コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその131

5月4日

 北朝鮮関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150502/19616894.html


韓国メディア:北朝鮮、去年7月から中国映画の放送を停止

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「北朝鮮の映画(資料画像)」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

原題:韓国メディア:北朝鮮、ソ連の古い映画を連続して放送 北朝鮮・ロシア関係、不断に高まる

参考情報ネット5月2日の報道 韓国メディアは、朝鮮中央テレビ局は連続数ヶ月ソ連の古い映画を放送し、一方中国の映画は冷遇を受けている、とした。

韓国連合通信社4月30日の報道によれば、朝鮮中央テレビ局は29日夜8時50分に第二次世界大戦時期のソ連の反ファシスト戦争の物語を描いた映画を放送した。

報道は、このテレビ局は毎月アフレコの外国映画を1〜2回放送しているが、ハリウッドの大作など商業映画は含まれず、主に戦争を背景とし、社会主義理念と愛国主義思想を注入するソ連映画や中国の革命映画である、とする。今年1〜4月、朝鮮中央テレビ局はすでに4作の戦争や革命を題材とするソ連映画を放送しているが、去年7月から現在まで中国映画は放送されていない。

報道は、ロシアはまもなく5月9日に祖国防衛戦争勝利70周年記念閲兵式を行い、北朝鮮最高指導者金正恩が出席する可能性が高い、とする。ある分析は、北朝鮮のテレビ局がソ連映画を放送することは、あるいは最近不断に高まっている北朝鮮・ロシア関係を反映しているのかもしれないと考えている。


 金正恩の出席はなくなったようですがそれは本題じゃないんで置いておきます。私は北朝鮮が本気で中国から離れてロシアに接近することができるとは思えず、すねた態度を取って見せて中国の顔色をうかがっているように感じるんですが。

 アジア諸国の潜水艦関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150502/19617136.html


ロシア、タイ海軍が潜水艦購入の提案を提出、とする 中国の元級の勝利が有望

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国海軍新型通常潜水艦」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事工業総合体ニュースネット4月30日の報道によれば、ロシア世界武器貿易分析センターは4月29日、タイ海軍司令部は最近すでに政府に向け非原子力動力潜水艦購入計画実行の提案を提出し、中国の041型元級潜水艦の勝利が有望である、と指摘した。

タイ海軍司令ガイソン ツァンスワニー上将は「バンコクポスト」のインタビューを受けた時、関連の文書はすでに政府秘書所に提出され、遠くない将来研究がなされるはずだ、とした。このためタイ海軍司令部はすでに専門委員会を成立させ、海軍司令補佐によって指導され、責任をもって通常潜水艦建造請負商選択の決定をなすという。

ロシアのシンクタンクはこの前報道し、タイ海軍は今後何年かで3隻にも達する潜水艦を購入する計画である、とした。財政資金が欠乏しているため、いくつかの段階に分けて購入することになる可能性がある。購入価格は10億アメリカドルと見積もられる。もし政府が相応の資金を拠出すれば、タイは今年年末までに潜水艦供給の件につき価格の問い合わせを提出すると見られる。

この前、タイの専門家が行った初歩的評価の枠組み内で、ロシアはタイ向けに636型ディーゼル・電池潜水艦を推薦し、中国は041型「元」級潜水艦を推薦し、ドイツのティッセンクルップ船舶システム社は209/1400型および210型潜水艦を推薦し、韓国の現代重工はHDS-500RTN潜水艦を推薦し、スウェーデンのSAAB社はA26型将来潜水艦を推薦した。韓国のデーウー造船および海洋工程社も競争に参加し、209型「張保皐」級潜水艦をプッシュすることになる。

(頑住吉注:これより2ページ目)

今年4月初め、タイ国防大臣のバーウェイ ウェンスーワンは中国訪問直前、自分は北京で2隻の価格360億タイバーツの通常潜水艦購入の可能性を初歩的に討論するつもりである、とした。後にタイ海軍司令ガイソン ツァンスワニー上将は4月27日、自分はタイ代表団の1人として中国を訪問済みで、その目的はロシア製部品を使用する「元」級潜水艦を実地に理解することだった、と確認した。

タイ海軍司令部が成立させた専門委員会は各方が推薦する潜水艦の性能、維持保護の範囲、人員養成訓練計画を評価することになる。この目的のため、委員会メンバーは韓国、中国、ロシア、ドイツ、スウェーデンを訪問するつもりである。3ヶ月の時間を必要としてやっと決定がなせると見られる。

タイ海軍司令は、全体的に言って必要な潜水艦建造や人員養成訓練の時間を考慮すれば、全潜水艦供給のプロセスは5〜6年を必要とする可能性がある、とする。

現在タイ海軍には潜水艦が装備されていない。また大部分のアジア太平洋地域の国は、ベトナム、マレーシア、インドネシア、シンガポールを含め、すでに最近の何年かで潜水艦を得ている。(編集翻訳:林海)


 台湾やフィリピンも潜水艦を欲しがっており、アジアの潜水艦「密度」がどんどん上がっていくことになるんでしょうか。潜水艦は高価ですがコストパフォーマンス的には最高だとも言われますしね。

5月5日

 中ロ関連です。

http://military.china.com/news/568/20150430/19612688.html


中ロの4大トップクラスプロジェクトが明るみに:あるいは月に宇宙基地を建設か

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「月に基地を建設する計画はすでに多くの大国によって日程に上げられている」)

ロシアの「モスクワ時報」ウェブサイト4月29日の報道は、まさにロシアと西側がウクライナ問題で論争が絶えないという時、モスクワと北京の関係はまもなく到来するヘリ交易および中ロ宇宙ステーション対話と共に急速に高まっている、とする。報道は、中ロ両国は合同でミルー26ヘリをグレードアップし、共に月面基地を建設し、S-400ミサイルシステム交易を達成させ、かつ大型旅客機を研究開発する可能性がある、と考える。

4月28日、ロシアの副首相ドミトリー ロゴージンは杭州を訪問した時、5月に中国と合同で開発する軍民両用ヘリの計画を確定させ、かつさらに両国が共に月に基地を建設する協力の模式を探索することになる、とした。最近のこの一連の外交活動は、ロシアが中国に対し軍事および航空宇宙技術を開放することを示している。

2015年4月、中国はロシアのS-400先進防空システム購入を許された初めての国となった。このシステムは現在世界で最も強大な武器の1つである。だがロシア国有連合航空製造社(UAC)は3月、ワイドボディー旅客機合同開発の件は2021年になってやっと準備が整う、とした。「まさに我々が期待したように、ロシアと中国は隣人であるだけでなく、関係が密接な2つの国である」とロゴージンは言う。

西側諸国はウクライナ危機の中でロシアに対し制裁を加え、このことはモスクワと北京が国防協力方面で関係を強化することを促した。10年近い談判を経て、ロシアは去年5月に中国と期間30年、金額数十億アメリカドルの天然ガス交易契約を締結することを宣言し、その後両国はさらに多くの貿易協定を締結した。「週刊ジェーン安全保障業務」の分析家であるベン マールは、中ロが協力を強化するのは決してただ単にウクライナ危機問題ゆえにではない、とする。「これは深思熟慮を経た政策である。ロシアは専業技術方面から中国の新興プロジェクトに対し影響を与えることを希望しており、何故ならこうしたプロジェクトには全て巨額の投資があるからだ。」

「モスクワ時報」はロシアと中国の協力の展開があり得る4項目のスーパークラスの技術プロジェクトを列挙した。

ミルー26ヘリの近代化

去年6月、ロシアの国防工業を掌握管理するロゴージンは、中ロは合同でソ連時代のミルー26ヘリをグレードアップする、と言明した。新たなヘリは大型輸送ヘリの小型バージョンとなるだろうが、搭載重量は同様に15トンに達し得る、とロゴージンは言う。

ロゴージンは4月28日、このヘリに関する最終決定は5月に確定し、最終的な製品は主に中国によって使用されるが、ロシア空軍編隊の中にもそれらの姿が見られるだろう、とした。「我々はこれは商業プロジェクトであると考えており、何故なら我々はすでに自らのミルー26ヘリを持っているからだ。だがロシア連邦も新たなヘリを使用する可能性がある。」

中ロの月面基地

ロゴージンは中国で次のように語った。両国は月の研究の合同での展開を決定すること、および双方のロシアのグロナス(GLONASS)ナビゲーションシステム方面での協力を積極的に討論した。「我々は、中国に当初における協力パートナーの身分をもって月面研究ステーションの建設に参加させることを討論中である。」 去年12月、タス通信社はこのロシア航空宇宙局によって起草された月探査計画を発表した。この計画は、2050年までの総投資が12.5兆ルーブルに達すると予測しているが、経済が急速に悪化しているため、現在まだロシア政府がこの計画に全力で投資するか否か分からない。元ロシア航空宇宙局局長のオレグ オスタパンコは2014年11月、月面基地を討論する他、中国はさらに自らの国土でロシアの宇宙ロケットを生産することを渇望している、とした。

S-400ミサイルシステム

4月、ロシアの同意を経て、中国はS-400先進対空ミサイルシステムを購入する初めての国となり、このことはロシアはもはや中国が国内でこの技術を複製することを心配していないということを示している。ロシア国防輸出社会長アナトリー イサイジンはこの交易を言明し、中国は4〜6セットのS-400システムを購入することになり、総額は約30億アメリカドルとなる、と言明した。S-400防空システムは400kmの範囲内で多くの空中目標をロックオンできる。この交易は2017年に完成するとされる。

大型旅客機

去年、ロシア連合航空製造社(UAC)は、中国商用飛行機有限会社(COMAC)と合同で長距離ワイドボディ大型旅客機を開発する計画であると言明した。

3月末、ロシア連合航空製造社会長ユーリ スリューサは、この旅客機は2025年に大量生産に投入され、250〜280名の乗客を搭載できる、とした。スリューサの予測によれば、このプロジェクトの金額は約130億アメリカドルで、ロシアは大部分の投資が中国によって負担されることを希望している。(知遠/北風)


 ロシアが金のある中国を利用している色彩が強いようですが、もちろん中国にも大きなメリットがあるのは確かでしょう。

5月6日

http://www.hinews.cn/news/system/2015/05/05/017536760.shtml

 最近における殲ー20試験飛行時の特殊機動に関する画像、というんですがこれ理屈上は本当にこういう飛び方してなくてもこういう画像は撮れますよね。ちなみに「背中」から湯気みたいなのが出てますが、そのたなびき方からしてかなり低速ではないかという気がします。

 これまで布に包まれて分からなかった「アーマタ」の砲塔が公開されました。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-05-05/230381_2627262.htm


ロシア軍勝利の日閲兵第二回夜間リハーサル:T-14など新鋭戦闘車両の真の姿が全て明らかに

期待されてすでに久しいT-14「アーマタ」戦車がついに真の姿を露出した。多くのディテールが人に1つ1つ見ている暇もなくさせる!

5月5日早朝、ロシア勝利の日大閲兵部隊は第二回夜間リハーサルを完成させた。

その中で最も人の注意を引くのは、過去何度も明るみに出た中では必ず厳密に秘密保持されていた多くのロシア軍最新世代新型陸戦武器であり、T-14「アーマタ」メインバトルタンク、T-15大型歩兵戦闘車、クルガン人-25歩兵戦闘車(2種の車両タイプ)、「連盟-SV」自走砲等々を含め、全部覆っていた布を取り除き、真の姿を露出した!

(頑住吉注:以下本文は同じなのでキャプションのみ紹介していきます。2ページ目)「アーマタ」戦車の砲塔頂部の武器遠隔操作ステーションは非常に目立ち、しかも各種センサーが密に分布している。全方向自衛能力を持ち、各種対戦車武器に対する防御が強化されていると初歩的に推測される。

(頑住吉注:3ページ目)「アーマタ」は全方向自衛能力を持ち、各種対戦車武器に対する全方位の探知計測、迎撃、防御能力が専門に強化されていると初歩的に推測される。

(頑住吉注:4ページ目)砲塔左側の凹んだ区域に注意。実際上全砲塔が「でこぼこだらけ」である。もし無人砲塔であるというのが本当なら、おそらく別種の考え方の筋道を用いて伝統的な厚い重装甲の設計を扱ったようだ。

(頑住吉注:5ページ目)「アーマタ」の俯瞰図:砲塔頂部は完全に封鎖され、出入りするハッチはなく、武器ステーションを用いて伝統的な人が操作する重機関銃に取って代わらせている。しかも垂直発射の防御武器システムらしきものが装備されている!!

(頑住吉注:6ページ目)「アーマタ」砲塔の特写

(頑住吉注:7ページ目)「アーマタ」砲塔を後ろから見たディテール

(頑住吉注:8ページ目)「アーマタ」砲塔頂部の武器ステーションのディテール

(頑住吉注:9ページ目)「アーマタ」戦車のシャーシのエンジン部分のグリル装甲。これはロシア軍が都市作戦の経験や教訓に依拠して出した結果に違いない。

(頑住吉注:10ページ目)クルガン人-25歩兵戦闘車の俯瞰図。

(頑住吉注:11から19ページ目はキャプションなし。20ページ目)この7枚のCG画像はロシアのウェブサイトが今回の夜間リハーサルに伴って同時に放出したものである。閲兵の助けを借り「ソーセージを切る」(頑住吉注:ドイツの「徐々に進む」という意味の戦術の名称を訳したものらしいです)方式を用いて新世代の陸戦のエースをひけらかすロシアの効果は非凡である!

(頑住吉注:21ページ目)T-15大型歩兵戦闘車

(頑住吉注:22、23ページ目)クルガン人-25戦闘車(2種の車両タイプ)

(頑住吉注:24ページ目)「連盟-SV」自走砲

(頑住吉注:25、26ページ目はキャプションなし。27ページ目)以後はロシアの今回の閲兵リハーサル現場のより多くの画像。


 砲塔の感じは確かに従来のロシア戦車とは全く異なりますが、未来的というよりは何だか第二次大戦当時のイギリス戦車のそれにやや似ているような印象を受けます。戦闘力がどうなのかは見ただけでは分かりませんが大いなる意欲作であるのは確かでしょう。

 中国の航空関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/04/30/017528795.shtml


中航工業の熱気球の飛行高度、世界新記録を作る 8,400m

【グローバル航空報道】 4月26日、高空翼装無酸素飛行活動が内モンゴル自治区の錫林郭勒盟正藍旗烏日図塔拉(頑住吉注:どこでどう切れているのかさえ分かりませんが。ちなみに「翼装」というのは時々テレビで取り上げられているムササビみたいな恰好で空を飛ぶ奴です)で予定通り行われた。今回の活動に参加した高空熱気球は全部中国航空工業集団社(中航工業)所属のメンバー機関である中航工業航空宇宙が研究開発、生産したものであるとされる。

飛行活動中、中航工業が研究開発、生産した高空熱気球は「アジア翼装飛行の第一人者」張樹鵬を載せ、成功裏に海抜8,400mまで飛行し、熱気球の飛行高度の新たな世界記録を創造し、熱気球飛行高度の歴史の新紀元を開いた。説明によれば、中航工業が研究開発、生産する高空熱気球はまだ8,400m以上のさらに高い高度まで飛べるという。

熱気球の飛行高度が海抜8,150mに達した時、「アジア翼装飛行の第一人者」張樹鵬はその熱気球から身をおどらせて飛び降り、成功裏に海抜8,150mの高空無酸素翼装飛行に挑戦し、以前の8,100mの高空無酸素翼装飛行記録を塗り替えた。

現在、通常の熱気球の上昇限度は3,000mである。熱気球の高空飛行を実現するために、中航工業航空宇宙社は高空の低温、低圧、低酸素の不利な環境的要素を克服し、飛行員の保障と乗員の安全を基礎に、これまでの熱気球の成熟した技術を吸収することを基礎に、燃焼機と吊り下げ籠の設計の上で大胆な創新をし、その改良された技術は成功裏に国家の多項目のパテントを申請済みで、多項目の国内の空白を埋めた。


 だからどうしたという感じもしますが、これも現在の中国の「航空熱」を示すものの1つと言えるのでは。

http://view.inews.qq.com/a/MIL2015050101010801?refer=share_hotnews

 検索したんですが画像はこれしか見つかりませんでした。これでは「大胆な創新」の内容は分からないです。

5月7日

http://military.china.com/important/11132797/20150504/19621406.html


香港メディア、解放軍の091原潜の騒音は大きい、とする:真の脅威は構成せず

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:091原潜」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

参考情報ネット5月4日の報道 香港の「南華朝刊」ウェブサイト5月3日発表の「海軍専門家、中国の対海賊パトロールを行う潜水艦の騒音は大きすぎる」という題の報道は、中国は最近アデン湾の対海賊任務の中に1隻の原潜を配備し、この挙はその隣国に不安を感じさせる可能性があるが、海軍専門家は騒音問題ゆえに091型原潜はいかなる真の脅威も構成し得ないとしている、とした。

専門家は、国際社会は騒音レベルがより低く、より先進的な中国の通常潜水艦に関心を注ぐべきだ、とする。

中央テレビ局軍事チャンネル4月26日の報道は、中国海軍の1隻の原潜がすでに海賊が猖獗するアデン湾で期間2ヶ月の航路護衛任務を完成させ、かつすでに山東省の青島基地に戻っている、とした。評論家は、テレビの画面はそれが091型原潜であるのをはっきり示した、とする。

これは中国国営メディア初めての、中国がアデン湾海域の対海賊任務の中に原潜を配備した事実の確認だが、海外メディアはずっとこの状況を暗示していた。

マカオの軍事専門家である黄東は次のように語る。「このことは中国海軍が間違いなく透明度を高め、もってアメリカの批判に答えることを希望していることを説明している。だが中国海軍に透明度を高めることを迫った1つの重要な原因は、091型原潜がごく容易にアメリカ海軍によって偵察されたことであるが、中央テレビはこのことについて決して報道を行っていない。」

アメリカの「シーパワーマガジン」が2007年3月に発表したある文章は、この機種の潜水艦は1950〜60年代の技術を基礎とし、騒音が比較的大きいが、ここ何年か以来行われた何度かのグレードアップ改造はすでにそれを非常に大きく改良している、とした。

ベルギーの海軍分析者であるフレデリック ファンロケルンは、091型原潜には「作戦価値はなく、訓練にしか使えない」とする。

だが北京の海軍軍事専門家である李傑は、中国はすでに最大の努力を尽くしてこの原潜の騒音を減少させており、中国は過去40年内この原潜に対し数回のグレードアップ改造を行った、と語る。

李傑は、「過去20年間の中国海軍の潜水艦に対する使用は、091型原潜が決してアメリカメディアが言うように騒音が巨大ではないことを示しているが、091型原潜の騒音レベルが同一時期のアメリカ海軍のオハイオ級原潜のように低くないということも認めるべきだ。」とする。

李傑は、アメリカの原潜に比べ091型原潜はおよそ20年立ち後れているが、それは依然アメリカ空母に対し脅威を構成し得る、と語る。

黄東は、「中国の通常潜水艦はすでに国際的な標準に到達している‥‥いくつかは『非空気依存推進システム』を装備済みで、水中の待ち伏せ時静寂を保持することができる。」と語る。

039型潜水艦の容易に探知計測されない特性は中国の全世界の武器市場でのシェア拡大を助けた。パキスタンメディアの最近の報道は、同国は50億アメリカドルを出資し、8隻のこの型の潜水艦を購入することになるが、これは中国最大の潜水艦受注となる、とした。


 中国の潜水艦の騒音レベルが大きく改善されつつあるのは確かなようですが、結果として探知困難なほどになっているのか、非常に大きな騒音から大きく改善されても相変わらず楽に探知できる程度なのかはよく分からないですね。ただ仮に後者でも、いつまでもその状態が続くとは限らないわけです。

 無人機の海バージョンといいますか。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/05/04/017534232.shtml


今後10年で海軍の水上・水中無人システム市場は154億アメリカドルに達することに

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:アメリカ海軍の無人潜航器」)

中新ネット5月4日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、海軍の水上、水中無人システム製品は今後10年で急速に発展し、国際予測会社はこの市場の今後10年の生産量が29,550セットに達し、市場価値は154億アメリカドルに達することになると予測している。

海軍の水上、水中無人システム製品は主に魚雷、無人潜航器(UUV)、無人水上艇(USV)に分かれ、海軍はUUVやUSVを利用して近海パトロールや対機雷任務を執行できる。国際予測会社の高級無人システム分析者であるラリー ディクソンは、「魚雷の販売額はこの市場の半分以上を占め、81億アメリカドルに達する。USVとUUVはそれぞれ61億アメリカドルと12億アメリカドルである。だがUUVとUSVの市場は急速に成長しつつある。」 国際予測会社は、海軍の無人水上・水中システム市場全体の生産量は今年の2,722セットから2018年の3,243セットまで増加し、2022年には2,340セットまで低下することになり、こうしたシステムのコストがどんどん高くなることを考慮すると、製品価格は2015年の10.44億アメリカドルから2024年の20.65億アメリカドルにまで上昇することになる、と考える。

多数の会社は1つの領域でのみ優勢な地位を占めているが、多くの領域で競争力を持ついくつかの会社もある、とされる。今後10年の生産値の分析に照らせば、魚雷の先んじたメーカーおよびその製品には、ライセオン社(MK54)、アトラス電子社(DM2A4)、Roketsan (Akya)、三菱重工(12型)が含まれる。アトラス電子社は使い捨て掃海プラットフォーム領域でも先んじた地位にあり、開発した「シーフォックス」無人水上艇は現在市場で最も成功した対機雷プラットフォームである。一方BAEシステムズ社はまさにその製品「アーチャーフィッシュ」のためにより大きな市場シェアを勝ち取っている。ゼネラルダイナミクス社はその「ソードフィッシュ」無人潜航器に頼ってより大きな遠隔操作無人潜航器市場を獲得することを希望している。「ソードフィッシュ」システムは繰り返し使用でき、主に海軍の対機雷作業に用いる。ECA社のPAP系列製品はすでに成熟した製品で、すでに生産は500セットを超え、ユーザーは世界各地にあまねく分布する。

何十年来、各国の海軍はこぞって海上演習や武器システム試験の時USVを水上目標としており、またUSVはその他の任務も担いつつある。例えば、イスラエルはガザ地区でUSVを使用して海上パトロールを執行し、アメリカはLCS上にUSVを装備する計画で、どんどん多くのヨーロッパの国がUSVの試験を展開し始め、フランス、ドイツ、イタリア、トルコはもうすぐUSVを配備することが有望である。(于憲サ彭飛)


 無人機ではすでにどうしようもないくらい世界先進レベルから遅れてしまった日本ですが、この分野は今から力を入れて行けば世界トップレベルを狙える可能性が充分ありそうに思います。

5月8日

 北朝鮮関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/05/06/017540093.shtml


北朝鮮の新たな衛星指揮所は金正恩の家のそば? 韓国メディア、原因を分析

【グローバル軍事報道】 韓国TYNテレビ局5日の報道は、北朝鮮が最近公開した新たに建造が完成した衛星コントロール指揮所は、グーグルマップの表示が根拠であるが、その地点は金正恩の住所からの距離がごく近い、とした。

文章は、去年9月と今年4月のグーグルの画像の対比によって、平壌普通江区書斎溝付近に新たな建築物が出現し、この施設の外観、周辺の地形や建築物の構造は、北朝鮮メディア今月3日の報道の、金正恩が指揮所を視察した時に放送、掲載された俯瞰図などの関連資料と完全に一致する、とする。指揮所の東北方向400mの地域には大型住宅の小区域があり、信じられているところによればこの小区域内の庭付き豪邸は、北朝鮮最高指導者金正恩がよく居住している住所に他ならない。

韓国連合通信社5日の報道は、この指揮所の地点は金正恩の住所の1つであるらしい、とした。ある姓名を明かされたがらない「脱北者」は、この地点は金正恩が1970年代末から80年代に常時住んでいた場所だ、とする。指揮所以南200mのところには北朝鮮最高人民会議常任委員会委員長の金永南、内閣総理大臣の朴鳳柱などの高官が居住する高級住宅地域である。ソウル大学統一平和研究院の高級研究員である張容碩の分析は、金正恩はしばしば指揮所に行ってロケットの開発や試射関連の状況に対し理解や監督を行う必要があるのかもしれない、と考える。韓国慶南大学教授の梁茂進は、北朝鮮最高指導者として金正恩は先端的武器の開発に関心を注ぐポーズを突出させることを欲しているのかもしれない、と考える。ある分析は、衛星コントロール指揮所が金正恩の住所とこのように近いのは、金正恩の北朝鮮航空宇宙業に対する高度な関心と推進する意志を説明している、と考える。(李大明)


 ならいいんですけど、私はアメリカのステルス機に奇襲されてもすぐ指揮所に行って核ミサイルの発射ボタンが押せるようにでは、とか悪い想像しちゃいますね。

 「殲ー11D」関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/05/06/017540243.shtml


ロシアメディア:中国は殲ー11Dを試験飛行させたが依然スホーイー35の購入を必要とする 殲ー11はまだ充分良くないのだ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近国内の有名軍事フォーラムは最新改良型の殲ー11戦闘機が飛行する画像を明るみに出した。この機の機体ナンバーは『01101』である。」)

ロシア軍事工業総合体ニュースネット5月5日の報道によれば、中国は先週北京ですでに国産戦闘機殲ー11Dの最終定型試験飛行が行われたにもかかわらず、ロシアの多用途で高い機動性を持つスホーイー35戦闘機を購入する必要がある。

殲ー11Dは殲ー11Bを基礎に改修されたもので、一方殲ー11Bはロシアのスホーイー27戦闘機に似ている。あるいは殲ー11Dの最も顕著な特徴はこの機がより近代的な殲ー16戦闘機の航空電子設備を配備したことかもしれない。殲ー11Dはフェイズドアレイレーダーを装備済みで、偵察範囲が殲ー11Bに比べずっと大きく、またさらに多くの目標を攻撃できるだろう。

だが中国は依然としてスホーイー35を必要とし、何故ならスホーイー35は中国が空軍力の上での隔たりを消し去るのを助けることができるからである。もし中国が殲ー11の生産数を毎月2機にまで増加させても、やはり他国との空軍の装備率の上での隔たりを減少させるには不十分である。また、殲ー11がその他の第5世代戦闘機と競争を行うのに充分なほど先進的であるのか否かもはっきりしない。

スホーイー35はスホーイー27をベースにした第4世代++世代戦闘機だが、これに対して一連の顕著な改善が行われている。例えばスホーイー35は超高級性の性能を持ち、より大きな角度をもって攻撃が行え、強大な攻撃設備を装備済みである。さらに空中接近戦を行う優越した性能を持つ。

この他、このロシア戦闘機は機体内燃料の備蓄量を増加させており、この点は特別に中国を引きつける。何故なら中国は海上空間に対する支配の保持を必要とするからである。


 まあ国産戦闘機が充分良くないからこそ輸入を必要とするのだ、というのは当然の評価でしょうね。中国はそれぞれに長所短所があるので短所を補うため、と言いたいようですが。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20150505/19633383.html


台湾、「共産軍が来年台湾を攻撃」のシミュレーションを演習しまるでオンラインゲームのようだと指摘される

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

台湾の「漢光31」号演習のコンピュータ軍事シミュレーションは4日〜8日、5日連続で昼夜を分かたず実施され、「共産軍が台湾を犯す」の仮想をもってし、今年の重点は「応急作戦」に置かれる。

台湾連合ニュースネットは4日、「漢光」演習のコンピュータ軍事シミュレーションの正式名称は「コンピュータ補助指揮所演習」で、使用するプラットフォームはアメリカが導入した「連合戦闘区域シミュレーションシステム(JTLS)」で、「国軍」と「共産軍」が動員できる人員、装備は全て演習翌年の実際の規模をもって基準とする、と明らかにした。今年の演習は台湾「国防大学」教官によって「赤軍」の台湾攻撃が演じられ、「副参謀総長」執行官である蒲沢春によって率いられる防衛の「青軍」によって対抗が行われ、両岸の2016年の実際の兵力規模を根拠に、超大型「オンライン戦争ゲーム」が行われる。馬英九も時間を割いて現場に来て、「両軍の状況」を理解するだろう。報道はさらに、新たに就役する「沱江」号巡視艦、「盤石」号燃料弾薬補給艦、AH-64アパッチヘリ、P-3C対潜哨戒機などの装備も、青軍の「新たな駒」に入れられることになる、とする。

軍事シミュレーション終了後、台湾軍は9月に「実兵検証」を実施し、各部隊は軍事シミュレーションの中で行われた課目、例えば緊急動員、行軍などを実地で演習し、もって実行可能か否かを検証する。台湾当局者は、2016年から「国軍」はもはや新たに義務役兵士を取らず、部隊のマンパワーは減少することになるが、今年の軍事シミュレーションの重点はいかにして応急戦力を発揮するか、例えば平時と戦時の転換、予備部隊の動員、使用への投入などとなる、とした。「国防省連戦所長」の鐘樹明は、「国軍」はすでに2014年年末に「精粋案」組織調整を完成させ、「漢光」演習により「固安作戦計画」の適合性を検証することを希望している、とする。

ここ何年か、台湾の「漢光」演習は基本的に全て「解放軍、台湾を攻撃」をシミュレーションし、例えば2013年の「漢光29」号コンピュータ軍事シミュレーションは、2017年に大陸が軍事力の発展により台湾に対し突撃および全面進攻を実施することを想定した。2014年の「漢光30」号コンピュータ軍事シミュレーションは、「激戦」5日後、「戦闘」は台湾軍の防御瓦解、「解放軍」の武力統一任務完成をもって終わりを告げた。連合ニュースネットは、去年の「漢光30」号軍事シミュレーションの中で、青軍は当初において相手方を海に追い落とすことができず、このため「港封鎖」焦土策を繰り出し、全台湾の多くの主要な港が封鎖されて使えなくなり、赤軍の素早い拡張をできなくさせた、とする。この挙は、もし戦争に勝利しても港が非常に長い時間を要してやっと運行を回復できることを示し、甚だしきに至っては共倒れ戦法と呼べ、その時あえて採用するか否かは、事後の検討の中で非常に大きな論争を引き起こした。さらにある分析は、今年の演習が「台湾攻撃」の時期を2016年に設定していることは、来年の台湾「総選挙」と無関係ではない、とする。(林曦)


 やっぱり日本とは真剣度が違う気がしますね。個人的には「焦土戦術」に反対する論拠に興味があります。

5月9日

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-05-07/230434_2628562.htm

 中米ロ日印のトップクラス武装ヘリのコックピットの比較、という画像集です。

 中国の潜水艦関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150506/19640061.html


中国のAIP潜水艦のエンジン出力は国外の同類エンジンの出力に比べ117%の増加

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ニューバージョンの039B潜水艦が再び姿を現す:艦橋頂部に神秘の『三本線』現る」)

近年来、中国の多くのタイプのAIP(非空気依存動力システム)動力潜水艦が続々就役し、その性能は世界に先んじた水準に達しているとされる。しかし潜水艦技術の秘密保持の程度は非常に高いので、中国のAIPシステムの具体的パラメータは全面公開されたことが全くない。最近、人民日報の労働節の報道の中で、中国の「新型スターリングエンジン」の出力が導入した国外製品に比べ117%向上していることに言及され、これは公開された情報が中国のスターリングエンジン技術のパラメータの詳細に初めて言及したものである。この先進的なエンジンは我が軍の新型AIPの「独自の秘技」となる。

2015年4月26日の「人民日報」04版が掲載した「『最も素晴らしい職工』が明らかに‥‥労働者は何故美しいのか」との一文の中に次のような話があった。

特殊エンジン領域において、中国船舶重工業集団社第七一一研究所スターリングエンジン事業部特殊エンジンチームは10年近くを経て、完全な自主知的財産権を持つ新型エンジンの研究開発に成功し、これは国外の最も先進的な同類製品に比べ、出力は117%に向上しており、世界初の創造に属し、現在すでに国家次世代艦船への応用計画に入れられている。

711研究所は我が国の通常潜水艦動力システムの主要な研究機構で、かつて多種の潜水艦の動力システムを研究開発し、このうち技術レベルが最高なのは039B型通常潜水艦に応用されるAIP動力システムである、とされる。

039B型潜水艦のAIPシステムが採用しているのはスターリングエンジンで、このエンジンは我が国が1980年代にスウェーデンの技術を導入して研究開発が開始された。報道によれば、スウェーデンが現在国際市場向けにプッシュしている4-275型エンジンには多くのタイプがあり、これには75キロワットおよび110キロワットのタイプが含まれるが、現在国際市場に対し販売されているのは75キロワットのタイプである。中国が当初導入したのは75キロワットバージョンのスターリングエンジンで、国内でのコピー生産成功後、039B型通常潜水艦に用いられた、とされる。

スターリングエンジンの出力は比較的小さいため、一般的に言って直接潜水艦の駆動に用いれば水中では緩慢な航行となる。だが我が国が独創した新型発電技術は潜水艦の水中での緩慢な航行と、メイン電池充電の要求を同時に満足させることができ、このため装備された4台のスターリングエンジンの総出力は日本の「そうりゅう」など同様にスウェーデンのスターリングエンジンを採用して駆動するAIP潜水艦と同じだが、それにもかかわらずより高い戦術の柔軟性を持つ。艦上に搭載された液体酸素が消耗され尽くすまで、潜水艦は終始シュノーケル状態の航行に入る必要がなく、したがって「ミニ原潜」に近い性能を達成する。

こうではあるが、スターリングエンジンの出力が小さいという問題の制限を受け、039B型潜水艦の水中充電速度は比較的遅い。20ノットの航行速度をもって水中を航行すること何時間かの後では、2ノット前後の速度をもって水中を「徘徊」すること数日、やっとメイン電池を満充電にできるかもしれない。スターリングエンジンの出力を上げることが039B型および未来の新世代AIP潜水艦の性能を向上させる重要なカギたる技術であるということが見て取れる。

711所が研究開発した「スターリングエンジン」こそ我が国のこの方面の最新の成果である。2004年の新華社の報道によれば次の通りである。上海711研究所が研究開発したこのスターリングエンジンは、国際水準を備えた科研の新たなる成果である。これにはは20キロワットと100キロワット発電機をそれぞれ連動させる異なるタイプがあり、そのメリットは天然ガス、ディーゼル油、太陽エネルギーも使用できるし、またその他の固体燃料を動力に使用して発電を行うこともでき、しかも排出される汚染ガスは現在市場にあるその他のエンジン全てに比べ小さく、ヨーロッパの排出基準に達するだろうことである。

つまり、我が国のスターリングエンジンは当時すでにスウェーデンの4-275型エンジンの中の出力がより大きい110キロワット型の出力レベルに近づいていたのである。

これをもって推算すると、我が国の新世代スターリングエンジンの出力は160キロワットあるいは217キロワットのはずで(頑住吉注:どういう計算だか分かりませんわ)、新型潜水艦がもし039B同様4台のスターリングエンジンを使用すれば、出力は640〜868キロワット(868馬力〜1,180馬力)に達し得る。このエンジンは充電用発電器と動力システムを同時に駆動する必要がある。ロシアの「キロ」級通常動力潜水艦には、150馬力の巡航用発電器グループ1つと、102馬力の緊急用発電器グループ2つがある。つまり、中国の新型スターリングエンジンは通常動力潜水艦のシュノーケル状態に相当する速度を用いてメイン電池に充電し、同時に依然2〜3ノットの速度をもって潜水艦の低速航行を駆動できるのである。この性能は現在世界で唯一無二であり、もし将来リチウム電池潜水艦の研究開発に成功しても、そのエネルギー密度はディーゼル油とは同列に論じられず、依然シュノーケル状態下で電池のために充電する必要がある。我が国のスターリングエンジン技術に対する突破はすでに中国の通常動力潜水艦の動力システムの性能の、他国の同類潜水艦に対する優勢をさらに一歩拡大させたと言える。


 知識ないんでこれがどれだけ画期的で有用なものなのか私には全くわからんのですが。

 「アーマタ」関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150508/19654261.html


ロシアのT-14戦車、赤の広場のリハーサルの時に故障を発生させる 当局:計画のうち

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「閲兵式のリハーサルでロシア軍のT-14戦車が立ち往生」)

【グローバルネット総合報道】 「今日のロシア」ウェブサイト5月7日の報道によれば、ロシア勝利の日閲兵直前、ロシア最先端の新型T-14「アーマタ」戦車が赤の広場のリハーサルの時に故障を発生させた。1両の「アーマタ」戦車が減速後停止し、かつ最終的に勝利の日閲兵リハーサル終了後にガラガラと現場を離れた。

報道は、ロシアの5月9日の第二次世界大戦勝利70周年を慶祝する閲兵リハーサルの過程で、1両の新型戦車が初めて公衆の前に姿を現し、クレムリン宮殿の方向に向け出発した、とする。一切がスムーズに行われていた時、1両の「アーマタ」戦車が意外にも赤の広場西側のレーニンの墓の前で止まり、この時戦車のエンジンは依然動いていた。

報道はさらに、ロシア当局の戦車を牽引して現場から離す努力が失敗した後、この「アーマタ」は最終的に15分後に再始動し、ついに轟音の中自力で現場を離れた、とする。閲兵の広報員は、今回の事件は元々「計画のうち」だとし、かつ「我々は戦車の撤収の過程を見せたかったのであり、戦車の運転停止は計画のうちだ。」と語った。

「アーマタ」の現有の同類戦車に対しての優越性は搭載する全く新しい設計の125mmスムーズボア砲にある。この火砲は無人砲塔に搭載され、遠距離遠隔操作できる。マズルエネルギーをものさしにすれば、これはメインバトルタンク史上最も強大な火砲である。「アーマタ」戦車は2人しか必要とせず即操作でき、レーダーシステムは半径60マイル(96.56km)内の40の地上目標および25の空中目標が同時に追跡できる。この戦車はさらに全自動の戦車に発展することが有望である。(実習編集翻訳:魏マY 原稿チェック:聶魯彬)


 まあ初期に故障が起こるのは普通のことで、だからといってダメな戦車だなんてことにはなりませんが、言い訳はちょっと苦しい感じですね。以前、全部の乗員を隔離された部屋内に置いて全てを遠隔操作するならいっそ無人戦車にして後方から遠隔操作した方がいいのでは、旨書いたことがありますが、やはり無人化も検討されているようです。ただしその場合故障したら全くお手上げになりますわな。

5月10日

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-05-07/230438_2628660.htm

 トルコのセキュリティショーで展示された装甲車両群です。最初に登場するのは古典的な軽戦車の現代版みたいに見えますが後部に歩兵の収納スペースがあって、メルカバのミニチュア版みたいな感じを受けます。

 台湾の演習関連です。

http://military.china.com/news/568/20150507/19645897.html


台湾軍、解放軍ミサイルの台湾攻撃をシミュレーション演習:レーダー陣地、迅速に破壊される

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

台湾「国防省」は4日から連続5日の「漢光31」号コンピュータ軍事シミュレーションを行っている。6日、馬英九自ら2016年における大陸の台湾攻撃シミュレーションを視察し、三軍が反攻を行うのを指揮した。

「漢光31」号コンピュータ軍事シミュレーションは6日第3日目に入った。台湾の「中国時報」は、それは2016年に大陸が台湾に対し攻撃を発動することをもって仮想状況とし、台湾軍は両岸の兵力パラメータを全て大型コンピュータシステム内にインプットし、演習を行い、このうち「赤軍」(攻撃側)は台湾「国防大学」教官によって担当され、「青軍」(防衛側)は慣例により参謀本部および三軍司令部によって組成される、とする。軍当局者は、今年の漢光軍事シミュレーションの内容は、大陸が演習を理由に台湾海周辺の海空域を全て演習区域に画定し、その兵力集結の完成後、台北地域に対し奇襲を発動し、「『首都』攻防ゆえに初戦が即決戦であり、赤青軍双方は精鋭を出し尽くし、攻守は激烈である」と明らかにした。報道は、大陸の空母はまだ決して出動しておらず、「赤軍」が取るのは斬首戦法であり、第一波はミサイルをもって台北地域のあらゆる軍・政治目標を攻撃し、これには「総統府」、「国防省」など、および台湾本島の各軍事飛行場、軍港、レーダーおよびミサイル陣地などの重要施設が含まれ、台湾の指揮系統を麻痺させることを企図し、「軍事シミュレーションの戦況は相当に惨烈で、我が空軍実戦機は第一波の攻撃の中での損害がすこぶる大きい」とする。

想定に照らせば、軍事シミュレーションが第3日目に入った後、台湾は戦力を回復し、すぐ反撃段階に入る。「自由時報」は6日、今年の「漢光」軍事シミュレーションでは大陸が大量のミサイルを用いて台湾の飛行場および遠距離早期警戒レーダー陣地を破壊した後、直接台北で激烈な攻防を行う、とする。「連合夕刊」は、「赤軍」は5日夜公海で命令を待ち、6日早朝に「青軍」はすでに海空連合の迎撃を発動しており、「赤軍」の上陸を阻止して滞らせることを企図し、一方「赤軍」上陸部隊は7日払暁に台湾の某港を奪取しあるいは上陸を行うと事前に判断し、「青軍」は敵軍の主力がどこに配備されているか視察しているところだ、と明らかにした。(陳明宇)


 うーん、台湾側は開戦時に大打撃を受けたら「戦力を回復し、すぐ反撃段階に入る」のは無理なのではと思うんですがどうなんですかね。空母の出動がないというのは2016年にはまだ実戦に使える状態にはないという判断でしょうか。

 北朝鮮関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/05/08/017548634.shtml


北朝鮮、第3回潜水艦発射弾道ミサイル試験を行う 射程はアメリカをカバーし得る

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「資料画像:北朝鮮潜水艦の『ミサイル発射サイロ』が明るみに」 続いて2枚目。「資料画像:アメリカは北朝鮮がソ連のSS-N-6ミサイルをコピー生産しており、試射した潜水艦弾道ミサイルの原型かもしれない、とする」)

中新ネット5月8日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、報道によると北朝鮮は沿海の都市である新浦の水中試験プラットフォームから新たな潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の第3回発射試験を行った。

アメリカ国防省当局者は、この新たな発展は、北朝鮮がその核兵器能力を増強する企図の一部分である、とする。

KN-11ミサイルのこの前の試験は2015年1月および2014年10月に行われた。第1回試験は海上プラットフォーム上で行われ、第2回試験は陸上基地静止状態のプラットフォームで発射が行われた。

分析によれば、こうした試験は先進的な水中核打撃能力を発展させることが北朝鮮の高度に優先されるクラスのプロジェクトであることを示している。

報道によれば、北朝鮮はその新浦南造船工場で新型ミサイルを開発中である。

ペンタゴンのスポークスマンであるジェフリー プール中佐はこれについてコメントするのを拒絶し、その試験の詳細は秘密保持されている、とした。

元国防情報局当局者ブルース ベックドールは、「潜水艦はプラットフォームにアメリカ大陸、アラスカ、ハワイを射程内にカバーした時にミサイルを発射させるようにできる」とする。

「このため、この武器がひとたび使用に投入されれば、直ちにアメリカのカギとなる重要な位置が核ミサイルの射程内に収められることになる。」

この新型ミサイルは北朝鮮軍の戦略核投入力量に加入することになる。

北朝鮮は78隻の潜水艦を持つとされ、アメリカ、中国、ロシアの後にランクされる。だが大多数は時代遅れのソ連および中国の潜水艦である。(張肇瑞)


 最近まで北朝鮮が核兵器をミサイルに搭載できるほど小型化する技術をすでに掌握しているか疑わしい、という話だったのに陸上発射よりさらに難しいはずの潜水艦からの発射もできるようになっているというのは本当なんですかね。
























戻るボタン