コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその206

11月7日

 これも珠海航空展関連ですが、航空ではなく今年展示に加わったAFV関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161101/30026717.html


ロシアメディア:中国VT-4は核兵器の攻撃が防げる あるいはアフリカやラテンアメリカに輸出か

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「MBT-3000/VT-4戦車は人民解放軍自ら用いる99式大改造型戦車の一部の技術を移植している。外観を見ると防御装甲に顕著な強化を行っており、複合装甲プラス爆発反応装甲を装備し、正面の防護水準は700mm超の均質鋼装甲に相当する。砲塔正面には楔型装甲が付加され、側面スカート板は硬質装甲である。アクティブ防御システムを採用しており、レーザー警告装置を装備している。」 ちなみに以前中国戦車のスカートがゴムみたいな素材だったのを揶揄されたことがあります。)

【グローバルネット軍事11月1日の報道】 ロシアの「晨報」ウェブサイト10月31日の報道による。中国は戦車強国になれるか否か? 肯定の答案は直ちに出せるが、このことは非常に早くは発生しないだろう。中国は現在まだ奮起してまっしぐらに追っており、1世代前の戦車の技術を掌握しているが、技術の突破を実現する時間は短縮される可能性がある。

中国が製造するMBT-3000(VT-4)メインバトルタンクは珠海で行われる中国国際航空宇宙博覧会でお目見えする。専門家は、MBT-3000の輸出ポテンシャルは素晴らしく、技術性能は時代の要求に完全に符合する、と考える。

MBT-3000戦車は重量52トン、路上最大速度は時速70kmに達し得、1,500馬力のタービン増圧ディーゼルエンジンを使用する。普通の砲弾の他、MBT-3000はさらに制御誘導ミサイルが発射でき、これはロシア戦車からそのまま踏襲した特徴である。MBT-3000は化学兵器あるいは核兵器などの大量殺傷兵器を防御するシステムを持ち、その複合装甲と動態防御技術は相互に結合し、敵サイドの攻撃を防御する有効性を高めることができる。

いくつかの資料は、この戦車はさらに敵サイドの砲弾の飛来途中にそれを迎撃できるアクティブ防御システムを配置している、とする。このシステムを持つこと自体、中国工業がすでに非常に高い技術水準に到達していることを説明する。もう1つの中国の技術者の能力を説明できる証拠は、MBT-3000がさらに遠隔操作機関銃を持ち、世界の戦車製造業の発展の趨勢に順応していることである。MBT-3000の観測および火力コントロールシステムも先進的な水準にあり、これには各種の必要な部品が含まれる。例えば車長、砲手は各自独立した液晶モニタービデオ照準システムを持つ。MBT-3000にはもう1つ重大な優勢がある。製造コストがドイツのレオパルド式やアメリカの「エイブラムス」メインバトルタンクより顕著に低いのである。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「VT-4戦車(またMBT-3000メインバトルタンクとも命名されている)は中華人民共和国が2000年代末から2010年代に研究開発した中国北方工業によって対外輸出に供される第3世代メインバトルタンクであり、MBT-2000メインバトルタンク(VT-1)を基礎に中国製動力コンパートメントに換えたグレードアップ改良型で、ルーツからすれば90-II式戦車をベースにした一連の派生型の最新機種の1つである。」です。)

BT-3000は一部のアフリカおよびラテンアメリカの途上国の受注を手にする可能性が完全にある。こうした国は戦車製造業がないが、戦車を輸入しまた戦車部隊を養成訓練する意思があり、このため市場の前途の見通しは広く開けている。目下戦車市場での選択も多いとは評価されないからなおさらである。ロシア、アメリカ、イギリス、ドイツは注意力を主に価格が非常に高い高度科学技術武器装備の輸出に集中するだろう。販売される戦車は基本的に戦車強国がすでに淘汰した旧型、あるいは買い手に向けその現有の戦車の改造計画を提出する。ウクライナはかつて昔の「第三世界」諸国に向け武器を供給する市場を奪い占めることを企図し、対外的にハリコフ モロゾフ機械製造設計局が研究開発した「堡塁」メインバトルタンクをセールスした。

(頑住吉注:3ページ目)MBT-3000/VT-4メインバトルタンクの研究開発は2009年に始まり、内モンゴルの第一機械集団社がその他のいくつかの機関と合同で研究開発し、この戦車の総設計師は馮益栢である。当初は「MBT-3000」(工程コードナンバー)と命名された方案は2012年6月にパリの「ユーロサトリ-2012」安全保障業務展で展示され、2014年8月22日「中国兵器装甲の日」で初めて公開されお目見えし、かつ第10回珠海航空展で「VT-4」と称して展示が行われ、まだ量産されていないが、相当な数のサンプル車がすでに公開演習で潜在的買い手にデモンストレーションされている。

資料画像:中国・パキスタン合同研究開発のMBT-2000戦車


 かつて問題があった戦車用エンジンですが、問題が本当に克服されたのか近いうちに明らかになっていくでしょう。

11月8日

 殲ー20関連です。

http://military.china.com/zhuhai2016/news/11184132/20161102/30027799.html


殲ー20戦闘機の先進さはどこにある? 動力が強くステルス戦闘機キラーを配備

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「11月1日、第11回珠海航空展が盛大に開幕した。午前10時半前後、2機の殲ー20第4世代戦闘機が登場し、空中飛行デモンストレーションを行った。(撮影 グローバル時報記者 崔萌)」)

【グローバル軍事11月2日の報道 グローバル時報の珠海に赴いた特派記者 馬俊 特約記者 李蘇寧 田聿】 これまで「ネットと推測的性質の報道の中にのみ存在」していた中国初の大型ステルス戦闘機である殲ー20が、11月1日ついに公開されお目見えした。この機は航空展の上で何分間か顔を見せただけだったが、それにもかかわらず多くの情報を伝えた。中国空軍はステルス戦闘機時代を迎えるためとっくに多くの準備をしている。今回の航空展で、「グローバル時報」記者はもう幾分の手がかりを探し出した。

殲ー20の心臓

低空で通過、垂直引き起こし、再度低空で通過、再度垂直引き起こし。殲ー20の初の公衆へのショーはごく短い何分間か持続しただけで、現場の数万の観衆のまだ物足りないという思いの感嘆の声の中で終わった。西側メディアは殲ー20の初お目見えに対し多くの政治的な含まれた意味を賦与しているが、技術の角度からは、このように短いデモンストレーションで何を見いだすことができるだろうか?

中国航空工業集団社(中航)副社長の張新国は10月31日発表会で次のように言った。第4世代機でも、あるいは国際的に言う第5世代機でもいいが、いくつかの共通の特徴がある。例えば超音速巡航能力、高い敏捷性、ステルス能力などで、こうした機能を実現するルートは同じではない。しかも国際的な第5世代機の開発時期も同じではない。いわゆる殲ー20は他国の戦闘機に対抗できるのか否かの問題は、国家の戦略的利益と戦略目標という立場に立って分析する必要がある。中国は大国であり、我々の戦略は祖国の領土の完備を維持保護し、国家利益を保障することである。ある国の軍事戦略と国家戦略が異なる時、武器に対する限定も異なり、武器装備の開発も異なる。我が国の武器装備開発は国家の安全と軍事戦略の方向を根拠に考慮するのであって、この新型戦闘機に対し、他国の飛行機と単純に対比や評価をする必要はない。

中国の航空専門家である王亜男は1日「グローバル時報」記者に次のように教えた。殲ー20の初の公開、お目見えは、水平飛行でも大角度上昇でも、「中規中矩」(頑住吉注:ここでは「中庸」とか「ほどほど」では)という言葉を用いて表現できる。これはあるいは殲ー20がまだ試験段階にあり、飛行員がしばらくのところはまだ第5世代戦闘機の超機動性能を完全に発揮できないからかもしれない。だが別の方面では、これは殲ー20が採用するエンジンに関係があるかもしれない。ちまたにはずっと噂があり、殲ー20はまだロシア製AL-31FM2エンジンを使用しており、その性能は依然F-22が使用するF119ベクトル推力エンジンとは比較できない、とする。王亜男は次のように考える。殲ー20の水平飛行から垂直上昇に移行する時に描いた円弧のラインであるが、F-22もかつて公衆へのデモンストレーションの時に類似の大角度上昇をしたことがあるが、飛行の軌跡は天上でほとんど直角を描き出し、その強大なベクトル推力エンジンがもたらす驚異的な機首指向能力をはっきり示した。


 ごめんなさい、時間ないんで続きは明日にします。

11月9日

昨日の続きです。


(頑住吉注:これより2ページ目)

殲ー20の牙

中航と中国空軍は同時に航空展で重点的にある新型空対空格闘ミサイルをプッシュした。「霹靂-10E」である。「グローバル時報」記者の理解によれば、これは殲ー20に配備される主力たる殺しの武器であるだけでなく、同時にステルス戦闘機に勝ちこれを制する利器でもある。このミサイルの総設計師である梁暁庚は「グローバル時報」記者の特別インタビューを受けた時、第4世代格闘ミサイルとして、「霹靂-10E」は超機動、大過負荷の特性を持ち、ミサイルは非常に迅速に旋回でき、戦闘機は機動動作に頼ってその追跡、殺しから逃れるのは非常に難しい、とした。機動能力から言って、「霹靂-10E」はすでに現在アメリカで最も先進的な格闘ミサイルであるAIM-9Xを超えている。同時に、それはさらに赤外線面成像技術を採用し、非常に良い抗妨害能力を有し、普通の赤外線デコイ弾はそれに対し何の効用もない。

何故「霹靂-10E」ミサイルはステルス戦闘機の天敵だと言うのか? 何故なら現在のステルス機に主要なものはレーダーステルスであるが、赤外線信号は依然比較的強いからである。このため、赤外線ミサイルの設計を行う時はステルス戦闘機のこの弱点に照準を合わせ、赤外線面成像アクティブ誘導弾頭を用いて正確に目標を識別およびロックオンする。

さらに凶悪なのは、赤外線誘導に頼った伝統的な格闘ミサイルの射程は通常何kmかしかないが、「霹靂-10E」の有効射程は20kmで、すでに格闘ミサイルの超視距離作戦を実現していることである。それは格闘ミサイルと中距離空対空ミサイルとの境界を曖昧にし、これは全世界で初のことでもある。梁暁庚は説明し、「霹靂-10E」の本体直径は伝統的な中距離空対空ミサイルと基本的に同等で、同時に小アスペクト比設計と比較的クリーンな本体を採用し、全飛行過程の抵抗が比較的小さく、したがってミサイルの射程を大幅に向上させている、と語る。彼は、現在アメリカの新世代格闘ミサイルの改良の中でも、類似の考え方の筋道が採用されており、格闘ミサイルの射程延長方面において、我々は設計の初めからもうアメリカの前を行っている、と明らかにした。

(頑住吉注:これより3ページ目)

殲ー20の目

今回の航空展のヘビー級の展示品の中には、さらに中国の歴史上初めて公開展示される機載アクティブフェイズドアレイ火力コントロールレーダーが含まれる。これは中国電子科学技術集団社第14研究所によって研究開発されたKLJ-7Aレーダーである。この研究所のレーダー専門家である王宏哲は「グローバル時報」記者に次のように教えた。伝統的な機械スキャンレーダーに比べ、アクティブフェイズドアレイ火力コントロールレーダーは目標に対する捜索能力がずっと速く、同時に異なる方向の多くの目標が追跡でき、探知計測精度および距離も大幅な向上を得ている。KLJ-7Aレーダーは以前「梟竜」戦闘機に装備されたKLJ-7レーダーに比べ、探知計測距離が70%増加しているとされる。現在の空戦の「早く発見、早く攻撃」との思想の下、レーダー探知計測距離の向上の意義は言わずとも明らかである。

また、アクティブフェイズドアレイ火力コントロールレーダーは伝統的な措置を用いて妨害するのが非常に難しいだけでなく、逆にその発射アンテナの技術的特徴を利用して電子妨害作戦を実施することができる。同時にレーダー信号の発射とキャッチが大量の独立した発射/キャッチユニットからなり、形なき中にレーダーの作動信頼性を高めている。何故なら少数のいくつかの発射/キャッチユニットの故障が決してレーダーの正常な使用に影響しないからで、もし半分近くの発射/キャッチユニットが効力を失っても、レーダーシステムは依然基本的使用が維持できる。

さらに人の想像力をかき立てるのは、ほとんどあらゆる中国国産実戦機の機載レーダーがこの研究所の出であることで、外界は、この研究所は殲ー20のためにより先進的なアクティブフェイズドアレイ火力コントロールレーダーを配備しているかもしれないと推測している。

(頑住吉注:これより4ページ目)

殲ー20の小パートナーたち

ずっとアメリカ空軍を困らせている問題は、F-22などのステルス戦闘機が伝統的な戦闘機に対応する時、相手のレーダーの探知計測範囲外で攻撃を発動できるが、ステルス戦闘機間の対抗はどのように行うのか、である。殲ー20の公開、お目見え後、この種の対抗の潜在的可能性は顕著に増大している。だが王亜雄は、現代の空戦は体系の対抗であり、背景やシステムの支持から離脱して単一の機の対抗について討論する意義は大きくない、と考える。ああした装備には殲ー20がステルス戦闘機と対抗する「小パートナー」に充当される可能性があるのだろうか?

航空展の主席台側の室外展示区に、いくつかの高く大きな機動式レーダーがまっすぐにそびえ立っている。「グローバル時報」記者は、このうち2つのレーダーの説明にはっきりと「ステルス目標に照準を合わせた遠距離早期警戒」と書いてあることに注意した。理解されているところによれば、伝統的なミリ波対ステルスレーダーはステルス目標の位置を概略的に探知計測できるだけで、正確な位置決定はできず、実戦の意義は大きくない。だが今回展示された2種の対ステルスレーダーはいずれも新たな電磁波周波数を採用しており、目標が探知計測できるだけでなく、さらに同時に防空システムを誘導して迎撃作戦が行える。注意に値するのは、このうちSLC-7レーダーはさらに「宇宙に近い空間の目標に対する探知計測能力」を持つことで、言い換えれば、このことはそれが宇宙を運行する低軌道衛星や亜軌道飛行体を探知計測できることを意味している。

王亜男は説明し次のように語る。ステルス戦闘機は行方の暴露を防止するため、通常できる限り捜索レーダーをONにするのを避け、かつ外界との無線電信を圧縮する。このことはステルス戦闘機と早期警戒機間の高い効果の情報交換を非常に重要にさせる。この方面においては、アメリカも初歩の探索段階にある。このため殲ー20の将来の演習の重点の1つは早期警戒機との協同作戦かもしれない。


 ステルス戦闘機の開発だけではなくこれを支持する周辺のシステムも充実させているわけですが、果たして実際のところどの程度の実力があるのか、アメリカと比べてどうなのかは分からないですね。

11月10日

 中韓関連です。

http://military.china.com/critical3/27/20161104/30030677.html


韓国、中国漁船に向け発砲、対韓国経済戦を起こせ

韓国連合通信社の報道によれば、韓国海警はM60機関銃を用いて中国漁船に向け600〜700発の弾丸を射出した。

これは韓国初の制式軍用武器を用いての中国漁船への攻撃であり、同時に韓国の護衛艦、ミサイル艇も現場にやってきて、2隻の中国漁船を囲んで拿捕し、20名の中国漁民を連れ去った。

これは朴槿恵が、韓国は中国漁船に向け射撃してよいと命令を下して以来、初めて発生した韓国海警の中国の手に寸鉄も持たない(頑住吉注:これは明らかに事実ではありませんね)漁民に対し実施した攻撃行為であり、初めて中国漁民に対し行った強大な武力の威嚇である。

この情報を見て、心中の怒りの火は静め難く、韓国のこのような我が国漁民を傷害する行為は、まさに人を激怒させ、加えてこの前中国の4人の漁民が韓国警察サイドによって燃焼弾を用いて殺害されており、現在の砲撃行為は、疑いなくより人を憤怒させる。

朴槿恵の支持率が急速に下降し、また傀儡大統領のスキャンダルに陥る中、この時に情勢を逆転させ、矛盾を転嫁したいがために、中国に対し無比に強硬な立場を取っているのであり、この種の漁船銃撃事件は、上からの指令がなくてはあり得ないことである。

もしこの時、中国が争いある海域で韓国と争ったら、韓国の罠にはまる。国内のどんどん激烈になる矛盾を中国との領海主権争奪問題に転じ、このようにすれば、かえって憤怒する韓国人にはけ口を探し出させることになるだろう。

実は韓国人は非常に愚かで、しかも極度に理性が欠乏し、頭脳がショートしていて、何もかもお構いなしである。我々はこの時に韓国との直接の争いを用いる必要はなく、密かに韓国を経済制裁し、韓国と密かに経済戦争をするだけで、もう韓国を崩壊させるに足りる。

1、韓国の貿易黒字の絶対的大部分は中国から来ており、中国が韓国からの輸入を減少しさえすれば、韓国の貿易黒字は迅速になくなり、ならば次に来るのは韓国の外貨備蓄の消耗に他ならない。

2、現在北朝鮮の核兵器問題はすでに朝鮮半島を極度に不安定にしており、このような時にはきっと外資の韓国からの加速しての流出がもたらされ、このようになれば韓国経済の衰退が加速されるだろう。

3、韓国の支柱たる産業に手を下す。サムスンは韓国経済の支柱で、サムスンモバイルは爆発問題によっても遅々として中国に向けての謝罪やリコールを肯定せず、この時にはサムスンを制裁することが完全にできる。例えばちょうどアメリカが大衆自動車(頑住吉注:検索するとフォルクスワーゲンのことでした)を制裁し、ドイツ銀行を制裁し、高額の罰金と市場参入禁止措置を採用したようにである。

4、サムスンが持ちこたえられなくなりさえすれば、韓国経済は持ちこたえられなくなり、これは韓国経済最大の急所である。

5、韓国の芸能人の中国入りを全面禁止し、全民的に韓国のテレビドラマの中国入りを禁止し、すでに進入したものは全面撤去する。

6、韓国の文化はゴミで、しかもこうしたゴミ文化はさらに中国の若者を腐蝕し、男が男でなくなり、女が女でなくなり、中国の雄壮気魄がなくなり、以後はより面倒な結果をもたらす。このため韓国のゴミ文化の侵入を全面禁止することが必須である(頑住吉注:いつもですが「進入」「侵入」の使い分けなどは極力原文に忠実にしています)。

韓国に対しては、密かにそれに対し全面的経済制裁戦を開始することが必須である。韓国経済の急所は実際上ずっと中国の手中に掌握されているが、韓国は現在しばしば中国を傷害し、もはやすでに我慢できなくなっている。

韓国に対する経済戦で、政府が前面に出る必要はなく、中国の民間が発動すればもうOKで、もう韓国経済を大幅に後退させるのに足り、しかも戦わずして人を屈服させる兵法は、さらに上策中の上策である。

韓国は政治上ずっと非常に混乱しており、この時さらに経済上の混乱を加えれば、さらに困難になり、もし韓国に利益を得させれば、中国漁民武力襲撃事件はもはや発生しないだろう。

前にはTHAADミサイル防衛システムがあり、このシステムは中国の全東北、華北、華東をアメリカの監視盗聴下に置き、すでに中国の主権の利益に深刻な損害を与えており、現在韓国は目を血走らせた悪い狼のように、また中国漁船への進攻を開始した。

悪い狼に対しては、手を出して教訓を与えることが必須で、再三堪え忍べば、それがどんどんひどくなる結果をもたらすだろう。経済戦を先にやり、まず韓国経済を麻痺させてさらに話をし、さらに徐々に計略を進めるのである。

我々はもはやお人好しではいられない。毒蛇を暖めれば、かえって毒蛇にがぶりとやられる。過去抗米援朝がこうだったし、現在では韓国がこうで、このような狂犬に対して、最も重要なのは井戸に落ちた者にさらに石を投げ、水に落ちた犬に痛打を与えることである。

国家の主権の問題に関しては、さらに毛沢東主席がうまいことを言った。人が我を犯さざれば、我は人を犯さず。人がもし我を犯さば、我は必ず人を犯す。猛烈極まる対韓国経済制裁戦を請い願う!


 韓国はもうそれどころではない感じもしますが、ひょっとすると中国以外に日本を敵にして内部の不満をそらそうとする可能性も?

11月11日

 ちょっと紹介が遅くなりましたが珠海航空展関連です。

http://military.china.com/news/568/20161103/30028961.html


台湾メディア、珠海航空展を見る:ミサイルの種類は史上最多 レーダーはステルス機を捕らえることができる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「11月1日、観衆が航空展現場で参観する。当日、第11回中国国際航空宇宙博覧会(略称中国航空展)が珠海で行われた。新華社記者 劉大偉 撮影」)

11月3日の報道 台湾メディアは、第11回珠海航空展最大の特色は各種ミサイルの種類の多さで、史上最多と言うことができる、とする。ミサイルは射程が長い、威力が強大という特性を持ち、多くの国に必殺武器と見なされている。今回は大陸が自ら製造した数十種の対地、対艦、対空ミサイル防御システムが陳列された。

台湾の中時電子報ウェブサイト11月2日の報道によれば、今回の活動に参加した対空ミサイルシステムには古顔のFM-3000、FK-3および艦艇の自衛に用いるFL-3000N短距離ミサイルがある。一方LY-80N艦対空ミサイルが初公開され、対艦ミサイル、爆撃機、ヘリなどの目標が迎撃でき、ほとんどできないところがない。紹介の中ではさらに超低空迎撃能力が強調され、もうすぐ万能ミサイルシステムとなる。

報道は、対地攻撃ミサイルシステムの中で、比較的名が知られているものにはCM-802AKG空対地ミサイル、C-705KD小型空対地ミサイル等々が含まれる、とする。対艦ミサイルには超音速攻撃が行えるCM-302対艦ミサイルがある。

もう1つ潜水艦によって発射できる708BuNBミサイルも相当に注目される。CM-302超音速対艦ミサイルは初めて対外的に明るみに出る。一方C-602は弾頭が巨大なことで有名で、1発の弾頭でもう1隻の5,000トン級作戦艦艇を撃沈することができ、威力は強大である。

新たなレーダーは機動してステルス機がキャッチできる

いかなる先進的な武器装備の発展も、重要なのは弾体内に付属するレーダーシステム、あるいは各種長期早期警戒レーダーで、先んじたチャンスを掌握してこそ、不敗の地に立てる。

報道は、今回の珠海航空展の大陸の軍事工業単位が展示するレーダーシステムは、ほとんど全て機動レーダーで、戦場を迅速に移動でき、同時に捜索範囲は全て500kmを超えている、とする。

つまり、固定式レーダーシステムは最初の時間内に敵によって破壊されるが、機動式レーダー車は直ちに穴を埋めることができる。

今回展示したレーダーはほとんど全て新開発のもので、早期警戒もできればロックオンに用いることもできる。多くの早期警戒レーダーはステルス実戦機に照準を合わせて誕生している。その中でJY-26長距離早期警戒レーダーは、すでに作戦配備が行われているようである。

各形式のレーダーシステムの他、今回展示された空警ー500長距離早期警戒機は、前回のように高空を飛行して通過しただけでなく、気前よく静態展示されている。内情を熟知する軍事専門家は、解放軍があえて対外的に公開展示するのは、より良いシステムを掌握済みだと言っているのに等しい、とする。

A系列ロケットが大々的に登場

報道は、前回かつて大々的に登場した衛士-400ロケットだが、今年展示されるのはそれにもかかわらず別の系列だ、とする。こうした弾種はそれぞれA-100、A-200、A-300ロケットで、最も遠い距離は300kmに達し得る。

今回の航空展は展示場でも新たな突破があり、陸軍作戦武器では、解放軍兵器工場によって自ら研究開発が行われたVT-4メインバトルタンク、VN-12装軌式歩兵戦闘車、VN-1型8x8装輪式装甲車は、将来全て大陸の軍事工業品対外販売の主力となる。

水中で砲を発射することができる戦車が明るみに

報道は、今回の航空展で解放軍は第5世代多機能ステルス戦闘機殲ー20を派遣して飛行演習を行った他、多項目の「利器」をも展示した、とする。これにはAR-3多砲身ロケット砲システム、ロケット砲汎用搭載プラットフォーム、A-300ロケット、VN-16水陸両用戦車などの装備が含まれる。このうちVN-16水陸両用戦車は世界の同型装甲車両の中で、唯一水中で砲を発射する能力を持つ戦車である。

AR-3ロケット砲は中国北方工業社によって研究開発され、1両の車上で2種の口径のロケット弾が発射できる。北方工業社は全部でAR-3のために5種の弾薬を設計し、このうち3種は制御のないタイプのロケット弾で、2種は制御可能なタイプで、射程は22kmから220kmの間である。2種の制御可能なロケット弾のうち、1つは300mmのBRE3で、射程は60〜130km、もう1つは射程が100〜220kmで、口径370mmのBRE6である。今回展示されたAR-3ロケット砲はそれぞれ5発の300mmおよび4発の370mmロケットを搭載している。

A-300は8つの目標と交戦できる

今回の航空展ではさらに射程が290kmに達するA-300ロケットおよびその発射車が展示された。A-300は革命的な2段砲兵ロケットである。第1段は大型のブースターで、第2段のロケット上には揚力を高める翼と制御翼面が装備され、慣性、衛星誘導システムを採用する。最大命中誤差は30〜45mで、かつ同時に400平方kmの範囲内の8つの目標と同時に交戦できる。

今回の航空展の地上装備の最大のハイライトはVN-16水陸両用戦車で、VN-16は初の珠海航空展へのお目見えで、05式水陸両用突撃車の輸出型であり、105mm口径の砲塔を配備しており、火力は強大である。この戦闘車の航行して渡る速度は時速45kmに達し得、現在世界で水上速度最速、最も先進的な中型水陸両用突撃車である。同類の装甲車の中で水中を通行する速度は世界一で、同類車両のうち唯一水中で砲を発射する能力を持つ水陸両用戦車である。

VT-5は空中投下が可能

また、VT-5軽戦車も今回の珠海航空展で初めて展示された。VT-5は全体重量が30トンあまりしかなく、各種の複雑な地形、特に破壊を経た後の重量受け入れ能力が比較的劣る橋梁上で通行できる。しかもVT-5は設計上空中投下も考慮している。解放軍は運ー20輸送機を利用してこれに対し長距離の空中輸送投入を行うことができる。防御方面では、VT-5は作戦の需要の差異を見て、多種の厚さが異なる装甲を装備することができる。


 1両の車両上に2種のロケットを装備するより別の車両にした方が合理的ではないかとか、水中で砲を発射できても命中させられるのかとか疑問もありますけど多くの新しくユニークな展示品があったことは確かなようです。

11月12日

http://military.china.com/jctp/11172988/20161110/30035740.html

 殲ー20のディテールがかなりよく分かる画像です。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20161110/30035542.html


世論調査のデータ、蔡英文当局がすでに島内の主流の民意に反していることをはっきり示す

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:蔡英文と李登輝」)

中国台湾ネット11月10日の情報 蔡英文当局の「最も民意を傾聴し、最も意志疎通するだろう」との言明に対し、新党(頑住吉注:という名前の大陸との統一を主張する政党)副主席の李勝峰は10日台湾の「中国時報」時論広場に投書し、世論調査のデータを用いて蔡英文当局が主流の民意に反していることを率直に指摘した。

文章は、蔡英文は「二国論」、「台湾独立」を主張する「大法官」(頑住吉注:日本の最高裁判所判事に近い感じでしょうか)を指名したが、台湾競争力フォーラムの最新の世論調査がはっきり示すところによれば、57%の台湾民衆がこのようにすることは台湾に不利だと考えている。

61.3%の民衆は国際組織や活動に参加しようとするのに、台湾地域にとって最も有利な方式は「まず大陸と協議し、さらに協力の件を語る」だと考えている。たった22.8%が、大陸は相手にせず、アメリカ、日本などの国の助けに頼れば即OKと考えている。

さらに蔡英文当局が注意するに値するのは、3.4%の民衆だけが「大陸から遠ざかり、米日と親しくする」ことが台湾地域にとって有利であると考えていることで、このことは現在の蔡英文当局のいわゆる国際戦略に対し、さらに厳しく反省を促すものである。

74.5%の民衆は蔡英文当局は策略を改変し、現在の両岸当局が完全に交流を停止する政策から離脱すべきだと考えており、たった11.0%が現在の政策の持続に同意し、たった4.3%が大陸との対抗に入れる力の度合いを強化することを支持した。

文章は、政策の改変が必要で、それでこそ現在の両岸の「冷たい対抗」の困った状況を改善できる、とする。大陸とまず協議し、さらに国際的協力を要求する必要があり、台湾はそれでこそ広い国際的活動空間を有することができるのである。

こうした民意は、蔡英文当局が人民の声を無視し、台湾の主流の民意とは完全に相反する方向の帰らずの道を選んでいるようだということをはっきり示している。特に57%の民意は、「大法官」の指名は、台湾を予測不能の危険な状況に追いやると考えている。なるほど45.8%の民衆が、蔡英文が現状を改変したのだと考えているわけである。

文章は、最も民意を傾聴し、最も意志疎通するだろうと称する蔡英文当局が、このような民意の反応に直面しているわけだが、あなたは傾聴したいと思っているのか? と率直に問う。(中国台湾ネット 朱錬)


 しかし蔡英文は大陸とは違って民主的な選挙で選ばれ、民主的な政治のルールの範囲内で政治を進め、台湾人は次の選挙でそれを変更させることもできるわけですし、台湾人が対大陸政策に対しこういう意見を持つのは主に大陸を好評価しているわけではなくその暴力が怖いからで、大陸に統一されたらそもそも体制に不都合な世論調査や結果の発表すらできない社会になりかねないわけですが。

 ロシア空母関連です。

http://military.china.com/news2/569/20161110/30035469.html


ロシア空母参戦 2、3日のうちに数百の目標を打撃へ 新式武器を用いる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近ロシアは「クズネツォフ」号空母にあらゆる艦載機と全部の武器を搭載し、地中海に派遣して任務を執行させ、ロシア北方艦隊、黒海艦隊も艦を派遣して空母戦闘群に加入させ、この挙はロシアのシリア周辺における軍事力量を顕著に増強させることになる、と言明した。昨日明るみに出たばかりの画像から見て、ロシア空母はすでにシリアに出発し急行している」)

ロシアメディアは、ロシア国防省は、空母集群の主要な任務はロシア黒海艦隊、遠距離飛行機およびヘメイミム空軍基地から発進する飛行機とコンビネーションし、アレッポに通じる重要ルートを突破しようと企図する武装分子に対し打撃を実施することだ言った、とした。

ロシア衛星ネット11月8日の報道によれば、消息筋の人物は、もし以前はカスピ海から数十の目標に対しミサイルの打撃を実施したと言うならば、今回は2、3日の時間を用いてアレッポに通じる重要ルートを突破しようと企図する武装分子の数百の目標を殲滅するのだと語っている。

消息筋の人物は、この打撃の中では新式武器を使用することになり、これには「クラブ」巡航ミサイルが含まれる、と語る。現在、テロ分子の集結地、移動ルート、陣地の位置、訓練区域および訓練営舎、備蓄基地や供給基地などの確認作業はまもなく終わる状態である。

過去2週間、武装分子はアレッポ西部と西南方向で何度か包囲突破を企図した。2,000名を超えるテロ分子が数十両の戦車および装甲車、自殺式攻撃自動車の支援の下に進攻した。消息筋の人物は、現在武装分子は人道主義停戦を利用して改めての集結を行い、アレッポ東部での再度の包囲突破を準備している、と語る。

テロ分子が人間の盾とする一般民の死傷を避けるため、直接都市に対しミサイルの打撃は実施しないだろう。


 中国の「遼寧艦」や第1隻目の国産空母と基本的に近いロシア空母の現在の戦闘力がある程度明らかになるんでしょうか。

11月13日

 アメリカ新大統領関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161109/30034598.html


ロシアの専門家、アメリカの新政府の対中政策を分析:中国抑止は変わらないだろう

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「これはアメリカ民主党大統領候補者ヒラリー クリントン(左)と共和党大統領候補者ドナルド トランプがセントルイスで大統領候補者テレビ討論に参加したところ(2016年10月9日撮影)。新華社発」)

参考情報ネット11月9日の報道 ロシアメディアは、ロシアの専門家はアメリカ大統領選挙が行われる直前、アメリカ新政府はオバマ大統領の対中政策失敗に対し強烈な反応をせざるを得ないと予測した、とする。アメリカ新政府は継続して力量投射戦略を推進し、もって軍事、政治、経済の上で中国を抑止するが、アメリカの中国に対する「進攻」はすでに有効な抵抗をし難い。

ロシア衛星ネットが11月7日掲載した「専門家:アメリカ新政府は依然中国を抑止することになる」と題する報道は、ロシア科学院アメリカ・カナダ研究所副所長のゾロタリョフは、アメリカ大統領選挙の結果を予測しなかったが、彼は中米関係の未来は誰(トランプかそれともクリントンか)がホワイトハウスの主人になるかだけによって決まるのではない、と指摘した、とする。まずこれは彼らがそれぞれどのような政府を有するのかおよび誰が政府メンバーになるのかによって決まる。ゾロタリョフは、中米関係に影響する主要な要素はやはり予測できる、と考える。

彼は、アメリカの戦略路線にあまり大きな改変はないだろう、何故なら路線は往々にして大統領の更迭に伴って変わらないからである、と考える。その実質は、中国の抑止、(中米関係の)現有の堅固な経済的基礎の支持、かつさらなる一歩の発展にある。だが同時に、アメリカが地域のその他の相互利益経済関係を建立できるパートナーを探し求め、中国一国とだけ協力の経済的基礎が存在するのを避けていることも明らかである。例えば、ベトナムと積極的に関係を発展させる。アメリカは一定程度上頼れる地域のパートナーをもって中国を抑止することを必要としている。アメリカはさらに継続してこのようなパートナーを探し求めることになる。

ゾロタリョフは、軍事領域においてアメリカは依然地域の力量投射を確保することになる、とする。その主要なツールは本国の空母攻撃群の利用に他ならない。この種の力量投射政策が直面する中国から来る主要な脅威は通常中距離ミサイルの潜在的能力である。核弾頭の装備も考慮する必要があるものの。そしてこのことは、アメリカ人が継続して当地域でミサイル防衛能力を強化することを意味している。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「11月5日、フィリピン海で、米日のKeen Sword 17演習が行われている。アメリカの『レーガン』空母打撃群と日本海上自衛隊小空母DDH 181が共に参加している。」です。)

報道は、ロシア科学院極東研究所中米関係問題専門家のラーリンも、アメリカ大統領選挙結果に対し予測するのを望まない、とする。彼は、「原則的にアメリカの新政府の対中政策の制定はより深層の原因によって決まるのであって、誰が大統領選挙の中で勝利を獲得するかによって決まる部分はより少ない」と強調して語る。

ラーリンは以下のいくつかの原因があると考える。中米間では各自の影響力を争奪し、極力自らの地位をより堅固にし、より多くの経済的実利、および東南アジアに対する支配権を勝ち取ろうとしつつある。当然、こうした国はまだ中米間でのバランスを探るが、全体的にはすでに彼らが中国に傾倒しようとしているのはごくはっきりしている。このことは、中国が遅かれ早かれ完全に南海を支配することを意味している。アメリカは中国とのこのゲームの中ですでに敗北し、彼らはこの事実から逃避することはできない。アメリカの東南アジアの盟友との全体的構造には深刻な亀裂が出現しており、つまりアメリカの新政府はより強大な中国とつきあうことを迫られることになる。中国は東南アジア、ないし全アジア太平洋地域でアメリカに取って代わることになる。

報道は、中国伝媒大学国際関係研究所の教授である楊勉の視点は全体的にロシアの専門家の視点と相互に吻合する、とする。彼は、共和党大統領候補者トランプと民主党大統領候補者ヒラリーの政治綱領は異なるので、彼らの将来における各自の対中政策もある程度異なるだろう、とする。だが根本から言えば、どの党の候補者が最終的に勝利を獲得しても、彼らの対中政策の基本的性質にあまり大きな差異はないだろう。


 ロシアの立場から「大筋変わっていないな」と見える状態でも日本にとっては重大な変化ということもあるでしょうが。



















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