コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその170

2月1日

 珍兵器に関する「歴史秘話」ものの記事です。

http://www.wanhuajing.com/d206368


ソ連が前世紀に研究開発した「短足虎」ロケット戦車 身長1.1mしかない

第二次世界大戦後、米ソの覇権争いにより、ソ連の設計師は第二次世界大戦中に完備されなかったロケット戦車を継続して開発した。

1950〜70年代、ソ連の設計師は相次いで何十種ものロケット戦車を研究開発した。だがその中の絶対多数はサンプル車研究開発状態に止まった。775工程はまさしくその中の1つである。

装甲兵本部の商品発注要求を根拠に、ソ連第100研究所は1961年に前期研究開発作業が完成した基礎の上に、チャリヤビンスクトラクター製造工場設計局に依託し、「ルビー」ロケットシステムを装備した775プロジェクトロケット戦車のさらなる一歩の研究開発を開始し、P.イサコフが総設計師を担当した。

この戦車は432プロジェクト試験型中戦車(T-64の前身)を基礎に設計された。この設計局は以前現有のシャーシを基礎に757プロジェクトロケット戦車方案を研究開発したことがあったが、その後の作業は継続していけていなかった。

1962年、この設計局は775プロジェクトロケット戦車の草案設計作業を行った。設計草案に基づき775プロジェクト戦車の模型が作り出された。その後、設計作業は継続して行われ、かつ試験型サンプル車が生産された。新たなロケット戦車は核からの防御能力が増強され、乗員は回転砲塔の隔離キャビン内に配置された。

設計局が提出した方案の指標は次の通りだった。戦闘重量30トン、乗員2人、車体長6m、車体幅3.16m、全高はたった1.1mだった! 見たところ設計局はロケット戦車の隠蔽性を非常に強調した。武器システムは砲身から発射されるロケット装置で、口径は125mmだった。

だがこの戦車は短足虎と呼ばれる。その最大の特徴は「ルビー」赤外線制御誘導ロケット弾(すなわちミサイル)が発射できることだった。

車体は溶接式、砲塔は鋳造式であり、かつ防輻射内張りがあった。砲塔内にはコントロールなしおよびコントロール可能なロケット武器を発射する閉鎖パイプ式発射装置が装備され、実際にはまさしく砲身だった。発射装置の半自動装填機は操作人員によって作業位置で遠隔操作が行われた。コントロール可能なロケットは「ルビー」半自動赤外線制御誘導システムで、弾の直径は125mm、重量は28.5kg、昼間最大射程は3.3km、夜間は1kmだった。

1964年、軍は「ルビー」メイン方案サンプル車の試験作業を行った。だがほどなく、すぐにさらなる一歩の試験研究作業は停止された。その原因は775プロジェクトロケット戦車に一連の欠点があったことである。すなわち、乗員の戦場視野が良くなく、遠隔操作給弾装置の技術が複雑で、ロケット制御誘導システムの信頼性が低いなどだった。ロケット武器システムと戦車のこうした欠陥のため、全システムは部隊装備できなかった。

この武器は1960年代には絶対「スーパー武器」と評価できた。だがその先進性のため、全武器システムの構造が複雑すぎ、信頼性が非常に劣る結果をもたらし、この戦車は決して定型に至らなかった。

だが、ソ連軍の大胆な試みとあくなき追求は、後の砲から発射するミサイル戦車の成功のために、貴重な経験と教訓を累積したのである。


 2人制戦車は将来主流となるべき未来の方向性だともされ、乗員が隔離室内に配置されて遠隔操作を行うなど「アーマタ」に通じる特徴もあり、確かに時代を超えた試みだったことが分かりますが、実現可能性はどう考えても当時にはなかったでしょうね

2月2日

 韓国関連です。

http://war.163.com/16/0131/10/BELCAVG700014OMD.html


韓国メディア:中国、韓国がもしアメリカの「THAAD」システム配備に同意したら報復に遭うことになる、とする

韓国時報は1月28日に韓国連合通信社の報道を引用し、最近ウォッチャーは、現在中国はアメリカが北朝鮮の核実験に対応することを理由にその東北アジア地域における軍事的影響力を拡大するのを阻止しているところだと指摘している、とした。彼らは、中国は甚だしきに至っては威嚇し、もしアメリカが韓国国内に末端高空区域防御システム(THAAD)を配備するのを韓国が許したら、中国は経済的措置を採って報復を行うことになるとしている、と指摘した。

ソウルのシンクタンクである世宗研究所が10名あまりの中国の専門家にインタビューした後で出した報告は、北朝鮮核問題解決方式の上で膠着状態に陥るのにつれ、現在中国は韓国に対する不信をどんどん強めている、とする。何人かのインタビューを受けた中国の専門家は、もし韓国が末端高空区域防御システムを配備したら、韓国経済は重大な損失に遭うことになる、とさえ言った。

中国は南韓(頑住吉注:何故かここだけこの表記です)の主要な貿易パートナーで、かつ北朝鮮の最も親しい盟友である。アメリカと韓国が会談を行い、北朝鮮のミサイルおよび核の脅威に対抗するため韓国に末端高空区域防御システム(THAAD)を配備する可能性を話し合ったことに対し、北京は失望を表明した。1月6日に北朝鮮が核実験を行った後、韓国大統領朴槿恵は新年のニュース発表会で、韓国政府は国家の安全という角度からこの問題を扱うことを考慮中である、とした。先日アメリカ国務長官のジョン ケリーも北京で記者の質問に答える時、アメリカはいかなる必要な措置も採って自ら、および世界のその他の友と盟友を保護する、とした。

中国外交部部長の王毅はアメリカおよびその他の国に警告し、中国はいかなる状況下でも新たな緊張した形勢を作り出す行動にも反対し、朝鮮半島を破壊する行為は増してや言うまでもない、とした。中国メディアは一連の報道を行って半島への末端高空区域防御システム(THAAD)配備可能性を批判している。末端高空区域防御システム(THAAD)は世界で最も先進的な移動レーダーを含み、中国の某いくつかの部分を密接に監視できる。

復旦大学朝鮮韓国研究センターの主任である鄭継は中国当局メディアに発表した文章の中で、末端高空区域防御システム(THAAD)は中国、アメリカ、ロシアの安全メカニズムに対し重大な影響を生じさせるだろう、と言及した。彼はさらに、「韓国はこの問題を慎重に考慮することが必須である」と強調した。

「グローバル時報」イギリス版も社説を発表し、韓国は末端高空区域防御システム(THAAD)を利用して中国に影響することを避けるべきだ、とした。文章はさらに付け加え、もしソウルがあくまでもこのようにするならば、北京とソウルの間の相互信頼は深刻に破壊されることになる、とした。


 アメリカと中国との間でうまく立ち回って国益を最大化しようとしていた韓国ですが、両方から信用できない国と見られつつあるのかもしれません。

2月3日

 日本の検証機関連ですが、時間がないのと内容が重複しているようなので2ページ目の上半分のみ紹介します。

http://military.china.com/important/11132797/20160201/21383530_1.html


殲ー20と日本の「心神」戦闘機を対比:中国は日本にはるかに勝っている 

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ネット上に流れ伝わる殲ー20戦闘機の画像」)

日本の機の設計は不注意で第5世代機の標準装備が欠けている

 中国の殲ー20ステルス戦闘機と比較すると、日本の「心神」は新世代戦闘機の先進技術の実際の飛行、技術検証に用いる機体に過ぎない。このため「心神」は先進的な機載フェイズドアレイレーダー、全デジタル化光ファイバー伝達操作コントロールシステム、機載電子ディスプレイシステムを採用しており、比較的多くかつ発達した複合材料を応用しているが、全体的に見ると依然として真の第5世代戦闘機のいくつかの基本的要求と非常に遠い。このため、日本がいかに吹聴しようとも、「心神」は殲ー20とでは比較にならず、もし国外の技術の助けを求めなかったら、日本の空中自衛隊は中国のますます強大になる空軍の面前で、より受け身になるだけだろう。

第5世代戦闘機の技術を探索し、世界の先進的航空の潮流に追いつくため、日本の防衛省技術研究本部と三菱重工は合同でATD-X「心神」ステルス戦闘機を開発している。この機の本当の名前は「先進技術検証機」で、日本の新世代戦闘機の先進技術の実際の飛行、技術検証に用いる機体である。

実は「心神」の各種外部設計およびデータはいずれもあまり標準的な第5世代戦闘機らしくなく、これには主に4つの大きな原因がある。1つ目に、外側に傾いた垂直尾翼とダブルのエンジンを使用するよう改めていることを除き、その外観は基本的に日本の航空自衛隊で現役のF-2戦闘機である。2つ目にこの機の推力ベクトルコントロールは調節可能な空気舵に属するが、アメリカ式2Dベクトルノズルでもなければ、ロシア・中国式の軸対称ベクトルノズルでもなく、まるでアメリカが初期に試験したX-31検証機が使用したような3枚式空気舵で、むしろ中国のいくつかの短距離ミサイルあるいは遠距離ロケットが採用しているのに似た技術であって、最も重要なことは、この種の方式はステルスを実現できないことである。

エンジンの推力が低く超音速飛行はできない

3つ目に「心神」のエンジン空気取り入れルートと脚などカギとなる重要部分にいずれもステルス設計が採用されておらず、エンジンの空気取り入れルートにも先進的なDSI模式が採用されていないし、脚収納部のハッチにも鋸刃構造が採用されておらず、これはいずれもそのいわゆるステルス能力を大幅に割引にする。4つ目にその使用する日本国産エンジンXF5-1の1台当たりのアフターバーナー使用時の推力は5.1トンでしかなく、2台の最大総推力を使用したとしてもたった10.2トンで、推力:重量比は8でしかない。このことは「心神」が高い機動性を具備することが不可能で、増してや超音速巡航は実現できず、かつその外観、体積もできる限りごく小さく設計するしかないことを迫る。機体に限りがありかつ双発を使用するという状況下で、もし内部搭載スペースが設置できたとしても容量は非常に小さいだろう。このためその他の第5世代戦闘機の搭載量には到達できず、あるいはこの機は外部搭載を拡大することに頼るしかなく、それでやっと一定程度の作戦使用を実現できるかもしれない。(新浪ネット、【グローバルネットを総合)


 まあ別にこの機をそのまま実戦使用するとは最初から誰も言ってないわけですが。外観からはうかがい知れないような隠し玉的技術が盛り込まれていることも考えられなくはないですし。

2月4日

中国空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160202/21399644.html


中国第3隻目の空母の蒸気カタパルトが明るみに 専門家、電磁カタパルトの必要があるとする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット上に流れ伝わる『中国第3隻目の空母の蒸気カタパルト』の衛星写真」)

中国が国産空母を建造との情報が発表されるのにつれ、国産空母の性能に関し各種の推測が引き起こされている。最近中国のネットに流れ伝わった一組の「中国第3隻目の空母の蒸気カタパルト」とされる衛星写真は、さらに外界の中国の未来の空母は一体どのようなものなのかとの新たなる推測を引き起こしている。

中国のネット上に明るみに出た多くの衛星写真は、中国の某艦載機訓練センターらしき滑走路上に2本の延伸された白色の線が出現したことをはっきり示しており、長さは約240mおよび200mである。カナダの「漢和安全保障業務評論」2月号は文章を掲載し、「非常に多くの情報は、将来江南造船工場が建造する国産空母は艦載機射出技術を採用することをはっきり示しており、現在加速して準備中である」とした。この報道は、中国の興城海軍艦載機訓練基地にも第3本目の滑走路が建造されており、それはまさにカタパルトの試験プロジェクトである、とする。

だがある専門家は、単に衛星写真から見たのでは建造中の滑走路が蒸気カタパルトであるのか否かの判断は非常に難しく、甚だしきに至ってはカタパルトか否かも非常に言い難い、とする。空母がカタパルトを利用して実戦機を射出することは、スキージャンプ発進に比べより優勢を持つ。ロシアの操作経験に照らせば、スキージャンプ発進方式を採用すると、比較的長い滑走路を採用しても、殲ー15は燃料等を満載して発進することはできない可能性がある。このことは戦闘機の航続距離と弾薬搭載量に対し非常に大きな影響がある。国産空母がカタパルトを追加装備することは時間の問題に過ぎないはずだが、遼寧艦がスキージャンプ発進を採用しているため、外界は普遍的に中国の最初の空母群はスキージャンプ発進方式と殲ー15のコンビネーションを採用するはずで、さもないと遼寧艦と殲ー15の前期科研成果が無駄になり、遼寧艦の改装も意味を失うと考えている。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「アメリカ空母上の蒸気カタパルトの図」です。)

中国がもしカタパルトを製造しても、技術の起点が比較的高い電磁カタパルトから作り始め、蒸気カタパルトから電磁カタパルトに至る古い道通りにする必要はない、と考える専門家もいる。何故なら両者は完全に異なる技術原理に基づいているのであって、主要な技術の上で決して継承性はなく、かつ蒸気カタパルトをうまく作ってのみやっと電磁カタパルトが作れるわけでもないからである。

この前のある報道は、海軍の動力および電気工程専門家である馬偉明少将の科研成果の中にはまさしく電磁発射が含まれるとした。このことは、中国が電磁カタパルトを研究開発するシグナルの1つと広範に解読されている。香港メディアは、中国の艦載機カタパルト技術には全く問題はなく、実践も非常に順調で、現実の中へと運用していく自信がある、と考える。


 第3隻目の着工が早ければスキージャンプのままとする可能性が高いような気がしますが、その後カタパルトを搭載した空母が登場するのは時間の問題でしょうね。

2月5日

 小火器関連です。

http://military.china.com/history4/62/20130528/17857681.html


第二次大戦の名銃、ロシア製のモシン・ナガン小銃:かつて60カ国の主戦装備だった

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ソ連軍狙撃手が使用するモシン・ナガン小銃」)

映画「スターリングラード」の中で、狙撃手ワシーリ ザイツェフが手にしたモシン・ナガンという名の小銃は全世界の映画マニアにこれを欲しがらせた。

欲しがったのは映画マニアだけではない。この122年前ロシアで生産された小銃は、かつて少なくとも60の国と地域の軍隊の主戦装備だった。

20世紀のほとんど全ての重要な戦争の中でモシン・ナガン小銃の姿が見られた。「フラット化する世界」の作者トーマス フリードマンの理論によれば、インターネットの普及は「世界がまさに平らにならされつつある」結果をもたらした。ならば、第二次大戦終結までに生産数が1,700万挺を越えたモシン・ナガン小銃はすでにあの時代の戦場を平らにならしていた。兵士たちはそれぞれ異なる国に属し、異なる戦争をしたが、同じモシン・ナガンを手にしていたのである。

フランス人が1886年に製造したレベル小銃より前、世界のあらゆる銃は旧式な黒色火薬の弾薬を採用していた。兵士にとって黒色火薬の弊害は火を見るよりも明らかであり、まさに黒死病の代名詞だった。銃声がうっとおしいことは言わないにしても、致命的なのは銃を撃つとひとかたまりの黒い煙が射手を覆い、長時間散らないことだった(頑住吉注:ありがちな誤解ですが黒色火薬の煙は白色です)。

射手は発砲後、通常空気の質を考慮する余裕はなく、もし相手方の的になりたくなければ、できる限り早くその暗い影から離れるしかない。1発銃を撃てば1つの場所が暴露する状況が変わったのは小火器軍備変革の序幕だった。その後2年、ヨーロッパ各国の軍隊は力を尽くして弾薬を無煙化した。

この新たな要求に適応するため、1890年に帝政ロシアは国際社会に向けて競争入札を行った。ベルギーの武器設計者エミール ナガンおよびリアン ナガンの兄弟と、本国陸軍上尉セルゲイ イワノビッチ モシンのサンプル銃が入選した。軍と政府は選択時に対立した。

軍は実用の考慮からナガンを偏愛した。政府は国家の尊重をおもんばかってモシンを強く推した。双方は膠着して譲らなかったが、カギとなる重要な時に競争入札委員会が作用を発揮して妥協案を出し、ナガンの給弾システムをモシンの小銃の外形にプラスした。これはベルギーのエンジンをロシアの車体にプラスしたのと同じだった。これにより、この響きが澄んで心地いい、ロシア入りした後「水連珠」との美名がつけられたモシン・ナガン小銃が誕生したのである。

新たな問題が起きた。帝政ロシアは国内の小火器メーカーにはまだ生産準備が整っていないことに気付いたのである。そこで無煙火薬を使用する銃の創始国フランスにアウトソーシングするしかなかった。国際経済史上、これは最も早いアウトソーシングの例に違いない(頑住吉注:それは違うのでは)。1891年、シャテルオという小火器工場が第1ロットのモシン・ナガン小銃を生産した。

同時代のモーゼル、リー・エンフィールド小銃が貴族の気質を帯びているとするならば、モシン・ナガンは泥土の匂いを帯びた最も平民的な小銃である。この銃はあの時代で最も優秀ではなかったが、最も長寿だった。モーゼルおよびリー・エンフィールド小銃はとっくに戦場に別れを告げたが、モシン・ナガンは今日もなお安価、簡単、信頼性が高いという特性に頼って世界のいくつかの辺鄙なところで活躍している。

物事は不断に進歩していき、江山代有才人出(頑住吉注:ことわざらしいですがこの題名の非常に有名な本があるせいで検索してもその関連だけがヒットし、結局意味不明です)。1948年前後、就役して60年近いモシン・ナガン小銃はもはや戦場の寵児ではなく、新たな寵児AK47はすでに頭角を現し風頭正健(頑住吉注:これも検索すると無数にヒットするのに意味を説明したページは全く見つかりません)、旧ソ連は全面生産停止を決定し、生産ラインもポーランドに売却された。

専用スナイパーライフルがなかった時代、ある小銃をスナイパーライフルにしたければごく簡単で、スコープを加えればそれで足りた。映画の中の旧ソ連狙撃手もそうで、抗米援朝戦争の中の、義勇軍の著名な狙撃手張桃芳もそうだった。彼らが使用したのはいずれもスコープを加えたモシン・ナガン小銃だった。

映画「我々はかつて戦士だった」、「帝国の滅亡」、「上陸の日」の中で、この銃はまだ自ら経験したあの時代の物語を話しており、ゲーム「アメリカ軍」、「決戦の時」、「狙撃の精鋭」の中で、この銃はまだネット時代の新たな伝説を語っている。現実の中では、この銃は映画「スターリングラード」に後押しされ、銃器コレクターが最も欲しがるコレクション銃の1つである。

当時旧ソ連赤軍戦士が親しく「モシン同志」と呼んだだけだったこの老銃は、現在では「モシンベテラン班長」と呼ぶべきである。


 モーゼル亜流のボルトアクションライフルは世界中にたくさんありますが、それぞれデザインにその国らしさが表れるのが面白いところです。

2月6日

 北朝鮮関連です。

http://news.china.com/international/1000/20160205/21463812.html


韓国サイド:効果を最大化するため、北朝鮮はあるいは8日午前9〜10時にミサイルを発射するか

【グローバルネット総合報道】 韓国連合通信社2月5日の報道によれば、北朝鮮がそのミサイル発射計画を通報しているという状況下で、韓国の専門家は普遍的に北朝鮮が当日午前9〜10時にミサイルを発射する可能性が高いと予測している。

韓国政府部門は5日、現在までに北朝鮮は全部で5回遠距離ミサイルを発射しており、発射の時間的段階はいつも午前あるいは真昼である、とした。具体的に見ると、1998年の初の遠距離ミサイル「テポドン1号」の発射時間は午後12時7分だった。2006年の「テポドン2号」の発射時間は午前5時だった。2009年の「銀河2号」の発射時間は午前11時30分15秒だった。北朝鮮はさらに2012年4月13日午前7時38分55秒に「銀河3号」遠距離ロケットを発射したが、失敗した。同年12月12日午前7時38分55秒に北朝鮮は「銀河3号」を再度発射した。北朝鮮が今回国際海事組織(IMO)に向け通報した発射時間も午前7時から12時である。

韓国の専門家は、午前の気象条件はミサイルの発射に有利であり、このため北朝鮮はこの時間的段階での発射を選択する可能性が高い、と指摘する。韓国軍関係者は、午前9時から10時は朝の霧が消え、気象条件がおおよそ安定する時間的段階であり、このため北朝鮮は当日のこの時間的段階においてミサイルを発射する可能性が非常に高い、とする。

さらにある分析は、北朝鮮の午前はアメリカが夜になる時間的段階で、午前を選択して発射することはアメリカ政府と民衆の関心を引き付けるのにより有利である、と考える。韓国東国大学北朝鮮学科教授は、北朝鮮が午前という時間的段階を選択してミサイルを発射するのは主にアメリカなど西側メディアの関心を集め、もってミサイル発射の効果の最大化を実現するためである、と指摘する。

ニュースの追加

北朝鮮、ブースターを発射架上に固定している可能性 あるいは8日に発射か


【グローバルネット報道 記者  李小飛】 韓国連合通信社2月4日の報道によれば、韓国政府の消息筋の人物は4日、北朝鮮はすでに遠距離ロケットブースターを発射架上に固定し始めており、ミサイルを随時発射するために準備していると見積もられる、と明らかにした。

北朝鮮は2日に国際海事組織(IMO)に向け2月8〜25日の間に衛星を発射すると通報した。この消息筋の人物は、これまでの事例から見て北朝鮮は予告の発射期日から5日前に発射架上にブースターを固定し始めている、とする。これにより推測すると、北朝鮮サイドは8日までにブースターの装備を終える可能性がある。もし8日の気象条件が良かったら、北朝鮮は当日もう発射するかもしれない。

2012年12月、北朝鮮は12月10〜22日に遠距離ロケット「銀河3号」を発射すると通報し、かつ12日に発射した。韓国軍の情報によれば、北朝鮮は12月3日に第1段ロケットを平安北道鉄山郡東倉裏発射場の発射架上に取り付け、予告の発射期日の1週間前にもうすでにロケットブースターの取り付けを開始した。

韓国のあるミサイル専門家は、ブースターの発射架への固定から燃料注入など一切の手順を完成させるのには約1週間の時間を必要とする、と指摘する。現在北朝鮮はブースターを発射架上に垂直に固定している可能性がある。韓国軍関係者は、北朝鮮がミサイル発射場に多種の遮蔽物を設置しているため、遠距離ミサイルの発射状況を監視するのは過去に比べより困難である、と指摘する。だが発射場の人員と車両の活動は頻繁である。


 準備に1週間もかかるんじゃ実戦では事実上使い物にならんのでは。遮蔽物を真上に設置するわけにいかないでしょうから衛星からは丸見えですよね。周囲の遮蔽物はスパイ対策なんでしょうか。

2月7日

 無人機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160203/21423061.html


ロシア、中国が廉価な軍用機を大量使用してアメリカの艦に対応することを欲している、とする アメリカを不安にさせる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国の翼竜無人機」)

参考情報ネット2月3日の報道 ロシアメディアは、中国民間航空局は重量7kgを超える、および飛行高度が120mを超える無人機を操縦する操作員は関連のライセンスを持つことが必須だと要求している、とした。合格した「飛行員」は3D都市地図測定作図装置、警察用機材などを生産する企業の中、およびいくつかの工程サービスや消防部門で職を求めることができるという。

廉価な商業無人機および合格した操縦員の出現はウクライナ東部の戦局を変えた。開戦後ほどなく、ほとんど大隊ごとに自らの無人機分隊を有した。

小型商業用無人機の価格は低廉で、あまり大きなリスクを冒す必要なくすぐに偵察任務を完成することを可能にさせる。このことは双方の戦術に対する影響が極めて大きい。例えば、ある時には最も素早い速度で大砲を移動せざるを得ず、特にそれをよく偽装する必要がある。民兵は徐々にいかに電子戦をするか学び取り、このことは敵サイドの商業無人機の脅威を非常に大きく低下させることができるが、まだこの脅威を完全に消し去ることはできない。さらにかつてこうした商業無人機を小型爆弾が投擲できる実戦機に変えることが企図されたが、収められた効果ははなはだわずかだった。

報道は、もし相対的に簡単な無人機であっても軍民共用ができる、とする。商業用無人機を大量生産し、さらに多くの合格した操縦員の養成をプラスすれば(中国はすでに世界最大の無人機製造国である)、これはいずれも随時徴用可能な資源になり得る。

報道は、廉価な無人機の大量使用という状況は、すでにアメリカ人の不安を引き起こしている、とする。アメリカ人は無人機群に対し行った試験の中から、数十機の廉価な無人機からなる機群は、現代の戦闘艦の防空システムに打ち勝つ可能性が非常に高いことを知り、しかも機群の中のあらゆる無人機の総コストは1発の対艦巡航ミサイルより低いかもしれないのである。

報道は、商業用無人機操縦員というこの職業にどんな前途の見通しがあるのかは暫時まだ語ることができない、とする。人工知能やセンサー技術の発展につれ、多くの類型の無人機は遠隔操作される飛行機から完全自動化された飛行機に変わるだろう。それらは独立して飛行任務を完成し、衝突を避け、障害を迂回し、最も良いルートを選択することができるようになる。しかもそれらの軍事領域における応用範囲は、さらに一歩拡大することしかありえないのである。


 「廉価な商業無人機」はラジコン飛行機に毛が生えた程度のもので、確かに同時に無数に使えば一部がイージス艦や空母の防御網を突破するかもしれませんけど、そんな小型無人機が搭載する爆弾では大した被害は与えられないでしょう。しかし中国軍には無人機が普及しつつあり、偵察手段などの面で自衛隊との大きな差につながる局面が出てくるのではという不安はあります。
















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