コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその207

11月14日

 今日もアメリカ新大統領関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161111/30036455.html


専門家:トランプ、あるいは米軍の封印を解くか 中国、大兵力での包囲に遭うことに

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカ陸軍第一騎兵師団のM1A2『エイブラムス』メインバトルタンクが訓練中。この戦車は1980年に誕生し、現在すでに現代のアメリカの軍隊の象徴の1つとなっている。その最新型は装甲防御および複雑な電子システムを大幅に増加している。」)

江蘇戦略・発展研究院副研究員 顧善聞

イギリスに続き、アメリカもグローバル化に対し「ノー」と言った。億万長者のドナルド トランプは国内数千万民衆の支持の下、エリート集団が協力して援助するヒラリー クリントンを打ち破り、このスーパー大国の次期大統領に当選した。当然、この核兵器を使用してもよいと放言する「狂人」も、世界最大の核武器庫を支配する三軍の統帥となる。アメリカのエリートは彼がその任に堪えると思っていないものの。分析者たちは普遍的に、トランプは経済上中国に対し強硬な政策を採るが、安全保障方面では対中緩和を図り、同時に伝統的盟友の保護に入れる力の度合いを緩める、と指摘する。トランプは決してアジア太平洋地域再バランスの軍事的努力には熱心ではない。このことは中国の外部の脅威が軽減され得るだけでなく、しかもさらに軍事的ゲームの主導権を獲得することになることを象徴的に示している、と。

だが筆者は、このような結論を下すのはまだ時期尚早だと考える。逆に、トランプは大統領になった後、最短の時間内にもう方法を講じてアメリカの2013年に始まる「自動赤字削減」(頑住吉注:英語では「Sequester」)メカニズムの安全保障業務予算に対する「封印」を解く可能性が高い、と考える。この前後10年持続するだろう財政緊縮の歳月の中で、アメリカの軍事予算は4,500億アメリカドル自動的に削減されることになる。

アメリカ上院元軍事委員会主席ジョン マケインはずっとペンタゴンと連合し、力を入れて軍事費支出に対する「自動赤字削減」の制限を覆そうと試みているが、成功していない。だが今、ただ単にトランプが大統領の玉座に上がるだけでなく、共和党も意気盛んに上下両院の支配権を手にした。最高行政と立法機構がついに一致を保持したのである。このことはオバマ政権担当期間の、政府と議会の激烈な対峙、国策の制定と執行が完全に空転する膠着化した局面を完全に変えた。軍事費支出の「緊箍呪」(頑住吉注:孫悟空の額にはまっている、お釈迦様の言いつけを守らないと頭を締め付けるというやつです)を外す難度がすでに非常に大きく減少したことは考えれば分かる。ペンタゴンと軍産複合体はこの日を夢見、今か今かと待っていたと言って良い。筆者は、トランプと議会の中の共和党体制派には多くの矛盾が存在するが、軍備削減の撤廃というこの項目の上では、双方の主張は図らずして一致する、と考える。ホワイトハウスと議会共和党の人はトランプの政権担当最初の2年内で全力でこの件がなることを促す。何故なら2年後の中間選挙にはあまりにも多くの不確定性が存在するからで、もしその時まで引き延ばし、ひとたび上下両院の中でどちらの権力を失っても、ごく容易にそれまでの努力が完全に無駄になる。

トランプは今年9月7日にフィラデルフィアでわざわざ国防政策につき演説を発表した。彼は自らが大統領に当選したら、「直ちに」議会が軍事予算に対する「自動赤字削減」という剛性の拘束を全面終了し、かつ軍事費を大幅増加し、もって「アメリカの軍隊を再建」するよう要求する、とした。トランプはアメリカ陸軍の数を14%増加し、47.5万人から54万人まで拡充する計画である。海軍艦艇は350隻まで増やし、海兵隊は36個大隊まで拡大する。同時に彼は聴衆に、自分がホワイトハウス入りした最初の1ヶ月内にもう、ペンタゴンが「イスラム国」を打撃する軍事計画を制定するよう命令を下す、と告げた。トランプのムスリムに対する強硬な政策は多くの軍隊の支持者を引きつけている。現役および退役アメリカ軍人の中で55%がこの不動産王を支持し、ヒラリーに比べて19%高かった。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「アメリカ陸軍のM109A7自走砲」です。)

筆者は、軍事に対する「自動赤字削減」予算制限がひとたび撤廃されれば、中国に対し重大な影響を生じさせる、と考える。

まず、アメリカの軍隊はこれまでに中止あるいは削減が強制された研究開発や調達プロジェクトを再始動する可能性が高い。例えばより多くのF-35C艦載戦闘機、P-8A大型対潜機、MQ-8C無人ヘリおよび「トマホーク」巡航ミサイルの購入などである。また、ボーイングやロッキード・マーティンといったような航空の巨頭は、より多くの経費を得、もって第6世代戦闘機を研究開発することになる。こうした武器やシステムは、全て中国の国家の安全に対し深刻な脅威を構成する。

次に、予算制限を廃止しかつ軍事費を増加することは、必然的に米軍の士気を非常に大きく鼓舞するだろう。その時、軍備がさらに一歩増強されかつ士気が高揚した米軍が、現在絶対多数の評論家が仮想するように、東海、南海など周辺地域での活動や挑発を減少させることは全くあり得ない。何故ならアジア太平洋回帰はヒラリーなど少数のエリートの個人的主張では絶対になく、ペンタゴンやキャリアの長い外交政策制定者を含むアメリカの主流たるエリートの共通認識であって、それにトランプ個人の意志が原因であまり多くの改変が発生する可能性はあまりないからである。米軍はホワイトハウスに対し、一定の独立性を有するからなおさらである。自身の利益の考慮から出て、この世界的性質の軍隊が勃興中の解放軍に対し警戒を緩めることは非常に考え難い。

トランプの日韓の核保有を容認する、かつ盟主たる義務を「弱化」する発言は人の記憶に新しい。確かに、これは実際上すでに日本、韓国、台湾、甚だしきに至ってはベトナム、シンガポールなどの地でパニックを引き起こしている。だがトランプは結局のところ成功したビジネスマンであり、交易の道に精通している。彼には米軍が駐屯する国あるいは盟友と駆け引きし、同盟が動揺しない前提の下に、彼らにより多くの費用を分担させ、したがってより巧妙に中国の影響力を抑止する能力がある。

このため、中国の決策者はトランプと共和党の人が軍事予算に対する「自動赤字削減」制限を撤廃するというこのあり得る挙に対し密接な関心を保持し、ゆめゆめ国家の安全領域でアメリカおよびその盟友に対し実際に則さない、またひとりよがりの幻想を生じさせてはならない。筆者は、我が国がよりすべきことは軍備への支出の増大、最短の時間内に軍事予算が改めて二桁に回帰することを勝ち取ることだと考える。外部の脅威は全く減り弱まってはいない。実力を強化することこそ、トランプというこの「信頼できない」政権とつきあう真に「信頼できる」手段である。


 どうすかね〜。全体に金がないのは事実なわけで軍事費に思い通りの予算は回せないのでは。しかし日本に対する負担増の圧力が強まることは間違いなさそうです。

11月15日

 殲ー10関連です。

http://military.china.com/news/568/20161113/30038184.html


殲ー10女性飛行員が犠牲になった現場は惨烈:完全な遺体はまだ捜し当てられず

原題:八一飛行デモンストレーション隊の1機が墜落損壊し女性飛行員が犠牲に 男性飛行員は負傷

新京報速報:昨日(11月12日)午前、河北省唐山玉田県陳家舗郷で、飛行機の墜落事故が発生し、機上の2名の飛行員のうち、女性飛行員が不幸にも世を去り、男性飛行員は軽傷を負い、玉田県病院に送られて治療が行われている。現在、暫時当局はこの件につき情報を発表していない。

陳家舗郷村民の説明によれば、飛行機の墜落は午前10時前後のことで、大楊浦村と隣村の中間の田畑の中に落ち、深さ何mもの大きな穴を開けた。「我々の工場は事故地点から距離1kmに過ぎず、朝突然に停電し、私はやっと飛行機が落ちてきて、電線を切断したことを知った。」 村名(頑住吉注:検索すると日本語と同じ意味しか出てきませんが村民か何かの間違い?)は、その後救急車が駆けつけ、男性飛行員が救護人員によって介助されて車に乗せられ、玉田県病院に送られ治療が行われた、とする。「聞くところによると2人の飛行員のうち、女性は落下傘降下に失敗し犠牲となった。」

現場の動画と画像は、男性飛行員が足に負傷して流血し、腕に包帯を巻いて救急処置していることをはっきり示している。カラーの落下傘は電信柱の上にひっかかり、地上には飛行機の残骸が残っている。数十名の迷彩服を着た救護人員が現場に駆けつけている。

記者は玉田県病院に電話し、救急診察業務人員は次のように説明した。午前、病院に1名の男性飛行員が送られてきて、傷は重くなかったが、女性飛行員はすでに世を去り、完全な遺体は探し出されていない。陳家舗郷政府業務人員は、現在現場はすでに厳重警戒で、具体的情報には当局の発表を必要とする、としている。

多くのネット仲間はブログに書き込み、世を去った女性飛行員は中国初の殲ー10戦闘機女性飛行員の余旭だと指摘した。ある自称余旭の級友であるネット仲間もブログに発表しこの件を事実確認している。彼女は新京報記者に、「我々は以前級友で、この件は級友が電話してきて話したことで、悲しすぎる。」と告げた。

「新京科技報」の報道によれば、八一飛行デモンストレーション隊が隷属する空軍戦闘機航空隊第24師団の師団本部から得た情報は、ネット上の情報は事実に属するということをはっきり示している。

公開の資料は次のことをはっきり示している。余旭、女性、1986年四川省崇州に生まれる。空軍上尉、二級飛行員、現在空軍八一飛行デモンストレーション隊中隊長。2005年中国人民解放軍空軍航空大学に合格し入学、第8期の女性飛行学員となる。2009年10月1日、中華人民共和国建国60周年閲兵に参加し、教-8(頑住吉注:練習機)梯隊第三中隊右二番機を担当。2012年7月29日、中国が自主研究開発した第3世代戦闘機を操縦し初めて単独飛行した。余旭は中国初の戦闘機女性飛行員であっただけでなく、中国初の殲ー10戦闘機女性飛行員でもあった。

八一飛行デモンストレーション隊の中で、余旭のコードネームは「金孔雀」で、全国に何名かしかいないデモンストレーション機の飛行資格を持つ女性飛行員の1人だった。

空軍公式ブログ@空軍発表の情報は、11月12日、空軍の殲ー10女性飛行員の余旭は、飛行訓練中に不幸にも犠牲になった、としている。

空軍ニューススポークスマンの申進科は次のように言った。飛行は勇敢な者の事業であり、飛行の安全を確保することは世界の空軍が共通して追求することでありまた良い願望である。空軍女性飛行員の余旭同志は飛行訓練中に不幸にも犠牲になり、我々は1名の良い戦友を失った。空軍将兵は余旭同志の不幸な犠牲に対し、深い痛惜を表明し、深く哀悼を表する。空軍は継続して厳しい訓練を堅持し、使命、責任を忠実に履行し、祖国と人民の空軍に対する期待に背かない。


http://news.china.com/domestic/945/20161113/23879329.html

 この人の画像があるページです。落下傘降下の失敗で「完全な遺体は探し出されていない」というのは不思議な感じもしますが、他の記事によると脱出後に僚機とぶつかったということのようです。原因は不明ですが、あるいはエンジンの信頼性不足と関係があるのかもしれません。単発機ですしね。

 アメリカ大統領選関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161112/30037861.html


ロシアの議員:トランプは親ロシアの大統領になる? 甘過ぎる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシア議会上院国際問題委員会副主席のクリモフは、トランプはヒラリーとは異なり、彼は反ロシア政策の実施を避けるだろう、とした」)

トランプがアメリカ新大統領に当選した夜、彼の国内支持者の他、ロシアの非常に多くの人もこのため欣喜雀躍した。ロシアの「視点報」11日の報道は、ロシア下院議員は会議でこのため熱烈に拍手した、とした。ロシア自由民主党党首のジリノフスキーと同党議員は、甚だしきに至ってはその場で酒を飲んで慶祝した(頑住吉注:議会で飲酒?)。ロシア大統領プーチンはトランプに向け祝電を発した初の外国首脳でもあった。ロシア当局者と専門家は普遍的に、トランプ就任後、ロシア・アメリカ関係は改善することになるだろうと考えている。

ロシアの独立系テレビ局は10日報道し、アメリカ大統領選挙投票当日、ロシアの各メディアはこれに対し極めて大きな熱情を示し、非常に多くの国有テレビ局もこれに対し生中継を行った、とした。あるロシアメディアは、世界のいかなる国の大統領選挙も、ロシア人にこのように関心を注がせたことは全くなかった、とした。「ヒラリー婆さんを休ませろ!」 普段から「ビッグマウス」の呼び名がある自由民主党主席ジリノフスキーは自らのトランプ当選に対する喜びの情を全く隠さなかった。彼は、この結果は最も良い大統領候補者の勝利で、「トランプは決してロシアに対し戦争を発動する脅威ではない。アメリカ人は平静に生活することを希望した。」と語った。ロシア大統領ニュース秘書ペイスコフは10日次のように言った。プーチン大統領とトランプは対外政策に対する観念、立場が極めて似ている‥‥いずれも本国の利益を首位に置く。一致する外交政策、基本理念はロシア・アメリカ関係発展の良好な基礎であり、少なくとも対話を始動し、双方の関係の中の「アフゲイーの厩舎」の掃除を開始する助けになる(アフゲイーの厩舎はギリシャ神話が元で、極めて汚れた家あるいは秩序なく乱雑な事柄の比喩である)。ロシア首相メドヴェージェフも10日、「両国関係はアメリカ新政府の態度によって決まる。もし彼らが我々と全面協力の展開を望んだら、近年来現任政府が書いた不名誉な1ページはめくられ、ならば我々は同様にこのように望む。」とした。

ロシアの「情報報」は10日「ロシアはトランプは信頼できると考える」との題をもって報道し、トランプの選挙での当選はロシアで強烈な反響を引き起こしている、とした。多数のロシアの政治家や社会専門家は揃って、これはロシアに対し良いシグナルと言え、このことはロシア・アメリカ関係に改善を獲得させることになる、と考えている、とした。ロシア議会上院国際問題委員会副主席のクリモフは、トランプはヒラリーとは異なり、彼は反ロシア政策の実施を避けるだろう、とした。当然彼が親ロシアの大統領だと考えるのは甘過ぎる。彼はアメリカの利益を防衛するだろう。だがどうであろうと彼とつきあうのはヒラリーに比べ楽だろう。ロシア・アメリカ関係悪化の時代は歴史となる。


 とにかく政治、特に外交の経験が全くない大統領の誕生ですからどうなるか分かりませんが、中国でもロシアでも全体的な歓迎ムードの中で警戒を促す一部の人がいる、といった感じですかね。

11月16日

 ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20161112/30037956.html


ロシア、「核幽霊列車」を再始動へ 原潜に比べより発見し難い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「旧ソ連が生産したミサイル列車」)

ロシアの「晨報」ウェブサイト11月7日の報道は、ロシア戦略ロケット軍は唯一無二の作戦「ステルス列車」‥‥「バーグチン」鉄道ミサイル作戦システムを改めて使用開始することになり、列車上に装備される弾道ミサイル発射装置は衛星によって識別され得ない、とした。消息筋の人物が明らかにした情報と国防省が発表した公式声明によれば、今年11月から12月、列車上から「アース」ミサイルを冷発射することを試験する。列車が弾道ミサイルのメインエンジンの気流によって影響されるのを免れるよう保護するため、ソ連の研究開発人員は特殊な冷発射方式を研究開発した。全世界に例のない核ミサイル列車は、アメリカさえも1960年代にプロジェクトの製造コストが高すぎるがゆえに放棄を迫られた。終末の日列車の主要な優勢は、衛星やレーダーシステムによって識別できないことにある。簡単に言うと、広い大海の中で1隻の原潜を発見することは、鉄道路線上を運行する数千の列車たちの中から一列の「普通の」作戦列車を発見することよりも容易だろう、ということである。

サイロ基地および道路機動発射のミサイルに比べ、鉄道ミサイル作戦システムは顕著な優勢を持つ。幽霊列車は非常に識別し難い。新型鉄道ミサイル作戦システムは6発の射程が11,000kmに達し得るミサイルが搭載できる。

外観が目立たない、冷蔵車両を設けた列車はロシアの何千何万の鉄道路線の中にある。その中のある車両が天井を片側に移し、ミサイル装置を立ち上げる。ミサイルを宇宙まで発射し、かつ別の大陸の目標に命中させようとするには、大出力のメインエンジンの使用が必要である。一般の発射の中では、エンジンは車両に点火して燃やし、列車を破壊し、かつ操作人員に対し傷害をもたらすかもしれない。この問題を解決するため、固体燃料ミサイルの伝説的設計者であるウラジミール ウートキンは唯一無二の構造を考え出した。まず、射出筒によってミサイルは列車の上方30mから40mの高度まで射出され、ミサイルの「尾部」は列車の方向から逸れる。この時さらにメインエンジンを始動する。この高度の位置では、メインエンジンの気流の走る方向は列車から逸れているため、列車に対し破壊をもたらすことはないだろう。「バーグチン」新式核ミサイル列車は冷蔵車両に偽装した外観と構造を改変し、それを標準の冷蔵車両と変わらなくし、もし経験豊富な鉄道労働者も区別し難い。こうした変化はミサイルの冷発射装置にも影響するかもしれない。このため、こうした構造的性質の変化に対し試験を行うことになる。

2016年5月、モスクワ熱工研究所陸上基地ミサイルシステム総設計師のユーリ ソロメンノフは、「我々は年内に『投擲』試験を完成させ、発射は今年第4四半期に完成できることを保証する計画である。」とする。

専門家は、発射装置のパラメータはすでに計算を経ており、かつ補助システムを付属した指揮装置が装備されている、と指摘する。以前のバージョンは牽引力過大が原因で暴露した。1両ではなく、2〜3両の内燃機関車が牽引したのである。だが現在、1両の大出力のものだけが留保されている。近年来、ナビゲーションシステムの発展は目標照準の時間も短縮した。RS-24「アース」弾道ミサイルが搭載する核弾頭は10発から4発に減じているが、その打撃精度は向上し、これはミサイルの重量軽減のおかげである。列車の総重量もレールにとってもはや受け入れ難くはなく、かつまもなく貨物運搬列車の基準に符合する。旧バージョンの列車の設計は、列車の電力供給網送電システムと冷発射装置だけが留保されている。

ロシア戦略ロケット軍司令セルゲイ カラカイェフは、「改めて鉄道ミサイル作戦システムを使用開始する時は、作戦ミサイル領域のあらゆる最新の研究成果を考慮するだろう。『バーグチン』システムの精度、ミサイルの射程などの特性は全て以前のバージョンを超越している。このことはこのシステムを未来の相当に長い一定の時間内、少なくとも2040年まで、ロシア戦略ロケット軍に就役できるようにさせる。このため、戦略ロケット軍はサイロ基地、道路機動、鉄道という三種の発射方式のミサイルシステムの基礎の上で陣容を立て直すことになる。」とした。


 アメリカが過去コスト高のため放棄したというのがよく分からないんですが。原潜よりは安くできそうに思いますけどね。いずれにせよこれはロシア、中国、アメリカなどのような広大な国土がある国に有利なシステムでしょう。インドに開発の動きはないんですかね。

 ぜんぜん違うジャンルですがこれもロシアの新兵器関連です。

http://military.china.com/news2/569/20161108/30033207.html


ロシア特殊兵、北極装甲服を装備へ:狙撃銃の近距離射撃が防げる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:北極に駐留防衛するロシア軍防空部隊兵士。」)

ロシア衛星ネット11月7日の報道によれば、ロシアの「情報報」は7日高強度材料生産センター「増強複合材料」(Armocom)副社長エランニャ ケーマコワの話を引用し、ロシア特殊部隊将兵は近い時期に同社によって研究開発された唯一無二の北極フルセット装甲装備を獲得する、とした。

防弾チョッキ(SVDスナイパーライフルの5〜10m離れて撃った7.62mm弾が人体に対し傷害をもたらすのを防止できる)の他、この装備はさらにLSHZ-1+軽量ヘルメット、ジャケットと防風ズボンを包括する。LSHZは世界で最も軽く、最も堅固な防護ヘルメットと見られ、重量約1kg,マカロフ拳銃が射出した9mm弾が防ぎ止められる。

ケーマコワは、「最初の装備は近く某強力な部門の特殊部隊に支給される」とした。彼女は、北極装甲装備研究開発の過程の中では、兵士に対する装甲防御に関心を注いだだけでなく、さらに特別に全装備の人間工学設計に重点を置いた、とする。

ケーマコワは説明し、「我々の防弾チョッキは迷彩服あるいは北極装備の中の防寒つなぎ服の外に着る。チョッキの上には専用のロープが縫いつけられ、装備用マガジン、無線電信機およびその他の装備の弾薬箱の固定に用いる。」とした。

報道は、装甲チョッキは生死に関わる重要器官を保護できるだけで、装甲成分は非常に少なく、もって兵士の行動の思いのままを保障する、とする。この報道は、防弾チョッキ、特殊ジャケットおよび防風ズボンに使用するのは「北極の寒風を防げるのと同時に微細な空気穴によって湿気の排出が行える薄膜織物」だとする。


 ロシアは北極地域でのプレゼンスを強化しつつあるようで、これもその表れなんですかね。

11月17日

 アメリカのロシア・中国への対抗関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161112/30037749.html


中ロの潜水艦がどんどん先進的に 米軍、大量のP-8Aを購入して対応

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカ海軍は100機あまりのP-8A偵察機を購入して日増しに老化するP-3偵察機編隊に取って代わらせつつある」)

参考情報ネット11月12日の報道 域外メディアは、F-35ステルス戦闘機が続々米軍に就役するのと共に、アメリカ空軍は第5世代空戦模式に足を踏み入れ始めており、かつアジア太平洋地域に優先配備している、とする。また、アメリカ海軍はP-8A「ポセイドン」対潜偵察機を大量購入し、もって中国大陸およびロシアのどんどん先進的になる潜水艦に対応しつつある。

台湾の「旺報」は11月9日「大陸の潜水艦に威嚇されアメリカ、P-8A偵察機を大量購入」と題する報道を掲載し、アメリカの「海軍時報」の最近の情報は、アメリカ海軍パトロール・偵察大隊の指揮官であるカイル コーザット少将は、P-8Aは米軍で最も先進的な飛行機の1つであり、「アジア太平洋回帰」戦略を支援するだけでなく、改めて大西洋に出現しているロシアの潜水艦の脅威を威嚇する助けにもなるとしている、とした。

コーザットは、アメリカ海軍はこれまでずっと重点をアフガニスタンやイラクの非伝統的陸上任務に置き、対潜戦は一定の時間休息していたが、現在中断期はすでに終わっている、とする。ペンタゴンの当局者はどんどん、ロシアと中国大陸の先進的な先進的な潜水艦が、アメリカの艦船の安全をかき乱し、甚だしきに至っては脅威を与えることを憂慮している。

アメリカ海軍は100機あまりのP-8A偵察機を購入して日増しに老化するP-3偵察機編隊に取って代わらせつつある。2020年になれば、全機隊が全てP-8Aに換装され、かつ地上面積9,569平方mを占めるP-8A編隊訓練センターで潜水艦狩りの訓練を行うことになる。このことはある明確な情報を発しており、それはアメリカ海軍が北朝鮮、イラン、中国大陸、そしてロシアなどのような国が構成する潜水艦の脅威に随時反撃する準備がある、というものに他ならない。

また、米軍は第5世代空戦模式にも入ることになる。

「ヴォイス オブ アメリカ」11月8日の報道は、アメリカ海兵隊のF-35B型戦闘機飛行員デビット バーク中佐は、第5世代戦闘機は戦闘機に留まるにはほど遠く、関連の作戦データを採集および処理し、カギとなる重要情報をネットワーキングし、かつ情報に対し双方向の処理と運用をすることのできる作戦プラットフォームである、とした。彼は、第5世代戦闘機の真の価値はその超越的に高い飛行パラメータ自体にあるのではなく、その情報処理、連合作戦に参加する能力にある、と語る。

もう1人の飛行員カート ガンゲン中佐は、F-35戦闘機の米軍入りしての就役は、米軍が今後2、30年の空戦模式の領域に入ったことを象徴的に示しているが、現在の作戦ネットワークは充分発達しておらず、第5世代戦闘機の真の価値はまだ充分に表現できず、ちょうど今日の先進的なスマートフォンを1990年代のダイヤルアップしてネットアクセスする古いインターネット内に持ち込んで使用するようだ、と語った。


 う〜ん、F-35の場合「超越的に高い飛行パラメータ」とは正直言えないようですけど、それでも別の部分でロシアや中国の戦闘機を圧倒する可能性があると期待していいんすかね。

 中国国産空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161115/30039404.html


専門家:中国にはまだ原子力空母はない 電磁カタパルトを作るまではまだ非常に長い

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国が自ら研究開発を行う001A型空母は某造船工場で建造されつつあり、最近ネット仲間がアップした画像は、この艦の建造作業が非常にスムーズであり、外形がすでに完全に分かることをはっきり示している。(感謝:魔牛小隊 停不了的華爾茲)」)

人民ネット北京11月14日電(邱越) 最近、ある情報は殲ー15艦載戦闘機が我が国初の空母電磁カタパルト試験機上で射出による発進に成功したらしい、とした。軍事専門家は中央テレビのインタビューを受けた時、電磁カタパルトは非常に大きく空母の作戦効率を向上させ、維持保護のコストを下げることができるが、艦に搭載する前にはまだ非常に長い試験過程を経る必要がある、とした。

「グローバル時報」の報道によれば、ある分析は、電磁カタパルトの「重大な突破」は殲ー15戦闘機を重搭載で発進できるようにさせ、弾薬搭載量および作戦半径がいずれも大幅に向上し、新型艦載機の初飛行に劣らないと指摘している。しかも艦載早期警戒機など大型プラットフォームも空母から発進でき、その意義は極めて重大である。

この報道はさらに、電磁カタパルトは超大型のレールガンと見なすことができ、それは体積が小さい、艦上の補助システムに対する要求が低い、効率が高い、重量が軽い、運用と維持保護の費用が低廉であるなどの優勢を持つ、と指摘する。
軍事専門家の孟祥青は次のように指摘する。電磁カタパルトの体積は蒸気カタパルトの半分しかなく、空母の空間利用効率をより高くすることができる。電磁カタパルトの出力はより大きく、かつ調節でき、トン数の大きな固定翼機が射出できるだけでなく、無人機を射出することもできる。また、電磁カタパルトは空母の作戦効率を向上させるのと同時に、さらに維持保護のコストを下げ、自動コントロールや監視システムの助けを借りて、3割近いマンパワーコストを省くことができる。現在アメリカで最も先進的な「フォード」級空母上にのみ電磁カタパルトが装備されており、この空母上の艦載機の毎日発進するのべ機数は290〜310機に達し得、「ニミッツ」級空母の発進のべ機数に比べ25%増加している。電磁カタパルトを装備した空母は、その作戦半径、作戦時間、弾薬搭載量がいずれも大幅に向上する。

軍事専門家の李莉は、アメリカの「フォード」級空母は第3世代原子力空母であるが、中国の空母はまだ通常動力から原子力動力に向けて躍進する基本的問題をまだ解決しておらず、電磁カタパルト自体について言えば、まだ試験段階にある製品であって成熟した製品とは同列に論じられず、その間にはまだ非常に長いいかねばならぬ道がある、と語った。

李莉はさらに次のように指摘した。たとえ電磁カタパルト技術を掌握したとしても、電磁カタパルトを艦に搭載するのは簡単な追加装備過程ではない。電磁カタパルトを装備した空母は、スキージャンプ発進を採用した空母とでは設計および建造施工方面で全く異なり、すでにまとまった初の国産空母はすでに電磁カタパルトを追加装備することはありえない。また、電磁カタパルト技術を本当に空母に応用できるのか否かには、まだ非常に長い試験過程を経る必要がある。アメリカの経験をもって見れば、少なくとも 400〜500回の射出試験を完成させる必要がある。将来わが国はさらに早期警戒機、電子妨害機など多種の機種で艦への搭載試験を行う必要があり、こうした試験が全部難関を突破した後、やっと電磁カタパルトが実用水準を備えたと証明できるのである。


 先走った報道に対し専門家が冷静な判断を呼びかけるというよくあるパターンですが、研究が進んでいるのは間違いないんでしょう。

11月18日

 中国の戦闘機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161116/30040763.html


台湾メディア:殲ー10C、解放軍に大量引き渡し ステルス能力がありF-22に負けず

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近明るみに出たある画像は、中国の殲ー10Cがすでに訓練、試験を展開し、ほどなく部隊の使用に大量引き渡しされることをはっきり示している」)

参考情報ネット11月16日の報道 台湾メディアは、大陸のネット上に最近また殲ー10戦闘機の最新改良型殲ー10Cが出現し、ネットではすでに解放軍空軍の試験訓練基地で試験が展開され、ほどなく部隊に大量引き渡しされると伝えられている。

台湾の「中央社」11月15日の報道によれば、大陸メディアは15日関連の画像を掲載し、しかも画像からは殲ー10Cの塗装が一般の空軍戦闘機の灰色であることが分かる。

10月初め、大陸のいくつかの軍事ウェブサイトも、殲ー10C戦闘機が弾薬を搭載して試験飛行する画像を掲載したが、当時試験飛行した殲ー10Cは黄色(頑住吉注:プライマー塗装の色)を呈し、原型機だった。

報道は、殲ー10Bに比べ、殲ー10Cはより成熟した空気取り入れルートの設計を採用し、外形の設計もより流線型である、とする。

香港の軍事分析家である梁国梁はインタビューを受けた時、殲ー10Cの殲ー10Bに比べてのより先進的なところは、殲ー10Cがステルス能力を持ち、しかもそれがステルス設計であるにもかかわらず現有のステルス戦闘機とは異なり、大陸方面が初めて試用するものだというところにある、と語った。

報道は、殲ー10Cのステルス設計は、この機の外殻がレーダー波を機体に進入させ、レーダー波が機体に進入した後、機内のユニットによりレーダー波を吸収および消耗させ、それが反射して戻っていくことができないようにさせることができる、というものだとする。

梁国梁は、殲ー10Cは相当に先進的で、第3世代半機と言え、ステルス性能を持つため、アメリカのF-22ステルス戦闘機に対し脅威を構成することになる、と考える。

彼は、F-22の最も重要な用途はそのステルス機能に頼って敵サイドの防衛線を突破しかつ攻撃を行うことだが、殲ー10Cもステルス能力を持ち、かつ機動性が強く、ひとたびF-22と空中で遭遇しかつ近距離格闘を行えば、F-22に負けない、と指摘する。

彼は、大陸の軍は殲ー10Cを有したので、F-22は大陸で防御突破攻撃を行えなくなる可能性がある、と語る。


 ちょっとにわかには信じがたい感じですがね。塗料で電波を吸収とかいうなら納得できますけど、この理屈なら機内全体がそのユニットで充満してなきゃおかしいのでは。次もまあ殲ー10関連とも言えます。

http://military.china.com/news/568/20161114/30038712.html


専門家、余旭の青天折翼を解読:射出による落下傘降下で万に一つの失敗もないのは難しい

12日、空軍八一飛行デモンストレーション隊中隊長の余旭は飛行訓練中に不幸にも犠牲となった。余旭はコードネーム「金孔雀」で、我が国初の殲ー10戦闘機女性飛行員であり、全国に何名かしかいないデモンストレーション機飛行資格を持つ女性飛行員の1人でもあった。

ある情報は、余旭は2機のロールを訓練中に事故に遭い、落下傘降下時に僚機のフラップにぶつかり、青空に血を散らせた、とする。中国航空報の航空専門家であるジャンバオシンは科技日報記者に向け、編隊飛行時は飛行機の距離が非常に近く、高度差もあり、この種の事故が出現する可能性が存在する、とした。これは人為的な操作とは無関係で、飛行機の相対的位置および射出の放物線によって決まる。

「通常考慮するのはいつも単一の機の飛行時の離脱で、密集した編隊状況下での射出、その他の編隊の機が射出の曲線に対し妨害をもたらし、したがって二次的傷害をもたらすか否かの問題は考慮されていない。」とジャンバオシンは語る。彼は、もし余旭の犠牲が本当に密集した編隊により射出による救命の失敗がもたらされたのなら、今後射出座席の設計の中で関連の考慮を追加するべきで、例えばどのように射出の姿勢、角度などを調整するかなどであると考える。

射出による落下参考かは飛行員が緊急状況に遭遇した時の最後の脱出し生き延びる手段である。ジャンバオシンは、現在国際的に主流の装備は第3世代射出座席で、安全飛行エンベロープが比較的大きく、原則上「高度ゼロ、速度ゼロ」の射出が達成でき、大部分の飛行員の生命の安全を救うことができる、と説明する。しかし射出による落下傘降下は万に一つも失敗しないというものでは絶対になく、その成功率は多種の要素の影響を受けるだろう。

まず、飛行員はコックピット内に座り、頭の上にはキャノピーがあり、射出の方式にはキャノピーを放出しての射出とキャノピーを貫いての射出が含まれる。前者はもしキャノピーの放出が間に合わない、あるいはキャノピー放出の角度が妥当でない現象が出現したら、飛行員に対し二次的傷害をもたらす可能性がある。キャノピーを貫いての射出時は、キャノピーに対し破砕を行う必要があり、その過程でも飛行員を負傷させる可能性がある。

同時にジャンバオシンは、飛行機の速度が速くなるほど、飛行員に対しもたらす傷害も大きくなる、とする。「突然に機外に射出され、前から来る強大な気流に遭遇すれば、飛行員にとってまるで壁にぶつかるのと同じだと言える。」と彼は語る。

また、飛行機に故障が出現した時、水平飛行状態にあることを保証するのは不可能である。もし横倒し、上下逆での飛行姿勢なら、必ず射出による落下傘降下の成功率に影響をもたらすだろう。

今年4月27日、我が国の某艦載航空兵部隊の一級飛行員である張超が飛行機を操縦して着陸した後、機首が突然大幅に上向きになった。張超は操縦桿を押しても無効だった後射出による落下傘降下を選択した。だが距離が地面に近すぎたため、落下傘は開かず、張超は地面に墜落して重傷を負い、救命を経たが無効で犠牲となった。ジャンバオシンは、飛行機の高度も射出による落下傘降下の重要な要素だと語る。現在の射出装置は二段火薬を採用しており、2回点火され、座席を放出するなどのステップにはいずれも時間を必要とする。もし飛行機が一定の高度を持っていれば、例えば何百m以上なら、飛行員に残された反応時間は相対的に充足したものになるだろうし、飛行員が飛行機の姿勢を調整するにも便利である。逆ならリスクはより大きくなる。

射出過程の他、落下傘か開く時にもリスクが存在する。ジャンバオシンは、落下傘が開くには一定の高度と気流の条件が必要で、条件が符合しないと開傘の失敗をもたらす可能性がある、と語る。もし飛行機の故障が落下傘のパッケージが損傷を受ける結果をもたらしたら、やはり落下傘を正常に開けなくさせるだろう。(科技日報北京11月13日電 記者 付毅飛)


 こういう一般論とか、外国でも飛行デモンストレーションで事故が多発しているなどの記事は多いんですが、何故脱出しなければいけない事態になったのかに関する記事は見かけません。ブラックボックスは回収されたようですが、中国のことですから不都合な事実があれば発表されないでしょう。

11月19日

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20161117/30042335.html


李登輝、蔡英文は決断力と勇気がないと批判 支持度はさらに下落するだろう

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「蔡英文と李登輝 台湾連合報系資料画像」)

中新ネット11月17日電 台湾の「連合報」の報道によれば、李登輝は日本メディアの特別インタビューを受けて、蔡英文の半年の施政の成果を批判し、蔡英文には改革を行っていく決断力と勇気が欠乏している、と批判した。

李登輝は、自分には蔡英文が政権に就いてのパフォーマンスに対しもともとは非常に高い期待があったが、最近の状況から見て、落差は人を失望させる、と語った。支持率はすでに本来の過半数が彼女に対し期待を持っていった状態から、たった35%を残すまでに下落し、「おそらくさらに継続して下がっていくだろう」という。

李登輝は、蔡英文がやりたいことはあまりにも多いが、司法改革は不完全で、年金改革も具体的内容を提示しておらず、労働者の休暇問題さえ明快に決定をなす方法がなく、「全く決断力と勇気がない」と語る。


 35%ならまだそこまでひどくないでしょうが、冷静に見て今後挽回できるチャンスは少なそうな感じですわな。

 中国の対艦ミサイル関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161114/30038541.html


ロシアメディア:中国の対艦ミサイルはまだロシア製品を模倣 だがすでにアメリカを超越

【グローバル軍事11月14日の報道】 中国航空宇宙科学工業集団社(CASIC)は「世界で最も良い対艦ミサイル」を研究開発したと言明した。このCM-302型超音速ミサイルは地上目標に命中することができる。南海情勢の緊張度が不断にエスカレートする状況下で、この新型ミサイル装備の前途の見通しはどのようなのか? これに対し、ロシアの軍事専門家であるワシーリ コーシンは11月11日ロシア衛星ネットに対し評論を行った。

文章は、珠海航空展で、中国のCASICグループは新式の輸出型CM-302超音速対艦ミサイルを展示した、とする。中国の一部メディアは文章を掲載し、それは「世界で最も良い」と称した。疑いの余地なく、中国は超音速対艦ミサイルを作り出す方面で非常に大きな成績を取得しているが、これと同時に、中国サイドのこの領域における構造創新方面の能力はまだ比較的「控えめ」である。

対艦ミサイル領域において、中国は依然追いかける状態にある。CASCおよびCASIC集団が生産する超音速巡航ミサイルが行くのは、ロシアの2種の主要な対艦巡航ミサイルを複製する道である。当然、この方式には決して良くないところはない。某いくつかの方面で、中国は西側諸国を超越しており、これにはアメリカが含まれ、アメリカは亜音速ミサイルしか持っていない。

しかし、中国はそれにもかかわらずロシアのP-1000「玄武岩」およびP-700「花崗岩」大型超音速対艦ミサイルに似たようなものはない。実質から見て、P-700は発射重量7トン、マッハ2.5の速度をもって目標に向かって飛ぶ。このミサイルは自らの電子戦設備を有する。ミサイルは発射後、飛行中に相互に情報交換し、攻撃方位に関し協調することができ、このようにすると同時に異なる角度から目標に命中することができる。一方P-1000は装甲戦闘部分を装備する。将来それに対し不断にグレードアップすることができ、このようにすれば海岸の目標を攻撃する能力を具備することができる。このミサイルは空母の打撃専用に用いられ、その射程は700kmを超える。

2014年珠海航空展に陳列されたCX-1型ミサイルは、明らかにロシアが大量輸出するP-800(「縞瑪瑙」)ミサイルおよびロシア・インドの「ブラームス」ミサイルの理念に照らして生産されたものである。CASICが今回航空展で展示したCM-302型ミサイルは、中国海軍が装備するYJ-12ミサイルの輸出版である。指摘を必要とするのは、このミサイルはロシアのライセンスに照らして生産されたX-31超音速航空ミサイルを基礎に設計された、ということである。具体的に言えば、寸法の拡大版である。

どうであろうと、中国人がミサイル製造方面で取得した進歩は、太平洋地域の軍事政治情勢に対する影響が非常に大きい。アメリカ人もこれに対し相当に関心を持っている。彼らは、中国の超音速巡航ミサイルの数と射程がいずれも増大しつつあることを非常によく分かっている。例えばYJ-12は、アメリカの例えばスタンダードSM-2高速ミサイルの最大射程の外で発射することができる。もし大規模にスタンダードSM-6のような遠距離ミサイルを購入したら、大量の支出を必要とする(1発あたりのミサイルの価格は400万ドル)。

だが、ロシアは遠くない将来により先進性を持った対艦装備を持つ。例えば現在試験中の「ジルコン」極超音速ミサイルは、その速度がマッハ5に達する。こうしたミサイルは原子力動力の「ピョートル大帝」号巡洋艦や、「ナシモフ海軍元帥」号巡洋艦上に装備されることになる。また、ロシア・インド合資企業が「ブラームス」ミサイルを生産する枠組みの下には、極超音速対艦ミサイルを製造する合同プロジェクトもある。

(頑住吉注:2ページ目)CM-30全過程超音速対艦ミサイルは鷹撃-12超音速対艦ミサイルと非常に良く似ている


 記事続いてますがすでに紹介した記事との重複なので省略します。対艦ミサイルは単純に速いほうが上というわけでもないでしょうし、迎撃ミサイルの射程外で発射しても迎撃できないわけじゃないでしょうし、ちょっと納得いかない点もありますが、中国の対艦ミサイルがロシアほどではないにせよ進歩しているのは確かでしょう。

11月20日

 中国国産空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20161118/30043354.html


国産001A空母進水の前兆:すでに足場の撤去が開始されている

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「建造中の国産空母が足場の撤去を開始」)

遼寧艦の就役後、少なからぬネット仲間はまた、まるで当時遼寧艦の改造過程に「全過程で関心を注いだ」ように建造中の001A型空母に関心を注いでおり、中国の軍事マニアにとって、国産空母のいかなる一歩の進展も、全て軍事マニアたちの欣喜雀躍に値すると言える。最近、ネット仲間は建造中の001A型空母が足場を撤去しつつあるのを撮影したが、空母の建造順序に照らせば、今後表面の吹き付け塗装工程が行われる可能性が高く、このことはこの艦の進水までの距離がまた一歩縮まったことを意味しており、喜び祝うべきである!

ニュースの延伸:中国初の国産空母の研究開発作業は計画通り進行し、現在すでに設計作業は完成し、主たる船体はすでにドック内でまとめられ形をなし、設備の取り付けや艤装などの建造作業が展開されつつある。

「艤装」とは船舶装置と船室設備の総称である(頑住吉注:「の取り付け」か何か抜けてるような気がしますが)。軍事視察員である李傑の分析は、船体がまとめられた後まださらに一歩調整とすり合わせを必要とし、それでやっと進水でき、しかも艤装完成後、一定の時間の航海試験を経てやっと正式に就役できる、と指摘する。「現在空母は一般に分段式建造を採用し、しかる後さらに組み立ててまとめ、一体化を形成する。我々のいくつかの初期分段は、各自での建造、合成し一体化するこの作業はすでに基本的に完成している。実際には分段建造過程の中で、事前艤装を同時進行する作業を採用し、まとめる作業を完成させた後、次の一歩ではさらに一歩の調整、すり合わせを行う必要があり、しかる後に進水し、しかる後に正式な艤装段階に入る。正式艤装段階に入った後、実際上まだ決して就役を意味してはおらず、進水、艤装から、さらに正式就役までは一般にまだ1、2年の時間を必要とし、進度の速い遅いを見る必要がある。一般にアメリカのような、比較的成熟した空母建造大国で、プロセス化、体制化がすでに比較的完備した国でも、それには一般に2年を要し、当然特殊な状況でも1年あまりある。」

去年12月31日の国防省定例記者会見で早くも、国防部ニューススポークスマンの楊宇軍はメディアに向け中国が第1隻目の国産空母を建造中であることを事実確認した。楊宇軍は当時、この空母は大連で建造されつつあり、排水量は約5万トン級で、通常動力装置を採用し、国産の殲ー15機やその他の機種の艦載機を搭載し、固定翼機はスキージャンプ発進方式を採用し、艦上には任務の需要を満足させる各種設備が装備される、と説明した。

関係者は、現在公開されている進展に照らして推断すれば、初の国産空母は正式就役までまだ2年前後必要とするかもしれず、この過程の中では埠頭での艤装、停泊試験、航行試験およびそれぞれの武器システムやその他のシステムの試験を完成させる必要がある、とする。


 まあ確かに足場の撤去は建造の進展がスムーズであることを示すと考えて間違いないでしょう。

 ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20161118/30043744.html


ロシア、ツポレフ-95戦略爆撃機を動員してシリア国内のテロ分子を打撃

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアのツポレフ-95戦略爆撃機」)

新華社モスクワ 11月17日電(記者 胡暁光) ロシア国防省公式ウエブサイト17日の報道によれば、航空宇宙軍のツポレフ-95MSM型戦略爆撃機が同日巡航ミサイルを使用してシリア国内のテロ分子目標に対し打撃を実施した。

これはツポレフ-95MSM型機初の、ロシアのシリアにおける打撃行動への参加である。動画は、少なくとも2機のミサイルを搭載した戦略爆撃機がロシア国内から発進し、シリアにおける作戦任務を執行したことをはっきり示している。ツポレフ-95MSMの他、もう1機はツポレフ-95MS型機である。

ロシア国防省は17日、ロシアの戦略爆撃機の飛行ルートは北極海と大西洋を経由し、ミサイルの打撃を完成させた後で基地に帰投した、とした。

新華社記者がやや早い時期にロシア国防省ニュース局から受け取った通報は、ロシア航空宇宙軍のミサイルを携帯した戦略爆撃機がロシア国内から発進し、2回の空中給油を経て、1.1万km余りを飛行し、地中海上空でシリア国内のテロ組織目標に向けミサイルを発射した、とした。また、ロシア軍は地中海の「クズネツォフ」号空母およびシリアのヘメイミム空軍基地から飛び立った戦闘機も打撃行動に参加させた。ロシアの空中打撃の目標にはテロ分子の指揮所、弾薬庫、軍事技術装備集結地点および武器生産作業場などが含まれる。


 テロ組織相手に戦略爆撃機を持ち出すというのもすごい話ですが一般民の中に混在しているものが多いという目標の性質からしてあまり大きな効果が得られるか疑問ですね。
















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