コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその223

3月27日

 「THAAD」関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20170323/30351474_all.html#page_2


韓国メディア、韓国経済は「THAAD」が原因で200億アメリカドル損失することになる、とする

韓国メディアは、22日発表のあるレポートは、もしソウルがアメリカのミサイル防衛システムを配備することが原因で引き起こされる外交の争いがさらに一歩エスカレートしたら、将来韓国経済は中国との貿易の中で200億アメリカドルの損失を受ける可能性があることをはっきり示している、とした。

韓国連合通信社ソウル3月22日の報道によれば、韓国国有の韓国産業銀行が作成したレポートは、ソウルがその国土に「THAAD」を配備する決定に報復するためのようだが、北京は強硬な措置を採っている、と推測している。受ける影響が最大の2つの韓国の重要産業である免税店と旅行業は収入が117億アメリカドル縮減し、その他の産業の損失をプラスすると83億アメリカドルに達することになる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国民衆の集会でスローガンを高く掲げ、『THAAD』システム配備に反対する。(新華社)」)

レポートは、北京は韓国企業と韓国と業務関係のある現地企業に対し一連の「制限措置」を採用している、とする。レポートはさらに、もし中国が現有の制限措置を維持するだけだったら、韓国の経済損失は見積もりの額の半分かもしれない、とする。

化粧品、免税店、旅行業は最も容易に影響を受ける経済部門で、何故なら中国の旅行客の急減は彼らの収入に直接影響するだろうからである。レポートは、韓国の化粧品会社の損失総額は14.3億アメリカドルに達すると予測する。

報道は、韓国の免税店の約63%の販売額は中国の顧客に頼っており、この産業は53.3億アメリカドル損失すると見られる、とする。旅行業の収入は63.9億アメリカドル減少すると見られる。レポートは、この3つの業界の損失を合わせると販売減少総額の66%を占めることになる見込みであることをはっきり示している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国の旅行客が韓国免税店に極度に群がった場面は去って帰らない」)

相対的に言って、自動車、記憶チップ、スマートフォンなどその他の輸出支柱産業は影響を受けないだろうと見られる。何故なら彼らは強い国際的需要を持ち、これが彼らが損害を防ぎ止めるのを助けるからである。

レポートは、「自動車やチップが受ける影響は最小だが、中国の消費者の反韓国感情が改めて点火される可能性があり、彼らも決して絶対安全ではない。」とする。


 もともと中国に頼りすぎの面はあるでしょうし、化粧品なんてやがて中国メーカーの製品が改良されてくれば経済制裁なんかなくても売り上げは落ちるでしょうしね。

 「レールガン」関連です。

http://military.china.com/news2/569/20170324/30354276.html


ロシア、アメリカのレールガン試射を注視 あるいは空母の海戦における地位を動揺させるか、とする

天を遮り日を覆う濃い煙はなく、驚天動地の震動はなく、奇怪な形状の外形もない。アメリカ海軍が最近発表したレールガンの最新の試験の動画は依然ロシアの密接な関心を引き起こしている。「今日のロシア」ウェブサイトは22日、このエポックメイキングなSF兵器は、甚だしきに至っては未来の海戦の重心を、空母から水上戦闘艦に移す可能性がある、とした。

この報道は、今回発表されたのはアメリカ海軍が研究開発するレールガンの初の試射の動画である、とする。動画の中からは、それが以前原型として設計された外形とではすこぶる異なり、SF映画「トランスフォーマー」の中の推測とも大いに違うことが見て取れる。レールガンが発射する砲弾は伝統的な化学エネルギーに依存せず、ボア内で電磁場に頼って推進され、ボアから出る時の速度はマッハ6に達し得、時速4,500マイルに相当し、100マイル離れて多層のコンクリート壁を貫通するのに足りる、とされる。

アメリカ海軍のレールガンに対する興味は濃厚で、何故ならそのメリットは海軍艦艇にとって非常に重要だからである。例えば伝統的な火砲に比べ、レールガンは高温高圧の爆発気体が推力を提供する必要がなく、このため砲身の肉厚がそんなに厚い必要はなく、砲全体の重量や体積も大きく低下し、スペースが限られた艦艇上の装備に適するからである。同時にレールガンは危険な弾薬発射パッケージの貯蔵問題を心配する必要もなく、したがって艦艇の安全性が向上する。非常に多くの軍艦が弾薬庫の爆発ゆえに沈没したことを知る必要がある。当然レールガン最大のメリットはさらにその長射程と高速にあり、甚だしきに至っては目標の遠近を根拠に砲弾の推進力を調節することができる。報道は形容し、関連技術の発展と共に、レールガンの打撃範囲はどんどん遠くなり、甚だしきに至っては未来の海戦の力量バランスを改変し、水上艦艇を空母に取って代わり海戦の主役とならせる可能性がある、とする。だが、ロシアメディアの報道は過度に楽観的かもしれず、レールガンは艦載武器の交換であって、機能上空母の海軍の中での地位を揺るがすことは非常に難しい、と考える専門家もいる。また、それ自身にもいくつかの技術的難題が存在し、現在遠距離正確打撃方面ではまだ不足がある。

報道は、2013年BAE社はレールガンの試射を行ったことがあり、当時世界にセンセーションを起こした、とする。アメリカ海軍は元々2016年にこの砲を上陸艦上に装備して試験すると定めていたが、後に2017年に行うよう遅らされた。アメリカ海軍は、「ズムウォルト」級駆逐艦の第3号艦にレールガンを配備する計画である。


 「砲全体の重量や体積も大きく低下し、スペースが限られた艦艇上の装備に適する」と言いますけど電力供給設備などを含めた全体ではそうならないことも考えられますしね。例えば電気自動車は「高温高圧の爆発気体が推力を提供する必要がなく、このため肉厚のエンジンのシリンダーが必要なく、車全体の重量や体積も大きく低下」すると言えるのかと。とにかくアイデア自体は大昔からあるのにいまだ実戦化されないものですからそう簡単にはいかんと思います。また丸い地球の上で航空機以上の攻撃範囲があるというのもちょっとどうなんでしょうか。

 ロシア関連です。

http://military.china.com/news2/569/20170324/30354258.html


プーチン:ロシアの去年の軍事貿易輸出額は150億を超えた 安定して世界第2位にいる

ロシア衛星ネット3月23日電 ロシア大統領プーチンは3月22日、ロシアの軍事技術協力領域の輸出総額は2016年末までに150億アメリカドルを超え、ロシアは世界第2位を保持している、とした。

プーチンは軍事技術協力会議で、「去年年末までに、ロシアは安定して軍事輸出総額の世界第2位を占めた。私はちょっと注意を促すが、2015年は145億アメリカドルだった。」とした。

ロシア大統領プーチンは、ロシア軍事技術協力の輸出総量は500億アメリカドルの水準を保持し、ロシアの軍用品は安定した需要を持ち、かつ52カ国向けに供給されている、とした。


 「安定して世界第2位」というのは中国にはまだまだ負けないということですかね。

3月28日

 「THAAD」関連です。

http://world.huanqiu.com/exclusive/2017-03/10378853.html


楽天、中国の旅行客に向け求愛信号を発する:因為理解 所以等待

【グローバルネット総合報道】 韓国の「アジア経済」3月26日の報道は、苦境に陥った韓国の楽天グループは最近中国に向け「求愛」信号を発し始め、中国の旅行客の心を取り戻すことを切迫して希望している、とした。

今月24日から、ソウルの明洞に位置する楽天百貨本店、7-11コンビニエンスストアなど中国の旅行客が集まることの比較的多い商業圏では、至る所に中国語を用いて書かれた「因為理解 所以等待」の字幅(頑住吉注:検索してもそれらしい用法が全くヒットしない語です)が貼られている。これと同時に、楽天百貨蚕室店の正門、顧客休憩室、屋内の廊下、エスカレーターなどの場所にも、随所に同じ語句のポスターが見られる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「明洞の楽天百貨本店の外には、『因為理解 所以等待』のポスターが貼られている。」)

楽天グループの関連の責任者は次のように言う。「これは両国間の矛盾が早期に解消し、できる限り早くかつての友好関係を回復することを希望するものである。」 韓国メディアもそれを、中国が「韓国旅行禁止令」正式に実施した後、楽天百貨店と免税店の販売量が直線的に下降しており、これに対し楽天はこの措置を通じて中国と中国の旅行客に向け好意を示し、中韓関係の早期の回復を切望するのと同時に中国の旅行客に楽天に対し封殺を行わないでくれと嘆願したがっているのだと理解している。

韓国メディアの報道は、楽天マートは中国における半分以上の店舗が命令により営業停止され、資金が逼迫している、とする。24日、韓国楽天グループはその中国支部のために3,600億ウォン(約22.19億人民元に相当)の資金を緊急に送り、もって現在の楽天マートの全面麻痺状態を緩和することを決定した。また、楽天マートはさらに在中国法人代表を全部中国人に換え、現地化戦略を実施することになる。

韓国メディアは、中国の「反韓、反楽天」の感情が日増しに高まるのと共に、楽天の事業は頻繁に阻害を受け、韓国楽天集団トップの辛東彬も座視して放置できず、自ら前面に出て態度表明した、とする。現地時間23日、辛東彬は「ウォールストリートジャーナル」のインタビューを受けた時、「私は中国を熱愛している。我々(楽天)は中国における業務の展開を非常に希望している」とし、かつ中国を「祖先の故郷」と称した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「7-11コンビニエンスストア店内に『因為理解 所以等待』のポスターが貼られている。」)

辛東彬はインタビューの中で、もし政府が楽天グループのような私企業に、ある土地(THAAD配備に用いる)を放棄するよう要求したら、自分はこの企業には政府を拒絶する選択権はないと考える、と説明した。

辛東彬は次のように語った。楽天は中国で50億アメリカドル投資済みで、中国に2.5万人の雇用者を持つ。楽天の販売総額の中の約10%は中国由来である。辛東彬は目下自分に困難な局面を解決する方法は決してないことを認め、かつ5月9日の韓国大統領選挙で誕生する新大統領が韓国と中国との間の緊張関係を緩和し、楽天が在中国業務を回復するため障害を取り除き得ることを希望する、とした。

また、楽天グループの某上層の人物はさらに、「現在非常な時期にあるが、今後も継続して中国に向け投資するだろう。」とした。

「THAAD」問題、楽天スーパー営業停止に対し、また「中国政府は楽天グループに対し懲戒措置を採っているのか否か」と問われた時、中国外交部スポークスマンはかつて次のように回答して語った。

我々は韓国サイドが中国サイドの利益を無視し、かたくなにアメリカサイドと組んで一段と力を入れて「THAAD」ミサイル防衛システム配備プロセスを推進することに対し断固たる反対と強烈な不満を表明する。

中国民衆の態度に関しては、私は関係方面は中国民衆が「THAAD」システムに反対する立場をよく理解することを願い、彼らが最近の中国民衆の声に注意することも願う。

同時に我々は、関係企業の中国における経営は合法で規則に適合することが必須であるとも強調する。外国企業の中国における経営が成功するか否かに関しては、中国市場と中国の消費者によって決定される必要がある。


 「因為理解 所以等待」は理解するから待つ、みたいな意味だと思うんですけど結局何が言いたいのか分かりません。しかしアピールすべき相手は楽天の施設に現に来ている人ではないはずで、やるなら新聞広告とかの方がいいのでは。影響を受ける企業が新大統領に期待するのは分かりますが、中国が納得して制裁をやめるような選択をするのは状況からして難しいと思います。

3月29日

 ロシア空母関連です。

http://military.china.com/news2/569/20170322/30347968_all.html#page_2


ロシア、大金で古い空母をグレードアップ改造 中から外まで全て更新世代交代しなければならない

ロシアメディアの最近の報道は、ロシアはシリアの戦場から帰ってきたばかりの「クズネツォフ海軍元帥」号空母に対しリニューアル改造を行い、就役を20年延長する準備をしており、初歩的な見積もりによれば、これには11億アメリカドル超を費やす必要がある、とした。ならば、ロシアがこの空母をリニューアル、修理する難度は一体どれだけ高いのか、またそれがひとたび改造を完成させればどういった新たな生きるチャンスが生じるのだろうか? 関連の話題につき、央広軍事記者は軍事専門家の李傑をインタビューした。

ロシアの古い空母はもうすぐ「牙が抜け」、あまり使用に適さなくなる

「クズネツォフ」号空母は最大排水量66,000トンで、1991年1月に正式にロシア海軍北方艦隊に加入し、去年シリア沿岸に行って戦闘任務を執行する前、ロシア専門委員会は調査を行い、その就役期限の延長を決定した。軍事専門家の李傑は、この就役して26年の古い空母は、戦術技術性能がすでに現在の情報化作戦の需要を満足させられない、と指摘する。

「クズネツォフ海軍元帥号」は中から外まで実際上全てすでに全面的に立ち後れている。その就役の生涯の中で、何回かの小規模な改装も行ったが、いくつかのカギとなる重要な性質のシステム、設備、武備は決して交換されていない。例えばメイン動力システム、いくつかのその他の電子設備は、艦載機を含め、実際上全てかろうじて使用中で、このためそれには不断に事故が出現している。

この艦の航行速度は当初設計時に提出された要求に到達するにはほど遠く、例えば30ノットであるが、現在では25ノットにさえ到達せず、この航行速度はアメリカと比べてとは言わず、絶対多数の国の空母と比べてさえすでに非常に大きく立ち後れているし、現在の作戦艦艇艦隊全体の要求にも符合しない。

自身について言えば、この古い空母の戦術技術性能はすでに最初の設計の要求に全く到達しておらず、もし改良、改装しなかったら、基本的作戦能力は比較的低下する。

「遺骨級」空母のグレードアップは難度が低くない

李傑の見たところ、ロシア軍がこの「遺骨級」空母に対し換骨奪胎式のグレードアップ改造を行おうとすれば、難度が高く、コストは高くなる。

この空母が今回行うのは更新世代交代式の改装と維持修理であり、大改造大修理が必要で、小細工ではなく、カギとなるいくつかの重要設備(ボイラー、蒸気タービン、蒸気パイプライン含むいくつかのメイン動力装置)が全面交換を必要とし、その「心臓」を交換する必要がある。

もう1つあり、「天空の哨兵」であるフェイズドアレイレーダーがすでに非常に老朽化し、またその飛行甲板、特に制動装置が全て交換を必要とする。去年シリアの前線に行って作戦行動したが、その制動装置は過度に老朽化し、このため2機の飛行機を落とした。

中から外まで、その「心臓」、「目」、「拳骨」全て更新世代交代を必要とする。その「拳骨」である艦載機は、スホーイー33をミグー29K戦闘機および練習機に全面交換する必要がある。

このため、こんなにも多くの更新世代交代を行うからには、この艦は戦闘艦の技術準備度を回復するのではなく、実際上徹頭徹尾、換骨奪胎で大修理大改造するのであり、難度は比較的高く、時間は比較的長く、費やされる資金も比較的多くなる。

ロシアは改めて空母発展の考え方の筋道を明確にする必要があり、さもないと米軍空母に匹敵し難い

李傑は、「クズネツォフ」号は改造グレードアップ完成後、新たな活力を生じさせるだろうが、実戦能力は依然米軍空母とでは一定の隔たりがある、と考える。

今後何年かの改装グレードアップを経た後、その全体的な戦術技術性能には比較的顕著な向上があるだろう。だが客観的に言って、現在までロシアの関係方面の責任者が提示する改装グレードアップ構想は、、未来のロシア空母はアメリカ式空母のように艦載機を使用して戦闘力を向上させるのに重点を置くのか、それとも元々のように艦載機とミサイル武器共に重点を置く航空機搭載巡洋艦の発展方式としようとするのか、まだ非常によく考慮してはっきりされてはいない。

この艦はアメリカ海軍とではきっと比較できない。何故ならアメリカ海軍の空母は固定翼戦闘攻撃機の数が、現在の「クズネツォフ」空母上の固定翼戦闘機、練習機、ヘリの総数をはるかに超えているからで、このためこの艦は艦載武器(艦載機の巡航ミサイルなど含む)に頼ってこの方面の能力の不足を補うことが必須である。


 最後の段落の言っていることが当たっているなら中国の空母もそうしなければいけないはずでは。ミサイルなどを積むのは他の艦に任せ、空母は航空機を搭載するのに特化した方がいいでしょう。

3月30日

 中国の空母に関する記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/news/568/20170327/30362275.html


ロシアの専門家:中国海軍はアジア太平洋地域で米軍のすぐ次 新空母はバランスを改変

参考情報ネット3月27日の報道 ロシアメディアは、ロシア政治・軍事分析研究所の副所長アレキサンダー ヘラムーチンは「衛星」通信社に対し、新空母の中国人民解放軍海軍の序列への加入は太平洋の力量バランスを顕著に改変し、中国サイドに有利な方向に向け発展している、とした。20〜30年後、中国海軍はこの地域において実力の上でアメリカ海軍を超えることになる。

ロシアの「衛星」通信社は3月27日中国メディアを引用し、中国が独立して建造中の第2隻目の空母は2017年4月末に進水する可能性がある、とした。

この専門家は、「新空母が就役する時、このことは南海水域の力量バランスを顕著に改変することになり、中国に有利な方向に向け発展している。」とする。

それによると、現在中国は世界の大国の1つで、遠くない将来、中国は太平洋水域でアメリカを超えることになる。

彼は、「現在まで、中国海軍は世界最強の海軍5強に属し、某いくつかの方面ではトップ3である。もし太平洋の海軍に言及するなら、アジアでは中国海軍はアメリカのすぐ次の第2位である。中国は太平洋で20〜30年後アメリカを超えることができる。」とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:遼寧艦 新華社記者 呉登峰撮影」)

現在まで、アメリカ海軍は10隻の現役空母を有する。それぞれの空母はいずれも70機以下の飛行機が搭載できる。アメリカ空母の総数の1/3近くは異なる時期に太平洋水域にいる。世界軍事力ランキングサイト「Global Firepower」が公表するデータによれば、中国は1隻の編成内にいる空母、および1,230機の戦闘機と200機の武装ヘリを持ち、それらは太平洋の空母群上に有効に配置され得る。

ヘラムーチンは、もし中国の新空母が飛行機発進カタパルトを装備したら、このことはその競争力を顕著に高めることになる、と考える。

彼は、「新空母は非常に大きな程度上『遼寧』号を模倣し、これは完全に条件に合う空母ではない。何故ならその上にはカタパルトがなく、艦首に上向きの発進ジャンプ板があるだけだからである。もし新空母がカタパルトを装備したら、これは真の空母となる。」とする。

中国海軍は現在ソ連の「ワリヤーグ」号を基礎にして改造建造した巡洋艦「遼寧」号を装備している。2015年12月末、中国国防部は同国海軍のために新空母を建造する工程を宣言し、これは中国初の独立しての建造であるとした。


http://military.china.com/news/568/20170328/30366079.html


初の国産空母就役後 中国海軍の兵力構造は重大な改変を迎える

最近、中国国産空母が再度メディアが関心を注ぐ焦点となっている。軍事専門家の尹卓は中央テレビのインタビューを受けた時、初の国産空母進水の日まではすでに遠くない、とした。中国海軍は国産空母を持って以後、兵力構造には重大な変化が発生するだろう。

台湾メディア25日の報道は、3月以来ネット上に続々と明るみに出る画像から判断して、大陸初の国産空母はすでに赤色の底部塗料を塗装し、艦橋上にはすでにガラスおよび前部フェイズドアレイレーダーなどの設備が取り付けられ始めているようだ、とした。さらに最近明るみに出た画像は、すでに甲板の整理が開始されていることをはっきり示しており、近い時期に進水する可能性が極めて高い。報道は、進水の期日は中国海軍成立記念日、すなわち4月23日の可能性がある、とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中央テレビの画面のキャプチャー画像」)

尹卓は、最近明るみに出た画像から見て、初の国産空母の艦橋は基本的に完成し、船底部の動力および船室レイアウトも取り付けが終わり、甲板はすでに封鎖されている、と考える。同時に、船体外部の整理方面では、赤色の底部塗料、つまり汚れ防止塗料が塗装されており、この塗料は一定の毒性があるので、塗装完了後は長期的に外部に暴露せず、一般にそれを水に入れるだろう。このため、初の国産空母進水の日まではすでに遠くない(頑住吉注:牡蠣などが付着し水の抵抗が増して速力が低下するのを防止するというやつですかね)。

軍事専門家の曹衛東は、ある軍艦の建造には一般に3つの重要な節目がある、とする。1つは鋼板の切断で、建造開始を説明する。2つ目は艦船の進水で、船体の建造完成を説明する。3つ目は引き渡し、就役である。我々は現在初の国産空母がいつ進水するか討論しているが、実際上その第2の節目を期待しているということである。新たな軍艦は進水後、さらに艤装を行う必要があり、これは軍艦が埠頭の水面上で各種設備を取り付けることである。その後さらに静止しての停泊試験を行う必要があり、つまり各項目の設備の運転能力の検証で、しかる後に航海試験を行う。

中国初の国産空母がまもなく進水となるのと共に、ある外国メディアは、20年から30年後、中国海軍の西太平洋における実力はアメリカ海軍を超えることになるだろう、と推測する。これに対し尹卓は、中国海軍が国産空母を持って以後、兵力構造に重大な変化が発生し、空母艦隊を核心とする水上艦艇力量構造が基本的に形成されるだろう、と考える。比較すると、アメリカは膨大な海軍力量を持ち、11の空母艦隊という膨大な力量を維持している。中国はアメリカのような規模の空母力量を発展させないだろう。外国メディアが中米の力量の対比を評価する時、しばしば中国を「捧殺」する策略を採り、その言論の客観性は必然的に大幅割引となる。


 「捧殺」は相手を過度に褒め上げて自信過剰にさせて進歩を止める、甚だしきに至っては堕落、失敗に導く、という意味らしく、「ほめ殺し」にやや近い感じですけど違いますね。それはさておき中国がアメリカ以上の海軍力になることはなくてもアメリカがアジア太平洋地域に割ける戦力を超えることは20〜30年内にあり得る、というのがヘラムーチンの見方なわけです。ただそうした方向に本当に進んでいけば中国も相当の戦力を中東やアフリカなど重大な国益を有する地域に割く必要が出てくるはずなのではという気もします。本当に4月23日に進水するんですかね。

3月31日

 中国国産空母関連です。

http://military.china.com/news/568/20170330/30374264.html


国防部:国産空母に関するさらなる一歩の良い情報 皆を久しく待たせないだろう

今日午後(頑住吉注:記事は30日付)、国防部は定例記者会見を行った。国防部ニュース局副局長、国防部スポークスマンの呉謙大佐は、わが国初の国産空母は艤装作業を展開しつつあり、進展は非常にスムーズである、とした。

記者:今年以来、国産空母の進展がずっと皆の関心を集めており、少なからぬメディアは、国産空母は4月23日の海軍節に進水する可能性があると分析していますが、さらなる一歩の良い情報を明らかにできますか?

呉謙:わが国初の国産空母は艤装作業を展開しつつあり、進展は非常にスムーズです。あなたが言ったさらなる一歩の良い情報に関してですが、私は皆を久しく待たせないと信じます。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネットに流れ伝わる中国国産空母の建造らしき画像」)


 いつも通り内容のない回答ですが、何となく4月23日進水説を肯定するニュアンスにも感じられます。

 台湾関連です。

http://military.china.com/news/568/20170328/30365272.html


台湾の最新の世論調査がはっきり示す 「台湾独立」賛成者が10年での新たな最低記録を作る

参考情報ネット3月28日の報道 シンガポールの新聞は、台湾の最新の世論調査は、「台湾独立」賛成者は10年での新たな最低記録を作り、「永遠に現状維持」を支持する民衆は10年での新たな最高記録にまで増えたことをはっきり示している、とした。

シンガポールの「連合朝刊」ウェブサイト3月28日の報道によれば、インタビューを受けた学者は、世論調査の結果は、より多くの台湾人が中国大陸の「武力統一」の脅威をはっきり認識していることを説明する、と考えた。

遠見・天下文化事業群に隷属する遠見世論調査センターは、3月27日に半年ごとに公表する研究調査を発表した。2008年の調査以来、この機構は今回、「独立賛成」者の比率が23.4%で、10年での新たな新記録を作り、2014年の「太陽花学運」の時の28.5%の最高点と比べ、5.1%低下したことに気づいた。去年9月、すなわち蔡英文就任後と比べても、1.5%減少している。

報告は、10年来の趨勢の変化を縦覧すると、馬英九の執政期間、「独立賛成」の比率はずっと3割近いピークを維持していたが、立場が「独立傾向」の民進党が政権を掌握した後、逆に「独立」意識を低下させ、一部の人はさらに「永遠に現状維持」の中立的態度に転じ、この結果は「味わい深い」、と指摘する。

もし20〜29歳の若者に絞れば、去年3月、蔡英文当選2ヶ月後の調査は、「独立」賛成者が36.8%を占めることをはっきり示していた。だが1年後は残すところ26%で、10.8%急減した。振り返って見れば、若者の統一支持の比率は逆に増加している。

半数近い民衆は蔡英文の両岸関係処理の能力に自信がない

また、半数近い(48.5%)の民衆は蔡英文の両岸関係処理の能力に対し自信がなく、彼女は台湾の利益と両岸の平和的発展を併せ配慮することはできないと考え、別の38.3%の民衆は自信ありとした。

銘伝大学公共行政学科(頑住吉注:「教授」か何か抜けてる気がしますが原文ママです)兼両岸研究センター主任の楊開煌は、民衆の「独立」意識は蔡英文政権担当後に弱まり、台湾人は「自らの安全に直面してはやはり非常に理性的だ」ということを説明する、と指摘する。

「台湾独立」傾向を持つ蔡英文は去年5月に就任した後、「一つの中国」を核心的内容とする「九二共通認識」の承認を拒絶し、両岸関係を冬に陥れた。

他方面では、遠見世論調査センターは台湾民衆の経済発展に関する意向についても調査を行い、2/3にも達する民衆が民進党政府は経済発展促進の政策を優先的に推進するべきと考えていることを発見し、この比率は「両岸関係安定」(14.3%)や「転型正義の推進」(頑住吉注:検索するとヒットするんですが意味を説明したページは見つかりません)(10.2%)の支持者よりはるかに高かった。また、政府は積極的に「新南向政策」を推進しているものの、調査は半数以上が依然大陸の発展に期待し、その他の地域に対する希望に比べより高いことを発見した。

今回の調査は今月初めに行われ、全部で1,007名の台湾本島の20の県や市に居住し、かつ満20歳以上の民衆を調査し、95%の信頼度をもって見積もった最大サンプル抽出誤差はプラスマイナス3.09%である。


 「若者の統一支持の比率は逆に増加している」というのは非常に少ない数字から微増しただけではと思われますが具体的数値を示さないなどかなり恣意的な記事臭いですが、まあ冷静に考えて今独立を前面に打ち出すのに適した時期ではないと多くの人が思うのは当然でしょう。

4月1日

 中国国産空母関連です。

http://mil.news.sina.com.cn/china/2017-03-29/doc-ifycstxp5339205.shtml


中国空母の電磁制動装置はアメリカを超える:寸法は1/3小さく 重量は70%少ない

27日、あるメディアの情報は、初の純国産血統の001A型空母はすでに赤色の底部塗料を塗装しているようで、4月23日の「海軍建軍の日」当日に進水する可能性が極めて高い、とした。推測ではあっても、依然軍事マニアたちのひとしきりの沸騰を引き起こしている。両会の期間、「中国電磁カタパルトの父」と讃えられる馬偉明院士はメディアのインタビューを受けた時にかつて、中国は空母電磁カタパルト技術の研究開発に成功しているだけでなく、さらにより高い難度の電磁制動技術を最終的に確定させている、とした。このため、国産空母の真の姿にはより高い期待が寄せられている。

アメリカのフォード級空母の経験は、電磁制動技術はカタパルトに比べ難度がより高いことをはっきり示している。馬偉明の見たところ、電磁カタパルトと電磁制動技術は1つは正1つは反の関係にあり、カタパルトの「正」が解決されれば、制動の「反」もごく容易になる。だが、「制動着艦システムは依然空母領域で最重要、難度係数最高の技術と見なされている。」 軍事専門家の高岩は科技日報記者のインタビューを受けた時、「制動システム領域で、中国は連続して通常制動と電磁制動の2つのハードルを越え、したがってアメリカ海軍と同一スクエアチーム内に立っている。」とした。

制動装置の四両撥千斤 (頑住吉注:小さな力で大きな力に打ち勝つ、みたいな意味らしいです。)

「空母制動」とは何か? 理解されているところによれば、現代のジェット式艦載機の着艦速度は一般に200から300km/hの間で、もし制動を経ないと、艦載機は1,000m以上滑走することを必要としてやっと平穏に停止できるが、空母の飛行甲板の長さは200mあまりしかなく、このため現代空母は制動システムを配備することが必須なのである。

ちょっと想像してみよう。ウクライナから導入した遼寧艦は、着艦制動装置が4本の傾斜角のある甲板上に横に存在する制動ケーブルからなる。それぞれの制動ケーブル間の距離は12mで、甲板の下の4台の液圧制動装置とつながり、速度220km/h、重量20トンあまりに達する殲ー15艦載機を2秒以内に平穏に停止させることができる。

「艦載機が母艦に降着する時、制動ケーブルに引っかからなかった状況下でも安全に復航できるように、スロットルはいつも最大位置にあり、このことは制動ケーブルが飛行機の衝撃に比べより大きな力を受け入れる必要があることを意味している」 高岩は、「現在のジェット式艦載機の降着重量、衝撃力、運動エネルギーはいずれも非常に大きく、このため制動システムに対する技術的要求は非常に高く、これはまさに制動ケーブルと制動装置の技術含有量が高い重要なカギの在処である。」と分析する。

これだけではない。高岩はさらに一歩次のように分析した。もし制動ケーブルを特別に太く作ったら、艦載機の着艦フックに引っかからなくなり、このため「これには非常に高い強度と靱性が要求されるだけでなく、さらに太さ細さがちょうどよいところである必要があり、研究開発の難度は非常に高い。」

最初、スチールケーブルの芯は油に浸したサイザル麻で織られたが、現在ではナイロンで織るのがメインである。高岩は、「中国の次世代制動ケーブルはカーボンファイバー材料となるだろう。」と考える。

百尺高竿上の勝負 (頑住吉注:非常にハイレベルの、くらいの意味みたいです。)

艦載機と無人機の日進月歩の発展と共に、空母制動システムも相応に柔軟性と適応性を向上させている。

説明によれば、液圧制動システムに比べ、電磁制動システムはより簡単、軽く精巧で、「調節が便利、操作が容易」で、反応時間が短縮されるだけでなく、さらに制動効果が最適化され、「特に異なる重量の飛行機が順繰りに降着する時、操作員はボタンを押すだけでよく、一切は全て自動調節装置によって決定される。このことはちょうど天秤ばかりは人による目測および不断の分銅の交換が必要であるが、電子ばかりは計測状態をうまく調整しさえすれば即連続した作業ができるようなものだ。」と高岩は例えた。例えば、アメリカがフォード級空母上で使用するAAG電磁制動システムの滑車ダンパーは2つの引く力を測量するセンサーが追加されていて、異なる引く力の信号を中央集中コントロール装置に直接送り、それが相応の制御プロセスを始動するよう注意を促し、過負荷を有効に防止することができる。

「比較すると、中国の電磁制動装置にはさらに一歩の創新がある。」と高岩は強調する。アメリカの電磁制動装置の中には円錐形の大きなリールがあり、原理は艦載機が着艦し制動ケーブルに引っかかった後、制動ケーブルがここから引き出されかつリールの回転運動を連動させ、結果的に発電器および水タービンの作動を連動させる、というものである。この円錐形の構造は制動ケーブルを飛行機の着艦後制動速度が低下するのと同時に加速して回転させ、制動モーターの効率の低下を促し、もってエネルギー吸収曲線をよりゆるやかにさせるのに便とする。

「一方我が国の電磁制動装置は新型構造を採用して円錐形の大きなリールに取って代わらせ、横向きの寸法の上で1/3縮小し、重量も70%以上減少し、このためさらに一歩制動装置のダンパー特性も改良できる。」と高岩は語る。(科技日報北京3月28日電 本報記者 李偉)


 「新型構造」とは何なのかの説明もありませんし本当かどうか、また仮に本当でも別のデメリットはないのかなどこれではよく分かりませんね。

4月2日

 ロシア関連の記事を2つ紹介します。

http://military.china.com/news2/569/20170329/30368961.html


ロシア海軍、新たに無人機連隊を建設へ:平時と戦時に独特の能力を持つ

参考情報ネット3月29日の報道 ロシアの「情報報」3月28日の報道は、ロシア海軍は無人機連隊を建設することになる、とした。「海鷹」-10と「前哨」無人機を配備する新部隊はクリミア、極東、コラ半島に配備される。新たな無人機連隊は純粋な軍事任務(偵察の展開、航空兵や砲兵のために誘導を提供する)を執行するだけでなく、さらに救援人員や民事当局の海難に遭遇した者の捜索の手助け、近岸区域をパトロールし、甚だしきに至っては生態環境を観測する。専門家は、新たな無人機連隊の出現はロシア海軍が平和な時期でも戦時でも唯一無二の能力を持つことを確保することになる、と考える。

海軍総司令部は、現在まもなくその組織編成構造に対する研究が完成するところだ、と明らかにする。今年の年末までに新たな連隊の建設が開始される計画である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:『前哨』無人機」)

新部隊は黒海艦隊、北方艦隊および太平洋艦隊東北連合軍隊集団に編入される見込みである。それらはセヴェロモルスク、クリミア、カムチャツカに駐屯することになる。

軍事歴史学者のドミトリー ボージェンコフは次のように指摘する。「新たな連隊はまず主旨が空中偵察の実施にある。それらはさらに砲兵火力の校正や航空兵の誘導の任務をより簡単なものに変える。新たな連隊は艦隊司令部が各種作戦任務を完成する時、瞬間的に形勢を評価する能力を賦与する。偵察はリアルタイムに行われる。無人機はさらに海岸線の視察、地形明確化、軍事基礎施設の状況の検査等に用いることができる。無人機はさらに部隊の戦備措置に対し目視検査を行うことができ、まずはミサイルの発射である。今、司令部は全て無人機が送ってきたデータを根拠に発射の執行状況を評価する。」

ボージェンコフは、こうした無人機はさらに人員の捜索、自然災害がもたらす損失の程度の判定、爆発装置の調査確認、石油漏洩の発見、電線やパイプラインの状態の検査に用いられることになる、と考える。


 正直画像の無人機はあんまりレベル高そうに見えませんが、この分野で後れを取ってきたロシアもいよいよ追撃を本格化させつつあるといったところでしょうか。

http://military.china.com/news2/569/20170328/30366281.html


ロシアの「ジルコン」ミサイル恐るべし:マッハ6 空母は防御できない

参考情報ネット3月28日の報道 ロシアニュース社3月26日の報道は、ロシアの新型「ジルコン」超高速巡航ミサイルの性能はイギリスメディアの熱い議論の対象となっている、とした。記者は、この武器はイギリス艦隊に対し脅威を構成し、世界の力量バランスを改変する可能性がある、と指摘する。

「デイリーミラー」は、新しいミサイルはイギリスの最も先進的な艦艇を「一撃で破壊」できると指摘する。この新聞は次のように書いている。「専門家たちは、『ジルコン』ミサイルがその価値60億ポンドの2隻のイギリスの新たな空母を一撃で撃沈できることを心配している。何故ならイギリス艦隊はこのミサイルに対し防御の力が全くないからである。空母はその射程外で活動するしかない。これが指すのは何百kmである。飛行機の燃料はこの距離を飛び越すのに不足であり、このため空母の突撃艦隊には意味がない。」

「デイリーポスト」は警告し、「ジルコン」ミサイルの最高速度は7,400km/hに達し得、これは音速の6倍である、とする。この新聞は「イギリス海軍の近代化された対ミサイルツールは、速度が3,700km/hを超えないミサイルにしか命中できず、このことはそれらが『ジルコン』に対し無効であることを意味している。」と指摘する。この「阻むことのできない」ロシアのミサイルはイギリス空母の真の災難になる可能性がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:『ジルコン』極超音速巡航ミサイルの模型」)

「デイリースター」は、「ジルコン」ミサイルは力量バランスを改変する可能性がある、とする。「この致命的なミサイルは陸上、海上、水中から発射できる。それは2分間以内で250km飛び、スナイパーライフルの弾丸に比べさらに速いだろう。」と語る。

「デイリーサン」は「防ぎ止められないミサイル」と題する文章を発表した。文章は、もし接近戦武器を用いて「ジルコン」を破壊しても、艦艇自体は重傷を負うだろう、と指摘する。

2016年、「ジルコン」巡航ミサイルが試験を開始したとの情報が伝わった。この武器はロシア第5世代ハスキー級原潜上に装備される計画である。「ジルコン」の技術性能は依然秘密保持中だが、射程は300から400kmと見積もられる。


 イギリス海軍に防げないのならたぶん海上自衛隊にも無理でしょう。中国に輸出される可能性はないんですかね。























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