コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその129

4月20日

 中国海軍関連です。なお記事の前半は古い記事の再録なので省略します。紹介するのは画像が終わった直後の最新の記事です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/18/017493159.shtml


ロシアメディア:1つの武器が中国のアメリカ艦隊への抵抗反撃を助ける 米軍は防御し難くなる

【グローバル軍事報道】ロシア衛星ネット4月17日の報道によれば、アメリカ海軍情報局は少し前に発表したレポートの中で、中国の052D駆逐艦と解放軍海軍潜水艦が超音速のYJ-18対艦ミサイルを装備することに対して関心を注いでいる、と指摘した。ロシア戦略分析・技術センターの専門家ワシーリ コーシンは次のように指摘する。中国のミサイルの実力の増長は戦略性の結果を持つことになる。もしYJ-18の技術性能が確認され、かつそれが妨害を防ぐ信頼性の高い防衛制御誘導システムを具備していたら、中国の艦船がすでにアメリカ艦隊に抵抗反撃する能力を持ったことを意味し、中国の装備を防ぎ止めるのは異常に困難になる。

報道は、水上艦隊が何発もの超音速低空巡航ミサイルを防御するのは、現在の技術レベルをもってしてはほとんど実現し難い任務である、とする。このような局面はまだ持続していき、それは対ミサイルシステム領域で某種の革命的な解決法案が探し出されるまでである。例えば、レーザー武器の発展の助けを借りてということがあり得る。だが今後15年の時間内にはまだこの種の革命的飛躍は実現し難い。

コーシンは、ミサイルの迎撃は相当に困難なことだ、と指摘する。唯一の解決方案は、こうしたミサイルが発射境界に進入する前にそれを破壊することである。このため、西太平洋の軍備の数量のバランスといった命題が生じている。だが中国は相当な速度をもって水上艦船と潜水艦を建造しつつある。052D駆逐艦だけでももう10隻余りが完成することになる。中国の非常に多くのその他の艦船も技術的に相当に完備され、攻撃力が比較的強い対艦ミサイルを搭載する能力を持つ。まだあり、中国のディーゼル・電池潜水艦はすでに10〜15年前のように軽易に攻撃を受ける目標とはなり得ない。

アメリカとその同盟国艦隊の中国に対する優勢は不断に圧縮され、アメリカサイドの艦船の防衛効率は不断に低下している。およそこれら種々のこと全てが誰の目にも明らかな戦略およびグローバルな性質の政治的結果をもたらすことになる。本地域の力量バランスを支え、中国を制約するのに必要なポテンシャルを保障するため、アメリカは不可避的に太平洋において常備軍事的プレゼンスを増加することになる。

しかし、アメリカが戦略的機動性を増加するいかなる投資も全て実際の役には立たない。ひとたび衝突が発生したら、ワシントンが比較的短時間内に世界各地に分散する軍艦や潜水艦を太平洋海域に集合させるのは不可能である。海岸基地に配備される実戦機や陸軍部隊の投入は比較的速いが、アメリカにとってどうあろうとこの種の行動は必ず相当に大きなリスクを伴うことになると言える。

中国も各種の方案を研究し、もってアメリカサイドが軍事行動区に向け軍事力量を補充、増加するのを遮断することを期していることは火を見るよりも明らかである。このため巡航ミサイルや弾道ミサイルを使用して飛行場、輸送の中枢や物流センターに対し打撃を行う可能性がある。また、輸送目標のネットワーク攻撃と相互に結合することになる。

アメリカはこの種のリスクを軽減するため、カギとなる重要基礎施設の防空対ミサイルの困難な問題を解決せざるを得なくなる。いかなる状況下でも米軍は本地域における駐留軍の数を増加することが必須である。一部の圧力を同盟国に肩代わりさせる企図も、限られた効果しか生み得ない。日本の軍事費支出増加のポテンシャルは大きくないということを知る必要がある。一方韓国は中米間で合従連衡の策略をもてあそんでいる。要するに、アメリカの本地域の同盟国の資金、技術、組織能力は全て言及するにも値しないものなのである。

予見できる将来、アメリカの中国を制約する政策はそれ自身に対し巨大な重荷となるということが見て取れる。しかも、アメリカ人はその他の地域の安全の維持保護方面でも投資や人員を減らすことはできない。ここ何年かのうちに、アメリカはあるいは非常に困難な選択に直面するかもしれない。すなわち、世界のどういった地域を自らのプレゼンスを優先させる地域と見なすかである。


 暗い未来像ですね。まあ仮にこうなるにしても優先順位からしてアジア太平洋地域が放棄されることはないと思われますけど。

 ロシア関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/17/017490301.shtml


プーチン:フランスの「ミストラル」級空母はロシアの国防に対し重要な意義はない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシアの『ミストラル』級強襲揚陸艦」)

【グローバル軍事報道】 ロシアのインターファクス通信社4月16日の情報によれば、ロシア大統領ウラジミール プーチンは「ホットライン」番組の中で、フランスの造船工場がロシアのために建造する「ミストラル」級ヘリ空母はロシアの国防に対し重大な意義はないが、空母引き渡しの契約が失効した状況下で、ロシアは商品代金を取り戻すことを要求するだろう。だが、フランスサイドの違約の賠償を追究するつもりはない、とした。

プーチンは、「有効な契約に違反して『ミストラル』を引き渡さないことは当然良い兆しではないが、率直に言ってこのことは我々が国防能力を保持することに対しいかなる影響もない。」と語った。

彼は説明し、「ミストラル」に関する契約は主にフランスを支持し、彼らの造船工場の業務を保証するためのものだ、と語った。


 なら国内造船業関係者の不満を無視して大金で買うなよと言いたくなりますが、まあ強がりですわな。

4月21日

 中国の次世代駆逐艦関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-20/230206_2623598.htm


高端大気上档次:055 1万トン級駆逐艦のマストは実はこうだった (頑住吉注:タイトル前半はネットスラングで最高級みたいな意味らしいです。)

最近055大型駆逐艦の実物大試験台にまた新たな動向があり、画像から見た感じではすでにできあがっている。未来の055大型駆逐艦の様子はすでに基本的に定型に至っている。


 以下の文章は過去のものの再録なので省略します。後の方に過去のこの原寸模型の画像が多数ありますが、少しずつ完成に近づいていたんですね。

 台湾関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150420/19553395.html


台湾無人機の軍への推薦、却下される 「台湾から出られない」と皮肉られる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「鋭鷲無人機は『中翔二号』無人機(UAV)の量産版の名称である」)

台湾の中山科学院が研究開発した2機種の無人機が2度にわたって「海巡署」に推薦されたものの却下され、結果として「台湾から全く出られない」と嘲られている。

台湾「連合夕刊」19日の報道によれば、台湾「中科院」が「海巡署」に向け推薦した2機種の無人機とは「鋭鷲」と「紅雀」である。「海巡署」には無人機を救難に用いる意図があり、全台湾のそれぞれの巡防区にそれぞれ1機の中型「鋭鷲」無人機を配備し、もって船舶が海事救難信号を発した時、巡防艦が現場に駆けつける前にまず無人機を派遣して事故船舶の状況を確認し、誤報を避け、燃料を節約するのに便とすることを考慮している。同時に東沙島や大平島に配備し、不明の海上目標の確認用とし、機上のカメラで獲得した画像を勤務指揮センターにオンラインで送ることを考慮している。だが「海巡署」は評価の後、海巡艇の海上救援は絶対多数が劣悪な天候に直面し、甚だしきに至っては多くが夜間であるが、「鋭鷲」無人機は風力に関する制限を受け、8級の風でもう飛び立てないことに気付いた。それが陸地の滑走路から離陸し、海へと10海里出ると海上の風向の条件がもうその操作コントロールに不利な影響を生じさせ、かつ機上の偵察映像カメラは劣悪な天候あるいは夜間には海上目標に対する偵察能力が不足である。また、「鋭鷲」無人機の離陸には滑走路、地上コントロールステーションの設置を必要とし、合格点の出せる操縦員の訓練さえ少なからぬ出費である。

小型の「紅雀」無人機に関しては、海巡当局者は航続力が不足で、巡航範囲は艦船の目視範囲内のみであり、ちょっと劣悪な天候でも発進できず、かつ別に小型艇を派遣して回収することも必須である、と直言する。2012年、「中科院」はかつて「海巡署」人員を招いて無人飛行搭載具を評価させたが、結果として求められる水準に到達しなかった。去年下旬、「海巡署」上層の当局者によって隊が率いられ航空研究所を訪問し、「鋭鷲」、「紅雀」両無人機の説明を聴取したが、依然需要に符合しないと考えられた。

「海巡署」の他、台湾陸軍も無人機装備の性能がよくないことに不平を言っている。台湾「国防省」の2010年12月における「立法院」での報告は次のことをはっきり示している。「鋭鷲」プロジェクトは37億新台湾ドル近い予算を編成し、2006年から2011年に「中科院」に委託して無人機を研究開発し、2011年に全部が配備された。陸軍は8セットを購入し、32機の搭載具が2011年に受領された後、陸軍航空特別部によって設立された偵察大隊が台湾東部の太麻里無人機基地で換装を行い、2012年3月に初めてテストした時もうコントロールから外れて海に落ちた。2013年1月、「中科院」が研究開発した無人機が太麻基地里を発進した後5分後にもう失速して墜落損壊した。陸軍のこれについての不平は絶えないが、「中科院」研究開発技師は、事故発生の多くは人為的操作コントロールの要素によってもたらされたものに属すと考えている。

(頑住吉注:2ページ目は本文の一部を切り取ったものなので省略します。3ページ目)資料画像:台湾が自ら研究開発を行った中翔二号無人機の模型

(頑住吉注:4ページ目)資料画像:台湾が自ら研究開発した無人機が正式に戦力化される


 中国大陸は台湾の遅れぶりを上から目線で報道しているわけですが、しかしそれでも国産無人機の実際の配備という面では日本に比べ比較にならないくらい進んでいるわけですからね。

4月22日

 ロシア海軍関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/19/017494220.shtml


ロシアの専門家:中国の進歩は迅速 中米のみが「イージス」技術を掌握

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国、052D防空駆逐艦を新たに建造(資料画像)」)

ロシアの「情報報」の報道によれば、同国の新世代大型水上艦艇はすでに基本的に研究開発作業を完成させ、まもなく建造に着工され、それは汎用化された大型ステルス駆逐艦で、初めてアメリカの「イージス」類似のシステムを配備することになる。ロシアの軍事視察員は、「ここ20年、ロシアの現役艦艇はすでにNATOないし中国にはるかに立ち後れているが、新世代駆逐艦は最新の情報指揮システムを装備することになり、現在アメリカおよびその盟友、中国だけが類似のハードウェアのレベルを有している。」と考える。

さらに重要なのは、ロシア海軍は「イージス」システムの艦への搭載に頼って、その独自の特色を持つ艦載防空武器システムに充分威力を発揮させることができる、ということである。ロシアメディアはこのためダイヤモンド・安泰科研生産連合体に所属する「アルタイル」設計局のベテラン防空武器専門家であるアカディ バオゾノフをインタビューし、ロシアとその他の艦載防空武器の発展につき深い検討を行った。

記者:あなたは近代化された艦載防空システムの重要性をいかに見ますか?

バオゾノフ:遠慮なく言えば、まさにソ連の海戦武器開発の革命的成就は、艦載防空武器の発展に高度の重視を受けさせ、「アルタイル」にも成長の契機を獲得させました(笑)。我々は西側の同業者に先んじて、機動、隠蔽、突然、火力密度、威力と精度を一身に集めた空対艦ミサイルが水上艦艇に対し構成することになる深刻な脅威を認識するに至りました。このため、「アルタイル」をもって核心とするソ連/ロシア艦載防空武器科研機関は、極度に困難な開発任務を担いました。

記者:あなたはこういった製品(ソ連/ロシア製の艦載防空システム)の中で、どういったものが今に至るも依然優秀者であると考えますか?

バオゾノフ:「アルタイル」の成長史は、ソ連海軍の対空防御の成熟史でもあります。もし「アルタイル」製品最大の特徴をどうしても明確に言う必要があるならば、それは高度な先見性と極めて大きな改良の余地であるはずです。例えば中国海軍で現役の052B型駆逐艦が使用する「無風」艦対空ミサイルは、1960年代にはもうソ連海軍艦艇上に出現していましたが、今に至るも依然有効に中高度の高速目標に対応でき、中国はその後自らのバージョンである「無風」を発展させ、かつ垂直発射を実現しましたが、基本作戦原理と構造の特徴は依然当初の技術の範疇を脱していません。

記者:あなたは国際市場のライバルをいかに見ますか? 例えばアメリカ、ヨーロッパは?

バオゾノフ:現在世界の艦対空ミサイル領域の競争は非常に激烈で、あなたが言ったいくつかの相手は確かに見くびることはできなませんが、私はさらに中国とイスラエルを加える必要があります。中国は以前ロシアから「無風」、「暗礁」、「栗樹」防空システムの完成品を購入しましたが、彼らの進歩は迅速で、すでに国際市場に向け自らの製品(例えば「海紅旗」系列や「狩鷹-60N」ミサイル)を送り出すことができます。一方イスラエルはまさにインドの提供する金銭に頼って、中距離防空および対ミサイルという2つの能力を一体化した能力を持つ「バラク」-8艦対空ミサイルシステムを開発し、こうした全ては我々が関心を注ぐことが必須なものです。

記者:アメリカは「イージス」艦が搭載する「トマホーク」巡航ミサイルを用いて海外の「警察活動」を執行することを好みます。運用が柔軟で、しかもコストが空母戦闘群の出動に比べ低廉なため、艦載巡航ミサイルを利用して武装干渉を実施することがどんどん普遍的になっています。こうした「海から来る」脅威に抵抗反撃するため、「アルタイル」は相応の防御手段を提供できるのですか?

バオゾノフ:「トマホーク」ミサイルは「外科手術」式打撃の一切の特徴を具備しており、甚だしきに至っては戦争の過程を決定し得る状態にまで到達しており、例えば2011年にNATOがリビアに干渉した「オデッセイの黎明」行動のようにです。ですが巡航ミサイルに決して欠陥がないわけではありません。まず、それは巡航段階での飛行速度が比較的遅く、次にあらかじめ組まれたプログラム通りに飛行し、機動能力が制限されています。このため、艦艇に配備される防空システムに腕の振るい場所があります。それらは巡航ミサイルが「予想できない」航路のポイント上に出現でき、ひとたび条件が具備されればもう狙撃が実施できるのです。この方面において、「アルタイル」は自らの製品に対し自信に満ちています。

記者:現在、ロシア海軍水上艦艇は加速して更新世代交代していますが、それらはどのような新式艦対空ミサイルシステムを装備することになるのですか?

バオゾノフ:こうした艦艇はすでに実践によって信頼性が証明された防空システムを優勢して装備する必要があり、常に新式武器を用いてそれらを武装する必要を強調してはなりません。既存のシステムが作戦の需要を満足させられる以上、どうして全部を淘汰する必要があるでしょうか? 以前、ロシアの水上艦艇の西側に比べての最大の弱点は武器の威力ではなく、情報偵察や監視システムの立ち後れであり、この方面においてロシアが新たに建造する艦艇は顕著な進歩があることになります(例えば「イージス」システムの艦への搭載)。当然、「アルタイル」も現状に甘んじ進歩を求めないわけではないでしょう。我々はワンセットの新式艦対空ミサイルの設計方案を作成しており、これは超近距離と遠距離の空中目標に対し同時並行で迎撃を行う機能を持ち、さらには異なる類型の空中目標に対し迎撃を行う能力も持ち、したがって敵の空中飽和攻撃の脅威を全方位で粉砕するものになります。このシステムは最も先進的な技術方案を使用し、我々が世界の艦載防空武器領域での先んじた地位を確保するに足ります。


 ロシアの専門家から見て「中華イージス」と本家イージスとの力量差がどうなのか説明してもらいたかったですが。

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150421/19561075.html


殲ー20テスト機、神秘の翼を追加装備 新プロジェクトは試験飛行プロセスを加速できる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ツポレフ-204旅客機は殲ー20のICNIAシステムを試験中かもしれない」)

最近ネット上にツポレフ-204旅客機の改装機が機首頂端に「エンテ翼」を追加装備した画像が明るみに出た。いくつかの外観上の特徴から、この改装を経たツポレフ-204は決して普通の民間旅客機ではないことが見て取れる。実はこの機は以前にもう明るみに出たことがあり、当時この機の機首部分は殲ー20第4世代機同様のレドームに改装されており、このためこの機は殲ー20のレーダー検証機と考えられており、機体コードナンバーは769である。今回の769号検証機頂部の「エンテ翼」改装は、あるいは新たな検証項目が実施されつつあることを意味するのかもしれない。

去年一組の中国飛行試験研究院のツポレフ-204の画像がメディアの多くの関心を引き起こした。何故ならこの機の機首部分がすでに国産ステルス戦闘機殲ー20のレーダーに改装されていたからである。このことは殲ー20の総合航空電子システムがすでに試験飛行を開始していることを示し、このことは非常に大きく殲ー20の試験飛行の進展を加速することになる。

最近社交メディアが明るみに出した画像は、このツポレフ-204レーダー電子試験機がまた機首の位置に一対の「小さな羽」を追加装備したことをはっきり示している。このことはあるいは、中国国産殲ー20のレーダー装備方式はアメリカのF-22戦闘機に似て、いずれも主翼内面に装備されていることを示すのかもしれない。これにより関連の構造に対し試験飛行を行い、もってアンテナ装備後に主翼、システムのパラメータ、機体構造などに影響があるかないかをテストする必要があるのではないか。

このことはあるいは、国産殲ー20の試験飛行がまた新たな段階に入ったことを示すのかもしれない。


 まあ殲ー20自体に搭載して最終的な試験を行うまでには至っていないわけでしょうけどね。

4月23日

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-21/230215_2623823.htm

 5月9日にロシアで行われる「勝利の日閲兵」のリハーサルの画像集です。1枚目は「アーマタ」ですが、たいしてインパクトないですね。

 中国・ミャンマー関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-22/230246_2624412.htm


少なくとも9発のミャンマー軍の砲弾が再度中国国境内に落ちる

最新の情報によれば、ミャンマー軍の19日中国国境内に落ちた砲弾は少なくともすでに9発発見されており、落下点は上の図のブラシ工場、紅岩地域に位置する。下(頑住吉注:次ページから)の画像はその中の1つの落下点の状況、および探し出された砲弾尾部である。寸法や形状を根拠に判断すると、ミャンマー軍の120mm迫撃砲の砲弾である。コーカンの前線の情報によれば、今夜現在(中国時間4月20日00:10)コーカン方面はなお平静のままである。


 人的被害がないようなので今のところ前の事件のような大騒ぎにはなっていませんが、もし今後大きな被害が出ると再度緊張が高まることになるでしょう。120mmって迫撃砲としてはかなりの大口径で威力も大きいはずですね。

 中国戦闘機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150422/19566682.html


ロシア、中国がアルゼンチンに売る梟竜は対艦ミサイルを搭載せず、とする あるいはイギリスをなだめるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ナイジェリア空軍人員がパキスタンの梟竜戦闘機生産工場を視察」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事工業総合体ニュースネット4月22日の報道によれば、アルゼンチン空軍は中国から対艦ミサイルを配備しない「JF-17」梟竜型戦闘機を購入した。

この前のあるメディアの報道は、アルゼンチンは中国から12から24機の梟竜あるいは殲ー10戦闘機の購入を計画している、としていた。アルゼンチンが対艦ミサイルを必要としない、としたのはイギリスに対する屈服かもしれず、イギリスはずっとこの契約が自分たちの管理コントロール下にあるマルビナス(頑住吉注:フォークランド)諸島に対し脅威をもたらすか否かに関心を注いでいる。現在まだ中国とアルゼンチンのどちらが譲歩をしたのかははっきりしていない。

アルゼンチン空軍が出した結論は、梟竜Block2戦闘機は以前のフランスのミラージュ2000、スペインのF.1およびイスラエルのクフィールいずれに比べてもより自国空軍の需要に適合している、というものである。アルゼンチンはこの戦闘機のために(頑住吉注:空中、でしょう)給油システムを装備することになる可能性がある、とされる。

またアルゼンチンは、こうした戦闘機はイスラエルが生産した航空電子設備や武器装備を配備することになると見ている。消息筋の人物の明らかにするところによれば戦闘機の代金支払い期間は10から15年で、半年ごとに1回の支払いである。

文章は、中国はさらにエクアドル空軍向けに梟竜戦闘機を提供することになる、としている。(知遠)


 大金はたいて買うのに重要な対艦ミサイルが搭載できないままということは考えにくく、イスラエルの機器で改造した後は使用できるようになるのでは。ワンクッション置いてイギリスに対する刺激を低下させるためだけなのか、中国の電子設備がイスラエル製に大きく劣っているからなのか、またこうした貿易を通じての中国の中南米に対しての影響力強化などいろいろ気になる要素があります。

 中国海軍関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-22/230245_2624396.htm


中国海軍の4万トン級強襲揚陸艦の模型が明るみに

ブログで明るみに出された中国海軍の4万トン級強襲揚陸艦の模型で、信頼度は極めて高いとされている。しかもいくつかのディテールの、初期に明るみに出た想像図との差異もごく顕著である。

中国遠洋航務雑誌社公式ブログによれば、中国海軍の4万トン級強襲揚陸艦の模型がお目見えした。公式ブログは、この模型を製造した会社は「海軍の贈答品を作っているところで、真の艦と大差ないはずだ」としている。

模型から見て、同時に6機の10から15トン級ヘリが発着でき、甲板上に8機のヘリが駐機でき、尾部に1台のリフトがある。近接防御自衛武器は1130近接防御砲1基、海紅旗ー10対空ミサイル2基、16ユニットの海紅旗ー16中距離対空ミサイルらしきもの3基(左舷2基、右舷1基)で、ドックは不明である。


 4万トン級ならもう空母に近く、将来的には垂直離着陸戦闘機が搭載される可能性もあるでしょう。

4月24日

 中国国産空母関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-23/230253_2624599.htm


震撼のお目見え:001A型空母らしきものがドック内に姿を現す!

4月22日、国産空母の施工らしき画像がネットメディア上に出現した。画像から見て建造の地点は遼寧省大連市の大連造船工場で、多くの大型船室らしき物品および地上建築施設が明るみに出た画像上に出現している。

(画像のソース:新浪軍事フォーラム) (頑住吉注:以下のページにも同じ断りが入ってますが省略します)

(頑住吉注:2ページ目)

画像からは次のことがはっきり見て取れる。国産空母の建造地らしき「遠月湖」号という名のオイルタンカーのそばに位置する大型ガントリークレーンの下で、全施工地はすでに囲われている。特に人の注目を引くのは、施工地の前方に、5つの目立つ艦艇の船室の隔壁たる物体があることである。周知のように、大型貨物船の船体の下部には一般にこのように多くの船室は設けられず、また建造施工地の輪郭から見て、そばの30万トン級の「遠月湖」号オイルタンカーを参照すると現在建造中の船体の長さは「遠月湖」号と似ているかもしれない。一般的に言って、30万トンオイルタンカーの長さは330m前後、幅60m前後で、一方就役中の遼寧号空母の長さは304m、幅71mで、このためこの非貨物運搬船舶の寸法から見て、去年着工されたという噂の国産第1隻目の空母である可能性が大いにある。またもう一組の同じ区域で撮影されたらしい画像は、施工地に「強軍の魂を鋳造せよ 中国の夢を高く掲げよ」との大きなスローガンが掛けられていることをはっきり示しており、このことも側面からこれが建造中の大型軍用船舶であることを証拠づけている。

アメリカの「フォード級」空母の建造過程と対比してみると、国産空母らしきものの建造過程はすでに着工して6〜9か月の状態に比較的符合し、こうした状態にはすでに竜骨が敷設されていること、すでに下層の船室に着工されていること、船体の一部外壁の建造が開始されていることが含まれる。各方面の情報を総合して見ると、国産第1隻目の空母は現役の遼寧艦を設計の基礎とし、このためその船室の全体レイアウトは遼寧艦と比較的一致するはずである。遼寧艦は艦首から艦尾まで全部で22段に分かれており、各段は全て水密の隔絶された船室で、ネット仲間が現場で描写する連続5つの隔壁から見て、艦首あるいは中後部の動力室の部分である可能性がある。

(頑住吉注:3ページ目)

001A型空母のドックの説明図

「遼寧艦」就役以後、中国がいつ完全国産の空母建造に着工するかが皆が関心を注ぐ焦点となり、これまで国外メディアには多くの国産空母着工に関する報道があり、国内メディアにもこれに対する非常に多くの討論があったが、今回明るみに出た画像は初めて資料ありでひとまず中国が国産空母を建造中であることを実証した。国産空母らしきものの施工プロジェクトの発展と共に、それが本当に国産空母の建造に着工されたものであるのか否かも真相が明らかになる。

(頑住吉注:4ページ目のタイトルは3ページ目と同じ。5ページ目)ついに姿を現した001Aの構造を解析

(頑住吉注:6ページ目)新たな船のスローガン


 私にはさっぱりですが造船に詳しい人が見れば画像の解釈の信憑性が判断できるはずです。

 中国外交部スポークスマンの記者会見の内容です。

http://military.china.com/news/568/20150423/19572985.html


中国サイド、「フィリピン漁船に対し高圧放水銃を使用」に回答:主権を侵犯した

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フィリピンは中国海警船が争いのある海域でフィリピン漁船に対し高圧放水銃を使用したとしている」)

原題:2015年4月22日 外交部スポークスマン洪磊、記者会見を主宰

問:報道によれば、サウジアラビア国防省は21日、前の段階で連合軍がイエメンに対して採った「決意の暴風」行動はすでに予期の目標を実現しており、連合軍は同日午後から空襲を終わらせかつ「希望回復」行動を開始した、としました。中国はこれに対しどんな立場を持っていますか? 

答:中国はサウジアラビアなどの国の連合軍が「決意の暴風」行動を停止し、できるだけ早くイエメンの政治プロセスを再始動させることを宣言したことに対し歓迎を表明します。関係各方が国連安保理の関連の決議、湾岸協力会議の提議などを適切に実行し、出来るだけ早く談判を回復し、イエメンの現実に符合し、各方の関心に配慮した政治解決方案を探求し、早期にイエメンの国家の安定と正常で合法な秩序が回復されることを希望します。

問:報道によれば、アメリカ国務省は先日中国サイドに改めてチベット統治政策を注視し、かつ事前に条件を設定しない状況下でダライ・ラマあるいはその代理との対話を再開するよう懇切に促しました。中国サイドにはこれに対しどんなコメントがありますか? 

答:チベットのことは純粋に中国の内政に属し、いかなる外国にも干渉する権利はありません。

ダライ・ラマは純粋な宗教家ではなく、宗教という隠れ蓑を着て長期にわたり祖国分裂の活動に従事する政治亡命者です。もしダライ・ラマに誠意があって中国中央政府と接触し協議を行おうというのなら、自らの言行に対し反省を行い、一切の中国を分裂させる活動を停止するべきです。

問:日本の首相である安倍晋三は今日アジア・アフリカ指導者会議で第二次世界大戦に対する深い反省を表明しました。中国サイドにはこれに対しどんなコメントがありますか?

答:我々は関連の報道に注意しています。今年は第二次世界大戦終結70周年であり、国際社会は普遍的に日本が侵略の歴史を正視しかつ反省し、これによりアジアの隣国との和解を推進し、国際社会の信頼を得ることを希望しています。我々は日本サイドが国際社会の正義の声に順応し得るよう希望します。

問:第1の質問として、フィリピンサイドは中国海警船が争いのある海域でフィリピン漁船に対し高圧放水銃を使用したとしています。中国サイドはこれに対し何か回答はありますか? 第2の質問として、日本は習近平主席と日本の首相安倍晋三がインドネシアでアジア・アフリカ指導者会議に出席している期間に会談を行うことを希望していますが、中国サイドも今回の会談に期待していますか? 双方はどういった議題を討論することになりますか?

答:第1の問題に関してですが、黄岩島は中国固有の領土であり、中国公務船は黄岩島海域で警備を行い、かつ法によりこの海域の正常な秩序を維持保護します。最近、多くのフィリピン漁船が中国政府の許可を経ずに黄岩島海域に不法に逗留しかつ中国サイドの管理に服従せず、中国の主権と管轄権を侵犯し、中国公務船の公務執行を妨害し、黄岩島海域の航行の秩序と安全に危険を及ぼしています。中国サイドはフィリピンサイドに、中国の領土主権を適切に尊重し、本国漁民の管理と教育を強化し、中国の領土主権と権益を侵犯する一切の行為を停止するよう要求します。

第2の問題に関しては、現在私にはこの方面のあなたに向け提供する情報はありません。

問:今日午前、100名余りの日本の国会議員が春季定例大祭の期間に靖国神社に参拝しました。中国サイドにはこれに対し何かコメントはありますか?

答:中国サイドは日本の国会議員が靖国神社に参拝することに対し断固とした反対を表明します。第二次世界大戦終結70周年というこのデリケートな年に、日本の政治家は正しい歴史観を持ち、アジアの隣国との和解を実現し、相互信頼を増進することを多くなすべきであって、逆ではありません。


 いつもながら教科書通りのことしか言わないつまんない記者会見ですな。

4月25日

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-04-24/230274_2624999.htm

 ロシアの「勝利の日」閲兵のリハーサルの画像集です。

 香港関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150424/19580466.html


香港「学連」、瓦解に直面 浸会、理工など3つの大学がすでに脱退

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「香港民衆は最終的に必ずや善悪を区別することになる」)

【グローバル時報記者 張利】 香港の浸会大学および香港理工大学はそれぞれ23、22日に「投票」によって香港専上学生連会(学連)を脱退した。この前香港大学がすでに学連を脱退しており、元々8つの高等教育機関によって組成されていた香港学連は、すでに三大メンバーを失っている。これに対し香港時事評論員の朱家鍵は、学連の活力は大ダメージを負い、以後はもはや全香港学生の代弁者を自認することはできない、と考える。

香港商台23日の報道によれば、香港の浸会大学は当日夜に学連脱退の「投票」を終え、投票は934票が賛成、613票が反対という結果をもって学連脱退の議案が通過した。「明報」23日の報道は、香港理工大学の学連脱退「投票」は22日夜に終わり、全部で1733人が投票し、68.7%の人が学連脱退を支持し、23.2%の人が反対した、とする。

今年2月、香港大学の学生が「投票」を行って学連脱退を通過させて以後、香港の各大学、専門院校では相次いで学生が学連脱退に関心を注ぐグループを成立させ、学連が去年の「占拠」の期間に決策をミスしたことに不満を持ち、「投票」による学連脱退を要求している。香港都市大学は来週火曜に学連脱退の投票を行うことになり、通過する可能性は比較的高いとされる。

学連事務局長の羅冠聡は23日次のように表明した。「投票」の結果を尊重する。学連は自分たちの院校間における代表性を点検しつつあり、したがって策を調整し、かつ改革を行いつつあり、これには事務局の権力を弱めることが含まれる。

香港時事評論員の朱家鍵は23日「グローバル時報」記者に対し次のように言った。多くの大学が相次いで学連を脱退しているが、これは大衆の予期するところである。何故なら学連は過去数年政治運動に没頭し、香港の大学生の利益をなおざりにしてきたからだ。香港学連の会計処理の混乱は人の非難に遭い、選挙制度もまた代表性の不足を突出させ、人に小さな仲間内で権力をもてあそんでいる感覚を与えた。もし学連が継続して会員の声を軽視し、政治圧力団体となり、かつ反対派の傀儡に身を落とすことに甘んじれば、さらに一歩瓦解することになる。


 どうもいい方向には進んでいないようです。もっと大きなレベルで代表性の不足を突出させた選挙制度にしようとしているのは誰なんだということなんですがね。

 殲ー31関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150422/19566951.html


専門家:中国の垂直離着陸殲ー31開発には難題あり 軽易に追随するなかれ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー31、珠海航空展に華麗にデビュー」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

人民ネット北京4月22日電(記者 黄子娟) 最近ロシア衛星ネットの報道は、中国は垂直/短距離離着陸バージョンの殲ー31戦闘機の製造を考慮するかもしれず、この新型戦闘機の出現は非常に大きく中国軍の太平洋、特に南海地域における作戦能力を向上させることになる、とした。中国の軍事専門家である宋心之は北京テレビ局のインタビューを受けた時、垂直/短距離離着陸戦闘機の優勢は飛行場の条件の制限を大幅に低下させ、空母あるいは強襲揚陸艦上での使用に適合することにある、とした。

垂直/短距離離着陸戦闘機は空母あるいは強襲揚陸艦上で発着できる

ロシアメディアの報道は、中国が成功裏に短距離発進/垂直離着陸(頑住吉注:いちいち微妙に変わってますけど原文通りですんで)戦闘機プロジェクトを実施する可能性は非常に高いとする。中国は強襲揚陸艦を研究開発中で、これは多くの飛行機が搭載でき、比較的広い甲板を持つものになる。このような強襲揚陸艦がひとたび垂直/短距離離着陸戦闘機を持てば、すぐ軽空母として使用し、したがって中国海軍の作戦能力を向上させることができる。

報道は、中国がもし垂直/短距離機を研究開発するなら、新型戦闘機殲ー31をもって基礎とすることになると推測できる、とする。殲ー31はアメリカの戦闘機F-35に似た機体を持ち、そしてアメリカ海兵隊の製造するF-35Bはまさしく垂直/短距離戦闘機なのである。

殲ー31はどんな戦闘機であるか、および垂直離着陸バージョンの戦闘機にはどんな優勢があるのかに言及した時、軍事専門家の宋心之は次のように言った。殲ー31戦闘機の研究開発は決して国家としての正式なプロジェクト立ち上げが行われておらず、その離陸重量は約15から20トンの間で、ステルス性能という特徴を持つ新世代戦闘機である。我が国が正式に研究開発中の殲ー20戦闘機に比べ、殲ー31は中型第4世代戦闘機に属し、一方殲ー20は大型第4世代戦闘機である。2機種の戦闘機はいずれも双発を採用している。

宋心之は、中国がもし垂直/短距離バージョンの殲ー31を研究開発するならば、それは以下の機能を持つべきだ、とする。すなわち、その1、空母あるいは強襲揚陸艦上での発着に適合する。その2、野戦飛行場、短く狭い滑走路での使用に適合する。垂直離着陸戦闘機の優勢は飛行場の条件の制限を大幅に低下させられることにあることが見て取れる。

技術的ハードルは非常に高い

垂直/短距離離着陸技術の戦闘機は非常に複雑で、アメリカのF-35B垂直/短距離離着陸戦闘機はすでに研究開発されて20年であり、就役は間もなくであるが、その技術の成熟度、信頼性など関連の難題は終始消し去られておらず、いくつかの問題は甚だしきに至っては今に至るも依然米軍の頭を痛ませて止まない。例えばF-35戦闘機はいくつかの発着場所ではその垂直離着陸機能を使用することができない。報道によれば2008年には早くも、米軍はもうF-35B戦闘機にエンジン尾部から出るガスの熱が空母甲板の温度が高過ぎになる結果をもたらす問題が存在し、飛行機が飛び立つ時、エンジンが排出する尾部のガスが直接空母甲板に吹き付け、その高温は甲板上の鋼板を軟化させるのに足り、甲板下層構造の変形をもたらすことに気付いた。2008年から、米軍はもう解決方法を大いに苦しんで探し求めているが、今に至るも依然彼らを満足させる解決の道は探し出されていない。

また、F-35戦闘機の弾薬コンパートメントのスペースが狭小であるという問題もずっと嫌というほど非難されている。

宋心之は、垂直/短距離離着陸バージョンの殲ー31の研究開発は容易なことではなく、その中でエンジンこそが障害だ、と指摘する。第4世代機の推力:重量比は一般に10前後に到達する必要があり、一方第3世代機の推力:重量比は7〜8である。殲ー31は第3世代機のエンジンを使用し、それ自体すでに動力不足の問題が存在する。中国がもし垂直/短距離離着陸バージョンの殲ー31戦闘機を開発するなら、まず動力の問題を解決する必要がある。「垂直離着陸戦闘機は美麗な落とし穴であり、軽易に追随してはならない。」 だがもし条件が具備されたら、試してみてもよい。


 まあ仮に実現しても1世代前の戦闘機に負けるようなものになっては意味ないでしょうし。

4月26日

 中国・パキスタン・インド関連です。

http://military.china.com/news/568/20150420/19552462.html


中国がパキスタンに8隻の潜水艦を販売することはあるいは核大戦をもたらすか? 専門家:悪意をもった騒ぎ立てが露骨すぎる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

ここ何年か国際軍備市場でディーゼル・電池潜水艦の交易は見慣れてしまって少しも珍しくないが、ひとたび中国とちょっと関係するともう事情が違ってくる。4月17日、アメリカのブルームバーグ社の報道は、中国国家主席のイスラマバード訪問の期間、中国・パキスタンは8隻のディーゼル・電池潜水艦販売の契約を締結することになるとし、ブルームバーグ社はこのあり得る購入計画を「インド洋における核による衝突のリスク増加」の高みにまでエスカレートさせている。だが専門家は、この種の悪意の騒ぎ立ては露骨すぎると考える。ここ何年かインドは少なからず潜水艦購入契約を締結しており、甚だしきに至っては原潜を賃借しており、パキスタンもかつて多くの国に潜水艦購入を求めたが、「まさか中国が潜水艦を売ることだけがインドとパキスタンの核大戦の危険を増加し得るというのだろうか?」

パキスタンが中国の潜水艦の購入を欲すると伝えられる

ブルームバーグ社ウェブサイト17日の報道は、中国国家主席習近平のイスラマバード訪問の期間、中国がパキスタン向けに8隻の通常動力潜水艦を販売することを確定した可能性が高いとし、かつ「これはパキスタンが海上から核兵器を発射する能力を獲得し、もって競争相手のインドの歩みに追いつく第一歩である。」とした。アメリカの「セキュリティニュース」の報道は、中国の潜水艦が039A/041元級から派生したS-20輸出型であるのか、あるいはオーダーメイドされる設計なのかはまだはっきりしない、とする。もしこの契約が締結されたら、それは中国・パキスタン間最大の交易となる。信じられているところによれば、1隻あたりの潜水艦の価格は2.5から3.5億アメリカドルまでの間である。

インド・パキスタン間の潜水艦に関する隔たりは顕著である。ブルームバーグ社は、インドは2009年に同国初の原子力動力弾道ミサイル潜水艦に対し航海試験を行った、とする。先週火曜、インドはその国防予算を11%増加させ、400億アメリカドルに到達させた。また6隻の原潜の建造を批准した。報道は、現在インドは1隻の原潜を持つ他、さらに13隻のディーゼル・電池潜水艦を持ち、これは主にロシア製「キロ」級およびドイツの潜水艦であるとする。インドはさらに一段と力を入れてディーゼル・電池潜水艦隊を発展させつつある。2005年、インドはフランスと6隻の「スコルペヌ」級通常動力潜水艦を導入する「75Aプロジェクト」を締結し、2017年に引き渡しが完了する計画である。一連の遅延を経てはいるが、今年4月6日に初のフランスから導入する国内で建造された「スコルペヌ」級潜水艦がついに進水した。またインドはさらに75Iプロジェクトを制定し、これは6隻のAIP潜水艦調達に用いる。一方パキスタンの潜水艦の数はインドの1/2に満たない。アメリカの「セキュリティニュース」の報道によれば、現在パキスタンは5隻のフランスの潜水艦を装備しており、それぞれ1979年と1980年に獲得した2隻の「アゴスタ-70」、さらにもう3隻のAIPシステムを装備した「アゴスタ-90B」である。だが2隻の「アゴスタ-70」潜水艦はすでに就役の極限に近づいている。

パキスタン、優の中から優を選ぶことを希望

パキスタンが中国の潜水艦を購入することは関心を引き起こすが、中国の潜水艦は明らかに決してパキスタンにとって唯一の選択というわけではない。「セキュリティニュース」ウェブサイトの報道は、パキスタンは8隻の中国の潜水艦購入を計画するのと同時に、さらに継続してフランス、ドイツ、そしてイギリスの潜水艦を求めている、とする。

だが「セキュリティニュース」はこれは明らかに決して容易ではないと考える。パキスタン軍は少し後、フランスがすでにパキスタンの技術移転の要求を拒絶していることを認めた。何故ならフランスはすでにパキスタン市場に比べはるかにより金が儲かるインド市場に転向しているからである。イギリスからディーゼル・電池潜水艦を獲得するというのも聞いたところあまり信頼できない。何故ならイギリスは1990年代以来もう通常潜水艦を建造あるいは装備しなくなっているからである。イギリス最後の4隻のディーゼル・電池潜水艦はカナダに売却済みである。ドイツもあるいはいかなる中古潜水艦も提供したがらない、あるいはする能力を持たないかもしれず、何故ならドイツにはそれがほとんどなく、あるいは少なくともパキスタンが必要とする潜水艦はないからである。ドイツの会社は現在新型の214型、209/1400型、210型潜水艦を提供している。だが当然その他の可能性も存在する。ドイツとトルコは2011年に協力してインドネシア向けに、209型潜水艦を賃貸および新たに建造する方案を提供した。だが最終的にインドネシアは韓国の改良型「張保皐」級潜水艦を選択した。トルコ工業界の当局者は、もし必要ならば自分たちはパキスタン向けに潜水艦を提供する準備がある、としている。トルコはパキスタンの最も親密な同盟国の1つであり、パキスタンがトルコの209級潜水艦を購入する可能性は存在する。だがパキスタンの安全保障業務工業当局者は、イスラマバードはより新しい設計を必要としている、と語る。

インド・パキスタン核大戦のリスクを増加?

インド・パキスタンは多くの国が製造した潜水艦を持つが、ブルームバーグ社の見たところ、ほとんど中国の潜水艦だけが核兵器を発射し、かつこの地域のバランスを打破するということのようだ。

ブルームバーグ社の騒ぎ立てに対し、中国の専門家はこの種の悪意の騒ぎ立ては露骨すぎる、と考える。ここ何年か、国際的にディーゼル・電池潜水艦が売られることは少なくないのに、これが中国の番になればすぐ核による衝突と関連付けるのである。この専門家は次のように語る。インド・パキスタンというこの核実験を行ったことがある国を例にすると、インドはフランスの「スコルペヌ」級ディーゼル・電池潜水艦を購入し、ロシアの「キロ」級潜水艦を購入し、ロシアの原潜を賃借し、一方パキスタンはフランスの「アゴスタ-90B」級ディーゼル・電池潜水艦を購入したが、どこかの西側メディアがしゃしゃり出て核の危機を引き起こす可能性を語るのを全く見たことはなく、中国がパキスタン向けに何隻かの通常動力潜水艦を輸出するとある情報が言った時だけ、すぐ地域情勢の緊張を引き起こすと言うのであって、その意図がどこにあるのかは言わずとも明らかである。(章節 劉揚)


 まあ確かにこれに関しては中国だけが悪いわけじゃないでしょうね。

















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