コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその150

9月14日

 インド・中国関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/09/10/017795342.shtml


インド軍、多くの新たな飛行場を中印国境近くに建設 あらゆる軍用機が発着可能

【グローバル時報記者 伊文】 「新インド速報」ウェブサイト9日の報道は、中国の「攻撃性に富む」基礎施設拡張行動に対応するため、インドは来月5本の先進的な飛行機滑走路の使用を開始する、とした。それらは「アルナーチャル州」(中国の藏南地域)に位置し、あらゆる類型の輸送機や軍用機が発着できる。

この報道は、2011年にインド政府は「アルナーチャル州」の戦略地点に72億ルピー(約6.9億人民元に相当)を費やして7つの先進的な飛行場を修築することを計画した、とする。消息筋の人物は9日、プネ、ゼロアロン、アーロン、メイチュカという4つの地の飛行場は来月使用が開始され、ワーノン飛行場は最も早ければ2週間で使用が開始されるだろう、またドーデンおよびダーワン飛行場は来年初めの使用開始が有望である、と語った。

「新インド速報」は、インド政府はかつて東部地域の基礎施設建設が極めて緩慢なことが原因で批判に遭った、とする。

インドサイドは最近、中国軍がチベット地域に6つの重要な民間飛行場を拡張建設中であることを知った。インドは最近ラダック地域で3つの先進的な飛行場の使用を開始し、いずれも実効支配ラインに近い。インドのC-130スーパーハーキュリーズ輸送機は何度もこうした飛行場で発着している。ある分析者は、大型輸送機は部隊、装甲車、戦車を素早く輸送でき、戦略的意義を持つ、とする。


 いきなり紛争が始まる可能性は低いでしょうが、中国が強敵と戦闘を開始し全力を注ぎこまずにはいられないような状況になったらインドがこの方面で動くかもしれない、という可能性は中国に対する牽制になります。

 ロシア・ベトナム関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150911/20371997.html


ロシアメディア:ベトナム、スホーイー35を獲得しようと中国の後ろに並ぶ ロシアは南海の利益を放棄せず

ロシアメディアは最近、中国向けにスホーイー35戦闘機を販売する他に、ベトナムもロシアによって中国の後のスホーイー35戦闘機の潜在的な買い手にランクされている、と明らかにした。

報道は、ロシアの南アジア問題の学者モシャコフは、ロシアのベトナムとのエネルギー源に関する協力の由来はすでに久しく、ベトナム軍はずっとソ連・ロシアの武器を使用しており、ロシアはベトナムにおける利益を放棄しないだろうと語った、とする。

学者のカナイェフは、ロシアとベトナムのエネルギー源に関する協力強化は南海地域の情勢安定に対し有利である、と考える。カナイェフは、「1981年から、ロシアはもうすでにベトナムと協力して南海地域の資源を探査、開発しており、双方はあの時このために合資会社を設立済みである。このため、ロシアは南海地域において自らの利益を有すると言うことができる。だがもう一方ではまさに、ロシアは南海地域の情勢が悪化し、自らの利益を損なわせることを絶対に希望しないことをも説明する。」と語る。

報道は次のように言っている。ロシア首相のメドヴェージェフはその他の高級当局者と最近相次いで争いのある南千島列島を訪問し、これはつまり日本の言うところの北方四島で、日本はロシアに向け抗議しまた不満を表明し、ロシア・日本関係が再度谷底に陥る結果をもたらした。だがロシアと日本の間のその他のいくつかの領域の協力は決して影響を受けていないようである。

報道は、日本はロシアの南海資源開発を援助する他、双方は極東開発の問題の上でもさらなる一歩の協力を企図している、とする。ロシアメディアは、閉幕したばかりの東方経済フォーラム会議で、中国代表団の規模は大きく、出席した当局者は多かったが、現在のルーブル下落と経済危機がロシアの資産価値の低下をもたらしているため、日本の商業界は見たところ中国に比べロシアの極東に投資することにより興味を感じている、とする。


 日本は南シナ海の問題で中国とベトナムが対立したらベトナム側につくことができますが、トータルの損得を考えたらロシアはベトナム側に立てないのでは。

9月15日

 重複部分がありますが殲ー20関連の記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20150913/20382711.html


2016号殲ー20の空気取り入れ口部分に変動が出現 あるいはすでに探知計測設備を追加装備か

多数のネット仲間の現場で目撃しての言によれば、久しく姿を現していなかった国産第4世代ステルス戦闘機殲ー20の最新の原型機である2016号は、すでに9月11日に成都飛行機製造工場で地上滑走試験を開始した。

ネット仲間「Adam.Y」が撮影した画像から見て、2013、2015号原型機に比べ、2016号殲ー20の空力外形は基本的に同じであるが、2016号機のエンジンの外形にはやや変化があり、DSI空気取り入れルートの隆起も変更、形の修正が行われ、機首のレドームにも同様に明るい灰色の塗装が採用されている。ある軍事ウォッチャーは、隆起の内部には某種の探知計測設備が追加装備されている可能性があると考えている。また2016号機の右側の弾薬コンパートメントにもやや変化があるようだ。

去年3月1日に2011号殲ー20原型第1号機が初飛行して以来、すでに2011、2012、2013、2015号というこの4種の原型機が初飛行に成功しており、かつこの4機の原型機は皆すでに西北の某試験飛行基地に場所を移動している。ある軍事専門家は、もし2016号原型機も今年試験飛行に投入できたら、殲ー20は2017年に空軍の試用への少数引き渡しが開始される可能性が完全にある、と分析する。


http://tuku.military.china.com/military/html/2015-09-13/232207_2666765.htm

 これはこの件に関する画像集です。

http://military.china.com/important/11132797/20150913/20381406.html


2016号殲ー20、すでに秘密試験を開始と伝えられる ネットワーク戦能力、F-35に負けず

(頑住吉注:最初の2段落は完全に重複なので省略します。)

9月9日、アメリカの「国家利益」ウェブサイトはある文章を発表して、F-35機群はネットワーク戦能力の優勢を持ち、あるいは大多数の敵機に対応するに足りるかもしれず、これにはロシアや中国の最も良い戦闘機が含まれる、とした。この文はさらに、ロシアや中国の飛行機はステルス、センサー、ネットワーク戦方面でまだ比較的欠陥がある、とする。

しかし長期にわたり殲ー20の発展に関心を注ぐ消息筋の人物が明らかにするところによれば、新世紀に発展する新世代ステルス戦闘機として、殲ー20のセンサーやネットワーク戦方面における性能は決してF-35に劣らない。


 この2つの見方のどちらが正しいのか判断するのは難しいでしょう。日本の航空技術をなめきっていて、零戦に当初大いに苦戦した前例もあります。あの時は時間をかけて戦術を改良し新機種を登場させて形勢を逆転させましたが、現代の戦争は短期で決着がつくと思われますからね。

 次も中国空軍関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/09/12/017797525.shtml


轟ー6Kや紅-9が大閲兵にお目見え 空軍、加速して戦略性軍種建設を推進 (頑住吉注:「紅-9」という兵器はないはずでたぶん紅旗ー9対空ミサイルでしょう。)

(陳曦)空軍スポークスマンの申進科は10日、轟ー6K、空警ー500など新型実戦機や紅-9の勝利大閲兵へのお目見えと共に、空軍の「戦略性軍種」建設は加速して推進される、とした。

申進科は、空軍は戦略性軍種であり、国家の安全と軍事戦略全局面の中で一挙手一投足が全局面に影響する地位と作用を持つ、と語った。空軍の戦略能力は不断に開拓展開される国家利益と相互に適応し、より広大な領域において多様化された軍事任務を遂行し、国家の発展のために信頼できる空や宇宙の安全保障を提供する必要がある。

国家の安全保障と平和的発展の維持保護に着眼し、空軍は「空・宇宙一体、攻防兼備」の戦略要求に照らし、国土防空型から攻防兼備型に向けての発展変化を実現し、情報化作戦の需要に適応した空・宇宙防御力量体系を構築し、戦略的早期警戒、空中打撃、防空対ミサイル、情報対抗、航空降下作戦、戦略的投入、総合保障能力を向上させる。

申進科は、空軍は「出て行く」戦略を積極的に推進し、有効にレスキューや災害救援、合同軍事演習、応急救援など多様化された軍事任務を遂行する、と説明した。近年来、パキスタン、モンゴル、タイ、モルディブ、マレーシア、ニジェールなどの国が深刻な災害に遭った時、空軍はいち早く救援物資を被災国に空輸し、世界に向け中国の責任を負う大国のイメージを見せた。

戦略的モデルチェンジは新型の飛行人材を呼ぶ。空軍は近年来北京大学、清華大学、北京航空宇宙大学などの高等教育機関との「戦略的婚姻関係」を実現し、軍民融合で質の高い飛行学員を養成し、根本から飛行人材の養成の質を向上した。


 災害救援などで国外に出ることにも戦時における進攻の演習の意味があるわけですな。

9月16日

 日米の対潜システム関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150913/20382971.html


専門家、いかにして米日の水中モニタリング網を破壊するかを語る:フックが付属した漁船を用いて曳航する!

日本の共同通信社9日の報道は、海洋活動区域で活発に活動する中国海軍に対応するため、日本海上自衛隊とアメリカ海軍は沖縄を拠点に大範囲をカバーする「西南諸島」太平洋側の最新型潜水艦水中音波モニタリングシステムを配備済みで、米日によって共同で運用される、とした。軍事専門家は中央テレビ「今日の関心」コーナーのインタビューを受けた時、このモニタリングシステムは非常に素早く目標たる潜水艦の位置決定をし、かつその他の対潜プラットフォームに向け情報を発信し、したがって迅速に反応させることができる、とした。だがこのシステムに対し破壊を行い、極めて大きくそのモニタリング能力を削減することのできる多種の方法もあるという。

報道は、太平洋に配備される最新型潜水艦水中音波モニタリングシステムは、沖縄県宇流麻市の米軍白沙灘基地内の海上自衛隊沖縄海洋観測所を拠点とし、2本の電気ケーブルがここから海底に数百km延伸し、それぞれ九州南部および台湾海峡まで延びている、とする。数十kmごとに1台の水中聴音器が設置される。文章は、このシステムは東海、黄海から太平洋に進入する中国潜水艦を探知計測することができる、とする。

この報道はさらに、冷戦の期間に日米は津軽、対馬海峡にソ連潜水艦を監視する旧式な潜水艦水中音波モニタリングシステムを配備していたが、中国に照準を合わせた新たなモニタリングシステムの存在が知られたのは初めてである、とする。

「アメリカは密集した水中モニタリングシステムを利用し、水面以上の対潜プラットフォームに取って代わらせようとしている。」 尹卓は、過去アメリカは対潜駆逐艦、対潜護衛艦、対潜機を利用して立体対潜網を建立し、それぞれのプラットフォームはいずれも非常に強い対潜および潜水艦攻撃能力を有していたが、配備は分散し、相互の間に関連がなかった、と語る。今、アメリカは光ファイバー偵察モニタリングシステムを水中に分布させ、密集したネットワークを形成しようとしており、このネットワークを利用して非常に素早く目標たる潜水艦を位置決定し、かつ情報を獲得し、さらに同時に情報交換器によって水中音響情報を対潜機や対潜艦に発信し、それらが迅速に潜水艦を探し出せるようにさせることができる。「この反応速度は秒をもって測ることができるまでに速く、このようにしてこうした水上の大型作戦プラットフォームは手間が省けるのだ。」

「日本はこのシステムを永遠に眠ることのない海底の触角と称し、そのモニタリング能力には古いシステムに比べ非常に大きな進歩があったことを説明する。」杜文竜はこのように語る。

(頑住吉注:これより2ページ目)

杜文竜は、まずこのシステムは探知計測距離がより長く、それは正常な音波がキャッチできるだけでなく、さらに低周波音もキャッチできる、とする。低周波音は伝達過程での減衰が非常に小さく、水や空気のそれに対する阻害作用も非常に小さい。もし聴音器が水中で低周波音をキャッチすることができたら、その偵察距離、位置決定距離、発見距離は顕著に延長されるだろう。

次にこのシステムはより厳密である。今のモニタリングシステムは「耳と大脳を持って同時に海に入る」の形式を採用してモニタリングを行う。例えばもしかつてキャッチしたことのある信号を発見したら、このシステムは非常に速くそれがどの国の、どんな機種のどの潜水艦なのか判断することができ、さらに一歩実戦効果が向上している。また現在のモニタリングシステムは通常潜水艦、静音潜水艦を探知計測する方向に向けて発展しつつあり、真にその配備効果を向上させることができる。

「水中探知計測ネットワークは単に報道で言及された沖縄のこの2本だけではない。」 尹卓は、さらにある素早い配備方式があり、ヘリを利用して臨時に配備し、随時作動させることができ、もし戦時に臨時配備したら、我々の潜水艦がひとたび出動するや、非常に容易にその対潜網の中に入り、その次にはすぐに相手方の打撃力量が直ちに反応をなすことができる、と指摘する。「我々の潜水艦にとって、もし出発当初ですぐに追跡されたら、もし列島線を突破し、大洋の中まで航行しても、依然持続的に追跡されている可能性がある。もし平和な時期にもう追跡されたら、戦時には打撃を受ける可能性がある。」

杜文竜の説明によれば、当時旧ソ連の水中モニタリングに直面しての対応方法の1つは漁船戦術で、漁船の下部にフックを付属させ、水中に敷設された電気ケーブルあるいは光ファイバーを引っかけるというもので、このようにすればそれらに対し一定の破壊作用を生じさせることができ、かつ短期間内に回復させることは非常に難しい。2つ目は特殊潜水艦戦法で、いささかの小型潜水艦が水中で症候を根拠に敷設された光ファイバーあるいは電気ケーブルを探し出し、かつそれに対し実質性の破壊を行うことができる。

またもう1種類の技術が研究開発中で、もしモニタリングシステムがアクティブに音波を発して相手方の潜水艦を探知計測したら、対音波魚雷が作用を発揮することができ、もしこの戦術がひとたび成熟したら、各種戦術技術を相互に結合させ、極めて大きくこうしたモニタリングシステムの能力を削減することができる。


 よく知りませんけどこうしたシステムは基本的にパッシブなのでは。平時に他国が公海の海底に敷設した施設を意図的に破壊するのは国際法的にはどうなんですかね。

9月17日

 インド・中国関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150913/20381761.html


インドメディア:多数の大国はインド洋がインドの裏庭であることに同意 中国は認めず

「インド時報」9月4日の文章 原題:中国の軍艦がインドの戦略の要地に接近し偵察 インドに抑止の力なし

インド軍は最近中国海軍の軍艦のアンダマン-ニコバル諸島付近での偵察活動を探知した。インド国防省はここに向けより多くの艦艇を配備することを考慮中である。

インド唯一の戦略防御司令部は他ならぬアンダマンに設けられている。これはインド軍の歴史上初の軍種をまたいでの「合同防御司令部」で、陸海空三軍と沿岸警備隊を包括する。「インド時報」は、インド軍はもし中国がインドに対し進攻を発起したら、北部の国境地域ではなくまずアンダマン諸島を打撃する可能性があると考えている、とする。何故ならインドは北部国境地域で空中の優勢を持ち、7、8日は持ちこたえられるからである。中国の攻撃が、唯一真の抵抗に遭遇しないだろう場所は、まさしくアンダマン諸島なのである。

ある匿名の消息筋の人物はこの新聞に対し、アンダマン戦略防御司令部は、中国海軍艦船が最近インド領海に非常に接近していることを探知した、と語った。ある報道は、このような状況は3ヶ月ごとに少なくとも2回発生している、とする。「我々はすでに中国に向けはっきりと、ずっと彼らの活動を監視下に置いていると表明している。我々はアンダマン諸島において偵察能力は持つが、抑止手段はない」 上述の消息筋の人物は、インド海軍はアンダマン諸島に単に上陸および巡視艦艇は配備しているが、侵犯する艦艇あるいは飛行機に対応するいかなるミサイルもない、と語る。

インド海軍中将でアンダマン諸島軍区司令のプラディプ チャテージは、この説に対しコメントすることを拒絶している。だが彼は「インド時報」に対し、彼の指揮下でアンダマン諸島の基礎施設は加速して発展しつつあり、新たな埠頭が建設中で、インド空軍も一部の武器装備を配備する可能性がある、と語った。今後5年内には大きな変容があり、現在のアンダマン諸島は堅固にして破壊不可能となるだろう。

インドはずっとインド洋を自らの裏庭と見なしている。インドの有名な雑誌である「週刊」は最近文章を掲載し、インドは大多数の世界の大国もインド洋がインドの戦略的な裏庭だということに同意しているが、中国だけが不承認であると考えている、とした。この刊行物は、「竜が水中で火を吐いている。数年間で、インドはすでに潜水艦戦線の上の陣地を失い、このため加速してより多くの潜水艦を建造する必要がある。」と嘆き悲しむ。

インドメディアの報道に対し、中国海洋軍事学術研究所の研究員である張軍社は5日「グローバル時報」に対し次のように語った。中国はずっとソマリア海域やアデン湾で航路護衛や対海賊任務を執行しており、インド洋における全ては正常な活動と航行で、国際法や国際慣例に符合し、いかなる国に対しても脅威を構成しない。その他の非常に多くの国の艦船もここを航行している。インドメディアの憂慮には道理がない。インドメディアは一貫して中国の脅威を誇大宣伝するのを好む。


 まあアメリカも日本も「インド洋はインドの裏庭」に正面切って同意はしないと思いますけど。

 中国の宇宙開発関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150913/20382286.html


中国の電気推進技術、世界先進レベルに到達 完全電気推進の時代が来る

中新社蘭州9月11日電(南如卓瑪 高瑩) 中国航空宇宙科学技術集団社五院510所は11日対外的に、同所が自主研究開発する中国初の200mmイオン電気推進システムの地上寿命・信頼性試験の累計作動時間がすでに9,500時間を突破したと発表した。

中国工程院院士、五院技術顧問、元神舟号宇宙船総設計師のチーファーレンは中新ネット記者のインタビューを受けた時、9,500時間突破は電気推進システムが全面的に工程応用段階に入ったことを象徴的に示しており、中国の通信衛星、高軌道リモートセンシング、低軌道星座および遠い宇宙の探査機開発の需要を満足させ、中国の通信衛星はまもなく「完全電気推進時代」に入ることになる、とした。

チーファーレンは、ここに至り、中国の電気推進技術は世界先進水準に到達した、と考える。「3から5年内に、中国は宇宙機材の完全電気推進化を実現することができると見られる。」と彼は語る。

五院510所の所長である張偉文はこの前、外宇宙環境下では電気推進システムは化学燃料に完全に取って代わり、宇宙機材全体の「ダイエット」を実現することができ、さらにより遠い宇宙まで探知計測器が行くためのメイン推力を提供することができる、と説明する。

「現在まで、我が国が運用する軌道上の衛星は120あまりで、その数は世界の前列にある。民間用の宇宙基礎施設をいかにしてさらに一歩末端まで浸透普及させ、スマート都市建設や民間領域に広範にサービスさせ、かつあるべき経済効果と利益を生じさせるかは、速やかな突破と解決が待たれる問題である。」 チーファーレンは、中国の宇宙技術サービスの「一帯一路」戦略は大いに力が発揮できる、と考える。

彼は、「一帯一路」沿線国家は「宇宙シルクロード」を建設し、国家の経済構造のモデルチェンジ、グレードアップを支持し、経済内生(頑住吉注:辞書にある意味は全てこの場合に合わず意味不明です)成長を促進し、情報化社会の発展を推し動かし、「インターネット+宇宙基地情報応用」を国防の安全、政務の公開、社会建設、大衆情報消費などの領域に応用し、かつ「出て行く」戦略の実施により、シルクロード関連国と協力、交流を推進し、グローバルな共有衛星大衆化サービスを推進するべきである、とする。

電気推進システムは通信衛星プラットフォーム、遠い宇宙の探知計測機材、重力場測量衛星などの領域に応用することができる。


 宇宙分野でも周辺の小国が中国に依存するようになれば中国の影響力、発言力はますます大きくなっていくでしょう。

9月18日

 中国の航空関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/09/16/017806191.shtml


第16回北京国際航空展開幕

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中航工業が展示する殲ー31と運ー5の模型。蔡琳琳撮影」 比較対象物がないですけど実物大のように大きく見えますね。さすがに輸送機はスケール小さいはずですが。)

新華ネットの情報(記者 蔡琳琳) 9月16日、第16回北京国際航空展(略称北京航展)が北京国家会議センターで開幕した。今回の航空展は16日から19日まで続き、全部で4日である。展示会は16カ国140あまりの展示商の競争での展示参加を吸引し、展覧面積は20,000平方m近い。航空展の期間には多くの専業会議や30近い新製品、新技術発表活動が行われる。

今回の北京航展は専業度方面で大幅なアップが行われ、初めて「新技術・新製品発表区」が増設され、展示商のためにそれに合わせた専属の時間が作られ、新製品、新技術に対する宣伝、発表、契約締結などの活動が展開され、企業のブランド価値および業界への影響力を向上させる。展示会の期間には全部で20の発表活動が行われ、中航工業、中国商飛、エアバス、ボーイングなどの有名企業がいずれもこの区域にお目見えする。

全世界の航空領域の有名企業が続々と北京航展に登録し、自身の産業の発展水準および製品を展示する。2大主催者である中航工業と中国商飛はそれぞれ鶻鷹(頑住吉注:殲ー31)、運ー20、武直ー10、新舟700(頑住吉注:双発のターボプロップ旅客機)などの先進機種の模型、およびARJの68座席クラス、78座席クラスの旅客機の模型を展示している。さらに国外の例えばエアバス、ボーイングなどの航空製造企業、および北京航展初加盟のロシア連合航空製造集団が、いずれも最新および最も代表性を持つ製品を持参した。

第16回北京航展は初めて無人機専門区を開設し、全方位で中国の現在の無人機の発展状況を展示し、総参60所(頑住吉注:軍に所属する機関らしいです)、中航工業、航天三院など多くの無人機研究開発製造企業が力を入れて応援し、共同で「無人の境」を作り出し、無人機発展の熱いブームを再び起こす。また「中国・アフリカ地域航空協力」特定テーマ展示区もすこぶる人の注目を引き、この特定テーマ展示区は商務部の指導の下、重点的に中国とアフリカ諸国との間の航空協力領域の協力の成果、中国とアフリカの経済貿易協力および友情を展示し、展示の期間にはさらに「大使の航空展観覧」および「中国・アフリカ航空の夜」など一連の関連の活動が行われる。

展覧と同時期に、2015(第2回)航空科学技術大会、無人機創新発展フォーラムなど多くの専業会議が行われる。

(頑住吉注:以下それぞれキャプションです)中航工業が展示する武直ー10の模型。蔡琳琳撮影

「中国・アフリカ地域航空協力」特定テーマ展示区。蔡琳琳撮影

総参60所が展示するCYS-40WP型ターボジェットエンジンとWZ-3型無人ヘリ、WZ-5型無人ヘリ。蔡琳琳撮影

2015(第2回)中国航空科学技術大会が同時期に行われた。蔡琳琳撮影


 国外の航空大手も中国市場を目当てに売り込みに力を入れていますし相変わらず無人機にも重点が置かれています。中国製品は安いのでアフリカ市場でも有利な競争ができそうです。

 15日に紹介した記事と一部重複していますが殲ー20関連です。

http://mil.huanqiu.com/observation/2015-09/7481242.html


中国、あるいは作戦部隊の試用版殲ー20を生産か 2年後に引き渡し

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2016号殲ー20ステルス戦闘機が明るみに」)

9月12日、社交メディアや軍事フォーラムが発表した多くの画像から見て、大いに期待される国産ステルス戦闘機殲ー20の最新の機である2016号原型機が初めて公然と姿を現し、しかもすでに成都飛行機製造工場で地上滑走試験を開始している。これまでの殲ー20のそれぞれの原型機間にずっと小幅な変動があったのに比べ、最も新しく出現した2016号原型機は空気取り入れルートの隆起のところの塗装が以前の原型機とやや異なる、および腹鰭にもステルス改良が行われているらしいことを除き、その他の部分が外観上2015号原型機と完全に一致している。

これまでのメディアの報道の関連の時間的ポイントを結合させて見ると、2015号と2016号原型機の出現時期は1年近く隔たっており、かつ両者の間には決して比較的大きな空力外形的差異がないことから見て、1年近い時間殲ー20原型機を用いて関連技術状態を凍結した可能性があり、このことは殲ー20原型機の生産作業がすでに終わりに近づき、次の段階の生産の重点が解放軍空軍作戦試験部隊の試用に必要とされる殲ー20の生産に向け転じられる可能性が極めて高いことを示している。

ステルス戦闘機は中国空軍の世代をまたぐ装備であり、その中には多くの複雑な各種新技術や戦術戦法が関わり、このためそれは多くの試験や試験飛行で完備されたものにする必要がある。試験飛行作業の科研の規律に照らして見れば、ひとたび殲ー20がより複雑な科目、例えば武器の標的射撃、極限性能試験飛行などを完成させれば、それは殲ー10、殲ー15戦闘機同様、試験飛行しながら装備される可能性が高く、このようにすれば中国空軍はできる限り早くステルス戦闘機の条件下での関連の戦術戦法を熟知し、かつ使用経験を獲得することができる。インターネット上での討論が最も多い殲ー20の就役時期に関し、特約軍事評論員の李小健は、最近公開された報道から見て、すでにそれぞれ1機の運ー8およびツポレフ-204が殲ー20の電子システム試験機に改装されており、もし2016号原型機も今年試験飛行に投入できたら、殲ー20は2017年に空軍の試用への少数引き渡しが開始される可能性が完全にあるが、正式な就役は2020年前後まで待つ必要があるかもしれない、とした。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「最近1機の最新の中国国産第4世代ステルス戦闘機、コードナンバー2016の殲ー20原型機が西南の某飛行場に鮮烈に出現した」です。)

9月9日、アメリカの「国家利益」ウェブサイトは「アメリカのF-35vsロシアあるいは中国の最良の戦闘機:どちらが勝つだろうか?」との題の文章を発表し、文章はF-35機群はネットワーク戦能力の巨大な優勢を持ち、戦術協調や情報共有が行える、とする。加えて一流のアメリカの飛行員の訓練、戦術や早期警戒機といったような支持プラットフォームがあり、F-35はあるいは大多数の戦闘機に対応するに足りるかもしれず、これにはロシアや中国の最良の戦闘機が含まれる。この文章はさらに、ロシアや中国の飛行機が非常に良い機動性能を具備するだろうことはほとんど肯定されるが、ステルス、センサーやネットワーク戦方面にはまだ比較的欠陥がある、とする。このためある国内メディアはこれに基づき、F-35は決して「神飛行機」ではないが、この点(戦術協調と情報共有)の優勢に頼って、殲ー20を打ち破れる、としている。だが李小健は分析し、新世紀に発展する新世代ステルス戦闘機として、殲ー20は研究開発の上で後発の優勢を持ち、F-22やF-35の優れた点を吸収するのと同時にその欠陥を避けることができ、同時に近年来の中国航空電子システムの猪突猛進の発展のおかげで、殲ー20はきっとF-35に似たセンサーおよび対応するネットワーク戦能力を持ち、部品の水準の差異ゆえにF-35に比べればまだ一定の隔たりがあるかもしれないが、F-35が単にこのもはや独占されていない優勢だけに頼ってすぐ殲ー20を打ち破ろうという考え方は、おそらく実現できない、と考える。

今回明るみに出た2016号殲ー20のDSI空気取り入れ口の隆起区域に異なる塗装が使用されている状況に対し李小健は、単に外形からではこの部分の塗装が関連のハードウェアにある程度の変動があったか否かを判断することはできず、具体的な情報は今後より多くの公開された資料を根拠に判断される必要がある、と考える。


 何度も同じこと書きますけど多くの情報が出てきたら誰でも分かるわけで、乏しい情報から普通の人にはできないような判断をするのが専門家でしょうに。

9月19日

 中国の対艦弾道ミサイル関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150916/20406455.html


我が軍の大佐、東風-21Dがいかにして攻撃するかを明らかに:もっぱら敵艦のある防御の死角を突く

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像の説明:9月3日、通常ミサイル第2スクエアチームが検閲を受け、東風-21D中距離対艦弾道ミサイルがお目見えした」)

東方ネット9月16日の情報:9月3日に行われた勝利の日閲兵の中で、中国は多種の武器装備を初公開し、その中で東風-21Dのお目見えが外界の高い関心を引き起こした。外国メディアは、東風-21Dは全世界初の配備に投入された対艦弾道ミサイルであるとする。軍事専門家の房兵は北京テレビ局「軍情解読」コーナーのインタビューを受けた時、東風-21Dは水上艦艇の「急所」を攻撃でき、海上の一定の縦深に対し防御性の作戦が行える、とした。

外国メディアの報道は、閲兵で展示された新式武器装備は、解放軍の装備の水準の西側先進国との隔たりがまさにさらに一歩縮小しつつあることをはっきり示している、とする。いくつかの武器、例えば東風-21Dミサイルは甚だしきに至っては世界に先んじた地位にある。北京が今回の閲兵で展示した装備の中で、最もハイライトを持つ10種の武器のうち、東風-21Dは第一位に位置する。

報道は、東風-21D対艦弾道ミサイルは中国の、もっぱら空母を含む大型水上目標を打撃するために研究開発されたミサイルで、現在世界で唯一の中距離対艦弾道ミサイルでもある、とする。このミサイルは移動プラットフォーム上から発射でき、精度が高い、防御突破能力が高いなどの特徴を持つ。アメリカ海軍は東風-21Dを海上のルールの改変者と呼び、このミサイルは中国にアメリカ空母戦闘群を中国の核心的利益(頑住吉注:ここでは南シナ海、台湾、尖閣などを含むと考えられます)の範囲外に拒止する能力を持たせる、と考える。

この前、軍事専門家の尹卓はメディアのインタビューを受けた時、東風-21Dは軌道変更および弾頭の機動能力が非常に強く、弾道ミサイルは速度もまた速いので、これを迎撃するのは非常に困難である、とした。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「東風-21D対艦ミサイル」です。)

東風-21Dの攻撃方式に言及して房兵は、東風-21Dは初の対大型水上艦艇弾道ミサイルであり、射程は近距離と中距離の間に違いない、とした。いわゆる弾道ミサイルの発射後の軌跡は放物線である。水上艦艇の配置する防空対空ミサイルシステムは360度全方位攻撃とされるが、対空ミサイル発射の傾斜角およびレーダーの死角の問題ゆえに、水上艦艇の垂直の上空区域は防御の「急所」である。理論的に言って、現有の対空ミサイルシステムはこの区域を防ぎきれず、このため弾道ミサイルの垂直に下に向かっての攻撃方式は、まさに最も迎撃に不利な空間を突いてやってくるのであり、このため弾道ミサイルの飛行方式および速度が結合すると、迎撃は非常に難しいのである。

東風-21Dに関し、西側はずっと高度に重視し、2013年には早くもアメリカは中国が東風-21Dを沿海に配備し、アメリカ空母を照準すると騒ぎ立てた。房兵は、アメリカが東風-21Dを騒ぎ立てるのには、主に2つの方面の原因がある、とする。1つ目は「中国脅威論」を誇大宣伝することで、中国に東風-21Dといったような武器装備があろうがなかろうが、アメリカはいずれにしても脅威論を誇大宣伝するだろう。アメリカは国際的に徒党を組み、故意に中国の勃興に対し歪曲した解読を行う。2つ目は経済上の原因で、アメリカは現在金欠であり、また軍事費削減はしたくなく、アメリカ軍は中国のミサイルがアメリカ空母に脅威を与えることを口実に、軍事費の上でちょっとの利益を勝ち取ることを企図している。

房兵は、今回の閲兵で東風-21Dのスクエアチームを含むこうした兵器が展示されたことは、一種の自信の体現である、と語る。東風-21Dは陸上基地弾道ミサイルであり、本土に配備され、海上の一定の縦深に対し防御性の作戦を行うことができ、国家の安全を防衛もするし、我々の実力をも見せつける。


 新兵器の威力がすごくて防御不能だ、実力に自信があると主張しながら中国は脅威ではないというのはちょっと苦しいですね。

9月20日

http://military.china.com/important/11132797/20150919/20424772.html

 アホらしいんで訳しませんが中国の海軍中将が「南シナ海」(ご存知のように原文では南中国海」)という名称自体その帰属を意味している、とロンドンの国際安全保障業務展で発言したという記事です。いくら何でも頭悪すぎで、それなら日本海は日本のもの、インド洋はインドのものになってしまいますがいいんですかね。

 「アーマタ」戦車関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150917/20412403.html


ロシア、最新のアーマタ戦車の価格はたった370万アメリカドル 決して天文学的数字ではない

ロシア衛星ネットの報道によれば、ウラル機械車両製造工場の指導層は外界に対し「アーマタ」メインバトルタンクの価格は370万アメリカドル(約2,357万人民元に相当)であると明らかにし、この戦車の価格は天文学的数字との噂に反駁した。軍事専門家のヴィクター ムラホフスキーは、「アーマタ」戦車の技術性能はそのアメリカの競争相手をはるかに超える、とした。

ウラル車両製造工場社長のオレグ シーエンコは外界に対し、2025年までに2,300両の「アーマタ」戦車がロシア軍入りすると明らかにした。わざわざ5月9日の赤の広場の閲兵式のために作られた初の試験戦車一定数は2016年に軍に引き渡される。

軍事工業委員会専門家委員会メンバーであるヴィクター ムラホフスキーは「アーマタ」T-14型戦車の技術パラメータはそのアメリカの競争相手をはるかに超える、と語る。

ムラホフスキーはロシア衛星通信社のインタビューを受けた時、「アーマタ」戦車は火力、装甲防護などの方面いずれにおいてもアメリカのエイブラムス戦車に比べ1/3強いだろう、とした(頑住吉注:それでは「はるかに超える」とは言わないのでは)。価格の問題に関しては、購入するのは戦車だけでなく、さらにワンセットの弾薬、訓練機材、施設維持修理、人員訓練養成もあることを考慮する必要がある。1両のエイブラムス戦車の価格は約1,000〜1,100万アメリカドルである。この戦車はアメリカ、オーストラリアで就役し、エジプトにもいくらかある。最新の改良型である劣化ウラン装甲はアメリカにしかない。一方「アーマタ」T-14型戦車の価格はずっと低いようだ。輸出戦車の配置は異なり、市場のために受け入れられる価格を提供する。

報道は、この戦車の主要な特徴はその構造である、とする。殻体内にあらゆる戦車クルーが収容でき、彼らは戦車のキャビン内で非常に良い保護が受けられる。この軍事専門家の言によれば、研究開発人員がT-14型戦車無人砲塔を開発する時に従ったのは単に最大限度戦車クルーを保護するという原則だけではない、とした。

ムラホフスキーは無人砲塔を設計した1つの簡単な原因は、今日の自動追跡および目標識別の技術的手段は人の能力を非常に大きく超えており、このため設備がより良く完成できる機能を人に執行させる必要がないことである、と語る。ロシア戦車に搭載される電子部品のパフォーマンスは相当に信頼できるものである。

新世代「アーマタ」T-14型戦車は5月9日の勝利の日に初めて公開されお目見えした、とされる。この戦車はアクティブ保護システムを装備し、対戦車弾薬への自動的な阻止反撃が保証でき、人の関与は必要としない。


 そこまで安いというのも、ロシア製電子部品のレベルがそんなに高いというのもちょっと疑問なんですが。

 中国戦闘機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150917/20412388.html


情報、多くの殲ー11B戦闘機があるいは工場に戻されてより強い殲ー11Dにグレードアップされるか、とする

この前1機のコードナンバーD1101の新型戦闘機の試験飛行の画像が明るみに出た。ある分析は、これは新型の殲ー11D戦闘機である可能性が極めて高く、殲ー11Bを基礎にさらに一歩完備されてできたものだ、と考える。試験飛行の画像の中からは、新型殲ー11D戦闘機のレドームの塗装方式が国産殲ー11B型と異なり、新型アクティブフェイズドアレイレーダーを装備し、翼端架は殲ー11Bの台形の搭載架から通常の一の字型に改められていることが分かる。

ある情報は、現有の就役している殲ー11Bは工場に戻されて航空電子を殲ー11D状態にグレードアップする可能性がある、とする。グレードアップ後、殲ー11D、殲ー16同様のレーダー・通信・電子戦・飛行コントロール設備を持ち、第4世代機の機載武器が使用でき、極めて大きく戦闘力が増強される。我が国の第3世代大型戦闘機の世界先進レベルとの隔たりをさらに一歩縮小することになる。


 日本も可能な範囲でF-15の改装を進めていますがこのタイプに比べてどうなんでしょうか。数が少ない以上少なくともある程度性能で上回らないと苦しいと思われますが。

 オーストラリア新首相関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150917/20412616.html


オーストラリアの新任首相の「中国の背景」が非難を引き起こす:息子の妻は中国から来た

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ターンブルがオーストラリア首相就任を宣誓 新華社/AP通信」)

参考情報報9月17日の報道 オーストラリアメディアは、オーストラリアの新任首相の子であるアレックス ターンブルは、情報機構が彼の中国で生まれた妻の家庭の背景に心配を感じていることに関する「出鱈目」な説に反駁した、とする。

オーストラリアの「シドニーモーニングヘラルド」ウェブサイト9月15日の報道によれば、アレックスはメディアに対し、自分は15日の一部報道の中の説(オーストラリアとアメリカの諜報人員が彼の父親の「温和」な対中国政策および彼の妻が共産党上層当局者の娘の身分だという一件に対し心配を感じている)は理解できない、と告げた。

クリストファー ルーワは「オーストラリア金融評論報」に、「情報界にはマルコム(頑住吉注:ターンブル新首相)に対し非常に大きな疑いがある。」と書いた。

報道は、ルーワは基金の担当責任者で、ターンブル一家と知り合ってすでに何十年かの時間になっており、彼は多くの西側の対スパイおよび中国のネットスパイに関する文章を執筆している、とする。

だがアレックスは反駁し、ルーワが自らの妻が中国高官の娘だというのは「純粋にナンセンスに属する」と語った。

今年33歳のアレックスは2012年に伊馮娜・王(王怡文)を妻として娶った。彼らには今年5月第一子が誕生し、名をイスラという。

王怡文の父母は上海に非常に良い関係のネットワークがあるが、彼らはいかなる党内あるいは軍隊の職務も果たしてはいない。

報道は、王怡文の母親である塗崇玲(音訳)はかつてカナダの大学で音楽を学び、今年7月に死去した、とする。彼女の父親である王春明(音訳)は国際法方面の学者である。


 何か嫌な雰囲気ですけど中国と違って民主国家のことですから限度を超えればオーストラリア国民も黙っていないでしょうしね。










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