コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその169

1月24日

 「梟竜」と「テジャス」関連です。

http://www.chinanews.com/mil/2016/01-22/7727560.shtml


香港メディア、2カ国が梟竜戦闘機を購入したことを明るみに インドのLCAと同じ場で受注を争う

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国・パキスタンが合同で製造する梟竜戦闘機。」)

香港の「南華朝刊」ウェブサイト1月21日発表の「地縁政治の勝負の下の中印戦闘機の競争」と題する報道は、国家間の地上の地縁政治の勝負は往々にして空中まで投射され、アジア本土の戦闘機は21日開幕のバーレーン航空展の中で大いにその腕を見せ、数十億アメリカドルの兵器契約とグローバルな影響力を争奪するだろう、とした。

報道は、インド国産の「テジャス」戦闘機は今回の航空展で海外初お目見えを行い、その競争の目標は中国とパキスタンが合同で製造するJF-17「雷電」戦闘機(中国は「梟竜」FC-1と称する)である、とする。「テジャス」戦闘機のデビューは非常に大きな関心を集め、この前インドは密集した外交攻勢を展開し、スリランカにJF-17戦闘機購入の放棄を迫り、中国・パキスタン両国によるJF-17戦闘機の市場を開拓する計画を挫折させた。

現在ミャンマー、ナイジェリア両国だけがJF-17戦闘機を購入しているとされる。

報道は、インドが国産軍用機をセールスする道はずっとすこぶる平坦でない、とする。2015年10月、エクアドルはインドの「ノースポール」ヘリ購入契約を終わらせ、これはエクアドルがその前に購入した7機の「ノースポール」ヘリのうち4機がすでに墜落損壊し、その他の3機にも故障が起きて飛ぶことができなかったからであるとされる。

退役海軍准将で、インド政策研究学会の責任者であるウダイ バスカールは、「インドは『テジャス』戦闘機の信頼性をデモンストレーションし、それがJF-17に取って代わり得ることを証明することを渇望している。だが『テジャス』はまだ大量就役、戦力の形成を実現しておらず、今回の航空展はこの機に自らをプルーフするチャンスを提供するものに他ならない。」と語る。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近バーレーンに飛来し航空展に参加しているインドの『テジャス』戦闘機。」)

報道は、「テジャス」とJF-17はいずれも軽戦闘機で、維持保護のコストが低く、価格もロシアや西側の同類戦闘機に比べ低いだろう、と考える。第1機目の「テジャス」原型機は2001年1月に試験飛行し、一方第1機目のJF-17原型機の試験飛行時期は2003年であるが、その後のそれらが空に登る道には非常に大きな差異があった。JF-17がすでに就役し、かつ輸出できるという時、「テジャス」の生産への投入はそれにもかかわらず再三遅延した。「テジャス」の研究開発作業はすでに持続すること30年を超えるが、依然大量就役を実現していない。

外界は元々スリランカはパキスタン首相ナワーズ シャリフの今月のスリランカ訪問の期間に12機のJF-17戦闘機を購入する契約を締結すると考えていた。

しかし意外だったのは、この本来すでに決定され変更不能だと思った交易に、全訪問期間において終始言及されなかったことである。シャリフが帰った後、スリランカ国防大臣は甚だしきに至っては双方がかつてJF-17につき討論したことがあることを否認した。

報道は、現在まだこの交易がすでに完全に棚上げされたのか否かはっきりせず、関連各方も全てインドが交易に手を出したのか否か正式に態度表明していない、とする。だがニューデリーのある政府の消息筋の人物が明らかにしたところによれば、シャリフの訪問の少し前、インドの駐スリランカ高級専門員がかつてスリランカ外務大臣と面会し、「我々の関心を態度表明」したという。

この匿名を要求するインド当局者は、インドはもしスリランカがJF-17戦闘機を購入したら、パキスタン軍には直ちに維持保護人員や飛行員の養成訓練によりスリランカ軍とさらに一歩の接触をする理由が生じ、「我々はこの種の状況を見るわけにはいかない」とする。

報道は、インドは明らかに中国・スリランカ両国の軍が接近することも心配している、と考える。去年2隻の中国の潜水艦がコロンボに停泊して以後、インドはずっと中国のスリランカにおけるどんどん大きくなるプレゼンスに関心を注いでいる。潜水艦の停泊事件はインド政府とスリランカ前大統領マヒンダ ラージャパクサの完全な仲違いをもたらした。JF-17戦闘機購入はラージャパクサの政権担当期間に初めて提出されたものに他ならない。


 スリランカ前大統領は非常に親中国的な人物で、大統領選に敗れたのもそれが一因だったようです。しかし大国の間でバランスを取らねばならない小国の立場は苦しいですね。

1月25日

 北朝鮮関連です。

http://military.china.com/news/568/20160115/21150641.html


北朝鮮のわがままで韓国は中国をとがめてはならない 多方に代わって中国にリスクを負担させようとするな

韓国世論は最近不断に朴槿恵に圧力を加え、政府は中国に北朝鮮をしっかり管理するよう促せと要求している。朴槿恵は13日、中国が北朝鮮を厳しく制裁するよう呼びかけ、より多くの中韓関係に対する議論を引き起こした。北朝鮮の「水爆」試験に直面し、韓国社会にいささかの驚きとあわてふためきがあるのは理解できるが、彼らが中国に自らの焦慮をぶちまけるのには道理がない。韓国社会は自らの考え方の筋道と感情を整理する必要がある。

例えば韓国の「朝鮮日報」は12日社説を発表し、題名は「虚構の『歴史上最も良い韓国・中国関係』は一体誰によって責任が負われるべきなのか」で、この中には不満が充満している。

一部の韓国人は中朝関係が「あまり良くない」とよく知っているが、それにもかかわらずまた自らを欺き人を欺いて北京には「平壌に言うことを聞かせる方法がある」と信じている。北朝鮮はあくまで第4回核実験を行い、彼らは中国が北朝鮮に核を放棄するよう要求する態度が充分強烈ではないと考えている。中国の手中に北朝鮮核問題解決の「金の鍵」が握られているかのように。

中朝関係は当然韓国・アメリカ・日本と北朝鮮の関係とは性質が同じでないが、中朝関係は韓米のような同盟ではない。少し前北朝鮮の牡丹峰楽団が中国に来て、演奏せずにすぐ帰った。この行動は中朝の複雑な関係の真の表れである。北朝鮮の核問題の上での決策過程および方向に影響したければ、このような中朝関係だけに頼ったのでは明らかに充分にはほど遠く、米韓などは彼らの責任を負うことが必須である。

指摘すべきなのは、米韓はここ何年かほとんど彼らの有効な努力を放棄している、ということである。彼らは北朝鮮に向け軍事的に圧力をかけ、武力をひけらかし、これは何をするのに比べても簡単である。だが相手はすでに二十何年か居座った核問題であり、これは簡単にちょっと脅せばすぐ解決できるものだろうか?

北朝鮮はしばしば韓国というこの「米帝の走狗」を「最も厳しく懲罰」するとし、さらに延坪島に向け砲撃したことがあるが、韓国は萎縮しただろうか? 韓国は自らが恐れていないのに、何に頼って「空前の制裁」およびより極端な軍事的威嚇を用いて北朝鮮を恐れ入らせることができると信じるのか?

北朝鮮核問題は「ミスの連鎖」の結果であり、制裁をもって北朝鮮に向け圧力をかけるのは膠着状態を破壊する重要な突破口であるが、より広範に、各方全てに相応の妥協と貢献する方案があって同時に進むことが必須である。米韓は北朝鮮に安全感を与えるという問題の上で実質的動きがあることが必須だが、現在の状況は北朝鮮と米韓がいずれも各自の義務を尽くさないというもので、彼らはいずれも惰性によって古い路線の上をどんどん遠くまで推されて行っている。

韓国は長期にわたり「米軍の保護下にある」が、それが保護である以上、同時に「束縛」でもある。アメリカの朝鮮半島政策は韓国の利益のために設計されているわけではなく、ワシントンのアジア太平洋地域大戦略の一環である。非常に多くの人は、アメリカが半島の徹底した緩和を希望しておらず、このためアメリカは北朝鮮との完全な和解に対し興味を感じていない、と信じている。

韓国世論もあえてアメリカを怒らせないかもしれないし、ああいった人はアメリカによってすでに独立して思考しないようにされているのかもしれない。彼らが中国に向け北朝鮮の核を放棄させようとするのは、非常に大きな程度上対象の探し間違いである。韓国はアメリカに向け圧力をかけず、アメリカが北朝鮮と対立を緩和させ歩み寄るよう要求しないだけでなく、しかもしばしば韓米の利益が決して一致しない時、アメリカに盲従し、北朝鮮に対し過度に乱暴な言動をする。

ワシントンと東京はいずれも中国が北朝鮮核問題解決の全ての負担を引き受け、対北朝鮮政策を180度転換し、最も好ましくは中朝が東北アジアの新たな衝突の焦点となり、東北アジアの大部分のリスクを吸引し消耗することを非常に希望している。一部の韓国人もかなりこのようなることを望んでいるかもしれないが、これは全く道理に合わない。

中朝関係はすでに北朝鮮核問題の影響を受けており、北朝鮮の核放棄を促すため、中国が実際にする戦略的出費はその他の方面いずれに比べても高い。中国は継続して国際社会と共に北朝鮮に対し制裁を行うべきであるが、中国だけに本来多方が共同で担うべき責任を引き受けさせようとするならば、中国にはその義務もないし、実際できもしない。

中国にああしろこうしろと要求し、自らは責任を負うことを拒み、軽率に叩け殺せと叫び、中国に一方的に貴重な戦略資源を出し尽くさせ、情勢の「尻拭い」をさせようとする。アメリカはいつもこのようであるが、韓国はアメリカに学ぶな。

韓国が最もはっきりと考えることを必要とするのは、彼らが朝鮮半島に「共倒れ」が出現するのをより恐れるのか、それともアメリカ、日本がより怖いのかである。韓国と米日が「高度に一致」する道理はどこにあるのか? 重要なのは、単に無限の制裁エスカレートに頼ったのでは効果はなく、さらに言えば必ずしも何ら新たな変数ももたらさないだろうということである。世界がもし本当に単に制裁や軍事的威嚇というこの種の最も容易に組織できる方法に頼って大難題をすぐ解決できるのならば、非常に多くの場所はとっくの昔にこんなに混乱してはいない。


 そりゃあ北朝鮮に現体制はこのまま何の改革もしなくてもアメリカから攻撃されることはなく安泰だという「安全感を与え」れば核開発をやめる可能性もあるでしょうがそんなわけにもいきませんしね。

1月26日

 ロシアの戦闘機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160125/21284874.html


ロシア:マッハ4のミグー41戦闘機の設計、すでに完成 完璧にミグー31に取って代わる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシアのミグー31戦闘機」)

ロシア戦闘機は前世紀にはかつて天空を疾駆し、西側諸国に悪夢をもたらし、少なからぬロシア戦闘機はさらに人類の飛行機のデータの頂点を占め、例えばミコヤン社が生産したミグー31迎撃機は全世界で離陸重量最大、飛行速度最速の戦闘機で、その最高速度はマッハ3を超え、かつて人を無比に驚嘆させた。冷戦終結後、ロシア戦闘機はすでに全盛期にはないが、依然スホーイ-27系列戦闘機など先進的な戦闘機が体面を保っている。1月24日、ロシアの「衛星ネット」は情報を暴露し、ミグー31に似た超高速戦闘機がまた沈黙を破って登場しようとしている、とした。ミグー41、この超高速迎撃機はミコヤン社最新の力作であり、最終的な草案としての設計はすでに準備が完了し、何年か以内に大規模生産される可能性が高い。

文章は、この機は2025年までに量産が開始される可能性が高いが、現在ミグー41に関する大部分の情報は依然未知で、何故ならこの戦闘機の一切は全てトップクラスの現代軍事プロジェクトであり、厳格な秘密保持を必要とするからである、とする。現在知られている情報はミコヤン設計局が2013年以来、ミグー31戦闘機を基礎に、ずっと遠距離迎撃機の設計に力を尽くしてきたということだけである。未来の計画の一部分として、この機は2028年に就役期限が来る古いミグー31戦闘機に取って代わることになる。ミグー31は現在世界最速の軍用機であるが、やはりそれでもより先進的な戦闘機によって取って代わられる運命を受け入れざるを得ないのである。ミグー41はミグー31の優秀な継承者として、甚だしきに至ってはアメリカが研究開発中の超音速無人機を迎撃できる。理論上、現在ロシアのS-500対空ミサイルを除き、まだこの無人機を迎撃できるその他の武器はない。

ロシア国家下院国防委員会メンバーのアレキサンダー タニェイェフは、ミグー41はミグー31戦闘機の全部のメリットを持つことになる、とする。

文章は、未来のミグー41とコンビネーションするためには大量の試験プラットフォームを必要とし、これこそロシアが数百機のミグー31戦闘機を大修理し、かつそれを継続して就役させる原因かもしれない、とする。現在ミグー41の主要な特徴はまだあまりはっきりしていないが、ある一点は非常に明確である。この飛行機の飛行速度はミサイルさえも超え、設計上の飛行速度はマッハ4、甚だしきに至ってはマッハ4.3に到達し、このことは人を信服させる威嚇力量となり、いかなる侵略にも対応できる。

注意が必要なのは、時代の進歩につれ現代の戦闘機はどんどん多機能化に重点を置き、以前の迎撃機、戦闘機などの概念は現在ではもはやすでに流行しておらず、多用途戦闘機が徐々に新型戦闘機の主流となっている、ということである。単一の機種の多機能戦闘機と多種の異なる機能の異なる機種の戦闘機を実戦の中で比較すると、多機能戦闘機は維持保護に利し、後方勤務予備部品を減少させるだけでなく、しかも使用が柔軟で、現代の空戦のテンポに適する。現在ロシアはすでにT-50戦闘機を持ち、将来ミグー41がミグー31同様ロシア国土防空の主力機種となれるか否か、まだ実践の検証を必要とする。


 「最終的な草案としての設計はすでに準備が完了」というかなり初期段階と思われるにもかかわらず「何年か以内に大規模生産される可能性が高い」ということは、ミグー31からの変化がさほど起きくない改良型に過ぎないのではという感じもします。ステルス機ではないと思われますし、異常な速さに実際どれだけの実戦上の価値があるのかには疑問もあります。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20160125/21282333.html


台湾軍飛行員、アメリカで墜死 絶対秘密のフェニックス計画が暴露される

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:F-16戦闘機」)

原題:台湾メディア:飛行将校の事故 台湾軍がアメリカで訓練を受ける神秘の「フェニックス計画」が明るみに

中新ネット1月23日電 アメリカのルーク基地における台湾空軍の1機のF-16型単座戦闘機が訓練時に墜落損壊し、機上の飛行将校である高鼎程少佐が不幸にも犠牲となった。台湾の「連合報」の報道によれば、台湾軍はアメリカにF-16戦闘機を派遣し駐留させて訓練を行っており、計画のコードネームは「フェニックス」である。軍は長年にわたりフェニックス計画を吹聴したがらないが、今回の高鼎程の事故はそれにもかかわらず「公然の秘密」を明るみに出させた。

理解されているところによれば、台湾軍はアリゾナ州ルーク基地にF-16戦闘機を派遣し、第21中隊に編入させている。昨日事故を起こした飛行機を含め、現在全部で14機あり、中隊長はアメリカの中佐、台湾から派遣された一部のベテラン飛行将校が教官を担当するが、大部分の教官はアメリカ国籍で、地上勤務維持保護は米軍によって一手に引き受けられている。

台湾軍がアメリカにF-16の訓練基地を設立するメリットには、現地の空域が広く開け、気候がよく、行える訓練が台湾でのそれに比べはるかに多いことが含まれ、例えば空中給油、渡洋長距離飛行、電子戦などの科目で、台湾では全く実施できないものである。また、さらに米軍のその他の機種と対抗や交流が行え、さらには米軍の演習、訓練に参加できる。

台湾安全保障業務部門当局者は、フェニックス計画の出費は全て台湾サイドによって支払われ、毎年の予算は約1億アメリカドルで、ほとんど台湾安全保障業務予算の1/100である、と指摘する。


 実戦経験が豊富なアメリカのパイロットから直接指導を受けられるのは基本的に実戦経験ゼロの中国軍に対する大きなアドバンテージでしょうね。

1月27日

 中国海軍関連です。

http://war.163.com/16/0124/10/BE3CE58U00014J0G.html


中国の神秘の軍艦がお目見え:米軍、非常に苦悩するも全く叩くことはできず

視察第196期:中国はかつて空潜快(頑住吉注:航空隊・潜水艦・快速艇)をメインとする近海防御型海軍だったが、近年になるにつれ遠洋海軍建設を目標としている。中国海軍はすでに遠洋に向け前進しているが、実際上遠洋海軍とは某種の程度上他ならぬ進攻型海軍を意味している。

進攻型海軍はまず大量の遠洋の海の状況や相手方の情報を掌握する必要があり、このため遠洋海軍の1つの象徴的艦種は電子偵察船である。

最近、中国第4隻目の新型高度科学技術偵察船815級海王星号が海軍入りして就役した。海王星号は全長120mで、数個の大型半球形偵察設備を装備している。内部には相手方の電波信号、ソナー信号、電磁信号や無線電信のキャッチに用いる設備が装備されている。

基本的に言って、その偵察手段には主に、光学偵察、音響学偵察、レーダー偵察、無線通信偵察といった4大手段がある。軍艦の中にはそれぞれの周波数帯の受信機、レーダー受信機、端末復調記録設備、信号分析設備、電子妨害設備が装備されている。

多くの形態の信号をキャッチした後、情報分析人員はすぐこうした信号に対し分析と解読を行い、その規則性を探求することができる。最終的に相手方の艦艇や実戦機の実際の探知計測および攻撃能力の極限はどこにあるのか、欠陥はどこにあるのかを得る。

偵察の他、さらに弾道ミサイル、特に対艦弾道ミサイルの軌跡の測量や追跡任務(頑住吉注:「のための設備」か何かが抜けてるようです)を配備し、その正確度を高めることができる。

アメリカは偵察船を相手方の国家の海域に派遣し、自由通航の規定を守り札にし、先進的な電子設備を利用して相手方に対し接近偵察を行い各種信号情報を収集し、甚だしきに至っては重要情報を盗聴することを非常に好む。

現在中国の遠洋偵察船が続々と就役している。2012年、2014年には米軍およびその盟友は環太平洋軍事演習を行ったが、中国の偵察船はハワイ海域に進入して活動し、それにもかかわらず米軍はこれに対しあまり多くの方法はなく、何故なら自由航行の規定に符合しているからである。包括(頑住吉注:総括の間違い?)の後、815級は日本海に接近して活動し、日本政府をも非常に苦悩させた。

かつて米軍だけが他人を偵察監視したが、現在では中国の偵察船も遠洋、甚だしきに至っては米軍太平洋艦隊司令部のあるハワイの門前で遊弋し、米軍を非常に苦悩させており、明らかに情報収集中であると分かっているにもかかわらず叩くことはできず、何故ならそこは公海で、自由航行の権利を有するからである。

当然これは非常に多くの米軍によって休むことなく偵察されている国のかつての苦悩であり、その中には中国、ロシア、北朝鮮、イラン等々が含まれる。


 この船が接近してきたからといって飛行機、艦船、潜水艦で様子を探ればこちらの情報を逆に与えることにもなるわけで、確かに困ったもんですな。

 「梟竜」戦闘機関連です。

http://war.163.com/16/0124/07/BE32HS0Q00014OVF.html


「完全版」梟竜ついに姿を現す 空中給油能力を具備

最近ネット上に一組の画像が出現し、1機の空中受油管を装備した「梟竜」戦闘機が某飛行場の滑走路上にいる。このことは、この新たな機がすでに基本的に最初の計画の中の全部の能力を具備したことを意味しており、「完全版梟竜」と称するに堪える。

梟竜戦闘機は中国とパキスタンによって合同で研究開発、生産され、パキスタンは「JF-17」あるいは「雷電」とも呼ぶ。今回引き渡されたタイプは2013年12月に始動した近代化改良版梟竜で、すなわち「JF-17 Block 2」である。コードナンバーから見て、画像の中の戦闘機はBlock 2ロット第29機目の「梟竜」戦闘機である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット上に流れ伝わる最新の『梟竜』戦闘機」 これも基本的に黄色いプライマー塗装状態ですが、色が違う部分は複合材料ということなんですかね。)

すでに生産が停止されたBlock 1ロットに比べ、梟竜Block 2の最大の差異は空中給油システムが追加装備されたことである(受油管はコックピット右後方に位置する)。このことは非常に大きく梟竜戦闘機の作戦半径を拡大し、輸出ポテンシャル向上の助けにもなる。

以前ネット上に空中受油管を装備した「梟竜」戦闘機の画像が流れ伝わったことがある。その「梟竜」と比べ、229号「梟竜」戦闘機の受油管の外形は以前の直角に湾曲した受油プローブから一変しており、抵抗の低い構造タイプを採用しており、装備位置も空気取り入れルート上方から空気取り入れルート前方に移動している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「以前流れ伝わった『梟竜』戦闘機が空中受油管を装備している画像。この機は主に地上展示に用いられた」)

この他、梟竜Block 2は中国南京電子技術研究所が研究開発したKLJ-7型機載パルスドップラー火力コントロールレーダーを装備しており、完備された機載コンピュータプログラムを得、航空電子システムはより良くレーダーの作動とコンビネーションできる。

去年パキスタン航空工業総合社は全部で16機の「梟竜」Block 2戦闘機を組み立て、2016年には生産量が24機にまで増加することになると見られる。パキスタン国防生産大臣のタンウェイル ホウサイインは去年第16機目の新型梟竜戦闘機の引き渡し式で、「時間の試練を経た中国の友、梟竜プロジェクトでの我々に対する支持に感謝する」とした。


 工作の程度はあんまりよくなさげにも見えますが。

1月28日

 都合により時間が取れないのでストックしておいた「歴史秘話」ものの記事を紹介します。

http://military.china.com/history4/62/20151215/20942219.html


アメリカ、T-72戦車を盗み取る:ルーマニアが助ける ソ連潜水艦、阻止せず

各国陸軍の中核的装備として、戦車の技術的ディテールは終始厳格な秘密保持を受けている。冷戦の期間、相手の装備の性能を理解し、本国の武器開発の方向性を明確にするため、アメリカとソ連の間で激烈な「戦車情報戦」が展開され、特に第三国を通じて戦車の実物を獲得することが主要なルートとなった。

起箇大早,ー箇晩集 (頑住吉注:開始は早かったのに結果として後れを取ってしまう、という慣用句だそうです。)

冷戦の歳月の中で、ソ連は正常なルートによっては西側の軍事技術に接触できず、スパイを派遣して武器の設計図を盗み取る、あるいは友好国に向け軍事援助を提供し、さらにそこから引き替えに西側の武器サンプル品を手に入れるしかなかった。

戦車を例にすると、ソ連は外国がプレゼントした、あるいは秘密裏に密輸した西側戦車をモスクワ近郊のクビンカ装甲兵技術センターに集め、一連の技術評価と試験を行い、しかる後に関連の情報を本国の軍事工業システムに与えた。

今、クビンカはすでに戦車博物館に変わり、中で展示される50両あまりの戦車は全て冷戦の時期にソ連が国外から手に入れてきた「戦利品」である。ある展示館内には、アメリカ製M24「チャーフィー」軽戦車が展示されており、この戦車は元々フランス植民地の所有で、1946〜1954年のインドシナ戦争(ベトナム抗フランス救国戦争とも呼ぶ)に参加したが、ディエンビエンフー戦役の中でベトナム人民軍によって鹵獲され、後にソ連政府に送られた。M24戦車と経歴が似ているものにはさらに1両のアメリカ製M41「ウォーカーブルドッグ」戦車があり、これは1962年にクビンカ技術センターに送られた。この機動性能が良く、火砲の威力が大な戦車は1961年にプラヤ・ヒロン戦役(頑住吉注:ケネディ政権時代、アメリカに逃亡したキューバ人らがCIAの援助の下にカストロ政権転覆を図って失敗した事件とされてます)の中でキューバ軍民によって鹵獲されたもので、キューバの領袖カストロがこれをソ連に送り、もって両国の堅固な友情を示した。

クビンカにはさらに多くのアメリカが製造した「パットン」戦車があり、それらはシリア軍が1982年のレバノン戦争の期間にイスラエル国防軍より鹵獲した戦利品で、後にソ連に送られ研究が行われた。この戦車には爆発反応式装甲板が取り付けられており、これは当時戦車の防御技術の革命と称するに堪えた。その構造は「サンドイッチ」によく似ていて、戦車の車体の外に一層の中空の装甲板を敷設し、内部に鈍感な性質の炸薬を装填し、装甲板が敵サイドの成形炸薬弾の高温高圧の金属射流の衝撃に遭った時、それらは瞬間的に反衝撃力を生み出し、したがって成形炸薬弾の運動エネルギーを打ち消し、戦車自体が保護を受けるようにさせる。ソ連の専門家は見た後非常に沈鬱に感じた。何故ならこの発明はとっくに味方陣営の人によって試験されていたからで、惜しいことにソ連の将官たちはデモンストレーションを見た後、それにもかかわらず戦車を「火薬桶」に変える必要はないと考え、研究作業は即中断を宣告された。結果として、ソ連の発明は敵の手の中で率先して現実に変えられたのである。

もうちょっとでT-72が手に入らないところだった

さらに大洋の彼岸のアメリカを見ると、アメリカも切迫してソ連戦車工業の発展を理解したがっていた。1980年、アメリカ陸軍はM1「エイブラムス」メインバトルタンクの装備が間もなくだった。しかしアメリカ国防省はソ連がすでに大規模装備しているT-72戦車の詳細を決してはっきり分かっておらず、M1戦車がT-72を圧倒できるか否か分からなかった。できる限り早く「敵情」を熟知するため、アメリカ中央情報局はワルシャワ条約機構加盟国のルーマニアに照準を合わせてコードネーム「ローズ」の秘密工作を展開し、このT-72を輸入したことのある国からの援助を獲得することを願った。

当時、ルーマニアは数少ない西側と密接な関係を保持する東欧の国だった。一方ソ連もルーマニア大統領チャウシェスクを籠絡するため、いくつかの先進武器装備をルーマニアに販売することに同意した。アメリカ人は商業的関係を通じ、チャウシェスクの実の兄であるマーリンを探し出し、この人はルーマニアの駐オーストリア商務相談役で、兵器関係の商売をした経験があった。ソ連のKGBの耳目を避けるため、アメリカ人はルーマニアから一定数の時代遅れの武器装備を購入し、T-72戦車と共に輸送する決定をした。念のため、マーリンは弟のイリアイを訪ね、この人はルーマニア国防省副大臣を担当していた。イリアイは1981年春にワシントンに飛び、いかにして商品代金を支払うか討論した。双方は、アメリカ人は80%の商品代金を軍事貿易を主管するルーマニア国家連合社名義に振り込み、その他の20%をスイス銀行のマーリンとイリアイの口座に振り込むことを協議して決めた。アメリカ人はさらに、ひとたび事情が失敗し露見したら、兄弟2人に政治上の避難を提供することを保証した。

1981年春、行動は開始され、1隻のギリシャ国旗を掲げた貨物船がルーマニアのコンスタンツァ港に入り、貨物船の上ではアメリカ人1名だけが船長の補佐に充当された。ルーマニアが生産した装甲車と大砲がすぐに貨物船上に送られ、T-72もその中に隠されていた。だがギリシャの貨物船は決してスムーズに帰航できず、何故ならルーマニア情報部門が情報を得たからで、黒海で演習していたソ連潜水艦隊が突然コンスタンツァ港に接近した。チャウシェスク兄弟は情報を聞いて慌てふためき、土壇場になって貨物船を出港させなかった。こうではあったが、T-72戦車は最終的にやはりアメリカに運ばれたのだが、いかにして運ばれたのかに関しては、今に至るも依然1つの謎である。

試験は、アメリカのM1戦車の性能がまだT-72戦車を超えていないことを証明した。T-72戦車の主砲の口径は125mm、一方M1は105mmでしかなく、T-72の自重は41トン、アメリカの戦車はそれにもかかわらず55トンにも達し、鉄道や航空輸送にいずれも問題が存在する結果をもたらした。T-72戦車は自動装填ができ、このため乗員は3人しか必要とせず、M1のように4人ではなかった。またT-72の最大航続距離は500km、M1戦車は400kmでしかなかった。(李学華)


 「アメリカ ルーマニア T-72」で検索してもこの件に関する日本語のページは出てきません。忘れてましたが「中ロ戦車の半世紀にわたる因縁」によればルーマニアは中国にもT-72をもたらしていたんですね。アメリカの入手したものは「モンキーバージョン」ではなかったんでしょうか。

1月29日

 中国の早期警戒機関連です。

http://war.163.com/16/0126/07/BE87H3CC00014OVF.html


中国は何故突然最強の早期警戒機を明るみに出したのか? 重大な改良あり

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は最近ネット仲間が明るみに出した改良型空警ー2000早期警戒機」)

最近あるネット仲間が1枚の改良型空警ー2000早期警戒機だとされる画像を明るみに出した。だがこの早期警戒機は以前明るみに出た空警ー2000と決して同じではなく、これは最新改良型の空警ー2000で、この機が得た最大の改良点は空中受油装置が追加装備されたところにあり、初の空中給油できる空警ー2000大型早期警戒機となる。この画像の真実性に対し筆者は判断しないが、もし空警ー2000が本当に受油装置を追加装備したら、空警ー2000の滞空しての早期警戒能力を極めて大きく増強することになるだろうことは肯定できる。

空警ー2000は中国がイリューシン-76を基礎に研究開発した初の大型早期警戒機である。1999年にイスラエルはアメリカの妨害の下、一方的に契約を破棄し中国に対する4機のファルコン早期警戒機の輸出を停止した。中国は国土防空作戦の早期警戒能力を高めるため、自らこの性能が先進的な空警ー2000早期警戒機を研究開発した。中国の21世紀初の「空軍天字第一号」プロジェクトとして、空警ー2000の研究開発は中国軍の高度の重視を受けた。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は国産の空警ー2000早期警戒機」)

国産の空警ー2000の性能はどうなのか?

空警ー2000早期警戒機は全長46.6m、全幅50.5m、最大離陸重量210トン、巡航速度800km/h、飛行高度12,100m、最大航続距離6,500kmで、米ロの早期警戒機レーダーが回転可能であるのに比べ、中国の空警ー2000は自ら研究開発した固定アクティブフェイズドアレイレーダーを装備し、空に対する全方位探知計測能力を実現できる。また、この機が装備するデータリンク、大規模集積回路、多機能表示コントロールプラットフォームなどの設備は、全て中国が独立して設計製造したものである。

中国の現在最も重要な空中早期警戒プラットフォームとして、空警ー2000は中国空軍の作戦思想と方式いずれに対しても極めて大きな推進作用を果たした。また、空警ー2000の研究開発を通じて中国科研人員は先進的な早期警戒機の研究開発技術を完全に掌握し、中国が後の空警ー500やさらに先進的な早期警戒機を研究開発するために堅実な技術的基礎を打ち立てた。空警ー2000の装備は、中国空軍の大規模編隊作戦能力に本質的向上を得させた。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は国産の空警ー2000早期警戒機」)

中国は何故空警ー2000に受油装置を追加するのか?

現在、中国空軍は4機の空警ー2000早期警戒機を装備しており、この機は空中給油のない状況下、650km/hの飛行速度をもって10,000mの高度を8時間前後飛行することができる。諸葛小徹(頑住吉注:筆者)は、もし24時間不断の早期警戒能力を獲得したければ、中国空軍は少なくとも8機の空警ー2000早期警戒機を装備する必要があり、明らかに中国の空警ー2000の装備数は現在作戦の需要を満足させ難いと考える。

空警ー2000の装備数が少なすぎるという問題に直面して、中国が最大限国土防空早期警戒能力を増強したければ空中受油装置を追加して空警ー2000の飛行時間と作戦半径を向上させるしかない。諸葛小徹は次のように考える。現在中国空軍はすでにイリューシン-78大型空中給油機を装備しており、空警ー2000に対し空中受油装置を追加する能力も持っている。このため我々には、もし中国空軍が必要とするなら、中国はすでに就役している空警ー2000に受油装置を追加し、もってこの機の滞空早期警戒時間を延長することが完全にできる。


 確実な情報かと思って読んだんですが画像が捏造の可能性もあるということのようです。しかしこの筆者も言うようにいかにもありそうな話ではありますね。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160128/21329990.html


韓国軍の「キルチェーンシステム」配備に難題が出る アメリカが軍版GPSの提供を拒む

韓国防衛事業庁と軍の消息筋の人物は26日、アメリカ政府がまだ「アルデバラン」ミサイルに必要とされる軍用グローバル位置決定システムの韓国向け輸出を批准していないため、韓国が年内に配備する計画のドイツの遠距離空対地ミサイル「アルデバラン」はあるいはナビゲーションシステムが一定の状態に達しないがゆえに期日通りの戦闘力形成ができないかもしれない、と語った。

韓国連合通信社は、現在の状況から見て、アメリカ政府は8月以後になってやっと輸出を批准するか否かを決定し得る、と報道した。防衛事業庁の言い方によれば、韓国サイドはすでにアメリカのボーイング社と、実戦機とミサイルのシステム集成技術移転契約を締結し、かつ試験飛行を完了していて、アメリカの衛星軍用グローバル位置決定システムが一定の状態に達するのを待つばかりである。

「アルデバラン」ミサイルは全長5m、直径1m、重量1,400s、射程500km、低空飛行ができ、かつステルス能力があり、韓国の「キルチェーンシステム」の主要な組成部分である。それは地形マッチング制御誘導、画像制御誘導、慣性制御誘導という三重の制御誘導装置を搭載し、480kgの弾頭は厚さ6mに達する教化コンクリートの障壁を貫通できる。(陳立希)


 アメリカが早く決定できないのはやはり技術流出の危険があると見ているためでしょうか。通常のGPSを使ったのでは戦闘力がないというほど命中率が低下するんですかね。

1月30日

 日本の検証機関連です。

http://war.163.com/16/0129/09/BEG50HQJ00014OVF.html


日本の心神戦闘機の性能はアメリカのF-35を超える? 専門家:検証機に過ぎない

日本の「産経新聞」28日の報道によれば、日本最新のステルス戦闘機「心神」は当日午後愛知県の三菱重工傘下の名古屋航空宇宙システム製作所の小牧南工場で公衆に向け展示され、この「先進技術を一身に集めた」神秘の戦闘機のベールを開いた。日本の防衛関係者は、「心神」の性能は米軍のF-35など第5世代戦闘機を超え、かつ一部の第6世代機に使用可能な先進技術を検証する、とする。日本は本当にすぐにもう性能がこのように先進的なステルス戦闘機を研究開発できるのだろうか? 中国の空軍専門家である傅前哨はノーという回答を出した。

日本メディアの報道によれば、2010年3月三菱重工によって率いられる多くの日本企業がもうこのプロジェクトを共同開発していた。何年かの反復した実験を経て研究開発は顕著な進展を取得し、かつ今年3月初の試験飛行を行うことになる。報道は、「心神」の機体は主にカーボンファイバー材料で製造され、ステルス性能が卓越し、同時にこの機はさらに耐熱材料、航空電子機器などの設備を装備し、重量が軽く、かつ速度が速く、飛行機の急降下など劣悪な状況に対応できるとする。この後新技術の追加、試験飛行、欠陥の探し出し、原因の分析を反復して行いかつ改良、最新技術の追加および再度の試験飛行など検証過程を行う。報道は、「心神」の研究開発に使用する各種技術の成熟度は、日本の未来の戦闘機の生産と研究開発の形態を決定することになる、と強調する。

傅前哨は28日「グローバル時報」記者のインタビューを受けた時、日本は「心神」に多くの称賛を与えるが、それはせいぜいステルスとベクトル推力の技術検証機であって、真の戦闘機と比べるとまだ非常にはるかに遠い距離がある、とした。ステルス性能方面では、「心神」の体積は正常な戦闘機と比べてずっと小さく、かつ複合材料とアンテナを一体に融合したスマート外皮技術を採用し、しかも内部弾薬コンパートメントなどの第5世代戦闘機の「標準装備」がないので、その表面は非常に平滑で、レーダー反射面積の減少の助けになり、全体的なステルス効果はF-35と基本的に同等かもしれない。もしこのようであっても、「心神」は非常に多くのディテールにおいて非常に作りが荒く、例えば全く遮蔽のない空気取り入れルートやコックピットの設計はいずれもステルスに非常に不利である。また「心神」はアメリカのX-31技術検証機がかつて使用したことのあるベクトル推力設計を採用しているが、この設計のレーダー反射断面積は同様に非常に大きい。このためもし「心神」を基礎にステルス戦闘機を設計しようとすれば全機体の設計し直しが必要なだけでなく、内部弾薬コンパートメントが全く新しく研究開発される必要があり(関連の技術難度は非常に高く、米軍のF-22はこのために多くの試験飛行を行った)、より重要なカギとなる大推力エンジンもまだ見込みがつかない。

「産経新聞」は、日本はすでにF-35の導入を決定しているが、未来の新戦闘機を国内で生産するか、それとも外国とリスクを共同で負担して研究開発するか、現在まだ決定がなされていない、とする。傅前哨は、日本が自ら研究開発するステルス戦闘機はもし一切がスムーズでも、2025〜2030年になってやっと引き渡しができる、と予測する。一方アメリカの態度が特に重要なカギで、結局のところ日本がもし自ら戦闘機の研究開発を行ったら、必然的にアメリカの対日戦闘機販売に影響するのである。


 中国には外観がむしろ中国の練習機に似ているなんていう指摘もあります。

 インド空軍関連です。

http://war.163.com/16/0129/08/BEG0C9GJ00014OMD.html


インド軍のスホーイ-30、97発連射し「ハッピーバースデー」気球を撃墜

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:インド空軍が装備するスホーイ-30MKI」)

1月26日、インド共和国の日当日の朝、インド空軍のレーダーは巨大な気球が国境からラジャスタン州バルメル地域に進入するのを探知計測した。インド空軍は直ちにスホーイ-30MKI戦闘機を出動させた。だが分析を経た跡、この気球にはいかなる疑わしいところも決して発見されないことに気付いた。

「インド時報」1月27日の報道によれば、子細な分析を経て、インド方面はすでにこのアメリカの会社が生産した「商業気球」には決してセンサー、カメラなどの疑わしい物品は搭載されておらず、いかなる爆発性の物質もないことを確定した。だが情報は、それはインドの防空能力の探知計測に用いられ得る、とする。何故なら飛行機、ヘリ、無人機のたぐいの飛行物体がある国の国境に入り、もって敵サイドの探知計測装置や反応時間を探るのは、典型的な軍事行動だからである。

興味深いのは、このヘリウムガスが充満した、直径3mの気球に「ハッピーバースデー」の文字が印刷されていたことである

報道は、1月26日午前10時頃、スホーイ-30MKI戦闘機がそれに命中弾を与えた時、この気球は7.9kmの高空を飛行中だったと明らかにした。当日はまさに共和国の日で、インド全国各地は高度の安全保障上の警戒を保持していた。インド空軍は慎重のため、スホーイ-30MKI戦闘機の機関砲を用いてこの疑わしい気球に対し97回の射撃を行い、もって空中で破壊されることを確保した。

報道によれば、インド国防省はすでにこの「小エピソード」に厳粛に対応しており、特に気球の飛行高度はすでにヘリ(頑住吉注:が飛行できる高度)よりはるかに高く、かつ外交部門がパキスタンとこの件を討論するよう要求している、


 何も危険なものが積まれてなかったというのは結果論で、一番警戒すべきは生物兵器などでしょうから撃墜は当然と思われます。「ハッピーバースデー」」だって欺瞞のためとも疑えますしね。

1月31日

北朝鮮関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160129/21344397.html


韓国メディア:北朝鮮、長距離ミサイル発射へ 核兵器を用いてソウルを攻撃し灰にすることができる

【グローバル時報駐韓国特約記者】 「北朝鮮、間もなく遠距離ミサイルの発射へ」との情報が28日ソウルと東京で同時に緊張を引き起こした。日韓メディアの情報は、北朝鮮は来月16日(今は亡き北朝鮮最高指導者金正恩の誕生日)に遠距離ロケットを用いて「光明星4号」衛星を発射する可能性があるが、これまでの北朝鮮の類似の行動は、全て日韓によって遠距離ミサイルの発射と認定されている、とする。

韓国KBSテレビ局28日の報道によれば、韓国国防省スポークスマンのジンミンシーは当日記者会見で、北朝鮮は随時遠距離ミサイルを不意打ち的に発射する可能性があり、韓国は密接に関連の動向に関心を注いでいるところで、現在北朝鮮サイドはまだ航行禁止区域を発表していない、とした。ジンミンシーは、北朝鮮の遠距離ミサイル発射は国連安保理決議に違反し、地域の平和と安定にも脅威を及ぼす、とする。もし北朝鮮が発射を強行したら、韓国サイドは国際社会と協力して厳しく対応することになる。

やや早い時期、韓国メディアは日本の共同通信社の報道を引用し、北朝鮮は遠距離ミサイルの発射を準備中で、最も早ければ一週間以内に発射する、とした。ある情報は、現在北朝鮮の平安北道鉄山郡東倉裏発射場の人員と車両の活動が頻繁であるとする。韓国の「毎日経済」は、韓国政府は現在北朝鮮の発射場にはすぐに発射する兆候は決してないと考えており、韓国軍は北朝鮮サイドが不意打ち的に発射するか否か視察しているところだ、とする。前の3回の核実験後、国際社会の制裁に直面し、北朝鮮は必ず遠距離ロケットの発射を行った。

(頑住吉注:これより2ページ目)

韓国の「世界日報」は28日、ある分析は、北朝鮮がずっとミサイルの射程延長に力を尽くしていることにかんがみれば、現在射程が13,000kmに達する大陸間弾道ミサイルを開発している可能性が高く、このことはアメリカ本土直接攻撃ができることを意味している、と報道した。実際上アメリカに対して言えば、北朝鮮の大陸間弾道ミサイルの脅威は核兵器よりさらに甚だしい。韓国慶南大学教授の梁茂進は、北朝鮮は最近ロケット発射の動向をあらわにしており、その目的には核による威嚇能力の向上、核と経済を並行させて進む路線の顕示、アメリカの対北朝鮮政策失敗を風刺するなどが含まれる、と考える。梁茂進は予測し、北朝鮮が遠距離ミサイルを発射する可能性は70%を超え、ひとたび国連安保理が対北朝鮮制裁決議案を通過させたら、北朝鮮は4日以内に発射を行う、と考える。

中国外交部スポークスマンの華春瑩は28日記者会見で次のように言った。中国サイドは現在の情勢に対し高度に関心を注ぎ、事態の進展に対し深い憂慮を感じている。我々は関係各方がいずれも冷静に現在の形勢と向き合い、自制を保持し、過激な措置を採らず、緊張した情勢が順繰りにエスカレートすることを避け、共同で半島の平和と安定という大局を維持保護し得ることを希望する。

韓国の「朝鮮日報」28日の社説は次のように言った。中米両国は決してまだ北朝鮮の核実験に関する制裁問題につき一致を達成しておらず、このため韓国が核を開発して自らを保護することは「不可避」である。北朝鮮がひとたび核武装を完成させたら、韓国が過去数十年間心血を注いで構築してきた韓国・北朝鮮軍事バランスは瞬間的に崩壊することになる。もし北朝鮮が突然韓国に向け核兵器の攻撃を発動したら、アメリカは防御を助けるか否か? 「朝鮮日報」はこれに対し悲観的立場を表明する。「アメリカのウクライナやシリアでのやることなすことをちょっと見さえすれば、我々はすぐに理解できる。もしアメリカが手を出して助けても、ソウルが一面灰燼に帰した後でのことでしかない。」


 大手メディアの社説に韓国核武装不可避論が出るまでになっているんですね。中国は婉曲に自ら積極的に動くことはしないし米韓などが強い手段に出ることに反対する、と言っているわけで、これでは発射は止められないでしょう。

 ロシア空軍関連です。

http://war.163.com/16/0129/08/BEG2273Q00014OVF.html


ロシア航空宇宙軍司令:ステルス戦略爆撃機、2021年に初飛行

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアの新型PAK-DA戦略爆撃機の想像図」)

中新ネット1月28日電 中国国防科学技術情報ネットの報道によれば、ロシア航空宇宙軍司令ヴィクター ボンダレフは、ロシアの新世代爆撃機であるPAK DAの原型機は2021年に初飛行する可能性がある、とした。

ボンダレフは、PAK DAの研究開発作業は適度な速度で推進中である、と指摘した。2021年までに原型機の初飛行を実現させるのには依然困難が存在するが、もし現有の推進速度が維持できたら、原型機が前倒しで飛ぶことが有望であるという。

PAK DAはロシアの新世代戦略爆撃機で、このプロジェクトは2009年に始動し、ツポレフ設計局によって研究開発が担当される。ロシア軍にはこの遠距離爆撃機を用いて現役のツポレフ-160、ツポレフ-95MS、ツポレフ-22M3に取って代わらせる意思がある。

PAK DAはロシア航空史上の1つの独特のプロジェクトとなり、何故ならこの機は全翼構造タイプを採用するからで、この種の設計はロシア工程人員によって全く使用されたことがない。この機は亜音速をもって飛行し、アスペクト比の大きな設計特性は飛行機により低いレーダーステルス特性を提供することになる。

以前のある情報は、この機は新型の照準およびナビゲーションシステムを採用し、最新の通信システムと電子戦システムを装備し、レーダーステルス性を持つことになる、とした。また、この機は衛星信号に依存せずに航行ラインが確定でき、これは主に慣性ナビゲーションシステムのおかげである。


 計画が遅れるのはよくあることですし、予算の問題もあり、戦力化はまだまだずっと先になるでしょうね。













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