コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその173

2月22日

 インド空軍関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160217/21519406.html


パキスタンのF-16購入に不快感:インド、あるいはアメリカのより先進的なF-16を購入して対抗か

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「いくつかの強国が順繰りに「お仕え」:アメリカのロッキード・マーティン社はF-16を売りたがり、ボーイングはF/A-18を売りたがり、スウェーデンのサーブはグリペンを売りたがり、エアバスは『ユーロファイター』を売りたがる」)

【グローバル軍事報道 記者 劉昆】 2月13日、アメリカはすでにパキスタン向けに最多で8機のF-16戦闘機を販売することを批准し、契約総額は6.99億アメリカドルに達する、と言明した。この挙はパキスタンの潜在的ライバルであるインドの強烈な不満を引き起こし、アメリカに対し「失望と不快」を表明した。インドの「経済時報」ウェブサイト2月15日の報道によれば、まさにインド国内でこの件が原因で大論戦になっているという時、インド政府はすでに「インド製造」の政策の下に本土でF-16戦闘機を生産することを考慮し始めている。

報道によれば、インドとアメリカはすでに数回の会議を行っている。これには去年11月ワシントンで行われたハイクラス会談が含まれる。アメリカはすでにインド現地でF-16戦闘機を生産することに同意しているとされ、インド本土の需要を即満足させることができ、さらに輸出、対外販売を行うことができる。インドメディアは、F-16のメーカーであるロッキード・マーティン社はこの件の積極的推進者で、去年ロッキード・マーティンはもうインドでF-16戦闘機を生産することを進んで提案し、現在アメリカ政府も積極的にこの件を促進している、とする。

文章は、インドはすでにアメリカがパキスタンにF-16 Block52型戦闘機を販売することに不満を表明し、現在この件がインドでアメリカ製戦闘機を生産するとの提案に対しどんな影響があるのかまだはっきりせず、アメリカの兵器の巨頭であるボーイングもインドでF/A-18「スーパーホーネット」戦闘機を生産することに対し濃厚な興味を示している、とする。

文章は、インドで生産されるF-16戦闘機のタイプはパキスタンが購入するF-16に比べより先進的であり、それはF-16IN「スーパーバイパー」と命名されることになる、とする。F/A-18およびF-16の他、インドはさらに少なくとも2つの本土化された戦闘機の選択を考慮しており、1つはスウェーデンのサーブのグリペン戦闘機、もう1つはエアバスの「ユーロファイター」戦闘機である。


 F-16自体にはもう大きな秘密はないかもしれませんが最新改良型に付帯する技術が、パキスタンに売れば中国に、インドに売ればロシアに流れる可能性があるので難しいところでしょう。

 ロシア空軍関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160218/21535666.html


ロシア軍最強偵察機がシリアに駆けつける 地下数十mの施設を発見できる

ロシアメディア16日の報道は、ロシアは最近シリアのヘメイミム空軍基地に向け最新型のツポレフ-214R偵察機(画像)を派遣した、とした。ロシアの専門家は、この偵察機はこの地域の全ての地上および空中の情勢を監視下に置くことができる、と考える。この機がシリアに進駐することは、ロシア軍のこの地域における情報偵察および電子戦能力を大幅に増強することになる。

ロシアの「視点報」16日の「ロシア、シリアにおける空中偵察力量を大幅増強」という題の報道は、この偵察機はリャザンから発進し、カスピ海、イラン、イラク領空を経てシリアに到着した、とした。ツポレフ-214R偵察機はロシア航空宇宙部隊の現在装備する最も先進的な偵察機で、旧式なイリューシン-20偵察機に取って代わった。機上には先進的な全天候レーダーと光電子感応システムが配備されている。関連の資料が明らかにするところによれば、この偵察機は側視合成開口レーダー、MRC-41レーダーシステムを配備しており、これには電子情報センサー、PTK-MPK-411マルチ周波数レーダーシステム、「片段」高解像度光電子システムが含まれる。この機は大規模な電子情報および信号情報収集/偵察、地上目標スキャン、ミサイル発射探知計測などの任務をを執行することができる。ロシア連合機器製造社はかつて、ツポレフ-214R偵察機のマルチ周波数レーダーシステムは各種の天候の下で高空から積もった雪、樹木、甚だしきに至っては地下に隠された施設を「見」、かつ詳細なレーダー画像の中に表示することができる、とした。もし乾燥した砂地なら、レーダーは地下数十mの施設を発見することができる。

ロシア元空軍防空ミサイル部隊参謀長のセルゲイ ハーテリェフ上佐は、ツポレフ-214Rは飛行機のレーダーやその他の無線信号をキャッチできるだけでなく、しかも衛星や携帯電話の通話を傍受することができる、とした。そしてシリアではテロ分子は主に携帯電話を使用して通信している。彼は、ロシアのこの新型偵察機にどんな種類の装備が装備されているかはまだ秘密保持状態にある、と考える。だが理論的に言って、NATO諸国が装備する早期警戒機に比べ、性能はおおよそ同等のはずである。

タス通信ネットは16日Flightradar24ウェブサイトの情報を引用し、コードナンバーから見て、この飛行機は現在ロシアが公表している第2機目で、2014年に初の試験飛行を行い、去年末にロシア航空宇宙軍に引き渡された、とした。専門家は、ロシアがシリアに向けこの最新型偵察機を派遣したのは、情報偵察と電子戦任務執行の他、実戦の中での性能の検証をもしようとしているのだ、と考える。現在、ロシア軍がシリアにおいて正確制御誘導武器のために目標指示をする装備は深刻に不足している、と指摘する。現在は主にスホーイ-34戦闘機上の「プラタナス」光電子システムの助けを借りている。ロシアが今回ツポレフ-214Rを派遣したのはこの欠陥を補おうとするものに他ならない。(大鵬)


 ロシアはこの分野は比較的弱いイメージですが本当に西側の早期警戒機と同等なんでしょうか。極東にもいずれやってくるんですかね。

2月23日

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160215/21503424.html


殲ー20の黄皮機は何故一色ではないのか? この中には非常に大きな問題がある

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「完全塗装がまだ完成していない殲ー20サンプル機。レドームと翼面の縁の塗料は機体と異なる」)

飛行機上の塗料は多種多様だが、大ざっぱに言うと全て3種の用途に分類することができる。すなわち、防腐蝕、装飾、特殊機能である。特別に言及しておく必要があるのは、航空塗料の「装飾」機能は決して単に最終的な塗装の飛行機の完成だけに限定されないということである。上の画像の中のこのような黄皮の裸機でも装飾効果を語る必要がある。飛行機上の塗料は色が均一で一致し、外表面が均等できめ細かく、色彩の平艶(頑住吉注:意味不明。検索してもほとんどヒットせず)が適度であることが必須である。この方面の善し悪しは、飛行機の製造技術水準の高低を直接見せ、絶対に単なる「包子好喫不在褶上」(頑住吉注:見た目ではなく本質が大事、といった意味らしいです)な様子の問題だけではない。

筆者の以前の文章はかつて、殲ー20黄皮機の外表面は主に亜鉛黄アクリルポリウレタンプライマーを採用しており、これは汎用性が非常に高い基礎的な防腐蝕塗料である、と言及した。だが非常に多くの部分、最も顕著なのは例えば殲ー20の機首、それぞれの空力翼面(エンテ翼、主翼、全体が動く垂直尾翼など)の縁であるが、ここには大量の灰色の塗料を採用している。この原因は2つあり、まずこうした部分はいずれも気流や雨の水滴の吹き付け、摩擦、衝撃を受けること最も猛烈な部分で、特に高速や高機動状態下ではそうである。次に某いくつかの部分には特殊な要求があり、例えばレドーム外の塗料は電磁波をスムーズに出し、損耗を非常に低くさせることができるのが必須である。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「デモンストレーション機の芸術的塗装を含め、飛行機の最終的な塗装様式は確かに塗料の装飾機能にも属するが、その中の一部分でしかない。」です。)

こうしたいくつかの部分に関して言えば、往々にして同時に多種の特殊機能の特殊塗料コンビネーションを使用する必要があり、それでやっと設計の要求を満足させることができる。例えばレドームについて言えば、それは抗静電気塗料を使用して表面の静電気を消し、もって電子妨害、雷に打たれての損壊、あるいは火花の発生を避ける必要がある(このため抗静電気塗料は飛行機の燃料タンク内部にも大量に用いられ、燃料の発火、爆発を避けている)。

現代航空工業が使用する抗静電気塗料は、主に導電性の顔料の分布に頼って電荷の伝導を実現する。このためその最終的な性能もまた装飾機能上のパフォーマンスと密接な関係があり、吹き付け塗装の不均一、硬化の不合理は、必然的に抗静電気塗料の塗装層性能の不合格をもたらす。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「レーダーの性能に関わるため、レドームの色の変更はより慎重になされるだろう。このためレドームの外観や色の変更は、往々にしてレーダーの機種の変化と関係がある。例えば殲ー10A/Sプラットフォーム上で採用されたのは機械スキャンレーダー/黒色のレドームのコンビネーションだった。一方殲ー10B/Cプラットフォーム上でフェイズドアレイレーダーが採用されて以後、レドームはすぐ灰色に変わった。
」です。)

そして飛行機が雨の降っている区域を通過する時、飛行機の機首、翼面の前縁は大量の雨の水滴と高速の摩擦作用を形成するだろう。さらに殲ー20といったような高速能力を前例がないほど強調した第4世代戦闘機について言えば、超音速状態下で雨の水滴との摩擦にたまたま遭遇する確率は相当に高い。このためレドームと翼面の前縁には、一定の厚さを持った、高分子弾性体からなる摩耗による損傷に耐える塗料を吹き付け塗装することが必須である。通常はポリウレタン弾性体塗料を採用し、それはそれ自体の弾性を利用して水滴の衝撃運動エネルギーを吸収し、結果として水滴の衝撃による損傷作用を下げる、あるいは消し去ることができる。

例えば我が国の一部の第2、第3世代戦闘機を例にすると、ワンセットの完備されたレドーム塗装層システムはおおよそ以下の3つの部分からなる。まずはFRPのレドーム表面に無色あるいはかすかな黄色のエポキシポリウレタン透明塗料を1回吹き付ける。しかる後に緑色あるいは白色の雨による損傷に抗する塗料を2〜4回連続噴射し、最後に黒色のポリウレタン抗静電気塗料を2〜3回吹き付け塗装する。

(頑住吉注:これより4ページ目。画像のキャプションは「黒色の規範の前、国内では比較的長い時期、緑色のレドームの塗料基準が使用されていたことがある」です。)

殲ー20というこの機種に関して言えば、それ自体が国内で現在最先端の研究開発中の機種であり、しかも関係する方面の性能への要求も全て国内でいまだかつてなかった高さである。このためこの機はレーダーなど電子アンテナ外部カバーや翼面前縁に特殊塗料のコンビネーションを採用し、それ自体現段階のあらゆる国内の公開された資料や関連の基準規範に先んじている。

事実として殲ー20の研究開発成功を待ってのみ、やっとこの方面の新たな基準規範が確立できる。このため普遍的な技術の規律から見れば、殲ー20上のレドームや翼面前縁は雨による損傷に抗するおよび抗静電気機能を含む多層の塗料設計が採用されているはずだが、さらなる具体的な情報は、将来の国内の関連資料の公表を待つ必要がある。 (ソース:候知健)


 少なくとも現段階ではステルス塗料は採用されていないと考えていいんでしょうかね。しかしステルス塗料は基本的に機体全体に塗装する必要があるはずで、電波を吸収するだけでなく高速飛行状態でも雨に耐えるなどの要求も満たさなくてはならず、ハードルは高そうですね。

2月24日

米ロ関連です。

http://war.163.com/16/0216/10/BFUJ1UB600014OVF.html


ロシアメディア:レーザー、あるいはアメリカの戦闘機の切り札となるか 360度で敵機を掃射

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:米軍のF-35ステルス戦闘機がレーザー砲を使用して空戦する想像図(画像のソースはネット)」)

参考情報ネット2月16日の報道 ロシア軍事視察ネットは2月14日ユーリ カラシェンの「新世代戦闘機、レーザー武器を配備へ」と題する文章を掲載した。以下のように編集翻訳する。

アメリカ軍事工業企業はすでに第6世代戦闘機の研究開発に着手しているが、それはレーザー武器を切り札とし、某いくつかの機動性が超越的に強いロシアの実戦機の天敵となる。新たな戦闘機は将来F-35を除くあらゆる米軍戦闘機に取って代わることになるとされる。

2月初め、我々はB-2ステルス爆撃機の研究開発で名が全世界に聞こえるノースロップ・グラマン社に第6世代実戦機の概念機を登場させる意志があることを知った。

ペンタゴンが新たな戦闘機に与えたコードネームはF-Xで、一方ノースロップ・グラマン社は決して第6世代戦闘機を開発する唯一の企業でもない。アメリカのネットメディアの報道によれば、ボーイングおよびロッキード・マーティン社も合同研究開発チームを組成済みである。

新たな動力推進システム、すなわちいわゆる「セルフ適応多機能エンジン技術」を使用するので、新たな戦闘機の速度および航続能力にはいずれも顕著な向上がある。

一方ロシアのスホーイ戦闘機の主要な守り札は、まさに比類のない機動性能であり、敵のミサイル攻撃をかわすことができる。相手方は目標を照準できないか、すでに発射したミサイルが攻撃対象を捜し当てられないかである。しかし、もしもロシア戦闘機が照星上に出現した時、直ちにそれを撃破することができたら、そのスーパー機動性は腕の振るい場所がなくなる。神のごとき威力を大いに表すのがレーザー武器であることは難なく推測される。

ロッキード・マーティン社とノートルダム大学、国防省高級研究プロジェクト局、空軍試験室は協力し、すでに新型固体燃料レーザー武器の試験を開始している。

ロッキード・マーティン社のニュース広告の中の描写を借りれば、この武器の特性は迅速に目標をロックオンし、その移動あるいは空中の気流の妨害を受けないことである。レーザー武器自体は戦闘機の回転砲台上に装備され、したがって360度掃射を実現することになる。言い換えれば、敵サイドの戦闘機に命中させようとすれば、面倒な手続きは全く必要なく、敵サイドに近づき、目標をレーザー武器の射程内に位置させれば即OKである。照準の精度はコンピュータによって確保され、飛行員はキーを押す必要しかない。この砲台は四方から来る敵軍の火力をも防御できる。

現在、レーザー武器に存在する主要な問題は、その使用が戦闘機のステルス性能を大幅に低下させるだろうことにある。結局のところレーザー砲発射時は非常に大きな熱量が生じ、極めて容易に赤外線監視測定装置によって捕捉されるところとなる。アメリカメディアの報道によれば、ノースロップ・グラマン社は熱量の空中への発散を防止する新技術を開発中で、このことは吸熱器を装備する必要をなくす。

どうであろうと、火を見るよりも明らかなのは、アメリカが決して「伝統」的な意味での空戦(すなわち機動性能を敵に勝ち勝利を制する主要な要素に奉る)に回帰するつもりがないということである。彼らは独自の道を切り開き、遠距離で敵軍の実戦機を破壊できる新たな戦闘機を研究開発しつつある。


 空戦で敵機に長時間照射し続けるのは難しく、一瞬で敵機を破壊できるような出力のレーザー砲を、それを想定して設計されていない例えばF-35に搭載できるくらい小型軽量化することに近い将来成功するとはちょっと考えにくいような気もしますが。

 中国とF-22関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160222/21572570.html


解放軍少将:F-22が東海に闖入した時、発見され中国戦闘機の随伴飛行、警告に遭った

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の遠距離ミリ波レーダーがF-22ステルス戦闘機を発見する説明図」)

最近、軍事専門家の尹卓は中央テレビのインタビューを受けた時、次のように語った。F-22はいかなる時にもステルス(頑住吉注:中国語では隠身)を実現できるわけでは絶対にない。F-22がかつて東海を飛行して通過した時、解放軍に発見された。我々の戦闘機はついてゆき、随伴飛行、警告等々を行い、かついくつかの証拠を提出した。

尹卓は次のように語った。F-22は一体誰によって発見されたのか、当然我々の防空レーダーによって発見されたのである。F-22はいくつかのミリ波レーダーおよび多基地レーダーの面前ではそのステルス能力が割引になるだろう。F-22の正面のステルス能力は非常に強い。だがその側面、下方、上方などの反射面積はいずれも非常に大きい。このため多基地レーダーが異なる方位からそれに対する探知計測を行えば、F-22は正面から相手に向かうのではなく、背面側面が相手に向かうのであって、このことはそのレーダー反射面積を非常に大きくするだろう。

また、アメリカの隔月刊「国家利益」ウェブサイトが2月19日に発表した「中国のレーダーはアメリカのF-22『ラプター』ステルス戦闘機を追跡できる」という題の文章によれば、中国メディアは中国人民解放軍にはすでに東中国海でアメリカ空軍のF-22「ラプター」ステルス戦闘機を追跡する能力があると言明している。アメリカはあるいは非常に容易に中国の報道を宣伝として退けるかも知れないが、これは不可能なことではないのである。

文章は、実際中国に「ラプター」を追跡する能力がある可能性は大いにある、とする。結局のところ、ステルスは見えないということを示すのではなく、ステルス技術は発見と追跡を遅らせるだけだろう。まず、もしある「ラプター」が外部燃料タンクを搭載していたら(この機はしばしば「輸送任務」を執行する時このようにする)、この機はステルス配置を採用していないことになる。また、平和な時期の行動の中で、この機はしばしばその腹部側にルネベルグレンズ装置を装備するが、このこともそのレーダースクリーン上での表示面積を増加させるだろう。

(頑住吉注:2、3ページ目)米軍のF-22戦闘機


 なら戦時に制空作戦を行う時のF-22は発見が難しいということでしょう。

2月25日

 インド空母関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160222/21574795.html


インドメディア:アメリカ、インドに電磁カタパルトを販売へ 空母の核反応炉の話はなし

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:インド海軍がロシアから導入した『ヴィックラマディヤ』号中古空母」)

【グローバル軍事報道】 「インド教徒報」20日の報道によれば、アメリカおよびインドの海軍当局者は先日、両国の空母技術協力作業小グループはすでに15日〜18日にニューデリーで第二回会談を行ったとした。報道は、インドはアメリカから艦載機電磁カタパルト技術を獲得することが有望だが、原子力空母が使用する核反応炉は双方が討論する範囲内にはない、とする。

アメリカ大統領オバマは去年1月にインドを訪問し、米印は「安全保障業務貿易と科学技術提議」を達成したが、この作業小グループはすなわち両国がこの提議を根拠に成立させた2つの協力作業小グループの1つである。「今回の会議で、(双方は)各種の協力の方向性を討論し、かつ合同声明に署名した」と「インド教徒報」はインド海軍の声明を引用して言った。

報道によれば、インドは3隻の空母を持つ海軍の構築を計画し、現在第2隻目の国産空母につき実行可能性の研究を展開しつつあり、かつ今年の年末に最終的にこの空母の設計作業を完成させることが有望である。アメリカはすでにこの空母にゼネラルアトミック社が開発中の艦載機電磁カタパルトシステムを提供するとしている。

文章は、アメリカ空母プロジェクト主管で海軍少将のトーマス ムーアによって率いられるアメリカサイドの代表団はこの行動の中で実地でインドの多くの軍事工業および工業施設を訪問し、これにはゴア州に位置する陸上試験施設、バンガロールに位置するインド最大の軍事工業電子企業バーラト電子有限会社およびコーチンに位置するインドコーチン造船有限会社などが含まれる、とする。

「アメリカ海軍代表団はさらにインドがコーチン造船工場で建造中の第1隻目の国産空母『ヴィクラント』号を視察した」と「インド教徒報」は米印が発表した合同声明を引用して言った。去年8月、米印空母技術協力小グループはアメリカ東海岸で初の会談を行った。

「インドとアメリカが空母技術を論じる重要なカギは決して『メニュー』の中には出現していない」 「インド時報」はこの題をもって、両国の戦略的関係はあるいは日増しに親密になるかもしれないが、インド国防省高級当局者が明らかにしたところによれば、アメリカは依然インドが建造を計画する6.5万トン級「ヴィシャール」号空母のために核反応炉を提供したがらない、とした。両国が行いつつある協議は「いかなる原子力動力推進」技術も含んでいない。(王会聡)


 原子力動力の艦船は多くの国が持っていますが電磁カタパルトを持っているのは現在アメリカだけで、後者の方が秘密性が高いようにも思えますがやはり前者なんですかね。

 北朝鮮関連です。

http://news.china.com/international/1000/20160222/21575068.html


韓国メディア:北朝鮮の専業ハッカーは3000人に達する 海外スパイ業務を担当

【グローバルネット報道 記者 魏悦】 韓国の「中央日報」2月22日の報道によれば、北朝鮮最高指導者金正恩はすでに韓国に対する攻撃活動を展開するよう命令を下したとの情報が韓国国家情報院の発表を経た後、韓国政府は緊急警報を鳴らしている。

報道は、北朝鮮の偵察総局が金正恩の指示に接した後、すでにそれを行う準備に着手したとの事実が明るみに出た後、人々は次々に関心のポイントを対韓国および海外スパイ業務を担当する北朝鮮の偵察総局に集中させている、とする。

北朝鮮の偵察総局は全部で6つの局を設けており、スパイ養成、重要人物の謀殺およびネットのハッカー攻撃などの業務を担当する対韓国挑発の大本営であるとされる。最近ではさらにネット部隊を別に設け、さらに一歩ネットワーク戦争能力を強化しつつある。偵察総局の下に属する電子偵察局とネットワーク戦争指導局はネット攻撃の展開を専門に担当する部隊である。

韓国政府は、この部隊が専業ハッカー人員だけでもう3000名に達することを掌握するに至っている。2014年に韓国の原発図面などの情報を盗み取った「韓国水力原子エネルギー社ネット攻撃事件」および2013年にKBSや農協などの機構のコンピュータネットワークが麻痺した事件の首謀者はいずれも北朝鮮の偵察総局であると指摘されている。


 以前も書きましたが、ある国が優れたハッカーを多数輩出するためにはまず人口が多いこと、そしてその多くの国民に小さい時から自由にコンピュータやネットに触れさせることが必要であり、北朝鮮にそんなにすぐれたハッカーが例えばアメリカに匹敵するほど多くいるとはちょっと考えられません。

2月26日

 「THAAD」ミサイル防衛システム関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160220/21559104.html


分析:ひとたび中米に有事があれば、中国は優先して韓国のTHAAD基地を打撃することになる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「THAADシステムの配備は韓国に対し決して実質的なメリットはない」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

フェニックス軍事 金昊

2016年の(頑住吉注:旧暦)新年早々、東アジア情勢は北朝鮮の核実験、北朝鮮の衛星発射など一連の動きの中で迅速に悪化している。以前同様、アメリカは北朝鮮で事が起きた機を借りて、再度東アジアに向け軍事力を配備し、中国に圧力をかけている。今回、アメリカはTHAADシステムの韓国への配備を推進しようとしている。

THAADが韓国入りすることの中国に対する危害

ひとたびTHAADが韓国に配備されれば、中国東北、華北、華東など大面積の奥地が米軍の面前に露出する。米韓は、韓国に配備されるTHAADシステムのX周波数帯レーダーの探知計測距離に制限を行うだろうと言明しているが、これは純粋に人をだますためのでたらめである。レーダーの探知計測距離の遠近の転換は、操作上挿入する部品の交換しか必要とせず、出力を上げればもう完成できる。ひとたび中米に有事があれば、駐韓米軍は迅速に探知計測距離を延長することができる。このため韓国におけるTHAADの配備は、非常に大きく中国のミサイル部隊の作戦効能を消し去り、地域の軍事バランスを打破することになる。さらに恐ろしいのは、THAADシステムが日本のイージス対ミサイルシステムと連係できることで、このようにすれば中国のミサイルに照準を合わせた形なき壁を形成し、かつイージスシステムはさらに機動推進でき、これは中国が受け入れられないことである。

これにより、中国がTHAADの韓国入りに対する反対が何故このように断固としているのかがすぐに理解できる。残念なことに、アメリカ人がTHAADシステムを中国周囲に配備しようとする企みを抱いてすでに久しい。中国が先進的なミサイルを展示するたび、中国が極超音速武器試験を行うたび、国の人は欣喜雀躍するが、米軍は心配で居ても立ってもいられず、対中国監視早期警戒システムを前に向け推進することは、米軍が夢にまで見たことなのである。

韓国は何事もないと思うな、君も被害者だ

最近、各種メディアは連続して焦点を合わせ解読し、公衆にTHAADシステムが実は韓国の安全の保護に対し作用はないことを理解させているが、THAADシステムの韓国に対する危害には、それにもかかわらず言及する人が少ない。

中国は不断に米韓に向け抗議しているが、呼んでも目を覚まさない寝たふりをしている人のように、こうした抗議を米韓は全く理解しない。軍事専門家の王飛雲は次のように提案する。ひとたび中米が有事になったら、韓国に配備されるTHAAD基地、電力を供給する発電所、基地などに補給する関連施設は、全て中国軍の優先打撃目標となるが、こうした施設は全て韓国国内に位置し、これにより韓国にもたらされる損失と人員の死傷は、アメリカによって責任が負われるべきである、と韓国に警告すべきである。

実は、こうした結果を朴槿恵大統領は非常によく分かっており、このため彼女はTHAADの韓国入り問題の上でずっと非常に慎重である。今が大事な時であり、中国は朴槿恵に向けこの利害を重ねて言明すべきである。これは中国の国家の安全に対し責任を負うことでもあり、韓国の国家の安全と民衆の生命財産の安全に対し責任を負うことでもある。

韓国の民衆はプラカードを掲げ抗議

北朝鮮が中国を裏切ることは決して荒唐無稽なことではなく、願ってもないこと

北朝鮮は今回のTHAAD韓国入り事件の直接の導火線に火をつけた人である。北朝鮮は北朝鮮核問題の当事者であり、中国と国境を接する隣国であり、かつて肩を並べて戦った親密なパートナーであるが、一連の中国の安全問題に脅威をもたらした源でもあり、中国は対北朝鮮政策を考え直すべきである。

中朝人民の友情は鮮血凝成(頑住吉注:何となく意味は分かりますね)であり、牢固で敗れない。これは何代もの中国人が小さいときから受けてきた教育であり、かつ非常に長い一定の時間内堅く信じて疑われなかった。だが今日見たところ、この話は半分正しいとしか言えないかもしれず、すなわち中朝人民の友情は間違いなく鮮血凝成だが、決して牢固で敗れないものではない。

2015年10月、中国共産党の中央政治局常任委員である劉雲山が訪朝し、かつ朝鮮労働党建党70周年慶祝活動に参加した。これは中国の北朝鮮に向け表明した善意だった。しかし、たった2ヶ月後、北朝鮮はもう中朝国境付近で核実験を行った。

2016年2月2日、北朝鮮核問題6カ国会議の中国サイド団長である武大偉が北朝鮮を訪問し、北朝鮮核問題を協議した。しかし北朝鮮は何と当日衛星発射を宣言し、かつ最終的に2月7日の中国の(頑住吉注:旧暦)大晦日の当日に発射を行った。

この2回のびんたは中国を叩き起こしたはずである。北朝鮮が夢にまで求めたのは決して中国の援助ではなく、アメリカによるその政治的安全の承諾だった。北朝鮮はずっとアメリカとの談判を探求しており、アメリカがうなずきさえすれば、北朝鮮は一変してアメリカの弟と称し、かつあえて中国の尊厳ある弟を侵犯し、この点は現在のアメリカの弟たち全て顔負けとなる。

その地が東アジアにあり、朝鮮半島と国境を接する、これは中国が選択できないことである。100年あまり前の中国のかの改革は、朝鮮半島の情勢の混乱から断たれ始めた。今日、半島問題をいかにしてうまく処理するか、復興に向かう中国の知恵と実力に継続して試練を与えていく。(フェニックス軍事 金昊)


 後半脱線している感じですけど要するにTHAADなんか配備したら真っ先に中国の核ミサイルの目標になるがいいのか、と脅しているわけで、まあこれに関しては日本も似た立場ですが韓国は中国により近いだけさらに難しい立場なわけですな。

2月27日

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160225/21601558.html


中国は何故世界最大のステルス戦闘機工場を建てるのか 殲ー20を50機量産

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は黄皮版の量産型殲ー20戦闘機。」)

ロシアメディアの最近の報道によれば、中国は自主研究開発した殲ー20第5世代戦闘機の少量試生産を開始することになり、数は約12〜24機である。現在、量産型第2機目の殲ー20戦闘機2102号が地上試運転中で、間もなく正式な試験飛行作業が開始される。

殲ー20には中国初の成熟した第5世代戦闘機となるポテンシャルがある。現在世界の第5世代戦闘機に関しては通常以下の特徴を具備することが必須である。ステルス能力、高い機動性、超視距離打撃、超音速巡航能力、センサー融合技術、ヘルメット照準具。この何項目かの発展中の技術は殲ー20原型機の大きな寸法、大きな弾薬コンパートメントおよび中国自身の戦略的需要と一体に結合し、殲ー20のいくつかの主要な潜在的任務を事前に示している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近ネット上に殲ー20生産基地の画像が明るみに出、画像は殲ー20機の場所らしきものがあらかじめ留保され始めていることをはっきり示している。このことは殲ー20の生産製造がすでに非常に成熟していることを説明しており、これにより殲ー20が原型機快速大量生産段階に入ろうとしていると推測できる。」)

アメリカ航空専門メディアは殲ー20ステルス戦闘機の全長はF-22に比べ約2m長いと推測する。体型について言えば、殲ー20は現在世界最大の第5世代戦闘機と呼ぶことができる。殲ー20が現在使用するのはロシア製AL-31M1改良型エンジンで、このエンジンの最大推力は14トン前後である。

殲ー20の伸びた機体部分はほとんど全て燃料タンクに用いられ、殲ー20の機内体積はF-22を約15〜25%超える。機体内に搭載される燃料の量は35〜40%多くなる。このことは、殲ー20の航続距離が非常に驚異的なことを意味し、あるいは空前の5,500kmに達するかもしれない。アメリカの軍事専門家は中国の殲ー20に対する運用思想は非常に大きな程度上西側の空軍がその戦闘攻撃機を使用する思想に似ているかもしれないと考える。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「最近2101号殲ー20戦闘機が試験飛行作業を展開し、ネット仲間がこの黄皮版殲ー20の飛行の画面を撮影し、かつあるネット仲間は連続写真をアップした。画像に感謝:微博網友草根設計師-CAD」です。)

未来の中国空軍の殲ー20ステルス戦闘機はまず攻勢制空作戦に用いられる。このことはこの飛行機が相手方に充分接近し、同時に比較的低い被発見確率を持ち、続いてミサイルを発射して敵軍の高価値地上目標に対し打撃を実施することが必須であることを意味する。同時に自らの長い航続距離、超視距離、探知計測されにくい特徴を利用し、速度が比較的低く、防御力が非常に弱い米軍の空中早期警戒機および給油機を含め容易に打撃できる。次に、殲ー20は敵サイドの完備された防空体系の厳密な保護下のカギとなる重要目標に対する斬首正確打撃任務の実施を担う可能性がある。

殲ー20戦闘機の戦闘爆撃機版は応急の策にしかなり得ず、将来我が国はやはりステルス爆撃機を開発する必要があるが、それでも殲ー20のEOTSシステムを現役のその他の戦闘機に移植し、こうした戦闘機の地上に対する探知計測およびロックオン能力を向上させ、より良く地上目標を攻撃することができる。もし作戦が対地攻撃をメインとしたら、殲ー20は某いくつかの防御構築物、例えばレーダーを第一波の打撃の中で消し去り、後続の空襲のために便利を製造することを担当する必要がある。もし作戦が海上行動をメインとしたら、殲ー20は対艦攻撃任務を担い、かつ中国海軍の主要制空力量の任に充てられる可能性がある。殲ー20の早期の量産型は中国海軍航空隊にも支給されることになる。

中国の防空は多くの機能が重なり合ったプロジェクトが並行して進む局面を最終決定し、目下沈陽飛行機によって独立して試生産あるいは生産される主要な戦闘機はすでに4機種にまで増加している。すなわち、殲ー31、殲ー16、殲ー11D、および艦載機の殲ー15である。一方成都飛行機には殲ー20、殲ー10Cがあり、その他さらに運ー20輸送機がある。殲ー20戦闘機が少量試生産段階に入ることは、中国軍用航空領域のマイルストーン的事件であり、今明るみに出た世界最大の第5世代戦闘機生産工場の画像から見て、殲ー20の2本の生産ラインの年産量は最高で40〜50機に達し得、このことは疑いなく解放軍空軍の換装作業を加速し、全く新しい時代が間もなく到来する。(作者の署名:小浪)

(頑住吉注:4ページ目)最近、「量産型」の始まりであると考えられている2101号殲ー20初飛行式の現場が明るみに出、熱烈な喜びのムードも感じることができる。(画像に感謝:鼎盛軍事 中南海保ビャオ)


 燃料消費量が少なくかつ推力が大きいエンジンを入手するめども立っていないのにちょっと楽観的すぎないかとも感じますけど、それだけ期待が大きいということでしょうね。

2月28日

 トルコ関連です。

http://war.163.com/16/0222/09/BGDT6M7H00014OMD.html


ロシアの専門家:トルコの戦車はロシアのT-90に敵し難い もし遭遇すればあるいは惨敗か

【グローバルネット総合報道】 ロシア衛星ネット2月22日の報道によれば、ロシア独立国家連合体国家研究所ヨーロッパ・アジア一体化および上海協力機構発展問題研究所主任のウラジミール イェフシェイェフは「今日のロシア」国際ニュース通信社のニュース発表会で、トルコ軍とシリア軍の衝突はあるいはトルコに対し不利な影響を生じさせるかもしれず、このためトルコ大統領エルドアンはシリアに向け地上行動を展開する問題の上で躊躇して決められない、とした。

イェフシェイェフは語った。「自らの有効な防空システムが欠けていることはトルコ軍の地上行動を深刻に阻害している。トルコが持つこうした防空システムは、有効に遠距離から領土を防衛することはできない。この種の状況下で、シリア領土に進入するトルコ軍はすぐに空中の保護をなくし、シリア空軍はそれに対し打撃を行い、もって大量の人員と設備の損失をもたらすことができるだろう。」

彼は語った。「もしトルコの装甲設備とシリアがすでに供給を獲得している装甲設備とで分析比較を行ったら、間違いなく技術上の隔たりがある。もしトルコの戦車がロシアの供給したシリアのT-90戦車、あるいはアクティブ装甲を配備した旧型戦車と遭遇したら、トルコ戦車はおおかた惨敗するだろう。」

彼は、「トルコ軍がシリアのクルド武装勢力に直面しての技術的優勢は非常に大きいが、もし双方がシリア国境内で大規模衝突を勃発させたら、ロシアがクルド武装勢力に向けいくつかのトルコの装甲設備を有効に打撃できる武器の提供を開始する可能性が排除されない。」とし、かつ「こうした問題にかんがみ、私はトルコが大規模にシリア領土に侵入(頑住吉注:いつもそうですが「侵入」、「進入」の使い分けは原文通りです)することは有り得ないと考える。」とした。

イェフシェイェフは、だがトルコは国境付近の住民の居住しているポイントを占拠し、シリア国境内のイスラム教武装勢力の武器弾薬、人員の輸送補給を保障するかもしれない、と指摘した。


 トルコの戦車というとM60の改良型あたりでしょうか。近代化グレードアップがどの程度なされているかにもよりますが敵の戦車の装甲が撃ち抜けないなら勝ち目はないでしょうね。

 T-50関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2016-02-22/234287_2709531.htm#pic


ロシアのT-50、灰白色の新塗装に換える ステルスは中国の殲ー20に及ばずと指摘される

最近、ロシアのウェブサイトは055号T-50戦闘機の最新の画像を明るみに出した。この戦闘機がすでに新たな塗装に換えていることが見て取れ、これは以後の制式塗装かもしれないとされる。

(頑住吉注:2ページ目)T-50はロシアの第5世代単座双発重戦闘機で、ステルス性能が良い、離着陸距離が短い、機動性能が良い、超音速巡航などの特徴を持つ。

(頑住吉注:3ページ目)その超音速巡航速度は1,450km/hに達し得、作戦半径は1,100km、戦闘搭載荷は6トンに達し得る。内部に4つの武器コンパートメントを置き(内部に置かれた武器コンパートメントはまだ実証を得ていない。公開された資料の実証によれば、T-50は公開の場で弾薬コンパートメントを開いたことはまだ全くない)、飛行性能とステルス性能の良好な結合を実現できる。

(頑住吉注:4ページ目)T-50が全く新しい航空電子設備とフェイズドアレイレーダーを装備した。

(頑住吉注:5ページ目)T-50の設計は最新の空力システムを採用しており、最大限飛行機の光、熱による探知計測可能性を下げることができる。大量の複合材料を採用しているので(飛行機の外殻の70%、全体構造の40%)、飛行機はよりレーダーによって発見され難い。米軍のF-22、中国の殲ー20などの同類戦闘機に比べ、T-50はスホーイファミリーの粗削りな作風をそのまま用いており、空気取り入れルート、コックピットのフレームおよび機体の多くのディテール処理の上で論争対象になっている。外界は普遍的にT-50のステルス能力はこの3カ国の中で最下位だと考えている。

(頑住吉注:6ページ目)この飛行機自体にはジヘミロフ研究所が設計したN036レーダーが装備されている。このシステムは2台の機載コンピュータと結合され、400km以遠の目標を発見でき、30の空中目標を同時に追跡しかつその中の8つに向け攻撃を発起することができる。

(頑住吉注:7ページ目)ロシアメディアは、T-50の電子戦システムと赤外線制御誘導弾頭に対する制御システムはよりよくそれが防空システムによって発見されないよう保護し、特に米軍のレーダーシステムである、とする。

(頑住吉注:8ページ目)T-50は少なくとも2つの大型武器コンパートメントを持ち、主に超大型、大型、中型の空対空ミサイルの搭載に用い、全武器コンパートメントはほとんど飛行機の容量の1/3である。もし戦闘任務の執行にステルスが必要ない時、T-50はスマート爆弾およびミサイルを外部搭載することができる。T-50の給油しない状況下での航続能力は5,500kmである。

(頑住吉注:9ページ目)最近、量産型殲ー20戦闘機2010号は地上試運転中である。エンテ翼と垂直尾翼が連動する外形がSF的。


 最後に殲ー20を比較に見せてますが、確かにT-50は従来のスホーイ戦闘機からの飛躍度が比較的小さいような印象は受けますな。















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