の市民の生活への影響である。「自由時報」の報道によれば、「国防省」の新住所の全区域は大直の剣潭里に位置する。剣潭里の里長である畢無量は、最近しばしば住民の苦情を聞いており、「国防省」の時間通りの移転のため、作業員が連夜移転の作業をし、放送システムをテストし、周辺住民を騒がせ、何度も報告したが依然改善が見られない、と語る。これに対し台湾「国防省」は、将来活動を計画し、周辺住民の参加を招待し、「国防省」を大直住民の「良い住居」とする、としている。ある台湾軍当局者は、新たな営区周辺の建物は過去の鉄筋コンクリートの高い壁の設計を放棄しており、低いフェンスしかなく、「一目で中が見え」これにより大直住民との距離を縮めることを希望する、と明らかにした。


 核攻撃を防ぐビルを作るということは核攻撃される可能性があるわけで、その時になったら周辺住民は全滅するわけですし、通常の弾道ミサイルでも誤爆の可能性は高いわけですが、騒音その他が一番の関心だというのは平和の印で結構なことなんでしょうか、それとも平和ボケとして批判すべきなんでしょうか。

 中国海警関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150101/19166881.html


中国海警1301船が就役:30mm新型全自動艦砲を装備か

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「新たに就役した3000トン級漁政型海警船。船首の砲カバーの下は30mm自動艦砲らしい。」)

最近、黄渤海漁政局に新たに就役した3000トン級漁政型海警船「中国海警1301大型法執行艦艇」がスムーズに養馬島の中央漁業埠頭に停泊した。理解されているところによれば、この艦艇は全長110m、50余名の船員を配備する。船上には放水砲など一定の自衛武器が配置されるほか、さらにヘリが配備され、海上法執行力を増強し、海上捜索救援、偵察などの方面の機動性を向上させている。(ソース:煙台市牟平区人民政府)

(頑住吉注:2ページ目)国産30mm全自動艦砲。遠隔操作である。

(頑住吉注:3ページ目)中国の4000トン級海警船の正確な模型。この船も新型艦砲を装備することになる。

(頑住吉注:4ページ目)報道によれば、中国の万トン級海警船は76mm艦砲を装備することになる。

(頑住吉注:5ページ目)画像の中の中国の万トン級海警船の甲板はすでに艦砲のためにスペースが留保されている。

(頑住吉注:6ページ目)中国の対フロッグメンロケット砲も海警船に装備されることになる。

(頑住吉注:7ページ目)2014年9月10日、初の5000トン級「中国海警2501」船が武昌船舶重工集団有限責任会社でスムーズに進水した。計画によればこの船は2015年1月に中国海監東海総隊第4支隊の使用、管理に引き渡されることになる。

(頑住吉注:8ページ目)現在世界最大の海警船である日本の海上保安庁が装備するしきしま級巡視船。この船も同様に艦砲を配備している。


 以前は中国の法執行船は原則非武装だったわけですが、どんどん重武装化してます。

1月3日

 ロシアのロボット兵器関連です。

http://military.china.com/news2/569/20141231/19163767.html


ロシアメディア:ロシア軍、戦闘ロボットの研究開発を加速 水中から空母を破壊可能

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:新型地雷処理ロボットがロシアの工兵演習にデビュー」)

参考情報ネット12月31日の報道 「ロシア報」が12月29日に発表した「ロシア海軍、水中戦闘ロボットを研究開発中」との題の報道は、タス通信社が軍事工業の消息筋の人物の話を引用して、ロシアは1、2年後に敵軍の空母を破壊する能力を持つ水中戦闘ロボットを研究開発する計画であり、このロボットの作戦システムはレーダーによって発覚しにくいとしている、とした。

ロシア海軍総司令ヴィクター チャーコフは以前、現在海軍のために独立して任務が完成できる無人機器システムを研究開発中である、とした。彼は、「各種多用途潜水艦の作戦能力を向上させるため、将来そのために先進的なロボットシステムを装備することになる。現在すでに関連の計画を制定しており、その時になればきっと完成するだろう。」と強調した。海軍歩兵将校のアレキサンダー ケーパチェンコも、予見できる将来に海軍は空中および水中の目標が打撃できるロボットミサイルシステムを装備することになる、としている。彼は、「将来海軍は海軍陸戦隊に配備するロボット作戦プラットフォームの研究開発に着手することになる。」と語る。

ロシア軍事工業委員会メンバーのオレグ マリジヤノフは、各軍区はいずれも自らの作戦ロボットおよび相応の指揮機構を建設中である、とする。

ロボットがもし軍での就役を開始したら、相応の作戦、戦術を同時に制定し、かつ軍規を修正することが必須である。マリジヤノフは、「これはロボット技術の応用の次のステップである。1、2年前に我々にはまだロボットを軍事に用いる具体的構想がなかったことにかんがみれば、私の見たところ現在の急速なロボット化の段階は疑いなく軍隊の戦備レベルを新たな高みに向上させることになる。」と語る。彼は、ロボット打撃システム、無人機およびその他の自動機械武器の部隊の成立、配備は、陸海空軍が高精度の近代化された武器を掌握する新たな段階である」と考える。

マリジヤノフは、各種軍用ロボットは2018年以後続々と使用のため引き渡されることになる、と予測する。

ロシア政府の決定に基づき、国防省はロボット技術科研試験総合センターを建設中である。センターはモスクワのジューコフスキー空軍工程学院に建設される。ロシアはロボット技術の研究および応用方面において決して歩みを始めたばかりというわけではない。例えば「プラットフォーム-M型戦闘ロボットは今年初めてカリーニングラード州が行った軍事演習に参加した。「プラットフォーム-M型戦闘ロボットは遠隔操作の装軌式装置で、カラシニコフ機関銃と4つの発射器を装備する。試験過程で「プラットフォーム-Mは住民がいるポイントでの作戦および移動・固定目標打撃の上で高い効果を持つ性質はっきり示した。

シャープホフ軍事学院は今年の夏に移動スマート突撃ロボットの原型機を試験した。将来これは「台風」-M装甲車および無人機と共に使用されることになる。この「三位一体」のシステムは偵察および敵軍の特殊部隊の殲滅に用いられることになる。

イレフスク無線電子工場は「白楊」-M大陸間弾道ミサイルを装備する戦略ミサイル部隊専用に移動ロボットシステムを製造した。この技術は戦略ミサイル部隊の機動部隊自動警備システムに用いられることになる。この新たなロボットシステムは偵察、固定および移動目標の破壊、火力支援の執行、秘密が保持された場所のパトロールに用いることができる。これはKord重機関銃、カラシニコフ車載機関銃、30mm口径オートマチックグレネードランチャーが装備できる。光電子レーダーを装備したロボットシステムは自動および半自動模式下で目標を追跡し、かつ命中弾を与えることができ、しかも暗夜において破壊部隊を防御することができる。

もう1つの研究の方向は「アバター式」ロボットの開発で、すなわち操作コントロール者の動作を感知し、かつ模倣でき、同時に外界に対する視覚、聴覚、触覚の感受をフィードバックするロボットである。ロシア副首相ドミトリー ロゴージンは、このプロジェクトはすでに実施段階に至っている、とする。


 ロボット技術なら日本も得意なはずですが、おそらく軍事への応用は進んでいないんでしょうね。無人機同様世界先進レベルから大きく取り残されることになってしまうんでしょうか。

 中国のスパイ事件関連です。

http://news.china.com/domestic/945/20150102/19167516.html


当局、軍事工業スパイ事件の秘密を明かす:タイピストが勝利を制する武器の機密を売る

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産ロケットランチャーの生産ライン」)

原題:ある若い工員の破滅の道:秘密を盗んで敵に投じる

于洪洋はある軍事工業機関の若い工員で、秘密を盗んで敵に投じ、国家の安全に挽回し難い重大な損失をもたらしたがゆえに、最終的に国の法で許し難いとされ、極刑に処せられた。

于洪洋は卒業してすぐ軍事工業機関にやって来て、某軍事工業集団社の某研究所事務室のタイピストとなった。某研究所は我が国の国防の先端的武器研究開発任務を担っており、そこが研究開発した某機種の装備は未来の戦争で敵に勝ち勝利を制する秘密の武器だった。

社会には拝金思想が氾濫し、この腐った思想は彼の良心もぐらつかせた。于洪洋は1回に留まらず裕福な生活への志向性を吐露したことがあった。金銭に対する渇望は、彼がネット上に副業を求める情報を発することを促した。

某研究所は国外の情報機関が羨望することすでに久しく、残念ながら手の下すところがない重要な目標だった。于洪洋の情報がひとたび出るや、国外の情報機関は願ってもないことだと喜び、直ちに目標をロックオンした。

于洪洋の求職のメールにはすぐに回答があり、相手方は自称某会社で、彼のような人材を必要としているとした。双方はすぐに会い、国外情報人員の面前で于洪洋は個人的状況や機関の基本的状況を洗いざらい話した。国外情報組織はこの人物の利用価値を理解し、彼に向け頻繁に攻勢を発起し、于洪洋のために金銭やプレゼントを贈り、それにもかかわらず仕事手配のことは全く言い出さなかった。于洪洋は笑って金を受け取るのと同時に、「只の夕飯はない」の道理も分かっており、相手方のために何かちょっとすることを急いだ。これがまさに国外情報人員の思う壺で、彼はこの研究所の資料をちょっとくれという要求を提出した。

于洪洋は長年秘密保持教育を深く受けていたが、強大な物質的利益の攻勢の下で利欲に目がくらみ、相手方の要求を完全に受け入れた。この人の仕事上の位は高くなかったが、その身は事務室のタイピストというポストであり、これは全研究所の上下に伝達される情報の交差点だった。この一点が守られなければ、この研究所が苦心して運営してきた何十年の安全保障秘密保持の防衛ラインは瞬時に崩壊するのだった。最終的に彼は血迷った状態でほしいままに大量の絶対秘密クラス、機密クラスの国家の秘密を盗み取り、国防の安全に対し見積もり難い重大な損失をもたらした。

捜査を経て、国家安全部門は于洪洋を捕まえた。国外機構、組織、人員のために国家の秘密を盗み取り、探りを入れ、買収し、不法に提供したことに関わった嫌疑があり、危害が特別に深刻で、情状が特別に劣悪なため、人民法院は彼に死刑判決を下した。軍事工業機関の工員から人民の敵であるスパイに堕落した主要な原因は世界観、人生観、価値観の深刻なねじ曲がりであり、敵スパイの物質的進攻の前に心理的防衛ラインが瓦解し、最終的に犯罪の帰れぬ道を行ったのである。


 何年何月何日といった情報が全くない奇妙な「ニュース」で、どこまで実話なのかも怪しいですが、まあ有り得ないことではないですね。

1月4日

 中国の旅客機関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/01/01/017225283.shtml


国産大型機C919、年内に総組立完成へ

中新社北京1月1日電(記者 張素) 中国大型機プロジェクト研究開発の重任を担う中国商用飛行機有限責任会社(中国商飛社)は1日、国産大型機C919は今年総組立を完成させることになる、とした。

C919は中国が自主的に設計、研究開発する国産大型機で、2006年にプロジェクトが立ち上げられて以来関心を集めており、同クラスの飛行機には人気商品のエアバス320系列やボーイング737系列が含まれる。

中国商飛社取締役会長金壮竜は、C919は第1機目の原型機の構造の総組立および機載システムの研究開発を行っているところであり、「今年C919は生産ラインを降り、早期の初飛行を極力勝ち取る」と説明する。

中国商飛社のデータは、C919の受注数は現在45機を超えている、とする。C919プロジェクト総組立製造一級IPT団体高級マネージャー傅国華は、現有の生産ラインは年産50機に照らして設計されており、「需要があればもう1セットの作業場をさらに複製する必要があるだけで、生産能力はすぐに上げることができる」とする。

C919「探求者」の呼び名がある中国初のジェット支線旅客機ARJ21-700は6年の時間を経て、2014年末に中国民間航空局が発する機種合格証を獲得した。このことは、中国が初の航行ラインの運営入りすることができるジェット旅客機を持ち、かつジェット式民間用輸送類飛行機の研究開発能力と航行適性審査決定能力を備えたことを意味する。

金壮竜は、ARJ21-700プロジェクトにより、中国はジェット支線旅客機の設計、製造、試験、試験飛行全過程を完成し、バードストライク試験、機全体の高エネルギー電磁場輻射試験、雷防御間接効果試験など一連の重大試験課題を攻略し、失速、最小離陸速度、振動、自然氷結、脚のシミー現象など一連のカギとなる重要な試験飛行技術を掌握し、重大な創新工程のプロジェクト管理経験を積んだ、と語る。

「Aはエアバス、Bはボーイング、Cは中国で、ABCの天空大戦だ。」 中国商飛社ARJ21プロジェクト総指揮者の羅栄懐は、中国の経済規模は国産大型機の発展を支えており、「C919は1つの機種であるだけでなく、さらには国家がある段階に到達し、全世界に向け新たな容貌を見せつけようとしていることを表す」と語る。(完)


 ABC天空大戦とうまいこと言ったつもりでしょうけどそううまくいきますかね。まあ安い分途上国を中心とした需要はあるでしょうが、ロシアも同じ市場を狙っているようですし、ノウハウの蓄積がない中国の旅客機が初期に事故を頻発させれば「中国の旅客機は危険」という評判が定着してしまうことも考えられます。

 ロシア・北朝鮮関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/01/01/017225284.shtml


韓国メディア:北朝鮮、ロシアと共同で停戦70周年記念活動を行うことを推進中

韓国の「中央日報」1月1日の報道によれば、北朝鮮はロシアと共に第二次世界大戦停戦70周年記念日(5月9日)に戦勝記念活動を挙行することを推進しつつある。ロシアのタス通信社は北朝鮮外務省宣伝局長鄭東鶴(音訳)の話に関する報道を引用し、「北朝鮮とロシアは共同で第二次世界大戦停戦70周年記念活動を挙行する方案を考慮しているところだ」とした。

報道は、2014年12月19日、ロシアのクレムリン宮殿のスポークスマンであるドミトリー ペイスーコフはかつて、ロシアはすでに北朝鮮国防委員会第一委員長の金正恩の戦勝記念活動参加を招待したとした、とする。このため、もし北朝鮮・ロシアが共同で記念活動挙行を推進したら、金正恩がロシアを訪問することになる可能性が高い。

金正恩の他、ロシアはさらに韓国大統領朴槿恵、アメリカ大統領オバマなど50人の国家元首の活動への参加を招待している。だが韓国統一省など関連部門は、北朝鮮は最高人民会議委員長金永南によって金正恩のロシア訪問、活動参加に代替させる可能性が高い、と考えている。

北朝鮮はかつて2014年11月17日〜24日に労働党書記崔竜海を金正恩第一委員長の特使としての身分をもってロシアを訪問させた。当時崔竜海書記はロシア大統領プーチンとも面会し、金正恩の直筆の手紙を渡し、「双方は2015年にさらに一歩北朝鮮とロシアの政治、経済、軍事などあらゆる領域の交流を深化させる希望を重ねて言明した」とした。

「労働新聞」も同月26日崔竜海書記のロシア訪問の成果を報道し、「崔竜海同志はロシア外務大臣ラブロフと会談を行い、双方は祖国解放70周年と祖国戦争70周年に共同で組織する盛大な活動を行い、代表団の交流などを促進するべきだと一致して考えた」とした。


 西側と関係が悪化したロシアは本当に北朝鮮との関係を縮めていくことになるんでしょうか。もう1つ北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150103/19168345.html


金正恩、新年のお祝いの言葉で北朝鮮はさらに一歩軍事強国の威力をはっきり示すことになる、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「北朝鮮の指導者金正恩は最近朝鮮人民軍第851部隊の火砲射撃訓練を指導した」)

朝鮮中央通信社の報道によれば、北朝鮮最高指導者金正恩は1月1日、2015年に新年のお祝いの言葉を発表した。金正恩は、北朝鮮は新たな1年に革命武装建設と国防力量強化方面において新たな発展変化を湧き起こし、さらに一歩軍事強国の威力をはっきり示し、科学技術が先んじ、国家建設の中で発展変化をもたらすことを適切に保証する必要がある、とした。

金正恩はお祝いの言葉の中で次のように語った。去年北朝鮮は強盛国家建設のあらゆる戦線において早期に最終的勝利を奪取する基礎を固め、その戦わば勝利せざることなしの威力を発揚した。2015年は北朝鮮解放70周年および朝鮮労働党成立70周年であり、歴史的意義が深遠な1年である。軍民全体は10月の大典礼に向け奮起して勇ましく前進する必要がある。

金正恩は、今年はさらに一歩威力を強化する必要がある、と指摘する。革命武装建設と国防力量強化方面において新たな発展変化を湧き起こし、さらに一歩軍事強国の威力をはっきり示し、科学技術が先んじ、国家建設の中で発展変化をもたらすことを適切に保証する必要がある。

金正恩は、今年の非常に大きな闘争目標を成功裏に完成するには、幹部全体、党員、人民軍将兵と群衆が革命精神を抱いて生活しまた闘争する必要がある、と語る。

金正恩は、形勢がどんなに錯綜し複雑でも、さらには大きな困難と試練が面前に置かれていようとも、きっと朝鮮民族の最大の悲願、祖国統一を実現する必要がある、と強調する。

金正恩は次のように言う。北朝鮮の党と政府はあらゆる可能な方法で平和の愛護を強化し、自主と正義の世界に向け人民の絆と団結を進歩させ、かつ北朝鮮の主権を尊重し、友好的に北朝鮮と付き合うあらゆる国家に対し積極的に善隣友好関係を発展させる。世界に挑戦軍民の白頭山の暴風雪のような猪突猛進を防ぎ止めることができるいかなる力量もなく、最終的な勝利は必ずや北朝鮮に属する。


 やたら肩に力が入ってますけど具体性が全然ないすね。

















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