コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその182

5月9日

 フィリピン大統領選挙関連です。

http://military.china.com/news/568/20160505/22583406.html


アキノが月末に退任し中国・フィリピン関係は好転するか? 新大統領の政策が明るみに

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:2011年、フィリピン大統領アキノ三世が訪中」)

5月9日、フィリピンは大統領選挙を行おうとしており、政権を担当すること6年のアキノも今月末退任する。今回、フィリピン政界の熱い騒ぎは非凡である。対中関係方面では、早くもレームダックとなったアキノはまだ力を入れて動き、一心により多くの政治的遺産を残し、より多くの既成事実をもたらし、後任者が最大限彼の親米反中国路線を継承し、アメリカが南海をかき乱す足軽に充当されることを迫りたがっている。現在の4人の主要な候補者は、程度の差はあれ民族主義の色彩を帯びているが、多くは異なる程度で対中関係発展の望みを表明している。

アキノがもたらした既成事実は主に2つあり、1つ目は南海問題につき中国を国際仲裁法廷に訴えたことである。これに対し、中国は再三、国際仲裁に対し参加せず、承認せずであると声明している。だがアキノは、これは国際的な見聞を混乱させ、中国の名声を汚すことができる一手だと認定している。2つ目は軍事上フィリピンとアメリカをしっかりと結び合わせることである。すなわち、米軍に向け5つの軍事基地を開放し、さらにより多くなる可能性がある。アメリカから実戦機、軍艦、軍事人員を購入および導入する。アメリカと軍事演習や「南海合同巡航」を行う。このようないろいろである。こうした行為は、あるものはすでに法律の条項になり、あるものは既定の事実となり、あるものは常態化が企図されている。要するに、後任がもしそれらを変更したがっても、難度は非常に高い。

人々の関心は、アキノの「蕭規曹随」(頑住吉注:前例を踏襲するみたいな意味らしいです)策略に一体どのくらいの効力があるのか? 彼の後任が対中関係方面でアキノと距離をあける決意と可能性はどのくらい大きいのか? である。

大統領の座をめぐって勝負するのは4人で、その背景と選挙の中で明らかになった中国に対する主張はおよそ以下の通りである。

ロハスはアキノが指名した与党自民党の大統領候補者である。2010年の大統領選挙の時、ロハスは進んで出馬を放棄し、アキノの勝利を助けた。そのお返しとして、アキノは彼を交通大臣および内務大臣にした。この人の選挙綱領は、南海問題の上での態度が強硬であることをはっきり示している。かつて乱暴なことを言い、「フィリピンのものはフィリピン人の手中に掌握すべきだ」とした(頑住吉注:これのどこが?)。同時に、彼は中国との経済関係を発展させることを重視し、中国市場は非常に大きく、フィリピンにとって非常に重要である、と語る。最新の世論調査では、その支持率は4人の候補者の中で最後尾である。

グレース フー議員は独立した候補者で、かつて長期アメリカに住んでいた。選挙の中で支持率は一度先んじ、その主要な資本はフィリピンの誰もが知るスター俳優、フェルナンド フーが彼女の養父だということである。彼女はアメリカメディアのインタビューを受けた時、もし彼女が大統領に当選したら、基本的にアキノの政治を引き継ぎ、主権問題において妥協しないと語ったが、彼女は中国との談判の可能性を排除しなかった。南海問題に関し、彼女はかつて「我々は間違いなく仲裁の継続を必要とする」と語った。

ビネは主要な野党である団結民族主義連盟の指導者である。現任の副大統領として、彼は南海問題を国際仲裁裁判所に持ち込んで騒ぐのに賛同せず、アキノの南海政策は功を焦り過ぎており、フィリピンは中国と対話を継続し、まず争いを棚上げすべきだと考える。インタビューを受けた時、彼は「中国には金があり、我々は資金を必要としている。」と直言してはばからない。彼は、「遺憾なのは、フィリピンと中国の問題が直ちに解決せず、おそらくは非常に長い年月のうち解決しないだろうことだ。」と語る。

ドゥテルテはダバオ市長で、世論調査での支持率は後から来て上位に来、現在第1位である。その対中国政策の視点は鮮明である。すなわち、国際仲裁を主張せず、「私は中国と似た立場を有し、国際仲裁法廷によって争いが解決できるとは考えない」 主権争いの棚上げを主張し、「私は中国に、そちらの主権を言い立てるな、私も我が祖先の遺産に言及せず、我々はこれらを脇に置く、と教える。」 中国との経済協力を主張し、「我々のミンダナオにおける鉄道建設を助け、我々がマニラからビコルまでの鉄道を建設するのを助ければ、我々は嬉しい。我々には戦いは必要ない。我々が鉄路を建設するのを助けよ。何故なら鉄路のない状況下で発展した国は1つもないからだ。」 彼は歯に衣着せず話をし、「フィリピンのトランプ」の呼び名がある。アメリカやオーストラリアが彼を非難する某いくつかの言論ゆえに、彼は憤怒し、自分がもし大統領に当選したら、アメリカと断交しよう、とする。

フィリピンの政権交代は、中国・フィリピン関係好転のために契機を提供している。だがいくつかの種類の要素の制約ゆえに、フィリピンの次の大統領の対中国戦略にはある程度の微調整があるだけで、根本的な性質の改変はないかもしれない。最も良い状況は、フィリピンが某いくつかの国のように、「安全保障上はアメリカ寄り、経済上は中国寄り」の道を行き、中米間で某種のバランスを保持することである。アキノのような極端な親米反中国政策を取らずにである。何種かの制約要素には次のものが含まれる。アキノが作った既成事実の束縛。アメリカの南海介入行為が収斂せず、軍事の小パートナーであるフィリピンが不可避的に使いっ走りする必要があること。中国の対フィリピン政策は適切で有効であるのか否か。

事情はまだ変化しつつある。次のフィリピン政府の対中国戦略に対するネット仲間たちの事前判断を知ることを非常に希望し、ネット仲間たちが我が外交部に与える対フィリピン政策の提案を聞いてみたいとも思う。(労木)


 トランプも大いに不安ですけど「フィリピンのトランプ」もいろいろな意味でやばそうな人物ですね。まあいずれも実際に政権を担当したら選挙中に言ったような好き勝手はできないと思いますけど。

5月10日

 南シナ海のA-10関連です。

http://military.china.com/kangzhan70/zhjw/11173869/20160505/22585388.html


米軍のA-10、あえて黄岩島に闖入 中国海警には何と対抗措置がない?

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「米軍のA-10攻撃機は現在すでにフィリピンに駐屯している」)

最近、4機のアメリカ空軍のA-10攻撃機と2機の「Pave Hawk」ヘリからなる空中編隊が、中国の黄岩島付近の「国際空域」で飛行任務を執行した。報道は、この6機の実戦機はフィリピン・アメリカ合同軍事演習が終わった後、フィリピンのクラーク空軍基地に駐留する米軍機の一部分である、とする。今回、この6機の実戦機が黄岩島を飛び越えたのは、空域および海域の認知、人員救援、海賊の打撃などの任務を行ったものである。アメリカ空軍の関連の指揮官はこれに対し、「我々の任務は国際法を根拠に国際空域および公海の開放を確保することで、これは非常に重要だ。国際経済および自由貿易は我々の貨物輸送の能力によって決まる。」とした。

米軍は各種の口実を用い、今回軍用機が黄岩島に接近したことの影響を減少させることを希望しているが、その中の「筋肉の見せつけ」の味が極めて重いことは全く間違いない。ある中国の軍事専門家は、これはすでに米軍の南海での先手必勝の企図を完全に暴露した、と考える。当然、米軍が今回派遣したA-10攻撃機は1970年代に研究開発され就役したもので、時今日に至り、すでに飛ぶのが比較的遅く、目標としても比較的大きい立ち後れた実戦機となっている。ひとたびレーダーによってロックオンされ、中国がもし制空戦闘機あるいは防空駆逐艦・護衛艦を出動させれば(例えば殲ー10あるいは殲ー11戦闘機、054A護衛艦、052C/D型駆逐艦など)、いずれも軽易にA-10攻撃機に標的に身を落とさせることができる。だが幽州司馬(頑住吉注:この文章の筆者)の見たところ、事情は決して想像するように簡単ではない。結局のところ「第1発目は撃たない」が中国の南海問題処理の基本原則なのである。しかも、もし中国が本当に艦・機を出動させて米軍実戦機を攻撃したら、両国の交戦は免れ難く、これは決して中国の南海地域における根本利益に符合しない。このため現段階では、中国の黄岩島海域で活動する主要な艦艇はやはり海警船である。現在の状況について見れば、中国海警船が搭載する武器装備は間違いなく米軍のA-10攻撃機に脅威を与え難く、このためA-10の中国海警船に対する脅威は極めて大きい。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「A-10攻撃機は火力が非常に強大な支援型実戦機である」)

A-10攻撃機の性能はどうなのか?

A-10攻撃機は米軍の単座双発攻撃機である。A-10攻撃機の火力は非常に強大で、機首の下方に30mmGAU-8型7本バレルガトリング式機関砲1門を装備し、この砲は劣化ウラン徹甲弾が発射でき、軽装甲防御の車両、艦船に対し非常に大きな打撃をもたらすことができる。同時に、A-10攻撃機はさらに11の外部搭載架を配備し、各種爆弾、ミサイル、ロケット弾などを搭載して攻撃が実施でき、最大弾薬搭載量は7トンを超える。

(頑住吉注:これより2ページ目)

A-10攻撃機の飛行速度は比較的遅く、最大速度は833km/hでしかないが(頑住吉注:タイプによるのかもしれませんがちょっと検索したところではもっと遅いようです)、その代わりになるのがA-10攻撃機が配備する強大な装甲防御である。A-10攻撃機のコックピット周囲は12.7〜38mm厚のチタン合金装甲板で構成され、内側には防弾繊維があり、装甲の総重量は550kg、機腹部のチタン合金の装甲厚は50mm、全機の装甲総重量は1,315kgで、23mm徹甲弾の打撃が防御できる。A-10の2台のエンジンの間隔は距離が比較的大きく、同時に弾が命中して損傷する可能性は非常に低い。ファンボックスにも装甲の保護があり、1台のエンジンが打撃されて壊れた時、破片がもう1台に傷を及ぼすことはない。もし1台のエンジンが停止し、甚だしきに至っては命中弾を受けても、この機は飛行して基地に帰ることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国海警船は大多数が武器を配備しておらず、潜在的相手の艦・機に対し有効な威嚇を形成できない」)

中国海警はいかにすればやっとA-10攻撃機に対抗できるのか?

A-10攻撃機の性能によって我々は、A-10攻撃機は防御性能上非常に抜きん出ており、ほとんど12.7mmおよび14.5mm高射機関銃の攻撃からの免疫が持て、30mm口径以下の小口径高射機関砲であってもそれに対する脅威はごく限られていることを難なく見て取る。現在、中国海警船は非常に大きな部分が武器を配備しておらず、自衛武器を装備していても、多くは大口径機関銃や23/25mmの小口径機関砲で、この種の武器配置は明らかにA-10攻撃機に対し有効な威嚇をもたらすことができず、さらにはA-10の挑発行為を抑止することができず、これはおそらく米軍のA-10攻撃機があえて黄岩島付近空域に闖入した1つの原因の在処でもある。一方振り返って日米および韓国の海警船はと見れば、それは普遍的に40mmあるいは57mm主砲を装備しており、もし中国海警船も類似の武器が装備できたら、A-10攻撃機に対する威嚇力は倍加することになる。

実は、中国海警船の火力が弱すぎる状況を解決したければ決して難しくはない。幽州司馬の見たところ、現在黄岩島などの海域を巡航する中国海警船は、トン数が基本的に全て1,000トン以上であり、連装の37mmあるいは57mm艦砲を追加装備することが完全にでき、しかもこの種の火砲は操作が簡便で、海軍の中での保有量が大きく、非常に便利に中国海警船上に装備することができる。出費が少なく、効果が現れるのが早い措置と言うことができる。同時に、A-10攻撃機の挑発に直面し、中国海警船上には適当に一部の「前衛」系列あるいは「飛弩」系列の携帯式対空ミサイルを搭載してよい。ひとたび突発状況に遭遇したら、多数の携帯式対空ミサイルは有効にA-10攻撃機を打撃できる。当然、幽州司馬が述べてきた対応措置は単なる一時しのぎの策で、もし米軍の艦・機が依然継続して挑発し、あくまで解放軍が手を出すことを迫ったら、事態の発展はおそらくアメリカ人に制御できないものとなるだろう。(作者:幽州司馬)


 ちなみに「第1発目は撃たない」は、「だが絶対に相手に第2発目は撃たせない」と続きます。2発目はこちらが撃つ、即座に反撃したたみかけを許さない、という意味ですな。これは単なるこの筆者個人の意見ですが、過去全くの非武装だった海警船がはっきりと武装を始めており、重武装化する動きは当然考えられるでしょう。ただ携帯式対空ミサイルなどは発射されるまで実際に搭載されているかどうかすら分からないでしょうね。

5月11日

 フィリピン大統領選挙関連です。もう結果は出ちゃいましたが。

http://military.china.com/news2/569/20160509/22608943.html


アキノ、フィリピンの親中国候補者に警告:もし当選したらフィリピンを暴落させる

【グローバルネット報道 記者 初暁慧】 フィリピン大統領アキノは5月7日夜、ダバオ市長ドゥテルテに照準を合わせた講演を発表し、相手方の全部で3つの選挙宣伝期間における論争になる性質の言論を批判した。

正副大統領候補ロハスおよびロベルドの選挙前の勢いづけの大会でアキノは、国はドゥテルテの統治の下で暴落し、自分の政府が過去6年内実現したそれぞれの成果を捨て去るかもしれない、と警告した。

彼はさらに、自らはずっとドゥテルテがいかにして選挙前の世論調査の中で先んじ得ているのか分からない、何故ならドゥテルテは良好な行為とは完全に相反する人だからだ、とした。

アキノは、2010年当時、経済はアロヨ政権が間もなく終わる時に上昇を始めたが、現在の状況は逆だ、と考える。彼は次のように語る。「彼(ドゥテルテ)の大統領当選の可能性が増加するのと同時に、ペソの価値も下落を開始した。甚だしきに至っては株式市場も不安定化し始めた。」

報道によれば、アキノの言論は現場の見積もりで2万5,000人の熱烈な歓呼を獲得し、現場の人は大多数が黄色い上着を着て、かつ作戦のゼスチャーをした(頑住吉注:昔の「コリーサイン」みたいなやつのことですかね)。彼は次のように言った。「今日は選挙の宣伝最後の1日だ。月曜、我々は投票所に行って新たな領袖を選ぶ投票をする。まるで運命が手配したかのように、明日、全世界全てが母の日を慶祝する。我の母が我々に良好な行為は非常に良いことだと教え導いたのを回顧せよ。私の母は私に、悪しざまに罵るな、かつ我々の同胞を尊重せよ、と教えたことがある。」

彼が「私には4人の姉妹がいたので、私は女性を尊重しないではだめだと教え導かれた。私は真のキリスト教徒になるよう教育され、私は十戒を守るべきで、その中には『殺すな』が含まれる」と語ると、観衆は再度高い声で歓呼した。

彼は演説の中でこうも言及した。「私はこの演説をもって始める。何故なら率直に言って、これも私に考えさせたからだ。大統領候補者の選挙前世論調査の中で、ドゥテルテが先んじていた。彼の行為は良好な行為と相反する。彼は我々に対し真の発展変化をもたらす候補者だとも言った。」「だが彼の言う改変とは何か? 彼は、私はこの国家を整理する、と語る。だが私に言わせれば、我々の国家は真に破産したのか? 我々は2010年当時の候補者だ。我々の承諾は我々がより良いフィリピンを次の政府に残すことだった。」


 最後の段落は砕けた話し言葉過ぎて何言ってるのかいまいち分からないですが、アキノがドゥテルテを批判する心情はよく分かります。ただこの土壇場で切り札として使おうとするのがやはり自身の三世政治家としての身分だというところにやはりこの人の限界があったのかなという気がします。いずれにせよフィリピン国民は中国にはない民主的な権利をもって変革を訴える指導者を選び、政権交代が実現することになったわけです。次も関連する話題です。

http://military.china.com/important/11132797/20160509/22610220.html


中国、南海仲裁に対し「四不」の立場を示す すでに20近い国の確固たる支持を獲得

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国海軍052D艦、西沙海域に姿を現す」 なおこの記事のキャプションは全てこれと同じです。)

フィリピンは2013年1月に中国サイドに対し一方的に南海仲裁を提起しかつ強引に押し進めて今に至る。去年10月に仲裁法廷が管轄権につき裁決を出したのに続き、メディアは普遍的に今年6月末までに実体問題の最終裁決が出ると推測している。5月7日から8日まで、吉林大学が行った中国国際法学会2016年学術年会で、「南海仲裁案件」が再度世論の関心の焦点となった。外交部境界・海洋事務局副局長の肖建国は中国国際放送テレビ記者である侯晨の特別インタビューを受けた時、仲裁案件は法律の隠れ蓑をまとった政治的どたばた劇で、いかなる法的効力も持たず、中国政府の受け入れず、参加せずの立場は正しい、とした。

3年あまり以来、中国政府は「受け入れず、参加せず」の立場の下、自らの領土主権と海洋権益を断固防衛し、中国・フィリピン間の関連の争いの解決は直接の談判という正しい道によるべきだという立場を堅持し、「国連海洋法条約」などの国際法の尊厳と権威の維持保護を堅持し、フィリピンの仲裁の強引な推進と騒ぎ立てに熱中する一切の行為に鮮明に反対し、いわゆる仲裁法廷が管轄権が欠けていることにかえりみず仲裁プロセス推進を強行する一切のやり方に鮮明に反対し、いかなる国がフィリピンや仲裁法廷のために応援しバックアップする言動にも鮮明に反対してきた。外交部境界・海洋事務局副局長の肖建国は次のように考える。中国の立場は「四不」に帰納できる。「すなわち受け入れず、参加せず、承認せず、執行せずである。(頑住吉注:中国語では「不接受、不参与、不承認、不執行」)私は我が国政府のこの立場は変わらず、しかも充分な法的根拠があると思う。完全に我が国の領土主権の防衛、国家主権平等の原則の防衛のためであり、海洋法条約の完全性、権威性を防衛するためでもある。」

肖建国は次のように指摘する。中国サイドが「四不」の立場を取るのは、フィリピンの一方的な仲裁提起は国際法に違反し、悪意に「条約」の強制争い解決プロセスを適用および濫用しており、しかもフィリピンが建立を請求した南海仲裁案件の仲裁法廷自身も合法性と公正性を欠いているからである。中国が仲裁を受け入れず、参加せずなのはまさに国際法治を防衛する正義の挙である。

(頑住吉注:これより2ページ目)

最近非常に多くの世論は、仲裁法廷の出す最終裁決は中国サイドに対し不利かもしれず、中国は比較的大きな圧力に直面することになる可能性がある、と推測している。特にあるメディアは、ひとたび仲裁法廷が中国サイドに不利な裁決を出せば、南海で同様に中国と領土紛争を有するベトナムに対しいわゆる模範を示す効果を示すかもしれない、と心配する。これに対し肖建国は次のように言う。「フィリピンサイドが提起した仲裁に対し、中国サイドはすでに断固反対の立場を表明している。我々はその他の国が追随して仲裁を提起することにも断固反対で、このようにすれば中国とその国の関係に全面的な損害を及ぼすことになる。これは双方いずれも見たくない結果であり、我々は努力してこの種の状況の発生を阻止もする。私が強調したい一点は、中国とベトナムは以前一連の二国間文書の中で、いずれも明確に、双方は平和的談判という方式によって双方の争いを解決する必要がある、と承諾していることに他ならない。もしベトナムサイドがこの仲裁の請求を提出したら、ベトナムが中越二国間協定に違反したことになり、自らが忠実に守る承諾に違反したことに等しい。これは国際法上受け入れられないことだ。」

現在、中国の受け入れず、参加せずの立場はどんどん多くの国の理解と尊重を得つつあり、すでに20近い国が明確な支持を表明している。また、我々は国際仲裁の結果は今年6月末までに出される可能性があり、まさにフィリピン大統領選挙のデリケートな時期にあたる、ということにも注意する。フィリピンの南海仲裁案件に対する立場は候補者の態度の違いゆえに改変するのか否か? 肖建国は次のように考える。「中国とフィリピンには歴史上かつて非常に友好的な関係があり、アキノ就任後に親米で中国を疎遠にする政策を採ったために疎遠なものに変わっただけである。特に2013年に提起された国際仲裁は、両国関係をどん底に落とした。私は、フィリピンの何人かの大統領候補者の関連の態度表明に注意した。あるものは継続して仲裁を推進すると言い、あるものは両国の間では談判を探求する必要があると言っている。だが短期的に見て、アキノの政治遺産は継続していくと見積もられる。何故なら仲裁の提起は彼らの国策だからである。だが長期的に見れば、中国とフィリピンは結局のところ隣国なのであって、両国はやはり友好的に話し合って協力する必要がある。多くのフィリピンの有識者はこのように見ている。」


 裁判所に管轄権がないのに裁判している、という主張は多くの国には説得力を持たないでしょうし、極力双方の話し合いで問題を解決する合意があってもその方法では問題解決ができないと見極めをつけた時点で裁判にするというのは少なくとも正義に反することではないと思われ、私は中国の主張を全く支持しません。しかしフィリピン国民が仲裁に反対する候補者を当選させた以上、もちろんそれだけが選挙の争点ではなく、また裁判の手続き的に現時点でできるかどうか分かりませんが筋としては訴えを取り下げてもしかたがないでしょう。それが中国にはない民主主義というものです。ベトナムに関してはそもそも中国と同じ一党独裁の国であって、仮に訴えてもフィリピンと同様の気持ちで支持することはできないですね。

5月12日

 中国の無人機関連です。

http://military.china.com/kangzhan70/zhjw/11173869/20160509/22607534.html


多くの国が中国のこの武器を買うために血眼 それにもかかわらず専門家はこのように評価!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2発の空対地ミサイルが搭載できる彩虹-3型無人機」)

最近、フランス通信社、イギリスの「デイリーポスト」、アメリカの「安全保障業務の世界」ウェブサイト、マレーシアの「星報」、パキスタンの「フォーラム報」など60あまりの国際的メディアが、「彩虹」系列無人機の国際市場での目を奪うパフォーマンスを集中的に報道した。報道は、十何カ国かが大金を費やして「彩虹」系列無人機を購入しており、さらに中国は先進的なレーザー制御誘導弾薬が発射できる無人機を売り出す見込みだ、とする。現在、「彩虹」はすでに中国軍用無人機輸出領域における第一の大家族となっている。よく売れる「彩虹-3」型無人機の他、「彩虹-4」型無人機もすでに少なからぬ受注を獲得している。少なからぬ国のユーザーが列をなして中国航空宇宙空力技術研究院が彼らの発注した「彩虹」系列無人機を引き渡すのを待ち焦がれている。

「彩虹」系列無人機は非常に高いコストパフォーマンスを持ち、全体的な技術・戦術指標も国際市場の主流たる製品と優劣がないが、中国の無人機専門家はそれでもそれには2つの大きな不足のところがある、と直言する。まずエンジンというこのカギとなる重要領域で、「彩虹」無人機上のターボプロップエンジンは推力:重量比というこの指標の上で国外の先進的な製品とまた短くない距離がある。次に、アメリカの無人機に比べ、「彩虹」無人機は作戦体系の建設の上で依然努力を必要とし、例えば情報キャッチ、情報処理、および目標識別など「ソフトウェア」で、中国はまだ国外の同業者から学ぶ必要がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「展示会で公開展示された彩虹-4型無人機」)

「彩虹」系列無人機の性能はどうなのか?

「彩虹」系列無人機は中国航空宇宙空力技術研究院が、空気動力学および飛行力学方面の技術的優勢に頼って、2000年に無人機というこの新型飛行機領域への進軍後に研究開発した多種の類型の無人機である。こうした無人機は寸法が小から大まで、離陸重量が軽から重まで、応用方面では各種形式の偵察監視から攻撃などまで、比較的完備された体系を形成している。

(頑住吉注:これより3ページ目)

その中で、彩虹-3A無人機は偵察・打撃一体化システムで、偵察や地上の固定および移動目標に対し正確打撃を行うのに適用され、光電子偵察搭載荷と2発の空対地ミサイルが搭載でき、攻撃精度は1.5m未満で、GPS正確制御誘導爆弾を搭載して対地攻撃もできる。彩虹-4無人機は中高度長航続時間偵察・打撃一体化システムで、地上および海上目標に対し偵察と打撃が行え、システムは4発の空対地ミサイルを搭載し、攻撃精度は1.5m未満である。一方彩虹-802は超近距離小型無人偵察機システムで、手で放る、あるいはカタパルト模式の発進、落下傘降下による回収を採用し、その離陸重量は6.5kg、実用上昇限度は4,000m、目標位置決定精度は80mに達し、航続時間は1.5時間、巡航速度40〜70km/hである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「兵個人により携帯され得る彩虹-802超近距離小型偵察無人機」)

「彩虹」系列無人機はいかにして弱点を補うか?

幽州司馬の見たところ、もし「彩虹」系列無人機の2つの不足のところを補うことは、実は決して難事ではない。動力方面では、中国はターボプロップエンジン領域でまだ歩み始めの段階にあるが、小型ターボファンエンジンにはすでに長足の進歩があり、この点は国産遠距離巡航ミサイルの配備から見いだすことができる。将来、「彩虹」系列無人機は完全に小型ターボファンエンジンに換装でき、このようすれば長い航続距離の需要を満足させられるだけでなく、さらに同時に「彩虹」系列無人機の最大飛行速度を高めることができる。

一方「彩虹」系列無人機の「ソフトウェア」方面では、幽州司馬は科研部門は国外の成熟した技術を学習する必要がある他、さらに極力自らに属する「目玉商品」を開発すべきだと考える。現在、無人機の応用はただ単なる非常に初級の段階にあり、その自身の能力の極限に到達するにはほど遠い。将来、無人機は完全にビッグデータ、クラウド計算、C4KISR技術の助けを借りて、自身を戦場の節目となるポイントに変えることができ、したがって軍隊が自身の戦闘力を発揮する力量倍増機となる。(作者:幽州司馬)


 中国の無人機技術が進み、多くの国が購入し、実際の使用経験が改良に生かされ、日本の遅れはどんどん広がっていきそうです、

 ロシア空母関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160509/22609515.html


ロシアの「クズネツォフ」号空母、ミグー29Kを搭載して試験を開始へ

[海軍認知ネット2016年5月6日の報道による] ロシア国防大臣ショイグが5月4日のある会議で言ったところによると、ロシア海軍11435型空母「クズネツォフ」号は今年7月1日以後新型艦載機の搭載試験業務を開始する。ショイグは、「7月1日までに、『クズネツォフ』号空母は固定翼戦闘機とヘリの搭載試験準備を整えておくべきで、これはこの空母が作戦配備の準備を行う1つの重大な事項である。」と語った。

この前の報道によれば、「クズネツォフ」号空母はロシア西北部に位置するムルマンスクの第35造船工場で関連の修理整備および技術的準備を行っているところである。また、ロシア海軍はさらにタス通信社に向け、「クズネツォフ」号空母の弾薬システムはグレードアップを行い、もって今後新型対空ミサイルを備蓄し得るのに便としているところである、と明らかにした。

今年4月、ロシアのある当局者はタス通信社に向け、「クズネツォフ」号空母は今年の秋に地中海東部海域に行き、その時その搭載する艦載機の中にはミグー29K戦闘機が含まれることになる、と明らかにした。ミグー29Kはかつて2009年に「クズネツォフ」号上で試験飛行を行ったが、ロシア艦隊の中で作戦配備を行ったことは全くない。(中国船舶工業総合技術経済研究院 東東)


 インドの艦載機と同型なんでしょうが、殲ー15とのいろいろな面での優劣が気になります。

5月13日

 中国の武装ヘリ関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160411/22403884.html


武直ー10は何故米軍の「コブラ」に学んで橇式発着架を用いないのか?

武装ヘリの運用の上で、アメリカは経験が最も豊富、レベルが最高の国である。しかしアメリカ海兵隊や陸軍のAH-1、AH-64武装ヘリは明らかに異なる発着架の設計方式を採用しており、2機種とも非常に成功し、多くの国に装備されずっと今日までそのまま用いられている。一方中国の武直ー10へりは、何故AH-1系列に似た橇式発着架ではなくAH-64により似た車輪式発着架を採用しているのだろうか?

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「武直ー10」)

AH-1「コブラ」系列が採用する橇式発着架最大のメリットは構造が簡単、加工が廉価、維持保護の要求が極めて低いことである。それは弓形のビームを主要な緩衝および支持構造に採用し、滑り管あるいは滑り管の下方の磨耗防止板によって地面と接触する。ヘリの底部との間は、ゴムの緩衝クッションが付属したクランプで連結が行われる。

強調を必要とするのは、橇式発着架は絶対に単なる硬質フレームではなく、ヘリの降着、墜落時の衝撃を緩衝し、ヘリの発着時に機体の動力システム(エンジン、減速機、ローターの作動)の震動を削減する必要がある、ということである。また日常の使用中の機体構造の急速な損壊を避け、機体墜落時の人員の生還確率を増大させ、しかもヘリと地面との連動した共振がヘリの深刻な損壊、甚だしきに至っては解体をもたらす可能性を消し去る必要がある。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「AH-1ヘリは専用の補助工具で地面の上を牽引して動かす必要がある」です。ただし画像のうち1枚は「許可を経ておらず引用不可」と表示されてます。)

このため橇式発着架は非常に弾力性に富むだけでなく、しかもその構造はきっと下、外に向け伸展するのであって、真っ直ぐに上下するのではない。このようにすると自動車の板車(トーションビーム)サスペンションの力を受ける効果に似たものを形成し、またヘリの接地の幅を拡大することができ、傾斜した地面に降着するなどの状況下での安定性向上に有利である。

しかし橇式発着架が自身の変形のみに頼って吸収できるエネルギーには限りがあり、しかも一方においてはそれは平時地面における移動を非常に面倒なものに変え、車輪が付属した支持架あるいは小さなトレーラーで、補助牽引を行うことが必須である。もう一方ではそれは滑走しての発進あるいは着陸を行うのが非常に難しい。このためヘリのトン数の増加と共に、橇式発着架の極限性はどんどん大きくなる。小型や超小型ヘリ内での比率は非常に高いが、中型ヘリ内になると非常に少なくしか見なくなる。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「AH-64アパッチヘリ系列は後三点レイアウトの車輪式発着架を採用している」です。)

このためAH-1「コブラ」というこのプラットフォームの設計年代が早く、コストの制限が大きい(当初は廉価な汎用ヘリを基礎に開発されたベトナム戦争の応急機種)特例を除き、各国の武装ヘリが普遍的に採用するのはいずれも車輪式発着架の設計である。この種の発着架は普遍的に油圧、ガス圧緩衝機を主要な緩衝構造として採用し、衝撃や振動に対する吸収率を80〜93%に到達させることができる。

車輪式発着架の橇式発着架に比べての複雑さは、支持構造と緩衝設計の上にあるだけではなく、さらにいくつかのその他の問題を包括する。例えばヘリの駐機以後、自動車の「スリップ」に似たような状況の発生を防止する、あるいは滑走着陸の距離を短縮する、滑走による離陸を強制的に終わらせるため、全てブレーキ制動システムが付属することが必須である。

(頑住吉注:これより4ページ目。画像のキャプションは「画像:車輪式発着架を採用する優勢の1つは、ヘリが大重量の滑走補助離陸を行う、あるいは非常に乱暴な減速しながら接地する着陸が行えることである。米軍が公表する特殊部隊の行動のビデオの中では、しばしばブラックホークヘリが時速数十kmの速度をもって地上にぶつけて止まるまで一路滑走し、しかる後に特殊兵が機内から騒がしく出てくるのが見られる。」ですが、これも画像表示されないですね。)

しかも地上の運動(地上の移動、発着時の滑走が含まれる)の時、ヘリの方向制御能力を増加させるのため、ヘリの方向制御原理には戦車同様の原理を用いることが必須である。すなわち、左に旋回するには左側の車輪にブレーキをかけ、右側には制限をしない。右に旋回するには右側のタイヤにブレーキをかけ、左側は制限しない。

国内の武直ー10ヘリは総トン数は決して大きくないが、それにはAH-1研究開発時の特殊な時代の背景もなければ、コストの問題あるいは技術能力ゆえに安全性、使用の柔軟性を制限する需要もなく、このため車輪式発着架の採用が最も合理的なやり方だったのである。


 中国軍は比較的小型の武直ー9も車輪式ですが、自衛隊では橇式のコブラと車輪式のアパッチが混在していますな。

5月14日

 直接軍事関連じゃありませんが

http://military.china.com/important/11132797/20160512/22631241.html


韓国メディア:中国の造船業、日韓を超え世界第一となる 受注は全世界の半分を占める

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国の造船業」)

参考情報ネット5月12日の報道 韓国メディアは、中国の造船企業は今年以来すでに世界造船市場の半分を占拠した、とした。全世界の船舶の発注が去年の同時期の30%の水準まで暴落するという状況下で、中国造船業は韓国と日本を引き離して第一位となっている。

韓国の「朝鮮日報」ウェブサイト5月11日の報道によれば、イギリス造船、海運分析機構であるクラークソンは5月10日、今年年初から4月末まで、全世界の造船市場の114隻の船の受注の中で59の受注が中国造船業によって持って行かれた、とした。「修正総トン(CGT。船舶の建造難度を考慮した計測単位)を根拠に計算すると、中国造船業の市場占有率は49.3%で、去年の同時期はたった21%だった。

報道は、今年年初から4月末まで、韓国と日本はそれぞれ9隻の船(19万修正総トン)および8隻の船(17万修正総トン)の受注を手に入れ、占有率はそれぞれ5.1%および4.6%で、韓国と日本の去年の同時期の市場占有率はそれぞれ34%および32%だった、とする。韓国のあらゆる造船工場は4月においていかなる受注も手にしていない。一方日本は4月において2つの受注を手にし、その占有率はCGT基準に照らせば3.7%に達する。

韓国のHI投資証券研究員である崔光植(音訳)の分析は、「中国造船企業は中国政府の受注を一手に引き受け、一国のみ大きいという局面が出現している、と考える。

中国の造船企業は3月と4月、それぞれ中国企業から20隻、40万搭載重量トン級(DWT)バラ積み貨物船(96万修正総トン)の受注および10隻の40万搭載重量トン級(48万修正総トン)のバラ積み貨物船の受注を手にした。


 最後の文意味分かんないんですが後者は中国企業以外からの受注ということでしょうか。この問題は日本経済全体にもある程度の影響を与えるほど大きそうですね。中国の人件費も上がっていますし、この傾向がそのまま続くとは限らないと思いますが。次も中国の造船関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20160510/22618202.html


中国最大の10万トン級半潜水船「光華口」号、スムーズにドックを出る

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションはタイトルと同じです。)

4月30日、広船国際が中遠航運のために建造した中国最大の9万トン級半潜水船『光華口』号がスムーズにドックを出た。

半潜水船は半潜水式母艦とも言い、大型海上石油ボーリングプラットフォーム、大型艦船、潜水艦、ガントリークレーン、あらかじめ製造した橋梁の構造部品など超越的に長い、重い、だが分割して吊して運ぶことができない超大型設備を輸送するのに専門に従事する特殊海運船舶である。それは本体のバラスト水の調整により、貨物を搭載する甲板を水中に沈め、もって運ぶ必要がある特定貨物(例えばはしけ、ヨット、艦船、ボーリングプラットフォームなど)を指定の位置から半潜水船の貨物を搭載する甲板上に浮かべて入れ、貨物を指定の位置まで輸送するのに便とする。

一方戦時においては、海軍は半潜水船を利用して機動上陸プラットフォームとしてホバークラフト、戦車および海兵隊員を投入して遠海上陸任務が執行できる。中国はオランダに続く第2の自力航行式半潜水輸送船を建造する国である。

「光華口」号はDP2動力位置決定システムを採用し、2軸、ダブル舵推進を使用し、艦首と艦尾の2組の側面推進装置を配備している。この船は2015年11月7日にドック入りし、ドック内で全部で312個の分段の吊しての組み込みを完成させ、吊して組み込んだ鋼板の総重量は5万トン近い。ドックを出る前になって、あらゆる分段の溶接が基本的に完成し、溶接後の検査の完成率も90%以上に達した。

この船は全部で118のバラスト室があり、ドックを出る前すでに71のバラスト室が検査を終え、合計で99の船室と燃料タンクの水密試験が完成している、とされる。全船の電気ケーブルの敷設が300km近く完成し、全船の電気ケーブル総量(約420km)の72%を占め、全船の設備ライン敷設率は約25%、大型設備、艦首・艦尾キャビンの設備装備率は約90%である。

今回ドックを出ることは、この船の建造が段階性の勝利を獲得したことを象徴的に示しており、同時に埠頭の生産作業の全面推進をも意味している。「光華口」号の輸送能力は極めて強大で、大量の大型建設設備、人員および物資などが輸送でき、有効に中国の海上支援保障能力を向上させることができ、我が国が遠洋業務建設の利器となる。


 南シナ海の軍事基地化にも大いに活躍する、というわけでしょうね。

5月15日

 中国の無人機関連です。

http://military.china.com/news/568/20160513/22641593.html


中国の小型艦載無人機、北斗を整合 監視コントロール範囲、100kmに達する

【グローバル時報総合報道】 5月11日〜13日に北京で行われた第10回中国国際安全保障業務電子展示会で、多種の民間用電子装備が非常に人の関心を集めた。

例えば雷科防務社は光電子設備およびレーダー偵察設備、北斗位置決定システムなどを小型無人機上に整合し、海警船、辺境警備パトロール隊あるいは偵察兵のために詳細で正確な目標情報が提供できる。同社の社長である劉峰は説明し次のように語る。例えば中・小型海警船は多くがヘリを発着させることができず、周囲に対する探知計測範囲が非常に限られている。この種の総合偵察設備を配備した小型無人機には発着の制限もなければ、地上コントロール設備も非常に小型精巧で、同時に4機の無人機をコントロールして周囲100kmの範囲内の監視コントロール動画をリアルタイムに伝達してくることができ、それはスマートにユーザーの要求を根拠にして、動画の画面内で工場の建物、橋梁、兵営あるいは特殊船舶、車両など興味を感じるデリケートな目標を自動的に識別することさえでき、もはや分析人員が長時間スクリーンを注視する必要がない。

同社の対小型無人機監視レーダーは現在日増しに深刻化する消費クラス無人機の脅威に照準を合わせている。このレーダーは6km離れて禁止区域に接近するミニ無人機を識別し、しかる後にセットされた電磁欺瞞システムを用いて「闖入者」を強制着陸させ、自殺式任務を執行する無人機が周囲に対し傷害をもたらすのを避けることができる。

【グローバル時報記者 馬俊】


 「電磁欺瞞システム」というのが気になります。いわゆる電磁妨害で墜落させるんでしょうか、それとも偽の命令を発して着陸させるんでしょうか。

 フィリピン関連です。

http://news.china.com/international/1000/20160513/22641564.html


フィリピン、「政治王朝」を見せる ドゥテルテの子女が市長に当選

【グローバル時報駐タイ国特派記者 兪懿春】 ドゥテルテが選挙でフィリピン大統領に当選したのに続き、ダバオ市地方選挙の結果が11日正式に発表され、彼の娘と息子がそれぞれ圧倒的優勢をもって正副市長に当選した。

ダバオ市選挙集計委員会は11日正式に、ドゥテルテの娘サラ ドゥテルテが58万票近い高い得票数をもって次期市長に当選し、息子のポール ドゥテルテが52万票の高い得票数をもって時期副市長に当選したと宣言した。サラ ドゥテルテはかつて2010年から2013年の期間にダバオ市長を担当したことがあり、彼女は同市の歴史上初の女性市長でもある。

ドゥテルテ一家はダバオ市の権力を連続して掌握して数十年で、ドゥテルテがダバオ市長に当選する前、その父親はかつてダバオ州知事を務めて20年の長きにわたった。ドゥテルテ本人は前後5年ダバオ副市長、22年ダバオ市長の任にあった。2015年、ドゥテルテは土壇場になって選挙に出馬しダバオ市長を連続して務める計画を放棄し、大統領職をめぐる戦いに名乗りを上げる決定に転じた。サラ ドゥテルテはその後、「バトンタッチ」してダバオ市長選挙に参加した。ドゥテルテは、自らの娘を市長選挙に参加させたのは、自らの「ダバオ市に対する改革」を継続することを希望したのだ、とした。来月30日、ドゥテルテは正式にフィリピン大統領に就任するが、その時ダバオ市長の職務は正式に娘に引き継がれることになる。

「政治王朝」はフィリピンでは比較的普遍的な現象で、各自の利益に関わるため、「反政治王朝」(頑住吉注:日本風に言えば世襲禁止ですかね)法案はフィリピン議会で棚上げされてすでに30年あまりとなり、この法案の主旨は腐敗した政治家族が権力に留まるのを禁止することにある。ドゥテルテの家族の他、現任副大統領ビネの家族も長期間メトロマニラ地域の金融の中心であるマカティ市の権力を掌握し、ビネは今回の大統領選挙の中で敗北したが、彼の末娘はマカティ市長に当選しており、娘婿は下院議員に当選し、またもう1人いる娘は現任の上院議員である。

「フィリピン星報」ウェブサイト去年6月の報道によれば、ドゥテルテは当時、自分は「政治王朝」に反対しない、とした。彼はインタビューを受けた時、「反政治王朝」法案は父母、子女、兄弟姉妹が公職の選挙に参加するのを禁止し、彼らが候補者になる権利を妨害しようとしており、これも非民主的だ、とした。


 世襲問題は難しいですよね。長期的に個人や一族が権力を握り続ければ腐敗が生じやすくなるのは明らかですが、腐敗が嫌だというなら選挙民がその人に投票しなければよく、選挙民がトータルで判断して民主的にその人を選出しているならそれでOKとも言えるわけです。今被選挙権年齢の引き下げも話題になっていますが、これも筋から言えばその人が若すぎると選挙民が思ったら投票しなければいいだけで、年齢制限をなくしてもいいとも思えますが、本当にそれでいいのかなという気もします。ただ言うまでもありませんが日本、フィリピンとも政治制度に程度の差はあれ問題があるでしょうが、国民に候補者を民主的に選択する権利のない中国に言われる筋合いは全くありません。

 インド関連です。

http://military.china.com/news2/569/20160513/22641914.html


インドメディア:ラファールの契約価格、72.5億ユーロに下がる すでに最低価格

【グローバルネット総合報道】 「インド時報」5月12日の報道によれば、「ラファール」戦闘機の交易は価格問題が原因ですでに暗礁に乗り上げて数ヶ月の長きにわたるが、最近フランスがインドに向け提出した新たなオファー価格はこの交易に新たな進展を出現させる可能性がある。この価格オファーの中でインドは72.5億ユーロ(約536.8億人民元に相当)しか払う必要がなく、もう36機の「ラファール」戦闘機を購入することができる。

報道によれば、(頑住吉注:貿易に関する専門用語が意味不明)だが、フランスが提出したこの新たなオファー価格は現在まで「ラファール」戦闘機の最低価格である。談判に参加する当局者は、フランスの最新の価格オファーは2週間前に提出されたもので、インド政府が「ラファール」戦闘機を購入するのために提供されるフランス政府最後の価格オファーかもしれない、とする。

報道は、このオファー価格は以前の88億ユーロから大幅に削減された後の価格で、この交易の数字はモーディ政権の重大な勝利と見なされる、とする。

談判に参加する当局者は、この談判はインドが価格オファーに返答した後にやっと新たな進展が取得でき、インド・フランス双方は5年の長きに渡る戦闘機アフターサービスパックも談判中だが、その前の談判の時はこの時間が10年だった、とする。消息筋の人物は、武器サービスパック契約は慣例に照らして別に締結が行われるが、元々の需要はすでに変更されている、とする。

消息筋の人物はさらに、36機の戦闘機に72.5億ユーロというオファー価格の中には「相殺」条項も含まれ、すなわちフランスのダッソー飛行機製造社およびタレスグループがインド国防および安全保障業務部門に投資できる。

「相殺協定」は軍事および航空宇宙領域でよく見られる貿易形式である。この協議は一般に製品あるいはサービスを提供する売り手も買い手の元から一定の比率の製品あるいはサービスを購入することが要求される。非常によく見られるが、一部の分析者は、この種の協議は保護主義的措置である、と考える。(実習編集翻訳:于倩 原稿審査:タンリーヤー)


 貿易に関する専門的な部分が知識不足で分かりませんが、インドのラファール購入が実現する可能性は上がったわけでしょう。値を最低まで下げたということはフランスもぜひ売りたいわけでしょうし。



















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