コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその205

10月31日

 中国の無人機関連です。

http://military.china.com/news/568/20161026/30022046.html


中国の彩虹-5無人機が初お目見えへ 多くの性能が米軍のプレデターを超える

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『彩虹-5』中高度長航続時間無人機の試験飛行。」)

【グローバル軍事10月26日の報道 グローバル時報記者 馬俊 劉揚】 まもなく11月1日に開幕する第11回珠海航空展は軍事マニアたちによって熱い期待が寄せられている。中国の各種先進装備がその時大量にお目見えするとされる。10月25日、「グローバル時報」記者は中国航空宇宙空力技術研究院から、国産最大の偵察・打撃一体無人機「彩虹-5(CH-5)」、2万mの高空まで飛べる太陽エネルギー無人機、海と陸を併せ配慮できる地面効果複合ホバークラフトなどを含む12種の関連製品が団体を組んで展示に参加する、と知らされた。

「彩虹」、「プレデター」を圧倒

今回発表された無人機展示品の中で、最も目を引くものには初の公開お目見えである「彩虹-5」無人機が属する。公式の提出するデータによれば、これは多用途の大型中高度長航続時間無人機で、全幅は21mに達し、最大離陸重量は3.3トン、連続40時間飛行でき、最大航続距離は6,500kmである。

「彩虹」系列無人機の総設計師である石文は、以前の「彩虹-4」に比べ、「彩虹-5」は外形寸法が顕著に増大した他、より重要なのは重油ピストンエンジンを採用したことである、と明らかにした。彼は説明し次のように語る。聞くとピストンエンジンは今の無人機が広範に採用するターボプロップエンジンの先進さに及ばないが、前者の燃料消費率はターボプロップエンジンよりずっと少ない。寸法が類似したアメリカの「プレデターB」無人機に比べ、「彩虹-5」の滞空時間は40時間であり、将来のグレードアップ版は100〜120時間に達することが有望である。一方「プレデターB」の航続時間は20時間前後しかない。このように長時間の航続能力は、「彩虹-5」に広範な応用のポテンシャルを持たせ、偵察や対地打撃任務が執行できるだけでなく、小型早期警戒機やE-8に似たような空・地一体連合指揮プラットフォームに使うこともできる。また民間用領域では、この超越的に長い航続能力は、船舶識別システムや対海レーダーを搭載した「彩虹-5」に、海上パトロールや監視領域でも大いに腕の振るい場所を持たせる。

今回共に展示されるAR-1およびAR-2無人機専用空対地ミサイルは、「彩虹-5」に対地方面でも同様に「プレデターB」を超越する性能を具備させる。石文は説明し次のように語る。米軍の「プレデター」無人機が対地打撃任務を執行する時、通常「ヘルファイア」など伝統的な対戦車ミサイルを使用する。だが対テロの戦場では、無人機の主要な作戦対象は往々にして小型車両、小型の建物あるいは地上武装人員である。こうした本来大型メインバトルタンクに打ち勝つために設計されたミサイルは重すぎるだけでなく、しかも威力も顕著に過剰で、非常に容易に付帯的な傷害、死亡をもたらす。比較するとAR-1/2ミサイルの重量は軽く、命中精度は高くかつコストが低く、「彩虹-5」により多くの数のミサイルが搭載できるようにさせ、無人機の作戦コストパフォーマンスを向上させている。

「彩虹-5」無人機があえてアメリカの「プレデター」に勝負を挑むのは、当然世間知らずの思い上がりではない。「グローバル時報」記者の理解によれば、「彩虹」系列無人機は近年来すでに10カ国あまりの国に輸出され、かつすでに多くの地で実戦の検証を受けている。イラク国防省ウェブサイトはかつて「彩虹-4」無人機が対テロ作戦に参加する動画を発表したことがある。石文は、将来「彩虹-5」はさらに「彩虹-3」「彩虹-4」無人機とハイローミックス編隊作戦を実現し、異なるクラスの任務を執行し、体系総合作戦の能力が発揮できる、と明らかにした。これは疑いなくすでに「彩虹」系列無人機を購入した国に、戦闘力を素早く向上させる道を獲得させる。

多種の新概念複合飛行機

「彩虹」系列無人機の他、中国航空宇宙空力技術研究院はさらに今回の珠海航空展で地面効果ホバークラフト、垂直離着陸固定翼無人機、高速ステルス標的機などの新概念飛行機を展示する。

「グローバル時報」記者の理解によれば、地面効果ホバークラフト複合船は地面効果翼船とホバークラフトの技術的特徴を総合したものである。それは「地面効果」を利用して海をかすめるように高速飛行することもできれば、ホバークラフトのように砂浜や池沼をまたぎ越すこともでき、さらには真の飛行機同様に高空まで上昇し、大機動あるいは遠望偵察ができる。その全長は22mで、高速交通あるいは快速海上救援に用いることができる。

(頑住吉注:これより2ページ目)

一方垂直離着陸固定翼無人機は固定翼機とマルチローター無人機のダブルの重大な優勢を持つ。それは離陸時にはちょうど現在流行する消費クラスのマルチローター無人機同様、狭隘な場所で垂直離陸し、空中まで上った後で推進プロペラを始動し、普通の無人機のように高速飛行できる。発着場所に対する要求が高くないため、辺境パトロール、島礁監視など特殊領域での応用の前途の見通しが大きく開けている。「グローバル時報」記者の理解によれば、今回の航空展で公開されるのはまだ単なる技術検証機で、将来は技術の整合がより成熟した全く新しい機種を登場させることになる。

石文は次のように説明する。ステルス化は未来の無人機の主要な発展の趨勢の1つである。今回登場するCH-805高速ステルス無人標的機はこの方面で行う試みに他ならない。説明によれば、この機はB-2ステルス爆撃機に似た全翼式レイアウトを採用し、全体にステルス設計を採用している。この機の全幅は4mだが、レーダー反射面積はそれにもかかわらず0.01平方m未満で、先進的なステルス実戦機をシミュレーションし、防空部隊のステルス目標に対する発見および識別能力を検証することができる。またこの機は小型偵察設備を搭載し、敵サイドの目標に対し偵察を実行しかつ情報をリアルタイムで送ってくることができる。

連続飛行数年が有望な太陽エネルギー無人機

こうした軍事および安全領域の無人機の他、今回展示に参加するものにはさらに太陽エネルギー無人機が含まれる。その全幅は45mに達し、太陽エネルギー電池パネルに頼って動力を提供し、上昇限度は2万mを超える。現在この機はすでに何度もの実地試験飛行を行い、将来の改良型は連続飛行数ヶ月、甚だしきに至っては数年の能力さえ具備する。

石文は、アメリカのグーグル社などインターネットの巨頭は長航続時間無人機を用いて空中の通信基地とし、辺鄙で遠い地域のユーザーもネットワークサービスを享受できるようにすることを計画中である、とする。一方中国のこの種の太陽エネルギー無人機の超越的に長い飛行時間と高空停留能力は、疑いなく持久的データ中継や4G/5G通信のために信頼できる空中プラットフォームを提供しており、部分的に通信衛星の機能に取って代わることができる。


 以前は「彩虹」系列も「プレデターの初期型より優秀」といった説明だったのにこんな風に変わり、オリジナリティを備えた機種も増え、確かに進歩しているようですね。

11月1日

 今日も珠海航空展に展示される製品に関する記事を紹介します。

http://military.china.com/zhuhai2016/01/11184071/20161026/30022453.html


3回の航空展に3種の超音速対艦ミサイル CM-302のみが秀でているわけではない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「初めて明るみに出たCM-302全過程超音速対艦ミサイル」)

第11回珠海航空展が近づくにつれ、筆者一行は千里をものともせず珠海に駆けつけ事前パビリオン探索活動を開始し、パビリオン探索の第1日目、筆者はもう非常に幸運にも展示中のCM-302全過程超音速対艦ミサイルを見た。このミサイルは中国航空宇宙科学工業集団の今回の航空展参加のスター製品である。亜音速対艦ミサイルや、攻撃の末端段階でのみ超音速機動を実現できる亜音速・超音速結合対艦ミサイルと比べ、全過程超音速対艦ミサイルは敵サイドの防空システムに対する制圧性がより強い。しかもすでに公開されている資料が示すところによれば、CM-302全過程超音速対艦ミサイルは地上超視距離レーダーシステムとコンビネーションを行い、購入サイドのためにワンセットの完備されかつ強力な陸上基地海防体系を提供するが、この領域は現在ほとんどロシアの「堡塁」システムによって独占されている。CM-302全過程超音速対艦ミサイルの出現は、多くの国のために新たな選択を提供することが見て取れる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「CM-302全過程超音速対艦ミサイルは鷹撃-12超音速対艦ミサイルと非常によく似ている」)

初めてCM-302全過程超音速対艦ミサイルを見た時、筆者が最初に思い至ったのは、以前すでに明るみに出たことがある解放軍の鷹撃-12超音速対艦ミサイルである。何故なら両者の空力レイアウトはほとんどうり二つだからである。このため、現在CM-302全過程超音速対艦ミサイルの詳細なデータがまだ公開される前に、我々は鷹撃-12対艦ミサイルを1つの参考にしてかまわない。普遍的な視点は、鷹撃-12超音速対艦ミサイルの速度はマッハ2〜4の間、射程は250〜300kmだと考えている。空中発射模式の下では、鷹撃-12は400〜500kmの射程に到達できると考える一部の視点もある。このため筆者は、CM-302〜の最大速度は鷹撃-12に似ているが、射程は国際条約の制限を受けるため、280kmを超えないだろうと推測するが、もしこうでも、絶対多数のCM-302全過程超音速対艦ミサイルを選択する国にとって、使用に充分である。

CM-302全過程超音速対艦ミサイルが展示に参加するとの情報がひとたび明るみに出るや、もう多くの軍事マニアやメディアの目を引きつけた。だが筆者は、CM-302全過程超音速対艦ミサイルは決して単独で秀でているわけではなく、その2人の先輩であるCX-1超音速対艦巡航ミサイルおよびCM-400AKG超音速対艦ミサイルも、同様に中国の超音速対艦ミサイル領域におけるスキルを体現し得る、と考える。これだけではなく、CX-1超音速対艦巡航ミサイルおよびCM-400AKG超音速対艦ミサイルが初めて明るみに出たタイミングは、まさに2014年珠海航空展と2012年珠海航空展だった。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「CX-1超音速対艦巡航ミサイル」です。)

まず2014年に珠海航空展で明るみに出たCX-1超音速対艦巡航ミサイルを見てみよう。このミサイルは中国航空宇宙科学技術集団社第一研究院戦術武器事業部によって研究開発された。このミサイルの全長は8.85m、本体直径0.7m、離陸重量3.5トン、重量が260kgに達する戦闘部を搭載し、対艦作戦時は1発命中するだけでもう大型艦艇を撃沈する、あるいは重大な損傷を与えるのに足りる。CX-1超音速対艦巡航ミサイルが明るみに出た当初、かつて一部の西側メディアはCX-1巡航ミサイルはインド・ロシア合同研究開発のブラームス巡航ミサイルを「パクった」と考えた。だが事後より多くの資料は、この2種のミサイルは頭部にいささか似たところがあることを除き、それらの翼、方向舵、ガス舵、いずれもある程度異なっていることを示した。遠距離超音速ミサイルとして、CX-1超音速対艦巡航ミサイルの最大射程は280kmで、多種の弾道を選択して攻撃が発動でき、1.7万m高空をマッハ3の速度をもって巡航することもできれば、低空でマッハ2.3の速度をもって奇襲することもできる。対艦打撃方面で、CX-1超音速対艦巡航ミサイルは必ずしも決して最も新しく明るみに出たCM-302全過程超音速対艦ミサイルよりも弱くないことが見て取れる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「CM-400AKG超音速対艦ミサイル」)

一方2012年に明るみに出たCM-400AKG超音速対艦ミサイルは、同様に威力が大きく、射程が長く、防御突破能力が強い超音速対艦ミサイルで、それは主にパキスタン空軍に装備され、現在パキスタン空軍で最強の攻撃武器の1つである。資料がはっきり示すところによれば、このミサイルは長さ5.2m、本体直径0.4m、重量900kg,有効射程100〜240kmである。カナダの「漢和安全保障業務評論」の掲載した文によれば、CM-400AKG超音速対艦ミサイルはマッハ5前後の超音速をもって攻撃が実施できる。だが筆者は、このデータはいささか誇大かもしれないと考える。結局のところマッハ5はすでに極超音速の範疇に属すが、CM-400AKG超音速対艦ミサイルは輸出型対艦ミサイルであり、その性能が国内の自ら用いる装備に先んじていることは基本的にあり得ず、このため筆者は、CM-400AKG超音速対艦ミサイルの速度はマッハ2〜3の間だというのが比較的合理的と考える。

以上のデータを通じて我々は、単純にデータの上で比較を行えば、CM-302全過程超音速対艦ミサイルは必ずしも本当にCX-1超音速対艦巡航ミサイルおよびCM-400AKG超音速対艦ミサイルよりもずっと強くはないが、CM-302全過程超音速対艦ミサイルが2人の先輩よりも優れているのは、筆者はさらに体系作戦というこの大方面の上に帰結させる必要があると考える。これまでのCX-1およびCM-400AKG超音速対艦ミサイルの販売とは異なり、今回の航空展で、中国航空宇宙科学工業集団はCM-302全過程超音速対艦ミサイルを持参しただけではなく、さらにこれとマッチする地上超視距離レーダーシステムを持参した。このことは、購入サイドがCM-302全過程超音速対艦ミサイルを購入した後、遅れず有効な打撃のリンクを形成できるようにさせ、CX-1やCM-400AKGの時代のような、かの種の空には先進的なミサイルがあるが、それにもかかわらずこれとマッチする誘導システムがないというまずい状態に再度陥ることはないだろう。その中から我々は、中国の軍事工業が武器を輸出する時、すでに単純に武器を販売するという単一の模式から離脱し、より武器システムの完備性、およびユーザーの使用体験など多くのヒューマニゼーションの面に重点を置いているということが見て取れ、この種の進歩こそ並大抵でないことなのである。

今後何日か筆者のパビリオン探索活動が深入りする、および航空展正式開幕日が不断に近づくのと共に、どんどん多くの新兵器、新システムが皆の面前に現れることになる。筆者も最大の努力を尽くして皆のためにいち早く新兵器、新システムの性能や用途を解読、分析する。中国の軍事工業企業が今回の航空展で不断に我々のために新たな驚きと喜び、そして震撼をもたらすことを希望する。


 先日中東で起きた事件のように、こうしたものが世界に向け販売されていけば本当に言うほど凄いのかどうかやがて明らかになっていくでしょう。

11月2日

 珠海航空展関連です。

http://military.china.com/jctp/11172988/20161101/30027113.html

 殲ー20のデモ飛行の記事が出ました。2機で登場したものの会場を飛行して複数回通過、上昇旋回した程度で難度の高い飛行は見せなかったようですね。

http://military.china.com/zhuhai2016/news/11184132/20161031/30026032.html


延長版運ー20が珠海に姿を現す 4年後あるいは生産に投入か 発着能力は退歩

珠海航空展で我々は「延長型」の運ー20を見ることになる。この機は主に民間用貨物機の需要を考慮したもので、野外飛行場(頑住吉注:飛行場はみんな野外でしょう。野戦飛行場ですかね)での発着などの方面の能力は運ー20に及ばないはずである。また民間用がメインのため、この機は輸入エンジンを採用する可能性もあり、航空展で我々はこの問題につきインタビューを行うだろう(頑住吉注:ここに本来あるはずの句点がなく、次とのつながりも何かおかしいので文が一部脱落しているかも。)

このように見ると、国産エンジンは今回のD-30KP2エンジン購入により地位が決して低下しないだけでなく、未来の希望として、その肩の上の圧力は依然非常に重く、今後10、20年内、渦扇-18、渦扇-18A、渦扇-20、およびより先進的な未来の高バイパス比商用航空エンジンは、中国空軍と民間航空事業が新たな高度に到達するのを推進することになる。

中国のエンジンはずっと産業体系の中で相対的な弱点であるが、実は10年来すでに少なからぬ領域に比較的大きな改善があった。今、中国は内燃機関技術領域の進歩が最も顕著で、特に大出力船舶用ディーゼルエンジンの進歩が相当に顕著で、国外技術の導入により、非常に速く国外技術の飲み込み過程を終え、かつ自ら新世代エンジン研究開発を行う道を開始している。現在すでに世界一流の戦車用エンジン、船舶用大出力ディーゼルエンジンを研究開発する能力を有する。今回の航空展で、中国の輸出戦車のデモンストレーションがもうすぐこの点を見せつけるだろう(頑住吉注:今回から陸上兵器の展示も加わるということです)。

だがタービンエンジン方面では、産業の基盤が薄いため、国外技術の導入が困難、研究開発期間が長い等々の困難な原因により、まだ完全に日の出の時期を迎えていない。

(頑住吉注:2ページ目)今日午前、珠海航空展に参加する中国空軍の運ー20大型輸送機が珠海飛行場で飛行訓練を行った。運ー20機は我が国が自らの力量に頼って研究開発した大型、多用途の輸送機で、複雑な気象条件の下で各種物資および人員の長距離空輸任務が執行できる。この機がスムーズに研究開発されかつ正式に部隊装備されたことは、我が空中戦略投入装備の自主研究開発を実現した。

輸出型運ー20


http://military.china.com/zhuhai2016/news/11184132/20161031/30025948.html


中国の2種の新型大型機が珠海で初めてツーショット出撮影される すでに多くの受注あり

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「AG-600と運ー20が初めてツーショットで撮影される(新浪微博@DS大彪 撮影)」)

中新ネット10月30日の報道によれば、全世界で研究開発中のうち最大の水陸両用機AG-600が30日午前スムーズに珠海航空展の静態展示区に場所移動した。AG-600が珠海飛行場に飛来する時、ちょうど先に到着していた運ー20と「すれ違った」。この一幕は現場のネット仲間によって撮影もされ、我が国の2機種の新型大型機初のツーショット撮影となった。

第11回中国国際航空宇宙博覧会(略称珠海航空展)が11月1日から6日珠海で行われるが、今回展示に参加するAG-600は今年7月23日に珠海で総組立ラインを降りた001号機で、青色と白色の塗装を採用し、機体は白色をもってメインとし、張力を持つ青色の曲線で分割が行われている(頑住吉注:検索しても「張力」は日本語と同じ意味しか出てこず意味不明です。緊張感みたいな感じですかね)。

新華ネットの以前の紹介によれば、AG-600、運ー20、C919は併せて我が国の大型機「三剣客」と称される。この機は2mの波の高さの複雑な気象条件の下で水上救援行動が実施でき、水上応急救援で1回に50名の遭難者を救護できる。この前、中航工業集団民間機工程部汎用飛行機事務室主任の冷毅勲はかつてインタビューを受けた時、現在使用されている日本のUS-2水上機は1回におよそ30人が救える、と明らかにした。

(頑住吉注:これより2ページ目)

AG-600の総設計師である黄領才の説明によれば、この機は全長37m、全幅38.8m、全高12.1m、単一船体、片もち式上翼単葉レイアウトおよび前三点式引き込み脚を採用し、4台の国産ウォジャン(頑住吉注:日本語にない漢字を使ったターボプロップを意味する語)-6エンジンを選択使用し、最大離陸重量は53.5トン、最大巡航速度は500km/h、最大航続時間は10時間、最大航続距離は4,000kmを超え、20秒以内に1回で12トンの水が汲める。森林火災消火、水上救援など多項目の特殊任務を執行する能力を持ち、さらにユーザーの需要を根拠に必要な設備を追加装備し、海洋環境監視測定、資源探査、島礁への輸送、海上密輸取り締まりや安全保障、海上法執行や権利維持など多くの任務を執行する需要を満足させることができる。

中航工業副総工程師で、大型機総設計師の唐長紅院士は記者のインタビューを受けた時、2009年の国家によるプロジェクト立ち上げ、機種の研究開発始動から今に至るまで、それぞれの研究開発参加機関が一連の難題を克服し、技術と管理の難関を攻略した、と明らかにした。

前回の2014年珠海航空展で、AG-600は2機の意向受注を獲得した。2015年になり、AG-600機はすでに20機近い意向発注を取得済みである。


 AG-600はその性質上、本格運用後には日本近くまで飛来して目撃されることが今後多くなるのでは。US-2と比較して実際どうなのかは我々としても興味がわきますね。

11月3日

 珠海航空展関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161030/30025236.html


中国の彩虹-5の攻撃力は有人実戦機に近い 性能は米軍のプレデターより優れている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2016年珠海航空展は展示レイアウト中である。画像は室外展示区の彩虹-5武装無人機で、この機の片側の主翼に3つの複合搭載架があり、それぞれの複合搭載架が2〜4発のミサイル/爆弾を搭載できることが見て取れる。(スペシャルサンクス 烽火議軍情)」)

人民ネット北京10月29日電(邱越) 第11回中国国際航空宇宙博覧会(2016中国航空展)は11月1日から6日に珠海で行われる。今回の航空展では、中国航空宇宙科学技術集団が研究開発した「彩虹」系列無人機の陣容の強大さ、展示品の豊富さはこれまでの航空展で最大であり、中航工業集団が研究開発した「翼竜」系列無人機も再度お目見えする。ある軍事専門家は人民ネットのインタビューを受けた時、中国の無人機系列は体系化された発展方面で日増しに完備されている、とした。

専門家は、無人機領域では、研究開発能力、系譜化された発展でも、部隊装備水準でも、アメリカはいずれも世界第一である、と指摘する。だが、現在中国の無人機の発展の形勢は人を喜ばせ、技術水準は不断に向上し、奮起して世界先進水準を追いつつある。

今、中国は「彩虹」と「翼竜」といったような遠く海外に販売するスター無人機を持つだけでなく、さらに「彩虹-5」といったような外部搭載荷が1,000kgに達する大型無人機を研究開発し、しかも太陽エネルギー無人機や垂直離着陸固定翼無人機などの方面いずれにおいても実績がある。「中国の無人機システムは体系化された発展方面で日増しに完備されている。」 専門家はこのように言う。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「『彩虹-5』中高度長航続時間無人機が試験飛行」です。)

現在すでに公開されている国産無人機の機種の中で、「彩虹-5」中高度長航続時間無人機はその21mの全幅、重量3.3トンに達する最大離陸重量、長さ40時間に達する航続時間および6,500kmの最大航続距離に頼って、中国国産先進無人機の代表となっている。この機の多方面の性能は米軍の「プレデター」無人機よりも優れている。

専門家は、「彩虹-5」無人機が世に出た意義は過小評価を許さない、とする。その外部搭載荷は重さ1,000kgに達し、この無人機の燃料搭載量や弾薬搭載量がいずれも非常に大きく向上していることを説明し、もし偵察監視に用いたら、そのカバー面積は独自の優勢を備え、もし攻撃型無人機なら、打撃能力はより有人実戦機に近い。このことは我が国の無人機研究開発が重大な突破を獲得していることを意味しており、一部の機種はすでにアメリカに追いつき、遠くない将来きっと世界で最も先進的な水準に追いつくことができる。

メディアの報道によれば、米軍は現在SR-72「臨界鷹」(頑住吉注:検索してもそれらしい語見つかんないんですが)新型戦略無人偵察機を研究開発中で、その飛行極限速度はマッハ6に到達可能で、現代の大多数の通常対空ミサイルや戦闘機の迎撃速度を軽々と超越し、1時間での全世界打撃を完成させることができる。

専門家は、飛行高度と速度を上げることは未来の無人機研究開発の重要な方面だと考える。また、より厳密な秘密保持機能と自己破壊機能、スマート編隊飛行、および大出力エンジン追加装備なども、無人機発展の重要な方向である。

(頑住吉注:3ページ目)2016年珠海航空展の彩虹-5武装無人機の特写(撮影:劉昆)


 勢い余ってトンデモの世界に踏み込みつつあるような感じもしますが、それだけ熱がこもり期待が高まっているということなんでしょう。

 ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20161030/30025262.html


ロシアのマッハ15の極超音速飛行体が成功裏に試験飛行 かつて音速の20倍を突破

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ある情報は、この新型極超音速飛行体の技術はロシア軍の新世代『サーマト』大陸間弾道ミサイルに用いられることになる、とする。画像はSS-18『サタン』大陸間弾道ミサイルの発射」)

ロシアの研究開発人員は先日同国のオレンブルグ州からコードナンバー4202の飛行体を試射し、それは高空段階でマッハ15の飛行速度に到達した。この速度は音速の15倍で、すでに極超音速の水準に到達している。その関連技術は新式ミサイルの研究開発に用いることが有望である。

ロシアニュース社の報道によれば、この飛行機は地上から100kmの高度まで飛んだ時、マッハ15の飛行速度が実現でき、毎秒5km飛行するのに相当する。その速度はさらにかつて短時間毎秒7kmに達し、音速の20倍に相当する。空気中の音速は毎秒340mである。この飛行体の機体装置、電子システム、コントロールシステムはいずれもロシアによって自ら生産された。

この飛行体は2015年に2回試射され、いずれも完全に成功してはいない。当時シベリア地域のある人は空中をかすめて過ぎる飛行体を発見し、その飛行速度の速さは人に誤って流星と思わせた。今月25日、ロシアの専門家はカザフスタンに近いオレンブルグ州ドンバロフス基地区で再度この飛行体を試射した。それは最終的にロシアの極東カムチャツカ半島のコラ標的場まで飛び、かつ極超音速飛行を実現した。

ロシアの軍事雑誌である「祖国の武器庫」編集長ムラホフスキーは、4202号飛行体は新式ジェット推進エンジンを採用している可能性がある、と考える。もしこの飛行体の技術性能が最終的に設計上の要求に完全に到達したら、研究開発人員はこの飛行体をロシアの最新式大陸間弾道ミサイル「サーマト」の弾頭に改造することになる可能性があり、このミサイルは2018年に初の試験飛行を行うと見られる。

ムラホフスキーは、現在の設計方案によれば、上述の技術を採用した極超音速飛行体の弾頭は、戦略爆撃機によって発射されるその他のミサイル上にも装備できる、と指摘する。この弾頭は空気が希薄な地球の大気最上層から緻密な大気に改めて飛び込もうとする時、非常に複雑な機動飛行を行う必要があり、かつその対空ミサイルをはるかに超える飛行速度に頼って、地上の多段階の防空火力網を突破し、予定の目標を打撃し、したがって某西側の大国の現有の対ミサイルシステムの作用を失わせる。

極超音速ミサイルは未来の戦争の形態を改変する可能性がある利器で、ロシアの他、アメリカなどその他のいくつかの国もこれに対し研究を展開している。アメリカが研究開発するX-37B飛行体は近年来かつて音速の25倍に相当する飛行速度を実現しているが、この速度の持続時間は不詳である。(欒海)


 互いに迎撃不可能な壊滅的兵器を装備すればある意味戦争が遠のくわけでもありますが。

11月4日

 何故このタイミングなんですかね。

http://military.china.com/news2/569/20161103/30029442.html


ロシア連邦安全局、オウム真理教をテロ組織リストに加える

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「オウム真理教」)

11月3日電 ロシア衛星ネットの報道によれば、ロシア連邦安全局ウェブサイトが2日に更新したロシアでの活動が禁じられるテロ組織リストは、邪教組織オウム真理教をその中に入れた。ロシア高等法院が今年9月に出した関連の採決はすでに10月25日に効力を発生させている。

報道は、ロシア法執行機関は今年4月モスクワとサンクトペテルブルクのオウム真理教信徒に対し大規模な逮捕行動を展開し、かつ刑事事件として立件した。20名の邪教メンバーに対し尋問が行われ、法執行機構の消息筋の人物は、これらのメンバーはすでに釈放されており、しかもさらなる一歩の調査に関する情報はない、とする。

オウム真理教は1987年に麻原彰晃によって建立された。異なる情報は、そのメンバーの人数は最多でかつて3万から5万人に達したことをはっきり示しており、このうち1万人はロシアにいる。

1995年3月20日、東京の地下鉄内で日本の有史以来最大のテロ事件が発生し、世界を震撼させ、12人の死亡、約5,500人の中毒がもたらされ、1,036人が入院治療した。日本の警察の調査によれば、当時連続的に発生した地下鉄毒ガス事件を含め、10回の殺人あるいは殺人未遂事件がいずれもオウム真理教の仕業であった。


 ロシアで武器を調達した信者が日本でテロを起こす可能性もあり、最近ロシアの信者にロシア当局が捨て置けないほどの不穏な動きがあったとすれば日本でも警戒が必要でしょう。

 中国国産空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161101/30026692.html


香港メディア:国産空母、イージスレーダーを装備 就役にはもう2年を必要とするかもしれない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「新たな画像が明るみに! 国産空母『イージス』取り付けを開始」)

【グローバルネット軍事11月1日の報道】 香港の「経済日報」10月31日の報道によれば、国防部が先日初の国産空母の主たる船体はすでにまとめられ形をなしていると事実確認したのに続き、ネット仲間が再度最新の建造の進度を披露した。流出した画像からは、001A型空母がすでに「中華イージス」レーダーシステムの台座部品を取り付けたことが見て取れる。

ある軍事ウォッチャーは、国産空母は新型X周波数帯アクティブフェイズドアレイレーダーシステムを使用することになり、360度の捜索範囲をカバーできる、と推測する。対空最大探知計測距離は400km未満ではないだろう。空母に強大な遠距離対空探知計測および多目標監視、追跡能力を賦与し持たせる。

事実、内地の当局が過去001A型空母の建造に関し対外的に公表し述べることは少なく、全体的な進度はほとんど全て「ネット民」によって捕捉されている。分析は、国防部は27日の正式な言い方において、ちまたの噂を事実確認した他、同時にこの空母の建造の難点がすでに攻略打破されたことをも暗示した、と指摘する。

(頑住吉注:これより ページ目。画像のキャプションは「中国国防部が国産空母の主たる船体がすでにまとまり形をなしていると事実確認したばかりで、空母にすぐまた新たな進展があった。ネット仲間の画像がはっきり示すところによれば、大連で建造中の001A空母はすでに中華イージスレーダーを取り付けている。(スペシャルサンクス 飛揚軍事 海辺的人)」です。)

国防部ニューススポークスマンの呉謙は当日記者会見で、「中国初の国産空母の研究開発作業は計画通り行われており、現在すでに設計作業が完成し、メインの船体はすでにドック内でまとめられ形をなし、設備取り付けや艤装などの建造作業が展開されつつある」と語った。

内地メディアの報道によれば、現在公開されている進展に照らして推断すれば、初の国産空母は正式な就役までまだ2年前後必要かもしれない。理解されているところによれば、去年12月31日は内地の当局が初めて対外的に第1隻目の国産空母建造の情報を事実確認した日である。当時国防部ニューススポークスマンの楊宇軍は、この空母は大連で建造が行われつつあり、排水量は約5万トン級で、通常動力装置を採用し、国産の殲ー15機とその他の機種の艦載機を搭載し、固定翼機はスキージャンプ発進方式を採用し、艦上には任務の需要を満足させる各種設備が配備される、と指摘した。

(頑住吉注:3ページ目)遼寧艦は中国第1隻目の空母だが、中国海軍の空母計画は当然ここで止まることはないだろう。中国第2隻目の空母(中国初の国産空母でもある)は鳴り物入りで建造中で、現在艦橋はすでに吊しての組み込みを完了している。あるネット仲間は艦橋のディテールを示す画像を撮影し、新たな空母の建造速度と建造水準を感じ取ることができる。(感謝 zhanzuoqing)


 まあ「中華イージス」システムが実際どれだけの能力を持つのか本当のところは分かりませんけどね。

11月5日

 中国の対艦ミサイル関連です。

http://military.china.com/news/568/20161103/30029053.html


中国の新型超音速対艦ミサイルが明るみに 空母打撃の切り札と称するに堪える

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「CM-302全過程超音速対艦ミサイル」)

11月1日、第11回中国国際航空宇宙博覧会で、中国航空宇宙科学工業集団三院が研究開発した新型超音速対艦ミサイルCM-302が初お目見えし、より小さくより速くより軽くより精巧でより強いという勢いで初陣を飾った。

CM-302は全過程超音速ミサイルで、体積が小さく、重量が軽く、威力が大で、モジュール化され、精度が高く、防衛区域外発射、防御突破能力が強く、損傷威力が大きく、命中精度が高いという特徴を持ち、多種のプラットフォームの装備に適し、空母、駆逐艦など大、中型水上艦艇打撃の切り札であり、その最大有効射程は290kmに達し、戦闘部の重量は250kgを超え、命中確率は90%に達する。今回の航空展で、中国航空宇宙科学工業集団三院には全部で20種あまりの製品の展示への参加がある。ミサイルの他、海鷹無人機ファミリーが再度コンビネーションを組んで登場した。このうちWJ-600A/D無人機も初お目見えである。


 本体の周囲に複数の空気取り入れ口があるラムジェット動力のミサイルらしいですね。次も珠海航空展関連です。

http://military.china.com/zhuhai2016/news/11184132/20161102/30027932.html


中国空母は無人機を配備するか否か? 総設計師:体系構築時にはきっとある

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「空母上から発着するMQ-25『スティングレイ』概念機(資料画像)」)

【グローバルネット軍事-航空11月2日の報道 珠海に赴いた特派記者 劉昆】 第11回中国国際航空宇宙博覧会は11月1日に珠海で盛大にして厳かに開幕し、広大な国内の人が首を長くして待っていた殲ー20が素晴らしい飛行デモンストレーションを行った他、多種の初めてお目見えする先進軍用無人機も軍民たちの広範な関心を引き起こしている。グローバルネット軍事チャンネル記者は中航工業成都飛行機設計研究所の副総設計師である戴川と李屹東に特別インタビューを行い、彼らの中国の無人機の現状および未来に対し評価を行ってもらった。

全く疑いなく、アメリカは無人機領域で歩み始めが比較的早く、しかも技術も世界に先んじた水準にある。外国メディアの報道によれば、アメリカ海軍は将来空母上にMQ-25A「スティングレイ」無人ステルス給油機を配備するが、ならば中国方面には艦載無人機に対し探索や論証があったのだろうか?

戴川総設計師は、MQ-25A無人機はアメリカ艦載無人機の急激な変化、位置付けの探求の過程を代表している、とする。1990年代、アメリカ空軍と海軍はそれぞれX-45およびX-47無人機を提出しており、近年来アメリカ海軍のX-47B艦載無人機が頻繁にテストされ、今年2月になって、アメリカ海軍は突然MQ-25Aステルス無人給油機の研究開発を宣言し、このことは米軍の艦載無人機に対する要求や位置付けも不断に変化していることを示す。

戴川は次のように言った。中国空母が体系構築を行う時、きっと無人機の存在があるだろう。新興の空母国家として、中国はきっと最も先進的な思想を用いて体系を構築し、同時に中国自身の防御の需要に照らして研究開発するだろう。


 全然関係ないですけど子供の頃から特撮ものなどで言葉は知っていた「スティングレイ」は「刺すエイ」のことかと初めて気づきました。この名は攻撃力のある兵器にふさわしい感じですが、こういうものが急に出てきたというのは無人実戦機の困難さが明らかになってきたからかもしれないという気もします。

 ロシア関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161101/30026717.html


ロシア、軍用凧を研究開発:サイズは巨大 偵察ができさらに貨物輸送ができる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:アメリカ空軍が係留高空気球レーダーシステムを開発(画像はネット由来)」)

ロシア連合機器製造集団は2日、すでに軍用凧を研究開発しており、偵察や通信に用いることができる、とした。

ロシア連合機器製造集団が発表した情報は、この軍用凧の飛行高度は数千mに達し得、主に海軍や陸軍の任務完成を援助するのに用いる、とする。それはさらに一定の重量の貨物を搭載して山岳地域、川の流れなどの地形が複雑な地域を通過できる。

ロシア連合機器製造集団は、この凧は超越的に堅固な新型材料を採用し、全天候性を持ち、暴風雪の条件下で依然安定して飛行できる、と語る。異なる作戦任務や搭載重量に基づき、社は30平方mから250平方mまでのサイズが異る凧が制作できる。


 資料画像の気球はほとんど関係ないでしょう。どういうものかいまいち想像できないです。

11月6日

 中国の無人機関連です。

http://military.china.com/zhuhai2016/news/11184132/20161102/30027913.html


総設計師:翼竜2は内部弾薬庫を持つ 中国史上最大の受注を獲得

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「翼竜2は翼竜1を基礎に全く新しく研究開発してできたもので、プラットフォームの飛行性能、搭載荷の搭載能力、多センサー総合能力、武器搭載能力、データ通信、コントロール能力が大幅に向上し、プラットフォームの性能が優れ、拡張能力が強く、搭載荷の種類が多く、任務用途が広く、複雑な環境下での多種の任務の需要に適応でき、中高度長航続時間、偵察・打撃一体化された多用途無人機システムである。家君 撮影」)

【グローバルネット軍事-航空11月2日の報道 珠海に赴いた特派記者 劉昆】 第11回中国国際航空宇宙博覧会は11月1日に珠海で盛大にして厳かに開幕し、広大な国内の人が首を長くして待っていた殲ー20が素晴らしい飛行デモンストレーションを行った他、多種の初めてお目見えする先進軍用無人機も軍民たちの広範な関心を引き起こしている。グローバルネット軍事チャンネル記者は中航工業成都飛行機設計研究所の副総設計師である〜と〜に特別インタビューを行い、彼らの中国の無人機の現状および未来に対し評価を行ってもらった。

中航工業のスター無人機製品として、翼竜無人機はすでに軍民たちの「旧友」である。李屹東総設計師の説明によれば、翼竜無人機は現在すでに系列化された機種を形成し、その中で翼竜-1無人機はすでに国内外の多くのユーザーに大量引き渡しされ、かつ実戦の過酷な試練を経歴している。

明らかにされたところによれば、翼竜-1無人機はすでに国外で何度もの実戦に参加しており、累計数万時間の飛行時間となっており、発射した実弾はすでに千発以上で、使用強度は非常に高いということができる。例を挙げて言えば、某回国外ユーザーが突発状況に遭遇した時、3機の翼竜-1無人機が出動して某地域に対する連続7日の絶え間ない制圧任務を完成させ、このことは翼竜-1無人機の信頼性、持続出動能力、保障水準を充分に説明している。翼竜-1を基礎に、成都飛行機はまた翼竜-1D無人機を研究開発し、この無人機は全複合材料の機体を採用し、エンジンをグレードアップし、現在すでに設計は完成し、来年初飛行を行う見込みである。李屹東総設計師は、今回の珠海航空展の一大ハイライトは初めて実物の機がお目見えする翼竜-2無人機で、翼竜-1無人機に比べ、翼竜-2の性能の向上は非常に大きく、これには推力がより強い国産エンジン、機体が全面的に拡大されたこと、空力レイアウトの最適化、実用上昇限度、速度、航続などの性能指標が全面的に向上したこと、より複雑な使用環境に適応できることが含まれる、とする。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「『翼竜』偵察・打撃一体無人機システム。新華社記者 梁旭 撮影」です。)

翼竜-2無人機の任務搭載荷の向上も非常に顕著で、搭載できる設備もこれにつれ増加しており、探知計測精度や距離が非常に大きな向上を得、すでに光電子吊り下げポッドや合成開口レーダーの機への同時装備および連合しての使用が実現できる。具体的に言うと、レーダーを使用して大範囲捜索を行い、目標を捜し当てた後で誘導光電子球が確認を行うことができ、非常に大きく複雑な環境下での捜索能力が向上した。翼竜-2はさらに内部弾薬コンパートメントを持ち、搭載荷は約200kgで、CCDカメラ、通信偵察設備、電子戦設備など任務搭載荷が搭載できる。

軍事用途メインの無人機として、翼竜-2の作戦能力はさらにナンバーワンで、その武器搭載荷は翼竜-1に比べ非常に大きく向上し、6つの外部搭載ポイントを持ち、480kgの武器弾薬を搭載することができ、これには各種正確制御誘導弾薬、対空、対艦および対地ミサイル等々が含まれ、打撃能力は同類製品の中でずば抜けている。

明らかにされたところによれば、現在翼竜-2原型機は間もなく試験飛行し、かつすでに国外の受注を獲得済みであり、現在残業に残業を重ねて契約の規定通りユーザーに引き渡している。注意に値するのは、李屹東総設計師が、翼竜-2無人機が獲得した受注は中国軍用無人機業界の中で歴史上金額最大の受注だ、としていることである。


 無人機には大型化の趨勢もあるようですが、おそらく近い将来もっと大きなタイプも登場するでしょう。

















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