コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその134

5月25日

 小火器関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-05-22/230635_2632838.htm


オランダ、F-16の飛行員にMP-9マイクロサブマシンガンを支給:ISに捕虜にされる前に自衛

MP-9はパーソナルディフェンスウェポンではあるが、一般には全て特殊部隊でこそ装備する接近戦の利器である。

ISISが捕虜にされた飛行員に対し全く人道的でないことにかんがみ、オランダ空軍は対ISIS作戦を行うF-16飛行員の個人自衛能力の強化を決定し、先進的なBrugger&Thomet MP-9パーソナルディフェンスウェポンを用いて伝統的な拳銃に取って代わらせる。

MP-9には9mmと6.5mmの2種の規格があり、いずれも軽く防弾衣を貫通でき、最大30発の大容量マガジンを配し、このうち6.5mmx25弾薬の弾道性能は5.56mmNATO弾薬に類似し、飛行員に中距離で敵と交戦し、捜索救援小隊の到着まで頑張り続けられるようにさせる。

(頑住吉注:2ページ目)MP-9は良い銃だが、飛行員が特殊兵に比肩する射撃技術を持つことをも要求し、それでこそ有効に自衛できるのである。


 以後省略します。ちなみにISが捕虜の飛行員を火刑にする画像とか出てきますんでご注意ください。この銃はステアーTMPから発展したもので、6.5mmx25というのは確か私がこのサイトを始めた当初に紹介したことがあるスウェーデンのSAABのCBJ-MSというパーソナルディフェンスウェポン用に開発されたものですね。しかし正直ハンドガンを持っていたのでは助からないがこの銃を持っていれば助かるという状況は非常に限られるでしょう。

 中国のスパイ事件関連です。

http://military.china.com/news/568/20150522/19727168.html


江蘇省の男性、スパイに裏切りを扇動される ドライブレコーダーを用いて軍用車両を撮影

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:裏切りを扇動されたスパイが使用した一部の物品」)

中新ネット5月21日電(ティアンウェン) 21日午後、江蘇省国家安全庁は最近事件を解決し犯人を逮捕した3件のネットを通じて連絡され裏切りを扇動されたスパイ事件の関連の状況を報告した。このうち機密級に関わる文書は6件で、多くの事件は軍事施設や政府内部の定期刊行物、文書に関わるものだった。

3つの事件の中で、判決が下された刑期が最高だったものは1985年生まれの呉某の秘密に関わる事件である。彼は蘇州省でアルバイトしている期間、かつて国内の各大型兼職、募集ウェブサイト上に職を求める旨と履歴を公表し、2013年7月に国外人員によって連絡されて裏切りを扇動され、我が軍用飛行場、部隊駐屯地、訓練場などの軍事目標に対し早期警戒観測情報の収集を展開し始め、相次いで120枚余りの画像や関連の記述の文字材料を圧縮、暗号化を経た後で国外スパイ情報機関に送り、かつスパイ活動経費3,800人民元を獲得した。鑑定を経て、彼が送った情報資料の中には機密級文書5件、秘密級文書6件があり、我が軍事的安全に対し深刻な危害をもたらした。2014年6月、蘇州市中級人民裁判所は「国外のために国家秘密を探った罪」をもって呉某に有期徒刑10年、政治的権利剥奪3年の判決を下した。

1962年生まれの趙某は、連雲港の某県文広局の雇用人員で(頑住吉注:「文広」はたぶん文化普及みたいな意味だと思います)、かつて県文広局記者記通(頑住吉注:意味不明)通信員を30年近く担当した。2013年10月、国外人員によってネット上で連絡されて裏切りを扇動され。趙某は我が党、政治機関内部関係者に請求する、および現地の県委員会文書配布室から盗み取るなどの方式によって、半年内に大量の我が秘密に関わる内部定期刊行物、文書資料を捜索収集しかつ送った。また、趙某は積極的に我が軍事院校に向け浸透し、多くの軍事発行物および軍事レポートを捜索収集して発送し、相次いでスパイ活動経費74,500人民元を獲得した。鑑定を経て、彼が発送した情報資料の中には秘密級文書11件があった。

1991年生まれの顧某も、某募集ウェブサイトでの求職の過程で国外スパイ容疑者によって連絡され裏切りを扇動された。調査を経て、2013年10月から事件発覚までに、相次いで29回江蘇省に駐在する某部隊の軍事目標地域に行って状況の捜索収集を行い、かつ携帯電話を用いて大量の動態性の軍事領域に関わる画像を撮影した。顧某はさらにドライブレコーダーを買い入れ、何度も軍事目標地域付近に赴いて軍用車両を追跡して撮影し、軍用車両訓練路線図をマーキングした。顧某は国外に向け我が軍に関わる画像全部で93枚、マーキングした地図33枚、衛星地図25枚、実地リポート29件を送り、相次いでスパイ活動経費34,460人民元を獲得した。鑑定を経て、彼の送った情報資料の中には機密級文書1件、秘密級文書3件があった。2015年2月、顧某は蘇州市国家安全局によって法により逮捕が執行された。


 最高で懲役10年というのは意外に軽いような印象も受けますが。「裏切りを扇動」したのは誰かというところに興味がわきますが、ちなみに「国外」と訳した語は原文では「境外」で、この語が台湾を含むのか含まないのかはよく分かりません。

5月26日

 ロシア関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150525/19738302.html


ロシア副首相:ロシアの戦車製造業の発展は欧米に15から20年先んじている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:閲兵リハーサル中のロシア軍のT-14戦車のスクエアチーム」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

中新ネット5月25日電 ロシア衛星ネット24日の報道によれば、ロシア副首相ロゴージンは、ロシアの戦車製造工業は他国に15から20年先んじており、他国の専門家はロシアの「アーマタ」のような近代的戦車を製造することは非常に難しいと考えている。

ロゴージンはドイツとフランスが「アーマタ」(頑住吉注:のような、でしょうな)シャーシプラットフォームを使用して類似の戦車を製造する計画に関し質問された時、こうした計画は「当然現実だ」(頑住吉注:現実味がある、でしょうかね)、その自身の強大な設計能力と伝統から見て、これらの国はいずれも高度科学技術国家である、とした。

しかしロゴージンは、同様に戦車をもって名が聞こえてはいるが、フランス、ドイツあるいはアメリカやイスラエルには依然同様の優秀な戦車を製造することは非常に難しい、と考える。彼は、まずこうした国は「間違いなく15から20年立ち後れている」とする。次に、もし彼らにロシアが作り出したものが作り出せたとしても、ロシアは「その前にさらに別のものを作り出すだろう」。

ロシアメディアは、「アーマタ」シャーシプラットフォームを使用した新式T-14戦車は5月9日の祖国防衛戦争勝利60周年(頑住吉注:70周年ですわな)閲兵の時に赤の広場を走り抜けた、とする。その主要な特徴は無人砲塔と人員の所在する装甲密封室と弾薬架との分離である。この設計は戦車クルーがもし弾薬が爆発した状況下での生存確率を向上させた。


 先日まで少なくとも一般的評価では西側に完全に負けていたとは思えない発言です。非常に多くの新技術を盛り込んだ戦車ですし、実戦になったら思わぬ弱点をさらけだすという可能性もあるでしょうがね。

 次もロシア関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150524/19734358.html


ロシアの専門家、ロシアのインドに対する信頼感が中国を超える原因を語る!

【グローバル軍事報道】 ロシアの「今日の経済」商業ニュース社ウェブサイト5月20日の報道によれば、ロシアとインドは依然「親密な接触」を継続中で、経済や政治の協力だけでなく、さらに全体的な軍事戦略の協力がある。

ロシアとインドの専門家は5月20日にモスクワとニューデリーのビデオオンライン番組を行い、題名は「ロシアとインド:切迫する脅威およびその最小化の道」で、両国はどういった切迫した挑戦に直面しているか、およびいかにして一致団結してテロリズムの脅威に対応するかを語った。ロシア外務省の下に属するモスクワ国際関係学院軍事政治研究センターのキャリアの長い専門家であるアレクサンドロフは、軍事的角度から見てインドは現在ロシアの唯一無二のパートナーである、と考える。インドはロシア国防工業製品の2番目に大きな販売市場であるだけでなく、さらに重要な経済パートナーでもある。近年来、両国は上海協力機構、BRICs諸国、国連などの組織の枠組み内で不断に協力を拡大させている。インドは上海協力機構への加入を計画するだけでなく、しかも現在すでにロシアと軍事的安全、テロリズムの脅威への対応に関する戦略的協力の問題を積極的に論じている。

実質上、この種の協力の水準はその他のいかなる国に比べても高く、何故ならロシアはインドに向け戦略武器を販売しているからである。インドを除き、ロシアが世界のその他のいかなる国に戦略武器を販売したことも全くなく、特に原潜の賃貸はそうである。この種の協力の水準は比類がない。類似の状況はアメリカとイギリスの協力の中に出現しているだけで、イギリスもアメリカが戦略武器を販売する唯一の国である。全体的に言って戦略武器は一般に対外販売されず、この方面には某種のタブーが存在する。

モスクワは何故ニューデリーをこのように信頼しているのだろうか? 何故ロシアが確固たる戦略パートナーと称する北京に対しては同一視しないのだろうか? ロシアの専門家は次のように指摘する。一方においてインドは大国である。別の方面において、ロシアとインドは過去全く衝突を発生させたことがなく、衝突の理由もない。もしヨーロッパやアジアのその他の大国(中国を含めて)を挙げるなら、ロシアはかつてそれらと深刻な摩擦があったし、さらに多くの国はまだロシアに対し潜在的脅威を構成する可能性がある。

形式の上でロシアとインドには軍事同盟の締結は決してない。何故なら両国の地理的位置は相互に比較的はるか遠く離れており、両国の利益の分布は異なる地域にあるからである。だがインドの国際的舞台の上での行為はロシアと非常に似ており、両国の世界情勢およびその組織に対する視点は同じで、この2つの要素の結合がロシア・インドを政治レベルの上で相当に親密なパートナーとさせている。一方経済的角度から見て、両国の協力関係の発展は同様に迅速である。

アレクサンドロフは次のように指摘する。インドが多極化した世界の中で世界の戦略バランスに対し影響を生じさせ得る強大な軍事の中心となることは、モスクワに対し有利になるだろう。このためロシアは当然努力してインドがこのような中心となることを助けるだろう。ロシアサイドはインドが独立した、影響力ある世界の一極となることを希望する。このためニューデリーと広範な軍事協力を展開するのである。当然この方面には、経済および政治的考慮もある。(編集翻訳:林海)


 まあ心から信頼しきっているわけではなく、あくまで現状ではそうだというだけであって、インドがあまりに強大になり過ぎたら状況が変わる可能性も大いにあるでしょうが。

5月27日

 ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150525/19739492.html


ロシア、北極特戦ロボットを研究開発:偵察・打撃一体 機銃とロケット砲を配備

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシアの戦闘ロボットが歩兵と共に潜水艦基地を警備」)

参考情報ネット5月25日の報道 「ロシア報」は5月15日「鋼鉄の兵士が就役」との題の報道を発表した。以下のように編集翻訳する。

軍事工業企業の消息筋の人物は14日記者に向け、「ウラン」式多機能装軌ロボットが成功裏に全軍試験場の総合テストをパスした、と明らかにした。テストはノヴォロシスクのライェフスキー試験場で行われた。当日ロシア国防大臣ショイグ、総参謀長ゲラシモフなど国防省指導者も試験場で視察した。

消息筋の人物は、今回の試験の独特なところはロボットが独自行動ではなく、初めて人間の兵士との混合編成で戦闘任務を執行したことにある、と語る。ロボットはまず地形に対し工程偵察を行い、しかる後に敵サイドの目標に対し破壊を実施した。ロボットは最大射程で機銃と機関砲を使用して同時に発砲し、目標に対し打撃を行った。演習の最終段階で、戦闘ロボットはさらに対戦車ミサイルを使用して敵サイドの戦車を破壊した。最終的に戦闘ロボットのために設定されたあらゆる目標が成功裏に破壊された。

ロボットが試験場で作戦行動している時、操作員は遠方の隠蔽された指揮ポイントの中でロボットに対し操作コントロールを行っていた。

この他提示しておくに値するのは、ロシアの技術者が先日さらに大口径機銃とロケット砲を配備して北極で使用できる戦闘ロボットの研究開発を開始したことである。少し前、北方艦隊も特殊演習を行い、艦隊の水中破壊対策専門家は「タキオン」無人機を試験飛行した。この無人機の機能は空中偵察し、かつ陸上、水上および水中の寸法が小さく視認度が低い目標を発見することである。(編集翻訳/劉洋)


 ウランとかタキオンとかSFマニアみたいな命名という感じがしますが。このままいくと日本は無人機同様世界先進レベルからはるかに立ち後れそうですね。

 中国の新型軍艦関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150524/19734094.html


中国海軍の半潜水船が初めて明るみに? あるいは将来台湾海の戦争を助けるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「機動上陸プラットフォーム艦概念は同様に中国に適合する」)

最近ある軍事雑誌が1枚の写真を明るみに出し、写真は中国が間もなくMLP半潜水船を装備するらしいことをはっきり示している。MLP半潜水船は実際上半潜水船で、強大な滾装能力を持ち(頑住吉注:フェリーなどのようにクレーンなどを使わず車両が直接岸から乗り降りできることを指すようです)、遅れず大型武器装備や作戦物資を到達させ、遠路やってくる航空輸送人員と結合し、非常に早く戦闘力を形成し、非常に大きく兵力投入速度を向上させることができる。

だが半潜水船自体はドック上陸艦や強襲揚陸艦のように、艦から岸までの上陸戦執行に直接用い、中国海軍が台湾海戦争の時大規模上陸戦を行うのを助けることはできない。また半潜水船を海上基地に改装し、南海パトロール法執行に用いることになるかもしれない!

資料の補充:最近米軍は初の新型移動プラットフォーム(MPL)「モンテフォルテ」号が試験を行う画面を公開した。「モンテフォルテ」号新型機動上陸プラットフォーム艦は2012年11月にゼネラルダイナミクス(頑住吉注:の子会社)ナショナルスチールシップビルディング社のサンディエゴに位置する造船工場で進水し、この艦は2年に満たない時間内でもう建造作業が完成した。

MPLの主要な任務は戦車、装備等の後方勤務物資を海上から陸地まで運ぶことで、このクラスの船はアメリカ海軍の海上基地能力を増強し、アメリカ海軍海上基地戦略の核心となる。

MPLの前身は商業用途の「アラスカ」級原油輸送船で、アメリカ海軍戦略・戦闘区域海運プロジェクト事務室(PMS 385)とゼネラルダイナミクス・ナショナルスチールシップビルディング社が協力してMPLを開発し、これをもって低コストを維持するのと同時に海軍の核心的能力のために保障を提供する。

MPLは浮装式技術(頑住吉注:意味不明ですが流れから言って半潜水のこと?)を採用し、このようにしてMPLの一部の船体は水中に潜ることができ、貨物や船舶の輸送に便利である。またMPLには25,000平方フィートのスペースがあって車両や装備を置くのに用い、さらに38万ガロンのJP-5航空燃料が搭載できる。

MPLは高度に柔軟性のある船舶で、任務は海上から岸の上までの物流運送の提供、範囲が広範な軍事行動の支持である。MPLは車両が集結して命令を待つ区域、舷側のスロープ、大型係留装置、油や水の貯蔵設備、クレーン、居住モジュール、医療施設、ヘリ着陸ポイント、3本のホバークラフト用ルートを持つ。

MPLの最高航行速度は15ノットで、最大航続距離は9,500海里である。全長785フィート、満載排水量は80,000トンを超える。MPLは34名の軍事海運司令部から来た船員によって操作コントロールされ得る。「モンテフォルテ」号機動上陸プラットフォーム艦は2013年春に命名式を行い、かつ2015財務年度に完全作戦能力を実現することになる。

ゼネラルダイナミクス・ナショナルスチールシップビルディング社は現在さらに「ジョン グレイ」(MPL2)号と「ルイス B. プーラー」(MPL3)号機動上陸プラットフォーム艦を建造中で、この2隻の船の命名はいずれも今は亡きアメリカ海兵隊員を記念するためである。

MPLは艦隊に引き渡された後、3つの海上事前設置中隊に編入され、海上の埠頭に充当される。大型中速滾装補給艦(LMSR)や弾薬輸送艦(T-AKE)などの海上事前設置艦艇は戦車、装備、後方勤務物資を機動上陸プラットフォーム艦上まで搭載して卸し、しかる後にホバークラフト上陸艇、連合高速船および改良型海軍はしけシステムなどのこういった水上艦艇によって輸送、上陸させることができる。

(頑住吉注:2〜4ページ目)アメリカの機動上陸プラットフォーム艦の運用試験


 中国のはどの程度の規模のものになるんですかね。

5月28日

 今日は北朝鮮関連の記事2つです。

http://military.china.com/news2/569/20150527/19750851.html


韓国軍、北朝鮮が無人島に軍事施設を建設、とする あるいは韓国軍艦艇の視察のためか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

人民ネット北京5月27日電 シンガポール連合朝刊ネットの報道によれば、韓国軍は昨日、北朝鮮が韓国西部の延坪島以北のある無人島で軍事施設を修築済みである、とした。それは韓国軍艦艇を視察する観測施設かもしれず、あるいは北朝鮮の122mm口径ロケット砲を配備した陣地かもしれない。韓国軍は、このことは韓国軍に重大な「脅威」をもたらすことになるだろうと考え、密接に北朝鮮の動向に関心を注いでいるところである。

報道は、この無人島は「葛島」で、延坪島以北たった4.5kmのところに位置し、北朝鮮は2014年3月に兵と装備を派遣して土を掘る作業を行い、先日5か所のバンカー式軍用施設工程を完成させた、とする。

韓国国防省スポークスマンは、122mm口径ロケット砲の射程は20kmに達するので、もし北朝鮮が「葛島」に成功裏に122mmロケット砲陣地を建設したら、このことは延坪島に駐屯する韓国海兵隊および延坪島付近海域でパトロール任務を執行する韓国軍艦に重大な脅威をもたらすだろう、とした。

韓国軍関係者は、北朝鮮軍はすでに延坪島以北たった7kmのところの「長在島」に122mm口径ロケット砲を配備しているので、この施設は韓国軍艦艇の動向を視察する観測施設かもしれない、と考える。

朝鮮人民軍西南戦線司令部は先日、「緊急特別警告」を発布して、最近韓国海軍の巡視艇が何度も北朝鮮領海を「侵犯」しており、もし韓国サイドの艦艇が再度「海上境界線」を超えたら北朝鮮サイドは予告を行わずに照準射撃を行うことになる、とした。また北朝鮮軍は最近「海上境界線」で夜間射撃訓練などを行い、不断に挑発の程度を高めている。

これに対し韓国軍当局者は、韓国軍も西部海域に北朝鮮のロケット砲を正確に打撃できる「スパイク」ミサイルを配備しており、このためもし意外事が発生しても北朝鮮の122mm口径ロケット砲を打撃できる、と指摘する。


 しかし延坪島砲撃事件の時は有効な反撃が現にできなかったわけですが。ちなみに「北朝鮮軍は最近〜不断に挑発の程度を高めている」といった表現は中国の北朝鮮に対する不快感を表しているようです。

http://military.china.com/news2/569/20150527/19751912.html


韓国メディア、北朝鮮のステルス艦が延坪島付近に出現、とする:ミサイルでは手の打ちようがない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「北朝鮮のミサイル艇が新型対艦ミサイルの発射を行う」)

参考情報報5月27日の報道 韓国の「中央日報」ウェブサイトは5月27日、韓国軍高層の責任者は5月26日、北朝鮮は最近西海艦隊司令部に新型の「VSV(Very Slender Vessel)を配備し、この艦艇はレーダーに探知されない(頑住吉注:されにくい、でしょうな)ステルス機能を持ち、速度は50ノット以上に達し得るとした、と報道した。

この責任者は、VSVには30mm口径艦砲と攻撃用魚雷が搭載され、海軍の一大脅威である、とする。しかも最近さらにこの艦艇が延坪島東北側20km余りの西海北方境界線(NILL)付近の竜媒島付近にさえ出没していることが発見されている。

あるスパイ情報は、金正恩が2013年にVSV開発の必要を強調したこと、去年末と今年初め南浦港などの地にVSVが発見され、すでに実戦配備段階に入っていることをはっきり示している。だが今回のは韓国軍当局が初めて北朝鮮のVSVが実戦配備段階に入り、かつNILL付近に出没している事実を認めたものである。

ある北朝鮮軍の情報に精通する高層の当局者は、「北朝鮮は平壌の大同江南側の統一街大橋附近に位置する「12月7日工場」(大同江船舶工場・偵察総局直属)(頑住吉注:ちなみに12月7日は朝鮮戦争で平壌が奪回された日とされているようです)で10隻余りのVSVを建造済みで」、「北朝鮮は西海の海軍の戦闘力の劣勢を克服する、および緊急状況発生時にバイリン島などに浸透できるようにするため、西海艦隊司令部にVSVを配備したのだ」とした。

軍当局が掌握した状況は、北朝鮮の実戦能力を有するVSVは7隻前後、というものである。特にVSVは北朝鮮軍スパイ部門である偵察総局が自ら建造したもので、一般海上作戦の他、さらに特殊部隊の浸透にも用いることができる。現在米軍もVSVを特殊部隊の浸透に用いようとしている。

一般の艦艇は波浪の上を航行前進するが、VSVは波浪を貫いて前進する(頑住吉注:英語ではウェーブピアシングと言うようです)。このため艦体はまるで矢じりのように設計され、前部が非常に鋭く突出し、後ろに行くほど幅広くなる。具体的データは得られていないが、軍当局は船体は30m、全幅5m前後、レーダー乱反射断面積(RCS)はできる限り少なく設計され、表面にはステルス機能のある塗料が塗られている、と考える。

軍責任者は、「北朝鮮の艦艇の多くは老化し、使用するのは全て手動式の大砲なので、性能は我が国海軍艦艇にかなわない」、「だが今回実戦配備が行われたVSVは新たな脅威となった」とする。韓国海軍が持つ艦艇の中で速度が最も早いのはミサイル高速艦艇(PKG)で、速度は40ノット(時速70km)である。軍責任者は、このステルス艦艇が最高速度をもって波浪を貫いて前進する時、レーダーが波浪と艦艇を識別することは非常に難しく、このためミサイル攻撃は実は不可能なのだ、とする。

軍の科学研究所(ADD)は北朝鮮のホバークラフトやVSVに対応するため、来年内に自ら目標物を探し求めて攻撃を行うことができる地上発射用2.75フィートミサイルの実戦配備を実現させる計画である。


 日本はこの種の艦艇に対応できるんですかね。

5月29日

 中国の「陸軍海戦隊」関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150527/19751850.html


ロシアメディア、中国陸軍が上陸艦を研究開発、とする 特殊任務の完成に用いる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国陸軍海戦隊の新たに就役した戦闘船が艦載ヘリを配備するのが初めて見られる」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

ロシア軍事情報ネット5月25日の報道によれば、聞くとどんなに奇怪であろうとも、中国陸軍には軍艦を購入し、一連の特殊任務完成に用いる意思がある。陸軍はRO-RO級戦車上陸艦(滾装艦)を独立して研究開発し、かつ使用に投入することを決定した。

RO-RO級軍艦は内部に置かれたスロープを持つ。軍艦が港で上陸部隊や設備を積み下ろしする時、このスロープは非常に有効にそれを艦に出入りさせることができる。

解放軍陸軍部隊の新型軍艦は現在渤海で試験航海を行っている。2013年にこの軍艦は大連の軍隊に引き渡された。

この軍艦の船尾と船首にはいずれも積み下ろし台が装備され、船尾には短いヘリプラットフォームがある。軍艦の武器には14.5mm口径ダブルバレル機関砲4台が含まれ、2台は船首、2台は船尾にある。

現在この軍艦のあらゆる情報は高度な機密で、陸軍部隊のためにこの軍艦が大量生産されるか否かもはっきりしない。だが中国陸軍が海軍艦隊の力量を必要とすることなく独立して海上から軍隊を遠く離れた基地まで輸送する能力を発展させつつあることはごくはっきりしている。(知遠)


 27日に類似の船に関する記事を紹介し、あれは海軍の装備とされていたので別のものかもしれませんが、軍艦なので当然海軍のものと思っただけで実は同じものという可能性もあるでしょう。海軍陸戦隊(海兵隊)はポピュラーですが陸軍海戦隊というのは珍しいですね。まあ別に海戦を行うものではないようですが。上陸作戦を重視する表れでもあるでしょうが、あるいは陸軍と海軍の仲が悪いとか連携がうまくいっていないことの表れという可能性もあるかもしれません。

 ロシア空母関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150527/19751723.html


ロシア軍唯一の空母、3年の大修理を行うことに 艦載機はミグー29Kに交換へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

ロシア軍事視察ネット5月24日の報道は、5月14日、ロシア唯一の空母である「クズネツォフ海軍元帥」号がムルマンスク州のドックに入って維持修理を行う、とした。軍は維持修理の時間や作業量を明らかにしていない。これはあるいはロシア最大の軍艦(満載排水量5.5万トン)が今後何か月か内日常修理を行い、しかる後に再度航行を行うことを意味しているかもしれない。しかしよりあり得るのは、ロシアの政治と軍事の指導者が今回ロシア唯一の空母に対し少なくとも2〜3年の大修理を行うことを決定した、というものである。

「クズネツォフ海軍元帥」号大型空母は1985年12月4日に進水し、ソ連以後空間内唯一の現役空母である。率直に言って、「クズネツォフ海軍元帥」号は当時そして現在も世界造船業の傑作とは呼べない。戦闘艦のメイン動力システムは船員に不平を言わせて止まず、軍事・政治指導者はその航空集群の弱点に対し不満足である。しかしロシア空母はこの期間7に回の遠洋航行を完成させ、最後の1回は2013年から2014年までの地中海行きである。この艦は西側諸国がロシアの中東における戦略的盟友であるシリアを侵略することを防止するのに重要な作用を発揮した。

国防省スポークスマンは一度ならず、ロシア唯一の空母は近年来良好な技術状態を保持している、としている。2008年、この艦は「小星々」艦船維持修理センターでメイン動力システムの更新を行い、ボイラー、空調システム、甲板の発進装置を維持修理し、ケーブルを交換し、武器システムの個別のユニットを回復させた。「花崗岩」ミサイルシステム、対空砲、追跡誘導システムの作動は正常である。用いられるスホーイ-33をミグー29Kおよびミグー29KUBに代替する更新計画はまさに実施中である。

しかしこのことは決して主要な問題を解決しない。「クズネツォフ海軍元帥」号はここ30年の歴史の中で全く大修理を行ったことがない。この艦は少なくとも新たな動力システム、無線電子設備、ロシア軍事工業がここ20年来大量に研究開発した艦載武器を必要とする。

「クズネツォフ海軍元帥」号に対し大修理を行うことはさらに現在の外交情勢に有利である。いかなる空母もまずは強大な外交の道具であり、国家が万里の海の国境を守護する決意を見せる方式である。この角度から見て、今後2〜3年内、ロシア、アメリカ、ヨーロッパの主要な利益のぶつかる区域は中東ではなくウクライナである。ここには空母は必要ない。クリミアに配備する飛行機はすでに完全に黒海およびその沿岸の区域を支配しているのである。

このため、ロシアには自らの唯一の空母を更新し、東南アジアやラテンアメリカに空母戦闘群のために海軍基地を建造(より正確に言えば再建)し、空母の護衛艦である4隻の「キーロフ」級原子力巡洋艦に対し大修理を行う何年かの時間がある。


 比較的小規模な修理でなく長期間の大修理だというのは推測に過ぎないということですね。この艦に対する低評価は、あるいは姉妹艦の改造品である「遼寧艦」を実際に使ってみての感想を反映しているのかもしれません。

5月30日

 まず「ミストラル」関連の記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20150528/19758013.html


フランス:ロシア、「ミストラル」艦を第三者に販売した後でやっと賠償金を獲得できることに同意

中新ネット5月28日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、現在ロシアとフランスは「ミストラル」級強襲揚陸艦に関しすでに最後の段階に到達している。ロシア軍事工業委員会副主席のオレグ ボチカリョフは5月26日、ウクライナ衝突によりフランスがロシアに向けた「ミストラル」級強襲揚陸艦引き渡しをを拒絶することはすでに既定の事実であり、現在はフランスがロシアに賠償として支払うべき罰金の金額を討論する必要があるだけだ、とした。

「ミストラル」強襲揚陸艦に関する賠償問題の中では、この艦の船体はロシアが建造したものなので、ロシアサイドはフランスがさらにロシアに向けこの艦の船体の建造費用を支払うべきであると考えている。

5月14日、ロシアの「職業人報」の情報を引用して、フランスはすでにロシアに向け契約を終わらせる提案を提出している(頑住吉注:文がおかしいですけどこうとしか読めないです。一部言葉が抜けてるんじゃないでしょうか)。提案の中ではフランスはロシアに向け7.85億ユーロ近くを支払うが、フランスがこの艦をいかなる第三者に販売することにもロシアサイドが同意し、かついかなる付加条件もないという状況下でのみ、ロシアサイドはやっとこの賠償金を受け取ることができる、と指摘されている。

「職業人報」の情報によれば、ロシアサイドは決してこのフランスの提案に同意しておらず、ロシアサイドは契約終了がもたらす「費用と損失」は11.63億ユーロであって7.85億ユーロではないはずだと考えている。またロシアはこの艦を第三者に販売することに不同意である。

ロシアが自ら強襲揚陸艦の建造を行う問題に関しては、ロシアはフランスの「ミストラル」級強襲揚陸艦の特徴を複製することはなく、「ミストラル」級とは異なる新型強襲揚陸艦を建造する、としている。

ウクライナ危機が発生しフランスが「ミストラル」級強襲揚陸艦の引き渡し遅延を開始した時、ロシアサイドは早くも解決方案を提出していた。1つ目はフランスサイドが契約に照らして強襲揚陸艦を引き渡すこと。2つ目はフランスサイドがあらかじめ支払った金を返し、かつ違約金を支払うこと、である。

フランス国内では「ミストラル」級強襲揚陸艦引き渡し拒絶に関し現任大統領オランドに対する国内の強烈な批判が引き起こされている。フランスの反対派(頑住吉注:野党ですかね)は、このことはフランスおよびその軍事工業の名声に対し挽回できない損失をもたらすことになる、と考えている。(ドンシャンシャン)


 考えてみればロシアが建造した部分を返却しないというのは変な話で、本来ならばフランスが取り付けた部分や装備を全て取り外して返却した上で違約金を支払うというのが筋でしょう。しかしそれではフランスにとって損が大きすぎ、また制裁の意味も小さすぎるということなんでしょうか。また「フランスがこの艦をいかなる第三者に販売することにもロシアサイドが同意し、かついかなる付加条件もない」というのではロシアと敵対する可能性がある国、ロシアの技術で作ったものを勝手にコピーして販売するような国に転売することにも同意するということになり、これも飲み難いですわな。

http://military.china.com/important/11132797/20150528/19758032.html


ロシア副首相、本国の当局者に警告:ロシアはまだ「ミストラル」受け取りを放棄していない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フランスがロシアのために建造した『ミストラル』級強襲揚陸艦」)

ロシアのタス通信社5月27日の情報によれば、ロシア軍事工業委員会副主席のオレグ ボチカリョフの声明は、ロシアはもはやフランスが「ミストラル」級ヘリ空母を引き渡すのを待たない、とした。ロシア首相はこれに対し警告を行った。

ボチカリョフは、ロシアはフランスがロシアに向け「ミストラル」級ヘリ空母を供給しない事実を受け入れることを決定した、とした。双方は現在1つの問題のみ討論しており、すなわちロシアが契約中止によって得るべき賠償金額である、と。

ロシアの「職業人報」27日の報道によれば、ロシア副首相ドミトリー ロゴージンはボチカリョフが発表した関連の言論に対し厳しい警告を提出し、ロシア当局はこの空母の受け取りを放棄してはいない、とした。


 まあこれに関してはたぶん元々フランスの強襲揚陸艦の購入に強く反対していたロシア軍事工業関係者の利害を代表するボチカリョフが多少勇み足的な発言をしてたしなめられたということでしょうが、いずれにせよフランスが今さらロシアに引き渡す可能性がほとんどないことに変わりはないと思われます。

 次は28日に紹介した北朝鮮の「VSV」に関連する記事です。

http://military.china.com/news2/569/20150528/19758016.html


韓国、南浦艦の進水式を行う 北朝鮮の「ステルス艦艇」を阻止できるとする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

韓国メディアの報道によれば、韓国海軍は27日蔚山現代重工業で第2隻目の機雷敷設艦「南浦艦」の進水式を行った。南浦艦は艦艇がもし水中あるいは水上で接触すればすぐに爆発する機雷を搭載しており、ステルス機能と時速100km近い高速性能を持つがゆえに新たな脅威となる北朝鮮の高速特殊艦船(VSV)を阻止できる。

韓国メディアは、この艦は全長114m、全幅17m、全高28m、最高速度23ノット(時速42.5km)で、3,000トンクラスである、とする。またさらにレーダー波反射面積を減少するステルス機能を持ち、自動機雷敷設システム、ソナー、魚雷、76mm口径艦砲など主要装備の国産化を実現している。この艦艇は2017年4月前後に実戦配備を行う計画である。

少し前、北朝鮮の戦略潜水艦が成功裏に弾道ミサイル水中試射を行った。北朝鮮最高指導者金正恩は試射過程を視察した。北朝鮮メディアは、今回の試射は北朝鮮潜水艦が発射した弾道ミサイルの各項目の指標が最新の軍事科学技術の要求に完全に到達していることを証明している、とする。

これに対し韓国政府は国連連安保理事会など外交措置を通じて対応措置を取ることを考慮しているところである。韓国政府は情報分析、技術評価、および関係国との協議などを通じて、実質性の外交措置を取る計画である。


 超高速の艦に対抗するにはそれと同等の速度を持った艦が必要とは限らないわけですな。しかし3,000トンクラスの艦に積んで広い海に敷設した機雷でVSVあるいは潜水艦の行動を阻止できる確率はどのくらいなんですかね。

5月31日

 「アーマタ」関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-05-27/230698_2634253.htm#pic


ロシア軍最新T-14戦車の砲塔の秘密が明るみに!

ロシア軍の「アーマタ」と米軍のM1A2の基本的な寸法の線図による対比。非常に直感的に「アーマタ」、特に砲塔部分が一回り小さいことが分かる。両者の戦闘重量の非常に大きな差を忘れてはならない!

ロシア軍のT-14「アーマタ」メインバトルタンクが公開され明るみに出て以来、その造形が独特な小型砲塔に対し、各方面の評価は定まらない。最近ロシアのウェブサイトは「アーマタ」の砲塔のCG画像を発表し、詳細に砲塔の構造を解析し、我々にこのT-14の砲塔が一体どんなものなのかを真に理解させた!

この一組の解析図からは、「アーマタ」の砲塔は最も基本的な1人あるいは無人砲塔を核心とするところから、一層一層完全モジュール化された各種装甲、戦闘ユニットを「着せて」できていることがはっきり見て取れる。我々が見るSF的な砲塔の外観は、最終的に形成された「一層の皮」だったのである! そして各種モジュール化されたユニットは、全戦車システムの先進的な性能を保持するのと同時に、維持修理、メンテナンスなど各部分の効果の高い運用をも保証している。アーマタ戦車は先進武器装備の全寿命における工程研究開発思想の完璧な体現であると言うことができる!

(頑住吉注:以後本文は同一なのでキャプションのみ紹介していきます。2ページ目)「アーマタ」の砲塔には多くのツッコミが入り、「非科学的」、試験品等々と考えられている。だがこの外観は実際には各種モジュール化されたユニットを装備した後の結果なのである。

(頑住吉注:3ページ目)この無人あるいは1人砲塔こそ「アーマタ」の砲塔の核心であり、ロシアサイドはこれを基礎に各種モジュール化されたユニットを添加し、最終的な砲塔システムを形成しているのである。

(頑住吉注:4ページ目)「アーマタ」は全く新しい2A82型125mm戦車砲を採用している。砲塔は内から外まで非常に大きな差異があり、ロシア伝統の「マトリョーシカ」と思想の上で一脈継承している!

(頑住吉注:5ページ目)砲塔側面にあらかじめ留保された「窓」は、外部戦闘ユニットの制御データラインの統一された出口に用いるもかもしれない。

(頑住吉注:6ページ目)頂部の密封式ハッチは緊急状況のためにあらかじめ留保されているのに違いない。

(頑住吉注:7ページ目)これは伝統的な対称レイアウトの砲塔ではない。

(頑住吉注:8ページ目)頂部には付加装甲を敷設することができる。需要に基づきさらに強化できると信じられる。

(頑住吉注:9、10ページ目)外に置かれたセンサー。

(頑住吉注:11、12ページ目)頂部に置かれた武器ステーションモジュール。

(頑住吉注:13〜15ページ目)側面の防御モジュール。

(頑住吉注:16〜19ページ目)後部の未知のモジュール。

(頑住吉注:20〜22ページ目)基本ユニットを装備した砲塔。さらに次々と外表層モジュールを付加し、ステルス性能を強化できるらしい。全体が一套下倆(頑住吉注:意味不明)で、ロシアのマトリョーシカとそっくりである!

(頑住吉注:23、24ページ目)完成された砲塔

(頑住吉注:25ページ目はスラングだけで成り立っており意味不明。26ページ目)モジュール化の技術路線。ロシア伝統のマトリョーシカの考え方が、ロシアの技術人員によって戦車作りに用いられるとは思わなかった!


 そもそもこれが公式なものなのか、それともロシアのマニアが想像で制作したCGなのかも分からないですけどね。

 香港関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150529/19762548.html


香港大学、ソロスの秘密献金を受けることを暴露される あるいはカラー革命の橋頭堡となるか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションは本文の一部を切り取ったものなので省略します。)

「中心部占拠」に関わる不明の献金に関わったことにより論争の対象となっている香港大学法律学院に関し、28日また、多くの国の「カラー革命」推進に関わった「開放社会基金会」主席ソロスの献金を受け取ることを暴露された。

香港の「文匯報」28日の報道は、同紙が最近キャッチした信頼できる情報は、香港法律学院は間もなくソロスに関わる秘密献金を受け取ることをはっきり示している、とした。記者の質問に対し、香港大学スポークスマンは電子メールの中で「現在香港大学法律学院は決してソロス基金会に向け資金援助を申請していない。」としただけである。ソロス本人は献金をするか否か、およびどんな名目をもって献金するのかなどの問題に対し決してまだ回答していない。香港大学理事で民建連(頑住吉注:検索すると民主建港協進連盟の略だとされてるんですが、これ自体どう見てもすでに略されてますわな)議員の鐘樹根は、「中心部占拠」発起人の1人である戴燿廷と香港大学法律学院元院長の陳文敏は規則違反の献金処理に関わった嫌疑があり、すでに香港大学にこの方面の手落ちがあったことを報告しており、もしソロスの秘密献金に関する情報が事実なら、香港大学は「混乱の上に混乱が加わる」だと言える、と語った。また自分は立法会が特権条例を引用して関係者を召喚して供述を求める可能性を排除しないとした。自身が香港大学校友の香港基本法委員会委員である劉乃強は、近年のデータは香港大学を含む香港の多くの院校に外国資金の浸透があり、学会を操作コントロールしていることをはっきり示している、とした。

現在84歳の「国際金融炒家」(頑住吉注:介入、操作する人といった意味らしいです)であるソロスは、かつて1997年に香港金融市場を閃襲(頑住吉注:スラングだと思います。電撃的に襲う、くらいの意味でしょうか)し、香港ドルのレートを一路下落させ、金融市場はひとしきり混乱した。香港金融管理局は直ちに入市(頑住吉注:検索しても別の意味で使われている語ばかりヒットして意味不明ですが市場介入ですかね)し、中央政府も全力で支持した。一連の反撃行動の下に、ソロスは香港における「征戦」で功なくして帰り、損失は悲惨、重大だった。前世期末から、ソロスは傘下の「開放社会基金会」およびその前身である「開放社会研究所」を通じて、「カラー革命」の背後で混乱を煽った。2003年、グルジアに「バラ革命」が発生し、ソロスは250〜300万アメリカドルの活動資金を出した。2004年末、ウクライナに「オレンジ革命」が勃発した。あるアメリカの議員は証言の時、ソロス傘下の「ウクライナ開放社会研究所」が重要な作用を発揮し、アメリカは同研究所および「国家民主基金会」を通じてウクライナ反体制派に向け6,500万アメリカドルを超える政治資金を提供した、と明らかにした。2006年6月、「開放社会基金会」はトルコ議会の憲法改正のロビー活動に参与し、民衆の参加を増やしたと指摘された。2010年4月、またエジプト反体制派のネットメディアを賛助し、最終的にムバラクの退陣をもたらした、と指摘された。近年、ソロスの基金会はさらに学校に向け多くの資金を提供することを惜しまず、各地の学生、学者およびメディアのために西側の民主主義および価値観を伝授する課程あるいは養成訓練を提供し、群衆の現有政権に対する敵対感情を扇動している。

ある世論の分析は、いわゆる「開放社会」あるいは「貧困者援助」は表面的な装飾に過ぎず、ソロスの真の意図は全世界に向けアメリカのイデオロギーと価値観を輸出し、国家政権に取って代わることにより、自らの金融投機のために地ならしをすることだと考える。だが香港大学にひとたび外国の資金の浸透の機会を生じさせれば、公衆にそれが随時「カラー革命」の橋頭堡となり得ると疑わせることになる。


 立場が異なるとこんなにもものの見え方が違うのかという意味で興味深い記事でした。






















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