コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその259

12月11日

 中国の無人機関連です。

http://www.sohu.com/a/209243834_99989634


中国の軍用回転翼無人機が展示される アメリカいわく:戦車はまた天敵に遭遇した、だが輸出されないことを願う

中東地域で「大疆」(頑住吉注:メーカー名)無人機は装甲兵員輸送車に嫌というほど苦しみをなめさせ、この種の「自作」改造型無人機を防御するため、軍はさらにあらゆる方法を考えている。例えば:スティンガー対空ミサイルを改造する(頑住吉注:いくら何でもコストに見合わないでしょう)、兵員輸送車のトップを「戦車の砲塔」に偽装する(頑住吉注:小型無人機の攻撃力では戦車には効果がないので攻撃を断念するということですかね)、ネットを発射する銃、無人機妨害装置を使用する等々だが、やはり回転翼無人機を防ぎ止めることはできない。小さく精巧、機動性が良い、突然性などの性能の攻撃をである。こうした「大疆」改装無人機には一定の弱点もあり、この「攻撃機」上の炸薬では戦車の装甲を攻撃し突破することはできない。トップアタックは基本的に全て砲塔部分だが、ここは戦車の装甲の防御が最も強い部分で、最高の厚さは1.5mに達する(頑住吉注:それは前面で、上面は薄いでしょう)。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「新たな無人機」)

だが我が国は最近大型(大疆に比べ大きい)4ローター無人機を展示した。この無人機は全長が1.5m前後に達し、我が国最新の「ジャイロコンパス」バランスシステムを使用し、搭載重量は100kgで、使用する武器は9mmサブマシンガン(この種の後座力の銃の種類)と見積もられ、その飛行機自体の重量とバランス効果は後座力を完全に受け入れることができる。それがさらに搭載できる武器は「紅箭対戦車ミサイル」だが、これは改良型ミサイルで、ミサイルの全長を縮小してあり(1.6mが1.4mに変わり、100kmの射程が70kmに変わっている)、その改造の類型は公表されていないが、推測ではロケット10.(頑住吉注:何故かここで切れてます)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「紅箭-10」)

この無人機の展示後、すぐに全世界のメディアの次のような推測を引き起こした。これは回転翼ヘリの攻撃効果を見た後、中国が戦場の形勢を根拠に研究開発した近距離兵個人操作無人機で、その主要な作用は兵個人の攻撃で、それが攻撃場所にいる時は地面から300m離れた上空で、弾薬を搭載し(200発前後)、これは有効な特殊作戦および航空降下作戦の偵察および支援武器である。

がだ米軍はこの無人機を見て、確かにいささか落ち着きを失っている(「大疆」によって爆破されているのは全てアメリカ式装備である)。アメリカは言う。この無人機はミサイルを使用することになるだろう。中国は回転翼無人機の攻撃のメリットとデメリットを見ており、この種の無人機を中距離攻撃用に変え、普通の装甲車の攻撃をメインバトルタンクの攻撃に改めようとしている。試しにちょっと考えてみよう、1機の非常に発見および攻撃が難しい無人機が、400m離れて1発の対戦車ミサイルを発射してきたら、水平攻撃であろうと、下向きの俯瞰攻撃であろうと、戦車はいずれにせよ防ぎ止めることが非常に難しい。しかも紅箭-10は自己誘導ができ、威力は(頑住吉注:大疆の無人機が搭載できる?)爆弾のまる何十倍である。だが我々が方法を考え出す前に、中国がこの武器を輸出しないことを願う。今回もしそれに遭遇したら装甲車は言うまでもなく、メインバトルタンクにとってさえ終末の日の到来である。


 この「無人機」と称するものの画像には明らかにコックピットがあり、有人機のスケールモデルです。見覚えがあると思って検索してみたらやはり「藍鯨」ティルトローター機でした。しかし画像はともかくラジコンに毛が生えた類のものに比べ比較的大型の無人機に小型ミサイルを搭載して戦車を攻撃するという方法は充分に考えられるでしょう。

12月12日

 米ロの戦闘機関連です。

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スホーイ-35、初めて実戦でF-22に対抗 どちらが勝ちどちらが負けたのか? ロシア、「ラプター」は慌てて逃げた、とする

ロシアメディアの報道によれば、11月23日、ユーフラテス川西部空域でスリリングな空中の対峙が発生し、1機のアメリカのF-22ステルス戦闘機が2機のロシアのスホーイ-25攻撃機に対し「挑発」を行い、F-22はロシアの実戦機の近距離でフレア弾を発射し、かつ減速板を開いて「急ブレーキ」をかけ、もってロシア実戦機の正常な飛行を妨害した。その後、ロシア軍はスホーイ-35戦闘機を出動させて迎撃を行い、アメリカのF-22戦闘機はその後危険な動作を停止しかつそそくさとイラク領空に飛行して入った。

アメリカの軍事専門家は次のように言う。F-22は一般にいつも2機編隊をもって出動し、このため今回の事件の中ではもう1機のF-22戦闘機が付近にいた可能性が高いが、何故アメリカのステルス戦闘機は視距離内でロシアの飛行機に対しフレア弾を発射する必要があったのか? これは武力のひけらかしなのか否か? スホーイ-35戦闘機はヘメイミム空軍基地から発進した後F-22戦闘機を迎撃する充分な時間があったのか?

アメリカの専門家は指摘する。これは初めてのF-22とスホーイ-35とが「親密な接触」を行った事件で、スホーイ-35はステルス戦闘機ではないが、それにもかかわらず第4世代半戦闘機と称しており、「雪豹-S」パッシブフェイズドアレイレーダーと赤外線捜索・追跡システム(IRST)を装備し、言われているところによると90kmの距離でF-35ステルス戦闘機の行方を探知計測できる。またスホーイ-35はさらにベクトル機能を持つ117Sエンジンを配備し、機動性も世界一流である。

現在ロシア軍は若干のスホーイ-35をシリア国内のヘメイミム空軍基地に配備しており、これまでスホーイ-35はかつてドイツ空軍の「タイフーン」戦闘爆撃機を追跡したことはあるが、それにもかかわらずこれは初めてのステルス戦闘機との遭遇であり、ならばスホーイ-35というこの種の高い機動性能を持つ戦闘機にはステルス戦闘機を打ち破る能力があるのか否か?

アメリカの専門家は次のように言う。これはいくつかの要素によって決まる。まずF-22は同時にステルスと機動の優勢を持ち、それが配備するF-119-PW-100エンジンは強大な推力を具備し、F-22に超音速巡航とベクトル機動が行えるようにさせる。以前のレッドフラッグ演習の中で、F-22は伝統的な戦闘機の交換比が非常にかけ離れ、圧倒的優勢と言える。だがF-22も決して無敵ではなく、多くの第4世代機の包囲攻撃に直面した時はやはり敗北するだろう。

スホーイ-35とF-22に戻るが、アメリカの専門家は次のように考える。前者の赤外線捜索・追跡システムは遠距離でF-22の赤外線特性を発見する能力があり、このことはF-22のステルスの優勢を大幅割引にさせ、このため実戦の中でもしこの2種の戦闘機が近距離で接触した時は、どちらが勝ちどちらが負けるのかは主に双方の飛行員の経験と技術によって決定される。


 問題はスホーイー35が近距離の接触にまで持ち込めるかどうかでしょう。単純にF-22の搭載する対空ミサイルの数より多い旧世代戦闘機に囲まれたら対抗し難いでしょうが、F-22側もそういう事態になる前に離脱するでしょうし。

12月13日

 殲ー20関連です。

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殲ー20戦闘機は一体機関砲を装備しているのか否か? ここであなたに答えを教える

殲ー20は中航工業成都飛行機工業集団社が中国人民解放軍のために研究開発した単座、双発、高いステルス性、高い機動性の第5世代空中優勢兼多用途戦闘機であり、殲ー10、殲ー11など第4世代戦闘機に取って代わるのに用いられる。初の工程検証機は2011年1月11日に成都で初飛行を実現した。非常に多くの人は殲ー20戦闘機に対しずっとある疑問を持っている。それは殲ー20の機関砲はどこに装備されているのか? である。この問題はそれが初飛行して6年近い今日依然解決されていないようだ。今の空対空ミサイルは十分先進的で、機関砲は博物館に放り込むことができるのだ、と考える人さえいる。だが本当にそうなのだろうか?

現在すでにある公開の資料から見て、殲ー20が機関砲を装備しているか否か正確に判断することは決してできないが、殲ー20の需要の上から分析すれば、殲ー20は機関砲を装備している可能性が極めて高い。機砲の学術上の名称は実は航空機砲で、略称航砲、俗称機砲である。それは口径が20mm以上(20mm含む)の自動射撃武器である。この武器は第二次世界大戦中にその全盛期に達した。第二次世界大戦終結まで、それはずっと空戦の中で唯一有効な空中進攻武器だった(頑住吉注:ここでは機関銃を含んでいるんでしょうが、目標が大きくて鈍重な重爆撃機相手には空対空爆弾やロケット弾が実際に戦果をあげたこともありますね)。それは初期の対空段階から後の同時に対空対地が可の段階まで発展もした(頑住吉注:これもよく分かりませんね。対地攻撃は最初からできたでしょう)。第二次世界大戦終結、およびジェット式飛行機や空対空ミサイルの飛躍的発展とともに、航空機関砲は1950年代中後期から1960年代、一度発展の谷間に陥った。「ミサイルが勝ちを制する論」の大きな声の中で、アメリカのF-4B/C、F-102、イギリスの「ライトニング」、ソ連のスホーイ-9/11/15、フランスの「ミラージュ」IIIC等々の先進的な戦闘機はいずれも航空機関砲を廃止し、空対空ミサイルを唯一の空中進攻武器とした。(頑住吉注:流れからしてここに「だがその後実戦経験から機関砲が必要なことが示された」といった内容を入れるべきだと思うんですが)殲ー20が航空機関砲を装備しているか否かはっきり示す証拠はないが、世界の第4世代機の発展の趨勢と現代の空戦理念から見て、殲ー20は航空機関砲を装備している、あるいは少なくとも航空機関砲の装備位置を留保している可能性が高い。

ならば殲ー20の機関砲あるいはそれが留保された位置はどこなのだろうか? 殲ー20の機関砲の位置はアメリカのF-22に似て、主翼と機体の連結箇所の上方で、大体エンテ翼の回転軸後方の位置に同様に長いスリット状の開口らしきものがあり、その形状はF-22の機関砲の開口に似ている。機関砲の砲口の位置は平時は蓋を用いてカバーされ、使用時に改めて開く。戦闘機が必ず機関砲を必要とするのは、現代の兵士が小銃を携帯していてもナイフを携帯して近接格闘する必要があるようなもので、機関砲はちょうど戦闘機の近接武器に相当するのであって、殲ー20は空中のバヨネットたる武器を装備するのがより妥当である。


 まだエンジンの出力が充足していないので軽くするために積んでいないという可能性もあるでしょうね。

12月14日

 殲ー20関連です。

http://www.sohu.com/a/206871429_99893252


殲-20は殲轟-20に変身できる 遠距離防御突破は一発入魂、かつ安全に帰還できる

イギリス人は1982年5月4日というこの日に依然恐怖心を残していると信じる。当時アルゼンチンの2機の「シュペルエタンダール」機が1200kmの時速、30mの海面飛行高度をもってイギリスの艦「シェフィールド」号などの艦に向かって飛んでいった。目標からの距離46kmのところで、2機の「シュペルエタンダール」は150mまで上昇して目標をロックオンし、搭載する「エクゾセ」ミサイルを発射し、2機の飛行機は直ちに回頭し、高度を下げて帰投した。しばらくすると「シェフィールド」号はひとしきり身震いした。1発のエクゾセが目標に命中したのである。「シェフィールド」号は重大な損傷を受け、6日後この価値2億アメリカドル(エクゾセミサイルは20万アメリカドル)の、イギリス人を誇らせる戦闘艦は海底に沈んだ。

マルビナス島戦役は「エクゾセ」ミサイルの名を天下に聞こえさせたが、さらに関心を集めたのは実は戦闘爆撃機がミサイルを搭載して軍艦を攻撃する作戦方式だった。これは空対艦ミサイル初の実戦参加で、この時の成功はイギリス海軍の防空の手抜かりと関係があったが、まさに戦争の中では敵の手抜かりを探す必要があるのではないか、このためこの時の防御突破の成功で各国は揃ってこの種の攻撃法式によって非常に大きく震撼させられたのである。

この種の低空防御突破任務を完成させようとすれば、まず目標に乗じるチャンスがある必要があり、あまりにも大きなリスクを冒すことはできない。しかる後に先進的なキャリアたる飛行機を有し、スムーズに防御突破し、ミサイルを発射し、帰投する過程を完成できる必要があり、さらにしかる後に対艦ミサイルが凄いものである必要がある。特に各国が艦隊の防空をどんどん重視し、防空体系がどんどん先進的になる前提の下、21世紀の戦闘機はすでにステルス時代に入っており、もし任務を執行するキャリア機をステルス機によって担当させることができれば、相手方にとってはまた1つの全く新しい技術的脅威と言える。

何故「また」と言うのか。それは「エクゾセ」ミサイルが「シェフィールド」号を撃沈した成功の要素の1つが技術的突然性だったからである。このことはイギリス海軍にとって「私は見たことがない。『エクゾセミサイル』を見たことがないのではない。この種の攻撃法式を見たことがない。」だった。

ネット上に明るみに出た殲-20試験飛行の動画を根拠にすると、殲-20は4つのサブタンクを搭載して飛行できる。非常に多くの人は殲-20は自ら武技を捨てている、何故ならステルス戦闘機にとって、機体の弾薬庫を開くことさえ自らを暴露させるのに、4つのデカぶつを搭載するなどましてや論外だ、と語る。だがこれは実は殲-20が多用途戦闘機であることを示しており、サブタンクの搭載は殲-20の機体の強度が基準に達しているか否かを検証できる。

技術の発展および戦闘機の研究開発難度がどんどん高くなるのと共に、単純に1機種の飛行機を研究開発するコストパフォーマンスは高くなくなり、現在世界で主力の第4世代機、第5世代機は基本的に全て強大な空戦、対地攻撃能力を有する。アメリカはF-22戦闘機の対地攻撃能力を不断に強化しつつあり、しかもアメリカのF-35は多用途なだけでなく、さらに三軍共用である。一方殲-20に関して言えば、今4つのサブタンクを搭載でき、ならば当然対艦ミサイルが搭載でき、殲-20は完全に殲轟-20に発展することができる(頑住吉注:「殲ー〜」は戦闘機、「轟ー〜」は爆撃機、「殲轟ー〜」は戦闘爆撃機です)。

対艦ミサイルを搭載した殲-20は防御突破の時ステルス性は当然なくなっているが、ステルス戦闘機のステルス性は特性の1つでしかない。殲-20は超音速巡航能力の助けを借りて素早く発射区域に到達し、この過程の中でステルス戦闘機の強大な態勢感知能力、情報化能力の助けを借りて遅れず脅威の情報をキャッチし、もし脅威があれば直ちに超音速巡航をもって帰投することができる。もし投弾に成功したら、殲-20は改めてステルス性を具備し、直ちに超音速巡航で帰投でき、非常に大きく生存確率が上がり、このため殲轟-20の敵サイドの艦隊に対する脅威度は殲-16に比べずっと大きくなる。

殲轟-20の対艦攻撃は一方面でしかなく、地上目標に対する攻撃も決定的作用を果たし得る。アメリカは1980年代に世界初のステルス戦闘爆撃機F-117『ナイトホーク』を就役させた。湾岸戦争中、多国籍部隊が出動させた飛行機はのべ10万機で、F-117の出動はたった1271回だったが、それでもう正確に40%の高価値目標を破壊し、ステルス戦闘爆撃機の危険な環境下での極めて高い生存率を体現した。だがF-117には維持保護が困難、製造コストが非常に高い、空戦能力がないという問題があり、こうした欠陥にかんがみて、米軍は2008年にF-117を全部退役させた。だが殲-20にはこうした問題は全くなく、殲轟-20は正確制御誘導爆弾を内部に置かれた弾薬庫内に搭載することができ、超機動能力は発見されるのを有効に避けることができる。もし発見されても依然第5世代機にしかない優勢な戦闘ができ、あるいは超音速巡航で逃げることができる。

殲-20の改装ポテンシャルに比べ、アメリカのF-22戦闘機のそれはずっと小さい。まずF-22は確かに非常に強大で、非常に先進的でもあるが、F-22の過度にコンパクトな設計は前世紀には適合したかもしれないが、現在ということで言えばこの点で殲-20にちょっと及ばない。殲-20はF-22に比べ大きいが、ステルスには影響せず、この点は巨大な機体を持つB-2ステルス爆撃機が証明できる。当時F-22の競争相手だったYF-23もF-22に比べずっと大きかったが、YF-23の性能はF-22より決して弱くはなかった。このためF-22の過度にコンパクトな設計は航続距離を制限し、改装のポテンシャルも制限している。

アメリカがF-22を設計した時、冷戦の需要のため、主に強調したのは制空! 制空! 制空! だった。このため殲-20は後発の優勢にかんがみており、初の第5世代機の戦闘爆撃機型はまず殲-20から生まれる可能性が高い。


 F-35が戦闘攻撃機なわけですが、まあ確かに機体サイズの関係で殲ー20の方が有利な面も出てくるでしょう。

12月15日

 中国の小火器関連です。

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95式小銃は間もなく淘汰される? 中国最強小銃はすでに部隊への装備を開始

外国メディアの報道によれば、2016年にフランスは10万挺のHK416A5小銃を購入してフランス部隊に装備し、すでに装備されて40年あまりのブルパップ小銃FAMASに取って代わらせると宣言した。ひとたびこうなるや、世界五大常任理事国の中で中国とイギリスだけがまだブルパップ小銃を装備することになる。だが今中国最強のZH05式アサルトライフルはすでに部隊への装備が開始され、あるいは遠くない将来に95小銃はもう淘汰されようとしているのかもしれない。

中国が現在使用すること最も広範なのは95式ブルパップアサルトライフルであるが、ブルパップ小銃誕生当初の目的は一字だった。「短」! 19世紀から20世紀までの期間は銃器発展のピークで、無数の古典的な銃器がこの時に研究開発された。1899年にイギリス人は第二次ボーア戦争の中で、MLEリーエンフィールド小銃は実際長すぎで、騎兵の使用に適さないことに気づいた。そこでイギリス人は1901年にThorneycroft式ボルトアクションカービン銃を製造した。ブルパップ小銃は短いため、銃全体の重心が水平方向でグリップ後方により接近する。

射手が銃を挙げ照準するのに便利で、疲労しにくくかつ必要な時は片手射撃ができ、戦士が片手を空け例えば手 榴弾の投擲、車両の操縦などその他の任務を完成するのに有利である。だがブルパップ小銃はそれにもかかわらずコンベンショナルな小銃のように握り、銃を挙げ、照準する問題が非常に良く解決できない。携帯に便利なため、非常に多くのブルパップ小銃はグリップを設置しているが、このことは照準線が高すぎるという欠点をもたらしており、照準線が上がると、射手がプローンあるいは掩体の後方から照準する時に射手の上半分の暴露が多すぎる結果をもたらし、銃弾を受けて負傷する確率がより大きくなる。科学技術の発展と共に現代の非常に多くの銃器は光学照準鏡を装備するが、ひとたびこのようになるや元々非常に高い照準線がさらに高くなり、射手の危険性もより大きくなる。

ZH05アサルトライフルは中国が2010年に研究開発を開始した、単純でまた精巧な、同時にスマートグレネードランチャーを装備したアサルトライフルである。それはアメリカのXM-29および韓国のK-11スマートグレネードランチャーとよく似ているが全く別クラスの製品でもある。ZH05は重量たった5kgで、5.8mm口径を使用し、中国のQBZ-03小銃を基礎に研究開発されてできたものである。ZH05はアサルトライフルの比較的大きな火力密度を持つだけでなく、また20mm射程コントロール多用途グレネードランチャーを持ち、グレネードランチャーの射程は700mに達し得る。より興味深いのは、さらにコンピュータ制御(照準)システムを配備し、正確度を非常に大きく向上させていることである。2014年末までに、中国はすでにZH-05のために3種の類型のグレネードを研究開発し、爆発後微細な小弾丸に変わるもの、および防御水準の比較的高い相手を専門に殺傷し装甲を貫通できるもの、歩兵のルートをクリーンアップできるものである。

2014年にこの小銃は解放軍海兵隊に配備が開始されただけでなく、しかもその他の兵種の部隊にも装備が開始された。ZH05アサルトライフルはその信頼性の高い性能、多機能総合システムに頼って軍の高度の重視を受けたが、現在ZH05アサルトライフルは部隊に大量装備されていない。何故ならZH05アサルトライフルは新世代アサルトライフルであり、まだ多くの不足のところが存在するからである。中国の科研人員も不足のところに照準を合わせ改良を行うだろう。加えて大規模換装が必要とするコストも比較的大きく、このため大規模部隊装備しようとすればまだ一定の時間を必要とする可能性がある。


 面白いことは面白いんですが、重量がこの種のものとしては軽いといっても5kgあるのではこの小銃を主力にするには無理があり、支援火器として一部の射手に配備する方が現実的で、それならアサルトライフルと一体化する必要も必ずしもないのではという気がしますね。

12月16日

 中国の爆撃機関連です。

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中国最新型爆撃機はさらに空戦ができる もっぱら敵の早期警戒機、給油機、戦略爆撃機を打撃

2016年9月、中国空軍司令員の馬暁天は航空開放活動の中でメディアに向け次のように事実確認した。わが国は一段と力を入れて新世代の遠距離戦略爆撃機を研究開発しつつある。馬司令はこの爆撃機の具体的機種を説明していないが、全く疑問なくこれは轟ー20プロジェクトが初めて正式に当局によってその存在が承認されたものである。これ以後官製情報漏洩のオーラをまとった轟ー20はすぐに成功裏に広大な軍事愛好者たちが首を長くして待ち早く見たいと願うスーパーヘビー級のスターとなった。だが俗に好事魔多しと言う。皆丸々一年待ったが、轟ー20の影さえも見えず、それにもかかわらず意外にももう1機種の「新型爆撃機」が出現した。これこそ轟ー6系列の最新メンバー、轟ー6Nである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「轟ー6Nの外観上の轟ー6Kとの主要な差異は空中給油管が追加されていることである」)

轟ー6は我が国がソ連のツポレフ-16爆撃機を基礎に開発してできた亜音速中型爆撃機で、現在中国空軍と海軍航空隊が装備する唯一の爆撃機でもある。この爆撃機は一連の改良型を派生させており、その中で現役最新で最も先進的な機種は轟ー6Kである。轟ー6KはD30型ターボファンエンジンに換装され、機体構造が設計し直され、かつ全く新しいレーダー航空電子システムを持ち、弾薬搭載量は10トンを超え、航続距離は 8000kmを超え、作戦半径は3000kmを超え、6発の遠距離対地巡航ミサイルあるいは多くのタイプの正確制御誘導武器が搭載でき、我が国が第一列島線、第二列島線の重要な目標を打撃する需要を基本的に満足させている。一方最近明るみに出た轟ー6Nは轟ー6Kの大規模改良型である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「弾道ミサイル空中発射は轟ー6Nの最も得意とする技である」)

疑問を提出する人がいるかも知れない。我が国はデラックスな轟ー20を研究開発中であるのに、さらに継続して轟ー6というこの骨董品をいじくりまわす必要があるのか? 答えは当然 YESである。なぜなら轟ー20の位置付けはハイエンドの遠距離ステルス戦略爆撃機であり、米軍のB-2、B-1に似ているが、このクラスの爆撃機の製造コストは極めて高く、B-2を例にすると、米軍はわずか20機しか装備しておらず、轟ー20の数も必然的にあまり多くはならないだろう。わが国にはコストが低廉で、コストパフォーマンスがずば抜けたローエンドの爆撃機を装備して頻繁で重大な「泥運び」任務を執行させる必要が大いにあり、轟ー6Nは疑いなく非常に理想的な選択である。轟ー20とセットになるローエンド製品であるが、轟ー6N性能はしかし少しもローエンドではなく、甚だしきに至ってはさらに轟ー20さえ持たない得意技がある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「我が国は空中発射弾道ミサイル技術に対し早くから蓄えがある」)

轟ー6Nの主要な設計思想は、機腹部の重量受け入れ強度を特別に強化し、いくつかの我が軍のその他の飛行機では搭載できない特殊武器、例えば超音速ないし極超音速の大型空対艦ミサイル、強化された地下掩体の破壊に用いるトン数が大きく寸法の大きい通常爆弾等々を専門に搭載すること、さらに重要なのは東風ー21から改良された空中発射型弾道ミサイルを発射し、地上、海上目標に対し遠距離正確打撃が実施できることで、我が軍の空中打撃能力向上に対し疑いなく根底から覆す性質の突破である。ロケット軍は東風ー21D、東風ー26に代表される対艦弾道ミサイルを装備しているが、陸上発射車による搭載運搬を採用しているため、配備の柔軟性と打撃範囲がいずれも相当程度の制限を受ける。轟ー6Nは対艦弾道ミサイルを搭載して飛び立ち、全く苦労なくもう何千km機動でき、相手の意表を突き、攻撃への備えを間に合わなくさせ、したがって敵サイドは防ぐに防ぎきれず対応し難い。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「B-1B戦略爆撃機の『空対空ミサイル武器庫機』方案は轟ー6Nによって現実のものとなる」)

しかも空中発射型弾道ミサイルは搭載機に頼って十分な初速と発射高度を獲得し、さらにきわめて大きく射程を延長し重量を軽減することができる。陸上基地型東風ー21は重量が14トンに達し、射程は2000kmである。空中発射型東風ー21は10トン以下に制御でき、同時に射程が延長される。これだけではなく、轟ー6Nはさらに兼職で「空対空ミサイル武器庫機」となれる。米軍はかつてB-1B戦略爆撃機によって大量の遠距離空対空ミサイルを搭載し防空遮断任務を執行させることを計画したが、当時の技術的条件に制限されたため実現しなかったにすぎない。轟ー6Nの性能が先進的な大口径機載レーダーに頼り、さらに我が軍の現在装備する超遠距離空対空ミサイルが加われば、まさに絶妙の取り合わせである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「航続距離が長く弾薬搭載量の大きい轟ー6Nは我が軍空母戦闘群の守護神である」)

航続距離が長く弾薬搭載量が大きい優勢を利用し、1機の轟ー6Nは1回で2、30発の超遠距離空対空ミサイルが搭載でき、我が軍空母戦闘群の遠海での長時間の活動に随伴でき、さらに艦載戦闘機の有効な支援が得られ、敵サイドの早期警戒機、給油機、戦略爆撃機などの空中目標に対し超遠距離飽和攻撃を実施し、敵サイドの空中戦力の脅威を有効に遮断する我が方空母戦闘群の火力スクリーンを形成する。轟ー6Nはさらに空中受油能力が増加しており、最大航続距離を15,000km以上に延長し、戦時において任務の弾力性が非常に大きく増加するだけでなく、平和な時期にも仮想敵に対し威嚇的性質の空中巡航が実施でき、甚だしきに至っては周辺の隣国の本土をめぐって一周することさえ問題ない。轟ー6Nは「陸海空無敵」の万能選手とさえ呼べ、必ずやわが国空中戦略打撃力量の中の不可欠の重要な一部分となる。(利刃/晨言無語)


 轟ー20が戦力化されるのはまだまだはるか先だと思いますが、この爆撃機はすぐでしょうし、日本に対しても大きな脅威となるでしょう。爆撃機自体は攻撃に対し脆弱でしょうが超遠距離から巡航ミサイルを発射するなら欠点は基本的にカバーされるでしょうし。

12月17日

 中国国産空母関連です。

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良い情報:国産002型10万トン級空母が近く着工へ 第5世代戦闘機を配備

我が国が完全自主研究開発する国産001空母は月末に全面海上試験を行う可能性がある。1か月近い艤装と停泊試験を経た後、最新のネットに伝わる画像からは、001空母の現在の状態がほとんどすでに完成していることが見て取れ、空母上の足場はほとんど撤去され尽くしている。

さらに人心を興奮させる情報があり、わが国の002空母もすでに最近正式に建造に着工された可能性がある。

この情報のソースは江南造船工場のある通告で、江南造船集団は12月10日にあるプロジェクトの入札募集広告を発表し、このプロジェクトは「特殊船舶」研究開発保障プロジェクトで、具体的な工程は全長392m(ドック内部分の全長375m)、全幅76mの移動可能な風雨よけシェルターである。プロジェクトの着工時期は来年1月で、完成時期は来年の6月である。公告の内容の中からは、全長392m、全幅76mのオーバーハングした甲板が見て取れ、これは明らかに空母にあるべき数値である。

かつ次のことを連想させる。何日か前、江南造船工場は公告を発表し、同工場は11月12〜15日に東部新区に対し交通管制を実行したとし、これによればある重要指導者が光臨して視察、指導し、かつすぐ続けて江南造船工場の歴史の回顧と未来の展望を発表した。業界第関係者は、こうした情報はすでに比較的はっきりと証明できるが、国産新世代の002型空母はすでに正式に着工されており、着工時期は11月16日前後である可能性が高い、とする。

全く疑問がないのは、002空母がもはやすでに「遼寧」号のグレードアップ版ではなく、全く新しい時代をまたぐ力作のはずだということで、江南造船工場が発表したデータを「遼寧」号自身の全長全幅のデータと比較してみると(「遼寧」号空母は完成後全長304m、全幅75m)、国産002空母は「遼寧」号に比べ顕著により長く、つまりこれはトン数がより大きいだろうことを意味している。簡単なデータから換算してみると、国産002空母のトン数は10万トン前後だろう。

ならば、国産002空母はどんな発進方式を採用することになるのだろうか? どんな艦載機を搭載するのだろうか?

全く疑問がないのは、何度もの試験と検証を経た後、電磁カタパルトは蒸気カタパルトに比べ顕著な優勢を有しており、しかも未来の実戦の要求に基づき、飛行機の発着頻度と空母甲板の使用効率に対して言えば、電磁カタパルトが疑いなく現在の段階でより適した選択だということである。「遼寧」号と国産001空母の段階的性質の使用試験を経た後、我が国の新型空母002型はより高い起点とプラットフォームを有するはずで、発着頻度、発進重量、弾薬搭載のトン数、燃料搭載量は空母+艦載機の作戦能力を決定し、このため我々はずっと空母を持つだけの段階にとどまらないだろう。必要なのは実戦化された作戦能力である。

最近、沈陽飛行機集団も、殲ー15と殲ー31の生産ライン、生産作業場をハイテンションで明るみに出し、この常態とは一変したことの背後はきっとより大きな動作があることを意味している。加えて、殲ー31の1か月近くの頻繁な試験飛行から見て、艦に搭載される可能性は非常に大きく高まっている。中央テレビの番組である張召忠が参加したインタビュー番組の中で、張召忠もとっくに殲ー31が艦に搭載される可能性を分析したことがあるが、現在唯一の不確定要素は、現在までにまだ折り畳み翼の殲ー31の試験飛行が見られないことである。

どう言おうと、国産002空母が搭載する艦載機は「遼寧」号の当初の装備に比べやはりきっとグレードアップがあるだろう。第五世代ステルス戦闘機の艦への搭載は動かしがたい事実である。殲ー31であろうと、改良後の某機種であろうと。現在わが国海軍が調達する戦闘機のリストから見て、殲ー15の他、いかなる国からいかなる機種の艦載機も購入しておらず、このことは側面から我が国が自主研究開発する第5世代戦闘機が艦に搭載されることの信頼性を証拠づけている。


 ちょっといろいろな材料を楽観的につなぎ合わせているような印象も持ちますが、いろいろな状況からして現実味のない話ではないと思われます。






















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