コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその151

9月21日

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-09-19/232291_2668824.htm#pic

 9月18日15時35分に2016号殲ー20が初飛行に成功したという記事です。

 韓国関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/09/18/017810448.shtml


韓国の済州島海軍基地、中日に照準を合わせる 蘇岩礁の潜在的衝突に対応

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近韓国海軍の国産イージス級駆逐艦DDG-991『世宗大王』号が初めて観光リゾート地である済州島入りした。」)

嫌と言うほど論争対象となっている韓国の済州島海軍基地建設がついに完成に近づいた。16日、韓国の最も先進的なイージス駆逐艦がこの基地の埠頭に停泊し、この海軍基地が試験運用に入ったことを象徴的に示した。韓国メディアは17日この基地の作用を大いに称賛し、その言によればこれは韓国海軍が「大洋海軍」入りする前哨基地で、その完成は「蘇岩礁付近で発生する軍事衝突に有効に対応することになる」としている。

韓国「中央日報」は17日、韓国の済州島海軍基地が16日最も先進的なイージス駆逐艦「世宗大王」号を迎えた、とした。この基地は盧武鉉政権時に早くももう「大洋海軍」の旗印を掲げて建設が開始されたが、付近住民、宗教界、市民団体などの力量の反対のため、5年後の2012年3月になってやっと正式着工された。港の安定性とその他の施設の運行状況を検査測定し、同時に埠頭上の電力供給、給油、給水などのシステムが正常に運行することを検査測定するため、韓国海軍は来月駆逐艦、護衛艦、潜水艦など22隻の各種艦艇を派遣して済州島の海軍基地入りさせて実際に試験する。韓国の軍艦が済州島海軍基地入りするまさに当日、一部の韓国市民団体の人物もボートに乗って海上で「イージス撤回」、「海軍基地に死を賭して反対」などのスローガンを掲げて反対デモを行った。

韓国海軍は済州島海軍基地を母港とし、海上機動艦隊を設立し、ひとたび特殊な状況が発生したらすぐ緊急出動できるようにする計画である。報道は、もし蘇岩礁に戦闘状況が出現したら、韓国軍艦艇が済州島基地から出発しての所要時間は鎮海や釜山の基地からに比べ6時間以上少なくなる、とする。

韓国の「朝鮮日報」は17日、済州島海軍基地の重要な作用は中日の海上力量に対応し、韓国南部海域の安全を確保することだ、とした。韓国政府関係者は済州島南部の海洋の排他的経済水域内には石油、天然ガスなどの資源が埋蔵されている可能性があり、潜在的な軍事的脅威に対し事前に備える必要がある、とした。韓国の「アジア経済」は、中日に比べ韓国の海軍戦力にはまだ一定の隔たりがあり、蘇岩礁や独島で発生する可能性がある武力衝突に対応するためには、韓国は将来さらに3〜4の機動艦隊を編成する必要がある、とする。【グローバル時報駐韓国特約記者 王偉】


 韓国はこの先どういう立場になるか予測がつかないところがあるのでちょっと嫌な感じがしますが。

 中国の造船関連です。ちなみにいろいろな記事を集めたのか同じような内容が繰り返し出てきます。

http://military.china.com/news/568/20150914/20387551.html


中国最大の貨物船が韓国の独占を打破 ニミッツ空母に比べ70m長い

9月12日、中国最大のコンテナ船「鄭和」号は上海で命名、引き渡しが行われた。この船の搭載量は18,000標準コンテナ(TEU)に達し、全長399.9mで、中国がこれまでに建造した船体のうち最も長い船舶である。

鄭和号の引き渡しは、韓国造船工場のこの領域における独占的地位を打破し、中国造船業がすでに世界の超大型コンテナ船開発、設計、建造の第1グループに足を踏み入れたことを象徴的に示し、上海船舶工業がすでに超大型コンテナ船の連続建造・引き渡し能力を形成したことをはっきり示している。

2015年9月13日、我が国最大のコンテナ船「鄭和」号は上海で命名、引き渡しが行われた。昨日航海家である鄭和の名をもって命名された18,000標準コンテナ超大型コンテナ船が、上海で完成しかつ賃借し運営するサイドに引き渡された。フランスのCMA海運集団社である。

「鄭和」号は我が国が今までに建造した最大コンテナ搭載量のコンテナ船で、この船の搭載量は18,000標準コンテナである。「鄭和」号は我が国が今までに建造した甲板面積最大の民間用船舶でもあり、この船は全幅54m、設計上の喫水は14.5m、サービス航行速度は22.2ノット、スチールの投入量は4.8万トン、甲板面積は4つの標準サッカー場に相当する。

中国の偉大な航海家である鄭和の名をもって命名された18,000TEU(標準コンテナ)超大型コンテナ船は、12日上海の長興島で完成しかつ賃借し運営するサイドに引き渡された。国際海運界三大ライナー社の1つであるフランスのCMA海運集団社である。

鄭和号引き渡しの意義は非凡、韓国造船工場の独占的地位を打破

これは7月27日に上海外高橋造船有限会社が「CMAヴァスコ ダ ガマ」号の命名、引き渡しを行ったのに続くまた1隻の18,000TEU超大型コンテナ船である。この船の命名、引き渡しは韓国造船工場のこの領域の独占的地位を打破し、中国造船業がすでに世界の超大型コンテナ船開発、設計、建造の第1グループに足を踏み入れたことを象徴的に示し、上海船舶工業がすでに超大型コンテナ船の連続建造・引き渡し能力を形成したことをはっきり示している。


 民間船と軍艦はいろいろな面で違いが大きいとはいえ、超大型船舶の建造技術・経験・それを支える施設などは空母を含む大型軍艦の建造にも生かされるでしょう。

9月22日

 中国の極超音速機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150919/20425120.html


中国の新たな極超音速検証機が試験飛行に成功:アメリカのSR-71より速い!

中国航空ニュースネット9月18日の報道によれば、最近我が国の試験飛行センターの某新型極超音速検証機が試験飛行に成功した。この機は超高空超高速、飛行方式が独特という特徴を持つ。以下は報道の原文である。

最近我が国の某試験飛行試験機地で、エンジンの轟音が響く中で某機種の試験飛行センターへの引き渡し後初の試験飛行が幕を開けた。飛行機の滑走、発進、離陸、徐々に遠くに行って空の果てへ消えるにつれ、不安、感動、一種言い表し難い感情が試験飛行チームの中に伝わっていった‥‥

これは某型機の試験飛行センター転入後初の飛行で、この機の任務断面(頑住吉注:意味不明です)は特殊で、飛行方式は独特で、さらに飛行速度と高度は試験飛行センター成立以来のあらゆるその他の試験飛行機種をはるかに超え、その試験飛行任務の難度は高く、準備時間は短く、この機の試験飛行任務を引き受けたプロジェクトチームのそれぞれの人は非常に大きな圧力を感じていた。

今回の飛行任務の中で、試験飛行の方案設計、任務規則、任務指揮など多項目の重要な職責は主に試験飛行チームの中の飛行機専業人員によって担当された。前期の任務準備、航路計画から飛行前のクローズドループ試験、指揮プロセス、さらには最終的な実際の飛行の指揮まで、いつも彼らの姿が見られた。現場技術責任者である劉尚民研究員は試験飛行計画、試験飛行方案の制定から実際の任務書類の編集まで全て自ら成し遂げ、若者に模範を示す作用を与えた。王鋒はこのチームの飛行機プラットフォーム総合主管で、飛行機の関連の専業試験飛行方案の設計および実施を担当し、彼が組織するチームは試験飛行対象を熟知し、試験飛行の安全という角度から出発し、より全面的な試験飛行安全保障措置を制定した。同時に彼はさらに若者と設計人員を率い、試験飛行員らと意思疎通し、この機種に適用する試験飛行方法を新たなものを作り出す態度で提出した。任務計画と任務指揮は今回の試験飛行の核心たるポストで、「生まれたての牛は虎を恐れない」(頑住吉注:経験がないため怖いもの知らず、といった意味らしいです)の張立豊は院に入ってたった1年あまりで、この世代をまたぐ飛行機に直面して不屈の精神があった。任務計画の核心メンバーとして1ヶ月近い時間内、まだ暗いうちにもう現場入りして任務計画作業を展開し、1回また1回と試験し、1回また1回と改修を行った。夕方になると宿舎に戻ってまた任務プロセスの演習に着手する必要があった。1回もう1回‥‥夜はすでに深かった。

離陸して数時間後、航行ラインの任務は完成された。濃い色の飛行機は遠い天空から大角度で急降下して接近し、瀟洒に引き起こしを完成し、飛行場の滑走路にしなやかにやってきて、全過程はまるで利剣が鞘に戻るかのように正確、瀟洒だった。「飛行機、もうブレーキを」の指令が発せられるのと共に今回の任務は満足いく形で終わった。それまでの不安と緊張は瞬間的に解かれ、拍手、笑い声が管制室に轟然と上がった。

今回の試験飛行は試験飛行センターの極超音速領域の突破を実現し、試験飛行センターがこの機種の試験飛行技術領域内でより成熟したことを象徴的に示した。新たな領域、新たな挑戦は、試験飛行センターの若者にとってここが1つの新たな起点と言え、中国の速度と中国の高度がより速くより高い場所、むしろ夢の始まる場所を目撃することになる。(通信員 祁聖君) (頑住吉注:引用部分、読者を感動させようとしゃれた言い回しを多用していてすごく読みにくいです。)

(頑住吉注:これより2ページ目)

報道の原文はここまでである。

視察者ネット軍事視察員は、報道の原文は決してこの機種の具体的なタイプと任務を明らかにしていないが、報道の中の内容からして、まずこれは明らかに極超音速検証機であり、その速度の高さは記録を作るものだ、と考える。極超音速とはマッハ5、すなわち時速6125.4km以上に達することを指す。視察者ネットはかつて、中航工業慶安エンジンチームの多くの機種の製品方案審査の難関攻略関連事項の報道の中に、いわゆる「タンデム式タービン・ラムジェットコンビネーションエンジン」が初めて出現し、かつこの新たな研究開発の動機は「某飛行機とセットにするため」であることを確認した。視察者ネット軍事視察員は、あるいはここで指すのはこの極超音速検証機かもしれない、と推測する。この機がすでに試験飛行センターに引き渡され試験飛行していることから見て、明らかにこの機はすでに若干回の試験飛行を行い、基本飛行性能を検証済みである(頑住吉注:センターへの引き渡し前にメーカーが試験飛行しているはずだ、ということでしょう)。

極超音速飛行機が使用する可変サイクルエンジン (頑住吉注:これたぶん元々キャプションですね)

次に飛行機に対する描写の中からは、我が国の新型極超音速検証機があるいはアメリカのSR-71「ブラックバード」戦略偵察機に大体似ていて、かつその飛行速度が明らかにすでにこれまでの速度記録を作ったSR-71「ブラックバード」戦略偵察機を超えていることが見いだせる。SR-71「ブラックバード」は前世紀のアメリカの「ブラックテクノロジー」で、その最大速度はマッハ3.3〜3.5程度で、まだ極超音速クラスには達していない。

最後に試験飛行任務の描写から見て、この飛行機はwu-14といったような極超音速飛行体には決して似ておらず、新型の検証機である。任務時間の長さから見て、この機は戦略偵察に用いられる可能性が高い。当然、現在まだ試験飛行員が試験飛行で搭乗したのか否か確認することはできない。もしこの極超音速検証機が確かに有人機だったら、この機は「ブラックバード」戦略偵察機を超え、世界最速の有人飛行機となる。もし無人機だったとしても、我が国の新型極超音速検証機は世界先進レベルに到達することになる。


 いろいろ推測してますけど引用部分だけでは何とも言えない感じですね。

9月23日

 中国の宇宙ロケット関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150920/20428327.html


中国の長征六号ロケットが初飛行に成功 1つのロケットで20の衛星は新記録

今朝、我が国の新世代運搬ロケットである長征六号が太原で発射され、20の衛星を地球からの距離524kmの軌道に送り込み、アジア最高記録を作った(頑住吉注:ちなみに別の記事によると世界最高記録はロシアの36だそうです)。長征六号は長さ29.3m、離陸重量103トンである。我が国が研究開発した液体酸素ケロシンロケットエンジンも長征六号と共に初の飛行試験を完成させた。このエンジンは無毒無汚染で、技術上1つの質的飛躍である。(中央テレビ記者 徐静)

以前の報道による

我が国の新世代小型運搬ロケット長征六号、長征十一号は今月初の発射を行う。

長征六号は9月19日に太原衛星発射センターにおいて、1つのロケットで多数の衛星という方式をもって20の小型衛星を発射する。軌道の類型は太陽と同歩調の軌道で軌道の傾斜角は97.47度である。発射搭載荷には次のものが含まれる。浙江大学の皮星二号A/B(ZDPS-2A/2B)、清華大学の3つの衛星(これには西電空間実験一号皮衛星が含まれる)、国防科学技術大学の天拓三号(TT-3)、携帯電話衛星(CAS-3I)およびXX星4つ、ハルビン工業大学の紫丁香二号、シンセン東方紅海特開拓一号衛星およびDCBB(CAS-3G)、航空宇宙東方紅希望二号2A-2F(CAS3A-3F)。同時に長征六号の初飛行は、我が国が研究開発する液体酸素ケロシンエンジン初の宇宙行きでもある。

長征十一号は9月25日に酒泉衛星発射センターで1つのロケット3つの衛星という方式をもって天網一号A、B、Cという3つの衛星を発射すると見られる。

また今月中国はさらに長征六号、長征十一号を含む4回の宇宙への発射を行う。

関連の資料

長征六号は我が国が研究開発する新世代の無毒無汚染の小型運搬ロケットで、三段ロケットであり、離陸重量103トン、700kmの高度の太陽と同歩調の軌道への500kgの運搬搭載能力を持つ。このロケットはコストが低い、信頼性が高い、適応性が強い、安全性が高いなどの特徴を持ち、多くの新技術は中国国内初の応用で、研究開発難度は非常に高かった。長征六号は2009年にプロジェクトが立ち上げられ、航空宇宙八院によって研究開発が担当された。

長征十一号は中国運搬ロケット技術研究院が研究開発した初の固体燃料運搬ロケットで、現役の液体推進剤を動力とする長征系列ロケットに比べ、その発射準備時間は「ヶ月」から「時間」に短縮し、非常に大きく我が国の宇宙への快速進入能力を向上させる。長征十一号は快舟固体燃料運搬ロケットに似ているかもしれない。


 「皮衛星」って何だろうと思って検索したら、数kgクラスの超小型衛星のことだそうです。合計の搭載重量が500sですから20もの衛星を積むためには当然個々の衛星が小さくなければだめですわな。しかしそれにしても20の衛星を予定の軌道に入らせるのはそう簡単なことではないでしょうし、多弾頭の大陸間弾道ミサイルの技術にも通じるとしている記事もあります。

 韓国関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/09/20/017814221.shtml


韓国メディア:韓国は2020年に世界第7の軍事工業産業輸出国となる

中新ネット9月19日電 韓国メディアの報道によれば、家電製品やIT製品の他、韓国が自主技術力量を利用して製造する武器体系も徐々に世界で認可を受けている。軍事工業の輸出の初期、韓国が輸出したのは個人用品、簡単な部品あるいは弾薬、消火器(頑住吉注:ちなみに小火器の間違いではありません)などの製品だけだったが、現在ではすでに警備パトロール艇、艦艇、飛行機などの付加価値の高い先端武器システムにまで発展している。

報道によれば、韓国の国防研究開発費用の投資は韓国に軍事工業産業の力量増強、輸出拡大の効果をもたらしている。

韓国の軍事工業製品輸出の業績は2006年の2.53億アメリカドルから2014年の史上最大規模の36億アメリカドルまで増加し、14倍以上に増加した。輸出対象もヨーロッパや中東地域にまで拡大した。

韓国軍事工業製品の輸出相手国は2006年の47カ国から2014年の84カ国にまで増加し(頑住吉注:額が14倍になった割には伸びが少ないですね)、1.8倍に増加した。輸出企業も2006年の47社から2014年の149社にまで増加し、3倍に増加し、顕著な発展を取得した。

報道は、軍事工業産業輸出の経済価値は一般の工業製品よりはるかに大きい、とする。1機の韓国の自主技術開発による超音速ジェット式高等練習機T-50の輸出効果は、1,150台の大型自動車の効果に匹敵するとの分析が得られている。1隻の209トン級潜水艦は1.8万台の大型自動車に相当する。

軍事工業産業の輸出拡大は仕事のポストを創造する効果を直接的にもたらすことができ、国民経済の発展に有利なだけでなく、さらには軍事交流により両国の外交および経済協力を押し動かすことができる。また軍事工業産業の育成はさらに国家の外交的影響力の向上、韓国が国外武器を輸入する時の価格に関する発言権を増加する助けになる(頑住吉注:もっと安くしないなら国産で済ますよ、と言えるわけですね)。

報道は、軍事産業輸出の拡大は国内就業ポスト増加、国家経済発展促進の助けになる、と指摘する。武器体系は後続の軍需的支持を必要とし、1回の輸出の効果は将来20から30年持続することができ、付加価値の高い商品に属する。

また先端国防科学技術開発の拡大はさらに全産業に対し非常に大きな波及効果を起こし得る。特に最近の軍事工業産業の核心である航空領域で、韓国は徐々に非常に豊かな成果を獲得しつつある。2011年5月、韓国はFA-50攻撃機につきインドネシアと16機4億アメリカドルの輸出契約、2013年12月にはイラクと24機11億アメリカドルの輸出契約を締結し、2014年3月にはまたフィリピンと12機4.2億アメリカドルの輸出契約を締結した。韓国の目標は2020年に世界で7番目に大きい軍事工業産業輸出国となることである。


 いろいろな国が兵器を輸出したがるわけですね。インド、トルコなど新興の兵器輸出国も台頭してきそうなので競争はさらに激化するでしょう。

9月24日

 殲ー20関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2015-09-23/232339_2669665.htm


最新の殲ー20戦闘機に全部でどういった変動があるのか細かく見る

最新の1機である殲ー20戦闘機が9月18日に初飛行に成功し、この機がお目見えしてほどなくもう初飛行に参加したことは国産殲ー20の製造がすでに相当に成熟していることを説明している。またこの新たな1機は多くのディテール上変更が行われている。(スペシャルサンクス 鼎盛王朝軍事フォーラム 作者CCL)

(頑住吉注:2ページ目)DSI空気取り入れルートは特殊塗料を採用し、色はレドームが使用する特殊塗料に似ていて、あるいはこのスペースを利用してレーダー設備を追加装備したのかもしれない。コックピットの枠は黒い塗装に改められており、元々は白い塗装だった。側面弾薬コンパートメント周辺に黒い縁が加わり、あるいは柔軟性のある電波吸収材料を採用してつなぎ目を密封し、ステルス能力を増強したのかもしれない。車輪収納コンパートメント上方の突起は対称の構造に改められている。

(頑住吉注:3ページ目)垂直尾翼の編隊灯周囲は白の塗装で、元々は暗い色の塗装だった。腹鰭の塗装が変化し、材質に変化があった可能性がある。エンジンの包まれる程度がより高く、外部に露出する面積が減少している。テイルブーム内側には高温を防ぐ塗装層がある。(頑住吉注:新たな内容はここまでなので以下省略します。)


 これまでほとんど変化はないような書き方でしたが細かく見るといろいろ変わっているということでしょうか。エンジンの露出度が減っていることを除けばさほど重要な変更ではない感じで、やはり設計はかなり固まってきているようです。

 韓国関連です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/09/23/017821460.shtml


韓国の高官:アメリカがF-35の核心技術を提供しないことは韓国戦闘機事業に影響せず

【グローバルネット総合報道】 韓国連合通信社22日の報道によれば、韓国防衛事業庁は、アメリカは最近ロッキード・マーティン社が韓国向けにF-35戦闘機のAESAレーダー、赤外線探知計測追跡装置、電子光学追跡装置、電子波妨害装置といった4項目の核心技術を移転することに反駁した、とした。これに対し韓国空軍総参謀長の鄭景斗は、「アメリカがこの4項目の技術を提供しなくても、韓国型戦闘機(KF-X)研究開発プロジェクトに問題はないだろう」、とした。

韓国政府は、新世代戦闘機(F-X)事業に関しては、25項目の折衷交易(頑住吉注:意味不明です)が推進されつつあり、このうち21項目はアメリカが許可を与えることを積極的に考慮中で、11月にスムーズに移転が実現すると見られる、とする。アメリカ政府がAESAレーダーなど4項目の技術の提供許可を拒絶しているため、韓国サイドはヨーロッパから技術支持を獲得する計画である。

分析は、韓国はアメリカ製武器を購入すること最も多い国の1つであるが、アメリカは技術移転方面で非常に吝嗇である、と考える。韓国軍関係者は、アメリカは韓国を防衛産業輸出のライバル国と見ており、韓国が武器の部品を生産することのできる核心設備を複製することを心配しているのだ、とする。

理解されているところによれば、ロッキード・マーティン社は当初韓国向けにAESAレーダー、飛行コントロール、航空電子、武装などKF-X事業に必要な25項目の技術を提供することを提供することを決定していたが、アメリカ政府が安全を理由に技術移転を阻止した。(実習編集翻訳:ヤンインジー 原稿審査: 李小飛)


 アメリカが韓国をライバル視しているというのはいかにも韓国らしい見方で、実際には中国などへの流出を心配している面の方が大きく、その次に韓国が技術を獲得して生産すれば途上国向け輸出の邪魔になる可能性もある、といったところでしょう。日本に対してはどうなんでしょうかね。

 次は北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150923/20451085.html


北朝鮮が5年後に50発の核兵器を持つ? 専門家:あまり信用できないと見られる

【グローバル軍事報道】 ロシア衛星ネット22日の報道は、ロシア独立国家共同体国家研究所ヨーロッパ・アジア一体化および上海協力機構発展問題研究所所長でロシア科学院東方学研究所博士ウラジミール イェフシェイェフは、北朝鮮が2020年までにあるいはその核能力を50発の核兵器にのレベルにまで高め、かつ核兵器の運搬手段を開発するかもしれないと考えている、とした。だがある核兵器の発展を熟知する中国の専門家は、この種の見積もりはあまり信用できない、と考える。

報道は、イェフシェイェフは次のように指摘したとする。現在北朝鮮の核ポテンシャルは自由落下核爆弾でしかないが、弾道ミサイル上に装備できる核弾頭の研究開発プロセスが積極的に進行中である。関連のレポートによれば、大体2020年までに北朝鮮は小型化を完成した核弾頭や潜水艦発射弾道ミサイル、および2隻の潜水艦を持つことになる、と語る。このため、2020年までに北朝鮮は約50発の核兵器を持つことになる可能性があると予測できる。彼は、もし外界が提出するのが非軍事化に関するものではなく、北朝鮮の核とミサイル能力の制限に関する問題だとすれば、我々には少なくともまだこの問題を解決するのに5年の時間がある、と語る。だがもし継続して北朝鮮を挑発する政策(例えば大規模演習)を実行すれば、北朝鮮の核兵器研究開発作業は甚だしきに至っては加速するかもしれない。

ある姓名を明かされたがらない中国の軍事専門家は「グローバル時報」記者のインタビューを受けた時、ロシアの専門家が見積もった状況が出現する可能性は高くない、とした。今から2020年までは5年の時間しかなく、北朝鮮の総合国力、核工業、核兵器の発展の基礎、および核材料精錬能力を根拠にすれば、このように短い時間内に50発の核弾頭を持つことはあまりありそうにない。

「北朝鮮が50発の核弾頭を持つというのは小型化を完成させた50発の核弾頭を開発する必要があるということに他ならない。北朝鮮は先軍政治であり、今後5年内にもしその核方面における投資を増大させたら、小型化を実現する可能性がある。」とこの専門家は言う。だがもしそうでも、それと真に核作戦能力を形成するのとでは一定の隔たりが存在する。現在まで、北朝鮮はまだ核弾頭のミサイル搭載試験を行ったことはない。核弾頭の研究開発成功と運搬の成功には必然的な関係はない。ミサイルによる運搬中の起爆自体高度科学技術で、ワンセットの起爆装置と技術が必要で、北朝鮮は現在それを掌握していないはずである。


 たとえ5発の中距離核ミサイルでも持てば(増してその一部が確実に排除しにくい潜水艦搭載型だとしたら)北朝鮮には手を出し難くなりますが、起爆できないのではどうしようもないですね。しかし起爆する技術がまだないということを確実に知り得るとは考えにくいので結局同じことでは。

9月25日

 中国国産空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150924/20456306.html


香港メディア:中国初の自ら建造する空母は年内に進水、3年内に就役

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国初の空母『遼寧艦』の航海試験」)

外国メディア、中国が自ら建造する初の空母は年末に進水、あるいは3年内に解放軍に就役か、とする

解説:香港の「明報」の報道によれば、中国大陸自ら生産する第1隻目の国産空母であるコードネーム001A型空母は今年の12月26日、つまり中国共産党の元領袖である毛沢東の誕生記念日に正式に進水する。「明報」の報道は情報を引用し、今年8月、中央軍事委員会主席の習近平は自ら遼寧省の大連造船工場に行って中国大陸が建造中の第1隻目の国産空母、最新の建造状況を視察し、かつこの解放軍自ら建造する初の空母のために言葉を書き記して祝賀した、と伝えた。香港の「明報」の報道は分析し次のように語った。新中国初代指導者から始まり、全ての重要な軍備の建造の途中で、自ら行って視察に参加する習慣は1つには心遣いを表明し、2つ目にはいち早く最新資料を掌握するのに便とするものである。百聞は一見にしかずで、また視察して言葉を書き記すのも中国共産党最高指導者の慣例で、例えば中国大陸初の原潜建造の途中、当時中国の指導者だった周恩来やケ小平、また朱徳、葉剣英などの元帥なども含め皆何度も視察に行き、さらに言葉を書き記して激励し、こうした史料は今日全てすでに公開済みである。ネット、外国メディアおよび中国大陸の高級将官はいずれも公然と、中国大陸は自ら001A型空母を建造しており、これは中国初の国産空母であると語ったことがある。そして今回中央の指導者がこれこそ中国の第1隻目の自ら建造する空母であり、すでに明確に形を成していると指摘して明らかにしたのである。

情報は、米軍第7隻目のニミッツ級原子力空母「ステニス」号は建造されること最も速かった空母で、着工から進水まで2年8か月を用いたことをはっきり示している。だが中国大陸が現在自ら建造を行っている001A型空母は原子力動力ではなく、トン数もずっと小さく、着工から今年年末の進水まで2年4カ月しか必要としないかもしれず、今年12月26日に正式に進水できるというのは、建造の進度から言って達成できる。報道はさらに特別に、最近何か月かネット上に流れ伝わる、中国が現在まで建造している第1隻目の001A型空母建造の少なからぬ画像を選択使用している。情報は中国大陸解放軍第1隻目の原潜は1970年12月26日に進水したことをはっきり示しており、そして1974年8月1日に就役していることをはっきり示している。その後中国大陸解放軍のもう4隻の漢級原潜のうち3隻も12月末の就役を選択し、しかも中国大陸第2世代原潜第1号艦の進水と就役の時期はいずれも毛沢東生誕記念日の12月26日だった。西側の軍事情報界は分析し、中国大陸解放軍は伝統を相当に重視し、毛沢東生誕記念日の他、中国大陸の軍はさらに7月1日の中国共産党建党記念日と8月1日の解放軍建軍節などの重大な日を野戦軍重大装備の進水、軍旗授与、就役の日とする、と信じている。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「国産空母最新の進展らしきものが明るみに」です。)

また今年は中日の甲午戦争勃発121周年で、中国大陸はわざわざ今年を選択して第1隻目の国産空母を正式に年末までに進水させ、これは日本に対する言外の意味も明らかである(頑住吉注:そもそも日本人にはもう日清戦争に対する思い入れ自体あんまりないですし、中国人が「121年目」なんていう半端な年を「わざわざ選択」して「明らかな意味」をこめたつもりでも我々には伝わりませんわな)。ネット上の画像は中国大陸が現在自ら建造する001A型空母の後部甲板がすでに建造、敷設を完成させていることをはっきり示しており、このことはその動力設備(ボイラー、蒸気タービン、伝動システム、スクリューや発電機など船室内の重要設備含め)がすでに全部取り付けを完了し、現在最後の試験と校正が行われていることを説明している。

最新の情報は、今年年末になる前に、この中国が自ら建造を行う空母の進水前の船全体のさび落としが展開でき、さらに塗装作業があると明らかにしている。香港の「明報」の報道は、西側の情報を引用して次のように言っている。アメリカのニミッツ級原子力空母の進水から就役までは一般に3年を必要とし、一方中国大陸が自ら建造するこの001A空母の建造プロセスは就役時期をもはっきり示しており、2019年10月1日、中国国慶節前後を指示している可能性がある。現在この建造中の001A型の中国自ら建造する空母の建造の質は非常に良く、将来航海試験に大きな問題が出なければ、1年や半年前倒しで就役することが完全にでき、つまり1918年前後でもう正式に就役できる。

特別に注意に値するのは、西側の情報界の分析が次のように言っていることである。中国大陸が自ら建造を行う第1隻目の空母の模型は、この001A型空母も含めて分析したが、将来の前甲板は依然スキージャンプ発進で、しかも傾斜角のある甲板には2本の最新のカタパルトの軌道が取り付けられている。最新の情報は明らかにして、解放軍のこの自ら建造する第1隻目の001A型空母は蒸気カタパルトを装備している可能性が極めて高く、戦闘力はアメリカの空母のすぐ次で、その他の国の空母(フランスのドゴール号原子力空母含め)より強い可能性がある、とする。

この解放軍が建造中の001A型空母は、解放軍の現在の遼寧号訓練型空母の戦闘力の6倍であると信じる西側の軍事情報分析さえあり、その原因は中国大陸が研究開発する蒸気カタパルトが米軍で現在現役の空母の蒸気カタパルトと同等の機能に属し、しかも連動密封式蒸気カタパルトだからで、すでに発明のパテントが獲得されている。しかも中国大陸解放軍の現在の海軍空母艦隊は、艦載機作戦編隊含めすべて密集して演習訓練しており、遼寧号訓練型空母上でも少なからぬ複雑な海の状況下で学習を累積した。特に海上訓練と実戦に密着した経験をである。


 ちょっと早いような気もするんですが果たして本当に年末に本当に進水したという情報が伝わるんでしょうか。

9月26日

 韓国・北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150924/20458447.html


韓国メディア:韓国軍、特殊部隊を成立させ北朝鮮ミサイル・核兵器施設を破壊することを計画

【グローバルネット報道 記者 李小飛】 韓国連合通信社9月23日の報道によれば、韓国陸軍特殊戦司令部(特戦司)は23日議会の国防委員会に向け提出した国政監査作業報告書の中で、その主旨が北朝鮮の核施設など核心的戦略軍事施設の破壊にある特殊部隊の成立を準備するとした。

特戦司は具体的に「核心的戦略施設」にどんな施設が含まれるのかを説明していない。これに対し韓国軍関係社は、「核心的戦略施設」とは核兵器や遠距離ミサイル施設など戦略的意義を持つ軍事施設を指す、とする。

また、特戦司は報告の中でさらに、自主航空作戦能力を確保するため、「特殊作戦航空部隊」成立を準備する、と指摘している。もしこの部隊が成立し得たら、陸軍航空作戦司令部の支援が得られない状況下でも飛行機を用いて単独で作戦任務が執行できるようになる。


 そんなことをしたら戦争になるだろうと思うんですが、切り札たる施設を一気に潰してしまえば事実上北朝鮮は戦争ができなくなるということでしょうか。

 中国とロシアの宇宙開発関連です。

http://military.china.com/news/568/20150924/20458313.html


ロシアの専門家:長征六号の製造コストは安い ロシアのロケットに対し深刻な脅威あり

【グローバル軍事報道】 ロシア衛星ネット9月23日の報道によれば、ロシア戦略・技術分析センターの専門家コーシンは衛星ネットのインタビューを受けた時、中国は新型運搬ロケット長征六号の初めての発射成功を実現させた、とした。今回の発射は中国の民間用宇宙計画の実施に対し重要な意義を持ち、同時に中国の軍用衛星計画の実施に対しても重大な影響を生じさせることになるという。

長征六号は中国初の小型運搬ロケット(離陸重量約100トン)で、無毒の液体酸素と炭化水素類の推進剤を利用する。中国が今まで使用していた各種運搬ロケットは全て、あるいは多くあるいは少なく、第一世代遠距離弾道ミサイルである東風-4や東風-5の痕跡を帯びていた。

軍用ミサイルと親戚関係があることは、中国の主要な運搬ロケットの燃料がヘプチル基(ビニリデンヘプチルヒドラジン)と酸化剤(四酸化二窒素)であることを意味している。だがヘプチル基は有毒物質である。軍事および宇宙領域にヘプチル基を利用することは、時として人員の死傷をもたらす。この種のロケットの発射がひとたび失敗すれば、大面積の汚染をもたらす可能性がある。

当初運搬ロケットがヘプチル基の燃料を使用した時、発射場を辺鄙で遠くまた人口が少ない場所に建てる必要があった。ソ連のバイコヌール発射場や中国の酒泉発射場の場所選定の時にはまさにこの点が考慮された。だが中国が新たに建設した文昌発射場はそれにもかかわらず旅行業が主要な経済部門である人口が密集した海南島に位置した。指摘が必要なのは、発射場を赤道からの距離が非常に近い場所に選択することは、非常に大きな経済的効果と利益をもたらすだろうことである。何故なら非常に大きく燃料の消耗を減少させることができるからである(頑住吉注:地球の自転による遠心力が発射を助けるらしいですね)。

新世代運搬ロケットが使用する燃料は安全な液体酸素とケロシンで、その危険性と有毒性はより小さい。また液体酸素の利用は専門の発射施設を必要とし、さらには非常に大きく発射の準備時間を延長し、この種の運搬ロケットの軍事上への使用を制限する。周知のように中国航空宇宙科学工業集団社はさらに固体燃料運搬ロケットを研究開発中で、大陸間弾道ミサイルである東風-31や中距離弾道ミサイル東風-21の設計の要素を利用している。こうしたミサイルは長期保存され、かつ随時比較的原始的な発射場で発射することができる。だがそれらの作用は二次的なものである可能性が高い。

長征六号の運搬能力は1トンで、かつ運搬物を高さ700kmもの軌道に送り込むことができる。大型の長征五号や中型の長征七号に比べ、その優勢は建造コストが相対的に安く、生産と準備の時間が短いことにある。それが初めて運んだ貨物は20個の微少な衛星だった。

この新型運搬ロケットは非常に大きく中国の商業航空宇宙発射サービス市場における地位を向上させ、ロシアの運搬ロケットに対し潜在的な競争の脅威を構成することになると予測できる。これと同時に、ロシアは2013年からニューバージョンの小型運搬ロケット連盟二号の試験を開始しており、その離陸重量と効率について言えば、それは多少長征六号より優れている。


 このような小型運搬ロケットにどの程度需要があるんでしょうか。「中国の軍用衛星計画の実施に対しても重大な影響を生じさせる」の内容をもう少し詳しく語ってほしかったところですが。

9月27日

 北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news2/569/20150925/20465277.html


韓国メディア:北朝鮮の衛星発射がカウントダウンに入る もしミサイルに改造すればアメリカが打撃できる

【グローバル軍事報道】 10月10日の朝鮮労働党創設70周年記念日が日増しに近づくにつれ、韓国国内では北朝鮮が「衛星を発射」するか否かに対する推測が日増しに増加している。ある韓国メディアは24日トップに文章を掲載して、北朝鮮の「西海衛星発射場」は最近人員、車両の活動が頻繁で、発射発動が「カウントダウン」に入ったことを事前に示している、とした。だが韓国政府は当日対外的に明確に、現在まだロケットが発射場に運ばれたことは発見されておらず、北朝鮮が「衛星の発射」をするか否かに関しては、依然継続した視察の必要がある、とした。

韓国の「朝鮮日報」24日の報道によれば、朝鮮労働党創設70周年が来るという際、北朝鮮のロケット発射準備作業は「活発に進行」しつつある。韓国政府の消息筋の人物は、平安北道鉄山郡東倉里に位置する「西海発射場」が発射活動を行おうとしている兆候が日増しに顕著になり、人員や車両の行き来が増加しているだけでなく、発射場は整備修理さえ行っており、さらに発射台の遮蔽版を立てている、とする。またある韓国高級当局者は、北朝鮮がもし10日前後にロケットを発射しようとしているならば、今月末頃平壌工場のロケットを東倉里に運ぶことが必須であり、何故ならロケットは発射場到着後さらに組立、燃料注入や各種検査測定を行う必要があり、この過程は7から10日を必要とするからだ、と明らかにした。韓国政府は、北朝鮮が今回発射するのはKN-08移動式大陸間弾道ミサイルではなく2012年12月に発射したことがある「銀河3号」系列のロケットである可能性が高いと考える。韓国のある消息筋の人物は、北朝鮮はずっと人工衛星を発射すると言明しており、もし「銀河3号」が大陸間弾道ミサイルに転換されたら、最大射程は1万kmあまりに達し得、射程はアメリカ西部に到達し得る、と明らかにした。

韓国連合通信社は24日、北朝鮮は自らの宇宙平和利用の権利を顕示するため、甚だしきに至っては対外的に宣伝攻勢を展開する、とした。2012年4月、北朝鮮は遠距離ロケットを発射する前、わざわざAP通信社、アメリカのCNNなどの外国記者を招待し、現場で「銀河3号」ロケットと「光明星3号」衛星を撮影させた。今月23日、北朝鮮は再度アメリカのCNN記者に対しロケット発射コントロールセンターを公開し、ロケットを発射しようとする意図をほとんど遺憾なく明らかにしたようである。韓国の「アジア経済」は24日同国外務省当局者の話を引用し、もし北朝鮮が周辺国の反対をかえりみず遠距離ロケットの発射を強行したら、国連の追加制裁に遭う可能性がある、とした。


 もう2週間を切ってますが本当に10月10日頃発射を行うんでしょうか。

 次は中国のロケット関連です。

http://military.china.com/news/568/20150925/20463747.html


中国の「長征11号」新型固体燃料ロケットが初飛行に成功! 1つのロケットに4つの衛星

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:長征11号が初飛行に成功 中国初の固体燃料ロケット」)

我が国初の固体燃料ロケットである長征11号が初飛行に成功 今日午前、我が国が自主研究開発した初の固体燃料運搬ロケットである長征11号が酒泉衛星発射センターから成功裏に初飛行した。このロケットは固体燃料エンジンと固体燃料を採用し、4つの衛星を搭載し、初めて固体燃料運搬ロケット1台での複数衛星発射を実現し、このことは将来我が国が24時間以内の衛星快速発射を実現し得ることを意味している。

関連資料:

長征11号は、中国運搬ロケット技術研究院が研究開発した初の固体燃料運搬ロケットで、現役の液体推進剤を動力とする長征系列ロケットに比べ、その発射準備時間は「ヶ月」から「時間」に短縮され、非常に大きく我が国の快速宇宙進入能力を向上させることになる。


 準備時間が短い固体燃料ロケットの成功は固体燃料の大陸間弾道ミサイルも進歩していることをも示すものでしょう。

 中国・パキスタン・ロシア関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20150925/20464138.html


ロシアメディア:パキスタンはスホーイー35を購入するも数はごく限られる すでに中国の殲ー31購入を協議

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「国産第4世代戦闘機殲ー31、再び新たな画像が明るみに エンジンのアフターバーナーがはっきり見える」)

【グローバル軍事報道】 ロシア軍事工業総合体ニュースネット9月23日の報道によれば、西側メディアは、パキスタンにはロシアのスホーイー35戦闘機購入の意志があり、しかも巨額の契約が締結される可能性があり、ロシア・パキスタン両国の軍事工業システム史上最大規模の契約となるかもしれない、と明らかにした。

これまでにパキスタンは中国から類似の機種の戦闘機を購入しており、特にすでにおよそ30〜40機のFC-31を購入する件を談判していて、この戦闘機は必要な航続距離で敵国境内の縦深に到達することが保証でき、しかもパキスタン空軍がすでに装備しているJF-17戦闘機同様ロシアのエンジンを配備している。

ロシアの「カサデ」情報分析センターの編集長ボリス ローレンは、兵器市場の勢力範囲がすでに画定されている背景下で、ロシアはすでに中国と一致を達成することができ、軍事技術協力の枠組み内でパキスタンの一部の市場をロシアに譲っている、と考える。ロシアは新市場に向け武器をセールスすることを希望しているが、軍事工業システムの慣性は通常まずすでに同類武器を購入したことのある国で発注を探求するだろう。

ローレンは「今日の経済」ニュース社の評論に向け、新市場に向け、特に中国あるいはアメリカの供給商が主導する市場に向け武器をセールするのは相当に困難である、と指摘した。パキスタン向けにスホーイー35を供給するのは大胆な措置であり、もし成功できたらロシアのアジア武器市場における地位を顕著に改善することになるだろう。だが、中国が自らの伝統的市場にロシアが進入することを許すことに対しどのくらい大きな興味を有するのかをまず了解することが必須である。周知のように、中国の装備の某いくつかはロシア空軍装備と近似した製品、あるいはその直接の複製品なのである。

またパキスタンが支配するタリバン活動の地域では、さらにアメリカの無人機が多くの不幸な事件をもたらし無辜の一般民を死亡に至らしめているという問題がある。この背景下でスホーイー35戦闘機を購入する措置は、アメリカに向けてパキスタンは自らの内部領空を防衛する準備をしていると表明し、世論を緩和させ、民衆のアメリカ無人機がパキスタンで空中行動することに対する不満を静めるものである。

現在パキスタンがスホーイー35戦闘機を購入する規模がどのくらい大きいのか語るのは非常に難しい。もし中国と市場を分割する枠組み内で短期契約を締結し、国内世論をなだめるということならば、購入規模は非常に大きなものではない可能性がある。(編集翻訳:林海)


 ロシアにはパキスタンに接近するそぶりを見せてロシア製武器への依存から脱却しようとするインドを牽制するという意図があり、その意味でも販売数自体はさほど多くなくていいのでは。




















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