コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその157

11月2日
 インドのLCA、「梟竜」両戦闘機の比較に関する記事です。

http://military.china.com/kangzhan70/zhjw/11173869/20151030/20661633.html


インドの「自信」の膨張は過度 LCAは何に頼って梟竜と発注を争奪するのか

インドの「インド安全保障業務研究の翼」ウェブサイトの最近の情報によれば、あるコロンボの消息筋の人物は、インドはスリランカに対しLCA戦闘機を提示し、パキスタンの「梟竜」との競争に用いる、とした。この前の情報は、パキスタンがスリランカに向け「梟竜」戦闘機をセールス中だとしていた。インドとパキスタンはいずれもすでに自らの製品の価格をスリランカに向けオファーしており、自らの製品がスリランカ空軍の古いイスラエル製クフィル戦闘機やロシア製ミグー27戦闘機に取って代わるのに用いられることを希望している。だが筆者の眼中では、LCAは本国の軍隊さえも引き取りたがらない戦闘機であるのに、インド政府は何とそれを外貨と換えるのに用いたがっており、全くもってインドの自信が一体どこから来るのか分からない。

インドのLCA戦闘機はその全研究開発過程の中で多事多難と言える

LCA戦闘機は世界航空界の「伝説」と評価でき、この機は1983年にインド政府によって提案され、2013年12月20日になってやっとインドはLCA戦闘機を装備すると言明し、「30年1本の剣を磨く」は多くの軍事マニアのLCAというこの戦闘機に対する第一印象である。だがもしあなたがLCAの物語が一段落を告げたと思ったならば、それはとんでもない大間違いである。LCA戦闘機の部隊への引き渡し初期、インドメディアは一度それを「インド航空工業のマイルストーン」と盛んに賞賛したが、それにもかかわらず各種各様の問題が大挙して押し寄せた。インド空軍および海軍は次々にLCA戦闘機に対し継続して試験を行おうとしているとし、インド国防大臣アンソニーもLCA戦闘機が依然「半完成品」であると認めた。今年5月8日、インド政府総監査長のシャーマがさらに、LCA戦闘機の作戦能力は不足でまだ検査の上での受領はできず、この機は機関砲弾の発射時操縦人員に傷を及ぼすだろう、と言明した。類似の事件や欠陥は、まるまる63ページの報告に編集されてインド議会に提出された。ここまで書いて、筆者は2013年8月のインド潜水艦の爆発事故を想起する。当時インドは「対艦ミサイルを用いて潜水艦を撃沈する」の先鞭を付けたが(頑住吉注:対艦ミサイルの爆発事故で沈んだことを馬鹿にしているわけです)、一方LCAはその轍を踏むのか否か、「自身の機関砲に頼って本機の操縦員を射殺する」の先例を創造するのか否か? よく「お客は神様」と言うが、もしインドがこのような戦闘機をスリランカに売ったら、これは単に顧客に対し無責任な態度というだけでなく、まさに顧客を死に追いやることそのものである!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「技術的原因により、インドはLCA-Mk2で自ら研究開発したカフリエンジン(画像上)を放棄し、アメリカのF414エンジン(画像下)を用いるよう改めた」)

だが筆者の考え過ぎかもしれない。LCA戦闘機には非常に多くの問題や欠陥があったが、そのグレードアップ版であるLCA-Mk2がすでに日程に上げられ、スリランカ向けに販売されるのは改良版のLCAかもしれない。だが時間の上で可能とは言いにくい。時間の問題は放っておいて語らないとして、もしインドがスリランカ向けにLCA-Mk2を販売するならば、このことには直面することを必要とする非常に大きな問題がある。それはエンジンである。インド国内の工業的実力は脆弱なため、インドはすでに国産エンジンを用いてLCA-Mk2に装備するのを放棄しており、アメリカのF414-GE-INS5型エンジンの購入に転じている。ターボファンエンジンはデリケートな技術であり、アメリカはずっとそれに対するコントロールが比較的厳格で、関連技術が中国などの国に流入することを非常に心配している。一方スリランカはインドとの関係は比較的親密だが、同様に中国とも非常に接近している。今回インドがスリランカ向けにLCA戦闘機をセールスすることを決定したのは、一方においてパキスタンの「梟竜」への対抗であり、もう一方では中国のスリランカにおける影響力を削ぐという意図もある。結局のところ「梟竜」戦闘機は中国・パキスタン軍事貿易協力の模範なのである。だがひとたびF414-GE-INS5エンジンを装備したLCA-Mk2戦闘機がスリランカに定住したら、このエンジンの関連のパラメータや技術は漏洩される可能性がある。これはアメリカの見たところ受け入れ難いことである。このためアメリカは技術漏洩防止を理由に、インドにいかなる第三国にもF414-GE-INS5型エンジンを輸出してはならないと要求する可能性がある。その時になれば、インド政府は恐らく進退窮まる局面に直面することになるだろう。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「パキスタンは現在すでに『梟竜』戦闘機を独立して生産する条件と技術を具備している」です。)

インドが「国産」のLCA戦闘機に立脚しているのとは異なり、パキスタンの「梟竜」戦闘機は中国・パキスタン合同研究開発の小型単発多用途戦闘機で、空中偵察、地上攻撃、対空迎撃など多種の作戦が行える。2010年の就役後迅速にパキスタン空軍の支柱となり、性能上F-16に近く、パキスタン空軍の好評を広く受けている。「梟竜」戦闘機の前期における開発、試験、生産などの作業は主に中国によって完成されたが、パキスタンは中国の大きなカを入れた援助の下で、最も基礎的な維持保護、大修理に始まり、現在ではすでに「梟竜」戦闘機の生産ラインを建立し、国産化率に極めて大きな向上があり、かつ「梟竜」戦闘機に対する改良を行い始めている。第二期改良型の「梟竜」戦闘機は授油プローブを追加装備し、飛行機のコントロールシステムやデータリンクなどをグレードアップし、一方第三期改良型「梟竜」戦闘機はパッシブフェイズドアレイレーダー、赤外線探知計測・追跡設備を装備することになり、かつパキスタンが自ら生産する複合材料を使用する、とされる。もしスリランカが「梟竜」戦闘機を選択したら、パキスタンの技術的支持が得られるだけでなく、戦闘機の重大問題の上では中国方面の直接の援助さえ得られる、ということが見て取れる。このことは国防の実力および科学技術の実力がいずれもやや劣るスリランカにとって、非常に得難いものである。スリランカが「梟竜」戦闘機を選択すれば、本国の戦闘機の維持保護や生産技術に質的飛躍を起こさせることになるだろう、とさえ言える。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『梟竜』戦闘機がCM-400AKG大型空対地ミサイルを搭載して飛行する画像」)

上述の優勢の他、「梟竜」戦闘機の多用途性もLCAが匹敵し難いものである。対地打撃方面で、「梟竜」戦闘機は高精度合成開口模式の助けを借りて、各種地上目標に対し探知計測と偵察を行い、かつ味方サイドの火力打撃のために支持を提供することができる。しかも中国の北斗ナビゲーション位置決定システムがアジア太平洋地域をカバーするにつれ、「梟竜」戦闘機はさらに北斗受信機を装備した各種爆弾、ミサイルを配備し、したがって正確打撃能力を獲得することができる。一方対艦打撃の上では、第二期改良型「梟竜」戦闘機はすでにC-802対艦ミサイルとの整合を完成させており、その対艦能力をワンランクアップさせている。また外国メディアが発表した画像がはっきり示すところによれば、「梟竜」戦闘機はすでにCM-400AKG大型空対地ミサイルを搭載できる。このミサイルはファイアアンドフォーゲット能力を持ち、しかも防御突破性能がよく、最大射程は240kmに達し、ひとたびスリランカがこのミサイルを獲得すれば、その打撃能力は巨大な向上を獲得することになる。またスリランカ空軍の中では、多くの中国によって製造された戦闘機、練習機が装備されたことがあり、特に殲ー7戦闘機とK-8練習機の操縦経験がある飛行員は、あまり多くの養成訓練を必要とせず迅速に「梟竜」戦闘機が掌握でき、短時間内に戦力が形成され、こうしたことは全てインドのLCA戦闘機には与えることのできないものである。

インドのモーディ政権は最近ずっと「インド製造」のスローガンを高く叫び、甚だしきに至っては本国空軍にLCA戦闘機を購入するよう圧力をかけている。だが実用的で先端的な戦闘機は決してスローガンを叫べばもう現れるというものではなく、スリランカもインドとの地縁関係の緊密さゆえに本国空軍の戦闘力をばくちの対象にすることはないだろう。鉄を打つには自身が硬い必要がある、というやつで、インドがもしLCA戦闘機を見通せる将来において他国に輸出できるためには、まだ自身の工業の地に足をつけた発展が必要であり、さもなければパキスタンとの隔たりはどんどん遠くなり、南アジア第1の軍事強国の肩書きはおそらく有名無実となるだろう。


 インドには輸入した高性能戦闘機もありますけどここまで言われると輸出云々以前にパキスタンとの直接の対抗の上でも不安になります。

11月3日

 日中の戦力比較に関する記事です。

http://military.china.com/news2/569/20151027/20636502.html


専門家:日本の戦闘艦には中国に対する質の優勢がある アメリカの大きな力を入れての支持を獲得

水上艦艇の数量の助けを借りて中国海軍がアジア第1との結論を得る説に対し、あるかつて海軍で就役した指揮員は26日「グローバル時報」記者に対し、「まず、いくつかの数字は計画あるいはあり得る数字に過ぎず、現実の数字ではなく、代表性を持たない。次に、単純な数の比較には意味がなく、将来の作戦は情報システムに基づく体系の作戦であり、単純な数の比較ではない。同様の艦艇の数で、総トン数が大きければより優勢を持つに違いない。同様のトン数では、火力が強ければ優勢を占める。同様の火力では、情報力が強ければ優勢を占める。この経験豊富な人物は、実力が主に見せるのは総合能力で、例えば対潜、制空、制海、制電磁権、対地作戦、および保障(海上補給、装備の維持修理、弾薬補給)等々で、進歩を見る必要があるだけでなく、さらに顕著に弱い項目があるかないかを見る必要がある、と説明する。

さらにある中国の軍事専門家は「グローバル時報」記者に向け次のように説明した。2つの国の海軍の実力を比較するというのは非常に複雑な問題で、海軍の実力は装備の数、質、人員の軍事訓練レベルや戦意など総合的な考量である。もし装備の実力を対比するにしても、双方の何隻かの軍艦、何隻かの潜水艦、いくらかの機数の飛行機を単純に比較してはならず、増してや艦艇の総トン数を単純に比較してはならない。もしこうした比較をするならば、中国はおよそずっといつも日本に先んじている。

この専門家は次のように考える。客観的に見て、ここ何年か以来中国サイドの造艦計画の加速と共に、大型主力戦闘艦の数の方面において、例えば駆逐艦、護衛艦の数は徐々に日本を超越している。現在の中日海軍の対比は、有史以来日本海軍が最も優勢を持たない時期であり、しかもこの状況は加速して発展する趨勢を見せていると言うことができる。だが質の方面では、全体的に見て中国サイドは決して優勢を占めていない。結局のところ日本は世界第1の造船大国および強国であり、設計水準、製造技術方面でいずれも豊富な経験と自らの優勢を持ち、しかも動力システム、武備方面ではアメリカの支持を得ている。例えば、日本サイドが建造する「イージス」駆逐艦はアメリカの動力システムとイージス防空対ミサイルシステム、スタンダード系列防空対ミサイル迎撃弾を使用しており、これらは基本的に全て世界トップクラスの水準である。全体的に見て、双方の先進的な艦艇はすでにおよそ同一の水平線上にあり、装備の数も質も、一方の優勢はいずれも戦争の天秤の顕著な改変を引き起こすには不足である。

専門家は、現在の双方の作戦能力から見て、日本海上自衛隊の対潜作戦、掃海作戦能力は依然中国より強く、一方中国の対艦作戦、対地打撃能力は優勢を占め、双方の防空作戦能力は基本的に同等である、と考える。訓練水準と戦意方面では、中日双方にはそれぞれの長所があると言うべきである。また中国サイドにはあまりにも多くの防衛を必要とする海域がある。密度の上から見て、日本の単位海域の艦艇密度は依然中国よりもはるかに高い。しかも単に海軍の実力だけを比較する意義も限られており、結局のところひとたび衝突が発生したら、単純な海軍の間の対決ではなく、全武装力量、甚だしきに至っては国力の対決なのである。単独で中国海軍が日本を超えたと論じるのは、明らかにインチキである。


 中国の駆逐艦の動力システムや兵器が本当に世界トップクラスとさほどの差がないのかはちょっと疑問ですし、また領海や排他的経済水域の広さで中国が日本より大きく勝るということもないはずです。まあ日本の大部分の領海や排他的経済水域にはさほど厳重に警備警戒する必要がなく、多くの国とごたごたを抱えまくっている中国の領海や排他的経済水域は大部分が厳重な警備警戒を必要とするというのはあるかもしれませんが。

 中国陸軍のロボット関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20151030/20657983.html


解放軍のロボット兵が中朝国境にお目見え 射撃する弾は百発百中

軍報記者・総装備部分社:国境パトロール、潜伏、偵察、建築物内掃討、爆発物処理‥‥最近、沈陽軍区の某国境防衛中隊で、総装備部駐北京某小火器論証研究所によって組織的に展開された牽引性作戦試験(頑住吉注:「牽引性」は軍の近代化を推進するための、みたいな意味ですかね)の中で、某型兵個人地上ロボットが正式に国境防衛の第一線にお目見えし、「ロボット兵」は初めて実験室を出、我が軍地上無人作戦システムが正式に実験室から実用化に向かうことを象徴的に示した。

任務現場では、戦士の操作コントロール端末の手動操作指令が発せられるのと共に、1km離れた地上ロボットはスムーズに各種姿勢を転換し、方向視覚を調整し、ジャングル、山地など複雑な自然環境下で、スムーズに隠蔽偵察、パトロール偵察などの勤務執行任務を完成させた。記者は、手持ちの端末インターフェイス上に鮮明に監視コントロール器から送られてくる画像が表示され、これと同時に業務人員が遠隔操作システムを通じて、ロボットが自身の携帯する銃器を利用し、標的に対し正確な照準と射撃を実施し、発射するごとに命中するよう操作コントロールするのを見た。

「この装備は我が軍初の地上無人作戦システムであり、伝統的な偵察調査、保障などの地上無人システムに比べ、その独特の無人作戦能力は遠距離操作コントロール、ハードウェア集成など各項目の指標いずれに対してもより高い要求を提出し、高度スマート化を体現している。」 このプロジェクトの責任者は記者に教えた。「機械力をもってマンパワーに取って代わらせる、センサーと執行器をもって感覚器官と行為器官に取って代わらせるのは未来の歩兵武器装備発展の必然の趨勢であり、それは人が到達し難い地域や受け入れられない環境下で歩兵作戦任務が執行でき、真に歩兵の身体能力の補充、感覚器官の延長、器官の延伸を実現した。」

この兵個人地上無人作戦システムは地上無人作戦装備の重要な組成部分で、優秀な遠距離操作能力を持ち、一部あるいは完全に兵士あるいは戦闘小チームの複雑な地上環境における偵察監視、火力打撃、後方勤務保障支援、重要ポイントの無人警戒と防護などの任務遂行を代わって行うことができ、機動が敏捷、隠蔽性が強い、生存能力が強い、反応が素早い、作戦に持久性があるなどの特徴を持ち、有効に人員の死傷を減らし、兵個人、分隊の総合作戦能力が開拓展開および倍増し、歩兵分隊無人化作戦水準を向上させることができる。

小火器装備の精益(頑住吉注:無数の意味があってこの場合何を意味するか不明)論証、精品工程である今回の試験は、装備初の事前研究段階で行われたサンプル機部隊試験でもあり、これは新装備誕生プロセスの1つの創新およびハイライトでもある。「装備の事前研究段階のサンプル機試験は、第一線の指揮員に自らの体験の中で充分に提案献策させ、以降の機種論証、研究開発、生産などのために決策の依拠を提供することができる。」 この研究所の研究員である単文竜は説明する。「実戦や日常の使用条件に近い演習によって、我々はこのシステムの作戦効能と総合保障能力を充分に審査評価し、徐々の改良の中で真に装備の性能、価値の最大化を実現することもできる。」


 無人機同様この分野でも中国に遠く引き離されることになるんでしょうか。ちなみに搭載してる銃は何ですかね。キャリングハンドルのついたアサルトライフルを上下逆にしてるように見えますけど見覚えない機種です。

11月4日

 日本の軍事力に関する記事です。

http://www.hinews.cn/news/system/2015/11/01/017903964.shtml


日本、再び巨資を投じて武器を購入 中韓ロ三国の領土を奪うことを愚かにも企む

日本の財務省は1月14日に2015年財務予算案を発表し、国防支出を2014財務年度の4.885兆円から4.981兆円に引き上げることとし、このことは日本が戦後秩序を転覆させ、また軍事大国になることを勝ち取るため、大きな力を入れて戦いに備えつつあることを表しており、自衛隊の早期警戒偵察監視能力、空中作戦能力、水上作戦能力、水中作戦能力、水陸両用上陸作戦能力を重点的に向上させる。

2015年財務年度、日本は巨資を投じてE-2D「アドバンスドホークアイ」早期警戒機、RQ-4[グローバルホーク」無人偵察機、P-1対潜哨戒機を購入し、2020年までに4機のE-2D、4機のRQ-4、20機のP-1を購入する計画である。

E-2D早期警戒機は新型レーダーを配備し、機械および電子のダブルスキャン機能を持ち、360度全方位カバー、全天候追跡、環境感知を実現することができる。RQ-4は合成開口レーダー、テレビカメラ、赤外線探知計測装置を搭載し、航続時間は40時間にも達し、2万mの高空で持久的な情報、監視、偵察能力を提供することができる。P-1はフェイズドアレイレーダー、新型磁気探査機、赤外線探知計測装置、ソナーシステム、光ファイバー伝動飛行コントロールシステムを搭載し、P-3Cに比べより高く、より速く、より遠く、より静かに飛び、技術もより先進的で、静止状態にある水中の潜水艦を有効に探知計測できる。

上述の3種の新型装備は「ネットワーク中心戦」の重要な節目となるポイントであり、海上、空中、水中の戦場に対し全面的、厳密、持続的な監視コントロールが実施でき、戦区態勢掌握の新鋭力量となり、その早期警戒偵察監視能力の大きな力を入れた向上に有利である。

2015財務年度、日本は1,032億円を割り当て、6機のF-35連合攻撃戦闘機を購入し、かつ2020年までに42機のF-35を購入する計画である。

第4世代戦闘機であるF-35は比較的強い対地対艦攻撃能力と対空作戦能力を持つ。対地対艦攻撃の時、F-35は選択的にGBU-31およびGBU-32「連合直接攻撃弾薬」、AGM-158[連合空対地防衛区域外ミサイル」など多種の正確打撃武器を搭載することができる。日本が購入するF-35はAGM-84C/D「ハープーン」対艦ミサイルが搭載でき、水上目標に対し有効な攻撃が実施できる。対空作戦時、F-35はAIM-120C中距離迎撃ミサイルおよびAIM-132近距離格闘ミサイルを搭載することができ、第3世代機との対抗の中ではそのステルスの優勢に頼り、敵に先んじて発見、敵に先んじて攻撃、敵に先んじて破壊することができ、空中の優勢を奪取する中核的力量となる。

また日本はさらに大きな力を入れて水上作戦能力を向上させつつある。2015財務年度、日本は1,680億円を割り当て、1隻の新型「あたご」級駆逐艦と「イージス」システムの購入に用い、2020年までに8隻の「イージス」駆逐艦を装備する計画である。

現有の「あたご」級駆逐艦は80発のSM-2MR対空ミサイルを配備し、空中から来襲する目標に対し比較的強い迎撃能力を持つが、この艦のレーダーの視距離、火力ルートの数、セミアクティブレーダー制御誘導などの制限を受けて、海をかすめるような超低空の超音速対艦ミサイルに対しては有効な迎撃を実施し難い。新型「あたご」級駆逐艦はSM-2MR対空ミサイルと「イージス」システムを装備する他、さらにCEC(協同作戦能力)システムを追加装備し、かつE-2D早期警戒機と「総合火力コントロール作戦空間」を構成し、海をかすめるような防御突破物に対する迎撃距離を167km以上にまで延長し、できる限り早い発見、できる限り遠くでの迎撃を達成する。日本は駆逐艦のCEC化を実現し、したがって水上戦闘艦の作戦能力を大幅に向上させ、海上の勝負を決定する主要な力量となることを実現する可能性がある。

潜水艦も2015財務年度の投資の重点である。日本は643億円を割り当て、第11隻目の4,000トンクラスの「そうりゅう」級AIP潜水艦を建造する計画である。「そうりゅう」級潜水艦はAIPシステムを追加装備し、騒音がより低く、戦力がより強く、水中で連続2〜3週間潜航でき、全東アジア海域で攻勢配備が行える。

関心を注ぐに値するのは、日本の潜水艦技術は先進的で、自動化の程度が高いが、その単一の艦に編成される艦員はそれにもかかわらず70人にも達することで、このことは艦員を予備として蓄えている可能性が高く、日本には2020年に22隻の高性能潜水艦を装備し、甚だしきに至っては2030年に潜水艦の数を30隻にまで増加させ、戦争の結果に影響するカギとなる重要力量とする条件が完全にある。

この他、日本はさらに大きな力を入れて水陸両用作戦能力を向上させつつある。2015財務年度、日本は資金を割り当て5機のV-22「オスプレイ」輸送機と30両のAAV-7水陸両用戦闘車を購入する。V-22の巡航速度は時速400km近く、最高時速は500kmを超え、作戦半径は700km、24から32人を搭載して快速遠距離垂直上陸が実施できる。AAV-7の海上最高時速は13km、陸上最高時速は70kmで、20名あまりの人を搭載して突撃上陸し、かつ縦深に向け快速突進できる。

2020年までに、日本がもし例えば1隻の導入した中古「ワスプ」級強襲揚陸艦、2隻の「いずも」級ヘリ空母、3隻の「おおすみ」級輸送艦を動員し、17機のV-22輸送機、6隻の大型ホバークラフト、52両のAAV-7水陸両用戦闘車を加えれば、1回でもう4,000名あまりを投入して上陸作戦が実施でき、戦局の方向性を決定する重要な力量となる。

日本は毎年巨資を投じ、不断に「機動防御能力」を強化しており、その意図は機を伺い武力行使することにある。まず、ロシアが西側の大きな力を入れた制裁に遭って四分五裂する時を待ち、勢いに乗じて千島群島とサハリン島南部を奪回する。その次に、韓国が朝鮮半島の内戦に深く陥り勝負がいまだ定まらない時を待ち、混乱に乗じて独島を奪取する。最後に、中国がその他の方向の牽制を受けて自由がきかない時を待ち、機に乗じて釣魚島を奪取支配する。日本の戦いに備える行為はすでにロシア、韓国、中国三国の心腹大患(頑住吉注:目の上のたんこぶではちょっと遠いし獅子身中の虫では意味が違うし、ぴったりくる訳語が思いつかないんですが大体分かりますよね)となっており、我々は未然に災いを防ぐことが必須である。


 どう見ても防御力の増強なわけですし、いくら何でもサハリン南部はないと思いますけどね。

11月5日

 ロシアの武器輸出関連です。

http://military.china.com/news2/569/20151102/20674299.html


ロシア軍技術協力局:これまでの10ヶ月でロシアの武器輸出総額は100億近い

【グローバルネット報道 記者 李徳意】 ロシア衛星ネット11月2日の情報によれば、ロシア軍事技術協力局のある高官はメディアのインタビューを受けた時、2015年の最初の10ヶ月でロシアの武器と軍事装備の輸出総額は100億アメリカドル近い、とした。

この高官は、「統計データによれば、10月末までに、ロシアの武器と軍事装備の輸出額は100億アメリカドルに達し、2015年の武器輸出計画は完成できる」と語った。

2014年のロシアの武器輸出額は155億アメリカドルに達した、とされる。


 10カ月で100億ドル近い、ということは去年の155億ドルよりだいぶ減るということなんですかね。

 台湾軍関連です。

http://military.china.com/news/568/20151102/20673591.html


台湾軍、初めて山地幽霊部隊を明るみに 装備は弓矢や吹き矢を自作

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「台湾軍山地予備中隊の兵士が吹き矢の使用をデモンストレーション」)

台湾「連合夕刊」11月1日の報道によれば、台湾軍は初めて「その名だけは聞くが、その人は見ない」という「山地予備中隊」を明るみに出した。台湾軍は、この「幽霊部隊」は山地作戦に長け、自作の弓矢、吹き矢、落とし穴など非伝統的戦法を熟練して運用し「身を接するほどの接近戦」を展開する、と言明する。

報道は、台湾「国防省予備指揮部」が次のように明らかにした、とする。全台湾に全部で29個山地予備中隊があり、各中隊の兵力は満編成で200人、退役陸軍、海兵隊、特殊部隊の壮健な原住民と漢民族からなる。山地予備指揮部は各地区の予備旅団に設けられ、できる限り軽装歩兵のフルセットの武器装備を配置するが、平時はそれにもかかわらず部隊は見えず、中隊長だけが定期的に管轄区内原住民部落に行き、巡視ポイントの兵を訪ね、管轄区の山地の現況を了解する。島内メディアのインタビューを受けた尖石郷山地予備中隊の中隊長である銭清才は、右手に銃を持ち、左手に狩猟刀を持ち、彼はこの中隊の予備指揮部は新竹県司馬庫斯にあり、約200名の予備軍人がいて、域内の縦向きと横向きの5本の合計150km近い山地の道路の監視支配を担当する、と説明した。域内の20の800mから1500mの山も、全て1〜2個山地中隊の作戦範囲に属し、戦時の状況により配備される。

銭清才は、台湾の険しい高山は比較的多く、台湾軍の山地作戦力量は現役特殊部隊の他、深い山の部落メンバーを吸収して山地中隊を編成し、彼らの山地を熟知する特性を利用し、戦時には小部隊の形態をもって、山道の重要ルートを守備し、山地に進入しようとする敵軍に対し接近戦および襲撃を展開し、もって正規軍を助ける、とした。銭清才はメディアに向け、いかにして山地でサバイバルし、落とし穴を設置し、および弓矢、吹き矢など無音の武器を使用して敵軍を殺傷するかをデモンストレーションした。彼は、弓矢や吹き矢は自らの位置を暴露しない状況下で敵を射殺でき、台湾原住民は手作業で狩猟用の弓矢を自作する技能を留保しており、彼が模範を示すのに用いた弓矢はまさに現時人自らの手で製作したもので、もし運用が熟練していたら、有効射程は20〜30mに達し得る、と語った。

2006年には早くも、台湾軍は原住民を主力とし、2個山地特戦大隊を編成し、山地戦とジャングル戦の能力を強化し、結果として原住民の「立法委員」高金素梅の強烈な抗議に遭った。ある分析は、台湾軍はことさらに山地予備中隊のメンバーが現地の環境に対し熟知していると強調するが、米ロ軍隊の経験から見て、目的性を持った山地訓練と完備された情報偵察能力は、非常に大きな程度上この隔たりを埋めることができる。しかし現代の戦争の作戦技能を掌握しようとすれば、専業訓練が欠乏した予備部隊が短期間内に完成できるものでは絶対にない。このため台湾軍山地予備中隊が一体現代の戦争の中で多大な作用を発揮できるのかは、まだ非常に語り難い。


https://www.daliulian.net/cat35/node692746

 画像はこっちの方が雰囲気が伝わるかもしれません。ベトナム戦争でのゲリラ戦のようなものを考えているようですが、アメリカのような民主国家相手ならゲリラ戦で長期間抵抗し戦果を挙げれば厭戦ムードが広がって政府が戦争を継続しにくくなるかもしれませんけど大陸相手にはどうですかね。

11月6日

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20151104/20689008.html


韓国、1.8兆ウォンの資金を投じ36機の「アパッチ」武装ヘリを導入

中新ネット11月4日電 韓国メディア4日の報道によれば、韓国は来年から続々と36機の「戦車キラー」と賞賛されるボーイングAH-64「アパッチ」武装ヘリを導入し、もって国土の安全を防衛する計画で、これには1.8兆ウォンの資金が投じられる(約101億人民元に相当)。

韓国防衛事業庁は3日、ボーイング社は韓国陸軍が導入を計画する「アパッチガーディアン」のために出庫式を行った。出庫式は試作機の外観を公開し、こうした飛行機は試験飛行後来年前半から続々と韓国陸軍への引き渡しが開始される、とした。

韓国防衛事業庁の当局者である白允炯(音訳)は、「アパッチ系列ヘリの中で、アパッチガーディアンは最新型であり、「韓国の500MDなどの軍用進攻ヘリの老化がもたらす戦闘力の空白を有力に埋め、韓国軍の戦闘力を強化することができる。」と語る。

韓国メディアは、アパッチガーディアンのメリットは空対地ミサイルによって遠距離打撃を行い、敵の地上軍および戦車を攻撃できることだ、とする。韓国国防省当局者は、「低空飛行とレーザー照準によって、最も遠くて8km以遠の敵戦車やトーチカが撃破できる」とする。

韓国軍は2016年から2018年の間に1.8兆ウォン(約101億人民元に相当)を投資して、36機のアパッチガーディアンを導入し、来年前半から商品引き渡しが開始される計画である。アパッチガーディアンは全長17.73m、全高3.87m、最大離陸重量10.1トン、最高巡航速度261km/h、76発の70mmロケット弾および1,200発の30mm機関砲弾が搭載できる。


 北朝鮮に対しては非常に強力な武器になるでしょうが数は少ないですね。

 インド海軍関連です。

http://military.china.com/news2/569/20151104/20689307.html


インド初の自ら建造したスコルペヌ級潜水艦、航海試験を開始 すでに10年待った

中新ネット11月2日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、インドのマジャガンドック社がインド海軍のために建造した初の「スコルペヌ」級潜水艦「カーワリ」号が10月29日に航海試験を開始したが、インドとフランスが関連の契約を締結してからすでに10年の長い時間が経っている。

「カーワリ」号潜水艦はすでに今年4月6日に進水している。今後この潜水艦は期間10ヶ月の航海試験を展開することになり、2016年9月には就役する見込みである。インド国防省は、残る5隻の潜水艦は2020年までに全部引き渡されることを希望している。

2005年10月、インドとフランスのDCNS社は契約を締結し、6隻の「スコルペヌ」級潜水艦を建造することになり、総額は36億アメリカドルで、かつインドのP-75プロジェクトに基づきマジャガンドック社によってライセンス生産される。前の4隻の潜水艦は普通のディーゼル・電池潜水艦となり、後の2隻は非空気依存推進(AIP)システムを装備することになる。

資料によれば、「カーワリ」号潜水艦は全長66m、533mm魚雷発射管6門を装備し、SM-39「エクゾセ」Block 2対艦ミサイルを発射することができる。

現在インド海軍では14隻の潜水艦が就役しているとされ、これには9隻のロシア製「キロ」級、4隻のドイツ製HDW潜水艦、1隻のロシア製で賃借した「アグラ」級攻撃原潜が含まれる。将来インド海軍は24〜30隻の潜水艦を持つことを希望している。(陳暁 白旭尭)


 10年前の契約に基づくものでも実際に建造されるのは最新の技術を盛り込んだものになると思うんですが、中国の潜水艦と比べるとどうなんですかね。

 北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news2/569/20151104/20689394.html


金正恩、防空高射ロケット発射訓練を視察 精密化の実現を要求

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:北朝鮮最高指導者の金正恩」)

北朝鮮の「労働新聞」3日の報道によれば、朝鮮人民軍西部戦線対航空機部隊は高射ロケット発射訓練を行い、最高指導者の金正恩は現場に赴いて視察した。

金正恩はロケットの発射順序や方法に関する報告を聴取した。彼は、朝鮮人民軍は新時代の要求に順応し、できる限り早く高射ロケットの近代化と精密化を当然実現すべきだ、と指摘した。

「労働新聞」は今回の訓練の目的は北朝鮮の高射ロケットの技術状態と西部戦線対航空機部隊の実戦能力を検閲し、かつ今後多種の新型高射ロケットを研究開発することだ、とする。

朝鮮労働党幹部の黄炳誓、李英吉、李炳哲らは随行し、朝鮮人民軍兼任対航空機部隊司令官で空軍大将の崔英浩は現場で出迎えた。


 「高射ロケット」という用語はあまり見ませんが対空ミサイルのことでしょう。北朝鮮のこの分野は遅れていそうですね。

11月7日

 中国空軍関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20151102/20673686.html


「太行」版殲ー10B/C戦闘機の量産速度には見るべきものがある 満搭載で試験飛行

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「送福利:太行動力の殲ー10B戦闘機が満搭載で試験飛行する新たな画像」 「送福利」の意味はいまいち分かりませんがどうせたいした意味はないです。)

国産殲ー10Bが国産太行エンジンを装備するのはすでに基本的に確定し、最近頻繁に新たな殲ー10Bの試験飛行が見られ、どんな種類の動力を採用しているのか、すでに動力の機種をクリアに見ることができる。国産エンジンの研究開発成功は、生産能力が外来動力の制限を受けなくなることを事前に示し、ひとたび量産が決定すればその量産速度は相当に見るべきものがあるだろう。(ソース:鼎盛軍事 ID:Adam.Y)

ニュースの延伸:中国空軍とパキスタン空軍は9月6日から始まり、中国国内で「雄鷹-IV」合同訓練を行っている。この期間、中国・パキスタン空軍は赤青体系対抗演習を組織する。今回中国・パキスタン空軍の合同訓練では、中国空軍は戦闘機、爆撃機、早期警戒機などの飛行機を派遣して訓練に参加し、パキスタン空軍は戦闘機、早期警戒機などの飛行機を派遣して訓練に参加する。

解放軍空軍は成都飛行機の殲ー10と殲ー7戦闘機を派遣し、一方パキスタン空軍はJF-17「梟竜」、「ミラージュ」、F-7PG戦闘機を出動させた。今回の演習の目的は、中国・パキスタンの飛行員に相手方の機種の飛行特性を熟知させることかもしれない。殲ー7とミラージュ-3戦闘機のいくつかの操作特性は殲ー10戦闘機と異なり、結局のところ第2世代戦闘機であり、パキスタンの飛行員にこの機を借りて殲ー10戦闘機の優秀な性能の「体験」を可能にさせるのは、彼らが将来殲ー10戦闘機を操縦し、あるいは中国空軍と肩を並べてコンビネーション作戦をするための準備をするのかもしれない。このことは、パキスタンサイドがあるいは殲ー10戦闘機の性能を考察しているところかもしれないことを意味している。この前、外国メディアはかつてパキスタンサイドが中国サイドに向け殲ー10戦闘機(FC-20)戦闘機購入の可能性を諮問した、と報道した。

パキスタン空軍のミラージュ-3戦闘機は比較的古いが、フランスの電子設備グレードアップを経て、作戦能力はある程度向上し、まだ使用に堪える。現在パキスタン空軍はまだ少なからぬフランスのミラージュ-3戦闘機を装備しており、主に対地攻撃任務を担う。パキスタンは1980年代にはもうアメリカのF-16A戦闘機を獲得し、もって当時しばしばその領空を侵犯したソ連戦闘機に対抗した。だがこうした飛行機は現在すでに比較的古くなっている。パキスタン空軍が装備するF-16D Block52戦闘機の数は非常に少なく、ひとたびインドとの交戦になれば、おそらく長期的には支え難い。中国・パキスタン合同研究開発のFC-1「梟竜」戦闘機に関しては、パキスタンは中国の移転した生産ラインを獲得している。だがこの機はインドのスホーイー30MKIなどの戦闘機に直面すれば依然劣勢に立たされる。

パキスタンは現在F-16D Block52戦闘機を装備するが、アメリカはすでに継続してパキスタン向けにこの機を販売する後続の談判を凍結している。現在パキスタン空軍の主力機種は、比較的先進的な中国製FC-1およびアメリカのF-16の他、主には比較的古い殲ー7、ミラージュ-3系列戦闘機である。こうした飛行機は現在多くの近代化改造を経ているが、依然インド空軍のミラージュ-2000、スホーイー30MKI、ミグー29戦闘機に対抗できない。パキスタンはこのため中国に向け同国に殲ー10戦闘機を提供するよう求めており、この前のある情報はこの交易の主要な障害はパキスタン経済が相対的に高価な殲ー10戦闘機を支え難いことかもしれない、とした。

パキスタン空軍の装備は決して特別に先進的ではないが、この国の空軍は平時その空中と地上の人員の作戦訓練に非常に重点を置き、しかも定期的に同盟国の空軍と空軍演習を行い、かつアメリカ空軍など全世界で最優秀のいくつかの空軍と何度もの合同訓練を行ったことがあり、飛行員の年平均時間数は180時間を超え、これはすでに米軍のスタンダードに符合している。こうした演習はパキスタン空軍空中勤務チームの作戦技巧を練磨する方面においてカギとなる重要な作用を発揮しているだけでなく、さらに彼らに複雑な戦場環境の中で最新の空中力量が使用する戦術を学習できるようにさせる。このためパキスタン飛行員の総合的な作戦の質は世界でも前列に属し、非常に長い歴史の時期の中で、パキスタン飛行員の飛行の質と戦術業務レベルはいずれも中国の同業者の上にあった。

パキスタンは現在すでに3つのJF-17梟竜戦闘機隊を持ち、この機は超視距離ミサイル、対艦ミサイルなど一連の先進武器を搭載でき、RD-93エンジンのパフォーマンスも非常に優秀で、中国・パキスタン合同軍事演習の中でほとんど中国サイドのスホーイー27、殲ー11に対抗できる。パキスタンは現在およそ50機のJF-17戦闘機が飛行中で、JF-17が就役を開始したばかりの時、この機は何発かのPL-5E二型空対空ミサイルおよびサブタンクを搭載するだけだったが、現在ではこの戦闘機はSD-10超視距離空対空ミサイル(閃電10の国内タイプは霹靂-12)、C-802A対艦ミサイル、電子吊り下げポッドやいくつかの汎用型正確制御誘導武器が搭載できる。パキスタンは異なるソースのコンビネーション性武器に適応しつつある。

今回の訓練は中国・パキスタン関係の意味深長な時期に行われる。両国はここ何ヶ月かで多くの協定を締結し、これにはパキスタンのGwadar港と中国のカシュガルの間に道路あるいは「経済走廊」と称するものを修築することが有望なことが含まれる。このため、軍事協力の強化は合理的な事態の発展であり、両国関係の重要な戦略的性質を突出させている。我々がパキスタンという鉄の兄弟に対し言うならば、友情は試練に耐える! (作者の署名:小浪)


 パキスタン空軍は遅れているようなイメージでしたけど実態は違うのかもしれません。パキスタン空軍のミラージュは台湾の戦闘機を想定した訓練にも役立つのかも。

11月8日

 中国国産空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20151106/20701403.html


中国国産空母はいつになったらやっと進水できるのか 艦体、機格納庫はすでに露崢ョ (頑住吉注:検索すると「これはどういう意味?」という質問ページが多数ヒットし、中国人の多くにも分からない漢詩由来の言葉のようで、また説明自体が難解でよく分かりませんが、たぶん「姿を現す」からそんなに遠くないと思います。)

周知のように我が国の大連造船工場で1隻のトン数が数万トンに達する大型船舶が建造されつつあり、この船舶はネットの軍事マニアから普遍的に初の国産大型空母だと考えられており、このためその工程の進度はずっと前から常に国内外メディアが関心を注ぐ焦点である。最近あるネット仲間がブログ上に001A型国産空母施工現場らしき画像を1枚アップし、画像からはこの建造中の船舶の水中の主? (頑住吉注:何故かここで切れてますがこれ10月30日のコラムで紹介した文章の流用で、クエスチョンマークを抜いて以下次のように続きます。「体部分はすでに基本的に成形され、船体にある全く新しい大型の事前に製造された分段が吊して組み込まれていることが見て取れる。」)

今世紀の1つの10年、毎年8月はいつも中国軍事マニアが国産空母を討論する祝日で、何故なら十何年か前に「空母、8月に船台に上る」という文章が広範に流れ伝わり、中国初の国産空母の噂や各方の推測も次々と表れては尽きなかったからである(頑住吉注:「今世紀の1つの10年」の意味、月が祝日など何だかよく分かりませんがここは別に重要じゃないんでいいことにしてください)。特に2013年に中国初の空母「遼寧号」が正式に就役したとの情報は、さらに国の人の空母情節を沸騰洋溢させた(頑住吉注:この筆者凝った言い回しが好きなようで、検索しても意味が分からない語や、こういう意味だとされている意味と合わない用法を多用していて気にしてるときりないんで飛ばしていきます)。先日、イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」誌とアメリカの多くの軍事メディアは次々に評論を発表し、中国の大連造船工場ドック内の建造中の船体に対し分析し報道を行った。10月24日における中国軍事ネットワークの1枚の大連造船工場ドライドックの画像は、1隻のすでに2/3建造された巨大な船体をはっきり示し、また軍用作戦艦だということをはっきり示した。いくつかの機格納庫の構造部品や飛行甲板らしきモジュールがすでに船体上に取り付けられている。

大連造船工場のこの船体には高さ7.5m、幅27mのモジュールが取り付けられ、これが機格納庫の一部分であることはほとんど肯定できる。機格納庫後部の船体はすでに建造が完了し、動力システム、軸系などの設備はすでに艦体内に取り付けられている。こうした新たな画像はさらに一歩中国初の国産空母プロジェクトの建造進度がすでに半分を過ぎ、進水が間もなくであることを実証している。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「これは最近の国産空母工程の最新の画像である。艦首に似た関連のモジュールのつり下げての取り付け作業が準備を開始している。機格納庫第2の分段はすでにつり下げての取り付けが完成している。」です。)

外電や国内ニュースを根拠に総合的に判断すると、中国空母の発展は4ステップに分けて行く計画であり、2004年に実質工程段階に入り、全空母計画は048工程と命名され、これには空母の建造、艦載機の研究開発、陸上訓練システム、空母基地建設が含まれる。第1ステップはウクライナから購入した「ワリヤーグ」号空母を利用して、大規模改装を経て、動力システムを回復し、国産武器装備や空母の飛行設備を追加装備し、自ら研究開発を行った艦載機を配備し、この艦に対し徹底した調査と測量作図を行い、オリジナルの図面を探り、6万トン級空母の建造技術を掌握する。第2ステップはワリヤーグ号の内情を知ることを基礎に、自ら第1隻目の国産空母を設計、建造する。機種は001型で、この艦は遼寧号の改良型で、排水量は変わらず、艦上の構造、武器装備、各項目の施設はより合理的になり、依然4台の国産化された453型蒸気タービン動力システムを使用し、スキージャンプ発進甲板を使用し、艦載機は依然殲ー15戦闘機で、戦闘力は遼寧号と同等である。第3ステップは第1隻目の国産空母をコピー建造した経験を基礎に、自ら第1隻目の通常動力カタパルト発進空母の研究開発を行う。第4ステップは国産大型原子力空母の建造である。

メディアの報道によれば、大連造船工場は2013年に初の国産空母の鋼板切割式を行い、このことは中国初の国産空母が正式に建造に着工したことを意味している。現在大連造船工場の屋内船台上では、正式に第1隻目の空母の分段の建造作業が行われている。これ以前に大連造船工場は2003年からもう事前準備を開始し、かつ長さ400mに達する屋内造船台と370mの屋外ドライドックを建造済みである。

(頑住吉注:これより3ページ目)

初の空母の進水時期に関しては諸説紛々で、現在発表されている画像がはっきり示していることを根拠にすると、この艦の艦体の建造はすでに終わりに近づき、次の一歩は艦首部の分段と甲板機格納庫の構造部品の取り付けである。ならば進水時期が皆の最も関心を注ぐ事柄である。空母の建造時間に関し、我々はその同型空母の歴史的過程から分析し、おおよその結論を得ることができる。遼寧号空母の前身はソ連の「ワリヤーグ」号であり、1985年に建造に着工され、1988年に進水し、建造時間は3年だった。一方ワリヤーグ号の姉妹艦、1143.5型空母の第1号艦クズネツォフ号は1983年2月に建造に着工され、1985年12月に進水し、同様にこれも3年かかっている。ひるがえってその他の国の海軍の大型空母建造の経過時間はと見れば、大多数の6〜9万トン空母の建造時間が3年であることに気づくだろう。もし中国初の国産空母が2013年に着工されたのならば、2016年に進水すると予測できる。

空母の構造は極めて複雑で、単に進水を行ったのでは充分にはほど遠く、新たに建造される空母の大半の作業量は進水以後における艤装である。新たな空母はおよそ2年の設備の取り付け、機能試験を行う必要があり、さらに1年前後の航海試験を行う必要があり、しかる後にやっと海軍に引き渡され正式に就役することができる。第1隻目の国産空母の設計は遼寧号を技術的基礎とするので、我が国は2003年に始まり、遼寧号に対し全面的で徹底した調査研究を行っており、現在すでに排水量6万トンあまりのスキージャンプ発進型空母の技術を完全に掌握し、このことは初の国産空母の建造を非常にスムーズにし、2013年から今に至るまで続々と明るみに出ている大連空母建造過程も見ることができている。このため、2019年になれば、人々は第1隻目の中国人自ら設計建造した国産空母の人民海軍への正式引き渡しを見ることができる! (文/ケロリョフ)

国産空母がすでに建造を開始しているのか否かはすでに多くの軍事マニアが主要に関心を注ぐ大事である。現在までまだあまり多くの詳細な公式情報が得られていないだけである。同志たちの国産空母「相思之苦」を緩解するため、ある名手のネット仲間が精美で真に迫ったコードナンバー「CV001A」級国産空母CG方案を制作し、皆と共に鑑賞する。同時に未来の中国空母が発展しようとする類型は、主にスキージャンプ甲板型からカタパルト甲板型に向け転向すると仮想している。(頑住吉注:この部分は元々たぶんキャプションで、しかも過去の記事の流用でしょう。)


 たぶんそうだろうなと思いましたが初の中国国産空母は「遼寧艦」に大筋近いものになりそう、というか思ったより変化が少ないコピーに近いものになる感じですね。しかしこれはあくまで発展段階の途中で、カタパルトや原子力動力の実現を狙っているのもほぼ確実でしょう。




















戻るボタン