コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその248

9月18日

 中国の空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20170911/31351090_all.html#page_2


専門家:中国初の原子力空母すでに研究開発開始!

【グローバルネット軍事9月11日の報道 グローバル時報記者 郭媛丹】 「第2隻目の国産空母の設計が基本的に固まる」との説にインターネットの1枚の武漢に位置する「空母ビル」の最新の進展とされる画像が伴って、最近軍事マニアの強烈な関心を引き起こしている。

国内のネットメディアの分析によれば、新たな国産空母は「艦橋が高く変わり、トン数がより大きくなる」可能性がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国海軍の002型空母」)

中国の空母専門家である李傑は10日ネットに伝わる画像を見た後で「グローバル時報」記者に対し、現有の情報を根拠にして判断すれば、第2の国産空母はすでに初歩設計を完成し、かつ研究開発段階に入った可能性がある、とした。

今後は1隻がまだ正式に就役せずに、次の1隻が研究開発、建造段階に入る可能性が排除されない。

ネット上の武漢の「空母ビル」最新の画像の中に出現した艦橋の新たな造形はちまたで伝説の次の国産空母の設計が基本的に確定したことを意味しているとの説に対しては、李傑は「グローバル時報」記者に向け、「空母ビル」は陸上に建造され、主に空母甲板以上の部位の施設のシミュレーションに用いる、と説明した。

これには一般にレーダー、通信システム、武器設備、特に艦橋部位が含まれる。その重要な作用は各種施設相互間の両立性の検査測定に他ならない。

李傑は、空母ビルの新たな造形から判断して、第2隻目の国産空母の初歩設計はすでに完成しているはずだが、後続の試験と共にさらに改良を行う可能性がある、とする。

ネット上の「艦橋が高く変わり、トン数がより大きくなる」に関する説に対しては、李傑は現在ネットに流れ伝わる画像を根拠にして見れば、艦橋はより高く変わっているが、艦橋の多種の基本機能を満足させるためには体積はあまり小さくはないだろうし、この点から判断して、この空母は依然通常動力装置を採用している可能性がある、と考える。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「軍事専門家の李傑(資料画像)」)

説明によれば、一般的に言って艦橋上に設置される操縦プラットフォーム、指揮人員の戦闘位置は固定で、通常動力空母はさらに艦橋に煙突を装備し、このため艦橋の体積は常にあまり小さくはないだろう。

だが原子力動力技術の成熟および完備と共に、第2隻目の国産空母が原子力動力を採用する可能性も排除できない。

李傑は、新たな国産空母はスキージャンプ発進方式を採用せず、カタパルト発進を採用するだろう、と考える。蒸気カタパルトかそれとも電磁カタパルトかに関しては、李傑はより蒸気カタパルトに傾いている。

「現在蒸気カタパルトを採用するのかそれとも電磁カタパルトかは判断できず、中国はすでに電磁カタパルト関連技術を持っているが、真の工程化にはまだ一定の時間を必要とする。現在見たところ、蒸気カタパルトの可能性がより高い。」

この画像を根拠に次の国産空母の建造の進展を判断できるか否か? 李傑は、すでに初歩設計は完成し、かつ研究開発段階に入っている可能性がある、とする。

一般的に言って、新たな空母の建造の規律は前の1隻の空母がもうすぐ引き渡しの際にやっと新たな空母の研究開発が始動するというものだろう。

だがこの一般的状況は中国では例外が出現する可能性があり、中国には2つの空母が建造できる造船工場があり、同時に着工する能力を持っており、このため2隻の空母の研究開発に重複と交錯が出現する可能性がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「初の原子力空母は? 中国第3隻目の空母はすでに研究開発が始動している」)


 普通に考えれば初めて作るものなんですから試用してみて問題がないことを確認し、問題があれば改良設計を盛り込んでから次を作る方がいいと思われますが。

9月19日

 中国の海警船関連です。

http://www.hao123.com/mid/6361810795698816870?key=&from=tuijian&pn=1


中国の万トン海警船はこの近接防御砲を装備 毎分4,000発で瞬間的に日本の艦を蜂の巣に

現在全世界で最大の中国の海警3901船はすでに成功裏に巡航を完成させ、排水量が1.2万トンに達するため分析者によって「怪獣」と呼ばれている。この中国の海警船は排水量9,700トンの「アーレイ・バーク」級駆逐艦に比べ大きい。また、この船はさらに日本の排水量6,500トンの「しきしま」級巡視船を非常に大きく超える。海洋法執行時には他国の艦艇と対峙を発生させる必要があり、その法執行のリスクのコントロール可能性はより劣ったものになり、このことは海洋法執行力量が少なくとも充分な自衛武器を持つことを必要とする。中国の万トン海警船が730砲を装備すればよりスムーズだろう!

近距離防御武器システムはレーダー制御誘導艦砲で、来襲する正確制御誘導武器や飛行機に対する有効な防御能力が提供できる。中国海軍の最も実力ある近接防御武器には主に730近接防御砲と1130近接防御砲が含まれる。

730型7連装30mm自動火砲は現在中国で性能が最も良い近接防御砲の1つで、その性能は中国の現在最も良い近接防御砲で、世界一流に属する。発射速度は4,200発/分で、有効射程は3,500m、性能が全面的な捜索/追跡レーダー火力コントロールシステムと光電子追跡装置を持ち、全天候作戦能力が強い。

かつてあるテロ分子がカラチ海軍基地に突入し襲撃を発動し、パキスタン海軍の「ゾレフェイカール」号護衛艦をジャックすることを企図し、かつそれをインド洋西北部海域まで航行させ、対艦ミサイルを発射しそこに配備されるアメリカ海軍艦艇を攻撃しようとした。報道は、「ゾレフェイカール」号上の対艦ミサイルは300kmの範囲内の水上艦艇が攻撃できる、とする。

だが、艦上の銃砲長はテロ分子の策謀を見抜いた。銃砲長はすぐに730防空砲を操り、小さな艇に搭乗し軍艦に乗り込もうと企図する6名のテロ分子を全部射殺した。軍艦の甲板上に殺到したもう4名のテロ分子もパキスタン海軍将兵によって射殺された。このように730近接防御砲が近距離の海上での対峙において瞬間的に無数の30mm砲弾を発射し、瞬間的に日本海上保安庁の船を蜂の巣にできることが見て取れる!


 まあ普通に考えれば20mm6本バレルのバルカン砲の方が不利でしょうね。

9月20日

 中国の無人機関連です。

http://military.china.com/news/568/20170917/31443576_all.html#page_2


中国、初の無人武装ヘリを展示 海外の買い手、「買いあさり」を準備

参考情報ネット9月17日の報道 インドメディアは、メディアの9月15日の情報がはっきり示すところによると、中国は先日東北部の都市である天津で外国の買い手に向けAV500W偵察・打撃一体無人ヘリの第1号機を展示し、その主旨はその軍用無人機の海外市場を開拓することにある、とした。

「インド時報」ウェブサイト9月15日の報道によれば、国有飛行機製造商である中国航空工業集団社(中航工業)は第4回中国天津国際ヘリ博覧会で、この偵察・打撃一体無人ヘリを展示した。「中国時報」の報道によれば、この機は全長 7.2mで、中航工業の江西の景徳鎮のヘリ設計研究所によって開発、製造され、最大離陸重量は450kgで、最大航行速度は時速170km、飛行高度は4000mに達し得る。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「AV500W無人武装ヘリ(アメリカのYahoo NEWSウェブサイト)」)

報道は、このヘリは120kgの武器と装備が搭載できる、とする。偵察模式下では、その航続時間は8時間に達し得、偵察/作戦模式下では4時間飛行できる。報道は専門家の話を引用し、ずっと前から中国のあらゆる国際市場向けの軍用無人機はすべて固定翼機型だったが、AV500Wは中国が国際市場に投入する初の軍用無人ヘリとなる、とする。

AV500W無人ヘリのある設計人員は、AV500Wは8月の初の試験期間に標的打撃試験を行った、と語る。彼は、「このヘリはほとんどいかなる地形でも発着でき、これには高原や峡谷が含まれる。寒冷および酷暑の環境下で飛行できる。この機は超低空浸透を執行し、かつ一定の時間ホバリングが保持できるため、国境パトロール、対テロ行動および低強度衝突の中に広範に用いることができる。」と語る。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国天津国際ヘリ博覧会現場に展示されたAV500W偵察・打撃一体型無人ヘリ」)

この設計人員は、このヘリに対するあらゆる試験は今年の末までに完全に終わり、2018年に量産を実現することが有望である、と語る。

彼は、「いくつもの国が我々に、自分たちはこのヘリに対し非常に興味を感じている、と告げている。これは現在国際市場に打撃任務を執行できる無人ヘリは非常に少ないが、このたぐいの機種に対する需要は決して小さくないからである。」と語る。

設計人員は、現在アメリカとイスラエルのみが無人武装ヘリを研究開発済みで、例えばアメリカのMQ-8B「ファイアスカウト」無人偵察ヘリである、と語る。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「MQ-8B「ファイアスカウト」無人機」)

報道は中航工業関係者の話を利用し、AV500Wは1機で4発のレーダー制御誘導空対地ミサイルが搭載できる、と語る。それぞれのミサイルは重量が8kgで、5km離れた目標に命中できる。このヘリはさらに通常爆弾および機銃吊り下げポッドが搭載できる。

設計人員は、AV500Wの目標たる市場は対テロの需要がある国、例えば中東地域の国となる、と語る。

中航工業ヘリ設計研究所無人ヘリ技術総監の方永紅は、ヨーロッパ、アフリカ、中東の多くの国は対テロ行動強化の巨大な圧力に直面しており、彼らはAV500Wのような性能がずば抜け、価格が高くない装備を必要としている、と語る。

アメリカ、ロシア、フランスなど22の国と地域から来た 400あまりのヘリメーカーおよび部品供給商が今回の天津ヘリ博覧会に参加した。


 ちなみにWikipediaによれば「ファイアスカウト」は最大離陸重量1,430kg、搭載重量272kg、最大速度213km/h以上、実用上昇限度6,100kmとなっており、滞空時間の記述はありませんが「戦闘行動半径: 203.7km (110nmi) ※進出先での5時間以上の哨戒任務を含む」とされているんで相当に性能差がありそうですが、そもそもこの機を持っている国は少なく、またどこの国にでも売るというものではないはずなんで中国が性能は下でも類似の品を売れば買う国は多いでしょう。値段も格段に安いんでしょうしね。

9月21日

http://military.china.com/jctp/11172988/20170920/31483117_all.html#page_2

 国産エンジンを搭載したコードナンバー2021の殲ー20が初飛行したという記事です。

 中国の無人機関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20170918/31453580_all.html#page_2


中国の無人機が軍事革命を巻き起こす 空母を飽和攻撃できる

【グローバル軍事報道】 中国の無人機技術は近年来急速な進歩を取得し、軍用も民間用もすでに世界の前列に身を置き、イギリスメディアは先日中国の無人機の発展に対し展望を行い、中国が大きな力を入れて無人機関連技術を発展させるのは非対称作戦のための準備をしているのであり、軍事革命の到来を事前に示している、と考えた。

今年6月11日、中国電子科学技術集団社は119機の無人機編隊飛行の「集群」技術をデモンストレーションした。

このことはそれを世界で今まで最大規模の無人機集群とさせ、それまでアメリカ海軍の保持していた記録を打破した。

編隊の中のそれぞれの無人機はいずれも集群のその他の無人機と交流できるソフトウェアとセンサーを搭載していた。研究開発人員は力を尽くして将来数千機の無人機を同時進行で操作し、目標を識別および襲撃させることを実現しようとしている。

理論の上から言えば、この種のミサイルあるいは弾頭を搭載した無人機集群は複雑な攻撃が行え、単純に数の優勢に頼って相手方の防御を制圧することができる。

20年の軍事近代化の努力を経て、中国はすでにステルス戦闘機、ミサイル駆逐艦、「空母キラー」弾道ミサイルを研究開発し、同時に部隊の数も削減した。

中国の軍事工業は、高度技術人工知能により技術含有量の比較的低いハードウェアを相互連絡させた無人機集群は、未来を代表する武器となる、と考える。

未来において、こうした無人機は有効に致命的武器としても使用できれば、非致命武器にも用いることができる。

例えば、数千機の3Dプリントの廉価な無人機は群をなし隊形を組んで空母あるいは戦闘機を攻撃できるが、それらには現在まだこの種の攻撃に対する対抗措置がない。

さらに例えば、1隻のアメリカの船が南海の論争ある島嶼に接近した時、中国は無人機艇集群を派遣してその航行ラインを封鎖することができる。

米軍で就役中の無人機はおよそ7,000機ある。アメリカのシンクタンクである新アメリカ安全センターの高級研究員ポール シャーレイは、100機あるいは1,000機の相互に交流あるいは協調して行動できない小型で廉価な無人機には決してあまり大きな価値はない、とする。

真に価値を有するのはこうした無人機に相互に意志疎通しかつ協同で運用できるようにさせることである。これはコンビネーションし暗黙の了解がある狼群と各自戦う狼の間の差異である。


 何度も書いてますが過去において機関銃、戦車などの新兵器の意義を理解できず出遅れた国がその後の戦争で痛い目を見たのに似たことが無人機でも起こるのではないか、そして将来痛い目を見るのは日本なのではないかという気がしてなりません。

9月22日

 韓国の無人機関連です。

http://www.hao123.com/mid/10493402592694950524?key=&from=tuijian&pn=1


韓国、東北アジア最強の無人機を研究開発しようとする 北朝鮮の核心的目標が打撃できる

韓国の「朝鮮日報」「アジア経済」などのメディアの報道を総合すると、韓国軍は無人攻撃機の研究開発を発表した。この無人機はアメリカの「プレデター」無人機に似ており、アメリカサイドは韓国サイドに向け技術的支持を提供した。韓国軍は、「韓国版プレデター」は武装ヘリに取って代わり、北朝鮮軍の核心的目標に対し低空攻撃を実施できる、と考える。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国軍事工業企業、コードナンバーK-UCAVの無人飛行機の模型を展示」)

「韓国版プレデター」

韓国国防省は、同時進行で新世代無人偵察機と無人攻撃機の研究開発プロジェクトを推進中で、その中で無人攻撃機に用いる研究開発費用は4.4億アメリカドルである、と宣言した。現在韓国軍が現役に投入する無人機は3種しかなく、しかも全て低空無人偵察機である。このうち韓国自主研究開発のものは1種しかなく、すなわち2004年に実戦配備された、韓国航空宇宙産業機構によって研究開発された「鷹隼」無人機である。

韓国の「朝鮮日報」は、韓国軍が無人攻撃機の研究開発計画を発表したのは、韓国軍の無人機研究開発工程が新たな段階に入り、無人機を用途に照らし偵察、通信、電子戦、攻撃などの部門に細分して研究開発を行い始めることを象徴的に示している、と指摘する。

韓国軍関係者が明らかにする無人攻撃機の設計方案は、この無人機はアメリカの著名な「プレデター」無人機に似ていることをはっきり示している。まず、その機能設計は「プレデター」に近い。その最大速度は217km/hで、最大航続距離は1,200km、最高上昇限度は7.6kmである。次に、そのエンジンの出力は150馬力で、現在韓国軍が使用する低空無人偵察機「鷹隼」の3倍で、「プレデター」と同等である。ある情報は、韓国軍は無人攻撃機の使用に供するレーザー制御誘導空対地ミサイルを研究開発中で、その設計上の性能はアメリカの「プレデター」や「リーパー」無人機が搭載する「ヘルファイア」ミサイルに似ていて、戦車、装甲車および敵サイドの部隊の核心的施設に対し正確打撃が実施できる、とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国陸軍現役の『鷹隼』無人機」)

東北アジア「最強」?

韓国の「アジア経済」は次のように指摘する。アメリカは韓国に対する装備開発の制限を緩和した。アメリカのもう1つの盟友である日本はまだ攻撃力を持つ無人機の開発を許されていない‥‥韓国はこの方面ですでに大幅に日本に先んじている。

東北アジア地域で、ロシアの無人機技術の発展は緩慢で、ロシア軍はまだ極東地域に無人攻撃機を配備していない。北朝鮮はこの種の技術能力を具備していない。中国だけが米軍の無人攻撃機に比肩し得る機種を開発しているが、その具体的作戦能力および配備状況に関し、外界は知るところはなはだ少ない。報道は、「韓国版プレデター」は東北アジア地域で戦闘力最強の無人攻撃機になる、と考える。

この無人機は大型光学赤外線追跡システムを配備し、もって北朝鮮部隊の動向に対し監視コントロールを行うのに便とする。その搭載する高性能カメラは夜間も国境地域に対し偵察と監視が行え、しかも獲得した情報は随時地上指揮センターに伝達できる。

韓国防衛事業庁のある責任者は、「現在アメリカ、イスラエル、中国だけが無人機の自主研究開発と実戦配備を実現済みで、我々はぴったりその後についている。無人攻撃機の研究開発は、韓国軍無人機力量が急速に発展中だということを意味している。」とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国の無人機の想像図」)

西海地域に配備へ

韓国参謀本部軍需支援部部長の李成浩は国防省向けにレポートを提出し、北朝鮮が西海五島地域で奇襲を実施するのを防備する方法は低空力量の動員だとした。すなわち武装ヘリと無人攻撃機である。何故なら北朝鮮軍は浜辺への上陸の過程の中で、空中目標に対し打撃を行うことが非常に難しいからである。

「ソウル新聞」は、韓国軍は陸軍の主力攻撃ヘリAH-1S「コブラ」を増派して西海五島地域に赴かせ配備することを考えている、と明らかにした。だが韓国国防省は、「コブラ」中型ヘリは島嶼の攻防戦の中ではかさばって重いことがやや目立ち、小型精巧な500MD対潜ヘリの適用に及ばない、と考える。このヘリはM-134機関銃と口径70mmのロケット弾を搭載し、北朝鮮軍の奇襲に防備できる。だが全体的に見て、「コブラ」武装ヘリと500MD対潜ヘリはいずれも無人攻撃機の実用性には及ばない。ヘリは数が限られ、韓国軍にとって非常に貴重と言える。ひとたび北朝鮮の対低空火力の打撃に遭えば、ヘリが保てないだけでなく、韓国軍が注意深く養成した飛行員も危機に直面する。米軍のイラクやアフガニスタンの戦場での経験は、無人攻撃機は敵サイドの重要施設に対し突撃を行う最も良い武器であることを証明した。韓国軍は「韓国版プレデター」を用いて朝鮮人民軍の重要前線施設(指揮部含む)に対する斬首攻撃を実施することを計画している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:韓国の軍用無人機が発射車の上から発進する」)

このため、韓国軍は西海地区にヘリを前線配備するのと同時に、無人攻撃機も研究、配備し、もって西海海岸の島嶼を防衛するのに便とすることを決定した。有人操縦ヘリに比べ、無人機が北朝鮮軍と接近戦をしても、韓国軍人員の死傷をもたらすことはないだろう。しかも数が多い無人偵察機と無人攻撃機は支配下に置く範囲が比較的大きい。韓国国防省は、無人攻撃機を前線地帯に配備すれば、低空火力を用いて北朝鮮突撃部隊を陣地上で制圧し、もって北朝鮮軍に韓国軍に対し大規模攻撃を発動し難くさせることができる、と考える。(作者の署名:国防時報排頭兵)


 途中なにげに日本が無人攻撃機を研究開発することはアメリカが許可していないとか変なこと書いてますがそんな許可いらんでしょう。しかし日本がこの分野で大きく遅れているのはまぎれもない事実で、現時点では中国は言うまでもなく韓国以下なのも確かです。

9月23日

 中国の空母関連です。

http://www.hao123.com/mid/17742186564120083468?key=&from=tuijian&pn=1


「ワリヤーグ」総設計師「遼寧」艦を語る:それには1つだけ欠点がある

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『遼寧』艦は中国にとって空母の高速の発展の開始でしかないが、ソ連の空母体系の中では、それには完璧な戦闘艦との間に1つだけ欠けている点がある。(資料画像)」)

鳳凰軍事 鳳凰軍評 9月12日

「ワリヤーグ」号空母の総設計師バビッチが中国の招聘を受けた? これはすでにその権威ある発表者によって打ち消されたされた偽のニュースである。だが2006年、「現代艦船」誌のバビッチ本人に対する特別インタビューではそれにもかかわらずいくつかの非常に興味深いディテールが突出した。バビッチはソ連空母が大量のミサイルを装備したのは決して妥当性を欠いたことではなく、原子力動力の未装備が「ワリヤーグ」号/「遼寧」号空母唯一の欠点であると考えていた。こうした今日見るといささか理解し難い視点は、実際にはまさに当時のソ連の空母の使用と設計の写し絵なのである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『航空機搭載巡洋艦』理論の中の前から受け継ぎ後へ引き継ぐカギとなる重要な役割として、『キエフ』級空母は威力が強大な戦闘艦で、絶対に妥協の産物ではない。(資料画像)」)

この時の特別インタビューは2006年後半に行われ、インタビューの整理後「現代艦船」2006年11Aの雑誌上に掲載された。バビッチはインタビューを受けた時、ソ連指導者にはずっと常に空母建造の断固たる反対者がいて、その中で最も代表的な性質を持つのがフルシチョフだった、とした。だがキューバミサイル危機の教訓と共に、ブレジネフ時代になって、ソ連はやはりアメリカのような空母発展の道を行った。だがある程度差異もあり、それは他ならぬ「航空機搭載巡洋艦」だった。「航空機搭載巡洋艦」理論の中の前から受け継ぎ後へ引き継ぐ重要な役割として、4〜4.5万トンの「キエフ」級空母は威力が強大な戦闘艦で、絶対に妥協の産物ではない。

バビッチは次のように明らかにした。当時のソ連の計画に照らせば、「キエフ」級の排水量はアメリカの巨大空母の半分でしかないが、この種の相対的に安価な戦闘艦はそれにもかかわらず素早く建造でき、したがって海上での軍事バランスを達成した。しかも、「キエフ」級が当時装備したYak-38戦闘機の性能は深刻に不足していたが、超音速垂直/短距離離着陸戦闘機はすでに計画中だった(Yak-141)。ソ連製空母で広く突っ込みを受ける大量のミサイルに関してバビッチは、こうした通常および核弾頭が搭載できるミサイルは当時比類がなく、しかもこうしたミサイルの使用が計画された世界大戦の中で、それらはあるいはアメリカ空母に脅威を与えることのできる唯一の手段だったかもしれない、とした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「冷戦中の核大戦の暗雲の下では、核ミサイルこそソ連の最も重要なカギたる打撃手段で、比較すると空母も原潜も「1回性」の装備だった。」)

「クズネツォフ」級空母にどんな欠点があるか問われた時にバビッチは次のように語った。その唯一の欠点は核反応炉を装備していないことだ。この点に対し、我々は通常の思考を飛び越え、ソ連の特定の作戦の需要の中の思考という問題に立つ必要がある。キューバミサイル危機はソ連の頭に一撃を与えたが、実際上決してソ連の原潜に頼り、核ミサイルの打撃に頼ってアメリカを威嚇する方針を改変してはいなかった。異なるところは、原潜の全世界配備とコンビネーションし、ソ連の赤い海軍をそれまでの近海型海軍から遠洋海軍に発展変化させることを保証するためには、当時も現在も、遠洋海軍の核心は常に空母でしかあり得ない、と決心したことだった。

ソ連の構想に照らせば、海軍水上艦艇の意義は、弾道核ミサイル原潜が核大戦の環境の中で、仮想敵に対し核の反撃を発起する最も良い地域に到達できるだけでなく、しかもミサイル発射完了前に敵サイドによって殲滅されないことにあった。このためちょうど「現代」級駆逐艦の防御設計が、戦闘艦がミサイル発射前に撃沈されないことを保証するためだけのものだったように、ソ連海軍の各種水上艦艇も原潜も、それらの使命は全て単に核ミサイルの発射だけで、核ミサイル発射完了後、それらは実際上即無能力になり、さらに仮想敵と通常の制海権争奪戦を行う必要もなかった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ソ連工業部門は1973年にはもうすでに準備を整えていたが、1984年になってやっと「ウリヤノフスク」号空母に原子力動力とカタパルトを装備する命令に接した。だが一切は全て遅すぎた。(資料画像)」)

弾道ミサイル原潜の全世界配備の需要に対し、その護衛に充当するための空母も疑いなく最も良く原子力動力を配備できるものでもある。だがバビッチは、ソ連工業部門は1973年にはもうすでに空母に原子力動力とカタパルトを装備する準備を整えていたが、1987年になって工業部門はやっと「ウリヤノフスク」号にこうした設備を取り付ける命令に接した(頑住吉注:年号のずれは原文通りです)。だが一切は全て遅すぎた、とした。「クズネツォフ」級空母は原子力動力を未装備で、しかもソ連の海外基地は赤い海軍の大艦隊の全世界配備を保証するのは不足のため、ソ連が構想した、水上艦艇の原潜に対する全世界的保護体系は全く形成されたことがない。

具体的に中国に関して言えば、「4万トン級以上の空母は原子力動力の配備が最も良い」の規律に照らせば、中国の現在の空母の位置付けは最初からもう原子力空母の開発に相当に適している。ちょうど昨日、軍事専門家の李傑は、中国第2隻目の国産空母はあるいは原子力動力を採用するかもしれないとした。中国にとって、原子力空母の開発は決してアメリカに似た全世界配備能力の追求ではなく、より高い効率をもってデリケートな海域に位置するカギとなる重要航路や広大な領海を保護できるものである。このため、需要の差異は中国とアメリカの空母のカギとなる重要技術、使用方式の上での差異を決定し、こうした差異には決して優劣の差はない。

「ワリヤーグ」号に関しては、ソ連空母が中国に与えることのできる技術的参考はすでに尽きているが、ソ連空母の発展理念に対する解読は、それにもかかわらず中国が本国の需要に適合する独特の空母を発展させる思想の形成を助けることができる。将来中国の空母はあるいはどんどんアメリカの空母に似るかもしれないが、もし最終的に徹頭徹尾の「アメリカ式空母」になったら、それは中国の空母発展の失敗に他ならない。(鳳凰軍事 鳳凰軍評 劉暢)


 空母に多くのミサイルを搭載して航空機の搭載能力を圧迫したのは失敗とされていますがあの状況ではそれが正解だったのだ、ということのようですが、やはりミサイル発射と航空機搭載の役割は別の艦に分けた方が良かったのではという疑問はなくなりません。

9月24日

 殲ー20関連です。

http://www.hao123.com/mid/17902202701493987415?key=&from=tuijian&pn=1


殲ー20戦闘機は現有のエンジンを装備して超音速巡航できるか否か?

皆知っているが、トップクラスの第4世代機には全て4Sの要求があり、それはステルス、超音速巡航、超機動、短距離発着で、このうちステルスと超音速巡航は重要中の重要事で、アメリカのF-22戦闘機は前倒しでこの4Sを実現しており、ステルス性能および超音速巡航能力は全世界の戦闘機の中でランキング第1である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F-22戦闘機は世界初のステルス戦闘機で、高速、ステルス、超音速巡航をもって多くの中で群を抜きトップに立っている」)

アメリカナンバー2のF-35は任務が戦闘攻撃機と位置づけられ、充分な自衛能力だけあれば即OKとされ、金を省くため超音速巡航の要求は取り消され、非常に大きく対地攻撃能力を増強しており、中途半端なステルス戦闘機と評価される。

中国の殲ー20戦闘機は長年の研究開発を経て、去年年末に部隊装備を開始し、国内の演習の中でステルスと優越した機動性を利用して、軽々と国内に装備される第3世代戦闘機である殲ー10、殲ー11B、スホーイー27SK、スホーイー30MKKなどを圧倒し、ドッグファイトで優位を占めるだけでなく、さらに超音速性能でも完全に圧倒している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20戦闘機の設計は優秀で、ステルス性がよく機動性がよく、立ち後れたエンジンを装備しても軽々と第3世代機を圧倒する」)

殲ー20のステルス性能はよく、もし演習中Luneberg lensを搭載していないと、地上の指揮部は行方を見るのが非常に難しく、影もなくやってきて跡形もなく去るというべきで、第3世代機の火力コントロールレーダーに対しては基本的に免疫がある。

現在大衆の視線は揃って殲ー20が超音速巡航できるか否かに集中している。アメリカの理論に照らせば、ステルス戦闘機が超音速巡航しようとすれば、超音速での揚力:抵抗比が5〜6であることが必須で、しかもエンジンは10以上の推力:重量比を持つことが必須である。アメリカのF-22戦闘機のエンジンであるF119は、アフターバーナー使用時の推力が16トン近く、アフターバーナー不使用事の最大推力は10トンで、推力:重量比は10である(推力ベクトルシステムとノズル含まず。含めば推力:重量比は8.5)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「F119エンジンは世界で初めての絲帯エンジンで、推力:重量比は10、最大推力16トン、アフターバーナー不使用時の推力10トンで、指標は非常に凄い」 「絲帯エンジン」が英語や日本語の何にあたるのか検索しましたが分かりません。)

殲ー20機の設計データは非常に優秀で、某いくつかの論文は最大揚力係数が2.3に達し、第3世代機の1.6をはるかに超えることをはっきり示している。しかも最初期の成都飛行機の設計方案に照らせば、この機はマッハ1.5の時の超音速揚力:抵抗比が最小5である。

殲ー20戦闘機は空虚重量が18トンと見積もられ、内部燃料は12トン前後と見積もられる。燃料を半分搭載した状態で6発の空対空ミサイルを搭載(4発の中距離と2発の近距離ミサイルの重量を加えると1トン近くなる)すると、飛行機の重量は基本的に25トンで、この状態の下、11kmの高空を超音速巡航すると、必要な推力は25/5=5トンである(頑住吉注:意味わかんないですが原文ママです)。

現在すでに知られている殲ー20の初期試験飛行および大量生産で装備されたエンジンはロシアのAL-31FM1エンジンで、性能はオリジナル版であるスホーイー27が装備するAL-31Fエンジンに比べわずかによく、アフターバーナー使用時の推力が1トン増加して13.5トンに達している。だが副作用が大きいやり方で、1、2回しか用いることはできず、正常な使用ではやはり12.5トンである。

我々はここで、オリジナル版のAL-31Fエンジンの11kmの高空での推力曲線を見てみよう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「AL-31Fエンジンのアフターバーナー不使用時の推力曲線。右側の座標はマッハ数、左側の座標は推力、単位はkn、102kgである」)

AL-31Fエンジンの曲線からは、11kmの高度で、飛行速度がマッハ1.5なことが分かる。AL-31Fのアフターバーナー不使用時の最大推力は3.6トン前後で、実際のAL-31FM1エンジンの推力はさらにある程度増加している。

殲ー20戦闘機がもしオリジナル版のAL-31Fエンジンを装備し、11kmの高空で、マッハ1.5で超音速巡航したら、最大のアフターバーナー不使用時の推力は合計7.2トンで、実際には5トンの推力があれば即OKで、エンジンの寿命を保証するため、アフターバーナー不使用時の最大推力を使用しないことに問題は大きくない。殲ー20のエンジンが現有のロシアのエンジンを装備して、超音速巡航を行うのにいくらの問題もないはずだ、と推測できる。

問題が生じる。何故ロシアのスホーイー27機は超音速巡航できないのか。これはごく簡単で、ロシアのスホーイー27機はマッハ1.5での超音速揚力:抵抗比が3前後だからである。もし25トンで超音速巡航しようとすれば、それぞれのエンジンのアフターバーナー不使用時の最大推力が4.16トンに達することが必須で、オリジナル装備のエンジンのアフターバーナー不使用時の最大推力は3.6トンしかなく、全く使用に不充分である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイー35戦闘機は、非常に大きく推力が増加した117Sエンジンを装備した後、無搭載状態の機ならかろうじて速度が比較的低い超音速巡航が達成できる」)

殲ー20の優秀な設計は超音速抵抗が特別に小さく、揚力:抵抗比が高いことに体現され、ごく軽くスロットルを押せばすぐ音速を突破でき、しかもエンジンの作動の制限を考慮する必要がなく、第3世代機が同様のエンジンと航空電子システムを使用しても、全く相手ではない。

一般に第3世代機の巡航速度はマッハ0.8で、殲ー20はマッハ1.4〜1.5に到達でき、速度は8割前後速くなっており、実際の作戦使用は全て全過程超音速飛行、超音速占位で、普通の第3世代機はアフターバーナーを使用してかろうじて直線スパートするしかなく、殲ー20戦闘機が超音速を利用してもたらされる作戦遭遇窓口は大幅に縮小する(頑住吉注:意味わかんないです)。

敵機がもし殲ー20同様の航空電子設備を装備していても、殲ー20戦闘機の高速によってミサイルの射撃エンベロープが深刻に圧縮され、反撃の機会を持つことは非常に難しい。一方殲ー20戦闘機はさらに高速の優勢を利用し、非常に大きくミサイルの有効射程を向上させ、軽々と敵機を圧倒できる。

第4世代機が第3世代機に対応するのはこんなにも楽なのである


 知識不足でいまいちわかんないんですが、推力が不足とされる現在のロシア製エンジンあるいは国産エンジンを使っても前の世代の機より圧倒的に強いというわけで、すでに量産の条件は整っておりこれに対し優位に立てるのはF-22だけということですかね。














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