コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその237

7月3日

 中国の対ステルスレーダー関連です。

http://military.china.com/news/568/20170630/30871097_all.html#page_2


専門家:中国の第4世代対ステルスレーダーは国際的に最も先進的な水準を代表する

【グローバルネット軍事6月30日の報道 グローバル時報記者 馬俊】 少し前終わったパリ航空展で、中国は初めて国外に向け系列をなした対ステルスレーダーをプッシュし、ネット仲間からふざけて航空展のF-35ステルス戦闘機と「打擂台」(頑住吉注:勝負するみたいな意味らしいです)と称された。現在、中国周辺の多くの国は揃って各自のステルス実戦機計画を提出し、中国の対ステルスレーダーに対する需要はすでに焦眉の急である。中国の対ステルスレーダーの水準はどうなのか? 「グローバル時報」記者は28日多くの権威あるレーダー専門家にインタビューした。

今回のパリ航空展で、中国は初めて西側世界に向け対ステルスレーダーをセールスし、フランス、オランダなどヨーロッパの国の代表が次々に中国のレーダーの主要な研究開発機関(中国電子科学技術集団社、略称「中国電科」)の展示位置に行って質問した。今回の航空展で、中国電科の下に属する14所と38所はそれぞれ異なる研究開発の考え方の筋道の2大系列対ステルスレーダーを展示した。YLC-8Bに代表される「トロイカ」とJY-27Aに代表される「天空守望者」系列である。

中国電科の首席科学者である呉剣旗は「グローバル時報」記者に次のように教えた。中国がプッシュする第4世代遠距離レーダーは国際遠距離対空監視レーダーの最も先進的な技術水準を代表し、特に国外のレーダーメーカーにはまだ同類型の第4世代メートル波対ステルスレーダー製品がない。中国電科の首席専門家の呉道慶も、レーダー技術について言えば、我々がパリ航空展にプッシュした多種のレーダーの機種は世界の先進国とすでに同じ土俵で勝負しており、実力伯仲である、とした。

説明によれば、近年神のごとく吹聴されるステルス戦闘機は非常に多くの人が想像するように、あらゆる電磁波全てに対し有効なわけでは決してない。ステルス機は某いくつかの周波数帯の下ではステルス効果が大きく割引になる。そして対ステルスレーダーはこの弱点をつかまえたものに他ならない。

呉剣旗は「グローバル時報」記者に教えた。最も大衆に知られている対ステルスレーダーは1999年にアメリカのF-117Aステルス実戦機を撃墜した時に大いに腕前を発揮したメートル波レーダーである。それはステルス機のステルス周波数帯を避けることができ、ステルス機探知計測に天然の優勢を持つ。今回パリ航空展で展示されたJY-27Aは最新型メートル波レーダーに他ならない。だが20年前に「功を立てた」機種に比べ、それにはすでに根本から覆す性質の変化がある。まず、JY-27Aは典型的な第4世代レーダー技術を採用し、一部全デジタルアレイのアクティブフェイズドアレイレーダーで、柔軟なビームスキャン能力、強大な任務管理配置と資源管理能力を持ち、それを強大な多任務、多機能レーダーとならせ、同時に機動性、任務信頼性が大幅に向上している。次に、それは一連の新技術を採用し、例えば地形マッチングに基づくメートル波レーダー超解像高度測定技術、メートル波レーダー垂直空域連続カバー技術、高速高機動目標追跡技術、大口径アンテナの機動性構造設計技術、メートル波レーダー総合抗妨害技術などで、それに歴史上メートル波レーダーが突破し難かった低仰角の死角、探知計測空域が不連続、高さを測れないなどの欠陥を克服させ、探知計測性能は通常のマイクロ波レーダーと比較できる。典型的ステルス機に対する最大探知計測距離は数百kmである。

中国電科14所がプッシュするのはYLC-8Bを核心とする3種の対ステルスレーダーのコンビネーションである。呉道慶は説明し語る。最新世代対ステルスレーダーであるYLC-8BはUHF周波数帯(極超短波)で機能し、研究開発時もう現代の戦場の中のステルス機の脅威を重点的に考慮した。この種の電磁波の波長は比較的長く、ステルス機に照射すると回折現象を形成する。YLC-8Bは作戦指揮システムとして、迎撃武器システムおよび航空兵部隊に空中目標の方位、距離、高度そして敵味方識別など総合的な情報を提供することができる。

ステルスと対ステルスはちょうど矛と盾のようであるが、将来対ステルスレーダーはいかに発展するのか? 呉道慶は「グローバル時報」記者に教えた。レーダー対ステルス技術水準の不断の向上と共に、ステルス実戦機は生存能力確保のために作戦実施時必然的に相応の対抗措置を採り、その中で最も重要なのは電磁妨害である。未来の作戦の中で電磁環境はどんどん複雑になり、このことはレーダーが複雑な電磁妨害の中で依然ステルス機に対し捜索、追跡が行えることが必須であるよう要求する。このため、対ステルスレーダーの第1の発展の趨勢はどんどん強くなる電子対抗能力である。また、武器システムを誘導してステルス機に対し迎撃を実施するため、目標機種情報を出し与えることが必須で、結果的に異なる迎撃弾を採用してマッチした迎撃を行う。このことは対ステルスレーダーが目標識別能力、特に機種識別能力を持つことを要求する。対ステルス解決方案は空中に何かがあることを教えるだけでなく、さらに空中目標が何かの問題を解決する必要がある。将来対ステルスレーダーの1つの重要な発展の趨勢は精細化された目標識別能力である。

呉剣旗は言う。将来対ステルスレーダーの発展にはさらに一歩のポテンシャル発掘、複雑な電磁環境の中での探知計測精度、認知能力、抗妨害能力の向上、多くのレーダー自組織共同探知計測などの技術の実現が含まれ、それを制御誘導、火力コントロールなどの領域に応用し拡張展開することになる。もう1つの方面ではさらに次世代レーダーを照準し、光子とマイクロ波技術を総合応用することによって、極めて大きな周波数帯、極めて高い識別率のデジタルアクティブフェイズドアレイレーダーを研究開発しようとすることで、つまり全情報感知レーダーであり、ステルス機に姿を隠す場所をなくさせるのである。


 文中にもあるようにステルス機もステルス能力を高め、こうしたレーダーでも探知できない存在たることを目指すわけですが、例えば一時期戦車の防御力が対戦車兵器の発達に追いつかなかったように、対ステルスレーダーが比較的長い一定の時期ステルス機より優位になることも充分あり得、そうなれば莫大なステルス機の開発費が無駄になることも考えられるわけですな。

7月4日

 国際軍事競技関連です。

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解放軍のロシアに赴いての 「戦車両項目」競技の装備輸送開始 96B戦車再度レースへ

中央テレビニュース6月29日の報道によれば、ロシアの2017国際軍事競技まであと1ヶ月に満たない時間となり、「戦車両項目」競技に参加する中国の装備物資はすでに29日正式に輸送が開始され、これは我が軍第4回目の「戦車両項目」競技への参加である。2017国際軍事競技の中で、中国陸軍は初めて「スヴォロフ突撃」など4項目のイベントの開催を請け負い、その地点は新疆のコルラに位置する。

今回の装備物資はすでに6月29日夜10時に新疆のコルラから出発し、(頑住吉注:経路の説明が理解できませんがこれはまあどうでもいいでしょう)、全過程鉄道輸送である。計画によれば、これらの装備は23日後に「戦車両項目」イベント開催地であるロシアのモスクワ州アラビノ訓練場に到着する。その他の競技参加人員は7月18日ロシアまで空輸される。

(頑住吉注:次の3つはキャプションです。)

今年『戦車両項目』に参加する96Bメインバトルタンク

今年競技に参加する車両は依然4両

夜10時の南彊、白昼さながらである

去年同様、今年「戦車両項目」に参加する我が軍代表チームは依然新疆軍区某機械化歩兵師団装甲連隊から選抜される。この部隊は今年新たに生産された96Bメインバトルタンクを受領済みで、これまですでにわざわざ集中訓練を組織している。同時に、「スヴォロフ突撃」競技参加代表チームもこの連隊を主体とし、組織的に選抜され集中訓練されたものである。

今年の国際軍事競技で、中国陸軍が初めて開催を請け負う「スヴォロフ突撃」歩兵戦闘車車両チーム、「晴空」対空ミサイル、「安全環境」ABC偵察、「兵器名手」武器維持修理といった4項目のイベントは、いずれも新疆のコルラで行われる。中国、ロシア、カザフスタンなど9カ国から来る軍隊の競技参加チームは激烈な勝負を展開し、この装甲連隊は「ホスト」とも評価される。

(頑住吉注:以下キャプションです)

この連隊は今年生産された96Bを使用している

新たに生産された96Bは、まだ砲身の塗装を変えていない


 新たな戦車には改良点はあるんでしょうかね。

 インド・中国関連です。

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中国の警告に対しインド国防大臣:インドはすでに1962年と同じではない

2017年のインドはすでに1962年のインドと同じではない!

「インドスタン時報」6月30日の報道によれば、中国が最近1962年の戦争に言及し、インドが歴史の中から教訓を吸収するよう要求したことに対し、インド国防大臣のArun Jaitleyは金曜に公然と、2017年のインドはすでに1962年のインドと同じではない、とした。

中印の軍隊は最近両国境界の錫金段の中国側で人員の対峙を発生させ、インドの軍隊は論争になったことが全くないこの境界を越え、かつインドメディアに向け逆切れの情報をばらまき、中国軍が境界を越えインドの領土で施工したと言明した。

これに対し、中国外交部スポークスマンの陸慷は29日次のように言った。今回の事件の真相は、インド国境防衛部隊人員が不法に中印国境の錫金段を越え中国国内に進入したというものである。真相は持続的に覆い隠し難いものである。我々は再度インドサイドが歴史的国境条約の規定を順守し、中国の領土主権を尊重し、直ちに境界を越えた部隊を境界線のインド側に撤収させ、事態がどんどん激烈になり、より大きな不利に陥るのを避けるよう要求する。

またインドメディアのこの前の報道によれば、インド陸軍参謀長のラーワットは、インドは「2.5線戦争」のために準備しており、それは中国、パキスタン、国内の安全に対する脅威に対応するものに他ならない、とした。

これに対し国防部ニューススポークスマンの呉謙は29日次のように言った。インド陸軍参謀長の言論は極めて無責任である。我々はインド軍の個別の人が歴史の教訓をくみ取り、この種の戦争をあおる危険な言論を発表することを停止するよう希望する。

30日、インド国防大臣のArun Jaitleyは次のように言明した。現在の対峙は中国サイドが引き起こしたもので、しかもブータンは論争の地域はブータンに属すと言明しており、「ブータン政府は昨日声明を発表し、論争の地域はブータンに属し、そこはインド付近に位置し、インドとブータンとの協定を根拠に、インドサイドはこの地の安全を確保すべきである」と明確に表明している。

中国サイドの「インドが歴史的教訓をくみ取ることができ、戦争を叫ぶのを停止することを希望する」との警告に対し、Arun Jaitleyは「もし彼らが我々に注意を促すことを企図しているのならば、2017年のインドはすでに1962年のインドと同じではない」とした。

Arun Jaitleyはさらに、中国は現状の改変を企図しつつあり、我々が論争の地域にやってきて他国の領土を奪いたがっていると考えているが、この種の考え方は絶対に間違いである、と言明した。

これに対しあるインドのネット仲間は言った。

やる時が来た!

よく言った。中国は黙れ。

強硬な立場をとり、前進を継続せよ!!

我々はついに自分のために戦った、この日を誇る。

中国の国境での活動に参加した指揮官、将官、指導者が全て、彼らの間違った願望と白昼夢ゆえに神の罰を受けることを希望する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「外交部が示したインド国境の画像」)


 心情的にはインドを応援したいですが、1962年当時からの軍事力の変化の幅を比べたら、おそらく中国の方がずっと大きいでしょうね。

7月5日

 日本の検証機関連です。

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日本、第5世代機のエンジンの核心機の原型を展示 F-22の水準を目標とする

日本の防衛省装備庁6月28日発表の情報は、石川島播磨重工社が研究開発を担当する新世代航空エンジンの核心機の原型機が試験に引き渡され、性能試験を開始する計画である、とした。来年これを基礎にXF9-1型試験エンジンの研究開発を開始することになる。原型の核心機の試験の目標はタービン前温度摂氏1,800度(2037K)に到達し、アメリカのF-22戦闘機のF119エンジンの水準に到達することである。最終的に完成するエンジンの試運転台はアフターバーナー使用時の推力が15トンに達し得るとされる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「日本の防衛省が発表したPDF文書のスクリーンショット」 ちなみに「核心機」はコアエンジンのことみたいですね。)

日本の防衛省装備庁は、このエンジンの核心機は6月28日に正式に防衛省に引き渡され、防衛省は7月からそれに対し試運転台試験を開始し、もってその性能を確定することになる、と言明する。

公告は、将来開発する戦闘機のエンジンは、このエンジンの原型機の研究成果を運用することができる、とする。

防衛省は原型たる核心機の試験結果を見て、2018年からXF9-1型エンジンの研究開発を開始する計画である。

防衛省が発表した説明によれば、原型たる核心機の試験目標はタービン前温度摂氏1,800度(2073K)に到達することで、これはアメリカのプラット&ホイットニー社のF119-PW-100エンジンに相当し、F119は他ならぬF-22戦闘機の動力システムでもあり、タービン前温度はエンジンの性能水準を体現する主要な設計指標である。その発表内容によれば、将来のXF9-1エンジンのアフターバーナー使用時の推力は15トンに達し得、全長4.8m、直径約1mである。現在発表されている画像から見て、このエンジンはアメリカのF119エンジンと同じ3段のファン、6段の高圧圧縮機、1段の高圧タービン、1段の低圧タービンという設計を採用しているようである。

視察者ネット軍事評論員は、第5世代戦闘機のエンジンシステムは現在世界で極めて少数の国しか研究開発を展開していない重大科研プロジェクトである、とする。特に大推力エンジンともなれば、現在アメリカのF119、F135、ロシアの「30工程」、中国のWS-15という4種だけがすでに装備されあるいは研究開発中である。

現在のデータによれば、F135エンジンのアフターバーナー使用時の推力は18トンに達し得るが、バイパス比がF119に比べてずっと高いので、推力はより大きいものの、高速飛行性能はそれにもかかわらずF119に及ばない。F119エンジンのアフターバーナー使用時の推力は156キロニュートンに達し得、日本のXF9-1の寸法がF119よりやや小さいことを考慮すれば、推力が相応にやや小さいことも正常である。

日本がこれまで「心神」試験機に採用していたXF5-1エンジンは推力が5トンしかなく、最大タービン前温度は摂氏1,600度である。一方XF9-1のタービン前温度はこれに比べまた摂氏200度高くなっており、日本方面はこれにより誇らしげにXF9-1原型機には世界クラスの先進的な技術を使用したと言明している。

日本のXF9-1に対する基本設計がF119とそっくりなことからは、日本が製造を企図するのは、明らかにF-35のような多用途性能を強調する打撃戦闘機ではなく、F-22に似たような、超音速巡航や超音速機動性能を持つ新世代戦闘機だということが見て取れる。だが、このエンジンがF-22のような推力ベクトルノズルを決してまだ採用していないことからは、日本方面は自身のエンジンの推力性能に対し決して自信がなく、このためできる限りノズルでの損失を避ける必要がある、ということが見て取れる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F119-PW-100エンジンの2Dベクトルノズルは相当に大幅な推力の損失をもたらすだろうが、その基礎推力は大きく、損失も怖くない‥‥」)

日本方面はこのように自信満々だが、現在引き渡されたばかりの核心機の原型機から見て、真に第5世代戦闘機を製造できるまでには、日本にはまだ非常に長い行かねばならぬ道がある。

エンジン研究開発方面で最もスムーズなアメリカだけを例にするが、そのYF119検証型エンジンは1986年に試作が開始され、1990年にYF-22上での試験飛行が開始された。1992年に競争入札に勝ち、F119-PW-100エンジンを研究開発する工程研究開発が開始され、1996年に試験飛行が開始された。その後、2005年になってアメリカ空軍はやっとF-22戦闘機が初歩的戦闘能力を形成したと宣言した。

1986年の全体組立完成から、2003年になって第100台目のF119エンジン製造を宣言するまで、アメリカは20年近い時間を用いてやっとF119の研究開発を完成させた。

総合国力の上でアメリカと同列に論じられるのにはほど遠い日本が、研究開発進度の上でアメリカを大幅に超越することは非常に想像しにくい。

事実、日本は戦闘機の先進的な大推力エンジンを独立して研究開発したことが全くなく、彼らがこの領域で「大躍進」を完成させることができるとは非常に想像し難い。

(頑住吉注:以下キャプションです。)

日本から見て、主力迎撃機として超音速飛行性能は第一位である

惜しいことにF-22の生産復活に望みはなく、日本に販売されることはあり得ない‥‥このため日本はたとえ困難でも、努力してF-22の日本版を製造できるか否かちょっと見てみなければならない。当然、たとえできても、おそらく少なくとも10年、20年後のことである


 アメリカは前例のないものを開発したわけですが、日本はある程度のそれに関する情報を持って後追いで類似のものを開発しようとするわけですから期間がより短くなることもあり得るでしょう。またこの理屈なら中国の次世代エンジン開発も少なくとも20年近くかかることになるのでは。

7月6日

 ロシアの潜水艦関連です。

http://military.china.com/news2/569/20170703/30894697_all.html#page_2


ロシア、第5世代原潜を研究開発へ 性能は現在のあらゆる潜水艦を超越

【グローバル軍事7月3日の報道】 ロシア海軍の武器装備を担当する副総司令ブースクはサンクトペテルブルグ海軍展で、ロシア海軍第5世代原潜プロジェクト「ハスキー」が「2018-2025国家武備計画」の中に列せられる、とした。彼は、この全く新しい原潜は「現在の潜水艦のあらゆる指標を超越する」と強調した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシア軍原潜」)

ロシア衛星ネット2日の報道によれば、ブースクは次のように明らかにした。「ハスキー」の実験設計作業はすでに「2018-2025国家武備計画」の中に列せられており、将来は現役の「ヤーセン」級攻撃原潜に取って代わる。「ヤーセン」級は主に非核戦略抑止任務を執行するが、新潜水艦もこうした能力を具備し、かつより完備され、「特に主要な指標たるステルス性能で、この指標は少なくとも倍に向上するだろう」。

説明によれば、ロシア海軍第5世代原潜は「ヤーセン」級を手本とし、その設計方案は時間の検証を経ており、それが設計の成熟した攻撃型原潜であるということを証明している。これを基礎に、第5世代原潜はモジュール化、機能多様化の設計理念を体現し、新材料、新技術を採用する。例えば動力方面では、反応炉と原潜の同寿命を実現し、就役期間炉心交換を必要としないことの保証を実現する。作戦武器方面では、異なる口径の巡航ミサイルと魚雷を配備し、特に切り札「ジルコン」極超音速ミサイルで、その設計上の飛行速度はマッハ6にも達し、射程は400kmに達し得る。またこの原潜はさらに全体ネットワークセンターシステムを装備し、かつ重点を「ネットワークセンター」能力に置き、指揮システム自動化の程度をより高くさせ、かつモジュール化プラットフォームの開発、および武器システムの中に無人システムを含めることによって、潜水艦の全体総合作戦能力を強化する。例えば無人潜航器によって異なる機器を搭載し、環境監視測定を実現し、あるいは魚雷を搭載して敵に対する攻撃を実施し、ロボット操作を使用して潜水艦の自動化の程度を高め、無人機を発射して特殊作戦任務を執行する作戦部隊を出入りさせる、関連の武器と機材を搭載するなどである。こうした措置により、ロシア第5世代原潜は「全能のハンター」と称するに堪え、対艦、対潜および対地打撃など各種任務が完成できる。(馬俊)


 前世代をベースにしてステルス性能の指標を少なくとも倍に向上させるというのは容易でないと思われますが。

 韓国関連です。

http://military.china.com/news2/569/20170704/30907239_all.html#page_2


韓国メディア:韓国軍、できる限り早く作戦権を取り戻すことを計画 だが自主偵察能力が弱い

【グローバルネット報道 実習記者 リーティンティン】 韓国連合通信社7月4日の報道によれば、韓米首脳会談終了後双方が発表した合同声明は、もし条件が成熟すれば、米軍の韓国軍に対する戦時作戦指揮権を韓国サイドに引き渡す、とした。韓国軍はできる限り早く戦時作戦指揮権を取り戻すため、加速して関連の作業を推進しつつある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『グローバルホーク』高空無人偵察機(ソース:韓国連合通信社)」)

韓国軍のある関連の責任者は4日、戦時作戦指揮権の引き渡しは韓国軍が具備すべき条件がベースで、現段階では引き渡し作業がどのくらい完成しているのか確実に説明するのは非常に難しい、とした。韓国軍が戦時作戦指揮権を行使する時に必要とされる打撃手段、および関連の情報を捜索収集する偵察手段などの方面での予算投入は不断に増加しているが、まだ顕著な成果はない。特に戦時作戦指揮権を行使するのに不可欠ないくつかの情報の中で、衛星画像や動画の大部分は米軍から来る。

米軍に対する依存を減少させるため、韓国軍は全力で北朝鮮サイドを監視可能な偵察機と偵察衛星を確保しつつある。韓国軍は2018年と2019年にそれぞれ2機の「グローバルホーク」高空無人偵察機を導入し、かつ2020年に偵察飛行連隊を成立させ、無人偵察機(UAV)の運用を担当させる計画である。さらに2020年、2021年、2022年に5つの偵察衛星を実戦配備する計画である。5つの偵察衛星を投入配備した後、2〜3時間内に相手方のミサイル発射に用いる移動発射車が探知計測できる。

現在、韓国軍は「白頭」偵察機、「金剛」偵察機、RF-16偵察機などの偵察ツールを使用中だが、これでは平壌地域をカバーするビデオ情報を捜索収集できず、長白山地域をカバーするモニタリング情報を捜索収集できるだけである。

また、韓国軍団級部隊はすでに偵察無人機「蒼鷹」を持っている。この無人機は全長4.8m、全高1.5m、全幅6.4mで、12〜150km/hで飛行でき、作戦半径は80kmに達する。韓国国防科学研究所は軍団級のUAV-IIを研究開発中で、その性能は「蒼鷹」に比べてより強大である。


 アメリカと同等の情報収集能力を持っていなければ戦時作戦指揮権が持てないなんてことはあるはずなく、アメリカのサポートで、あるいは何らかの理由でそれが受けられなければ自力でできる範囲でやるしかないのは日本も含め世界のどのアメリカの同盟国も同じでしょう。しかし国産無人機に関しては韓国にも後れを取っている感じですな。

7月7日

 055大型駆逐艦関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20170704/30904326_all.html#page_2


専門家:中国の055型駆逐艦はアメリカのアーレイ・バークIIIと同じクラスにない

最近、我が国が完全自主研究開発した新型万トン級駆逐艦が進水式を行った。この新型万トン級駆逐艦こそ055型駆逐艦であると普遍的に考えられている。

ほとんどこれと同時に、アメリカ海軍はハンティントン・インガルス社に改訂契約を与え、同社によってアメリカ海軍のために第1隻目のアーレイ・バーク級FlightV型ミサイル駆逐艦を建造させると宣言した。同社傘下のインガルス造船社総裁のブライアン カシアスは、この駆逐艦は建造される能力最強のアーレイ・バーク級駆逐艦である、と語る。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アーレイ・バークFlightV系列ミサイル駆逐艦」)

進水したばかりの055型駆逐艦とまもなく着工するアーレイ・バーク級アーレイ・バークFlightV系列ミサイル駆逐艦はいずれも中米両国海軍の未来の主力駆逐艦の機種に属し、両者の性能の対比は広範な関心を引き起こしている。

これに対し、軍事評論員の王強は科技日報記者に向け次のように言った。「055は我が軍が今後30年の技術発展に着眼して研究開発した新型艦艇であり、未来に属す。一方アーレイ・バーク級は過去30年を基礎にした海戦プラットフォームで、過去でしかない。技術の発展と共に、055は完全電力総合技術を採用し、したがって新型運動エネルギー武器の配備を可能とさせるかもしれないが、アーレイ・バークIIIは原有の条件の制限を受けて、未来の発展空間が制限を受ける。この角度から分析して、アーレイ・バークIIIが055に照準を合わせてやってくる海戦武器であるとは証明し難く、またさらに両艦の各自の海軍の中での位置付けがそれぞれ異なることを見る必要があり、このことはアーレイ・バークIIIと055が全く同じクラスにないことをも示している。」

アーレイ・バーク級駆逐艦はアメリカ海軍の主力で、世界で最初に四面フェイズドアレイレーダーを配備した駆逐艦で、今世界各国が開発する新鋭の防空駆逐艦は1つの例外もなく全てアーレイ・バーク級の設計思想を参考にしている。

アーレイ・バーク級は時代の発展に適応するため不断に新興の技術を融合させ、今に至りすでに60隻あまり建造され就役している。このことはアーレイ・バーク級を今に至るも依然世界で最も先進的、戦闘力が最も全面的な駆逐艦とさせ、世界で建造数最多の現役駆逐艦でもある。

王強は説明する。アメリカメディアの報道によれば、アーレイ・バークIIIプロジェクトは現行バージョンに対する近代化改造に属し、現在のSPY-1パッシブフェイズドアレイレーダーにグレードアップを行い、ダブル周波数帯アクティブフェイズドアレイレーダーとさせ、より先進的な防空対ミサイル能力を具備させる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「SPY-1D(Y)フェイズドアレイレーダー(資料画像)」)

このレーダーのアレイ面は現在の3.6mから4.2mに増大し、かつ新型発射・受信ユニット材料に交換し、レーダーの口径拡大と発射出力増強により、目標探知計測能力を30倍に向上させる。

この探知計測能力のグレードアップは、全艦の電気使用の需要量を顕著に増加させる。このため、アーレイ・バークIIIのエンジンは数が4台に増加し、総出力は10MWに達し得る。また、この艦はさらに対潜システムに対しグレードアップを行い、この艦の対潜作戦能力はさらに一歩の向上を得る。

「現在公開されている材料がはっきり示すところによれば、我が055艦はアーレイ・バークIIIと相互に比較して相当な優勢を具備している。」 王強は、「まずレーダー技術が先進的である。055が配備する先進的なフェイズドアレイレーダーの直径自体は052系列が使用する346A型レーダーの4.3mという直径に比べさらに大きく、発射・受信ユニットも最新の窒化ガリウム材料で、一方アーレイ・バークIIIはなお検証段階にある。

また、055の先進的な一体化マストは、周波数総合管理を有効に行うことができ、電磁互換性がない問題を避け、輻射特性を下げ、ステルス性能がより良く、一方アーレイ・バークIIIの複雑な艦橋はすでに露呈している。

さらに重要なのは、055艦の武器システムがより強大なことである。055艦の2セットの64ユニット垂直発射システムはアーレイ・バークIIIの100の位に満たない垂直発射システムを秒殺するに足り、しかも055の垂直発射ユニットは直径が0.85mに達している可能性があり、全長は9mに達し、大気圏外対ミサイル作戦能力を持ち、これはアーレイ・バークIIIの直径0.63mしかないミサイルが望んでも及ばない。

しかし、艦艇の体系の上で、中国とアメリカにはまだ明らかに非常に大きな隔たりがあり、1機種の先進的な駆逐艦に頼ってもう補えるものでは決してない、とするある名を挙げることを希望しない専門家もいる。

実際、中国の近年来の新型艦艇「下餃子」式の発展の態勢は、我々に世界の先進海軍との隔たりを縮めるため良いチャンスを提供するものでもある。


 「ズムウォルト」3隻+比較的多数のアーレイ・バークIIIといずれも多数の055+052Dの戦力差自体を比べれば後者が上かもしれませんが海軍の総合的実力を比較すれば分からないということでしょうか。実戦経験の大きな差も重要でしょうしね。

7月8日

 中国の潜水艦関連です。

http://military.china.com/news/568/20170705/30916531_all.html#page_2


海軍専門家:中国の通常潜水艦のAIP技術は他国に負けない

少し前、あるメディアは中国海軍の人物に関する報道の中で、初めて対外的に中国の通常潜水艦が「非空気依存推進技術(AIP)を装備しているだけでなく、しかもその時間はすでに10年あまりの長きに達していると事実確認した。これに対し海軍専門家の李傑は科技日報記者のインタビューを受けた時、「AIPの出現は通常潜水艦技術の飛躍的性質の革命と称される。10年あまりの発展を経て、我が国の通常潜水艦のAIP技術はその他の国に負けない。」と語った。

潜水艦発展史上の一大技術上の突破

李傑は記者に教えた。AIP潜水艦は航続時間が長い、隠蔽性が良い、静音性が優れている、打撃威力が強いなどのメリットを持ち、世界潜水艦発展史上の一大技術上の突破と讃えられる。1995年、スウェーデンの「ゴットランド」級潜水艦が進水し、AIPは初めて人々の視野に入った。

李傑は、水中航続時間と隠蔽性は潜水艦の勝負を決するカギとなる重要技術であるとする。通常動力潜水艦は水中航行時には蓄電池を用いて動力を提供するが、ひとたび蓄電池を用い尽くしたらすぐに水面に浮上しあるいはシュノーケル状態を採用して発電器のために充電する必要がある。このことは直ちに通常動力潜水艦の潜航時間が短くまた隠蔽性が劣る結果をもたらしている。通常と言うことで言えば、現役通常潜水艦は水中で10〜100時間しか航行できない。科学技術の進歩、レーダーなど探知計測機材の性能が日増しに増強されるのと共に、通常潜水艦は隠蔽性増加のため、通常夜間に浮上して充電することを選択しているが、それでも依然相手方の対潜機や艦艇の捜索、探知計測から逃れ難い。加えてその浮上して充電する時の騒音は非常に大きく、隠蔽性が比較的劣る結果をもたらす。

AIPを装備すれば、通常動力潜水艦は充電時に空気中から酸素を獲得する必要がなく、水中でもう充電でき、このことは潜水艦の潜航時間がより長くなることを意味している。現在の多くの国の海軍の各種AIP潜水艦の研究開発と使用の統計を縦覧すると、AIPシステムを装備する絶対多数の潜水艦は水中潜航時間が一般に15〜20日以上で、非AIP通常動力潜水艦に比べて潜航時間が何倍、甚だしきに至っては十何倍に増加している。水面に浮上するあるいはシュノーケルを使用する必要がないため、潜水艦の暴露率が低下し、充電の騒音も非常に大きく低下し、隠蔽性にも質的向上があった。資料は、AIPは通常潜水艦の作戦効能を倍増させることをはっきり示しており、すでに「準」原潜に近づいている。

李傑は記者に、AIPは通常動力潜水艦の「後装」システムで、つまり現役潜水艦がAIPモジュールの追加装備によって結果的にAIP潜水艦に「変身」するのだ、と教えた。

スターリング式エンジンを完全自主研究開発

李傑の説明によれば、現在世界を範囲として広範に使用されるAIPシステムには多種があり、その中の最も主要ものには2種があり、1つは燃料電池で、もう1つはスターリングエンジンである。

燃料電池AIP技術はカルノーサイクルの制限を受けず、充分な水素と酸素の供給さえあればもう長時間連続運行でき、効率が高い、振動騒音が小さい、出力が大きい、作動音度が低い、取り付けと維持保護が簡単などの特徴を持つ。典型的代表はドイツと韓国である。

スターリングエンジンAIPのメリットは構造がコンパクト、技術が簡単、運行の信頼性が高い、柔軟性が比較的良い、製造コストと運行費用が相対的に低いなどである。だがそれはそれ自身の作動原理の制限を受けて、1台の出力が比較的低い、設計製造と使用の要求が比較的高い欠点が存在する。また、その瞬間加速あるいは減速能力が比較的弱く、潜水艦の機動性に不利である。比較的大きく潜水した時、圧縮機を用いて排気を加圧する必要があり、その後やっとキャビン外に排出でき、振動騒音の等級を上げまたエネルギーを消耗する。この技術で最も先に実用化水準に到達した、典型的代表はスウェーデン海軍の「ゴットランド」級潜水艦と日本海上自衛隊の「そうりゅう」級潜水艦である。

2種の技術のどちらがより先進的かに対し、李傑は「それぞれ長所がある」と語った。主に技術に対する掌握状況と操作コントロール、維持保護水準によって決まるのだという。彼は記者に、燃料電池AIP潜水艦の水中航続時間は相対的に長く、15〜20日あまりに到達できるが、管理とコントロールが比較的難しく、爆発などの危険性がやや大きいと教えた。一方スターリングエンジンAIPは、航続時間がやや短く、例えば日本の「そうりゅう」級のエンジンは航続時間が一般に15日だが、操作コントロールするのが比較的簡単である。現在見たところ、差異は決して特別に大きくなく、技術を良く掌握していさえすれば、安全性と運用効果はいずれもなかなかである。「ちょうど原子力技術同様、それぞれの部分がいずれも厳格にコントロールされていさえすれば、問題は出現しないだろうし、あるいは危険は最低に下がるだろう。」

提示しておくに値するのは、中国のAIP技術が行くのは完全自主研究開発の道だと言うことである。10年あまりの発展を経て、中国版のスターリングエンジンはすでに世界先進水準に達している。

「アメリカは全部原潜だが、中国は何故まだAIPというこの種の通常動力潜水艦を研究開発する必要があるのか」の疑問に対し李傑は次のように言った。原潜は建造、全寿命期間の保障の費用から退役処理費用など全部の総費用が、およそ通常潜水艦の10倍で、軍事費上の考慮、および原潜の製造と使用が政治および社会的要素の制限を受けることから(例えばいくつかの浅い海の海域は原潜の活動に適さない)世界の大多数の海軍を持つ国の潜水艦は通常動力を潜水艦の推進動力として選択使用している。「中国を例にすると、通常潜水艦は主に近海海域、一方原潜はより中遠海海域の活動に適合し、性能と用途が異なるが、両者は1つ欠けてもだめである。」と彼は語る。記者 姜靖


 過去中国の潜水艦は騒音が大きいとされてきましたが最近は大きく改善されているという説もあり、ただし本当のところは一般には知りえないでしょうね。

7月9日

 中国空母関連です。

http://military.china.com/news/568/20170706/30925512_all.html#page_2


カタパルト版殲ー15が陸上実験? 専門家:蒸気カタパルトは過渡的なものにできる

7月2日から、インターネット上に1枚の画像が流れ伝わり始め、カタパルト版殲ー15艦載機が陸上基地で試験中だとされている。軍事専門家の杜文竜は中央テレビのインタビューを受けた時、スキージャンプ発進に比べ、電磁カタパルトは技術がより先進的で、蒸気カタパルトも艦載機の総合作戦能力を倍増させることができる、とした。中国空母の発展は「一歩一歩着実に」で蒸気カタパルト発進を過渡的段階とし、技術発展をより堅実なものにさせることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インターネット上に伝わる殲ー15艦載機が電磁カタパルト試験を行っているらしき画像。」)

中央テレビの報道によれば、現在中国初の空母遼寧艦と第2隻目の空母が搭載する殲ー15は全てスキージャンプ発進方式を採用する。つまりカタパルトに頼らず、空母のスキージャンプ甲板に頼って上昇力を提供する。外表面から見て、スキージャンプ発進の艦載機に比べ、カタパルト発進の艦載機は脚が強化されている必要があり、かつ牽引バーを追加装備している。さらにあるネット仲間は明るみに出た画像と以前の艦載機陸上基地の衛星写真に比較を行い、この殲ー15は電磁カタパルトではなく蒸気カタパルトによる射出を行っている可能性が高いと考えた。

報道は、現在中国とロシアの艦載機はいずれもスキージャンプ発進方式を採用し、アメリカとフランスの空母は原子力動力を採用しているため、いずれも蒸気カタパルト装置を配備しており、現在唯一電磁カタパルトを採用するのはアメリカの「フォード」級空母だけで、第1号艦の「フォード」号は7月22日就役と定められているが、この艦の電磁カタパルトシステムはなお実戦の検証を経ていない、と指摘する。

杜文竜の説明によれば、スキージャンプ発進に比べ、電磁カタパルトの技術は相対的に先進的で、蒸気カタパルトも艦載機の作戦範囲と弾薬搭載量を倍に拡張展開し、その総合作戦能力を向上させることができる。技術発展の基本的道筋から見て、一般に全てまずスキージャンプ発進で、後に蒸気カタパルト、さらに電磁カタパルトとこのように順序だてて徐々に進む。この一歩一歩の堅実な歩みがあってのみ、やっと我々の技術発展をより堅実なものにさせることができ、後日換装されるハイエンドのカタパルト装置をより良く使用させることができる。

杜文竜は、中国の空母が蒸気カタパルト発進というこの過渡的段階をちょっと経歴してみて決していけないことはなく、それがスキージャンプ発進に比べて効率がより高い以上、空母の艦面や各種コンビネーション作業に対する要求と基準もより高い、とする。


 一足飛びに電磁カタパルトに行くことを期待している人が多く、あるいはこれは専門家を使った弁解かもしれないですね。

 ロシアの小火器関連です。

http://military.china.com/news2/569/20170706/30925929_all.html#page_2


AK-12小銃戦地試験を通過:ロシアの「未来戦士」の標準装備

参考情報ネット7月6日の報道 イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」ウェブサイトは7月4日「AK-12アサルトライフルが戦地試験を通過」と題する報道を発表し、カラシニコフ社は先日、AK-12アサルトライフルはすでにあらゆる戦地試験を通過したと宣言した、とした。

カラシニコフ社は、戦地試験を経て、AK-12アサルトライフルがすでにあらゆる設計要求とロシア軍の作戦要求に符合していることが確認された、とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「AK-12アサルトライフル」)

このことはAK-12アサルトライフルが「ロシアの勇士」未来戦士プロジェクトの標準兵個人武器となるために道均しをした。

AK-12アサルトライフルの標準口径は5.45mmである。この新型アサルトライフルは「ロシアの勇士」プロジェクトのために研究開発される9種の新型銃器の1つで、このプロジェクトの武器システムにはさらに7.62mm口径のアサルトライフルと数十件の作戦装備が含まれる。

AK-12アサルトライフルの研究開発は2011年に開始され、私人企業カラシニコフ社によって研究開発された。

AK-12はAK-200を基礎にし、その原型は2012年に登場した。第1世代AK-12は人間工学方面にある程度改良があり、かつ試験を通過したが、ロシア軍は依然改良要求を提出しかつ生産コストを下げることを希望した。結果、カラシニコフ社はAK-400を基礎に、簡略化設計を経た5.45mm口径の第2世代AK-12を登場させた。

AK-12と協同で使用される武器にはさらに、7.62mm口径のAK-15アサルトライフルおよび5.45mm口径のRPK-16軽機関銃が含まれる。

「ロシアの勇士」プロジェクトのためにAK-12およびAK-15アサルトライフルを研究開発するのと同時に、カラシニコフ社はさらにAK-74小銃のグレードアップパッケージを研究開発している。

AK-12とAK-15はいずれもカラシニコフAKアサルトライフルの設計を基礎とし、性能は現有のAK-74およびAKMアサルトライフルより優れている。

AK-12とAK-15はいずれもフローティングバレル、4段階のセレクターを配備する(セーフティ、セミオート、2発バースト、フルオート)、ピカティニーレールはレシーバーデッキ頂端とハンドガード底部に位置する。人間工学的レバーおよび伸縮可能な横向きに折り畳むストックがある。

カラシニコフアサルトライフルの主要なライバルは、デクチャレフ工場によって製造される5.45mm口径のA-545アサルトライフルと7.62mm口径のA-762アサルトライフルである。


 AK-74を改修キットでグレードアップできるくらいですからあまり大幅な近代化ではなく、正直ちょっとつまんないですね。AN-94はやりすぎだと思いますし、難しいところですな。

















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