コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその203

10月17日

http://military.china.com/jctp/11172988/20161014/23771176.html

 ロシアのセキュリティショーで展示された銃器の画像集です。ちなみにタイトルは「ロシアの全く新しいスナイパーライフルのバレルはこんなに太い?」ですがサイレンサーに決まってるでしょうが。

 中国の新世代戦車関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161007/23709729.html


初めて明るみに:中国、第4世代メインバトルタンクを研究開発中

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「盧仁鋒と彼の特製溶接用マスク、手袋」)

中央テレビ局が10月3日に放送した「大国工匠」第2集の番組は、無意識のうちにある情報を明らかにした。中国は第4世代メインバトルタンクを研究開発中なのである。「南国朝刊」10月5日の報道は、公開の資料は、これは中国当局メディア初の、我が国が第4世代メインバトルタンクを研究開発中であることの事実確認であることをはっきり示している、とした。

(頑住吉注:原文ではここに、盧仁鋒という人が事故で片手を失いながら努力して一流の溶接工として頭角を現し多くの困難を克服した、といった内容があるんですが全然どうでもいいんで省略し、3ページ目の内容から紹介します。そもそもこの番組の中で具体的にどういった形で第4世代メインバトルタンクを研究開発中であることに言及されたのかにも全く触れられてません。)

「SF」的第4世代メインバトルタンク

また、「大公報」は10月4日、「大国工匠」が明らかにした第4世代メインバトルタンクの情報につき、北京の著名な軍事専門家である劉江平にインタビューした。

劉江平は、第4世代戦車の性能の向上は全方位となり、それは未来型戦車である、とした。それは光電子設備が昼夜一体化を実現すると見られ、つまり夜間の行動能力が白昼同様の水準に到達し、また敵サイドのミサイルは妨害を受けたために照準線を離れ、非常に大きく我が方の防御能力が向上するだろう。

劉江平は、第4世代メインバトルタンクの技術状態は世界で最も新しい概念上の戦車と一致し、それは未来型戦車で、それは概念型のSF戦車を現実に変えることになる、とした。まず、この戦車は情報化を非常に強調するに違いなく、その光電子設備は昼夜一体化を実現し、つまり夜間の行動能力が白昼と同様の水準に到達すると見られる。次に、情報化水準の向上により、その乗員は減少することが必定で、2人だけになる可能性が高く、同時にその重量も非常に大きく低下する。

「中国の第4世代戦車の防御能力はには極めて大きな向上があると見られる。」 劉江平は、伝統的な硬質装甲の他に、その敵サイドのミサイルに対する妨害能力も非常に大きく向上する、と語る。何故なら第4世代戦車が光電子設備を使用すれば、敵サイドのミサイルは直ちに妨害を受けたため照準線を離れるからで、このため我が方の防御能力が向上を獲得するのに等しい。

劉江平はさらに次のように指摘する。第4世代戦車の主砲のエネルギーにも極めて大きな向上がある。その口径は絶対に125mmにとどまらず、130mmに達する可能性が高いと見られる。またそれが発射する砲弾の種類は3種から5種にまで増加する可能性がある。その射程は倍に向上し、2,000mから4,000〜5,000mにまで向上する可能性が高い。その打撃目標の類型もずっと増加すると見られる。

今回の中央テレビの報道の前、中国第3世代メインバトルタンクである99Aの総設計師の毛明は2015年にかつて2人乗員戦車の概念と全体方案を提出し、新世代戦車の能力に対する要求をシステマチックに説明し、一体化情報システム方案、多武器協同打撃の火力システム方案、一体式高出力密度推進システム方案、全次元総合防御システム方案、公共設備管理システム方案をシステマチックに設計した。

当時、中国のハイランクの科学普及雑誌「科学中国人」もまた、毛明が提出した2人乗員全体方案とそれぞれの主要システム方案は、すでに新世代戦車の重大背景プロジェクトの主方案として研究が行われている、とした。

劉江平は大公報に対し、中国のこれまでの3世代の戦車は全て伝統を偏重していたが、第4世代戦車は未来型戦車に属し、その性能の向上は全方位の飛躍であり、甚だしきに至ってはそれは概念型のSF戦車を現実に変えるものになると予測できる、と語った。

(頑住吉注:これより4ページ目。画像のキャプションは「第4世代メインバトルタンクの想像図」です。)

第4世代メインバトルタンクの特徴

1、主砲の口径は130mmに達し、発射される砲弾の類型は3種から5種にまで増加し、射程は2,000mから4,000〜5,000mにまで向上する。

2、2人乗員レイアウト。

3、光電子設備が昼夜一体化を実現し、夜間行動能力が白昼同様の水準に到達し、また敵サイドのミサイルは妨害を受けるため照準線を離れ、防御能力が向上する。

4、一体化情報システム:車間情報共有、プラットフォーム任務総合、部品の自動化および状態の監視測定、情報化設備の標準化、デバイス自主コントロール可能、統一指揮コントロール、態勢共有、協同攻防、総合保障などの機能を具備する。低い探知計測可能性を実現(ステルス)。

5、多武器協同と打撃の火力システム:戦車自身の火力汎用、および戦車部隊、合成大隊の火力汎用。

6、一体式の高い出力密度の推進システム:機械・電気複合伝動

7、全次元総合防御システム;アクティブ防御システム、ステルス、非通常装甲、煙幕遮蔽、二次効果防御およびABC防御を含む


 まあ書き方からして研究開発といってもまだ基礎研究レベルなのではという感じですが、アメリカやドイツでの研究はどれだけ進んでいるんですかね。

10月18日

 日本関連です。

http://news.china.com/international/1000/20161016/23774281.html


日本の戦闘機の緊急発進の回数、半年で594回に達す 7割は中国に対するもの

視察者ネット総合:日本の防衛省連合参謀部すなわち統合幕僚監部が14日に発表した情報によれば、今年度前半(4〜9月)航空自衛隊の戦闘機は領空を侵犯する可能性がある中国の飛行機に対応するため407回緊急発進し、去年の同時期の231回に比べ76%増加し、史上最高記録を作った。

航空自衛隊の外国の飛行機に対する緊急発進は合計594回で、これも新記録を作った。中国の飛行機に対する緊急発進の回数は総数の7割近くを占める。

共同通信社は、9月25日中国軍実戦機が初めて沖縄本島と宮古島の間の公海を飛び越えたなどを含め、中国軍機の日本近海上空での活動が日増しに頻繁になっている、とする。日本サイドは中国が力を入れて機体の近代化を推進し、意図的にその東海および西太平洋に向けての進出を顕示している、と考えている。

報道は、中国のすぐ次なのはロシアに対する緊急発進で、180回に達し、前年同時期に比べ72回増加した、とする。また台湾の飛行機に対する緊急発進が5回、その他は2回である。こうした飛行機はいずれも日本の領空を侵犯していない。

報告が明らかにしたところによれば、機種方面では、中国の多くは戦闘機で、ロシアの多くは爆撃機である。

空軍自衛隊(頑住吉注:原文ママ)各方面の緊急出動の回数から見ると、釣魚島を担当する那覇市に駐屯する南西航空混成団が382回出動し、全体の回数の64%を占める。その次は青森三沢市に駐屯する北部航空方面隊で161回だった。

今年7月4日、中国国防部ニュース局はかつて、「6月17日、中国軍の2機のスホーイー30戦闘機が東海防空識別圏で定例性の巡航をした。日本の2機のF-15戦闘機が高速で接近して挑発し、甚だしきに至っては火力コントロールレーダーをONにして我が方に対し照射した。我が軍機は果断に対応し、戦術機動などの措置を取った。日本機は赤外線妨害弾を投下して逃げ去った。」と明らかにした。

日本のF-15飛行機にはすでに普遍的に金属疲労が存在

今年6月30日に日本の自衛隊統合幕僚長の河野克俊は珍しく自ら第二四半期の航空自衛隊機の中国軍機に対する緊急発進の回数を発表した。

当時ある分析者は、解放軍は日本の飛行員の意志をすり減らしているだけでなく、しかも不断に日本のF-15戦闘機の寿命を消耗させている、と指摘した。F-15戦闘機は日本が1980年代にアメリカから導入したもので、レーダーでも、金属疲労の程度でも、いずれもすでに寿命の極限に到達している。

日本のF-15戦闘機が現在頻繁に出動するにつれ、その機体の構造強度がどんどん劣ったものになり、一部のF-15戦闘機の機体には亀裂さえ出現しており、非常に多くの日本の戦闘機飛行員はあえてあまり大きな機動動作をせず、F-15戦闘機が部品を落下させるのをひどく恐れている。

2011年7月、かつて1機の沖縄那覇空軍基地から飛び立った日本の航空自衛隊のF-15J戦闘機が中国空軍のスホーイー27と空戦するシミュレーションをしている中その場で分解し、爆発して墜落した。

この機の僚機の飛行員は直ちに那覇飛行場に引き返し、金属の傷を探査する試験を経て、F-15J戦闘機の主翼には亀裂が出現していた。同月日本の航空自衛隊はF-15Jを全部飛行停止にした。調査の結果F-15Jには普遍的に金属疲労が存在することが分かり、日本の飛行員は一度飛行を拒絶した。


 急激な機動ができないとパイロットの技量にも影響するでしょうし困ったもんですな。

10月19日

 イランがコピーした中国の対艦ミサイルがアメリカの艦を攻撃したとされる一件関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20161014/23771013.html


アメリカの艦に迎撃の必要なし 中国式ミサイルは軽くかわせる? ネット仲間大騒ぎ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「イランが展示した量産型『勝利』対艦ミサイル。外形上中国のC-802対艦ミサイルとほとんどうり二つで、パクリ版のC-802と考えられている。『勝利』は今回のアメリカの艦に対する攻撃の主役と考えられている。」)

先日アメリカ国防省は、米軍の艦は電子対抗だけに頼ってもう2発のイランの中国のを模したミサイルを海に落とした、と声明した。ある分析は、この情報は「人を驚愕させ」、米軍の電子戦水準の進歩が非常に迅速なことを説明している」、とする。ネット仲間は次々に書き込みを行い共産軍の装備の水準をからかい、さらにある人は五毛(頑住吉注:共産党配下の世論誘導集団)を模倣し「パクリはやはりオリジナル品より良くなく、オリジナル品は必ずパクリ品より強いのだ」と弁解する(頑住吉注:それじゃ多くの中国製兵器はロシアのオリジナル品より弱いことになってしまいますわな)。さらにあるネット仲間はもう1つの「中国製」ミサイルに関するスキャンダルをすっぱ抜いた。中共最新のC-705型対艦ミサイルは国内の演習で百発百中だが、インドネシアが買っていって連続して試験したら2発とも発射に失敗した、という。

10月11日、近日頭条「深度軍事」頭条号の文章は次のように明らかにした。アメリカ国防省は声明を発表し次のように言った。10月9日、1隻の紅海を航行していたアメリカ海軍のメーソン号イージス駆逐艦が、陸上から来た2発の対艦ミサイルの攻撃に遭った。アメリカ海軍は電子対抗装置を緊急始動し、2発のミサイルは目標を見失い、付近の海に落ちた。

この2発のミサイルはイランが中国のC-802型対艦ミサイルをコピー製造したヌール式対艦ミサイルである。C-802ミサイルの制御誘導方式は自主式制御+アクティブレーダー末端制御誘導で、命中率は90%である。1990年代以後、イランもC-802対艦ミサイルの生産ラインを建立し、かつC-802対艦ミサイルをグレードアップし、それにロシアのKH-55型対艦ミサイルの技術を追加装備し、射程も極めて大きく向上させた。しかもこのミサイルは海面から2〜4mの超低空を巡航し、もってレーダーの探知計測を避けることができる。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「注意を必要とするのは、対艦ミサイルが「海に落ちる」前、アメリカの艦が「スタンダード-2」など2機種3発の対空ミサイルを発射し遠距離から近距離まで順次迎撃したが、いずれも失敗したことである。」です。)

今回の実戦は、アメリカ海軍はすでにRAAM近距離迎撃ミサイルを来襲する対艦ミサイルに対し発射し、ハード迎撃を行う必要はなく、直接電子対抗装置を使用すれば、すぐに軽々とその制御誘導システムを妨害し、ミサイルを目標からそらして海に落とすことができる、ということを示した。

しかも、アメリカの艦は防御状態の下で、来襲するミサイルを自動迎撃および妨害できるのである。

この事件は、米軍の電子戦水準の進歩が非常に迅速なことを証明している。そのAN/SLQ-32(V)3電子戦システムは、それぞれの信号に対しいずれも正確に(頑住吉注:専門用語意味不明)できる。しかもその指揮システムの自動化の程度は非常に高く、交戦の程度を根拠に全自動、自動、半自動、手動操作という4種の模式で操作が行える。全自動模式の時システムは完全に人間の手の介入を必要とせず、自動的に目標の類型を根拠に装備を動員しいかなる警戒区内に進入する目標をも迎撃できる。

文章は、当然C-802ミサイルは慣性ナビゲーション+末端レーダーというこの種の制御誘導方式を採用しているため、電磁妨害に抵抗反撃する能力はやはりいくらか弱いだろう、とする。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「10月1日、イエメンのフーシ武装勢力が攻撃した後のアラブ首長国連邦海軍のHSV-2スウィフト号快速輸送船。」です。)

(頑住吉注:ここで中国のネットユーザーの書き込みが引用されていますがスラングだらけで訳せないので省略します。)

(頑住吉注:これより4ページ目。画像のキャプションは「公開の報道の中では事件発生当時のHSVの位置に言及されておらず、バブ・エル・マンデブ海峡とされているだけである。『週刊ジェーン安全保障業務』は、HSV-2は攻撃された時イエメン海岸からの距離が25km、航行速度は10ノットだった、とした。」です。)

「中国製」ミサイルは演習では百発百中、外国に売ると全部効果なし

その後、あるネット仲間の書き込みがもう1つの「中国製」ミサイルに関するスキャンダル「インドネシア、2発の中国の対艦ミサイルを連射しいずれも失敗をもって終わりを告げる」を転載した。インドネシア海軍は最近ある軍事演習活動中2隻のKCR-40型ミサイル艇を組織し中国から購入した最新のC-705型対艦ミサイルを発射した。これらのミサイルは販売前のデモンストレーション時には百発百中の精度という好成績を出していた。しかしインドネシアのKCR-40型ミサイル艇に装備された後のパフォーマンスはそれにもかかわらず人を驚きに言葉が出なくさせた。その中の1発のC-705型対艦ミサイルは発射指令執行後発射されず、逆に5分間待った後自動発射された。もう1発のC-705型対艦ミサイルは飛行過程で海に落ち、成功裏に標的に命中できなかった。

あるネット仲間は書き込みし、「これを当時見て吹き出した。デモンストレーション時は百発百中、実戦の中では百発不中とは。」とした。


 中国の兵器の多くは実戦のプルーフを経ておらず、こういった件はその真の実力を推し量る手がかりになりますが、これだけでは材料として少なすぎる感じですね。

10月20日

 ロシアの戦車関連です。

http://military.china.com/news2/569/20161017/23780094.html


ロシアメディア:ロシア、T-72とT-90を大改造し「アーマタ」の火力コントロールユニットを装備へ

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:T-90戦車縦隊が演習場に到着後休養整備を行う。」)

参考情報ネット 10月17日の報道 ロシアの「情報報」は10月10日「T-72とT-90戦車、「アーマタ」戦車の「大脳」を獲得へ」と題する文章を発表した。作者はアレクセイ モイシェイェフである。以下のように編集翻訳する。

ロシアのT-72およびT-90メインバトルタンクは「アーマタ」戦車の火力コントロールシステムの電子ユニット、目標を自動追跡装置と計算モジュールを獲得することになる。それらは視認度ゼロの状況下で敵サイドの装備を一撃で破壊することが確保できる。

目標自動追跡装置は砲手に照準具を敵サイドの戦車に合わせ、かつボタンを押すだけでいいようにさせる。自動追跡装置は目標を自動追跡し、その行動に基づき砲塔を回転させ、また火砲を上下動させる。計算モジュールは戦車の移動速度、方向から、気候条件、砲身の状態など一連の指標を分析し、最も良い発射パラメータを計算し、もって一回での目標の破壊を確保する。

状況を熟知する国防省関係者は次のように明らかにする。「現在国防省はT-72とT-90戦車に関する数種類の大改造方案を有する。装備が計画される先進ユニットにはT-14「アーマタ」戦車の火力コントロールシステムの目標自動追跡装置と計算モジュールが含まれる。「アーマタ」戦車およびその電子システムの試験が完成した後、すぐT-72およびT-90上にこれらのユニットを組み込む計画である。我々は新システムを採用したグレードアップ版T-72およびT-90の試験のために 2、3年の時間を用意するつもりである。」

この消息筋の人物は、これら3種の戦車が使用するのはすべて「カリーナ」火力コントロールシステムで、これは非常に大きな程度上新ユニット追加装備の作業を簡略化した、とする。

「アーマタ」戦車は最新版の「カリーナ」システムを装備している。T-72B3およびT-90に装備されているのは1つ前の世代の「カリーナ」である。T-72B3にも目標自動追跡装置があるが、「アーマタ」と比べると性能には限りがある。T-90にはこの装置はない。だがこの3種の戦車の火力コントロールシステムの設計思想と技術解決方案は大同小異である。このため「アーマタ」のモジュールをT-72およびT-90上に移植することは決してそんなに困難ではない。唯一の難点は目標自動追跡装置と計算モジュールのアルゴリズムの書き換えである。このためには大量の停止および行進中の試射を行うことが必須で、得られたデータはアルゴリズムの調整の助けになる。

軍事歴史学者のアレクセイ ヘロボトフは、目標自動追跡装置と計算モジュールの採用は戦車の戦場での効率を倍に向上させることができ、特に多ルート照準具とのコンビネーションである、とする。

彼は、「このシステムの主要な優勢は照準過程での人的要素を完全に排除したことで、このことは緊張した戦闘環境の下では特に重要である。毎回の発射は絶対的に正確なものに変わり、かつ手動照準に比べてずっと速い。砲手は目標を選定するだけでよく、目標自動追跡装置と計算モジュールが何秒間か以内に一切を完成させる。その後次の目標を選択し、かつこの過程を繰り返すだけでよい。」と語る。

1990年、日本の 90式戦車が初めて目標自動追跡装置をデモンストレーションした。後に、この装置はイスラエルの「メルカバ」MKIIB戦車およびその改良型や韓国のK-2「黒豹」戦車に相次いで出現した。

注意に値するのは、価格が非常に高くまた普及が困難であるため、NATO加盟国は現有の火力コントロールシステム上に新ユニットを大規模に採用していないことである。現在、M1A3「エイブラムス」およびレオパルドIIなどの先進的な戦車だけがこうした装置の採用を考慮しているが、すでに装備されている戦車はいずれもまだ装備していない。(編集翻訳/賀穎駿)


 理屈はすごそうですが実際どの程度実戦で役に立つんでしょうか。「戦車両項目」競技などでもその効果は表れるんですかね。

10月21日

http://military.china.com/jctp/11172988/20161020/23794289.html

 あんまり鮮明じゃないですが殲ー20のコックピットの画像です。

 殲ー16関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161017/23776124.html


中国の殲ー16戦闘機、就役後に大量の工場への返送が出現 あるいは新型レーダーに換装か

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2009年、殲ー11Bは問題にぶつかったが、2011年にやっとこの問題には基本的に解決が得られた。」)

同時に(頑住吉注:変な書き出しですが原文はこうなってます)、ネット上に多くの殲ー16機が沈陽飛行機の飛行場に駐機している画像が出現し、伝えられるところによればこの機は新型レーダーに交換し、もって技術的な問題を解決しようとしている。またある情報は、殲ー11D機の研究開発は順調で、部隊への引き渡しが開始される可能性がある、とする。

最近ある「壁登り党」が撮影した画像が、多くの殲ー16戦闘機が沈陽飛行機の生産基地の駐機場所上に駐機されているのをはっきり示した。ある情報は、これらは実は決して新たに生産された戦闘機ではなく、すでに部隊に装備され、また工場に戻されて改装を待っているタイプだ、と指摘する。

噂は、殲ー16が採用するアクティブフェイズドアレイレーダーの技術は比較的古く、中国電子科技集団某所が研究開発した全く新しいタイプのレーダーに全面更新されるとしており、言われるところによればこのレーダーは当初競争の時には技術が過度に「前衛的」なために落選した機種である。情報は、研究開発機関はすでにレーダー換装のために準備を整えており、殲ー16の新型レーダーへの換装は比較的早く完成できる、とする。我が国の未来の重要な双発複座大型多用途戦闘機として、殲ー16の未来は依然明るい。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「レーダーの性能が設計の指標に到達していなかったため、第1ロットの殲ー16は工場に戻して新型フェイズドアレイレーダーに交換しつつある。当初レーダーの機種を選択する時、過度に保守的だったことが今日のまずい状況をもたらした。だが今回の問題の解決速度は殲ー11Bのエンジン問題解決の速度に比べ速いだろう」です。)

だが、この当時過度に「前衛的」と考えられたレーダーに似た機種は実はも皆すでに聞き慣れて詳しく説明できる、少し前稲城亜丁飛行場に出現して試験飛行した殲ー11Dのレーダーに他ならない。

情報は、殲ー11Dは何年かのうちにはもう部隊装備されようとしており、その時我が国の空軍の2大エース師団はそれぞれスホーイー35と殲ー11Dを装備することになる、とする。

(頑住吉注:3ページ目)殲ー16戦闘機の技術のルーツはスホーイー30で、中国の先進的な戦闘爆撃機である


 中国はレーダー技術が進んでいると自称していますが問題があったから工場に戻されたわけで、交換されたレーダーも西側の最高水準と比べてどうかは分かりませんよね。

 無人機ではなく無人車両関連です。

http://military.china.com/news/568/20161019/23787936.html


陸軍主催の無人車両チャレンジマッチが鮮やかに開幕 中国の最高水準を体現

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国兵器工業集団が解放軍の為に研究開発したchrysor無人車両」)

本報北京10月18日電 記者 銭暁虎、通信員 胡宇の報道:障害を越え水を渡ること平地を行くがごとし、捜索偵察すること火眼金睛(頑住吉注:全てを見通す千里眼みたいな意味らしいです)。今日午前、陸軍装備部によって主催される「跨越険阻2016」地上無人システムチャレンジマッチが北京で幕を切って落とした。一ヶ月あまりにわたる激烈な勝負を経て、軍事交通学院、山河知能社などの軍や民間の機関の5つの競技チームがそれぞれ相応のクラスの優勝を獲得する。

説明によれば、国防科学技術大学、装甲兵工程学院、北京理工大学、兵器工業集団など44の軍内外の有名院校、科研院所および関連の企業の73競技参加チームが、9月6日黒竜江省の塔河で行われたチャレンジマッチ初戦に参加し、厳格な選抜を経て全部で22の競技参加チームが決勝戦に進んだ。今回の決勝戦では野外戦場の任務執行、都市の戦場の偵察と捜索、山地輸送などの競技が設置され、競技参加プラットフォームのトン数と機能構造の特徴を根拠に、また5つの競技チームに分けられた。記者は、河原に設けられた競技場所に、真に迫った野外戦場環境が構築され、作戦任務の背景と複雑な環境への総合適応能力が突出し、地上無人システムが多様化された軍事任務を完成させる能力が全面的に審査され、我が国の地上無人技術の最高水準を集中的に体現していることに注意した。

今回のチャレンジ競技は、我が国の地上無人システムの軍民が融合した発展を促進するために公開競技交流の場を構築した。次の一歩では、陸軍の関係部門は社会の各方面の優勢な力量を充分に動員して装備技術研究開発、創新に参加させ、需要による牽引と技術による推進の有機的結合を不断に強化し、強大で近代化された新型陸軍建設のために有力な支えを提供する。


 この分野でも潜在能力は日本の方がずっと上だと思いますが、実用面では力の入れ方の違いによって無人機のように問題にならないくらい遅れてしまうんでしょうか。

10月22日

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20161019/23791042.html


韓国、2020年代初期に三大能力の形成を極力勝ち取る 北朝鮮の核ミサイルに対抗

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:THAADミサイル防衛システム」)

韓国連合通信社10月18日の報道によれば、韓国政府と与党新国家党は18日、2〜3年前倒しで、北朝鮮が武力行使する前に先手を取り、武力行使した時に迎撃し、武力行使した後報復する三大核対抗システムを完成させることを決定した。

報道によれば、韓国軍は元々2020年代中期に「三段階対抗システム」を構築し、もって北朝鮮の核兵器の「挑発」を瓦解させる計画だった。第1段階は北朝鮮の武力行使がまもなくという時、「キルチェーン」システムをを用いて先制攻撃する。第2段階は北朝鮮が核兵器を使用した時に韓国型ミサイル防衛システム(KAMD)を用いて来襲するミサイルを迎撃する。第3段階は北朝鮮の指揮部を殲滅する大規模打撃報復作戦「KMPR行動」である。北朝鮮の核兵器の能力が不断に高まっていることにかんがみ、韓国政府と新国家党は前倒しで三大対抗システムを構築することを決定した。

韓国国防省関係者はこれに対し、「三軸体系」の構築時期は2020年代初期まで2〜3年前倒しになる、とする。

同時に、韓国国防省はさらに弾道ミサイル早期警戒レーダーの追加配備数を1基から2基まで増やす計画である。以前配備された2基と異なり、後の2基は韓国の南寄りに配備し、北朝鮮の潜水艦発射弾道ミサイルが韓国後方を奇襲するのを防備する。


 北朝鮮はまた弾道ミサイル発射に失敗したみたいですし、潜水艦発射弾道ミサイルによる攻撃が現実的な脅威になるのはまだ先でしょうが。

 ロシアの新兵器関連の記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/news2/569/20161019/23790223.html


ロシア、「大殺器」を研究開発 小惑星キラー レールガン

【ロシア航空宇宙ニュースネット2016年9月19日の報道】 ロシア科学院はレールガンを研究開発中であるが、科学者はそれを新式武器と見なすだけでなく、さらに物体を宇宙に発射でき、したがって小惑星への対抗手段となると見なしている。

ロシア科学院の高温連合研究院シャトゥラ分社は電磁加速器(レールガン)をデモンストレーションした。これは物体の速度を毎秒3kmまで推進することができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:アメリカ海軍は1隻の連合高速船ミリノケット号(JHSV3)上でイギリスのBAEシステムズ社によって研究開発されたレールガンの原型を展示した。」)

電磁加速器は科学院主席のファートフによってデモンストレーションが行われた、彼の説明によれば、この伝送武器が使用するのは粉末状混合物で、弾丸を毎秒2.5kmまで加速できるが、レールガンのポテンシャルは毎秒11kmである。デモンストレーションの期間、電磁加速器は重量2gのポリマー製弾丸を毎秒3.2kmにまで加速した。「高速に到達するのは非常に困難である。我々の任務は高圧システムを作り、かつそれによって宇宙を研究することである。第2項目めの任務は、高速の天体が我々に対し生じさせる脅威を防止すること、第3項目めの任務は地球軌道衛星を生産することである。」

ファートフは次のように語る。電磁加速器の射撃に必要な極めて大きなエネルギーは、装置の部品の非常に早い損壊をもたらす。装置の中の電流は雷の30倍で、射撃の瞬間内部の圧は1,000気圧にも強化され、このため毎回の射撃後必ずレールガンに対し小規模な修理を行い、かつ部品を交換する必要がある。(中国航空宇宙システム科学・工程研究院 劉笛)


 どう考えても小惑星を破壊するより敵国の衛星を破壊する方が現実的でしょう。衛星をレールガンで打ち上げられたらコストはずっと安くなるかもしれませんが。

http://military.china.com/news2/569/20161020/23792814.html


ロシア、高速無人機を研究開発:複雑な地形で「地面に貼り付くように飛行」できる

参考情報ネット 10月20日の報道 外国メディアは、ロシア国防工業総合体の消息筋の人物はタス通信社に向け、「1機の特別な無人機の原型機がすでに完成しており、試験の準備をしている」と明らかにした、とする。以前の報道によれば、この無人機の飛行距離は数百kmに達し得る。

ロシア衛星ネット 10月19日の報道によれば、この消息筋の人物は補充して、この無人機の速度は時速800kmに達し得、甚だしきに至っては地形が平らでない地域も飛行して通過できる、と語った。「これは巡航ミサイルに似ているが、違うのはそれが任務完成後さらに帰投できることだ。」と語る。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシアの無人機」)

この無人機は地理探査に用い、撮影設備が装備され、ネットを通じてデータを伝達できる。


 画像はあくまで参考のロシア製無人機で、この記事のテーマとなっている無人機とは関係ないはずです。こんなプッシャー式プロペラ機で時速800kmも出るはずないですからね。本題の無人機は実際巡航ミサイルの技術を応用したものかもしれません。

10月23日

http://military.china.com/important/11132797/20161021/23800860.html


再度新たな最低記録を作る! 韓国大統領朴槿恵の支持率が25%まで低下

(頑住吉注:キャプションありませんが原ページのここには朴槿恵の写真があります。何か「死相」が出てるように見えるんですが大丈夫ですかね。)

中新ネット10月21日電 韓国メディアの報道によれば、韓国国民調査機構ギャロップコリアが21日発表した調査結果は、韓国民衆の大統領朴槿恵に対する支持率は25%で、その就任以来の最低記録を刷新したことをはっきり示している。

報道によれば、ギャロップコリアは10月18日〜20日、1,018名の成人に対し朴槿恵の施政状況に対しアンケート調査を行った。結果は、25%の被調査者が朴槿恵の施政に対しポジティブな評価をし、1週間前に比べ1%低下したことをはっきり示している。ネガティブな評価をした割合は64%で、1週間前に比べ5%上昇した。

朴槿恵の施政状況にネガティブな評価を与えた理由は順に「民衆との意志疎通が欠乏」、「経済政策が当を得ていない」、「人事任免が不当」などである。

韓国民衆の野党第一党である共同民主党に対する支持率は29%で、1週間前に比べて3%上昇し、今年以来の最高記録を作り、与党新世界党の支持率と互角である。これは現政府成立以来民主党の支持率が初めて新世界党と互角になった状況である。

野党第二党である国民の党の支持率は1週間前に比べ2%低下し、10%である。正義の党の支持率は4%で、1週間前に比べて1%上昇した。


 「THAAD配備を強行している」という理由は少なくとも上位にはないんでしょう。あれば中国の記事がそう書かないわけはないんで。THAADがらみだとしてもその進め方において「民衆との意志疎通が欠乏」しているという手法の問題というわけでしょうね。

 小火器関連、と言っていいんでしょうか。

http://military.china.com/news2/569/20161021/23797211.html


外国メディア、ロシア軍が「ミニ狙撃砲」を購入、とする:一撃で戦車を麻痺させられる

10月21日の報道 外国メディアは、ロシア国防省は機械化旅団と戦車旅団の狙撃手のために唯一無二の大口径「狙撃小銃」を配備する計画で、それが使用する23mm弾は一撃で戦車を損壊させ、装甲車を破壊し、迫撃砲、対戦車ミサイル、携帯式防空システム小隊を殲滅することができる、とする。このKSVというコードネームの新型狙撃武器はツーラ計器製造設計局によって研究開発される。

ロシア「情報報」10月14日発表の「国防省、ミニ狙撃砲を購入」と題する報道は、国防省代表は「大口径狙撃銃はすでに2020年陸軍射撃武器システム開発リストに入れられている。ツーラ計器製造設計局は新たな射撃システムを設計中である。この武器が製造されかつ工場と国の試験を通過した後、装備されるか否かの決定がなされることになる。我々は2〜3年以内に全部の作業を完成させる計画である。」と明らかにした。

この消息筋の人物は、事実上、これはすでに大口径狙撃銃ではなく、ミニ狙撃砲である、と指摘する。何故なら世界の武器分類法を根拠にすれば、口径が20mmを超えるものは小口径砲に属し、射撃武器ではないからである。

ツーラ計器製造設計局の下に属する研究機構の責任者であるアレクセイ ソロキンは、KSVの試験サンプル品は来年登場すると見られる、、とする。彼は、「我々は最も複雑な作業段階にある。新システムのための弾薬の研究開発である。新たな弾薬の基礎は30mm自動砲と23mm高射砲の砲弾の再收口(頑住吉注:意味不明です)薬莢であり、同時に高い弾道係数の設計を採用する。計画によれば、我々は来年工作設計文書の準備を整え、かつKSVの生産を開始し、しかる後に設計試験に転じる。だが現在確定できるのは、新製品は長さ約2mの大物だということで、何故なら23mm弾の後座力を受け止めることが必須だからだ。」と語る。

ソロキンは、KSVの新弾薬はもし厚く重い戦車の装甲を貫通できなくても、一撃で戦車を撃破できる、と指摘する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は「軍隊-2016」安全保障業務展でお目見えしたVKS(ロシア語:大口径狙撃小銃の略)大型狙撃小銃である。2004年にロシア特殊部隊に引き渡された。」 ってほとんど関係ないですね。)

軍事専門家のアレクセイ リェウェンコフは、「今、口径が20mmに近い狙撃銃は世界の多くの国の射撃武器システム内で重要な地位を持つ。こうした銃は現在装備されている12.7mmの標準狙撃銃に比べさらに重く、射程は歩兵戦闘車が装備する小口径砲に遜色なく、精度はより高い。その弾丸は戦闘車の装甲、野戦構築物を貫通でき、増してや人体は言うまでもない。この種の銃は戦場でその他の狙撃システムを凌駕する。」と語る。

現在、ロシア軍のそれぞれの機械化旅団にはいずれも狙撃中隊があるが、そのうち1個小隊にミニ狙撃砲を装備する計画である。それらは最も重要な方向に派遣される機動後方予備部隊となる。

ソロキンは、「事実、戦車には非常に多くの弱点がある。我々はKSVを用いてその砲を貫通させ、それに発砲できなくさせることができる。視察窓や照準装置を破壊して、それをめくらに変じさせることができる(頑住吉注:直訳としてこれが近いと思われます)。あるいはキャタピラを撃って切り、それに一歩たりとも行き難くさせる。KSVの研究開発と同時に、我々はさらに戦車の弱点と対戦車手段を全面的に研究している。」と語る。


 先日武直ー10に搭載される23mm機関砲の弾薬は14.5mm重機関銃弾薬の薬莢に大きな弾丸を装填するよう改造したもので後座力が比較的小さいという記述がありましたが、あれが向いてそうですけど新たな弾薬を開発するんですね。25mm版バレットは失敗したようですがこれはどうなりますかね。



















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