コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその147

8月24日

 アルゼンチン空軍関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150820/20234054.html


ロシアメディア、ある原因がアルゼンチンの殲ー10あるいは梟竜購入方案が非現実的であることを決定づける、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー10戦闘機」)

ロシアの戦略・技術分析センターウェブサイト8月19日の報道によれば、2015年8月13日にアルゼンチン空軍はブエノスアイレス州のタンディル空軍基地成立103周年を慶祝する時、アルゼンチン空軍総参謀長マリオ ケイフォ将軍のお祝いの言葉を読み上げ、非常に独特な「プレゼント」をもたらした。すなわち、ここに配備される第6航空旅団の戦闘序列の中のあらゆる「ミラージュ」ファミリーの戦闘機を、2015年11月末までに全部退役させる、と宣言したのである。これはアルゼンチン空軍序列の中の最後のこの現役戦闘機でもあり、以後この種類の戦闘機はもはや持たないことになる。

8月14日、マリオ ケイフォ将軍はブエノスアイレス市のマローン空軍基地で行われたアルゼンチン空軍成立103周年祝典で発言する時、自らの口で上述の決定を確認した。

現在アルゼンチン空軍にはタンディル基地に位置する第6航空旅団の序列の中の第6戦闘機大隊が戦闘機を持っているだけで、名目上30機の「ミラージュ」ファミリーの戦闘機があり、これには10機の「ミラージュIIIEA」、2機の「ミラージュIIIDA」、7機の「ミラージュ5P」、そして11機の「フィンガーIIIB」が含まれ、最後のはイスラエル空軍の「ネシェル」式(「ミラージュ5」)戦闘機のグレードアップ版である。だが実際上は第6戦闘機大隊の飛行に適するあらゆる機種の戦闘機は7〜8機を超えず、主に飛行機の損耗が深刻で、部品が逼迫しているからである。8月13日の空軍節空中慶祝活動の中では、全部で6機の戦闘機しか参加しなかった。

あらゆる「ミラージュ」ファミリーの飛行機の完全退役が宣言された後、アルゼンチン空軍はもはや戦闘機を持たなくなる。今後アルゼンチン空軍のジェット式作戦機の中には、32機の古い改良型のアメリカ製A-4AR攻撃機(セントルイス州レイノルズプランテーション空軍基地の第5航空旅団に編入され、戦備レベルは同様に非常に低い)(頑住吉注:シリーズの初飛行は1954年です)および19機のIA-63練習戦闘機(大部分はメンドーサ州アープルメイリリョ空軍基地に編入される)(頑住吉注:アルゼンチン国産で初飛行は1984年とまだ新しいものの亜音速にすら達せずメッサーシュミットMe262よりずっと遅いです)しか持たなくなる。ある報道は、今年年末から、アルゼンチンの国土防空任務はIA-63高等練習機が代わって担当することになる、としている。

ここ10年来アルゼンチン空軍はずっと国外から近代化された戦闘機を購入し、もって徐々に消失する「ミラージュ」戦闘機隊に取って代わらせるのに便とするチャンスを探し求めていた。だが資金欠乏により、今に至るも1つの方案も実現できず、これには談判が展開されたことのある購入、特にフランスあるいはスペイン空軍を退役した「ミラージュF.1」中古戦闘機、あるいはイスラエル空軍を退役した「クフィル」戦闘機改良版の購入が含まれる。関心を集めるアルゼンチン政府が中国のJF-17「梟竜」あるいは殲ー10新型戦闘機購入方案を希望していることに関してはさらに空想的なことが目立ち、同様に購入する金がない。少し前のある情報は、アルゼンチン空軍はイスラエルとの、一個飛行中隊の「クフィル」戦闘機(「クフィルC60」方案に照らしてグレードアップ)購入に関する談判を回復するとしていた。だが各方面の状況から見て、アルゼンチン空軍は今後長年にわたって戦闘機を持てない。

(頑住吉注:これより2ページ目)

長期的資金欠乏ゆえに、アルゼンチン空軍全体が深刻な財政危機に見舞われている。ある報道は、今年8月までに、アルゼンチン空軍の債務高は5,400万アメリカドルに達し、このうち2,160万アメリカドルは航空燃料の供給費だとする。8月11日アルゼンチン空軍司令部は命令に署名し、節約を厳しく行うよう要求し、これには燃料、電力、食料の消耗を制限し、一部人員に休暇をとらせ、余剰人員の仕事時間を減らし、毎週40時間から15時間にまで減らすことが含まれる。空軍のあらゆる飛行に適さない飛行機は全部技術的メンテナンスが停止されることになる。

アルゼンチン空軍は1972年から「ミラージュ」ファミリーの飛行機の使用を開始し、現在あらゆる「ミラージュ」機のアルゼンチンにおける総飛行時間は13.1万時間を超えている。こうした飛行機はかつて1982年のマルビナス島戦争に積極的に参加し、2機の「ミラージュIIIEA」が戦損し、このほか飛行事故によって5機の「ミラージュIIIEA」と2機の「ミラージュIIIDA」機を損失した。現在第6航空旅団第6戦闘機大隊第2迎撃機中隊の序列の中には、名目上まだ10機の「ミラージュIIIEA」と2機の「ミラージュIIIDA」がある。マルビナス島戦争の期間ペルーが無償贈与した10機の「ミラージュ5P」機の中で、現在3機だけが飛行に適し、その他の7機は名目上第6航空旅団第6戦闘機大隊第1戦闘爆撃機中隊に編入されている。

1978年にアルゼンチンはイスラエル空軍序列の中の35機の単座型および4機の複座型「ネシェル」式戦闘機を得た。この機はかつて長期にわたりイスラエル飛行機工業社がコピー生産した「ミラージュ5」の盗作版の機であると見なされていた。だが現在掌握されている情報によれば、実際にはあらゆる「ネシェル」式戦闘機はフランスが分解の形式をもって秘密裏にイスラエルに供給した「ミラージュ5」だったのである。後に南ア共和国に販売された5機の「ネシェルT」を除き、1978年にイスラエルはほとんど当時空軍序列にあった全部の「ネシェル」式飛行機をアルゼンチンに転売し、「ダガーA」(単座型)および「ダガーB」(複座型)と改名した。このうち12機の「ダガーA」はマルビナス島戦争中損失し、1機の「ダガーA」および1機の「ダガーB」が飛行機事故で墜落損壊した。1983〜1990年、イスラエルとの契約に基づき、アルゼンチンの23機の「ダガーA」が「フィンガーIIIA/IIIB」にグレードアップされ、イスラエルの「クフィルC2」の配置に近づいた。こうした飛行機の中で10機は飛行事故ゆえに退役している。現在まで、第6航空旅団第6戦闘機大隊第1戦闘爆撃機中隊の序列の中には11機の「フィンガーIIIB」機しか残っておらず、しかも2015年初めに飛行に適するこの型の飛行機の数は4機を超えなかった。(編集翻訳:林海)


 タイトルからアルゼンチン空軍が中国戦闘機を導入する可能性がテーマかと思って読んだんですが、それに関する内容はほんの少しでした。まあこの様子では確かに新品の中国戦闘機は買えないでしょう。

8月25日

 中ロ海軍演習関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150823/20249716.html


中ロ合同軍事演習で将兵が相互に艦艇を訪問 解放軍兵士:ロシアの艦はなんて大きいんだ!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「合同演習は両軍の理解と相互信頼を増進する最も良い方式」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

ビデオ:中ロ海上第二段階合同演習、正式開幕 ソース:中央テレビニュース

中新社ウラジオストック8月22日電 題:中ロ海上合同演習:参加将兵、艦艇を相互に訪問 友好と交流を増進

作者 李純

「この船はなんて大きいんだろう!」

これはある中国海軍兵士がロシアの「ワリヤーグ」号ミサイル巡洋艦を視察した時に発した感嘆である。8月22日午前、中ロ「海上連合-2015(II)」軍事演習に参加する双方の将兵は相互に艦艇を訪問し、両軍の間の友好と交流を増進した。

今回の中ロ「海上連合-2015(II)」軍事演習の実兵演習で、両国海軍はいずれも主戦艦艇および飛行機を派遣して参加する。これまでとは異なり、今回の演習の課目の中には合同海上立体上陸演習が追加され、さらに一歩中ロ海軍の実務的協力を強化し、両国海軍の合同での行動能力、安全への脅威に共同で対応する能力を向上させることになる。

ウラジオストック軍港の埠頭には、ロシア海軍の「ワリヤーグ」号ミサイル巡洋艦と中国海軍のミサイル駆逐艦泰州艦、沈陽艦が横に並んで停泊した。中ロ海軍将兵は精神が高揚し、整然と隊列を組んで相手方の艦艇を視察した。

中国サイドの演習参加艦隊の指揮艦である沈陽艦は国産新型ミサイル駆逐艦である。この艦は多種の武器を装備しており、突撃、防空、対潜護衛などの任務が担当でき、さらに上陸、対上陸作戦の中で支援兵力を担当し、またパトロール、警戒、偵察、海上封鎖、海上救援などの任務が担当できる。

後甲板から前甲板まで行き、参観に来たロシアサイドの将兵は頻繁に艦上の展示パネル、火砲、魚雷と記念撮影した。

(頑住吉注:これより2ページ目)

ケロトフは「ワリヤーグ」号の無線電信技術部門の班長で、かつてロシアの多くの軍艦で就役したことがある。これは彼の初めての中国海軍艦艇に乗り込んでの参観である。沈陽艦の清潔できちんとした環境と将兵の規律の厳正さは彼に非常に良い印象を残した。

同様に「ワリヤーグ」で就役するイェフニゲイも初めて中ロ海上合同軍事演習に参加する。彼は沈陽艦を非常に気に入り、演習が円満に成功し得ることを希望した。

「これは我々の軌道とちょっと似ている」、「このミサイルは対空だ」。「ワリヤーグ」号で参観する中国海軍将兵は歩きながら談義した。

ロシアサイドの演習参加指揮艦「ワリヤーグ」は「光栄級」ミサイル巡洋艦の第3隻目で、ロシア海軍太平洋艦隊の旗艦でもあり、「空母キラー」の呼び名がある。この艦は排水量11,280トン、全長186.5m、全幅20.8m、対艦ミサイル、魚雷、爆雷、艦砲、防空システムを装備し、対潜ヘリを搭載することができ、防空、対艦、対潜能力を兼備している。

初めて「ワリヤーグ」号に乗り込んだ泰州艦の政治委員陳友珠の、このミサイル巡洋艦に対する印象は「かなり衝撃的」だった。彼は、「ワリヤーグ」号は設備メンテナンス方面が素晴らしくされており、戦闘能力も学習に値する、と考える。「他人のところから我々が学習できるものは少なくなく、努力して我々自身の戦闘力を高め、堅実に我々の仕事をうまくやるのだ。」

これは2012年の初の中ロ海上合同演習以来、ロシアの「ワリヤーグ」号ミサイル巡洋艦と中国の沈陽艦の第3回目の出会いである。ロシア海軍に対する認識に言及した時、沈陽艦の政治委員である静恩炎は、ロシア海軍将兵の、自身の軍隊の歴史、文化が生んだ誇りの感情に対し、彼は深い印象を残した、とした。

静恩炎は、海軍は国際的な軍種で、交流、学習を必要とする、と語る。「総合国力の向上と共に、国家の海軍建設に対する強化、このような交流も日増しに増加し、海軍将兵の視野を広げ、自身の総合的な質を増強することに対し非常に助けになる。」(完)


 「泰州艦」はロシアからもっとも最近に購入した「現代級」駆逐艦、「沈陽艦」は051C型と、いずれも国産最新型ではありません。中国の駆逐艦とも巡洋艦とも言われる建造中の055型は1万トンを超え、ロシアのミサイル巡洋艦に近いサイズになると見られ、それに接した中国海軍将兵の感想も「なんて大きいんだ」になるんでしょうね。

8月26日

 中ロ海軍演習関連です。

http://military.china.com/news/568/20150825/20261388.html


解放軍の空警-200、殲ー10などの実戦機が日本海に飛び中ロ軍事演習に参加

中新社北京8月24日電(田旭輝 劉大全) 中国空軍ニューススポークスマンの申進科は24日北京で情報を発表し、中国空軍は戦闘機、爆撃機、早期警戒機を出動させ中国サイドの空軍戦闘群を編成し、国境をまたいで中ロ「海上連合-2015(II)」海空軍事演習に参加し、海空合同作戦能力を鍛錬し向上させる、と語った。

8月24日の「合同防空」課目の演習中、中国空軍の殲ー10、殲轟ー7戦闘機各1グループ2機が、東北の某飛行場から発進し、日本海の演習区域を往復して演習に参加した。1機の空警ー200早期警戒機が空軍の演習参加機に対し空中早期警戒・指揮を行った。

今回の「海上連合-2015(II)」海空軍事演習の中で、中国空軍の関連の指揮人員は合同指揮部に編入され、演習に参加し指揮を行った。3機種5機の実戦機が「合同防空」、「合同上陸」という2つの実兵科目演習に参加した。

空軍の演習に参加した3機種の実戦機の性能はどうなのか、軍事専門家の王明志は逐一紹介を行った。

王明志は次のように語る。殲ー10は中国が自主研究開発した全天候超音速多用途戦闘機である。殲ー10は主に制空権奪取、近距離空中火力支援、縦深地上/海上目標に対する正確打撃など多用途の作戦任務を担い、全天候条件下での空対空作戦、空対地打撃の能力を持つ。殲轟ー7は中国が自ら研究開発、生産を行った超音速戦闘爆撃機である。殲轟ー7は主に対地/対艦戦役、戦術縦深目標の攻撃任務を担い、昼夜および各種気象条件下で比較的強い防空、作戦および生存の能力を持つ。空警ー200は中国が自主研究開発した小型、全天候、多センサーの空中早期警戒機で、主に空中パトロール警戒任務を担う。

申進科は、今回の中ロ海空合同演習を通じ、中国空軍はさらに一歩外国軍との合同での戦闘、訓練の経験を積み、海空合同作戦能力を鍛錬し向上させる、とした。(完)


 空警ー200はやや旧式化しつつありますが、専門家が見れば他の機などの動きからその能力も推測できるんでしょうかね。

 閲兵関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150824/20254020.html


抗日戦閲兵リハーサル ロシアなど外国軍スクエアチームが閲兵リハーサルに参加

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシア軍スクエアチーム」)

8月22日夜間から23日午前、中国人民抗日戦争・世界反ファッショ戦争勝利70周年記念大会の全プロセス、全要素の演習が天安門地域および長安街沿線で行われた。

我が軍の1万名あまりの将兵、500台あまりの装備、200機近い飛行機が閲兵式と分列式を演習した。国旗護衛隊、解放軍連合軍楽団、合唱団、礼砲部隊が演習活動に参加した。

抗日戦の老兵、抗日英雄烈士の子女、抗日戦の前線を支えた模範の代表が演習にお目見えし参加した。

ロシア、カザフスタン、モンゴルなど招待に応じ閲兵に参加する10あまりの外国軍隊スクエアチームあるいは代表チームが分列式演習に参加した。

21日の抗日戦閲兵発表会で、閲兵指導チーム事務室副主任で総参謀作戦部副部長の曲叡は、ロシア、カザフスタンなど10あまりの国がスクエアチームあるいは代表チームを派遣して閲兵に参加する、と説明した。こうした外国軍スクエアチームおよび代表チームはアジア、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、アメリカ州など世界5大州から来る。

今日の中央テレビの画面からは、視察者ネットがこの前報道したロシア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギススタン、モンゴルという5カ国の他、その他のスクエアチームを派遣して閲兵に参加する国にはアジアのアゼルバイジャン、カンボジア、パキスタン、タジキスタンなど、ヨーロッパのセルビア、アフリカのエジプト、オセアニアのフィジーおよびバヌアツ、アメリカ州のキューバ、メキシコなどが含まれることが見て取れる。

外国軍を招待して中国の抗日戦勝利の閲兵に参加させることの勝利はどこにあるのか? 新華社のこの前のある文章の中には次のように書かれていた。戦争の痛みをいやというほど受けた中国は、長年来第二次世界大戦の戦勝国の抗日戦勝利閲兵における国際慣例を遵守し、今年初めて勝利の日閲兵を行い、世界平和の推進と維持保護を一貫して唱導しかつ終始力を尽くす一貫した立場を再度示した。5大州10カ国あまりが訪中し閲兵に参加することは、まさに中国の唱導に対する支持の最も有力な証明である。

(頑住吉注:2ページ目は順にモンゴル、キルギススタン、パキスタン、パキスタン、キューバ、セルビア、フィジー、バヌアツの各国軍隊スクエアチームです。)


 世界各国から有力な国がこぞって参加する‥‥というには程遠い面子ですな。

 「アーマタ」関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150825/20263587.html


ロシア軍の「アーマタ」戦車、来年試験を完了 5年内に2,300両を製造

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシア軍将校たちがリハーサル時に立ち往生したT-14『アーマタ』戦車を調べているところ」)

アメリカの「軍隊時報」ウェブサイトは8月23日に「ロシアの新型戦車、2016年にカギとなる重要な試験を完了へ」という表題の報道を発表し、あるロシア高級当局者は最近タス通信社に対し、今年5月の勝利の日閲兵式でハイテンションでデビューした(いくつかのエンジンの問題があるかもしれない)ロシアのT-14「アーマタ」メインバトルタンクは来年出荷試験を完了すると語った、とした。

ロシア陸軍総司令オレグ サリューコフ上将は、「すでに作戦適応性試験を行い」しかる後に「就役する」と決定している、と語った。ロシアは2020年までに2,300両の「アーマタ」戦車を生産する計画で、これは4,000億アメリカドルの軍事近代化計画の組成部分としてである。

タス通信社の報道によれば、T-14が配備するのは125mm主砲だが、152mm砲と互換できる。アメリカ陸軍のあるレポートによれば、この戦車は重さ50トンだがシャーシの重量受入れ力は65トンに達し、このことは改造型登場のための余地を留保している。一連の機動車両もこれを基礎にし、この挙は維持修理を簡略化しかつコストを下げることができる。

また研究開発人員がモスクワのあるテレビ局に語ったところによれば、「アーマタ」戦車はレーダーや赤外線スキャンを避けることのできる技術を配備し、一部の報道はこのためT-14戦車は「ステルス」戦車であると称している。

設計人員はこの戦車の操作を「電子ゲームをプレイ」することに例え、かつ今後のタイプは全自動になるかもしれないとする。

タス通信社の報道によれば、この戦車は2017あるいは2018年に生産に投入される可能性がある。


 まだそんな大それたものかどうか疑わしい気がしてるんですが。

8月27日

 閲兵関連です。

http://news.china.com/focus/kzdyb/11169818/20150825/20263266.html


訪中し「9-3」記念活動に参加することを確認した49の国名リストが発表される

中央テレビネット北京8月25日の情報 国務院ニュース事務室は2015年8月25日午前10時に中国人民抗日戦争・世界反ファッショ戦争勝利70周年記念活動第6回特定テーマニュース発表会を行った。国務院ニュース事務室副主任の郭衛民はこれを主宰しかつ状況を説明し、外交部副部長の張明、文化部副部長の董偉、国務院華僑業務事務室副主任の何亜非、閲兵指導チーム事務室副主任で総参謀作戦部副部長の曲叡は出席しかつ状況を説明し、記者の質問に答えた。

説明によれば、現在までに49か国がすでに招待に応じ出席すると確認されている。

このうち外国指導者は全部で30人である。すなわち、ベラルーシの大統領ルカシェンコ、ボスニア・ヘルツェゴビナ主席団当番主席チャオヴィッチ、カンボジア国王シハモニ、チェコ大統領ゼマン、コンゴ民主共和国大統領カビラ、エジプト大統領シーシー、カザフスタン大統領ナザルバエフ、キルギススタン大統領アタンバエフ、ラオス国家主席チュンマリー、モンゴル大統領エルベグドルジ、ミャンマー大統領テインセイン、パキスタン大統領フセイン、韓国大統領朴槿恵、ロシア大統領プーチン、セルビア大統領ニコリッチ、南ア共和国大統領ズマ、スーダン大統領バシール、タジキスタン大統領ラフモン、東チモール大統領ルアク、ウズベキスタン大統領カリモフ、ベネズエラ大統領マドゥロ、ベトナム国家主席チュオン・タン・サン、エチオピア首相ハイレマリアム、バヌアツ首相キルマン、アルゼンチン大統領代理で副大統領兼上院議長ブドゥ、キューバ国務委員会第一副主席兼閣僚会議第一副主席ディアス カネイル、アルジェリア大統領代理で民族院議長ベン サラヘ、ポーランド下院議長ジダワ ブウェンスカ、朝鮮労働党中央政治委員で党中央書記の崔竜海、タイ副首相兼国防大臣のバーウェイである。

政府ハイクラス代表は19人である。すなわち、オーストラリア政府代表で退役軍人事務部長ロナーソン、ブラジル大統領代理で国防大臣のワグナー、フランス政府代表で外務大臣のファビウス、ポルトガル政府代表で外務大臣のシャード、インド政府代表で外交国務大臣のシン、イタリア政府代表で外交および国際協力大臣のジェンディローニ、リビア政府代表で外務大臣のダイリ、マレーシア政府特使で首相の対中国業務特使の黄家定、オランダ政府特使で国務大臣のウェイリンク、チュニジア大統領代理で国防大臣のアオシャニ、ニュージーランド首相特使で元副首相のマイジンノン、シンガポール政府特使で元副首相の黄根成、イギリス首相特使で元法務大臣のクラークである。


 国のトップが出席する国は比較的少なく、また失礼ながらマイナーな国が多い感じですが、代理まで含めるとかなり多くなりますね。もう1つ関連の記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20150825/20263173.html


31カ国が軍隊の視察団を派遣して訪中し閲兵を観覧すると表明 米日韓は見られず

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国人民抗日戦争・世界反ファッショ戦争勝利70周年記念大会特定項目演習に参加する解放軍連合軍楽団、合唱団。新華社発」)

【グローバル時報記者 郭媛丹】 記者は25日国家ニュース事務室発表会が発行した資料から、現在までに全部で11カ国がスクエアチームを派遣して閲兵に参加し、6か国が代表チームを派遣して閲兵に参加し(頑住吉注:どう違うのか分かんないんですが)、31カ国が軍隊の視察団を派遣して訪中し閲兵に参加し観覧する、と知った。

この11のスクエアチームはそれぞれベラルーシ、キューバ、エジプト、カザフスタン、キルギススタン、タジキスタン、メキシコ、モンゴル、パキスタン、セルビアから来る(頑住吉注:一カ国足りないですがロシアでしょう)。6つの国家代表チームはそれぞれアフガニスタン、カンボジア、フィジー、ラオス、バヌアツ、ベネズエラから来る。

またエチオピア、トンガ、パプアニューギニア、ウズベキスタン、イラン、フランス、スーダン、ポーランド、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、ミャンマー、など全部で31カ国が軍隊の視察団を派遣して訪中し閲兵に参加し観覧すると表明している。


 韓国は大統領が少なくとも同時期に訪中するものの軍の関与は避けるわけですかね。

 中国海軍関連です。

http://military.china.com/news/568/20150825/20263315.html


ロシアメディア:中国の遠洋海軍技術は日本に及ばず ロシアの支持に頼るしかない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国初の空母遼寧艦が関連海域に赴き定例の訓練と科研試験を行う。新華社記者 王東明 撮影」)

ロシアの「視点報」8月24日の文章 原題:中国はロシアに比べより海上合同演習を必要としている

先週、ロシア・中国両国は極東で海軍合同軍事演習を開始した。実際のところ、中国はロシアに比べよりこのような演習を行うことを必要としている。アメリカは中国海軍の力量増長に対し憂慮を表明しているが、中国海軍には依然多くの不足のところが存在し、多くの方面でロシアに依存している。

中国は大きな力を入れて遠洋海軍を建設しつつあるが、技術力量は顕著に不足している。中国は20年後領土争いのある地域での隣国との競争の中で主導的地位を占める3つの海軍集群を持つことを希望している。だが現在中国海軍は近海に対し支配を実施することしかできず、これはまだはるかに遠い将来見通しである。中国海軍の次の一歩は近海を離れられる海軍の建設で、しかる後に戦略任務を執行できる遠洋海軍を語ることになる。このはるかに遠い道のりの上で、ロシアは中国唯一の盟友である。我々は中国に向けこの任に堪える軍艦を提供し、同時に人員に対し訓練を行う。我々の「ワリヤーグ」号巡洋艦と中国海軍で最も戦闘力を有する戦闘艦を用いて極東地域で演習を行う。

中国海軍の発展方向はロシアとは異なり、中国は数の原則に照らして発展しているが、これは技術装備が立ち後れている問題を解決することはできない。アメリカが中国海軍の発展に対し驚き叫ぶのは単に内部の需要から出たことで、中国海軍の戦闘力に対する実際の性質の評価では決してない。法律上制限を受けている日本海上自衛隊でさえも技術上中国に比べより先進的である。今ロシア海軍の支持がなかったら、中国海軍は世界的プレーヤーの海洋戦略の1つの組成部分となることはできない。ロシア太平洋艦隊も中国が海軍システムを建設するというのは大胆な考え方であると考えている。我々自身さえも遠洋海軍とは言っていないのである。(作者はイェフゲニー ケルジコフ 柳直訳)


 「内部の需要から出たこと」というのは財政が厳しい中で予算を獲得するため大げさに言っている、ということでしょうが、果たしてそうでしょうかね。

8月28日

 中ロ合同演習関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150826/20273341.html


中ロ合同対潜:中国の軍艦、成功裏にロシアの「大洋のブラックホール」をキャッチ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『キロ』級通常潜水艦(資料画像)」)

現地時間25日午後、ピョートル大帝湾近海海域は風が強く波が高かった。中ロ「海上連合-2015(II)」軍事演習の艦艇艦隊は海上で秩序正しく前進していた。波濤が逆巻く水面の上下で、中ロ海上合同対潜「大戦」がまもなく開演しようとしていた。

中国サイドの泰州艦はロシア製の艦艇で、同一機種の艦艇にはその強大な武器装備ゆえに「空母キラー」の美名がある。一方ロシア製潜水艦は金属の外殻の外を一層の消音スレートで固めているため、発見が難しく、騒音が小さく、エコーの反射率が低く、「大洋のブラックホール」と呼ばれる。

午後2時半、泰州艦とその他2隻の艦艇は2機の艦載ヘリを搭載し、捜索打撃群を組成して潜水艦の活動区に進入し捜索を開始した。「空母キラー」と「大洋のブラックホール」の対抗がこれにより展開された。

中国サイドの2機の艦載ヘリは相次いでミサイル護衛艦臨沂艦、衡陽艦から発進し、潜水艦活動区海域内に向けてソナーを垂らし、15分後、水中の「敵」の行方を発見した。

「潜水艦らしき目標を発見、目標のマーキングは顕著、金属の反響音はクリア‥‥」 ヘリは艦艇艦隊に向け報告した。

泰州艦のソナー技師である常安玉は対潜持ち場で仔細に海底からキャッチされる音声を聞いていた。ソナーのスクリーンに示される音波信号は不断に流れた。報告を受け、常安玉は「敵」潜水艦が応急動作をするか否かに密接に関心を注いだ。

「対潜攻撃!」 泰州艦の艦長である夏子明は攻撃命令を下した。潜水艦の方位、距離、航行速度などの情報は直ちに魚雷・機雷部門に伝達された。

魚雷・機雷部門の対潜指揮装置が潜水艦の目標情報を受け取ると、計算を経て指令情報は直ちに魚雷システム内にインプットされた。

「右舷魚雷発射準備!」、「人員隠蔽!」、「発射!」 潜水艦攻撃命令は一気呵成で、泰州艦は対潜模擬攻撃を完成した。その後、泰州艦はまた新たな対潜任務を開始した。

歴代の中ロ海上合同演習のメインイベントである合同対潜の難度は高く、協同は複雑で、演習の指揮部は事前に演習の状況を固定せず、具体的動作を規定せず、演習艦艇に向け相手の位置、航行方向などの情報を提供しない。

「今回の演習の中で、双方の戦術動作の協調、隊形の保持、指揮の方式の意志疎通などの方面にはいずれも進歩があり、両軍の相互信頼の水準や協同能力の不断の向上を示している。」 泰州艦の艦長である夏子明は語った。(張鐘凱、呉登峰、孫彦新)


 静音性が高いとされるロシアの潜水艦をキャッチできたということは中国の対潜技術が向上しているということなんでしょうか。

 中ロ合同で開発される大型ヘリ関連です。

http://military.china.com/news/568/20150826/20269895.html


ロシア:中ロの大型ヘリは15トンの搭載が可能 ウクライナのエンジンを放棄

ロシア衛星ニュースモスクワ8月25日電によれば、ロシア副首相ドミトリー ロゴージンは、ロシアは5年以内にロシアと中国が合同研究開発する大型ヘリのためにエンジンを研究開発できる、とした。

ロシア国家技術集団社国際協力部主任のヴィクター クラトフは7月にタス通信社に向け、ロシアと中国は搭載荷が15トンに達し得る全く新しい大型輸送ヘリに関する大枠の方案につき一致を達成し、かつすでにその技術性能につき談判を展開している、とした。

ロゴージンはロシア24テレビ局のインタビューを受けた時、「エンジンの研究開発はいつも飛行機あるいはヘリの研究開発時間に比べ3〜5年長い。我々が現在すでに完成させている作業を考慮すると、私はまだ我々は5年の時間を必要とすると考える。」と語った。

ロゴージンは、「我々は元々ウクライナのエンジンを採用する計画だったが、キエフ独立広場事件と政変の後、我々は自らが国内で解決の道を探求する必要があると認識するに至り、そして我々は捜し当てた。」と語った。

ロゴージンは、同国の航空宇宙業発展のため、中国はロシアからRD-180ロケットエンジンを購入する計画である、とした。

ロシア副首相ドミトリー ロゴージンは、ロシアと中国は第三国の市場で浮遊原発を共同建設する可能性がある、とする。ロゴージンは火曜、「ロシア24」テレビチャンネルのインタビューを受けた時、「我々は中国サイドと共に市場を確定しているところだ。」とした。


 いろいろな方面で中ロ協力が進んでいくようですな。

8月29日

 閲兵関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150826/20272347.html


ロシア、中国の抗日戦閲兵であるいは初めて4種の新たなミサイルが展示されるか、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「演習に参加する三軍儀仗隊」)

ロシア軍事工業総合体ニュースネット8月25日の報道によれば、北京は大量の新型軍事装備を用いて世界を驚愕させようとしている。中国の将来戦闘機は暫時見たところ単なる模型だが、それらの未来は真剣に向き合うに値する。

間もなく9月3日に北京で行われる抗日戦争勝利70周年記念閲兵式では、12,000名の将兵と700件の作戦装備が参加し、このうちいくつかのお目見えしようとしている武器装備サンプル品はすでに明るみに出、一部の新型製品が関心を集めている。

タス通信社は今回の閲兵指導グループ事務室副主任である曲叡の話を引用し、12,000名近い軍人、およそ40機種500件あまりの地上武器装備、20機種200機の飛行機やヘリが、9月3日に第二次世界大戦勝利70周年閲兵の時に、天安門広場を通過することになり、このうち84%の装備は初お目見えである、と指摘する。十何カ国か(これにはロシア、カザフスタンが含まれる)が軍事代表団を派遣して閲兵に参加することを決定している。彼らの参加は自らの世界反ファッショ戦争全面勝利に対する態度を明確に態度表明している。ロシアサイドを代表して閲兵に参加するのは第154独立警備連隊所属部隊である。これは中国が初めて相対的に大量に集中して国産新型武器装備を展示するものであり、閲兵の中で世界に向け先進的な武器装備を展示するのは世界各国に通用している方式である。今回の閲兵は解放軍陸軍、空軍、海軍、第二砲兵隊の新型装備を特別に展示することになる。

ロシアの「武器輸出」誌編集長であるケロテチェンコは「視点報」のインタビューを受けた時、いかなる象徴的性質の活動も非常に重要な意義と政治的作用を持つ、とした。彼は、抗日戦閲兵の中では中国の現代の軍隊の全部の実力、およびその国家の主権と安全を防衛しようとする決意が見られるだろう、と考える。天安門広場は世界で最も広大な広場であることを知る必要があり、このため中国の閲兵スクエアチームは人に深い印象を残すだろう。伝統に照らし、中国は非常に強力にして有力な展示を行うことになるだろう。

ミサイル

ケロテチェンコは、中国政府は具体的にどういった新型武器装備を展示するか明らかにしていない、と指摘する。中国の軍隊のそれぞれの部分は全て新製品に満ちている。彼は去年年末に珠海航空展に参加した時、膨大な独立した機格納庫に、中国最新の研究成果が展示され、中国が国防領域において急速に発展しつつあることを示しているのを見た。

ロシア科学院極東所高級研究員で、戦略・技術分析センターの専門家であるコーシンは、中国の抗日戦閲兵の主要な新型武器装備は最新型ミサイルシステムとなる、と考える。彼は、新型ミサイルシステム、特に某いくつかの機種の中距離巡航ミサイルや弾道ミサイルである可能性が高く、個別の機種の新型大陸間弾道ミサイルの可能性もある、と指摘する。いくつかのお目見えしようとしている装備はこれまで正式に展示されたことはないが、とっくにインターネット上に公開された画像によって周知されている。だがいくつかの全く見たことのない新しい装備も出現することになるだろう。例えば、「東風-16」や「東風-26」は画像を根拠にとっくに熟知されている2種のミサイルである。すでに中国軍に装備されてはいるが、当局が正式に展示したことは全くない。さらにある新型超音速巡航ミサイルは、「鷹撃-18」およびその新型陸上基地発射装置かもしれない。さらには「東風-31」大陸間弾道ミサイルの新たなタイプが展示されるかもしれない。さらに新型防空兵器があるかもしれない。さらに、主に距離3,500〜4,000km以内の各種目標を攻撃するのに用いる「東風-26C」中距離ミサイルがあるかもしれず、その研究開発に関する情報が明るみに出て後、アメリカの分析者はこれに対し憂慮を表明しており、何故ならその射程は比較的長く、アメリカのいくつかの軍事基地を攻撃できるからである。「鷹撃-18」対艦ミサイルに関しては、ロシアの「クラブ」ミサイルシステムの改良型で、関連の性能はしばらくのところまだメディアに明らかにされていない。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「演習に参加する礼砲部隊」です。)

飛行機

「祖国の武器庫」誌編集者であるムラホフスキーは「視点報」に向け、中国は轟ー6爆撃機の最新型である轟ー6Kを展示し、機には巡航ミサイルが搭載されるかもしれない、とした。最も有名な機種である殲ー11も大量に展示されることになるだろう。

1992年、中国は旧ソ連に属した国家を除き初の、ロシアから大型戦闘機スホーイー27を購入した国となった。1995〜1996年、中国はライセンスを得、殲ー11のコードネームをもって、ロシア製機械部品を使用してスホーイー27SKを組み立て生産した。だが21世紀初めになって、中国は成功裏に国産の類似の製品を使用して機のあらゆるロシア製部品に取って代わらせ、完全に本国の軍事工業の力量に頼ってのこの飛行機の生産を開始した。

装甲戦闘車と火砲

ムラホフスキーは、中国抗日戦閲兵で展示しようとしている装甲車両の中には、99A2式戦車の姿がある可能性がある、と考えており、それは中国人民解放軍で最も先進的な戦車である。さらに海兵隊の歩兵戦闘車もあり、それは少し前の「カスピ海競馬」国際軍事競技に参加したことがある。その結果は、その水上性能がロシアのBTR-82装甲輸送車を超え、その速度は時速25〜25kmに達するが、陸上ではその機動性や速度方面で、依然ロシア軍の装甲輸送車に及ばない、ということを示した。

ロシアの専門家は、中国はきっと一連の多砲身ロケット砲を展示するだろう、とする。中国はこの方向の上で相当に遠くまで行っており、非常に先進的である。ロシア・ソ連のロケット砲に主に122mm、220mm、300mmという3種があるのとは異なり、中国はさらにその他の3種の口径のロケット砲を研究開発していて、機種が相当に広範な全系列の製品を得ている。射程方面において、中国の大口径ロケット砲は明らかにロシアの「竜巻風」より優れている。

中国はさらに自らの防空システムを展示するだろう。中国はロシアのS-300およびフランスの「サイドワインダー」をコピー生産する方面で一定の成績を取得していることは間違いない。だがしばらくのところはまだ非常に先進的な製品は製造できていない。このため中国はまだ列をなしてロシアのS-400対空ミサイルを購入しているところである。(編集翻訳:林海)


 殲ー20、運ー20、直ー20といったまだ試験中の注目機種が参加するのかどうかまだ明確に示した文章は見当たりません。

8月30日

 中ロ海軍演習関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150828/20288525.html


中ロの日本海における軍事演習が幕を下ろす:13隻の軍艦、海上閲兵を行う

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中ロ『海上連合-2015(II)』合同軍事演習が幕を下ろす」)

9日間にわたる中ロ「海上連合-2015(II)」軍事演習は28日全部の予定された演習課目を完成し満足いく形で終わった。

現地時間10時30分、中ロ双方はウラジオストックに位置する合同演習指導部において閉幕式を行い、中国サイドの総演習指導者で、海軍副司令員の王海とロシアサイドの総演習指導者で、海軍副司令員のフェドジェンコフはそれぞれ挨拶を述べ、かつ共同で演習の閉幕を宣言した。

中国サイドの艦艇艦隊が20日にウラジオストックに到着した後、合同演習は予定の計画通り順に展開された。合同指揮部と海上集群は合同演習指揮部の下す作戦命令に基づき行動計画を制定し、図上演習を組織した。演習参加艦艇は23日港を離れて予定の海域に赴き、連続して水中からの攻撃への対抗、合同対潜、合同防空などの課目の演習を組織し、実際の武器を使用しての演習を行い、かつ初めてロシア国境内で中ロ海軍立体上陸演習を組織した。

王海は今回の演習を回顧した時、「両国海軍の演習参加将兵は実戦の要求に照らし、念入りに指揮し、密接に協同し、満足いく形で合同立体上陸および艦・艦、艦・潜水艦、艦・機の自主対抗など多くの難度の高い課目の演習を組織し、ずば抜けた演習成績を取得した。」と語った。

彼は、台風「天鵝」がもたらした複雑な影響に対し、合同演習指揮部、合同指揮部は臨機応変に対応方案を研究し、兵力行動計画を調整し、戦術協調会議を組織し、演習の安全で、スムーズな、秩序ある実施を確保した。全演習過程で、双方の将兵は良好な専業の質を見せ、非常に高い協力のレベルをはっきり示し、真摯な戦闘の友情を深化させた、とする。

今回の合同演習の成功裏の挙行は、中ロ海上合同演習の常態化、実戦化の道でまた一歩堅実な歩みを踏み出した。王海は、「これは中ロ両国の全面的戦略協力パートナーシップを強固にし、両軍の実務的協力を深化させ、両国海軍が共同で海上の安全の脅威に対応する能力を高めるという予期の目標を有効に達成しただけでなく、中ロ海上軍事協力の空間が非常に広く開け、ポテンシャルが非常に大きく、前途の見通しが無限に良好であることをはっきり示している。」と語る。

フェドジェンコフは次のように語った。中ロ両国海軍の共通の目標は世界の海洋の安全と安定の維持保護である。今回の演習で双方は良好な協同性を達成し、理論と実践の経験を相互に交流した。中ロ海軍は将来密接な海上協力を保持し、海上の新たな挑戦、新たな脅威に対応することが必須である。

開幕式後、中ロ海軍演習参加艦艇はピョートル大帝湾で海上閲兵を行った。ロシア海軍の「ワリヤーグ」号ミサイル巡洋艦は検閲艦を担当し、順にロシア海軍「迅速」号ミサイル駆逐艦、「シャボシニコフ元帥」号対潜艦、「暴風雪」号対潜艦、π-298号ミサイル艇、「ペイリェスウェイト」号上陸艦、そして中国海軍の沈陽艦、泰州艦、臨沂艦、衡陽艦、長白山艦、雲霧山艦、太湖艦が単縦隊を組んで通過し、中ロ双方の総演習指導部は共同で演習参加艦艇を検閲した。(孫彦新、呉登峰、莫小亮)


 アメリカや日本を中心とする勢力に対抗する色彩が濃く、新たな冷戦に向かっている感が強いですが、冷戦時代のほとんどにおいて中ソはこれほど良好な協力関係にはなく、ロシアの力が弱まった以上に中国が力をつけており、日本の安全保障に対する脅威はより強いと考えられるでしょう。






















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