コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその146

8月17日

 日本海における中ロ演習関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150815/20200389.html


中ロの日本海演習で中国サイドの艦隊出航 7隻の戦闘艦と11機の飛行機を含む

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国サイドで今回演習に参加する7隻の水上艦艇は三大艦隊から来ており、いずれも現役主力戦闘艦である。画像は沈陽艦ミサイル駆逐艦。」)

中国海軍の7隻のミサイル駆逐艦、ミサイル護衛艦、上陸艦、総合補給艦からなる艦隊が今日(頑住吉注:記事は15日付)午前青島某軍港から出航し、ロシアのウラジオストックに向かい、コードネーム「海上連合-2015(II)」の中ロ海上合同軍事演習に参加する。

今回の演習での中ロ双方の演習参加兵力は全部で各種水上戦闘艦23隻、潜水艦2隻、固定翼機15機、艦載ヘリ8機、海兵隊員400人、水陸両用装備30台である。双方の演習参加兵力は混合編成と独立編成が相互に結合した方式を採り、5つの水上艦艇戦術群と4つの航空兵戦術群に編成されて演習活動を展開することになる。

中国サイドの演習参加兵力は7隻の水上戦闘艦、6機の艦載ヘリ、5機の固定翼機、200名の海兵隊員、21台の水陸両用装備からなる。7隻の演習参加水上艦艇は北海、東海、南海の三大艦隊から来ており、それぞれミサイル駆逐艦である沈陽艦、泰州艦、ミサイル護衛艦である臨沂艦、衡陽艦、上陸艦である長白山艦、雲霧山艦、総合補給艦である太湖艦である。これらの艦艇はいずれも三大艦隊の現役主力戦闘艦であるとされる。

中ロ双方が達成した共通認識に基づき、「海上連合-2015(II)」演習は8月20日から28日まで、ピョートル大帝湾海域、ケリェカージャオ沿岸地域および日本海の海空で行われる。「海上連合-215(I)」演習はすでに今年5月11日から21日まで地中海海域で行われた。今回の演習は「合同での交通保護および合同での上陸行動」をテーマとし、主要な課目には合同防空、合同対潜、合同対艦、合同防御、合同上陸などが含まれる。この期間、中ロの海軍はさらに艦艇の開放および豊富多彩な文化体育交流活動を行うことになる。

今回の演習は中ロ双方が両軍の年度交流計画に基づいて組織、実施するもので、その主旨は中ロの全面的な戦略協力パートナー関係の強化と発展、両軍の実務的友好協力の深化、両軍の合同交通保護および合同上陸行動組織、指揮水準の向上、共同での海上の安全に対する脅威への対応能力のさらに一歩の増強にあり、地域の平和と安定に有利であり、演習は第三者に照準を合わせておらず、地域の情勢とは無関係である。(記者 聶宏傑 徐暁羽)


 確かにずっと以前から決まっていたことですからごく最近の情勢とは直接の関係はないでしょうが、やはり中ロの日本海での演習は気になります。

 中国の対艦ミサイル関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/08/05/017740742.shtml


中国の最も神秘な対空母の利器が明るみに 2発で空母を撃沈できる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:空中発射型鷹撃-12ミサイルらしきものが搭載架から落下し発射される瞬間。」)

YJ-12対艦ミサイルはネット仲間によって中国で最も先進的な超音速対艦ミサイルと呼ばれ、最も神秘的な対空母の利器である。このミサイルは4つの空気取り入れ口が一体化した形式のラムジェットエンジンを装備し、外界はその低空弾道射程は100〜150kmの間で、空中および水上作戦プラットフォームによって発射でき、飛行速度はマッハ2〜4程度と推測している。

鷹撃-12大型対艦ミサイル(またの名をYJ-12)は中国最新の超音速ミサイルに属し、現在まで最も神秘的な対空母の利器でもある。

ネット上の画像から見て、鷹撃-12大型対艦ミサイルは中国で最も先進的な4つの空気取り入れ口が一体化した形式のラムジェットエンジンを採用しており、それぞれミサイル本体周辺に均等に分布している。翼は折り畳み式X字型レイアウトを採用し、弾頭はやや尖った放物線の空力外形を採用している。この種のレイアウトのメリットは、ミサイルが高機動飛行模式に入った時、少なくとも2つの空気取り入れ口は正常な空気取り入れを保持し、一定程度上末端の防御突破能力を保証することである。

鷹撃-12はGPS・「北斗」連合衛星制御誘導末端ブロードバンドアクティブレーダーシステムで、極めて高い命中精度を持つ。このミサイルは発射後一定の高度の高空まで上昇し、データリンクによって味方サイドの早期警戒レーダーの第一次目標パラメータをキャッチして確認し、制御誘導システムがパラメータを飛行コントロールシステムに送った後、ミサイルは飛行高度の下降を開始し低空巡航状態に入る。低空巡航段階で、ミサイルは沈黙した衛星ナビゲーションと慣性ナビゲーションの誘導の下に沈黙の飛行を行い、速度はマッハ1.5で、高度は12〜15mである。攻撃目標から50kmまで飛行した時、アクティブ制御誘導レーダーがONになりかつ衛星制御誘導と目標の最新パラメータを確認し、さらにデータリンク情報と相互に比較し、確認後ミサイルは末端攻撃状態に入る。

推測によれば、鷹撃-12は重量2〜2.5トンの間で、全長は7m、飛行速度はマッハ4.0に達し得、射程はおよそ400kmである(つまり「ダブル4」模式で、特に400kmの射程とマッハ4の速度を指す)。鷹撃-12のラムジェットエンジンによって賦与された高速性能は、さらに一歩敵サイドの反応時間を圧縮し、防御突破を実現する。もし集中した「飽和攻撃」を行えば、破壊力はさらに驚異的なものとなる。作戦用途から見て、鷹撃-12は誘導弾頭交換の方式により、対艦ないし対レーダー作戦が執行でき、打撃方式が非常に柔軟である。

鷹撃-12搭載機の選択に関しては、最も早く明るみに出たのは「飛豹」戦闘爆撃機である。「飛豹」は弾薬搭載能力が強く、航続距離が長く、その充足した機体スペースと比較的大きな外部吊り下げ搭載能力は大型ミサイル搭載機への改装に非常に適している。「飛豹」の作戦半径は1,650kmで、このミサイルの400kmの射程を加えれば、中国の東海、南海方向の潜在的敵に対し非常に大きな脅威をもたらすことになり、第二列島線内外の敵海上目標に脅威をもたらす能力もある。海空軍がすでに大量装備するスホーイ-30MKK、殲ー16、轟ー6G/Kなどの機種も、鷹撃-12の理想的な搭載機である。作戦半径の上で、この三者は「飛豹」よりもやや大きく、より大きな範囲内で対空母および対艦作戦任務が遂行できる。

鷹撃-12は重量が比較的大きいので、「飛豹」のような搭載能力が比較的大きい実戦機であっても、2発の鷹撃-12しか搭載できず、新型エンジンに換装した轟ー6G/Kでも4発しか搭載できない。

鷹撃-12の主要な設計目標は敵サイドの防御設定が厳密な超大型海上目標に照準を合わせており、その300kgを超える装薬量は、1発の命中でも大型艦艇に戦闘力を喪失させるに足り、もし2発同時に命中したら、敵サイドの空母を海底に送り込むのに足りる。


 マッハ4のミサイルは迎撃が困難なだけでなく、高速での衝突は威力をさらに増すとされています。

8月18日

http://image.tuku.china.com/tuku.military.china.com/military//pic/2015-08-17/6cb149f1-3f2d-4e47-ab77-82fe860efd1b.jpg

 コーカン同盟軍の女性スナイパーだということです。ベースは81式小銃でしょうか。大幅に改造していますね。

 中国の将来の爆撃機関連です。

http://military.china.com/nrzh/11172851/20150815/20200396.html


中国が立ち後れたバックファイアを気に入ることはない 未来のステルス爆撃機はB2より強い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ツポレフ-22M『バックファイア』はかつてNATOを心寒させた爆撃機である」 「心寒」はがっかり、失望などの意とされていますがここでの意味は違うのでは。)

1980年代の中ソの仲が悪かった時期を考慮すると、ツポレフ-22M3は中国にプレッシャーをもたらした。ソ連解体以後、国内の非常に多くの人がツポレフ-22M3導入に対し執念に満ちていたのもごく正常なことである。だが真の原因がソ連/ロシアが売らなかったからでも、中国が買わなかったからでも良いが、結果として最終的にツポレフ-22M3が中国に導入されなかったことは非常に幸運な良いことだった。何故なら1980年代以後、ツポレフ-22M3系列はもうすでに歴史の潮流によって放棄され始め、真の軍事強国に直面してはこの機に生存能力もなければ、信頼できる進攻能力もないからである。

ツポレフ-22M系列機が初歩的な設計の方向を定めたのは1960年代のことだった。当時ソ連は、後の防空システムの急速な発展や飛行機ステルス化の潮流を全く予期していなかっただけでなく、実際アメリカがB2ステルス爆撃機の研究を展開したのも1970年代中期になってやっと開始したことなのである。現代の対空ミサイルの性能がどんどん強くなるのにつれ、目標を安定して発見、追跡できさえすれば、飛行機は言うまでもなく、たとえ大気圏外や大気圏の果てを極超音速をもって飛行する弾道ミサイルでも撃墜できるようになった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ツポレフ-22M3戦略爆撃機」)

この種の時代背景の下で、何らの高機動性能もなければ、最大速度もマッハ2余りでしかなく、最大飛行高度が13,300mに過ぎないツポレフ-22M3が、ひとたび防空システムによって射程内に捉えられたら、死への一本道しかない。ツポレフ-22M3の防御突破能力は、実際上たとえ1990年代当時の先進防空システムに直面したとしても窓ガラスのように脆弱である。例えば2008年のロシアとグルジアの戦争の中で、ロシアのツポレフ-22M3は、防空能力が強いとは絶対に言えないグルジア軍によって撃墜されている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像:アメリカはかつて考え方の路線がツポレフ-22M系列に似たB1爆撃機を開発したが、すぐに思い直してB2爆撃機を開発し、かつ返す刀でB1に対するステルス化改良を行った」)

現代の防空システムに直面し、攻撃機、爆撃機が突破を完成させようとするには2本の行き得る道しかない。第1は自らの探知計測可能性を下げ、相手方が自らを発見する距離を大幅に圧縮する。対空ミサイルも、また機関銃弾も、さらには1分間で何百発を放って制圧火力を作っても、見えなければ当然打撃はできない。これこそB2が行ったステルス路線である。ツポレフ-22M3は明らかにこれっぽちもステルスではない。第2の道はいささか乱暴にやる必要があるが、電子戦機や対輻射機によって不断に相手方の探知計測や通信を妨害し、相手方の防空武器の位置を偵察する。相手が防空武器システムをあえて作動しさえすれば、直ちに何発かの対輻射ミサイルが飛んでゆく。非常に惜しいことに、この種のハードにはハードでぶつかるという相手方の防空システムを妨害、制圧、破壊する能力も、ツポレフ-22M3は全く持ってはいないのである。

事実としてツポレフ-22M3も確かに対輻射ミサイルを装備したことがある。すなわちKH-22系列ミサイルの中のP型である。実際ソ連の装備研究開発の中で1機種が1種のミサイルに対応する規律はごく普遍的で、ツポレフ-22系列の主要な攻撃手段はKH-22系列ミサイルだった。しかしソ連全体の1970、80年代の航空電子設備の水準同様、P型ミサイルの性能も目も当てられないほどのひどさで、それが損傷効果を確保するのに頼る手段は、TNT20万トン相当の核弾頭の搭載だった。その他のKH-22系列ミサイルも大差なく、射程、威力などのカタログデータを見れば相当に凄いが、実は目標捜索能力、抗妨害能力、命中精度などカギとなる重要性能は壊滅的ひどさである。それはヒドラジンを加えた四酸化二窒素燃料と組み合わされ、安全性が非常に劣るだけでなく、しかも点火の信頼性にもしばしば問題が出現した。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「画像:KH-22ミサイル。20万トン核弾頭で相手の防空システムを打撃する。怖いか怖くないかどうだ」です。)

特にツポレフ-22M系列機の信頼性は極めて劣り、故障率の特別な高さは無比である。就役初期、ソ連空軍実戦機の中で平均無故障時間が最短で、かつソ連軍によって「全天候欠陥キャリア」のあだ名が付けられた。後のツポレフ-22M3に大きな力を入れて改良が加えられたにしても、この飛行機は依然まるで老人の世話のように倍加させた注意深さ、我慢強い看護を必要とした。

ツポレフ-22M3のような飛行機は現代の防空火力システムの面前では自らの姿を隠す能力もなければ、相手方を破壊する能力もなく、維持保護する難度や費用もまた非常に高い。こうした欠陥の面前で、それに戦略爆撃機クラスの搭載能力や航続能力があってもどんな用途があるだろうか? ミグー29も飛行性能は非常に良かったが、ああした1980、90年代に世界各地に輸出されたミグー29は、実戦の中で西側の現代空軍体系に遭遇した時、(頑住吉注:たとえが意味不明)、全く勝利の兆しがないという奇観を創造した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「これは中国の未来のステルス爆撃機か?」)

もし我が国が本当にツポレフ-22M3を導入し、それを台湾、日本、アメリカ空母群に向け攻撃を発起する切り札としていたら、そしてひとたび真に実戦が勃発したら、こうした時代遅れの品の末路はグルジアの時より良くはなかっただろう。ツポレフ-22M3に希望を寄せるのに比べれば、我が国のステルス攻撃/爆撃機の開発、電子戦と対輻射攻撃能力の強化に没頭することこそ、真に有用なことなのである。(作者の署名:候知健 微博ID:怕冷的狗)


 だいぶ以前から中国がバックファイアを導入するという噂が流れては消えています。確かに現在大きな期待をかけられない機であるかもしれませんが、大型爆撃機を自主開発した経験がない中国がバジャーからB2を超えるような機に一気に飛躍できるものなのか、バックファイアの導入、国産化によって身につく技術や知識もあるのでは、という気もしますが。

8月19日

 中国のミサイル駆逐艦関連です。

http://military.china.com/news/568/20150817/20210138.html


第2隻目の052D艦正式就役 中国海軍のイージス艦、すでに8隻に達す

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「新聞をスキャンした画像(画像はスーパー大本営から)」)

「人民海軍」報の報道によれば、8月12日9時、長沙艦の引き渡し就役式が三亜の某軍港で行われ、この新型ミサイル駆逐艦が正式に引き渡されて使用され、かつ人民海軍の戦闘序列に加入したことを象徴的に示した。長沙艦は我が国が自ら研究開発、設計、生産した新世代ミサイル駆逐艦で、2013年12月に進水し、艦ナンバーは173、比較的強い区域防空および対艦作戦能力を持つ。

これは第2隻目に現役に加入する052D型駆逐艦で、2014年3月21日、052D型「昆明」艦(艦ナンバー172)はすでに人民海軍に加入しており、別に多くの052D型駆逐艦が航海試験、艤装、建造あるいはすでに発注されたという異なる状態にある。

視察者ネットのこの前の報道によれば、2015年2月12日、第6隻目の052C型駆逐艦「西安」艦が現役に加入し、中国に7隻のイージス艦を持たせ、日本を超えて世界で2番目に大きい区域防空ミサイル駆逐艦艦隊となった。そして長沙艦の就役は、中国の現役イージス艦を8隻に到達させた。

(頑住吉注:原ページのここにある1枚目の画像のキャプションです。「173艦の勇姿」 続いて2枚目。「130mm主砲が非常に目を引く」 続いて3枚目。「将来さらに多くの052D型ミサイル駆逐艦が現役に加入することになる」)

052Dは我が国の052型ミサイル駆逐艦の中の最新改良型で、寸法は052C型と似ているが、性能には大幅な向上がある。052D型はH/PJ-38型130mm多用途艦砲を装備する。艦体中部の鷹撃-62ミサイル発射装置はなくなり、機能も艦載多用途ミサイル垂直発射装置によって取って代わられている。この艦の前後2組の垂直発射装置は全部で64発のミサイルを搭載し、紅旗-9対空ミサイルを装備する他、さらに新世代の鷹撃-18および鷹撃-62対艦ミサイルを装備し、対地、対艦攻撃に用いることができる。また艦尾のヘリ格納庫上方の730近接防御高射砲も24連の「海紅旗-10」近接防御ミサイルに改められている。

上述の改良の他、052D型駆逐艦はさらに新型アクティブフェイズドアレイレーダーに換装している。052Cのレーダーと比べ、新型レーダーの外形には顕著な変化がある。このレーダーは大気圏内外の目標に対してもより強い探知計測能力を持ち、総合能力は米軍新型駆逐艦「アーレイ・バーク-III」型駆逐艦の艦載フェイズドアレイレーダーに比肩し得る。新型レーダーの配備後、艦載の海紅旗-9ミサイルは有効に射程2,000km内の弾道ミサイルを迎撃できる。上述の改良を経た後、052Dミサイル駆逐艦の防空対ミサイル能力は相当程度の向上を得たのである。


 正確に言えば中国にイージス艦は1隻もなく、「中華イージス」が本当にイージス艦に匹敵する能力を持つのかは実戦を経るまでは分からないと思われますが。

 ロシアの軍事競技関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/08/17/017767320.shtml


「カスピ海競馬」で中国チームが大逆転劇を演じ再度第1位を奪う ミスゼロ

8月15日午後、ロシアの「2015国際軍事競技」の「カスピ海競馬」種目に参加した南海艦隊某旅団隊員は湛江飛行場に到着し、栄誉と共に帰ってきた。南海艦隊の杜本印副政治委員は南海艦隊の沈金竜司令員、劉明利政治委員の代理で飛行場に行き出迎えた。

ロシアによって開催された「2015国際軍事競技」の「カスピ海競馬」種目は8月3日に開始され、南海艦隊某海兵隊旅団の競技参加隊員は10日近い競技期間内、相次いで装甲野戦技能競技単一車両競技(単一車両技能競技、短距離レース、追い越し競技といった3つの段階の競技を含む)とリレー競技に参加した。ルールの頻繁な改修、ロシア語の号令を熟知しない、アウェイの場での作戦など不利な要素に面し、競技参加隊員は安定した発揮、厳しい試練に耐える素質に頼り、装備性能の極限を充分に掘り起こし、最終的にそれぞれ単一車両競技第1位、リレー競技第2位の好成績を獲得した。競技参加隊員の陳百照、張文涛、宋平平はそれぞれ、競技組織委員会によって優秀操縦員、優秀車長、優秀砲手と評された。

競技中、南海艦隊某海兵隊旅団からなる中国チーム第5車両グループ(車長の汪海倫、操縦員の王偉、砲手の尹宗豪)は「カスピ海競馬」競技の中でパフォーマンスが特に突出し、単一車両競技の中で戦車強国ロシアを圧倒して単一車両技能競技第1位を取得しただけでなく、さらに追い越し競技の中では発進時間がまず出発したロシアサイドの車両グループに4分間立ち後れる状況下で大逆転を演じ、再度第1位を奪取し、全会場で唯一のミスゼロ、ペナルティゼロの車両チームとなり、2つの段階の競技で第1位の誇らしい成績を取得した。リレー競技の中で、ロシアとカザフスタンの競技参加車両には相次いで故障が出現し、競技場には一度中国の05式歩兵戦闘車のみが疾駆する場面が出現し、中国チームはさらに唯一連続して全部の競技過程を完成した競技参加チームとなった。

競技閉幕式で、ロシア連邦海軍総司令ヴィクター チャーコフ上将は中国チーム代表のために優勝カップを渡し、ロシア、カザフスタン、そしてインド、アンゴラ、アゼルバイジャンなど視察員メンバー国は中国チームが取得した成績に対し祝賀を表明した。

中国海軍代表チームリーダーで、南海艦隊某海兵隊旅団の旅団長である陳衛東は記者に、ロシアの「2015国際軍事競技」参加は部隊の実戦化された訓練水準を検証する得難い契機であり、中国海兵隊と各競技参加国の軍事協力を促進しただけでなく、しかもさらに一歩部隊の複雑な環境条件下での水陸両用装甲作戦遂行の水準を高めた、と教えた。


 全体に中国チームが活躍しただけでなく、兵器の信頼性でも疑問を払拭した、と言えるんでしょうか。

8月20日

 フィリピン海軍関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150811/20174654.html


フィリピン海軍の秘密を明らかに:「海上ゲリラ戦」にしか対応できず

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「フィリピンが購入したデルビラル号巡視艦」)

新華社客戸端の報道によれば、フィリピンの現有の海軍装備の中では、2隻のアメリカ沿岸警備隊を退役した、排水量3,200トンの、補助力量としての「デルビラル」級巡視艦が最大の戦闘艦であり、フィリピン海軍の遠海作戦の主戦力量でもある。艦上にはミサイルシステムはなく、ひとたび戦争に投入されれば、基本的にいかなる脅威も持たない。

フィリピン国防省スポークスマンのピーター ガルベスは最近、来年からフィリピンはスービック湾に戦闘機と戦闘艦を配備する、とした。これは1992年にアメリカがここから軍を撤収して後、スービック湾が再度軍事に用いられるということである。

スービック湾はフィリピン最大の島であるルソン島西南部に位置し、首都マニラからの距離は110kmである。湾は三方を高い山に囲まれ、港は広く水は深く、守るは易く攻めるは難い天然の良港で、さらに原子力空母などの巨大な艦船が停泊できる。

しかし、情報が伝わった後、多くの世論が疑義を呈した。フィリピン海軍の現有の実力をもってしては、もし「外部からの援助」を導入しないとすれば、どうやってスービック湾というこの戦略の要地をうまく利用することが可能なのか?
 
「海上ゲリラ戦」にしか対応できず

1960年代から今に至るまで、フィリピン国内にはずっと安全に対する三大脅威が存在する。すなわち、南部のモロイスラム解放戦線やモロ民族解放戦線に代表されるムスリム反政府武装勢力、フィリピン各州に分布する新人民軍に代表される左派反政府武装勢力、アブ・サヤフに代表されるテロ組織である。

1990年代以来、フィリピン政府は主に軍事費を陸軍に投入し、反乱軍打撃に用いた。2015年の国防予算を例にすると、軍事費という「パイ」の中で、海軍が獲得した予算は陸軍の1/3に過ぎない。

フィリピンでは、反政府武装勢力はしばしば「千の島がある国」の地理的特徴を利用して、群島間でフィリピン特有の木製カニ船(主体は平底の木造船で、両側に長い竹竿が船体と平行に延びて船体の浮力と安定性を増加する)や快速艇を使用して政府軍から隠れ、あるいは待ち伏せ攻撃する。

このため長期にわたり、予算が限られているという状況下でフィリピン海軍建設の主要な任務は反政府武装勢力の「海上ゲリラ戦」への対応である。

理解されているところによれば、フィリピン海軍の下には海軍艦隊と海兵隊が管轄され、このうち艦隊人員は約15,000人、海兵隊は9,000人、あらゆる人員を加えても2.5万人に満たない。

フィリピン海軍が配備する130隻あまりの艦船の中では、巡視艇や上陸艦がメインで、敵の船を迎撃する、あるいは上陸して反政府武装勢力を掃討するのに用いられる。

こうした巡視艇は体積は小さく、喫水は浅く、速度は速く、群島間の作戦に適する。中国台湾から購入した「多機能攻撃艇」を例にすると、この艇は全長約16m、空虚重量13トン、最高速度40ノット、21名の完全武装の海兵隊員を搭載でき、艇の上には3挺の機関銃が配備される。アブ・サヤフなどの反政府武装分子に対しては、艇クラスの海戦でも近岸支援でも、この艇は余裕綽々である。

だが波濤が荒れ狂う南海の上では、この種の艦艇は全く作用を発揮できない。

遠海作戦能力が欠如

現在フィリピン海軍近代化ははるかに未完成で、遠海作戦力量が顕著に欠乏し、先進的な、大トン数の軍艦もなければ、ジェット式戦闘機や対艦ミサイルも欠けている。

フィリピンの現有の海軍装備の中では、2隻のアメリカ沿岸警備隊を退役した、排水量3,200トンの、補助力量としての「デルビラル」級巡視艦が最大の戦闘艦であり、フィリピン海軍の遠海作戦の主戦力量でもある。

この型の艦の主武器は76mm艦砲1門、25mm機関砲2門で、対ミサイルに用いる近接防御システムはすでにアメリカによって取り除かれ、艦上にはミサイルシステムさえなく、ひとたび戦争に投入されれば、基本的にいかなる脅威も持たない。

またフィリピン海軍航空兵の実力も非常に薄弱である。

現有の海軍航空部隊の編成の中では、2個海軍航空中隊と1個訓練中隊しか配備されておらず、主要な装備はAW190ヘリ、ドイツのベルコウ社が生産したBo105小型ヘリ、イギリスのブリテン ノーマン社が生産したアイランダー多用途小型機である。この3種の飛行機は皆1960年代に生産、就役した製品で、現代の実戦機に比べ顕著な性能の落差が存在する。(楊天沐)


 まあ単独でまともに中国海軍に対抗できる力がないのは分かり切っていますが。その後フィリピンの軍事費は中国の1/200、なんていう記事も出てますが本当ですかね。

8月21日

 中国国産空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150818/20218973.html


国産空母施工現場らしきものが明るみに:機格納庫、あるいは間もなく完成か

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産空母施工現場らしきものの実写」)

中国が国産空母に着工したとの情報が伝わって以来、この空母が着工したのか否か、ネット上に流れ伝わる空母建造現場は事実なのか否か、ずっと国内外メディアの関心の焦点であり続けている。

最近国内の有名軍事フォーラムは1枚の国産空母施工現場らしき画像を更新し、この画像からは建造中の船舶は決してよく見られる普通の高阻(頑住吉注:意味不明。抵抗が大きい?)貨物輸送船体の外形ではなく、明らかに大型水上艦船であることが見て取れ、施工の進度から見てこの大型水上艦船の水面下の主体部分はすでに基本的に成形されている。画像からはさらに、この水上艦船は数個の大型船室を持ち、構造上、既知のクズネツォフ号および遼寧号空母の構造に非常に似ていることが見て取れる。

長期にわたり国産空母発展に関心を注ぐ軍事視察員は、もしネットに明るみに出たこの画像が確かに国産空母施工現場だったら、進度から見てそれは次の一歩で機格納庫など重要部分の建設を完成することになり、その時さらに一歩この艦船の建造状況や詳細な進展が確認できる、と分析する。

この施工現場の半年近く前からの多くの画像を対比すると、ドックの中にいくつかの艦艇の隔壁板が出現してから、艦体前部がひとまず完成するまで、さらに現在の水中部分の基本的完成まで、この水上艦船の施工、建造が非常に急速で、国外空母建造の進度を参考にして見ると、それは2016年の年内程度で進水する可能性がある。

先月末、遼寧号空母建設工程を担当した大連船舶重工はその公式ウェブサイトに情報を掲載し、中航の沈陽飛行機集団労働組合が同社を訪問して交流が行われ、沈陽飛行機の客人は大連船舶重工を訪問した期間、関連のドック生産現場を視察した、とした。当時ある分析は、国産艦載戦闘機殲ー15のメーカーとして、沈陽飛行機の客人が視察したのは国産空母の機格納庫分段である可能性が高く、しかもこれはネットに明るみに出た国産空母建造の進度を示す画像とも比較的符合する、と考えていた。

このため各方面の状況を総合して見ると、中国初の国産空母はすでに出現間近で、我々は1年以内にそのおおよその外形を見、また比較的具体的な施工の進展を了解することが有望である。

(頑住吉注:2ページ目は1ページ目と同じ。3ページ目)建造中の船舶と遼寧艦の構造の対比


 やはり予想通り第1隻目の国産空母は「遼寧艦」と大筋似たものになるんでしょうか。

 一方ロシアの次期国産空母関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150818/20217884.html


ロシア軍事工業:現在のロシアの工業水準では大型上陸艦は作れない

[ロシアの週刊『軍工信使』2015年8月10日の報道による] ロシア連合造船社(OSC)スポークスマンは最近声明を発表し、ロシア海軍艦隊の軍事的需要を根拠に、ロシアの新世代空母は原子力動力推進設備を採用することになる、とした。

ロシアの新世代空母はサンクトペテルブルグのネバ設計局とクルイロフ国家科学センターによって合同で研究開発され、現在新空母は依然設計、研究開発段階にある。ネバ設計局代表は、原子力動力推進装置の採用は唯一ロシア海軍の空母の動力性、自主性、航続能力に対する要求を満足させることのできる設計方案である、とする。ネバ設計局は2007年からもう新世代空母の研究開発作業を展開し始め、かつ相次いで異なる設計方案を打ち出している。この後こうした方案を基礎に、海軍の新世代空母の外形や性能に対する需要を結合させ、設計、研究開発を行う。連合造船社スポークスマンは、新世代空母はロシア連合造船社の下に属する造船工場によって建造が担当され、具体的な造船工場、建造コスト、建造期間は依然さらに一歩の確認を必要とする、とする。新空母建造計画が決して2015〜2017年のロシア国防発注に入っていないことは確定できる。以前発表された情報によれば、ロシア空母の動力装置には2つの設計方案があり、例えば原子力動力駆動を採用し、空母の排水量は80,000〜85,000トンに達し、70機の飛行機を搭載できるもの。例えば通常動力を採用し、排水量が55,000〜65,000トン、50〜55機の飛行機を搭載できるものである。

連合造船社スポークスマンは付け加え、現在決して新型の大型上陸艦の発注は得ていない、とした。彼は、現在ロシアの工業水準と研究開発能力ではまだ新型上陸艦の技術要求は達成できない、とする。新型上陸艦はサンクトペテルブルグのネバ設計局とクルイロフ国家科学センターによって合同で研究開発され、最も先進的な技術が応用され、ロシアの近代化された海軍建設の需要を満足させる。この前、ロシア海軍司令のヴィクター チャーコフは、今年7月に行われた国際海事安全保障業務展で、新型上陸艦は16機の飛行機を搭載でき、450名の兵士、および80両の装甲車を搭載でき、排水量は16,000トンに達し、2020年に建造に着工する計画である、とした。ロシア海軍のレポートは、新型上陸艦は依然概念設計段階にあり1隻のこのクラスの上陸艦を設計する時間は5年以上になる、としている。(中国船舶工業総合技術経済研究院 彭程)


 新型上陸艦を建造するのって原子力空母の建造より難度が高いんですかね。まさか原子力空母はソ連時代の設計の下敷きがあってそれを発展させればできるが全く新しい設計の艦の開発はできないとか?

8月22日

 インド国産空母関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150819/20222942.html


インド・アメリカ、空母技術協力を語る 6.5万トン新空母、電磁カタパルト使用を欲す

中新ネット8月18日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、インドとアメリカの空母技術合同作業チームは第1回会談を行った。現在インドは間もなく計画が始動する65,000トン国産空母のために設計と技術上の準備を行いつつあり、アメリカ空母の電磁カタパルト技術に対し興味を感じている。

8月12日から14日、アメリカ海軍は本土東海岸で行った開幕会議でインド高級海軍将校代表団を接待した。期間3日の訪問中、インド西部海軍司令部総司令SPS Cheeme率いるインド代表団はアメリカ海軍の最も先進的な空母である「フォード」号を視察した。現在この空母はバージニア州ニューポートニューズ造船工場で建造を行っている。「フォード」号空母は世界で初めて電磁カタパルト技術を配備した空母で、インドはこれに対し興味を示している。

アメリカ駐インド大使館は声明を発表し、インド代表団はアメリカ海軍空母計画管理局の簡単なレポートを受け取り、ペンタゴンの高級国防関連当局者と会見し、かつアメリカ海軍空母カタパルトおよび修復システムの研究開発施設を視察し、これは協力のチャンスを探求する第一歩である、としている。

双方の作業チームのアメリカおよびインド海軍当局者は空母発展の多くの方面においてオープンな討論を行い、これには設計、集成、試験、評価、管理、空母建造監督管理などが含まれた。

この空母技術協力合同作業チームはアメリカ海軍空母計画執行官で海軍少将のTom Mooreとインド艦船生産調達総監で副海軍上将のG.S.Pabbyによって合同主席が担当される。この作業チームはインドとアメリカの大型国防技術貿易計画(DTTI)の一部分である。DTTI計画成立の目的は過程の上での障害を減少させ、戦略協力の一部分として国防生産方面の広範な協力を促進することである。インド国防省はすでに、空母技術はDTTI計画の中で最も興味を感じるプロジェクトの1つであると確定している。

この声明の中では、この作業チームの初の会議は充分成功で、自分たちは来年年初インドで行われる次回の作業チーム会談のために会議日程を制定することに期待している、とされた。(麦格 イーダン)


 中国初の国産空母が「遼寧艦」と大筋同程度のものになるなら、このインド2隻目の国産空母とも同程度のサイズということになるでしょうか。もし電磁カタパルトが使え、一方中国国産空母は依然スキージャンプ式だったら戦力的にはインドの方がかなり上になる可能性が高いでしょう。

 中国の対潜ヘリ関連です。

http://military.china.com/news/568/20150819/20225584.html


台湾メディア:直ー18Fは米軍の対潜ヘリに完勝 055艦に配備へ

参考情報ネット8月19日の報道 台湾メディアは、中国は全力で対潜能力を強化し、もってアメリカの強大な水中力量に対抗しつつあり、その中で直ー18Fヘリが最も典型的なもので、アメリカメディアは、中国の日増しに増強される対潜力量に直面し、アメリカは決して傲慢不遜であってはならないと警告している。

台湾中時電子報が8月18日にアメリカメディアを引用したところによれば、近年来中国は海軍航空兵を未来の優先的発展方向としており、海軍ヘリの数は急速に増加し、直ー18Fに代表される新型対潜ヘリが出現している。中国の軍事刊行物は、直ー18Fの水上捜索レーダーはより突出し、最小40〜70kmの範囲内で潜水艦の潜望鏡やマストを発見できる、としている。

報道は、直ー18Fは4発の対潜魚雷を搭載でき、以前の直ー8との比較で言えば非常に大きな向上であり、アメリカ海軍のSH-60ヘリに比べ、直ー18Fはより多くのソノブイを搭載でき、ヨーロッパのEH-101ヘリだけが直ー18Fと、航続距離や性能の上で比較できる、とする。

アメリカメディアは、「遼寧艦」空母は6機の直ー18Fを搭載する計画で、中国の未来の055型巡洋艦は2機の直ー18Fを搭載することになるとし、報道はこのことは側面から何故055型巡洋艦にこのように大きな排水量があるのかを説明している、と考える。


 今まで中国はこの分野で遅れていましたが、いきなりアメリカのそれを超えるようなものが作れるもんですかね。固定翼対潜機では日米に次世代の機種が出現しているところで前の世代と基本的に同等のものを出してきた、という程度なわけですが。

8月23日

 中ロ関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150820/20231149.html


ロシアメディア:来年、中ロは南海で演習しアジア太平洋地域の衝突に対応する

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の南海演習の規模は未来の衝突を超える 関連国を震撼させる」)

最近ロシア外務大臣ラブロフはシンガポールテレビ局のインタビューを受けた時、、ロシアと中国の合同演習は新たな国際的挑戦と脅威に対抗するためであるとした。現在の脅威は非常に多くあり、これには海賊、危険な材料の密輸などが含まれる。彼は、ロシアと中国の東部辺境地域での演習の数は「アメリカと日本、韓国などの国がこの地域で行う演習の数よりはるかに少ない」と指摘する。先月末、ロシアが発表した新たな海軍学説は、太平洋地域において、中国と友好関係を発展させるのはロシアの国家海洋政策の「重要な組成部分」である、と指摘している。

「中ロ軍事演習はアジア太平洋地域で発生する可能性のある衝突に準備するため」 ロシアの「独立報」は19日、中ロは今回「上陸」など進攻性作戦課目を合同演習し、このことは「アメリカおよびその盟友が中ロのこの地域におけるあり得る敵となる」ことを意味している、とした。文章は、1週間前アメリカ、日本、韓国、フィリピンなどの国は「深刻な領土の紛糾」の存在する南海で大規模な演習を行い、このため中ロが上陸演習を行うのは他国のアジア太平洋地域における行動に対する「止むを得ず取る回答のステップ」と見なされ得る、とする。文章は、日本はずっと南千島群島(日本は北方四島と称する)を身分不相応に欲しており、ロシアの領土の安全に対する脅威を構成している、とする。中国は、演習は第三者に照準を合わせてはおらず、地域の情勢とは無関係、と強調しているが、演習のこの課目は依然一定の意義を持っている。

ロシア連邦通信社は19日「アメリカご用心:ロシアと中国は日本海で相互協力を学習へ」という題の文章を発表して暴露を行い、ロシア国防省副大臣のアントノフは最近、ロシアと中国は「来年南海で海上合同演習を行う」計画で、演習はさらにロシアのアジア太平洋地域における「その他の盟友」を包括することになる、と言明した。だが彼は決して明確にどういった国かは指摘しなかった。彼は、ロシアと中国はある重要な共通認識を達成し、すなわちアメリカこそ南海の主要な不安定要素だ、というもので、「我々はアメリカのこの地域における政策に対し憂慮を感じ、特にアメリカはどんどん重点をロシアと中国に対しシステマチックな抑止を行うことに置いている」、とした。

ロシアの「MixedNews」ウェブサイトは18日「中ロ同盟:欧州情勢が日増しに緊張する背景の下に日本海で合同軍事演習を行う」という題の文章を発表し、中ロ協力は軍隊の戦闘力を高めるためだ、とした。ロシア軍は、この演習を行う目的はロシアと中国の全面的な戦略パートナーシップを発展させ、かつ合同で海上の脅威に対抗する能力を向上させることである、とする。


 中ロの日本海での演習は日本にとって気になりますがそれはいわばいずれの国にとっても地元と言える場所でやる演習であって、わざわざ南シナ海で合同演習するとなるとアメリカに対するデモンストレーションとしての意味はより露骨になるでしょう。まあ地中海での演習で中国が西側を牽制してくれたお返しに今度はロシアが南シナ海でアメリカを牽制する、といったところでしょうか。

 中国での展示会関連の記事を2つ紹介します。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/08/20/017777670.shtml


第16回北京航空展、9月開幕へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「第16回北京国際航空展ニュース発表会が北京で行われる。蔡琳琳撮影」)

新華ネットの情報(記者 蔡琳琳) 8月20日、記者は2015第16回北京国際航空展(略称北京航展)組織委員会から、今回の航空展が9月16日から19日に国家会議センターで行われると知らされた。その時、16カ国から来た140あまりの展示商が競争で展示に参加し、展覧面積は20,000平方m近くなる。

北京航空展は2年に1度行われ、1983年の初開催以来、すでに成功裏に15回行われている。

今年の航空展の期間には多くの専業会議や30近い新製品、新技術発表活動が行われ、専業観衆の数はのべ25,000人を超えると見られる。

説明によれば、今回の展示会には初めて「新技術、新製品発表区」が設立され、展示商に新製品、新技術に対する宣伝、発表、契約締結などの活動を行わせることになる。「発表区」がひとたび打ち出されるやすぐに展示商の極めて大きな興味と称賛を引き起こし、中航工業、中国商業飛行機、エアバス、ボーイング、オランダ航空グループなど28を超えるグローバルに名が知られる航空企業がすでに時間的段階に新製品発表活動を行うことを予定している。

注目を集める無人機専業区は中航工業、航天三院などに代表される軍事工業無人機製造企業、北京航空宇宙大学、国際科学技術大学に代表される科研院校、仏山安爾康姆、中航智、易瓦特、韋加科技、北方天途、ティエンシュン創新に代表される工業級無人機を研究開発、製造および運営する民間企業など30あまりの無人機企業が展示に参加し、中国無人機産・学・研・用四大領域を縦貫し、中国無人機の軍民融合式発展の中の探索と実践の成果全面的に展示する。「軍民融合創新発展」をテーマとする2015中国無人機創新発展フォーラムも同じ期間に行われる。

民間航空方面も展覧参加に入れる力の度合いを大きくし、初めて飛行場設備と技術テーマ専門区を開設し、民間航空と航空製造企業の間の深い協力と共同の発展を深化させかつ推進するだろう。同時に、中国とアフリカ区域の航空協力をテーマとして突出させた展示区も初めてお目見えする。


http://www.hinews.cn/news/system/2015/08/21/017779086.shtml


2015世界レーダー博覧会10月開幕 新型レーダー大規模に展示

【グローバル軍事報道】 記者は主催機関から、習近平主席の「積極的に世界の新たな軍事革命発展の動向を追跡」に関する重要な指示を貫徹、実行し、国内外のレーダーシステム、装備、技術領域の交流と協力を加速して推進し、我が国のレーダーおよび関連の電子情報技術創新水準を高め、レーダーおよび関連技術の軍隊情報化建設および国民経済各領域におけるより広範な応用を促進するため、総装備部の批准を経て、中国レーダー業界協会、中国保利集団、中国電子情報産業集団、中国電子科学技術集団などの機関によって合同で主宰される「2105年世界レーダー博覧会」が2015年10月21日〜23日に北京展示館で行われる、と知らされた。

展示会は我が国の近年来のレーダー領域発展の成就および前線の創新の成果を全面的に展示することになる、とされる。中国電子、中国電科、中国保利および航空、宇宙、船舶、兵器、地方軍事工業など多くの軍事工業集団がその時百近い科研院所および数十の国内外レーダーおよび国防電子情報技術領域の有名高度科学技術企業を率いて、多くの軍用、警察用、軍民両用のレーダーシステム、装備、技術そしてマイクロ波および光電子ユニット、国防電子、通信、ナビゲーション、気象、指揮コントロールシステムなど上下に延伸する産業のチェーン状の連なりの製品、優秀な創新の成果を携えて集中的にお目見えする。

また主催者サイドの説明によれば、世界レーダー博覧会は2001年に第1回が開催されて以来、2年に1度行われている。解放軍本部と政府主管部門の大きな力を入れての支持と援助を得、軍隊システム、軍事工業電子企業、貿易フランチャイザー、各業界の最終的なユーザー、および科研院所の極めて大きな関心を受けている。十年あまり以来、展示会の影響力および展示規模は回を追うごとに増大し、専業観衆はのべ1.2万人を突破し、レーダーおよび関連業界、メーカーの交流と製品展示の重要な場となっている。今回の展示会は軍用、警察用のレーダーおよび電子情報技術および装備を重点的に展示する他、さらに専門に「民間レーダー」および関連技術展示区を創設し、集中的な展示によりさらに一歩国内外の先進的なレーダーおよび電子情報技術の民間領域への深入りした応用を拡大させることになる。


 新型無人機、対ステルスレーダーなどが注目されることになるでしょう。

















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