コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその128

4月13日

http://military.china.com/important/11132797/20150412/19512657.html

 訳しませんけど朴槿恵がロシアの戦勝記念閲兵式に出席しないことが分かり、金正恩との会談の可能性は消えた、という記事です。中国の戦勝記念閲兵式ではどうなりますかね。最近の中国との親密な関係、歴史認識の問題で中国と連携したい立場などからして出席をより断りにくいのでは。

 中国の言論の自由に関する問題です。

http://military.china.com/important/11132797/20150408/19495649.html


法制日報:華福剣に法的責任はないかもしれないがその他の責任を負う必要がある (頑住吉注:「法制日報」は中国共産党中央政法委員会の機関誌です。)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ビデオのキャプチャー画像」)

【事件の回顧】 中央テレビの著名な司会者である華福剣が食卓で「智取威虎山」(頑住吉注:「威虎山を知略で落とす」 国共内戦を舞台にした話で何度も映画化されています)を歌いながら批評しているらしき動画が6日ネット上に流出した。動画の中で華福剣はこの京劇の中の「我々は労働者と農民の子弟の兵だ」の著名な一部分を歌い、かつ歌いながら冗談を言い、毛沢東に対し辱める性質の言葉を使用し、「我々を苦しめた」等々と称している。ネット上の世論はこのため大騒ぎである。

原題:有名人の不適当な言論は公衆の疑問の声を受けるべき

支振鋒


「智取威虎山」を歌いながら批評する「見苦しい動画」の流出は、人気絶頂の娯楽の売れっ子「畢姥爺」(頑住吉注:この人のあだ名ですが検索しても意味を説明しているページは見つかりません)を公衆の世論の批判の下に置いている。動画の中で中央テレビの有名な春晩(頑住吉注:番組名だと思いますが不明)の司会者華福剣らしき人は「我々は労働者と農民の子弟の兵だ」の一部を歌い、歌いながら批評し、言葉はすこぶる聞き苦しく、嬉しげに笑いながら罵り、嘲って冗談を言い、さらには開国の領袖毛沢東の侮辱に関わった嫌疑がある。

現在まだ華福剣の回答ははっきりぜず、彼が「見苦しい動画」の撮影やネットへのアップに対し事情を知っていたあるいは暗黙の許しがあったのか否かもはっきりしていない。もし「見苦しい動画」が盗み撮りされかつ勝手にネット上に出されたのなら、この種の漏洩やこっそりネットに出す行為自体は譴責を受けるべきである。だがどうであろうと、華福剣の「見苦しい動画」の中でのパフォーマンスおよびその開国の領袖毛沢東に対する嘲りとからかいに満ちた不敬、不適切な言論は、公衆の疑問の声と譴責を受けるべきである。この種の疑問の声と譴責は、真の意味での自由な言論発表に対する理解に関係するに至るし、社会の健康な言論環境にも関係するに至る。

華福剣も全ての中国人同様、憲法が規定する言論発表の自由を享受するべきであることに全く疑いはない。だが、この種の自由は相対的なものであって絶対的なものではなく、さらには無条件のものではない。普通の公民として、彼が発表する言論は合法であることが必須で、国家利益、公共の利益およびその他の公民の合法な権利を損なうものであってはならない。公共の人物として、彼が発表する言論はさらに社会の中の異なる群体の感情と反応を考慮するべきで、社会の公序良俗や主流の価値観にもとるものであってはならない。また某機構や団体の一員として、彼の言論はさらにその所在する機構あるいは団体のイメージや利益に符合するべきである。さもないと、彼は法律あるいは公衆の疑問の声や詰問を受け、かつ相応の責任を負うべきである。こうした方面に対するはっきりした弁別と正確な理解は、我々がさらに言論の自由や言論発表の権利を深く理解し詳述する助けとなる。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「華福剣」です。なお以後のページのキャプションは全てこれと同じです。)

討論あるいは弁論の中で、「私はあなたの視点には賛同しないが、あなたが発言する権利は命がけで守る」このような話は人々が得々と話すところである。だが我々はそれにもかかわらずまだ必ずしも真にこの話に含まれる全部の意味を理解していないし、決してまだこの話に存在する内在のロジックの張力を見ていない(頑住吉注:中国語の「張力」は日本語と基本的に同じ意味で、ここでは比喩的に使っているんでしょうがいまいち分かりません)。「賛同しない」は決して反対を意味していない。ある時には賛成でも反対でもないのかもしれず、あるいはただ単に消極的に不支持を表明しているのかもしれない。このため必ずしも何かを命がけで守りに行かねばならないわけではない。当然、相手方の発言する権利を命がけで守ることは、その視点に反対してはならないことも決して意味しない。

このことは我々は言論の自由に対してより精細な理解が必要であることに注意を促す。言論の自由の中では、言論の権利同様、批判の言論も権利であり得る。このため両者は本質の上でいずれも言論であり、いずれも言論の自由を体現し得る。このため、某いくつかの言論に対する批判は決して言論を発表する行為自体の批判を意味せず、言論の質を批判しているのである。簡単に言えば、公民には言論発表の自由があるが、その他の公民にもその言論の質や品格を批判する権利がある。

このため、有名司会者である華福剣に関して言えば、彼は自由に言論を発表する権利を享受し、これはたとえ間違った言論を発表する権利であってもである。こうした言論が法律に違反せず、国家、社会やその他の人の合法な権益に対し損害をもたらさなくさえあれば、法的責任を負うべきではない。だが、このことは決して彼がいかなる責任も負わなくてよいことを意味しない。法的責任を負わないことは、道徳的責任を負わないことを意味しない。舞台と楽屋で態度が異なり、人前とそうでないところで態度が異なれば、公衆のその品行に対する疑いをもたらすだろう。法的責任を負わないことは、社会的責任を負わないことをも意味しない。その言論がもし公序良俗に違反し、社会の主流の価値観に挑戦していれば、やはりその社会的イメージに影響するだろう。法的責任を負わないことは、さらに相応の規律的責任あるいは契約上の責任を負わないことを意味しない。もし言論がその所属する機構あるいは団体のイメージあるいは利益を損なうことがあれば、両者の間の労務契約あるいは所属団体の規律に基づき、彼はやはり相応の責任を負うべきである。

華福剣が言論ゆえに非難を惹起するのは決して初めてのことではない。去年1月の「仏教侮辱事件」はまだ記憶に新しい。言論発表の自由は決して言論の質や品格に対し批判を行う自由を否定し得ないということにかんがみれば、華福剣の今回の不適切な言論は法的責任を負うべきではないかもしれないが、依然公衆の疑問の声を受け入れ、かつその他の相応の責任を負う必要がある。(ソース:法制日報)


 一応建前として中国に言論の自由があることになっているということにびっくりしましたが、言うまでもなく「社会の主流の価値観に挑戦」することが許されないなんていうのでは実質的に言論の自由があることにはなりません。ちなみにここで言う「社会の主流の価値観」とは中国共産党の価値観なわけです。ただ中国でも毛沢東の悪口を言ったからといって法的に処罰することは難しいようで、社会的制裁を受けて地位を失うにとどまるようです。しかしこの事件は本人はおそらく「言論を発表」する気はなく、信用する身内の中でふざけただけなのに隠し撮りされて公表されてしまったと思われ、こんなことがあるようではますます仲間内ですらめったなことは言えない社会になってしまいますね。

4月14日

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150413/19514451.html


解放軍大佐:殲ー20が2017年に装備されるとの判断は基本的に信頼できる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションはまた本文と関係なく、詩的な表現か使われて訳しにくいので省略します。)

ロシア軍事工業総合体ニュースネットの報道によれば、第1段階にある殲ー20はすでに「空母キラー」の能力を具備し、かつ2017年にフルセットの航空電子設備と武器を装備し、かつ装備が行われる可能性が高い。軍事専門家は中央テレビのインタビューを受けた時、ロシアメディアの報道にはおそらく非常に多くの推測の成分があり、殲ー20はまだ武器システムの標的射撃試験を行っておらず、将来この機種がどんな能力を具備することになるのかには依然クエスチョンマークがつくが、殲ー20が2017年に就役する可能性があるとの判断は基本的に信頼できる、とした。

ロシアメディアの殲ー20を「空母キラー」と呼ぶ報道に対し尹卓は、殲ー20の現在の試験飛行はまさに総合航空電子システムと飛行コントロールシステムなど電子設備をテストする段階にあり、武器システムの標的射撃試験はまだ決して行っておらず、将来殲ー20がどんな能力を具備するかには現在依然クエスチョンマークがつき、ロシアメディアの報道にはおそらく非常に多くの推測の成分がある、とした。

尹卓の説明によれば、殲ー20はF-22に似て、ステルス性能を保証するためあらゆる武器を内部に置くことになり、その武器の長さや直径がいずれも制限を受ける結果をもたらし、さらにはその射程に影響するかもしれない。このため、その目標を打撃する能力や防衛区域外発射能力はいずれも一定の制約を受けるだろう。「殲ー20に真っ先に求められる任務は制空権を奪取し、その他の攻撃力が非常に強い非ステルス機の敵サイドの目標に対する打撃を援護することである。殲ー20があらゆる攻撃任務を担う必要は決してない。」

殲ー20が2017年に装備されることになるのか否かに言及した時に杜文竜は、ロシアメディアの殲ー20は「空母キラー」だとの説はあるいはあまり信用できないかもしれないが、殲ー20が2017年に装備される可能性があるとの判断は基本的に信頼できる、と考えた。

杜文竜は、通常飛行機の試験飛行期間はおよそ6〜8年である、とする。現在多くの殲ー20が同時に試験飛行しており、もし異なる飛行機が異なる試験飛行任務を担ったら、2011年の初飛行から2017年までというこの6〜7年の時間内に殲ー20は基本的に絶対的に大部分の項目の飛行を終えることができる。「もし航空電子システム、飛行コントロール性能および外形の徐々の修正が、この何回かの飛行を通じて調整を完了したら、今後は大量の武器装備の試験を行うことができ、就役するまでの距離はどんどん近くなる。」

また杜文竜は、飛行機にはさらに一種の応急就役状態がある、ともする。もし我が国が現在空中の脅威に直面し、あるいは外敵のステルス機の侵入があったら、殲ー20が少量、素早く直ちに装備され、戦闘過程で徐々にその機能を検証しまた完備したものにするという可能性も排除されない。この種の状況下では殲ー20の就役時期は前倒しになる可能性もある。 (邱越)


 まあそんなことをすれば護衛できる航続距離の長い戦闘機がなく大きな被害を受けている攻撃機部隊から強く要請されても絶対の自信をつけるまで実戦に参加せずに訓練を重ね、初戦で大勝利した零戦の逆パターンになりそうですがね。

 次はロシアの注目の新兵器関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-13/230090_2621028.htm


ロシア軍の「アーマタ」T-14戦車の最新のディテールが明るみに

T-14の砲塔はスマートで小さく、無人砲塔ではないものの、それでも伝統的な砲塔に比べ非常に大きな差異があり、しかも高度に自動化されている。砲塔頂部の武器ステーションらしきものと短い棒状の外形のセンサーに注意。

モスクワ郊外、ロシア陸軍は5月9日の勝利の日閲兵のために緊張したリハーサルを行いつつある。インターネットと社交ウェブサイト上にはほとんど毎日必ず新たなロシア装甲車両および火砲の訓練の画像の出現がある。その中で最も人の注目を引き付けるものには、「アーマタ」T-14メインバトルタンクが属する。

この戦車の近距離からのディテールが再度明るみに出、その砲塔は依然キャンバスで厳密に包まれているが、多くの角度から見ると、より多くの砲塔の輪郭とシャーシのディテールがすでに相当にはっきりする。

(頑住吉注:以後本文は全て同じなのでキャプションのみ紹介していきます。2ページ目)再度T-14のシャーシを注意して見ると、砲塔の前縁の位置に2組の独立したペリスコープがあり、明らかに少なくとも2人の戦闘員が並列に座る。伝統的な戦車とは全く異なり、内部構造は大きく変化している!

(頑住吉注:3ページ目)T-14のシャーシの特写。専門にフェンス状装甲が取り付けられ、成形炸薬弾が防御できる。都市作戦のためにあらかじめ準備されている。

(頑住吉注:4ページ目)以前のある噂は、ロシアはT-14戦車研究開発プロジェクト立ち上げ、論証の時、わざわざチェチェンなど都市作戦の経験と教訓を吸収した、としていた。現在見たところ、これは真実である。

(頑住吉注:5ページ目)再度明るみに出た「連盟」自走榴弾砲。砲塔の外観はやはり厳格に秘密保持されている。横後方のは433号「アース」大陸間弾道ミサイル発射車。

(頑住吉注:6ページ目)以前に明るみに出た「アーマタ」メインバトルタンク。報道によれば、この戦車は最近のリハーサルの中で連続2回エンストし、このことはロシア軍をややばつ悪くさせた。

(頑住吉注:7ページ目)ロシアが発表した「アーマタ」メインバトルタンクの砲塔の説明図らしきもの。全く新しい125mm2A82-1M式スムーズボア砲を配備している。

(頑住吉注:8ページ目)これはT-95戦車の内部構造説明図とされる。現在見たところ、明らかにやはりT-14によく似ている。

(頑住吉注:9ページ目)この流れ伝わるT-14戦車の構造説明図は、図の中に示される性能パラメータさえ、真実性がどんどん高まっている!

(頑住吉注:10ページ目)「アーマタ」T-14メインバトルタンクが特別列車でモスクワに赴く画像。報道によれば、T-14は1500馬力新型エンジン1台を装備する。

(頑住吉注:11ページ目)報道によれば、ロシアのウラル車両工場はすでに20両の「アーマタ」メインバトルタンクを生産し、かつロシア陸軍が訓練を行うよう引き渡している。

(頑住吉注:12ページ目はキャプションなし。13ページ目)画像はすでに中止されたT-95戦車のサンプル車とされる。だが比較を通じ、この戦車にあった特徴がことごとくT-14に継承されていることに気付くことができる。

(頑住吉注:14ページ目)T-95戦車のサンプル車

(頑住吉注:15ページ目)T-95戦車のサンプル車前部の特写。

(頑住吉注:16、17ページ目)これは4月上旬のロシア勝利の日閲兵リハーサルの画像。T-14戦車の姿は見られない。


 正直これまで見てきたSF的外観のイラストに比べると拍子抜けですが。無人砲塔でもなければ、乗員全員がまとめて後部の部屋に隔離されて防御力が向上しているわけでもないんですね。印象としては大幅に大型化しているようでもないですし。

4月15日

 S-400関連です。

http://military.china.com/news/568/20150413/19517273.html


ロシアメディア:中国はS-400初の国外の買い手となる 契約の詳細は未公表

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

ロシアの「視点報」4月13日の報道によれば、ロシア国防輸出社社長のアナトリー イサイジンは、中国がロシアのS-400対空ミサイルシステムを購入する初の国となる、と言明した。

イサイジンは「職業人報」のインタビューを受けた時、「まだ契約の詳細を発表するつもりはないが、確定できるのは中国が確実にすでにロシア最新対空ミサイルシステムの初の買い手となることで、このことは両国関係の戦略的レベルを強調する。」とした。

ロシア国防輸出社のこの責任者は、「非常に多くの国がこぞってS-400を買いたがっているが、アルマズ安泰社はそれをまずロシア国防省に供給することが必須だ。生産力の問題さえも考慮するならば、現在同時にいくつかの国に向け供給するのはやはり非常に困難である。中国が先んじた者となる。」と指摘した。イサイジンはさらに、「私は、我々が中国の利益のために仕事をしているとするならば、ロシアの利益のためにも仕事をしていることに他ならないと考える。」と強調して言った。

4月4日のことを回顧すると、航空宇宙防御部隊副司令のジリール マカロフは、S-400対空ミサイルの新型ミサイルは国防省の試験場で成功裏に試験済みだ、とした。4月9日の報道は、ロシア軍は今年S-400防空システム「凱旋」に使用する新型ミサイルを使用することになり、これは宇宙に近い空間で中距離弾道ミサイルを破壊することができる、とした。

S-400「凱旋」はロシアの新世代中遠距離対空ミサイルシステムである。その目的はあらゆる現代と未来の空中と宇宙の進攻を打ち砕くことにある。‥‥偵察機、戦略戦術飛行機、戦術ミサイル、戦役戦術ミサイル、中距離弾道ミサイル、超音速目標、妨害発射器、レーダー搭載哨戒機、ナビゲーション機等々である。それぞれの対空ミサイルシステムは同時に36の目標が破壊でき、同時に72発のミサイルの照準ができる。(知遠)


 現在のロシアの立場からすればロシア軍の需要を充分に満たすのを後回しにしても中国に供給して軍事的協力関係を強めるメリットがある、ということなんでしょうね。

 沖縄県知事訪中関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/13/017477104.shtml


学者:沖縄と中国の関係は深遠 中日関係を築く懸け橋となり得る

沖縄は中日関係を築く懸け橋となり得る

現職の沖縄県知事である翁長雄志は去年の知事選で2つの旗印を高く掲げて元知事の仲井真弘多に戦勝した。この2つの旗印とは名護市辺野古に新たに米軍基地を建設することへの断固反対、および努力してアジア戦略経済構想を実現することである。前者は日本政府が沖縄の利益を犠牲にし、日米安保条約を強化して緊張した情勢を作り出すことを企図するのに反対し、後者は沖縄が中央政府の補助金に頼らず自立した経済の道を図ることを探求するものである。

翁長雄志の新基地建設に反対するというこの立場は日本の一部の政治家の不満を引き起こしており、各方の圧力に直面して翁長知事は三方面の対策を取っている。すなわち、1つ目は努力して本州人民のより大きな同情と支持を得ること。2つ目はアメリカに沖縄代表所を設立し、アメリカ政府や有識者に対し説得工作を行うこと。3つ目はアジア経済戦略を推進し、日本と周辺国の間で懸け橋の作用を発揮することである。

翁長知事は5日に日本の官房長官である菅義偉と会談を行った時、「沖縄は平和な環境の中でこそ自らのソフト実力を発揮することができ、すなわち自然、歴史、伝統、文化、万国親善の精神である。(こうしたことは)沖縄を世界の懸け橋および日本の先行者とすることになる。このようにすれば、(沖縄を)経済の上でも大きく発展させ、沖縄に平和の緩衝地帯として他国と摩擦を発生させないよう力を尽くさせることができる。」と言及した。この目標の実現のため、日本国際貿易促進協会会長の河野洋平が率いる訪中代表団が4月13日に中国を訪問する時、翁長知事も4人の経済外交の知恵袋と共に随行することになる。

沖縄は琉球王国時代にもう貿易立国の道を行き、経済社会の繁栄はかつて500年持続した。今、地理的位置から見て沖縄は日本列島の端にあるが、東アジア共同体の中心にあり、沖縄経済にはこのため再興の可能性が存在している。沖縄当局と人民は現地の経済を国際協力経済に発展変化させ、アジア各国と日本との間で懸け橋の作用を発揮することを希望している。沖縄が日本政府によって旅行ビザ緩和の特殊な政策を授与された後、大陸、台湾、香港から来る旅行客が大いに増加し、沖縄の旅行業が益を受けることすこぶる大きい。沖縄は経済の上でより自主性を持ち、改革をもって経済発展を推し動かし、さらには全日本の改革と経済発展を連動させることを希望している。

中国のアジア運命共同体理念と「一帯一路」構想、およびアジアインフラ投資銀行の設立はどんどん多くの国の支持を得ている。だが日本では各種の複雑な要素があるため、中国の平和的発展の理念があるいは歪曲され、あるいは無視されている。比較すると沖縄は中国の主張を受け入れることが比較的容易である。1つ目として沖縄は歴史上中国と深遠な関係があるからで、2つ目として沖縄と中国は風俗・習慣の上で共通性があり、例えば沖縄は清明節(沖縄は清明祭と称する)に対し中国に比べさらに重視しており、3つ目として第二次世界大戦で沖縄は「集団自決」など軍国主義者の害を深く受け、4つ目として米軍基地が集中し、中国と沖縄は共に不安全感を受けている。

日本国内は最近政府の対中国政策を批判し、中国に正しく対応することを要求するアピールがどんどん高まっている。同時に、沖縄の米軍の新たな基地への反対に対する同情と支持も不断に高まっている。翁長知事の今回の訪中は、こうしたプラスのエネルギーを有力に推進し、かつ沖縄が今後中日間で懸け橋の作用を果たすために基礎を打ち立てることになる。(凌星光 作者は日中科学技術文化センター理事長で、日本の福井県立大学終身教授)


 この人は何年も前から日本の国内世論はどんどん中国に有利になっている、と主張し続けているなどどう見ても言うことは当たっていませんが、沖縄が一歩間違うと大変な方向に向かいかねない状態にあることは確かでしょう。

4月16日

 朝鮮半島関連です。

http://military.china.com/news/568/20150415/19526742.html


韓国メディア、中国が北朝鮮に対し閲兵の招待を発すると推測 韓朝、接触を行うことが有望

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

「中国は北朝鮮指導者金正恩が抗日戦争勝利70周年記念活動に出席するよう招待するか否か? 北朝鮮は招待を受け入れるか否か?」 14日の定例記者会見で中国外交部スポークスマンの洪磊はこれにつき回答し、「中国サイドはすでにあらゆる関連国指導者に向け招待を発しており、彼らが記念活動に参加することを歓迎する。現在我々は各国と意思疎通を保持しつつある。」と語った。このことは少なからぬ韓国主流メディアによって、中国が金正恩の招待を「確認」したと解読されている。

韓国の「毎日経済」14日の報道は、洪磊の態度表明は中国が北朝鮮サイドと金正恩訪中の可能性につき協議を行っていることをはっきり示している、とした。この新聞の分析は、北朝鮮はすぐには金正恩訪中につき明確な態度表明をしない可能性がある、とする。ロシアを例にすると、今年1月ロシアはもう金正恩が5月の第二次世界大戦勝利70周年慶祝活動に出席するよう招待すると表明していたが、現在まで北朝鮮サイドはまだ正式な回答を公表していない。

韓国YTNテレビ局はより「肯定的に」洪磊の態度表明を、中国政府が金正恩の今年9月の訪中を招待することを「すでに確認」したものと解読し、かつある分析は金正恩訪中の期間に中朝首脳会談が行われるだろうと考えている、とした。

YTNテレビ局はさらにこれにより韓朝指導者が会談する可能性を推測している。報道は、大統領朴槿恵はすでに5月にロシアで行われる第二次世界大戦勝利慶祝関連記念活動に出席しないことを決定しているが、韓国外務省は対外的に情報を公開し、9月の中国での記念活動は異なるとしている、とする。このことは、中国と共に歴史問題の上で日本に対応することを希望する朴槿恵が訪中する可能性は非常に大であることを意味している。必ずしも南北関係の実質を改変することはないが、中国の斡旋の下に韓朝指導者が某種のレベルでの接触を行う可能性は大いにある。


 確かにこの質問に対するこの答え方は中国が金正恩をも招待しているように受け取れます。韓国もわざわざロシアの式典には出席しないが中国のそれとは事情が違う、と言うところを見ると出席の可能性が高いと思われます。では金正恩は招待を受けるんでしょうか。

http://military.china.com/critical3/27/20150415/19526670.html


金正恩、あるいは中国の抗日戦勝利記念式典参加問題の上で駆け引きを行うか

昨日外交部スポークスマンの洪磊は主宰する定例記者会見で、中国は北朝鮮指導者金正恩の抗日戦勝利70周年記念活動出席を招待するか否かに回答する時、中国サイドはすでにあらゆる関係国指導者に向け招待を発しており、彼らの記念活動参加を歓迎する、とした。現在我々は各国と意思疎通を保持している、という。

金正恩はとっくに5月9日にロシアの一連の活動に参加することを確定していると言うべきで、この件は去年末にはもう決定していたはずである。去年11月20日、崔竜海は金正恩の特使としてロシアを訪問し、その期間さらにロシアに向け無条件で6か国協議に戻りたいとの希望を表明した。北朝鮮が中ロとの関係の処理の中でむしろまずはロシアに近づきたがっていることが見て取れ、中国に「顔色」を見せることは中国に対しより多くの不満を表明したがっているということでもある。

北朝鮮がしばしば中国に対し不満を表明しようとする原因はごく簡単で、もはや北朝鮮の一切の理のない要求を受け入れなくなっているからである。長期にわたり、中国は北朝鮮に対し何でも言うとおりにし、北朝鮮にまるで虧欠(頑住吉注:検索して得られた意味は全て文脈に適せず意味不明)しているかのようで、北朝鮮もしばしば「中国が北朝鮮を大国の軍事的対峙の前線に置いているのであって、中国には北朝鮮のため一切の援助を提供する義務がある」と思っている。

皆知っていることだが、北朝鮮は中ソの大量の援助の下に共産主義の生活を送っていたが、ソ連が解体し冷戦が終結して以後は、ほとんど中国の援助しか残っていない。この期間、中国の北朝鮮核問題での立場が国連の関連の制裁決議を支持するものであるため、当然多くの援助プロジェクトも圧縮され、このため金正恩は当然心に大きな恨みがあるだろうし、金正恩の外交からの突破の探究も当然ロシアに転じるだろう。ロシアもまさにウクライナ危機で外交上困った状況に遭遇しつつあり、北朝鮮カードを切ることもロシアにとってやむを得ざることとなる。

実際にはまだ1つ外交的な突破口が金正恩を待っている。それは4月下旬に行われるアジア・アフリカ会議60周年記念活動である。だがインドネシアの「羅針盤報」ウェブサイトの報道によれば、インドネシア外務省当局者であるアディヤトウェイディは3月26日、北朝鮮最高人民会議常任委員会委員長の金永南が金正恩の代理で記念活動に参加するとした。活動が行われるまでまだ1カ月近くあり、北朝鮮の「臨時換将」(頑住吉注:意味不明ですが文脈その他から間に合わせに代理が出席する?)の主要な原因はやはり金正恩がインドネシアのこの外交の場を重視していないことだと言うべきである。何故なら彼の見たところ、彼が政権を担当して3年来、外交で初陣を飾るには寄らば大樹の陰の感覚があることが必須であるという可能性が高く、何故なら彼の見たところ現在ロシアだけが彼のよりどころで、中国はその次だろうからである。彼は、中国の外交手段は北朝鮮の好みに符合せず、ひたすら調停することは北朝鮮の利益の最大化を全く保証できないと考えている。

このため我々は以上の状況から、金正恩はきっと中国の抗日戦勝利70周年記念式典参加問題の上で中国と駆け引きをするだろう、ということが難なく見て取れる。何故ならもし両国がまだ親密な間柄なら、中国外交部スポークスマンの回答はこのようなものではあり得ず、絶対に肯定の回答だったからである。

実際金正恩が来るか来ないかは確実に中国の面子にも関係する。中国はこの問題で平時よりも金正恩を気にかけているようであり、このため金正恩が大博打を打つことも避けられないだろう。

あらゆる中国人の北朝鮮に対する感情と関心は、根本から言えばすべて1950年代のかの抗米援朝戦争にルーツがあると言うべきである。結局のところ18万の優秀な中華の子女があの土地で犠牲になったのであり、我々は今彼らの犠牲は一体それに値したのか否か見てみる必要がある。


 しゃれた言い回しやら持って回った表現を好む筆者で結局何を言いたいのやら分かりにくいですが、中国は金正恩に出席してほしい、金正恩は必ずしも出なくてもいい、となれば金正恩が出席の条件として中国に何らかの要求をすることは考えられますが、中国もこの問題でそんなに大きな要求は飲まないのでは。

4月17日

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-16/230171_2622664.htm

 ロシアの軍艦で飼われている猫たちで、鼠対策だということです。

 イラン関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-16/230163_2622509.htm#pic


奇葩だが神思巧妙! イラン軍、集中的に多くの新式武器を展示 (頑住吉注:前者はスラングのようで漠然としか分かりません。どうでもいいですよね。)

「Baher」という名のスナイパーライフル。この銃は口径が23mmに達し、重量は62sに達する。3人による小チームの使用に支給される。

イラン軍は最近集中的に多くの国産新兵器を展示し、これには「ナチール」戦闘ロボット、Fallagh小型装軌式突撃車、Aghareb装輪式火力支援車、および多くの大口径スナイパーライフル/砲が含まれる。

こうした武器の設計理念は「先進的」ということができるが、加工の上では何とか人を満足させる程度である。

(頑住吉注:2ページ目)「Baher」スナイパーライフルが使用する弾薬。正確に言うとこれは狙撃砲と砲弾のはずである。

(頑住吉注:3ページ目)「Baher」スナイパーライフルの特写! 人を瞠目させる銃本体に比べ、このスコープはひどく不釣合いで、まるで飾りのようである。

(頑住吉注:4ページ目)ニューバージョンのShaher型14.5mm大口径スナイパーライフル

(頑住吉注:5ページ目)この14.5mm大口径スナイパーライフルはかつてシリアの戦場に出現したことがある。

(頑住吉注:6ページ目)イラン軍が展示した多種の有人、無人戦闘車両。あるいは技術性能はまだ何とか人を満足させる程度かもしれないが、それでも人に実に新鮮に感じさせる。

(頑住吉注:7ページ目)Fallagh小型装軌式突撃車。車の頂部には54式12.7mm重機関銃らしきものが装備されている。

(頑住吉注:8ページ目)仔細に見ると、Fallagh小型装軌式突撃車の頂部の武器装備は遠隔操作武器ステーションらしい。

(頑住吉注:9ページ目)イランが展示した「ナチール」戦闘ロボット

(頑住吉注:10ページ目)これはもう1種の戦闘ロボット

(頑住吉注:11ページ目)Aghareb装輪式火力支援車

(頑住吉注:12ページ目)Aghareb装輪式火力支援車。エンジンを後部に置くレイアウトを採用し、むしろ装輪式シャーシの戦車のようである。

(頑住吉注:13ページ目)Aghareb装輪式火力支援車の製造技術は粗削りだが、明確により良い溶接製造技術を採用している。

(頑住吉注:14ページ目)砲塔後部の円柱状の設計は相当に奇葩だ!


 定義にもよりますけど23mmスナイパーライフルは現在最大口径のスナイパーライフルということになるでしょうか。装軌式突撃車は現代版タンケッテですね。装輪式火力支援車の後部の円柱状装甲部分に人が立って入る設計は面白いですし市街戦には意外に有効かもしれません。しかし砲塔全体の設計はどう見ても戦後第1世代戦車のそれですな。

 中国の対艦弾道ミサイル関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150414/19522623.html


ロシアメディア:東風-21Dの威力、重大に神話化される 米軍の防空網を突破し難い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国の東風-21ミサイル」 なおこの記事の画像のキャプションは全てこれと同じです。)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事情報ネット4月13日の報道によれば、各ニュースメディアや非常に多くの軍事を題材とする定期出版物が揃って中国の新型「スーパー兵器」である東風-21D対艦弾道ミサイルに関する報道を掲載している。

報道は、中国の海岸に近づく空母は突然天空の雲の外から来る制御誘導弾頭の攻撃に遭い、この攻撃は防ぎ止めることができず、しかもたった1つのこの「鉄塊」だけでもう空母に危急の傷害をもたらすことができるだろう、とする。これこそ大部分の人が東風-21Dに言及する時に描く場面である。

だがまず歴史をちょっと回顧してみよう。1960年代には早くも、ソ連とアメリカにもう対艦弾道ミサイルを製造する考え方が出現していた。ソ連は1970年代初めにはもう4K18ミサイルの試験を開始し、この領域の先駆となった。4K18の試験は非常に成功し、かつソ連軍の使用に投入された。だがこのミサイルは非常に多くの原因ゆえにさらに一歩普及することは決してなく、しかも1980年代にはもう退役した。1970年代に短距離弾道ミサイル「パーシング」が登場し、かつ1980年代にヨーロッパに配備されたことは、ソ連とNATOとの間の深刻な政治的危機をもたらした。1980年代後期に核兵器制限条約が締結された後、「パーシング」はヨーロッパから運び出された。アメリカとロシアが類似のミサイルを研究開発することは二度となかった。だが1990年代、中国軍がこの種のミサイルに関心を注ぎ始めた。

1980年代に中国の核武器庫の中身は主に中距離および短距離の弾道ミサイルで、今に至るも依然それらは中国の弾道ミサイルの大部分を占めている。東風-21は最も早くは1990年代初めに出現し、しかもすぐに改良バージョンの東風-21Aが出現し、「パーシング」に似た自動誘導弾頭を有していた。しかしミサイルの打撃精度はおよそ100〜300mだった。

21世紀初め、中国の新型「スーパー兵器」東風-21Dに関する噂が出現し始めた。このミサイルはごく容易にアメリカ空母に命中できるというのである。しかしその真実の能力は過度に誇大化されている。このミサイルの航続距離は約3000kmで、高精度の自動誘導弾道を持つ。このミサイルが「対空母」であるとの噂は熱く騒がれた。

(頑住吉注:これより2ページ目)

中国は確かに「対空母」ミサイル研究開発の作業を開始したかもしれない。だが現在すでに知られている試験としてはミサイルの模擬弾頭が描かれたアメリカ空母のシルエットに命中したことに関するものしかない。まだ海上の移動目標を打撃する真の試験は行われておらず、人に「スーパー兵器」がすでに完成していると信じさせるのは非常に難しい。またこのミサイルは使用への投入前にまだ非常に多くの問題に直面しており、まず目標照準の問題である。このために中国はすでに、3000km以遠の目標が探知計測できる膨大なレーダー基地ネットワークの配備に着手している。このように膨大な施設は非常に多くの資金と時間を費やすことを必要とする。明らかにこの種のシステムの配備はすでに開始されて1年に留まらない。

だがもしこのシステムがすでに配備を完成させていても、中国の対艦弾道ミサイルは依然非常に多くの問題に直面している。まず、現在アメリカのあらゆる空母突撃軍は少なくとも1隻のSM-3迎撃ミサイルを搭載した艦を有しており、短距離弾道ミサイルの打撃を迎撃できる。このため一部の東風-21Dは目標区域への進入前にもう迎撃されるだろう。次に自動誘導弾頭を持つことがその弱点となる。目標を発見しかつロックオンするため、弾頭は20kmを超える高度でもうマッハ2〜3にまで減速を開始する必要がある。

報道は、現代の超音速対艦ミサイルは同様の速度をもって飛行するが、それらの高度は水面からの距離が何mかでしかない、とする。空母の防空防御を突破する時の無線電信の地平線は極めて低いため、それらは1、2隻の援護船舶の火力攻撃に遭うだけだろう。だが弾頭が20kmの高空から来れば、空母のために火力援護を提供する5〜6隻の軍艦の攻撃に遭うことになり、かつSM-2BlockIV艦対空ミサイルを搭載するイージス艦が非常に良くこの種のミサイルを迎撃できるだろう。このためこの種の「対空母」ミサイルが空母戦闘群の防御を打破できる可能性は決して対艦ミサイルよりも高くはないだろう。また、軍艦の防御を突破する重要なカギは対艦ミサイルの密集した攻撃にあるが、これは対艦弾道ミサイルには達成し難いことである。

このためこの種のミサイルは、決して「神奇の武器」ではなく、対艦手段の代替手段の1つでしかないのである。時間だけが我にその有効性を教え得るだろう。(知遠)


 まあ私もアメリカにもできない対艦弾道ミサイルが中国に作れる可能性は高くないのではと思いますが、新たな技術によって高空から超高速のまま(攻撃に気付いておらず一定の方向に定速運動する)空母に命中できるようになる可能性もないとは言えないのでは。

4月18日

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/17/017491220.shtml

 中国の輸出用戦車MBT3000の内部も含めたディテールが分かる画像のあるページです。

 「アパッチ姉ちゃん」事件の余波です。

http://military.china.com/news/568/20150415/19527622.html


台湾のヘリ、またナンパの利器となる ヘルメットを家に持ち帰り女友達に貸して遊ばせる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「メディアが添えた画像:黄嘉偉の女友達が飛行ヘルメットをかぶっているところ、「飛行将校」黄嘉偉、3発の不発弾」)

台湾軍の「アパッチ」武装ヘリが「見せびらかし写真の神器」に身を落とし、引き起こされた大騒ぎはまだ収まらないが、昨日(頑住吉注:記事は15日付)島内でまた台湾軍のもう1つの武装ヘリである「スーパーコブラ」が「ナンパの利器」となったことが暴露された。

台湾の東森ニュースの報道によれば、最近ある人が島内の活字メディアに向け、陸軍航空隊特戦部第602旅団のAH-1W「スーパーコブラ」武装ヘリの飛行員である黄嘉偉が、一昨年戦備任務終了後、ヘリのヘルメットを家に持ち帰って女友達に貸してもてあそばせ、撮影し、黄嘉偉はさらに3発の20mm機関砲の弾薬ベルトを家に持ち帰った、と暴露した。

これに対し軍の調査は次のように言っている。黄嘉偉は一昨年ある台中に住む女性とつき合い、当時黄嘉偉は屏東に行って演習に参加しようとしており、許可を得て飛行ヘルメット、偽装網などの用具を携帯し、台中の新社営区を出発し、ヘルメットは決して暴露した者が言うように勝手に営区から持ち出したわけではないが、黄嘉偉は直接屏東の駐屯地に行って到着の報告をせず、台中の女友達の家に寄ってヘルメットを女友達に見せ、女友達はヘルメットをかぶって記念撮影した。不発弾の画像に関しては、去年4月屏東の恒春の民衆が不発弾を拾った後、画像を黄嘉偉に送って彼に確認を頼み、黄嘉偉が画像を削除しなかったことが誤解をもたらした(頑住吉注:何だかよく分かんないんですが、知り合いが拾った20mm機関砲弾の画像を送って「こんなの拾ったけど軍で使っているもの?」と聞き、その画像が女性の画像と一緒に保存されていたので不発弾も持ち帰ったものと誤解された、というようなことですかね)。

台湾「陸軍司令部」は、台湾軍はすでにプロジェクトチームを組んで調査しており、かつ暫時黄嘉偉の飛行任務を停止し、行政処分を行いかつ司法手続きのため移送した、と明らかにした。だがある当局者は、黄嘉偉はすでに飛行ヘルメットを営区から持ち出す手続きを完成しており、途中で規定によって保管しなかった責だけであり、将来的に訓戒から記過不等(頑住吉注:意味不明。過ちがあったことを文書に記録する?)までの行政処分に処せられることになる、とする。

国民党の「立法委員」楊麗環は批判し、この前は第601旅団の「アパッチ」が、今度はまた第602旅団の「コブラ」の番で、軍紀の乱れは軍人が自重し誇りを持つ栄誉の感情が見られないことを示しており、軍人に栄誉の感情がなくてどうやって戦争するのか? とした。彼女は「国防省」が全面的に軍紀を整える必要があるとアピールする。民進党の「立法委員」蔡煌琅は、航特部の軍紀の堕落は極限に達しており、こうしたことは単なる個別の案件ではなく、上から下までのあらゆる将校が軍用品をおもちゃにし、カッコつけに使い、見せびらかし、すでに航特部の文化を形成し、「国家の安全保障」を児戯としており、陸軍は必ずや厳正に調査し、厳正に手続きを行い、重く処罰せよ、とした。

この前、台湾航特部第601旅団の中佐である労乃成は去年アパッチの飛行ヘルメットを〜(頑住吉注:2字共に日本語にない漢字を使ったスラングで、「どういう意味?」という質問に対する答えのページには全くかけ離れた意味が多数並び、うちこの文脈に合うものは全くなく、意味不明)し、今年は2度団体を連れて営区入りさせて見学させ、〜(頑住吉注:日本語にない漢字を使った語で、検索で得られた意味はここに全く適さず意味不明)撮影し、台湾軍の面子を丸つぶれにし、航特部はさらに人事の大地震である。台北市の議員である李慶元は先日、第602旅団は5年前にもかつて観光団を営区入りさせて撮影させ、この中には上市櫃会社(頑住吉注:固有名詞ではないようですが意味不明)トップがいただけでなく、さらには当時の五院院長(頑住吉注:台湾には三権ではなく五権分立という概念があってそれに沿って行政院、立法院、司法院、監察院、考試院が置かれているということです)さえいた、と暴露した。

批判の声の波に直面して、台湾「国防省」は「陸軍司令部」に真相を調査、究明し、もし行政違反者に属せば規定により厳罰に処し、もし法に触れる部分があれば法的捜査手続きに移し、絶対に大目に見たりするな、と要求した。


 台湾関連の記事は独特の用語が多くて非常に読みにくいのが難です。それはともかく大陸が宣伝のため大げさに言っている部分もあるかもしれませんが台湾軍が全体に緊張感に欠けていることは本当ではないかと思われます。顔写真や実名が出たこのパイロットは仕事が続けられるんでしょうかね。

 北朝鮮・ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150416/19536879.html


ロシア国防大臣:金正恩の第二次世界大戦勝利閲兵式出席に期待

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

中新ネット4月16日電:ロシアメディアの報道によれば、ロシア国防大臣セルゲイ ショイグは今月15日にモスクワ国際安保会議に来て出席する朝鮮人民武装力量省大臣の玄永哲大将と面会した時、ロシアは北朝鮮指導者金正恩が今年5月9日に行われる第二次世界大戦勝利の日閲兵に出席し、かつその他の関連の活動に参加するよう期待する、とした。

ショイグの説明によれば、ロシア政府は北朝鮮指導者金正恩がロシアと北朝鮮の関係を高度に重視していることを深く知っている。ショイグは、「我々は彼がモスクワに来て赤の広場の閲兵式に出席し、かつその他の盛大にして厳かな慶祝活動に参加するよう希望する。」とした。

ショイグはさらに、ロシアサイドはすでに2015年をロシア・北朝鮮友好年として宣言している、と強調した。彼は、モスクワの関連の活動の上で非常に喜ばしく北朝鮮代表を見るだろう、と指摘した。

理解されているところによれば、ロシアのクレムリンは今年1月、北朝鮮最高指導者金正恩がモスクワで行われる第二次世界大戦勝利記念慶祝活動に参加することになると事実確認した。

ロシアメディアは、ロシアは先に金正恩が5月に首都モスクワで行われる祖国防衛戦争勝利記念日・第二次世界大戦勝利70周年慶祝活動に出席するよう招待し、北朝鮮サイドはこれに対し「ポジティブ」な回答をした、とする。


 もう日にちがそんなにありませんが本当に出席することになるんですかね。

 インドの「ラファール」導入関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150416/19533313.html


ラファール、中国・パキスタン戦闘機とPK:殲ー10、梟竜より強いが、殲ー16に直面すれば風船の灯火

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フランスの『ラファール』戦闘機の性能はずば抜けている」)

インド空軍、隣国を注視 中国・パキスタンの戦闘機、ラファールとPK

「第4世代半戦闘機」の始祖、「ヨーロッパの2つの風」の1つとして、フランスの「ラファール」はすでに全世界に賞賛されて20年になる。

「ラファール」(頑住吉注:原文では「陣風」。なお「タイフーン」は「台風」で、上の「二つの風」はこれを指しています)がインド亜大陸に吹く時、真っ先にその矛先を感じるのはパキスタン空軍である。(頑住吉注:なお以後既出の内容との重複部分飛ばします。)

スーパー大本営軍事ウェブサイト編集長の李小健の説明によれば、中型双発戦闘機である「ラファール」の近距離相互作用エンテ式レイアウトは中国の殲ー10、甚だしきに至っては殲ー20と異曲同工の妙がある。その空戦推力:重量比は1.1に達し、出色の瞬間旋回角速度はその技前を敏捷にさせ、しかもRBE2アクティブフェイズドアレイレーダー(AESA)はこの機を耳聡く目明らかにさせる。また、14にも達する搭載ポイントはこの機の多機能性を突出させ、最大の内外燃料総量は12トンに達し得、この機に優秀な遠距離奇襲能力を付与している。

第4世代機の一員である「ラファール」は部分的にステルス措置を有しているが、第5世代戦闘機とは比較できず、将来殲ー20、殲ー31に直面すれば当然劣勢に置かれる。一方第4世代半戦闘機と戦う時は、レーダー性能が小口径というボトルネックの制約を受けて、中国の殲ー11D、殲ー16など重戦闘機に直面すると「ラファール」のステルスの上でのいささかの優勢はごく容易に相手の大出力AESAによって圧倒され、電磁妨害で打ち消すというのは理不尽で、しかもミサイルの射程の上でハンデがあることは「ラファール」の飛行員にまず「ミサイル接近」の警告音声を聞かせ、風前の灯火にするかもしれず、この種の劣勢は飛行員に対し非常に大きな心理的圧力をもたらすだろう。


 最新の殲ー10Bより強いことは中国で一般的に認められているんですかね。今のところ反論は見ないですが。

4月19日

 北朝鮮関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20150417/19540922.html


金正恩の初の出国が関心を集める それは中国の抗日戦記念閲兵台への出現か否か

4月14日に外交部スポークスマンの洪磊は定例記者会見で、金正恩の抗日戦勝利記念閲兵出席を招待するか否かに回答した。問:中国サイドは北朝鮮指導者金正恩の抗日戦勝利70周年記念活動出席を招待するか否か? 北朝鮮サイドは招待を受けたのか否か? 答:最近我々はすでに、今年は世界反ファッショ戦争勝利70周年であり、中国人民抗日戦争勝利70周年でもあり、中国は関連の記念活動を行うことになる、と説明した。中国はすでにあらゆる関係国の指導者に向け招待を発しており、彼らの記念活動参加を歓迎する。現在我々は各国と意思疎通を保持している。

洪磊の回答は明らかに一種の外交上のテクニカルタームで、外界は中国が金正恩に向け抗日戦記念閲兵への招待を発したのか否か全く判断できず、増してやこれを根拠に金正恩が中国の抗日戦記念閲兵台に姿を現すことになるのか否か確認することはできない。だが洪磊の回答は韓国主流メディアには「中国が金正恩を招待したことを確認」と解読されている。金正恩が中国に行くのか否かに関しては、主導権が金正恩の手の上にあり、金正恩がもし行かず、中国がまた過早にそれを宣言したら、どうしてそれが非常に恥ずかしくないことがあろうか? だから外交部スポークスマンの回答はわざとあいまいにされたのである。

韓国連合通信社4月14日の報道は、韓国のある外交関係の消息筋の人物は火曜、北朝鮮最高指導者金正恩はすでに中国の第二次世界大戦勝利70周年慶祝閲兵に出席するよう招待されているが、金正恩が招待を受けるか否かは依然観察が待たれると言った、とした。

金正恩が2011年の年末に政権を掌握して以来、中朝関係が緊張を持続しているため、金正恩はまだ中国を訪問していない。ある韓国の外交関係の消息筋の人物は中国当局者との討論の内容を引用して、「私の知るところによれば、金正恩は中国の9月における閲兵式の貴賓リストの中にいる」と語った。もう1人の外交関係の消息筋の人物は、中国は金正恩に向け正式な招待を発することになる、とした。こうではあるが、2人の消息筋の人物はいずれも、金正恩がそれを受けるか否かはまだ未知数であるとしている。

金正恩が(頑住吉注:北朝鮮最高指導者になって以後)初めて国から出るのは大事であり、どの種の国際的舞台を選択して姿を現すかにもすこぶる思料を費やす必要がある。今年1月、ロシアはハイテンションで金正恩の第二次世界大戦勝利70周年記念活動出席を招待すると宣言した。中国指導者がロシアの閲兵式に出席することは確定なので、金正恩は5月9日に中国指導者とロシアで握手し談笑することが有望だ! と予測するメディアもある。しかし現在まで、北朝鮮サイドは金正恩がロシアに行くか否かまだ決して回答しておらず、このことは金正恩の行く先により神秘さが加わることを際立たせている。

今年1月には早くもインドネシア政府が、北朝鮮最高指導者金正恩が今年4月にインドネシアのバンドンで行われるアジア・アフリカ会議60周年記念活動に出席すると言明した。4月22日と23日、それぞれジャカルタとバンドンで2つの大型サミットが行われ、メインイベントは4月24日にバンドンで行われる60周年記念活動である。

インドネシアのバンドン市長リデワンは当時、「このことは我々をいささか緊張させ、何故なら彼はこのような極めて論争ある指導者だからだ。」としていた。リデワンは、金正恩の出席は自分への圧力が非常に大きく、安全問題の保障が必須で、「これまでに金正恩は全く出国して他国を訪問したことがなく、ひとたび彼がバンドンに来ればこの都市、甚だしきに至っては国家全体が全世界の注目を集めるだろう。」と語った。

しかし金正恩はまたしても外界を失望させた。インドネシア外務省は先月26日、北朝鮮最高指導者金正恩は4月下旬にインドネシアで行われるバンドン会議60周年記念活動に出席しないと確認したのである。朝鮮最高人民会議常任委員会委員長の金永南が金正恩の代理で記念活動に出席することになる。だがインドネシア外務省当局者アディヤトウェイディは、インドネシアは依然金正恩が考えを変えることに期待しており、「この活動が行われるまでまだ1カ月近くあり、この期間に一切全てを手配し直すことができる。」とした。

金正恩が政権を引き継いだ後、直面する主要な脅威は内部にあり、いつ国際舞台に姿を現すかは、若い金正恩にとって決して関心事ではないようだ。国内で政権を強固にしてのみ、遅かれ早かれ周辺の隣国を含む国際社会の認知が勝ち取れるだろう。金正恩は立威(頑住吉注:辞書になく検索してもほとんどヒットしませんが「威を立てる」ということで大体想像できます)のため、すでに父親が生前手配した少なからぬ右腕左腕を始末し、この中には彼の祖父が重く見て頼りにした老臣も少なくない。専制統治集団内部では、異分子を排除することは完全に統治者個人の好みによって決まり、いわゆる正義と不正義によってではない。金正恩をめぐる身辺の人は全て、各種の陽謀陰謀を経てこそ今日まで生き延びてきたのであるし、しかも金正恩の手中の駒でしかないのである! 実際、北朝鮮では世襲者金正恩を除き、誰もが皆虫けらのようなもので、たとえ李英浩、張成沢といったようなベテランの元老であってもそうなのである。

金正恩が政権を引き継いだ後、金正恩に忠誠を尽くすことこそが北朝鮮の上下の最優先事項で、およそ積極的能動的に金正恩に身を寄せ忠誠を尽くさない者はいつでも粛清される。金正恩が彼の死去した祖父金日成および父親金正日を見習って残忍、甚だしきに至っては血腥い手段によって異分子を排除しあるいは不忠な同僚を消しつつあることに全く疑いはなく、これには兄が含まれ、忠誠を尽くさない者は誰でもその身を保全し難いのである。

金正恩はかつて金日成軍事総合大学で行われた金日成、金正日の銅像除幕式で、「党と首領に忠誠でない人は、その軍事的才能がどんなに傑出していても、我々にとっては全て無用な人と言える」とした。金正恩は、歴史的経験から見て、党と首領に忠誠でない軍人は、革命軍の軍人の使命を完成させることができず、今後は革命の反徒となるだろう、と語った。党と首領への忠誠は、手に機関銃を握る革命家の基本的特徴だ、と。

このことは、北朝鮮ではいかなる金正恩に不忠な人も全て金正恩によって抹殺されるだろうことを意味している! こうした金正恩に対し不忠な人を抹殺しようとするには当然時間と精力を必要とし、金正恩がひとたび安心して北朝鮮を離れ、国際舞台に姿を現すことができるようになれば、それは直ちに金正恩が権力を安定させたことをも意味するのであって、金正恩が中国の抗日戦記念閲兵台に姿を現すことができるか否かに関しては、北朝鮮内部が完全に安定したか否かによっても決まることになるのである。


 途中からまた別の話になっちゃたかな、と思って読んでいくと最後にこのテーマでまとまりましたね。どうなんでしょう、私は短期間ロシアや中国を訪問しても国内がぐらつくことはないくらいの基盤はすでに固めているように思うんですけど。













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