コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその256

11月20日

 殲ー20関連です。。

http://www.hao123.com/mid/12900841474610175808?key=&from=tuijian&pn=1


殲-20がもし突然F-22と遭遇したら何が発生するか このいくつかは厳密に警戒する必要がある

今年、アメリカ空軍はロッキード・マーティンF-22A「ラプター」戦闘機初飛行20周年記念式典を行った。F-22Aはアメリカ空軍現役の第4世代戦闘機であり、高いステルス性能、高い機動性、超音速巡航、完備された電子システムを具備する高い技術装備の先進的な戦闘機で、それは超視距離空戦、格闘空戦、対地攻撃、情報戦能力の上で現役の第3世代改良型戦闘機を顕著に超え、アメリカの最近の何度かの「レッドフラッグ」大集群戦闘機対抗において、さらにはアメリカ軍の空戦実験の中で、F-22Aはしばしば何十対ゼロの空戦キルレート、大きな得点差をもって第3世代機を「屠殺」し、さらには全世界に驚愕を感じさせ、これはこうした先進性に頼り、その他の相手に先んじた全面ステルス技術に頼ったものであり、F-22Aは国際的に最も先進的な戦闘機のひとつとなっている。いかにして有効にF-22Aに対抗し、もって制空権を争奪するかは我が国ないし世界各国の空軍が研究する当務の急である。だが、殲-20を持つ中国空軍はすでにF-22A戦闘機に対抗あるいは張り合う良好な条件を持っており、ならば殲-20戦闘機がF-22Aとぶつかったら、何が発生するのだろうか?

軍事専門家は記者に次のように教えた。情報化技術の不断の進歩と新世代航空武器システムの急速な発展と共に、先進的なステルス戦闘機間の空中対抗はすでに全面情報対抗形式に発展しており、それらはステルス能力の上で勝負する必要があるだけでなく、さらに勝負する必要がある機載高性能レーダーと空中ステルス能力間の対抗が特に顕著であり、双方の対抗過程の中で、「先に敵を発見」を達成した者が情報の優勢を掌握し、したがってやっと態勢の優勢を形成し、最終的に生存の優勢を保証できるのである。

また、ネットワーク化作戦思想とデータリンク技術の発展はさらに一歩空戦を共同作戦様式に向けて発展させる。編隊のメンバーは戦術協同によって任務を実現し、火力、電子戦などは時間、空間域の上で協力し、相互に補助し、合力を形成し、従って任務執行の高い効果性を確保する。ステルス条件下での編隊協同空戦は未来の空戦発展の必然的方向だということが見て取れる。殲-20戦闘機とF-22A戦闘機との遭遇では、体系作戦能力の強い者がより優勢を占めることができる。通常の状況下では、ステルス機の超視距離空戦に対し直接影響するのはレーダー反射断面積であり、高い機動性に重点を置いた第3世代戦闘機とステルスに重点を置いた第4世代機では、レーダー反射断面積の差は2桁近く、加えて編隊作戦の中ではステルス戦闘機はしばしば沈黙を保持し、火力コントロールレーダーを先にONにした者が、まず明るみに出る可能性が高い。この時早期警戒機、電子戦機、地上のレーダーや軍事衛星がステルス戦闘機間の空戦の勝利を決する要素となる。F-22Aは進攻側としてこうした方面の優勢が全くない可能性が高い。なぜなら中国はとっくにこうした4種類の目標を専門に打撃する手段を持っているからである。

また、F-22Aにはさらにいくつかのその他の問題がある。軍事専門家は記者に教えた。F-22A戦闘機は十年あまり前にもうすでに使用に投入されているが、このステルスの、超音速巡航ができる飛行機であるF-22は依然有史以来最も強大な空中優勢戦闘機のひとつである。事実、アメリカ空軍の言い方によれば、「ラプター」戦闘機の機体は非常に堅固で、それは構造グレードアップしない状況下で非常に長い時間継続飛行できる。

アメリカ空軍の冷戦終結時(頑住吉注:冷戦時の間違いでは)におけるこの飛行機の設計に対する極端な要求ゆえに、F-22A「ラプター」戦闘機の機体は非常に堅固で、その飛行機寿命は8000時間だが、実際の飛行経験はこの飛行機が少なくとも15000時間安全に飛行することを示している。だがF-22A戦闘機はすでに顕著に立ち後れ、アメリカ空軍の業務人員は次のように言う。「2025年から2030年までの間のある時、我々はやむを得ずF-22A『ラプター』戦闘機の某いくつかのシステムの支持可能性を真剣に研究し、かつそれに対しグレードアップ改造を行うことになるが、こうしたグレードアップ改造の主要な原因に関しては、F-22A『ラプター』戦闘機にすでに中国のライバルがいて、しかもこの中国のライバルが凶悪な存在であるからに他ならない。」

それは殲-20戦闘機であり、アメリカ軍の専門家は言う。F-22A「ラプター」戦闘機のステルス性と性能は非常に良いが、中国のライバルはすでに追いついてきており、F-22A「ラプター」戦闘機はもはや先進的な戦闘機でトップクラスの武器ではない。中国の殲-20戦闘機のいくつかの全く新しい措置はすでにF-22Aとアメリカの空中の優勢を打ちやぶれる。殲-20は全部でどういった優性を持つのか? まず殲-20は全く新しい設計のステルス外形で、これはF-22Aと比較して顕著な優性を持つ。F-22Aは20年前に設計された機種で、そのステルス水準、技術水準はまだ20年前にとどまっており、現在の中国の殲ー20は設計時期が非常に近く、現在の全く新しいステルス理念を持ち、これはF-22Aが持たないもので、実際F-22Aが将来グレードアップする必要があるのはほかならぬステルス能力である。


 本当にこんなことを言っているアメリカの専門家がいるのか、いたとして主流の意見なのかは分かりませんが、さすがに1980年代に開発が始まった戦闘機に古い部分が出てきてもやむを得ないでしょう。

11月21日

 最近殲ー31に否定的な記事が目立つんですが。

http://www.hao123.com/mid/2585785122046649037?key=&from=tuijian&pn=1


殲-31は中国空軍の中に居場所を探し出すのが非常に難しく、海軍に装備されるのにもまた困難がある

最近、中国のFC-31鶻鷹2.0バージョンが頻繁に試験飛行して再度ネット民の関心を引き起こした。鶻鷹2.0バージョンは以前の原型機に比べ技術の上での向上が顕著で、以前の原型機に比べより第4世代ステルス戦闘機らしくなっている。このため、それが中国軍に装備されるか否かが問題となっている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「FC-31の新しい画像」)

FC-31の現在の位置付けは第4世代機の中級市場を占拠するためのはずで、ハイエンド市場でFC-31は現在まだF-35と競争できない。F-35が買えない国にとって、FC-31はなかなかの第4世代機の選択肢だろう。だがごく明らかに、このような国はあまり多くない可能性がある。このため第4世代機を装備できる先進国はいずれも、F-35のユーザーになる可能性があるか、ロシアやインドといったたぐいの一定の研究開発あるいは合同研究開発能力を持つ強国かである。また、世界の潜在的ユーザーは決してあまり多くない可能性があり、もしイランやパキスタンといったような中等国家であっても、そのやりくりが苦しい財政能力は第4世代機を金銭的に買えかつ養えるか否かをいずれも問題とさせるだろう。

当然、もしFC-31が真の第4世代機になれれば、軍隊の角度から見て中国軍は当然非常に喜んで導入する。何故なら航空力量として、全ステルス機に非常に吸引力があるのには全く疑問がないからである。だがFC-31には問題も存在し、まずエンジンに依然RD-93エンジンを使用しており、中国国内には同類型の中等推力エンジンの供給能力も欠けており、商品供給のソースは限られている。次にFC-31の価格であるが、もしニューバージョンのFC-31が本当にこのように複合材料を大規模に使用し、かつさらに一歩の拡張展開能力を具備していたら、その製造コストは普通の第3世代機をはるかに超えることになり、コントロールを失する可能性も排除されない。

アメリカは2種のステルス戦闘機を装備する国だが、まずアメリカの国力は強大である。次にアメリカは大量の盟友を持ち各自の資源を整合し、コストを分担でき、アメリカ自身には盟友をコントロールする需要もある。さらに、アメリカの管理および製造業の成熟度はいずれも世界の大部分の国よりも優れている。最後に、アメリカ国内でも軍種の使用環境の差異や軍種間の競争問題がある。こうした条件は中国が現在具備し得ないものである。FC-31にはF-35のような4,000機前後の市場で規模経済を実現ししたがって価格を圧縮する条件はなく、技術の成熟度が不足し、盟友がおらず、したがって価格と性能の上で中国軍が受け入れられる水準の上に維持することは非常に難しい。2種の全ステルス戦闘機を装備することは世界の大部分の国にとって極めて贅沢と言え、中国にとってもまたそうである。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです。)

全ステルス戦闘機の機隊は全世界の空軍の夢である

F-35の成功の背後には多くの技術以外の原因がある

注意に値するのは、現在第4世代戦闘機の技術は2方面の挑戦に直面していることである。1つ目は技術の進歩が現在の大部分の製造業強国の極限に到達し、アメリカを除き2機種のステルス戦闘機を製造できる製造業の中心国はない。このことは、第4世代機の拡散期間が非常に長いものに変わるだろうことを意味している。第3世代機は大部分の空軍が依存する対象で、就役期間も非常に大きく延長されるだろう。アメリカ人自身さえ「F-15 2040C」プロジェクトを思案し、F-15を2040年まで就役させる計画で、その時F-15は初飛行からの距離が70年近くに到達する。アメリカ人でさえもこのようで、その他の国はいずれも高望みできず、それぞれの強国の第3世代機は少なくともいずれも2050年以後まで就役するだろう。もし顕著な技術革命が出現しかつ成功裏に廉価化しなければの話であるが。中国は現在殲-20の他、殲-16、殲-10C、スホーイ-35SKおよび将来出現する可能性のある殲-11Eなど高性能第3世代機が継続して数十年就役する。一方殲-20の体系への溶け込みは第3世代機に新生をももたらし、第3世代機の体系の中での作戦能力をさらに一歩向上させるだろう。中国海軍にとってもこうで、海軍がエンジンを国産できない量産戦闘機を受け入れることは非常に難しく、しかもFC-31の殲-20と比べての技術の隔たりも避けられない存在である。中国海軍にアメリカ海軍に比べてより峻厳な作戦の需要があることを考慮すれば、FC-31の性能はそれを海軍に気に入らせるには不足である可能性が高く、殲-20海軍版は決してあり得ないことではない。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです。)

殲-20出現の意義は非常に大きく、FC-31の国内市場にも衝撃を与えるだろう

殲-16も殲-20のおかげをこうむるだろう

2番目は人工知能技術が空戦領域に運用されることで、このことがもたらす可能性のある空戦革命は未来の重要な議題である。FC-31が人工知能技術で開発した無人機関連領域、例えば無人機制御、無人機センサーないし自身の無人化で突破を取得できるか否か、これも関心を注ぐに値する場所である。当然、現在このあり得る衝撃はまだあまり顕著ではないが、将来は高度に関心を注ぐに値する。

簡単に言えば、FC-31自身の性能は殲-20に比べて不足があり、殲-16に比べると充分なコストパフォーマンスがなく、「殲-31」になるチャンスを有するのは非常に難しいかもしれない。当然、もしFC-31が早めに買い手を探し出せたら、市場の前途の見通しは比較的良好である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「FC-31の時間の節目となるポイントは非常に重要」)


 まあ比較的レベルの低い殲ー31に対する評価が厳しくなるのは殲ー20が順調そうだからでもあるのかもしれませんが。

11月22日

http://img3.utuku.china.com/650x0/mili/20171121/da837645-ed66-4949-9988-229605f2fef8.jpg

 ロシア国防大臣のショイグが新たに任命した広報担当者だというんですがこの銃は何ですかね。

 ロシアの爆撃機関連です。

http://military.china.com/news2/569/20171117/31681426.html


ブラックジャック再生! ロシアメディア:ツポレフ-160M2はアメリカを散々な目に合わせる

グローバルネット報道 ロシアのタス通信社11月16日の報道は、ロシア副首相ロゴージンは当日の業務会議でロシア大統領プーチンに向け報告し、ロシアの新型戦略爆撃機ツポレフ-160M2は2018年2月にグレードアップ後初の試験飛行を行うとした、とする。

ロゴージンは、ツポレフ-160M2の初の試験飛行は2018年2月に行われる見込みで、この機は2023年に量産に投入される、とした。彼は補充し、プーチンはすでにロシアの「核の三位一体」打撃システムの強化を決定しており、その中で空中基地方面は主にツポレフ-160戦略爆撃機の新技術と技術の基礎に頼る、とした。

ロシアの「視点報」の「ツポレフ-160のグレードアップ版爆撃機はロシア空軍に新たなチャンスをもたらす」と題する報道は、ロシア空軍元総司令ウラジミール ミハイロフは、新型ツポレフ-160M2の近代化作業はロシア第5世代爆撃機が予期される中で行われると考えている、とする。彼は、ツポレフ-160M2爆撃機は「非常に信頼できる」爆撃機で、「我々はシリアの作戦の中でツポレフ-160およびX-101巡航ミサイルを使用したが、効果は非常に良かった」とする。ロシアの「国家武器」誌編集長のヴィクター ムラホフスキーは補充し、ロシアの爆撃機はすでにシリアの作戦の中でその高精度打撃能力を実証している、とした。

ロシア連邦通信社は軍事専門家、空軍少将、飛行教官であるアンドレイ クラスノペイロフの話を引用してこれに対し評価し、新型ツポレフ-160M2はアメリカを散々な目に合わせることになる、とする。ツポレフ-160M2は外観の上で言えば、その前身との差がいくらもないが、実際はこれは全く新しい爆撃機で、「この機は全く新しい無線電子設備と総合電子戦システムを配備する」。彼は補充し、現在の新型スマートミサイルは多くが熱、光、無線電子制御誘導システムを配備するが、ツポレフ-160M2は「ウェイジェブスク」および「杠杆」電子戦防御システムを配備し、このシステムは機体周囲に死角を形成し、来襲する敵サイドのミサイルを「回転および致盲」させられる、とする。彼は強調する。ツポレフ-160M2はその航続距離と航続時間を増加させられる新たなエンジンを装備する可能性が高く、「この爆撃機は非常に成功し、アメリカを散々な目に合わせることになるだろう」。

ロシアの「紅星報」11月14日の報道は、アメリカの「国家利益」ウェブサイトは文章を掲載しロシアの新型ツポレフ-160M2は「スーパー爆撃機」であるとした、とする。報道は、ツポレフ-160M2爆撃機は新型無線電子システム、およびよりパワーの高い新型エンジンNK-32-02を装備する、とする。アメリカメディアはさらに、グレードアップ版ツポレフ-160M2爆撃機の主要な優勢はその核威嚇能力にある、とする。

ツポレフ-160はソ連のツポレフ設計局(現在のロシア連合航空製造集団)が研究開発した超音速可変後退翼遠距離戦略爆撃機で、NATOが賦与したコードネームは「ブラックジャック」である。この機は世界最大の爆撃機で、同時に世界で最も推力の強い軍用航空エンジンも装備している。メディアはしばしばそれをアメリカ空軍のB-1爆撃機と比較するが、後発の優秀者であるツポレフ-160の速度はアメリカのB-1爆撃機に比べ80%速く、B-1に比べ35%近く大きく、その航続距離もB-1爆撃機に比べ45%近く長い。

2015年4月、ロシア国防大臣のショイグはリャザン飛行機製造工場を視察した時、意外にもツポレフ-160戦略爆撃機生産回復の構想を提出した。2016年2月、ロシア元航空宇宙軍総司令のボンダレフは第1機目として製造されるツポレフ-160M2は2021年に初飛行を行い、2023年に毎年3機の飛行機という速度をもって大量生産を開始し、ロシア空軍は少なくとも50機の全く新しいツポレフ-160M2を必要とする、と宣言した。(記者 厳翔)


 まあ中国はずっと古いツポレフ-16の発展型を現在まだ正体不明の段階であるステルス爆撃機の戦力化まで使用するわけですし、それに比べればいいものになる可能性が強いでしょう。しかし以前から指摘されているように一部の部品は当時ウクライナで作られ、ロシアで作られたものも生産ラインがもうないものが多く、生産再開には多くの困難があり、また現在この爆撃機が戦時アメリカやその海外基地その他に無事到達できる可能性がどれだけあるのか疑問で、コストに見合うのかなと思いますがね。

11月23日

 ロシアの早期警戒機関連です。

http://toutiao.chinaso.com/js/detail/20171121/1000200032975741511246808236410548_1.html


ロシア軍の新型空中早期警戒機 言によればステルス武器の性能を有効に抑制できる

ロシアの紅星テレビ局ウェブサイト11月18日の報道は、ロシアのベガ無線電子工程社宣伝部は、Aー100多機能早期警戒機が18日初の試験飛行を行ったとした、とする。

A-100の空力レイアウトの特徴、および航空電子システムや無線電子技術システムの作動能力は初飛行の中で検証が得られた。

A-100はイリューシン-76MD-90A輸送機を基礎に研究開発され、A-50およびA-50U早期警戒機に取って代わることになる。A-100は唯一無二の無線システムの整流カバー、および空中、海上、および陸上の目標を迅速に発見かつ追跡できる無線電子技術設備を配備している。

ベガ無線電子工程社は、A-100は戦闘機や低空攻撃機の指揮に参加し、それらを誘導して各種目標を打撃することになる、とする。

ロシア国防大臣のセルゲイ ショイグはA-100大量就役の期日を発表した。彼は、この飛行機は2020年から大量就役することになる、と指摘した。

軍事専門家ウラジミール シェーバコフの説明によれば、A-100多機能早期警戒機はステルス性能を持つ敵機が発見できる。A-100のあだ名は「空中のレーダー」である。航空電子設備の改良に頼って、A-100の飛行性能は向上を獲得している。無線電子技術設備の改良は、A-100が「空中のレーダー」になれるようにさせるだけでなく、さらに有効な無線電子戦の手段となる。

シェバーコフは語る。「私の理解によれば、A-100の偵察距離は遠くなり、同時に追跡可能な目標の数および誘導できる実戦機の数も多くなっている。設計方案に照らせば、無線電子戦設備の機能は増強され、A-100は目標を発見する遠距離レーダーであるだけでなく、さらに無線電子偵察や無線電子戦が展開できる。もしもそれが今後無線電子偵察および制圧システムを装備したら、敵機を発見できるだけでなく、さらに敵機が妨害できる。」

またシェバーコフは、A-100はさらに第5世代実戦機など「隠身」ができる敵サイドの武器を発見する設備を配置している、と考える。彼は語る。「いくつかの設計方案の実行は、異なる『隠身』水準を持つ敵サイドの飛行機や打撃手段を発見する効率を上げる助けになる。例えば、敵サイドの第5世代戦闘機や新型巡航ミサイルなどの発見である。」


 西側や中国の最新機種と比べてどうなのかが気になります。またステルス目標を具体的にどうやって発見するんでしょうか。特殊な技術があるのか、単にレーダーの出力が大きいのか、これではちょっと分かりませんね。

http://military.china.com/news2/569/20171121/31695793.html


ロシア、完全に蹴り出される? インドの新空母、あるいはF-18艦載機を使用か

インドはロシアのミグ-29K艦載機を拒絶し、アメリカと艦載機を合同で生産する可能性がある。ロシアの「朝刊」20日の報道は、アメリカのボーイング社はインドがロシアのミグ-29K艦載機を放棄し、アメリカのF/A-18E/F「スーパーホーネット」戦闘機を用いて取って代わらせるよう説得している、とした。もしアメリカの計画が実現したら、インド海軍の次の空母プロジェクトの上で、ロシアは完全に蹴り出されることになる。

報道は、現在アメリカはインドスタン航空有限会社と談判を行いつつあり、これは57機の「スーパーホーネット」艦載機の合同での生産に関してである、とする。もしこの契約が締結されたら、ロシアのミグ艦載機は深刻な打撃を受けることになり、何故ならこの艦載機はインド海軍専用に研究開発されたものだからである。ロシアはインドの空母「ヴィックラマディヤ」号空母とセットにするために、45機のミグ-29K艦載機を生産し、金額は22億アメリカドルに達した。だがインド海軍はすぐにこの艦載機に対し一連の不満を提出し、これにはエンスト、部品不足などが含まれる。

報道は、外界はインドが建造中の新たな空母「ヴィクラント」号もミグ-29Kの継続使用を放棄する可能性があると推測している、とする。ロシアの「武器輸出」誌編集長のアンドレイ フロロフは、インドはすでに新たな空母の艦載機のために入札募集を行うと宣言しており、ミグ社の他、競争に参加するものにはさらにフランスの「ラファール」およびアメリカの「スーパーホーネット」が含まれる。彼は語る。「空母の建造と艦載機の調達は総合的性質の項目である。アメリカ人はインドに向け技術の提供を承諾する可能性があり、これには電磁カタパルトが含まれる。見返りとして、インドはアメリカの艦載機の合同での生産に同意する可能性がある。」

さらにロシアを心配させるのは、「ヴィクラント」号空母の他、インドがさらに2隻のより大きくより先進的な空母の建造を計画していることで、アメリカの艦載機はこうしたアメリカの基準に照らして建造されるインド空母に用いられる可能性がある。これまでインドはずっとロシアの主要な武器購入国だったが、今ロシア軍事工業は一連の困難に直面しており、インドはどんどん多く西側諸国に転向し始めている。


 これから設計する空母なら問題ないかもしれませんがすでに建造中の空母でミグー29Kよりだいぶ大型のはずのスーパーホーネットがうまく運用できるんでしょうか。また現役の「ヴィックラマディヤ」は故障が多いとされる現在の艦載機の寿命や予備部品が尽きたら使えなくなってしまうのでは。

11月24日

 中国の大陸間弾道ミサイル関連です。

http://www.hao123.com/mid/6179246579228763507?key=&from=tuijian&pn=1


中央テレビ、東風-41のパラメータを珍しくも披露 試射時アメリカの衛星によって追跡される? 結果アメリカ人を恐怖させる

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「東風-41」)

アメリカメディア11月16日の報道は、米軍が中国メディアや社交ネットワークの中から掘り起こしたいくつかの情報は、中国は新型武器を研究開発中だということをはっきり示しているがこれは尋常ならざる装備で、それはアメリカ人をこれに対する強い不安を感じさせる、とした。東風-41は中国の相手を恐怖させる名称で、この武器は2015年時点でその存在が確実に実証され、当時はすでに4回の発射試験が行われていると考えられた。

中国の官制テレビ局の中央テレビは11月15日珍しくも軍事専門家を通じて東風-41に対し披露を行い、軍事専門家の徐光裕将軍は番組の中で次のように語った。東風-41大陸間弾道ミサイルは射程が「12,000kmを突破でき、これはそれが全地球をカバーできることを意味しており、自らの国家本土範囲内から発射してもう全地球をカバーでき、このミサイルを外に持ち出す必要はなく、このためこの威嚇は比較的大きい」。

披露によれば、東風-41は射程12,000kmで、10発分の分離誘導弾頭が搭載でき、ミサイルの重量は60トンあまりに達し、それぞれの戦闘部の重さは1.6トンに達し、戦闘部の攻撃精度は驚異的な100mに達する。弾頭が分離誘導のため、それぞれの1発に全て異なる攻撃目標を設定でき、つまり1発の東風-41大陸間弾道ミサイルを発射すれば10の目標が同時に打撃でき、この能力は全世界に目を向けても最も強い。

中央テレビの番組の中では東風-41が6年の時間内に8回試射を行い、すでに定型就役の条件を有し、2018年に大規模配備されることも事実確認した。続けてはさらに新たな試射があってミサイルの信頼性を検証するだろう。

アメリカ海軍戦争学院中国海事研究所の専門家は、中国の東風-41の目標はアメリカ東西海岸の重要都市で、1発発射すれば1つの都市が壊滅でき、少なくとも5,000人以上の死亡がもたらされる、と考える。一方中国のある軍事ウォッチャーは、1発の東風-41の殺傷力は一国を壊滅させるに足りる、と称する。

アメリカが少し前に発表した「外国の宇宙戦能力」の中には次のように書かれている。東風-41は中国の二次核打撃能力を向上させるだけでなく、さらにこの大陸間弾道ミサイルを基礎に、2種のより大きい、より先進的な対衛星武器を開発することができ、これはほかならぬ東風-41を利用して搭載具となし宇宙武器を発射し、アメリカの1,900〜35,000kmの宇宙軌道上の500個の衛星を攻撃し破壊するもので、このことは中国に未来に発生する軍事衝突時に米軍に対する優性を持たせることになる。

またあるメディアは事実確認を経ていない情報を報道し、中国が東風-41の試射を行う時、アメリカの衛星が追跡を行い、30秒経過後、東風-41は軌道を変え、しかる後に20発あまりの弾頭を射出し、その中には偽弾頭も模擬弾頭もあり、報道はこの種の技術は米軍が誇るミサイル防衛システムを廃物に変える、とする。


 こうしたことからも徐々に大陸が台湾あるいは尖閣諸島に手を出した場合にアメリカが介入を行う抵抗が増していくんでしょうか。

11月25日

 最近ロシアに対して上から目線の記事も多いです。

http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPH6YrjnLrHb4nHfzPjTsPHfs&from=tuijian&pn=1


ロシアの新型A100早期警戒機が初飛行 性能はA50の2倍だがやはり中国に一世代立ち後れる

関連のメディアの報道によれば、ロシアのA100新型早期警戒機が試験飛行に成功した! この前のロシアの新型ツポレフ-160M2の初の原型機が作り出されたこと、新たな1隻の「北風の神」級原潜が進水したことを結合すれば、三剣斉発で、没落して20年あまりのロシア民族最大の栄誉と評価される! A100早期警戒機の性能はロシア軍現役早期警戒機A50の2倍である! だがやはり空警-2000には一世代立ち後れている! まさかA100はこんなにダメなのか?

ロシア現役早期警戒機A50はイリューシン-76大型輸送機を採用しているが、A100早期警戒機は新型のイリューシン-476大型輸送機を搭載機として採用する。チェチェン戦争の中、ロシア軍はかつてA50早期警戒機に頼って匪賊の頭目ドゥダイェフの信号をキャッチし、空対地ミサイルを誘導してそれを爆死させた! イリューシン-476はイリューシン-76の改良型で、新型のPS-90エンジンに換装されている。燃料消費が下がり、出力と安全性が向上する。A100は5年前もう試験飛行の情報が伝えられたことがあるが、現在になってやっと正式に出現し、明らかに進度が遅れた。A100早期警戒機は2020年前後に、S-500と共に実戦に投入されると見られる。

A100と空警-2000の任務は似ており、偵察、早期警戒、指揮の能力を具備する。推測によれば次のようである可能性が強い。A100は3基のアクティブアンテナがアンテナカバー内で二等辺三角形のレイアウトを呈し、1基だけS周波数帯アクティブアンテナがあり、レーダーアンテナの回転速度は毎分12回転で、A50の2倍である! ロシア軍は新型早期警戒機に対し期待に満ちているが、中国の空警-2000と比べるとまだ隔たりがある!

空警-2000のレーダーシステムは三面電子スキャンフェイズドアレイ(ESA)を採用し、最多で60〜100の目標が追跡でき、同時に数機の戦闘機を誘導して作戦が行える! 探知計測距離などの性能は世界に先んじた水準にある! その後中国は空警-200、空警-500などの早期警戒機を研究開発し、高低の系列化コンビネーションを形成した。ロシアはと見れば、非常に多くの考え方はいつも間違っていないが、資金はすでに彼らを困らせる大問題である! ロシアがまもなく就役させる早期警戒機はやはり中国の早期警戒機に比べ一世代劣り、早期警戒機領域において中国はすでに世界に先んじている!


 空警-2000は内蔵された3基のフェイズドアレイレーダーが周囲120度ずつカバーして回転する必要がないんでしたっけ。アメリカの早期警戒機に対しても世代の優勢があると主張していますが実戦経験はないわけですし実際どうなんでしょうね。

 次もロシアに不都合な事柄に関する記事です。

http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPH6Yrjn4n10LnWb4rHm3PWDs&from=tuijian&pn=1


インドがロシアの顔をはたく? 米軍代表団をロシアの「チャクラ」号原潜に入れる

最近、ある情報がロシアで大騒ぎになっている。インドが米軍代表団をロシアがインドに賃貸する「チャクラ」号原潜に入れたのである。原潜がある国家にとって何を意味しているのか、多言を要しないと信じる。米軍代表団に視察させたことは、インドサイドのアメリカに対する信任をはっきり示しているが、この潜水艦の主人であるロシアにとっては、今回の事件は顔をはたかれたどころではない。

原潜を盗み見られたロシアは非常に傷つき、非常に憤怒している。「チャクラ」号原潜はロシアでは「アグラ」級攻撃原潜に属し、就役して何十年になっているが、依然として現役の原潜で、米軍代表団によって一度見られたことを、多大な影響があるとは限らないなどという人は誰もいない。ならばインドは何故ロシアの源泉を賃借したのか? インドは建国からもう大国そのものになるという志を立てていたが、大国に原潜がなくては不充分である、そこで1970年代、熱いソ連・インドの兄弟の情に乗じて、インドは何とソ連から1隻の原潜を賃借し、かつ「チャクラ」号と命名し、5つの常任理事国の他唯一原潜を持つ国となり、賃借期間は1991年までだった。チャクラはヒンドゥー教神話の中の戦神で、インドのこの原潜に対する重視度を見て取るに足りる。2012年、インドはまたロシアから1隻の原潜を賃借し、依然として「チャクラ」号と命名し、賃借期間は10年で、賃借金は9億アメリカドルだった。これこそ少し前米軍代表団によって視察された主役である。

原潜の複雑さの程度ゆえに、アメリカ人が図面のない状況下で見ても何かを見いだすのは非常に難しいが、ロシアメディアの報道によれば、代表団の中にはこの領域の専門家がいて、かつ良好な養成訓練を受けている。盗み見たことはこの例にとどまらず、この前米軍代表団はさらに「ヴィックラマディヤ」号空母に搭乗し、これは元ロシアの「ゴルシコフ」号空母だが、結局のところすでにインドのものになっており、ロシアは抗議を除き何もできなかった。しかしこの原潜はロシアにまだ所有権があり、何に根拠に我が物を我が敵に見せたのか? ロシアの見たところ、これはすでにインドが態度表明をしたのである。司馬昭之心,路人皆知というやつである(頑住吉注:権力を狙う野心家の内心はちまたの誰もが知っている)。

実際、アメリカは現在ロシアのインドというケーキを奪いつつある。インドの旺盛な兵器購入の需要はそれぞれの兵器商によだれを垂らさせて止まないもので、現在ロシア製装備がインドの武器の70%の比重を占めるが、アメリカはロシアの地位に挑戦しつつある。今年6月アメリカとインドはパリ航空展でF-16の生産ラインを譲渡する百億アメリカドルの大型契約を達成させた。また、アメリカはさらにインドに向けF-18艦載機ないし電磁カタパルト技術をセールスしている。振り返ってロシア方面はと見れば、ロシア・インドが協力する第5世代機T-50ははるか先でいつになるのか分からず、しかもインドが金を出し、ロシアが技術を出すインド第5世代機プロジェクトにも何の希望も見えない。両方を対比し、アメリカの丸め込みを加えると、インドは徐々にアメリカに偏向しており、上述のロシアの怒りを惹起する挙動があるのも、怪しむに足りないのである。

ロシアメディアは報道する。ロシア副首相のロゴージンは12月にインドを訪問し、もって両国に累積するいくつかの問題を解決する。今回の訪問では、第5世代機が双方の深く討論する重点となる。ロシア・インドが協力するインド第5世代機は現在困難が非常に大きく、甚だしきに至っては外形さえ確定しておらず、このプロジェクトは流産する可能性が高い。インド空軍はその戦闘力を深刻に疑っており、アメリカに転向する動力がある。しかもこれはインドがアメリカに接近する1つの縮図でしかない。ロシアの「朝刊」は近年来ロシア・インド協力の障害の背後にはいつもアメリカの影があり、アメリカはインドを丸め込もうとしつつあって、アメリカの兵器のセールスはインドの軍備をグレードアップし、中国に対抗する需要に迎合する、とする。ロシアの専門家は、某いくつかの国はロシアの信用を破壊し、もってインドとの軍事協力の優勢を取得しようと企図しており、その中にはアメリカが含まれる、とする。


 インドがロシアの兵器に極端に依存する状態から脱却しようとしているのは確かでしょうが、それはアメリカその他からも兵器を買うということだけではなく国産化も進めようとしており、その過程、特に原潜関連技術ではロシアの協力が不可欠でしょうから本気でロシアとの関係を切ることは考えられないと思いますが。

11月26日

 殲ー20艦載化に関する記事2つです。

http://military.china.com/important/11132797/20171121/31698041_all.html#page_2


張召忠:殲-20が空母に搭載される可能性はごく小さい この戦闘機がより適している

【グローバルネット軍事総合報道】 11月18日、軍事専門家の張召忠は中央テレビの番組「海峡両岸」の中で殲-20を空母に搭載する問題に解答した。張召忠はこの構想は直面する問題が多すぎ、艦に搭載される可能性はごく小さい、とした。

張召忠は、現在ネット上の主流の声は殲-20を艦に搭載するのに問題はないというものだが、私はずっと殲-20の艦への搭載に疑問を抱いており、搭載される可能性はごく小さいと考えている、とした。殲-20は設計当初主に空軍の使用に照準を合わせており、その構造強度は設計当初海軍空母からのカタパルト発進といったような強度の設計や試験を行っていない可能性があるが、艦載機は射出と着艦の制動時に極めて強い作用力を受け入れる必要がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲-20というこのような基準となるものがあった上で、中国海軍に性能、効能に比較的大きな隔たりのある次世代艦載機を受け入れさせようというのは、おそらく不可能だ。」 久々のキャプションが本文に反論するパターンですね。)

他方では、殲-20を艦に搭載しようとすることは多くの問題の解決を必要とし、まず主翼は折りたたんで空間を節約できる必要があり、さもないと(殲-20は)機格納庫に入れない。また艦載機は製造時某いくつかの専用の材料を採用することが必須で、例えば塗装層は塩分を含んだ霧の侵食を防げる必要があり、さもないと戦闘機は海に出た後短時間でスクラップになる可能性がある。

張召忠は言う。中国海軍が第4世代機を搭載したければ、FC-31といったような設計当初にもう技術戦術要求を提出し、製造時もまた専門に艦載機の基準に照らして生産される装備を専門に研究開発すべきである。殲-20をそのまま空母に運び込みたいというのは直面する技術問題が多すぎ、ズバリ言って不可思議な事である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:ネット仲間が作成した艦載型殲-20戦闘機の説明図」)


http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQLILIz4YULNYpy7EQhPEUiqGIANVQ1mYrHDzPH63n1TdnWfzrjn4nH6E&from=tuijian&pn=1


殲-20が艦に搭載されないだろう何点かの理由のうち、しっかりしたものはいくつある?

ここ何年か、我が国の海軍は高速の発展期にあり、空母が1隻また1隻と作られ、初の艦載機殲-15も高強度の発着訓練の下でどんどん手慣れてきている。空母体系が徐々に壮大化することはどんどん多くの軍事マニアの視線を集めているが、空母の核心的戦闘力を決定するのはやはり艦載機である。そこで、次世代艦載機の推測がよく語られるありふれた話題となっている。例えば殲-20は一体艦に搭載されるのか否か、殲-20とFC-31のどちらが次世代艦載機かなどの問題である。論争は久しくなっても定まった論はない。先日、局座(頑住吉注:張召忠のあだ名だそうです)も次世代艦載機というこの問題の上で自らの見方を発表した。彼は殲-20が空母に搭載される可能性は微々たるものだと考える。

この見方を出す理由に関しては次の通りである。殲-20の艦への搭載は非常に多くの問題に直面する必要があり、何故なら殲-20は空軍の使用の需要を根拠に設計された戦闘機で、設計当初艦への搭載の問題を決して何ら考慮しておらず、その機体構造強度は空母カタパルト発進に必要な強度に照らして設計が行われておらず、主翼は折りたためず、機体の塗料層にも海の霧で腐蝕するのを防げる専用材料を使用していない。全世界の主力艦載機を縦覧すると、ロシアのミグ-29K、スホーイ-33など少数の何機種かの艦載機だけが陸上戦闘機から発展してできたもので、その他の例えばフランスの「ラファール」、アメリカのF/A-18「ホーネット」、F-35などの艦載機は設計当初にいずれも艦への搭載問題を包括させていた。

謹厳な角度から見て、現在の殲-20とFC-31はいずれも次世代艦載機の最も優れた選択肢ではなく、それぞれいずれにもそれぞれの「艦に搭載できない」理由がある。だが、まだ「雲霧を抜け光明が見え」ていないFC-31と比較して見れば、すでに定型している殲-20が艦に搭載される可能性がよりちょっと大きいようだ。実は、もし殲-20を本当に艦に搭載しようとしたら、大改造は必須だが、機体構造の強化や折りたたみ主翼などの技術方面の問題は決して真の障害にはならないだろう。重要なカギは、殲-20に一体「万難を排して」艦に搭載する必要があるのか否か? である。

一部の人は、艦載機はどんどん大型になるのが趨勢だと考え、中国のカタパルト型空母が完成した後、スキージャンプ空母上の大型機を制限する要素はもう存在しなくなり、殲-20が艦載機になれば迅速に優勢を打ち出せると考える。別の一部の人は次のように考える。殲-20というこの種の航続距離が大きく弾薬搭載量の多い重器は艦への搭載の必要はなく、アメリカもF-22を改良して艦載機には決してしておらず、F-35の研究開発を選択した。しかも、殲-20の寸法と重量は必ずや艦に搭載される数を大幅に縮小させるだろう。艦に搭載される機の数多い、打撃波数が密な中型艦載機には及ばない。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像の注釈:遼寧艦上の殲-15」)

現在見たところ、殲-20が艦に搭載され得るか否かはまだ未知数だが、確定できるのは、機体の構造強度、折りたたみ主翼などの問題は決して殲-20が艦に搭載されるのを阻む主要な原因ではないということである。


 殲ー31が最初から艦載化を計算に入れていたというのも推測に過ぎませんし、改造の困難度では大差ないんじゃないですかね。