コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその246

9月4日

 スホーイー35関連です。

http://www.hao123.com/mid/6070166006366486111?key=&from=tuijian&pn=1


スホーイー35がもしこの条件を満足させたら 中国がさらに100機買うのにさえ問題はない

ロシアのスホーイ社が開発したスホーイー35戦闘機は性能が先進的な「第4++世代」戦闘機で、次世代のスホーイー57ステルス戦闘機がなお正式に就役しない前、スホーイー35はロシアで最も先進的な戦闘機と称するに堪え、しかもロシアが重点的に対外セールスする実戦機でもある。スホーイー35戦闘機の単価は8,000万アメリカドル以上で、普遍的に価格がリーズナブルなロシア製の機種に関して言えば、これはすでに非常に高い価格である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:スホーイー35戦闘機」)

スホーイー35の価格が非常に高いのは、主にこの機が大量の新技術を応用しているからで、そのレーダーシステムの技術水準はこれまでのロシアの機種いずれに比べても高いだろうが、最も人の注目を引くのはやはりこの機が配備するAL-41Fエンジンで、このエンジンはF-22のF119-PW-100エンジンに比べさらに大きなアフターバーナー使用時の推力を持ち、しかもさらにF119-PW-100エンジンより優れた360度ベクトル方向転換技術を設計しており、このことはスホーイー35の機動性能向上に対し非常に重要な効果がある。まさにスホーイー35がこのように優秀な性能を持つからこそ、中国は24機のこの機種の実戦機の導入を考慮したのだろう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:スホーイー35のベクトルエンジン」)

だが中国にとって、24機という購入量は間違いなく多いとは評価されない。このことは中国が決してスホーイー30のようにスホーイー35を大量導入するつもりが決してないことをも説明する。実際上ロシアが中国に売るスホーイー35の単価も8,000万アメリカドルあまりで、これはロシアが自ら購入する価格と大差なく、非常にリーズナブルな価格と言うべきである。しかもロシアは中国がスホーイー35を多く買うことも希望している。だがロシアが販売したいのはスホーイー35の完成品で、スホーイー35の技術に対しロシアはやはり留保するつもりである。AL-41Fエンジンといったようなベクトルエンジンも、ロシアは定量のコンビネーション製造で、決して多く売るつもりはない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ロシア製エンジン」)

このため中国にはより多くのスホーイー35を購入するつもりはなく、何故ならこの戦闘機の主要なハイライトはやはり技術にあるからである。もしロシアが技術の販売に同意したら、中国がさらに100機のスホーイー35を買うのも実はそれに値する。100機のスホーイー35の価格でも100億アメリカドル以内であり、中国がS-400防空システムを購入する単価さえ何十億アメリカドルになっている。このことから、中国が継続してより多くのスホーイー35戦闘機を購入しない主要な原因は、やはりロシアが技術留保を選択したからに違いない、ということが見て取れる。


 殲ー20のエンジンとしてベクトル推力を持つ国産エンジンができているとする記述もありますが、状況からして成熟した実用段階に達しているとはちょっと考えにくいと思いますね。

 中国の兵個人装備関連です。

http://www.hao123.com/mid/17618880021224838912?key=&from=tuijian&pn=1


中国は世界の70%の防弾衣を作った 何故解放軍は着ないのか

最近ネット上にある動画が流れ伝わり、ある外国人が中国の製造した防弾板の質が非常に劣ると嘲笑しようとして、彼は100アメリカドルを費やして買った中国の防弾板にテストを行ったが、結果は意外なもので、この防弾板は何度もの射撃を防ぎ止めた。このことから中国が防弾板技術の上で非常に先進的で成熟していることが見て取れる。現在中国が輸出する防弾衣は全世界の70%の市場を占拠しているが、何故解放軍兵士はそれにもかかわらず普遍的に防弾衣を着ていないのだろうか?

戦場の人員の死傷の大部分は流れ弾と爆弾の破片によってもたらされ、弾丸のもたらす直接の死傷は小さな部分を占めるに過ぎない。防弾衣は兵個人防御用具として、主に弾薬の弾頭あるいは爆弾の破片の人体に対する傷害を防御するのに用いる。

作戦人員の生存能力向上のため人々はずっと防弾衣の研究開発、装備に対してもどんどん重視している。中国軍にはすでに04式防弾衣、06式防弾衣など多種の防弾衣があり、細分すれば歩兵防弾衣、海兵隊防弾衣、落下傘兵防弾衣等々に分けることができる(頑住吉注:どういった違いがあるんすかね)。ならば我が軍は何故武装警察の特戦部隊、平和維持部隊だけ防弾衣を着、普通の兵士はそれにもかかわらず着ていないのだろうか?

まず中国はすでに非常に長年戦争をしておらず、防弾衣を着る必要がない。一方アメリカはずっと世界の警察の役割に充当されて至る所でもめ事を起こし、防弾衣を装備して自身の安全を保護することが必須である。だが米軍も第一線の兵士のみがやっと防弾衣を装備するだろう。

第2の原因は防弾衣の品質保持期限が5年しかないことである。一般に1着の防弾衣の品質保持期限は5年で、中国軍の数の多さで、もし全員に防弾衣を装備させたらコストは何十億に達するだろう。この何十億の軍事費は平和な時期にはそれにもかかわらず基本的に使い道がなく、倉庫内に放置するしかなく、巨大な浪費である。

だが日常の任務を執行する必要がある特別警察の特戦部隊、平和維持部隊のメンバーは防弾衣を着る必要があり、一方その他の隊伍の中に防弾衣を来たメンバーを見ることは非常に難しい。戦時には中国の強大な工業生産能力が短時間内に必要な防弾衣を生産できる。


 自衛隊はどうなんでしょう。米軍との合同訓練などを通じて必要性は認識していると思うんですが。

9月5日

 日本関連です。

http://wemedia.china.com/mili/13000010/20170830/31230279.html


「オスプレイ」に膏薬旗をつける 日本、「海兵隊」を再建 (頑住吉注:「膏薬旗」は日の丸の蔑称です。)

2017年8月24日、アメリカのベルヘリコプター社がわざわざ日本の陸上自衛隊のために製造する第1機目のV-22B「オスプレイ」ティルトローター機がすでに生産ラインを降り、来週飛行試験を開始すると見られる。これはまた1つの「日の丸」を塗ったアメリカの飛行機で、人にかつて真珠湾の天空を「零戦」でいっぱいにした日本が今ではすでに完全にアメリカの属国になったのだとの感慨を禁じ得なくさせる。

V-22「オスプレイ」はアメリカのボーイング社とベルヘリコプター社が合同で設計製造した垂直離着陸および短距離離着陸能力を持つティルトローター機で、1980年代末に研究開発に成功した。長時間の試験検証と改修完備を経て2006年に制式に就役し、2007年にアメリカ海兵隊に装備されかつアフガニスタンに配備され、今ではすでに200機を超える「オスプレイ」が生産ラインを降りている。

ティルトローター機である「オスプレイ」は巧妙にヘリと固定翼機のメリットを融合しており、ヘリ特有の高い機動性と戦術的柔軟性も具備するし、また固定翼プロペラ機の速度、航続距離、輸送力を具備し、今見ても先進的な設計と評価される。だがまさに硬貨に両面があるように、「オスプレイ」のこうしたメリットは同時にある致命的な問題を伴っている。すなわち発着過程の中で下降気流が複雑な渦状の流れの影響する揚力を生じさせ、事故を引き起こし甚だしきに至っては機の墜落を引き起こすのである。量産以来、「オスプレイ」の事故は頻発し、軽ければ大怪我、重ければ機が壊れ人が死に、人々に「この機は安全でない」印象を与えている。

こうではあるが、「オスプレイ」の性能は確かに突出しているため、アメリカ海兵隊は依然それを水陸両用作戦の中での快速配備および垂直上陸の主力装備としており、中日の釣魚島問題での激烈な争いのかの時間的段階において、米軍は普天間基地に大量の「オスプレイ」を配備し、釣魚島を駐日米軍快速反応部隊の作戦半径の中に完全にカバーさせ、このことは疑いなく釣魚島問題の火に油を注いだ。

これだけではなく、2013年、日本政府は新たに改正した「防衛計画大綱」と「中期防衛力整備計画」の中で「水陸機動連隊」を建設し、島奪還任務を執行させ、島嶼防衛および海陸空一体作戦能力を強化することを提出し、17機の「オスプレイ」と52両の水陸両用戦闘車を装備することを計画した。「水陸機動連隊」はかつてアメリカ海兵隊から水陸攻防作戦を学んだ「西部方面普通科連隊」から拡張編成してでき、編成は3,000人、陸上自衛隊総隊に直属し、本質の上で真の日本の「海兵隊」に他ならない。

注意に値するのは、日本の自衛隊の近年来の発展建設であり、日本政府が提出した「機動防衛力構想」と密接に関連している。「水陸機動連隊」は「離島支配」と「海空作戦」を核心とする機動防衛力建設強化の成果の1つに他ならず、日本が「オスプレイ」を購入する目的はまさに基地あるいはヘリ空母に依拠し、「水陸機動連隊」を快速投入し、アジア太平洋地域で島嶼に照準を合わせた作戦任務を執行することである。このことは、日本が全力で機動防衛力を核心とする新型軍事力を作り出しつつあることを示している。

日本のこうした行為はアジアの近隣に深く不安を感じさせ、安倍政権は国内、アジア太平洋地域、全世界という3つの地域空間で積極性、能動性を発揮し、日本の軍事および外交的プレゼンスを全面的に突出させまた強化することを提出する。だがこの「窮兵黷武」(頑住吉注:好戦的で武力を濫用するといった意味のようです)やり方は明らかにアジア太平洋地域の本来もう緊張している情勢を激化させ、深刻性は集団的自衛権解禁との比較に堪える。


 日本自身のオスプレイ配備にも反対の声は上がるでしょうし、非常に高価ですが、中国がここまで嫌がる効果的な装備でもあるんですよね。

9月6日

 今日も日本関連です。

http://www.hao123.com/mid/5995645158424080765?key=&from=tuijian&pn=1


日本の第5世代機の研究開発、ヨーロッパによってひどくぼったくられる 金を出して中国を求めようとする

第5世代超音速ステルス戦闘機は、現在の世界実戦機製造技術の最高峰を代表する! アメリカのF-22が登場して以後、第5世代機に関する話題は全く絶えたことがなく、現在、中国は一躍アメリカに続く第2の第5世代機を装備する国となり、ロシアのT-50(正式コードナンバーはスホーイー57)も今年年末に就役することが有望である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-22」)

この他、日本、イギリス、フランス、トルコを含む多くの国が鳴り物入りで第5世代機を研究開発している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカのF-35」)

このうち、日本が第5世代機を研究開発する時間は最も長く、1995年には早くももう日本の心神戦闘機が成功裏にプロジェクト立ち上げされた。心神戦闘機は神の心ATD-Xと賞賛され、日本は本国の工業の実力に対し非常に自信があり、また日本はアメリカのF-35を気に入らず、F-22の輸入を望んだが、アメリカにF-22戦闘機を輸出する考え方があったことは全くない。日本はかつて公然と、将来心神戦闘機は殲ー20、T-50と肩を並べるとした!

日本の防衛省装備局の6月28日の報道によれば、石川島播磨重工社によって研究開発が担当される新世代航空エンジンの核心機の原型機が試験のため引き渡され、性能試験の開始が計画されている。

原型の核心機の試験目標はタービン前温度摂氏1,800度に到達することで、これはアメリカのプラット&ホイットニー社のF119-PW-100エンジンに相当する。指摘を必要とするのは、F119は他ならぬF-22戦闘機の動力システムだということである。

現在、日本は第5世代機のエンジンの道の上でついにカギとなる重要な一歩を踏み出したが、心神戦闘機の研究開発チームはそれにもかかわらず決して楽には感じておらず、もう1つの難題が踵を接してやってくる。最近ある情報は、日本が心神戦闘機の模型をヨーロッパまで運んで試験を行うのは、日本が日本はある核心設備を作り出せないからだとした‥‥風洞である。

だが、ある専門家は言う。この試験の旅は決して理想ではなく、ヨーロッパの現在の風洞技術も第5世代機の試験の要求を満足させられないが、それでも金は言う通り支払う必要がある!

風洞実験技術は風洞実験対象の空力特性を獲得するのに採用される方法および手段である。ある飛行機の空力特性を確定しようとすれば、往々にして1つあるいは多くの風洞の中で各種模擬実験が行われ、それでやっと実際の飛行時に近い飛行機の空力特性が獲得できる。この技術は主に風洞実験シミュレーション、風洞試験、模型、測量モニターと実験データ処理などの内容を包括する。

現在公開されているデータから見て、中米ロの三国は風洞技術ではるかに先んじ、中国はアジア最大の「錦陽風洞群」を持ち、それは我が国の最も分量を有する研究成果の1つである。中国が持つ軍用機は全て錦陽風洞群で実験が行われ、例えば殲ー20、運ー20等々で、またミサイル、ロケットの空力実験もここで行われる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「T-50の模型」)

多くの国はその実情を窺い見たがっており、ロシアはかつてT-50の模型を錦陽風洞に持ち込んで試験を行うことを望んだが、中国によって婉曲に拒絶された。日本もかつて中国と協力したいとし、決して大金を費やすことを惜しまなかったが、実際無理だった。現在の選択肢は少なすぎる!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-22」)

10年前には早くも、ヨーロッパはわざわざ代表団を派遣し、目的は四川の錦陽に他ならず、中国の風洞技術が一体どれだけ先進的なのかを見たがった。当時中国はわずかに手の内を見せたが、代表団はもう極度に驚愕し、当時その場にいたヨーロッパ人もより先進的な風洞は決して見せていないと分かっており、今に至るもヨーロッパは中国の最も先進的な風洞が一体どんな水準なのかに好奇心を持っている。

実は、今日の中国航空宇宙の成就、殲ー20の装備から、錦陽風洞群の強大さが見て取れるのである!


 見せてないんですから実際言うほど凄いのか全く分からんわけですが、殲ー20その他の性能等から間接的に推測はできるでしょうね。

9月7日

 インド関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20170904/31279688_all.html#page_2


インド新任女性国防大臣就任三把火 あるいは巨資を投じてほしいままに兵器購入か!(頑住吉注:「新官上任三把火」は新たに就任する高官は威風を示すため最初にいくつかの大きなことをするが結局長続きはしない、といった意味らしいです。)

【グローバルネット総合報道】 インドは日曜(3日)第三次内閣改造を行い、全部で9名の新任大臣が就任し、その中で国防大臣にはNirmala Sitharamanが任命され、これはインド史上第2の女性国防大臣である。

香港東網9月4日の報道は、現在58歳のSitharamanは元々モーディ内閣の商務大臣の任にあり、国防大臣の職は元々財政大臣Arun Jaitleyによって兼任されていたが、彼は国家経済推進に専念することを希望し、このため別に国防大臣を人選することが必要となった、とした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インドの新任国防大臣Nirmala Sitharaman」)

報道は、Sitharamanはモーディの軍隊近代化推進に協力援助することになり、1.5億アメリカドル(約9.8億人民元)の資金を費やして古い武器を更新しおよび軍備を改善すると見られる、と指摘する。

Sitharamanはこの職への就任を「無比に素晴らしい」と形容し、彼女は「ある人はある小都市から来ているが、頼党(頑住吉注:意味不明です)の指導と支持があり、彼女にチャンスさえ与えれば、もうこの無比に素晴らしいことを発生させるに足りる。」と語る。


 インドの国防大臣となれば日本にもいろいろ影響があるわけで手腕に期待したいですね。

 台湾関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20170905/31286049.html


台湾軍の軍備購入がアメリカの突然の値上げに遭う:天文学的数字の価格でF-16電子戦ポッドを買う

台湾連合ニュースネット9月4日の報道によれば、台湾空軍の148機のF-16A/B型戦闘機は続々と台湾で性能向上の改装を行いつつあるが、台湾は元々1.6億アメリカドルの予算を用いて向上案の中で必要とされる42セットのALQ-131A FMS電子戦ポッドを購入する計画だったが、アメリカサイドは現在それにもかかわらず研究開発コスト高騰を理由に、同様の価格で何と12セットしか買えないとし、数量が大幅に縮小し、アメリカサイドの形を変えての価格吊り上げに遭っている。

台湾空軍は10月8日から11日までの期間、アメリカサイドと価格オファー文書に署名し正式に購入する。これに対し台湾立法機構は反対の声明をし、台湾空軍が詳細な評価報告を提出するよう要求し、「先斬后奏」(頑住吉注:処刑してしまってから帝に報告する、転じて既成事実を先に作る)はダメだとしている。

台湾空軍はF-16戦闘機性能向上案「鳳展専案」の中で、新型電子戦ポッドに換装し、機隊の現有の80セットのAN/ALQ-184(V)7電子戦ポッドに取って代わらせることを計画しており、台湾空軍は当初1.6億アメリカドルの予算を編成して42セットを換装する計画だったが、現在ではそれにもかかわらず米軍によって予算不足が告知され、同様の予算規模で、現在では何と12セットしか購入できない。これは台湾が市場の比較的安くかつ成熟した製品を放棄して、アメリカサイドが自ら不採用にした新型ポッドの研究開発費用を独自に支払うよう要求するのに等しい。

台湾空軍司令部は回答し、研究開発中の電子戦ポッドはすでに研究開発試験を完成し、少量生産を行っている、とする。台湾空軍は規範によって処理し、研究開発費用償却の疑義はない、とした。


 まあ台湾にこの種の兵器を売ってくれる国が少ないでしょうしやむを得ない面もあるのかも。問題は値段に見合う性能なのかになってくるでしょう。

 先日から「知識の断片」で紹介している記事にも関連する中国の小火器関連の記事です。

http://www.hao123.com/mid/17594769676824529264?key=&from=tuijian&pn=1


高原部隊95小銃を交換:立ち後れた81式に換える 何故

1990年代、我が国はソ連の銃器技術を参考にすることを基礎に、95式小銃を自主研究開発したが、この銃はひとたび登場するやもう卓越した性能、強力な火力、全天候作戦をもって世界を驚愕させた。95式小銃の設計はブルパップ構造で、非常に大きく銃の全長を短縮し、携帯が便利で使用が敏捷である。

マガジンは汎用性があり、しかも装弾数が特別に多く、連続射撃能力が強く、霸道と持久火力を出す能力を持つ(頑住吉注:いまいち分かりませんがどうでもいいでしょう)。95式小銃の後座力は比較的小さく、震動の幅も大きくなく、連発でもバーストでも、精度は比較的高い。重要なカギはこの銃は当局の言うところによれば各種の劣悪な気候に適応し、真に全天候作戦が達成できることである。

だがここ何年かの実戦と訓練の中で、95式小銃には非常に多くの問題も発見された。我が国の高原部隊の非常に多くはもはやすでに95小銃を使用しなくなっている、とされる。訓練の中で、95小銃は市街戦の中で威力を発揮するのにより適し、何故なら95小銃は携帯に便利で、火力が強力で銃を出すのが素早く、このため都市での戦争に非常に適応できる、ということが分かった。

だが高原では、95小銃のメリットは非常に大きく削減される。高原地域は地勢が大きく開け、携帯する銃の射程が長く、精度が高いことを要求するが、95小銃は短い射程ではいささかより優れているが、95小銃が採用するのは5.8mm弾薬で、重量に限りがあるため、長射程の高原地帯では、精度が不充分になる。

もし極端な天候に遭遇すれば(例えば強風、砂塵)、5.8mm弾は往々にして受ける影響が比較的大きく、射撃精度の上で非常に大きく割引になるだろう。ならば高原部隊の非常に多くの兵士は何故研究開発年代がはるか遠く、相対的に言って技術があまり高くない81式小銃に換えたのか?

実はその道理は非常に簡単で、各項目の指標の中で、81小銃は95小銃に比べデータがいずれも全面的に立ち後れているだろうが、高原地帯では、81小銃はそれにもかかわらず先天的な優勢を持ち、原因はやはりごく簡単で、それは海抜の高い地域では、7.62mm弾薬を採用した81式は射程がより長く、精度がより高く、威力がより大きいのである。


 7.62mmx39だって遠距離での精度や威力はたいしたことないはずで、それにわざわざ換装するほど大幅に5.8mmx42は劣っているということでしょう。これでは7.62mmx51を使用する銃器の割合を増やした米軍との戦闘では不利になるのでは。

9月8日

 武装ヘリ関連です。

http://www.sohu.com/a/169575865_243255


中国の武直ー10、鉄の盟友パキスタンへの販売がこれで完全におじゃんに トルコの妨害は最終的に損人不利己に落ちる (頑住吉注:「損人不利己」は人に損させて自分の利にもならない、といった意味の慣用句です。)

アメリカがパキスタンへの軍事武器援助計画を削減した後、パキスタンは直ちに「肝心要」な武器装備のため新たな商品輸入ルートを探し求めた。この中には武装ヘリというこの重要な計画が含まれた。当初の情報は、パキスタンは最初には視線を中国の武直ー10武装ヘリに合わせたことをはっきり示しており、当時のある分析は、この武装ヘリは中国陸軍の標準装備だが、中国・パキスタン関係に基づいてやっと販売するのであり、しかも鉄の盟友パキスタンは将来自主大量生産あるいは組み立てを行う可能性があると指摘していた。

その後数機の武直ー10武装ヘリが鉄の盟友パキスタンの重要な閲兵活動の中に出現し、ここに至り外界はパキスタン空軍は中国の武直ー10武装ヘリを購入することになるのだと確認した。装備専門家の分析は、中国の武直ー10ヘリはアメリカ製AH-64武装ヘリとイタリアのA129武装ヘリの非常に多くのメリットを総合しており、全体性能上世界で比較的高い水準に到達している、と指摘する。だがそれにもかかわらず動力不足の欠陥が存在し、このためその実戦水準と対外販売の認可度に影響するだろう、と。

悪い予想通り、外界が鉄の盟友パキスタンは武直ー10を購入するのは確実と考えていた時それにもかかわらず手筈が狂った。競争に参加するライバルでかつ交易の失敗をもたらしたのはトルコだった。この国は軍仏さえよく知らず、軍事工業装備と技術領域では中国との渊源がすこぶる深い(頑住吉注:意味分かりません)。だが今回それにもかかわらず武直ー10を鉄の盟友パキスタンに輸出するのを妨害する実力ある売り手となった。前述のように、中国の武直ー10の性能はイタリアのA129武装ヘリに似ているが、ただ全体的にはA129武装ヘリがきっと優勢を占める。

トルコが今回競争に参加するのはその国産化されたイタリアのA129武装ヘリ、T129に他ならない。分析は、弾薬搭載量の指標から見て、武直ー10の最大弾薬搭載量は1トン半前後あるが、一方T-129はおよそ2トン半ある、と考える。また、武直ー10のエンジンのパワーはライバルに比べ顕著に小さい。鉄の盟友パキスタンがT-129を購入するのは明らかにより算盤に合うだろう。またさらに考慮することを必要とするのは、パキスタン空軍現役のF-16戦闘機が将来あるいはトルコの援助をあおいでグレードアップおよび大修理する必要があるかもしれないことである(アメリカはインド向けに生産ラインと技術を移転する)。

しかしカマキリがセミを捕まえても雀が後ろにいた。最新の情報は今回のトルコの兵器貿易妨害は損人不利己の結果を獲得したことをはっきり示している。ロシアメディアが明らかにした情報は、パキスタンはすでに4機のロシアに発注したミルー35M「スーパーハインド」武装ヘリを受領済みで(輸出型ミルー35の最新改良型)だとしており、しかもパキスタンの飛行員とヘリの集合写真も出されている。このことは鉄の盟友パキスタンが武装ヘリの導入機種の上で最終的選択、決定をしたに違いないことを暗示している。そして武直ー10も完全におじゃんになった。

ミルー35「スーパーハインド」武装ヘリはTB3-117BMAエンジンに換装されており、全グラスファイバーローターと空力効率がより高いX字型尾翼を装備している。改良後は300kg重量軽減され、航続距離は700kmに達している。実用上昇限度は5,100m、上昇率は12.4m/sに達する。機動が敏捷な低空、超低空飛行性能が大幅に向上している。ミルー35Mはさらに機載武器システムの機能を増強するモジュールを採用している。16発のより先進的な9M120空対地ミサイルが搭載できる。ミルー35Mは「ニードル」-B型空対空ミサイルを装備し、敵の低空飛行する戦闘機および武装ヘリと空戦を行う能力を持つ。


 中国国産エンジンはまだまだ性能不足ということで、当然中国軍が自ら使用する武直ー10にも問題があるということです。ロシアがパキスタンに武装ヘリを売るのはアメリカからアパッチを買うインドへのあてつけでもあるんですかね。

9月9日

 F-35関連です。

http://www.hao123.com/mid/11006668591333356686?key=&from=tuijian&pn=1


100機以上のF-35でもう殲ー20に比肩し得る? アメリカ人自らさえも自信なし F-22を少なくしか作らなかったことを後悔

今、それぞれの強国空軍は揃って先進的なステルス機時代に入りたがっているが、世界でステルス機を生産できる国は3つしかなく、機種は5つである。これにはアメリカのF-22、F-35、中国の殲ー20、鶻鷹が含まれ、さらにロシアのスホーイー57がある。こうした飛行機の中で、直ちに対外販売できるのは新世代の国際典範、F-35戦闘機しかない。

F-35戦闘機は米軍がF-22とのハイローミックスを企図するステルス戦闘機で、三軍汎用の特性が最も有名で、それは空軍のF-16戦闘機、海軍のF-18戦闘機、さらには海兵隊のAV8B垂直離着陸戦闘機に取って代わろうとしており、過度に汎用化を強調したことはF-35戦闘機プロジェクトを極めて大きく遅延させ、各軍種の作戦中隊は2015年以後になってやっと建設できた。

建設後のF-35戦闘機中隊の主要な任務は西太平洋地域への派遣で、例えばそのF-35戦闘機作戦中隊は日本の岩国基地に駐屯し、一方最近空軍のF-35A戦闘機部隊も日韓の米軍基地に行って配備を行おうとしているとされる。

この他、日本は42機のF-35A戦闘機を購入済みで、しかも2019年までに商品が到着する。韓国も40機のF-35戦闘機を購入済みで、2018年から引き渡され、2021年までに全部商品が到着する。このように、3、4年後に東アジアの日韓に配備されるF-35の総数が100機以上に達すると難なく判断でき、世界でステルス戦闘機を配備すること最も密集した地域と呼べるようになる。

日韓とアメリカのいくつかのメディアの言い方に照らせば、「先進」的なF-35戦闘機はその空中力量に中国に対する圧倒的優勢を具備させることになる。だが冷静な思考を持つ軍サイドはそれにもかかわらずこうは見ない。

事実に即して語ると、アメリカの科研の実力に頼れば、性能がF-35戦闘機をはるかに超えるローエンド版ステルス戦闘機が完全に研究開発できる。だがまずいところはそれをローエンド版ステルス戦闘機と定義した時には中国が迅速にステルス戦闘機を研究開発できるとは考えていなかったことで、同時に三軍汎用の技術的難度も軽視した。このことはF-35戦闘機はステルス戦闘機と呼べるが、実際の技術指標は非常に大きく劣るだろう結果をもたらした。

本来はこうでも何らたいしたことではなく、どんなにローエンドのステルス戦闘機も通常の戦闘機に比べれば強い。だがあいにく中国の殲ー20戦闘機の突然の登場は一切を水の泡にした。アメリカのF-22戦闘機に照準を合わせた新機種として、殲ー20の種々の設計は全てハイエンド化された配置で、しかも空中の優勢奪取を優先的に考慮しており、このことはそれを定義の最初からもうF-35をはるかに後方に置き去りにさせる。

日本と韓国の軍は公然とこの点を認めないだろうが、それぞれはそれにもかかわらず自らのステルス戦闘機プロジェクトを推進し、彼らも購入するF-35戦闘機に対し絶対の自信はないことを見て取るに足り、この点は逆に彼らのメディアの熱狂と鮮明なコントラストを形成している。

一方アメリカ空軍も実際上こっそりとあることをしており、一方においてはF-22戦闘機の生産ラインを回復する可能性を評価し、もう一方ではF-22戦闘機のステルス材料と航空電子システムのグレードアップに着手している。何故ならこの戦闘機が誕生した時、いくつかの電子技術はまだ現在のように発達しておらず、一方比較的遅く出現した殲ー20戦闘機はそれにもかかわらずすでに最新の技術を応用しているからである。

このためアメリカ人自ら見たところ、殲ー20は米軍がF-22戦闘機をグレードアップして対応することさえも強制でき、一方技術移転やライセンス生産できるまでローエンドなF-35は殲ー20のライバルたりうるのか?考えてみてあまりありそうにない。

最近、言われているところによれば太行エンジンが殲ー20に応用されたとの情報が軍事界に伝わり広まり、このことは我が国がA段階の殲ー20の比較的大規模な生産を準備している前兆と見なし得る。一方渦扇15エンジンの研究開発成功後、B段階の殲ー20もフルパワーで生産されることになる。どうせ脈動生産ラインはあるのであって、どれだけ作るかは我々自身のことで、将来我々ができるのは殲ー20の数を不断に増加させ、それを敵を絶望させるまでに多くさせることに他ならない。


 殲ー20のステルス能力がどの程度なのか全く分かりませんし、中国の記事がよく強調する「体系の戦い」の中でF-35が殲ー20に劣るとは限らないでしょう。

9月10日

 9月8日に紹介した記事と同じテーマですが。

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中国の武直ー10、鉄の盟友パキスタンの大規模発注を痛くも失う この原因があるいは致命的要素になったか

何日か前パキスタンはロシアから4機のミルー35M武装ヘリを受領した。しかもロシアサイドはパキスタンの飛行員とヘリの集合写真を発表し、しかもこれは数十年来ロシア初のパキスタン向け武器販売でもある。1980年代、アフガニスタン戦争勃発のためパキスタン・ソ連両国関係の急激な悪化がもたらされ、甚だしきに至っては両国空軍はパキスタン・アフガニスタン国境で何度もの空戦を発生させたことがある。パキスタン空軍は空戦の中でその装備するアメリカ製F-16戦闘機に頼り、多くのアフガニスタンの軍用機を撃墜しただけでなく、しかも14機のソ連軍機も撃墜した。その中にはミグー23、スホーイー22、スホーイー25、アントノフー26、ミグー8などが含まれた(頑住吉注:中国の記事でパキスタン空軍の練度が非常に高いという記述がありましたがこうした実戦経験の豊富さも大きいんでしょうね)。このため、ソ連および後のロシアはいずれもパキスタンに対し最も厳しい武器禁輸を実施し、2014年になってロシアはやっと対パキスタン武器禁輸を解除した。

パキスタンが購入したこの4機のロシア製ミルー35M武装ヘリは、両国が少し前に正式に締結した兵器購入協定によるもので、総額は約1.53億アメリカドルであり、これには飛行員の養成訓練など関連業務が含まれる。この4機のミルー35M武装ヘリは単なる開始に過ぎず、ひとたびパキスタン軍がこのヘリの使用体験に対し満足を感じれば、後日パキスタンはロシアからより多くの武器装備を購入することになり、その中にはS-400対空ミサイルを含む多くの先進的な武器があるだろう、とされる。またこの4機のミルー35Mヘリがほどなく北部山地に派遣され、もってパキスタン陸軍のこの地における対テロ行動を支援する。そしてパキスタンが正式に4機のミルー35を受領したこのことは、鉄の盟友パキスタンがすでに完全に中国の武直ー10購入の可能性を放棄したことをも意味している。

ミルー35Mはミルー24武装ヘリの改良型だが、ミルー24武装ヘリに比べ主に以下のいくつかの改良がある。第1に、ミルー35が採用するのはミルー24ヘリのリニューアルされた機体で、その構造寿命は4,000時間延長されている。第2に、ミルー35ヘリのローターはグラスファイバー製に換えられ、しかもより馬力の大きいエンジンに換装もされ、その航続距離と実用上昇限度いずれにも非常に大きな向上が得られており、比較的強い機動性と超低空飛行能力を持つ。第3に、ミルー35は23mmダブルバレル機関砲を用いてミルー24の4本バレル12.7mm機関銃に取って代わらせており(頑住吉注:装甲車に対する攻撃能力は格段に上がるでしょうがテロリスト、ゲリラ相手だと逆になる可能性もあるのでは)、しかも1回で16発の対戦車ミサイルが搭載でき、作戦能力はミルー24ヘリに比べより強い。第4に、ミルー35は赤外線夜視装置とグローバル位置決定システムを装備しており、野戦能力が非常に大きく増強されている。

ミルー35はミルー24P系列ヘリの究極型で、それはミルー24系列および改良型ミルー35に比べ、作戦効能上より大きな向上があった。ミルー35Mは性能がより良いBK-2500エンジンを用いるよう改められ、しかも新たな航空電子システムとナビゲーション設備にも換装され、同時に旋風-M対戦車ミサイルを含む多くの先進的な武器が搭載できる。全体的に言って、ミルー35Mの総重量はミルー24に比べて何百kgか減少しているが、その航続距離と実用上昇限度にはいずれも非常に大きな向上が得られ、またミルー35Mヘリの夜戦と特殊条件下での戦闘性能にもいずれも大幅な向上があり、これには高原や山地の作戦能力が含まれ、甚だしきに至っては極寒地帯で任務を執行する機能も具備している。

以前パキスタンは中国の武直ー10ヘリの購入を考慮したことがあり、甚だしきに至っては中国もパキスタン向けに3機の武直ー10を提供し、もってパキスタン軍が関連の試験を行うのに便とし、しかもこの3機の武直ー10は何度もパキスタン軍の対テロ行動に参加もした。だが今パキスタンはそれにもかかわらず最終的にミルー35Mを選択し、パキスタンが武直ー10の総合性能に不満だということが見て取れ、特に武直ー10の心臓問題はさらに一大弱点で、それが機動性能、武器搭載および装甲防御などの方面でミルー35に立ち後れること非常に多い結果をもたらしている。またパキスタンは山の多い国であり、ミルー35Mは山地など特殊地域での作戦能力を持つが、相対的に言って武直ー10は非常に大きく劣るだろう。このため鉄の盟友パキスタンがミルー35を選択したのは本国の作戦の需要に最も適したヘリだからだとも評価できる。


 実戦経験の豊富なパキスタン軍が実際に使ってみてダメと評価したというのは深刻ですね。致命的なのは中国軍が使う場合も同じなわけで。しかし中国も国産の高性能ターボシャフトエンジンの実用化を急いでいるはずで、最新鋭ステルス戦闘機用のエンジンに比べれば難度が低いのでは。














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