コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその253

10月23日

 F-35関連です。

http://www.hao123.com/mid/5804944083423946844?key=&from=tuijian&pn=1


イスラエルの損失は大きかった:F-35、シリアでミサイルによって命中される 我が国のこの武器が功を立てたおかげ

アメリカというボスのシリアでの行動困難に対し、確固たる追随国としてのイスラエルは当然何もせずにはおれず、ずっとチャンスを探し、改めてシリアの戦場に介入しているが、目的は2つある。1つはボスたるアメリカの苦境を助けられること。2つ目はシリアの解体を加速することができること。

結局のところ平和で安定したシリアはイスラエルの利益に符合しない。3回の中東戦争の中で、シリアは常にイスラエルの不倶戴天の敵だったことを知る必要がある。このためイスラエルはアメリカ同様、平和で安定したシリアの出現を希望せず、このためロシアが支持するアサド政権の統一行動に対しあらゆる手を使って妨害する。

だが、イスラエルにとって偸鶏不成蝕把米(頑住吉注:鶏を盗もうと思っておとりに米を使ったが食べられただけで盗むのに失敗する、転じてうまい汁を吸おうと思って逆に損をする、といった意味だそうです)なことに、最近イスラエルの1機のF-35戦闘機が深刻な損傷を受け、単に維持修理費だけでも何千万アメリカドルを費やす必要があると見積もられる。損傷を受けた原因に対し、イスラエル当局が出した言い方は空中でのバードストライクである。しかしほとんど同時に、それにもかかわらずシリアのダマスカス地域に駐屯するある対空砲中隊に対し血なまぐさい報復を展開した。

多くの実戦機が出動し、対空砲中隊を滅茶苦茶に爆破し、後にやっと分かったことだが、実はこの対空砲中隊はイスラエルのF-35戦闘機を発見し、S-200ミサイルを用いて正確に命中させたのである。ならば問題が出てくる。S-200ミサイルシステムは旧ソ連の第2世代対空ミサイルであり、年代は遠く離れ、技術は立ち後れている。

あまりにも年老いた対空ミサイルと言って良い。一方アメリカ製のF-35戦闘機は、F-22戦闘機に比べれば非常に多くの遜色があるが、ステルス性能の上で言えば、少しも負けていない(頑住吉注:これは一般的認識と違うのでは)。ならば何故第5世代戦闘機のエースと称するF-35戦闘機が、それにもかかわらず旧ソ連のS-200ミサイルによって命中されたのか?

実は、この背後で我が国が生産したあるレーダーシステムが功を立てていた。ストックホルム平和研究所の資料の披露によれば、2008年には早くもシリアは資金を費やし、我が国から多くのJY-27レーダーを輸入しており、さらにJYL-1および120型空中レーダーがあり、我が国が生産したJY-27レーダーシステムは良好な対ステルス機能を持つとされる。

このレーダーシステムはすでに初めてF-35戦闘機を捕捉したわけではなく、イランでかつて類似の事情が発生しており、このためこの事件はやはり不思議に思うには足りない。S-200ミサイルの技術は非常に立ち後れているが、JY-27レーダーシステムの補助の下、ちょうど目が生えたようなもので、当然アメリカのF-35戦闘機に命中できたのである。


 これは本当だとしたら日本にも大きな影響のある事件ですが、ちょっとどこまで信じられるのか分かりませんね。

 殲ー15関連です。

http://www.hao123.com/mid/10915413859268263090?key=&from=tuijian&pn=1


殲ー15、夜戦能力を形成:中国空母戦闘群の打撃能力すでに成れり

メディアの報道によれば、殲ー15はすでに夜間航行訓練を開始しており、このことは殲ー15がもうすぐ夜間作戦能力を形成する可能性が高いことをも意味している。現在の空軍、特に海軍航空兵の訓練の中で、この作戦能力は全く疑いなく非常に重要である。特に海面上、夜間の環境は陸地に比べずっと複雑で、夜間作戦が実現されようとしていること、これは基本的に空母戦闘群の作戦能力が基本的にすでに完備されたことをも意味している。殲ー15の夜戦能力形成以後、我が国の空母戦闘群の作戦能力は基本的にすでに完備された状態に到達する。

陸上基地戦闘機と比較すると、海上基地の夜間作戦にはより面倒が加わり、これは主に2方面の原因である。一方において海上の気象環境は比較的複雑で、陸上の気象環境は比較的安定している。これは主に陸地の地形は多変で、各地域がとっくに環境固定の原因を形成済みだからである。だが海面上は全く異なる。海面上の気象環境は複雑で、しかも海流なども随時変わり、このため海面上の気象環境は実戦機や戦闘艦に対し壊滅的効果さえある。第二次世界大戦の期間、アメリカ太平洋艦隊は強い台風に遭遇し、最終的にもたらされた損失は甚だしきに至っては日本と1回の海戦をするのに比べさらに少し大きかった。もし現代に至ってもこうで、アメリカ海軍は気象の暴風などがもたらす実戦機着艦などの問題が原因で一連の事故を引き起こしており、最も深刻な1回は甚だしきに至っては15機の飛行機の喪失をもたらした。

もう一方では、空母上への着艦は非常に複雑で、陸上基地飛行場の夜間降着は相対的に面倒だが、そんなに困難ではない。陸上基地滑走路は比較的平坦で、しかも大多数の場合周囲はすでに全部整地され、もし滑走路上に降着できなくても、脚を犠牲にして付近に降着できる。脚を交換するだけでもうOKである。だが海面上は全く異なり、空母の滑走路は30m未満の幅しかなく、もし世界最大の空母でも80mの幅に満たない。降着する滑走路の幅が30m前後しかなく、夜間に高速航行を保持する空母上に降着するのは、それぞれの艦載機飛行員全てが注意を必要とする問題で、しかもひとたび降着に失敗すれば、最も良い結果は大海に突入する不時着で、最も悪い結果は当然機が壊れ人が死ぬだけでなく、さらに空母の損失がもたらされることである。

我が国の遼寧艦空母が夜間作戦能力を形成したことは、我が国の殲ー15と空母の操作可能性が極致に到達し、自らが甲板上に降着することを保証できることを意味しているだけでなく、我が国の飛行員が非常に優秀で、この非常に困難な任務を執行できることをも意味している。夜間作戦のメリットは当然非常に大きく、夜間作戦の状況下で、防空システムは少なくとも30%作用が発揮できず、しかも光電子類型のコントロールシステムは完璧な作戦能力を実現するのが非常に難しい。夜視装置や赤外線成像を利用してこの問題を解決することはできるが、効果は当然白昼に比べずっと劣るだろう。だが比較すると打撃サイドは、夜間作戦の戦闘力は決して低下しないだろう。現代の防空区域外作戦の状況下では、打撃だろうと制空だろうと、早期警戒機の探知計測問題さえ解決すればもう作戦任務は保証できる。

夜戦能力の形成は遼寧艦空母戦闘群が真の意味での空母戦闘群になったことを意味しており、もしロシアであっても、この点は達成できず、ロシアのスホーイー33やミグー29Kは今に至るも完備された作戦能力を形成しておらず、甚だしきに至ってはロシアは真の空母戦闘群を持っていないのである。


 周辺国としては中国の空母艦載機の夜間空襲も想定しておかねばならないというわけですかね。

10月24日

 殲ー20関連です。

http://www.hao123.com/mid/6288434182833427899


殲ー20はF-22に比べこんなにも大きいが、F-22に比べさらに5トン軽い 何項目かの新しい科学技術に頼って

「兵工科技」誌の最近のある文章は次のように指摘した。中国大陸の新型ステルス戦闘機である殲ー20のサイズはF-22に比べやや大きいが、何とそれでもF-22に比べ5トン軽くできている! この数字は驚異的と言え、殲ー20は新技術に頼って超音速巡航能力を保有する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20戦闘機」)

殲ー20の空虚重量は成功裏に15トン級にコントロールされ、米軍のF-22戦闘機の19.7トンの空虚重量よりはるかに小さい。比較すると、殲ー20は5トン近く軽く、戦闘機にとって、重量軽減は極めて重要であり、これは戦闘機の性能、およびどのくらいの設備を搭載できるかに影響するからである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「アメリカのF-22戦闘機」)

報道によれば次の通りである。何故殲ー20はF-22に比べさらに5トン近く軽くできたのか? 主に3つの原因がある。1、3Dプリント技術。2、液体金属電磁拘束技術。3、金属超塑成技術。新材料と加工技術の応用は殲ー20の空虚重量をF-22に比べはるかに低くしている核心的原因である。F-22は1990年代の設計製造で、当時はこうした技術はなく、あるいは初歩研究開発段階にあった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー20戦闘機の技術は非常に優れている」)

殲ー20は多方面から重量軽減し、これは3Dプリント技術の応用および新材料の使用、部品連結の重量の節約で、殲ー20を2トン以上重量軽減させている可能性がある。殲ー20には航空機関砲はなく、さらに何百kgか重量軽減される。DSI空気取り入れルートの最適化された設計も、何百kgか重量軽減できる。現在まだベクトルノズル装置はなく、あるいは何百kgか重量軽減できているかもしれない。降着板がなく何百kgか重量軽減され、全体が動く垂直尾翼が何百kgか重量軽減し、超越的に薄い主翼が何百kgか重量軽減し、航空電子設備の集成化の程度の向上がさらに何百kgか重量軽減し‥‥。このように計算していくと、殲ー20がF-22に比べて5トン近く軽くなっているのも、正常な現象と評価される。


 単発中型のF-35もタイプによって13〜16トンくらいで、確かに殲ー20が軽いのは本当っぽいですかね。

10月25日

 インドの戦車関連です。

http://www.hao123.com/mid/5524433335484127444?key=&from=tuijian&pn=1


インド陸軍最強のT-90Sメインバトルタンクが99式を秒殺 最後の結果は人をばつ悪くさせる

インド陸軍というと、T-90について語らざるを得ない。インドはこの戦車に対し大きな期待を寄せ、巨資を投じてロシアから何百両を購入しただけでなく、さらにライセンス導入によって自らT-90を製造している。甚だしきに至っては自国産のアージュンメインバトルタンクさえ欲しがらず、T-90だけを認め、インドの主流たる軍事専門家の眼中では、T-90こそ世界一流で、全体性能は中国の99式メインバトルタンクを秒殺できる(大部分のインドの専門家は99式および96式が何なのかの区別がはっきりしないのではあるが)、ならばこのロシアによって広告される神のごとき戦車は一体どうなのだろうか?

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「T-90の著名な『ジャンプしての狙撃』デモンストレーション。だがこのデモンストレーションの意義は実際より大きい」 直訳するとなんだかよく分かりませんが「実戦的な意味よりデモンストレーションとしての意味が大きい」でしょうな)

T-90プロジェクトは初期においてT-72BUと呼ばれたが、第1次チェチェン戦争の中で、市街戦に陥ったT-72戦車の損失は悲惨重大だった。そこでT-72BUは止むを得ずコードナンバーを変更し、T-90に改め、もってT-72BUの振り返るに堪えない往事と「告別」させた。実は、外形だけから見ると、T-90はロシア軍で現役のT-72BMおよびT-80Uといくつかの微細な差異しかない。1980年代末、ソ連と後に独立したロシアはすでに改めて全く新しいメインバトルタンクを研究開発する力はなかったので、第2世代戦車(T-72)と第2世代半戦車(T-80)を基礎に第3世代戦車を研究開発することが便宜の計となったのである。T-90がロシアサイドから第3世代メインバトルタンクと呼ばれているのはやはり景気づけで、せいぜい準第3世代戦車と評価されるだけである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「チェチェン戦争中T-72は鉄の棺桶と呼ばれ、損失は悲惨重大だった」)

火力方面では、初期のT-90の主砲は2A46M-4型125mmスムーズボア砲1門で、この砲は実際にはT-80U戦車上の2A46M-1砲の改良型だった。後期のT-90は2A46M-5型砲に換装され、これも2A46M-4の改良型である。大多数の西側メインバトルタンクが1名の装填手を配属する必要があるのとは異なり、ソ連のメインバトルタンクはT-64から始まりもう自動装填装置を装備し、T-90の砲塔内にも自動装填装置があり、毎分8発装弾する。主砲の予備弾は42発で、砲弾は分離装填式で、このうち22発は自動装填装置内で、20発は砲塔の予備弾薬架上である。砲弾にはそれぞれ各種徹甲弾、成形炸薬弾、榴弾、砲から発射するミサイルがあり、このうち砲から発射する9M119Mミサイルはレーザービーム制御誘導を採用し、5km離れた地上目標および低空のヘリが攻撃できる。砲塔頂部の車長ハッチ位置にはさらに指揮塔が装備され、遠隔操作できる12.7mm高射機関銃が生えていて、予備弾は300発である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は中国の99式戦車初期型」)

防御力方面では、初期のT-90の砲塔はT-72同様に鋳造砲塔だったが、後期生産型は溶接砲塔である。T-90の新型砲塔の防御力は鋳造砲塔に比べ40%増強されているとされる。またT-90の砲塔の装甲板にはさらに空洞構造が設けられており、いくつかの工具、設備が貯蔵できるだけでなく、さらに成形炸薬弾に対し一定の防御作用を果たすことができる。メイン装甲のほか、T-90にはさらに砲塔、車体上に26ブロックの新式「コンタクト」5爆発反応装甲と「カーテン」光電子対抗システムが装備されている。「コンタクト」5反応装甲は機関銃弾や砲弾の破片によって命中された時には爆発せず、中口径徹甲弾あるいは成形炸薬弾によって命中された時のみやっと爆発するだろう。後期型T-90は甚だしきに至ってはさらに「アリーナ」アクティブ防御システムを装備する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「T-90のため、インドは自ら生産するアージュン戦車さえも好まない」)

T-80系列は技術が決して信頼できないガスタービンエンジンを採用したため、T-90系列は改めてディーゼルエンジン動力システムを採用した。研究開発進度が比較的厳しかったので、T-90の動力システムはT-72のB-84ディーゼルエンジンを基礎に改良したB-92C系列タービン増圧ディーゼルエンジンで、その最大出力は600〜930キロワットである。依然アメリカのM1A2戦車の1,000キロワットを超える出力とは比較できないが、T-90の戦闘重量が50トンに満たないことを考慮すれば、このためその機動性も劣らない。

全体的に言って、T-90戦車は中国の96式メインバトルタンクよりやや優れているだろうが多くは先んじていない。この点はロシアの戦車大競技会でも証明されている。だがもし99式メインバトルタンクを超えていると言うならばそれは痴人の語る夢に他ならない。特に最新の99A2戦車は、火力、防御というこの2方面ですでに世界第1の水準に到達しており、全くT-90とは同じランクになく、何らの良い対比性もない。


 ロシアは基本的にそこそこの質の戦車を使って数で圧倒しようとするタイプですが、インドにはパキスタンに対してならともかく中国に対する数の優勢もないでしょうしね。

10月26日

 軍事ロボット関連です。

http://www.hao123.com/mid/17647514120397274130


ウクライナの多機能戦争ロボット「ファントム号」、来年あるいは戦場に身を投じるか

最近外国メディアの報道によれば、ウクライナの国防請負商Ukroboronpromは月曜にアメリカのワシントン特区で行われた米軍連盟展で適応性が強大な戦争ロボットを展示し、それは軍事装備として用いられ得る。ウクライナ当局サイドが明らかにしたところによれば、この「ファントム」(Phantom)という名の戦争ロボットは来年ウクライナ東部の戦場で初めて使用に投入される可能性がある。

雷鋒網の理解によれば、外国メディアDefenseOneは、ファントム地上ロボットは戦車式のキャタピラを装備し、あるいは6輪上で移動できるだけでなく、対戦車武器、グレネードランチャーあるいは機関銃を搭載できる、と明らかにした。

「ファントム」戦争ロボットの威力はどうなのか?

Phantomはある時にはFantomとも呼ばれ、1回での駆動は20kmにも達し得(約12.4マイル)、その最大速度は38km/hに達する。またUkroboronpromは、それはさらに爆弾を輸送し、危険な作戦任務を執行し、かつ戦場で負傷した兵士を遅れず撤退させられる、とする。

雷鋒網は、この多用途ロボットは遠隔操作が実現でき、1km(0.6マイル)の距離まで飛ぶ昼夜照準システムができ(頑住吉注:原文がおかしいみたいです)、それはさらに夜視システムを持ち、しかも1km離れた目標が打撃できる、と知った。それは安全無線電子チャンネルを使用して遠隔操作でき、あるいは長さ5kmの光ファイバーを使用する。

DefenseOneの報道は、「ファントム」戦争ロボットはさらに予備のマイクロ波通信チャンネルを有し、もし受信機に故障が出現し、あるいはハッカーによって侵入されても、それは依然運行を継続できる、とする。この機能は専門にああいったウクライナ軍の攻撃の妨害に対応するのに用いられ、特に戦争初期にである。

雷鋒網の理解によれば、Ukroboronpromの組織責任者であるRoman Romanovは、「無人多用途戦術車」ファントムは技術時代の困難に対する対応であり、切迫して全く新しい装備類型の創造が要求されている。すなわち、無人操縦、多機能、現在は兵士によってのみ執行される危険な任務が執行できること このいくつかは装備が具備することを必要とする条件である。」とした。

Roman Romanovはさらに一歩強調した。ファントム号は無人操縦多用途戦術車両で、科学技術時代の各種の困難に対応するためのもので、全く新しい戦争の類型の需要を満足させる。無人操縦、多機能かつ現在は兵士によってのみやっと執行される危険な任務が執行できる、ファントム号が具備するこうした能力はまさに現代の戦争の需要でもある。


 まあ無人機もロボットの一種みたいなものですから根本的に戦争の形態が変わるというわけではないんでしょうが。研究には大きな抵抗があり、日本はこの分野でも世界から大きく遅れてしまいそうですね。

10月27日

 中国の艦載戦闘機関連です。

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殲ー15は過渡的なものでしかない 中国の未来の真の空母艦載機にはやはり殲ー31が属す!

遼寧艦空母の就役と共に、艦載機の発着訓練も勢い盛んに展開されつつある。空母自身は作戦機のために発着の移動プラットフォームを提供するものであり、このためある空母がどんな種類の艦載機を装備するかは非常に重要な問題である。配備できる艦載機の種類は非常に多く、例えば早期警戒機、給油機、ヘリおよび電子妨害機等々いずれも艦に搭載できる飛行機だが、否認できないのは今空母に配備される中で、艦載戦闘機がやはり最も主要な群体だということである。

空母の陸地との比較で言って狭隘な発着環境を考慮するため、艦載機は性能方面に特殊な要求があり、例えば機動性が突出し、短距離で発着任務を実施できる必要がある。機体は大型戦闘機に比べ小さく、艦への搭載と装備数の増加に利する必要がある。空中給油による支持ができる必要があり、結局のところ海洋は陸地のようではない。当然こうしたものは要求の一部分でしかない。そして我々の現在最新の殲ー15「フライングシャーク」戦闘機はこうした要求に符合した後、光栄にも遼寧艦の艦載機となったものに他ならない!

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー15艦載機」)

殲ー15は外形上スホーイー33戦闘機とほとんど比肩し得るが、内部構造の中は主にやはり殲ー11Bの精髄をくみ取ったもので、動力方面で殲ー15は我が国のWS-10「太行」ターボファンエンジンを配備し、推力を132キロニュートンに到達させており、スホーイー27系列が装備するAL-31Fエンジンに比べより優秀だろう。また航空電子方面では、殲ー15が搭載する連合航空電子システムは基本的に西側の1990年代の水準に到達し得るが、これはすでに非常に出色と評価される。

それぞれの軍事マニアが我が国の艦載機に言及する時、非常に多くの人は殲ー15の他に、さらにもう1機の我が国が自主研究開発した戦闘機を想起するものと信じる。殲ー31ステルス戦闘機である! 2014年に殲ー31が初めて珠海航空展にお目見えした時から、人々はもうこの外形がアメリカのF-35に酷似した国産ステルス戦闘機の未来の艦への搭載に対し期待でいっぱいとなった! 殲ー31もF-35Cのように空母甲板から一面の自らに属する広大な天地に飛び出すことを期待するのである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー31ステルス戦闘機」)

だが殲ー15が艦に搭載されるとの情報は多くの人の熱い期待に冷や水を浴びせたようだ。元々殲ー31と遼寧号という2人の新しいパートナーは同時に就役すると思っており、殲ー15が早い者勝ちを決め込むとは思わなかったのである。実は編集者から見て、将来あるいは国産空母の艦載機が殲ー31である可能性は高いかもしれない!

何故か! まず我々は殲ー31と殲ー15の初飛行の時間を見てみよう。前者は2012年10月にやっと初飛行を完成した。一方殲ー15は2009年8月にはもうすでに初飛行を完成しており、殲ー31に比べまるまる3年の時間早かった。何故それらの初飛行の時間を対比するのか? 何故なら慣例に照らせば、ある新型実戦機はきっと各方面の性能調整試験が最も良い状態に到達した時になってやっと初飛行し、少なくとも我が国はこのような慣例だからである。ならば殲ー31に比べ3年前倒しで初飛行した殲ー15は性能上きっと相対的に成熟しているだろう。空母の発展は我が国の非常に重大な国防工程で、前期にはきっと相対的に穏健妥当な機種を選択して発着訓練をする必要があり、このようにすることは以後のため艦載機に関する人材が備蓄されるだけでなく、さらには不必要な損失が最小化できる!

振り返ってアメリカ空母艦載機はと見れば、F-35Cも2010年6月に初飛行を行っただけに過ぎず、13年6月になってやっとアメリカ海軍に第1機目が引き渡され、この期間にはやはりまるまる3年の時間が過ぎている。

ならば同じく第5世代戦闘機である殲ー31とF-35は性能データ上どういった差異があるのか? 一緒に見てみよう。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像はF-35C艦載機」)

F-35の基本データ
全長:15.67m
全幅:10.7m
最大速度:1,960km/h
最大航続距離:2,222km
実用上昇限度:18,288m

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は殲ー31戦闘機」)

殲ー31の基本データ
全長:16.9m
全幅:11.5m
最大速度:2,205km/h
最大航続距離:未知
実用上昇限度:18,000m

以上の簡単な何項目かの基本データから見て、殲ー31とF-35にはいずれも極めて似た部分があり、このため将来我が国の主力艦載機は他ならぬ殲ー31戦闘機であり、今の殲ー15は良好な過渡的存在に過ぎないという可能性が高いと言えるのである!


 何度も紹介しているように殲ー31艦載化の否定論も多いです。その内容はコスト的に殲ー15の方がよく、またそれで充分だとするもの、大型の殲ー20を艦載化する方がいいとするものなど全く異なりますが。

10月28日

 インドの次世代機関連です。

http://www.hao123.com/mid/15792085553096976322?key=&from=tuijian&pn=1


協力が水の泡になろうとするか? インド、ロシアのT-50は殲ー20に及ばずと考え、ロシアに金を返すよう要求!

長い時間ずっとロシアのT-50の情報はなく、一切はスムーズに進展しているようだが、ある武器に常に1点の問題もないということはあり得ず、特にT-50といったような種のスター製品に関してはそうである。一定の時間平静になった後、ロシアのT-50についにまた新たな情報があった!

インドとロシア合同研究開発の第5世代戦闘機プロジェクトはすでにニュースではなく、地球人皆知っていることである。現在インドはすでにこのプロジェクトの上に100億アメリカドル投入済みである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インドとロシア、第5世代戦闘機T-50を研究開発」)

だが最近インドはそれにもかかわらず突然このプロジェクトを停止しかつ金を返すよう要求した。理由はインドが、T-50の性能はアメリカのF-35や中国の殲ー20戦闘機と同列に論じられず、買ってきてもやはり立ち後れると考えたことである。

防衛ニュースの情報によれば、インド空軍上層部は、T-50の総合的パフォーマンスはアメリカのF-35や殲ー20戦闘機に及ばず、空軍はもはや継続してこのプロジェクトに投資したくはないと考え、かつ資金を回収してアメリカのF-35戦闘機を購入しようとすると表明した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド空軍上層部、T-50の性能は殲ー20に及ばないと考える」)

T-50はロシアのスホーイ航空集団社が研究開発中のステルス戦闘機で、第5世代機ともいい、超機動および超音速巡航能力を具備する。ロシア軍はこの戦闘機を用いて前の世代のスホーイー27戦闘機に取って代わらせ、アメリカのF-22戦闘機に対抗する計画である。

T-50戦闘機は我が国の殲ー20戦闘機に比べ誕生がより早かったが、ステルス性能は殲ー20に及ばず、研究開発進度は何度も遅延し、今に至るもまだ装備されていないが、その中でインドは先進的な戦闘機の研究開発経験と技術を獲得するため、それでも何度も資金注入方式をもってT-50戦闘機の研究開発過程に参与している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド、将来あるいはアメリカのF-35戦闘機を購入か」)

レーダーに対する「隠身」能力は第5世代戦闘機が具備すべき基本性能だが、T-50は一部分しかこの特性を実現していない。

この機はプラズマステルス技術を採用し、武器コンパートメントも内部に置く方式を採用し、そのレーダー乱反射面積を0.5平方mしかないものにさせているが、ステルス能力は依然F-22に明らかに遜色がある。同一のレーダーに対し、T-50が暴露する距離はおよそF-22の2倍である。

現在、インドが提出したこの要求に対し、ロシアサイドはいかなるコメントも表明していない。関連の専門家は、もし今回インドが資金撤収を確定したら、これまでの100億アメリカドルは取り戻せないかもしれない、とする。(LYC)


 まあどういう契約になっているか知りませんが、インドが嫌になったら金を返してもらえるなんていう条件をロシアが飲むとは思えません。ロシアにはプラズマステルスなんていう隠し玉があるという説もありますし、アメリカがロシアとも依然関係が深いインドにF-35を売ってくれるかどうか、売ってくれるにしても今から交渉を始めて引き渡しはいつになるのか、いろいろ疑問です。

10月29日

 昨日と同じテーマの記事です。

http://www.hao123.com/mid/2022163023420697556?key=&from=tuijian&pn=1


(頑住吉注:タイトルは砕けた話し言葉でよく分かりません。)

世界の空軍戦闘機競争がステルス戦闘機時代に入った現在、麻雀卓に座ることのできるプレーヤーはどんどん少なくなり、大多数のかつての雀友は観客に身を落としている。一般的に考えて、現在世界に中米両国しか真の意味でのステルス実戦機を製造する能力を持たず、ロシアは航空に関する造詣が深いが、結局のところやや劣っている。

すでに出現している何種かのステルス機の中で、殲ー20とF-22は第一梯隊と見なされ、鶻鷹戦闘機とF-35は第二梯隊と見なされ、一方ロシアのT-50/スホーイー57戦闘機はかつては第一梯隊に身を置くことのできる競争者と考えられていたが、現在見たところそのステルス効果は決して特別に良くない可能性がある。

実際この種の論断に対し、国際的にウォッチャーたちはとっくにある程度予測しており、主にロシアは資金問題の制限を受けて真の意味で高精度技術を融合した第5世代機を作り出すのは非常に難しいのである。

資金の欠乏に対し、ロシアはインドを引っ張ってきて穴埋めし、インドはロシアが最先端のステルス機を研究開発する能力があるだけでなく、さらに自らの希望に照らして戦闘機に対し改修を行い、かつ関連の技術を移転するだろう、このためちょっと金を出しても決してなんでもない、と考えた。このためインドは自らT-50プロジェクトはロシア・インド合同研究開発だと考えている。

だがその後のプロジェクトの協力しての前進過程の中でインドは、自らの要求は決して満足が得られず、しかも核心技術にも接触できないことに気づき、加えて後にT-50には問題が頻出した。最終的に、インドはついに自らの判断をなした。すなわち、T-50はアメリカのF-35に及ばないと。かつ協力を終える意向を表明した。

2種の戦闘機の実際の水準から対比すると、現在のT-50戦闘機は確かにとっくに量産されかつすでに戦闘力を形成しているF-35に及ばず、インドのこの挙は賢いように見える。しかしもしT-50プロジェクトの落とし穴にまだ落ちる前に、インドが理解できればまだよかったが、現在では多少遅すぎた。

何故ならT-50プロジェクトの上に、インドはすでに大量の時間、金銭と精力を消耗済みだからである。もし最終的にF-35の購入を決定したら、こうした投資は水の泡になり、しかもさらにロシアを激怒させるだろう。しかも現在の現実は、インド空軍の主力戦闘機スホーイー30MKIと海軍艦載機ミグー29Kは依然ロシアに依存する必要がある、というものである。

もしこれを考慮しなければ、インドが現在気に入っているF-35戦闘機について言えば、この戦闘機はインドがまだ決して研究開発に参与しておらず、それに対する理解もごく浅く、しかも最も重要なカギはアメリカがもしインドにF-35戦闘機を販売しても、インドの要求に照らして大改造を行い、しかも関連の技術を移転することはあり得ない、こということである。

またインドが考えたことがあるか否かは分からないが、もし最終的にアメリカのF-35戦闘機の購入に転じれば、その空軍は極めて複雑な局面に直面することになるだろう。すなわち、同時にロシア、ヨーロッパ、アメリカ、本土という4種の装備体系に直面することである。当然この局面は現在すでに存在しているが、戦闘機は輸送機といったような大型機に比べさらに保障が難しく、もし将来インドが購入したラファール戦闘機が着荷し、加えてさらにアメリカのF-35を買ったら、インド空軍の後方勤務人員は正気を失わない方がむしろおかしい。

また、価格の要素も非常に重要なカギである。以前インドが購入したラファール戦闘機の単価はもう2億アメリカドルを突破しており、F-35がこの価格に比べより低いとは非常に想像し難く、このように高価ではインドは本来もう大量購入する方法がない。

このためインド空軍は現在実はジレンマで、あまり満足いかないT-50を買うのは相対的に小さい落とし穴である。ステルス効果は良くないが、少なくとも別の方面はまだ我慢でき、いくら何でもスホーイ-30MKIに比べれば強い。一方考えを変えてF-35を買えば、大きな落とし穴かもしれず、すなわち自分が欲しいものはやはり得られず、しかももたらされる問題はそれにもかかわらず数珠つなぎとなる。

実はインドがもしある現実を分かれば逆によい決策となる。何故ならT-50だろうとF-35だろうといずれもインド空軍を世界第一流の空軍にさせないだろう。何故ならこの2種の戦闘機はF-22や殲ー20といった種のハイエンド品に及ばない運命が決定づけられているからである。この現実を分かることができれば、より適した(必ずしもより先進的ではない)自らのステルス機を選択することこそ賢い行いである。もしいずれも落とし穴なら、ちょっと小さい方に落ちるのが相対的にややましである。


 ずいぶん上から目線ですけど少なくともこのジャンルに関しては中国が大幅に先行しているのは確かですからね。
















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