コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその265

1月29日

 中国空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20180125/32006277_all.html#page_2


保障艦はすでに来た 煙突は煙を上げている 国産空母の航海試験はまもなくか?

最近、中国初の国産空母があるいは初の航海試験を行う準備をしつつあるのではとの推測が多くの域外メディアの報道の中に出現し、この他、空警-600艦載早期警戒機の研究開発が開始され、中国はさらに殲-15をベースとした一連の戦闘機を発展させており、これには複座型機や電子戦機が含まれ、一方新型艦載練習機も考慮中である、とするメディアもある。

初の国産空母、航海試験を準備?

「週刊ジェーン安全保障業務」ウェブサイト23日の報道によれば、艦ナンバー89の中国空母試験保障艦はすでに大連に到着し、かつ中国第2の空母(001A型空母)付近に停泊している。このことは外界の、中国がこの空母に近い時期に初の航海試験を行わせるため準備をしつつあることに関する推測を引き起こしている。報道は、ネット上に流れ伝わる001A型空母の煙突が煙を上げている画像はこの推測をさらに激化させ、ある分析はこのため空母の動力装置の試験も進行中だと考えている、とする。

報道は、中国初の空母遼寧艦初の航海試験の期間、「徐霞客」号試験保障艦(艦ナンバー88)がほとんど終始この長さ304.5mのこの空母のかたわらにに随伴していた、とする。「徐霞客」号は最多で2500人を収容することができる。「徐霞客」号の姉妹艦(艦ナンバー89の保障艦)の画像に関しては2017年に初めて出現した。当時、この保障艦は広州で建造中だった。報道は、新型保障艦は001A型空母の初の航海試験の中で似た役割を演じることになるとみられる、とする。

各種の推測は存在するが、中国当局は依然001A型空母がいつ初の航海試験を展開するかにつきまだいかなる態度表明もなしてはいない。以前の画像は、この空母が2017年11月末にすでに346Aフェイズドアレイレーダーのアンテナアレイ面の取り付けを完成させていることをはっきり示していた。また、2017年12月中旬、この空母はさらに衛星通信アンテナを取り付け、その後さらに電子支援装備と電子対抗アンテナを配備した。文章は、001A型空母が初の航海試験を展開する確実な期日は依然知り得ないが、ここ何ヶ月か以内である可能性が高い、とする。

中国空母専門家の李傑は24日「グローバル時報」記者のインタビューを受けた時、一連の空母の動態から見て、近い時期に初の航海試験が行われる可能性は比較的高い、とした。具体的な航海試験の時期に関し、李傑は次のように考える。現在まだ予測は非常に難しいが、総合保障艦は主に航海試験の期間に艦員、工程技術人員など関係の人員に住居、休息などの保障を提供するためのもので、もし関係の人員がすでに乗艦していたら、艦艇は長時間港に留まることはないだろう。この角度から見て、航海試験までの距離は遠くなくなっているはずで、甚だしきに至ってはジェーンの分析する何ヶ月かに比べさらに早いかもしれない。李傑は、もし国産空母が近くもう航海試験したら、去年4月の進水からの距離がまだ1年に満たず、このことは空母研究開発の全体的進展が比較的スムーズであることを説明する、と考える。


 この後は昨日紹介した記事と大筋だぶっているので省略します。遼寧艦と大きな差がない初の中国国産空母に関してはスムーズに行っても不思議ではないですね。

1月30日

 中国の電子戦機関連です。

https://www.weibo.com/ttarticle/p/show?id=2309404199732573556711


中国、初めて電子戦轟-6G爆撃機を明るみに出し世界の強烈な関心を引き起こす 台湾、日本あわてる

中国国内の電子戦型轟-6G爆撃機に関する報道は域外メディアの強烈な関心を引き起こしている。インドメディアは特にこの南海をカバーできる電子戦爆撃機に対し濃厚な興味を示し、それは非常に大きく中国海軍が現代の戦争に勝利する能力を高める、とする。少し前、我が国の海軍南海艦隊が組織した、西太平洋空域に赴いての軍艦、実戦機対抗演習の中で、「最新」の電子戦機が珍しくも公開されお目見えした。轟-6Gの装備は空軍が遠海に行けるか否かというこの問題を解決し、一定の意味の上で空軍の革命的性質の進歩でもある。

電子戦機とは何か? それは専門に敵サイドのレーダー、電子制御誘導システムや無線電子通信設備に対し電子偵察、妨害、攻撃を行う飛行機で、敵サイドの偵察レーダーを失効させ、大出力のマイクロ波や電磁パルスあるいは対輻射ミサイルを利用して相手方の電子システムに対しソフト打撃あるいはハード打撃を行うことができるもので、特に大出力マイクロ波と電磁パルスは電気回路に瞬時の高圧を生じさせ、結果的に電気回路板を焼いて破壊し電子システムを完全に麻痺させることができる。そして結果的に我が方の飛行機が軍事作業を行うのを援護する。電子戦機の最も典型的なものは他ならぬ米軍のEA-18G「グラウラー」である。

EA-18G「グラウラー」電子攻撃機はアメリカ海軍のF/A-18E/F「スーパーホーネット」複座戦闘攻撃機を基礎に発展研究開発してできたものである。EA-18Gは新世代の電子対抗設備を持つだけでなく、同時にさらにF/A-18E/Fの全部の武器システムとずば抜けた機動性能を留保しており、先進的な設計はそれを空母の飛行甲板でも陸上でも比較的良く機載電子攻撃(AEA)任務が遂行できるようにさせる。専門家たちは評価し、「グラウラー」は現在戦闘力最強の電子妨害機でもあるし、また電子妨害能力が最も強い戦闘機でもある、と語る。

正真正銘の電子戦機として、EA-18Gは非常に強大な電磁攻撃能力を持つ。ノースロップ・グラマン社がそのために設計したALQ-218V(2)戦術受信機と新たなALQ-99戦術電子妨害吊り下げポッドのおかげで、それは高い効果で対地対艦対空ミサイルのレーダーシステムに対する制圧任務が執行できる。それまでの電子妨害は往々にして某周波数帯をカバーする櫛状波を採用したが、敵サイドのレーダーは単に若干の特定の周波数のみで機能する。このような妨害方式はエネルギーを比較的広い周波数帯の上に分散させ、まるで電磁スペクトルに対する「絨毯爆撃」のようで、支払う出力の代価はあまりにも大きい。周波数ジャンプ(FH)能力を持つ抗妨害システムの出現後、伝統的な妨害方式は毎秒間に発射する周波数が常に数回ジャンプする通信基地やレーダーに有効に対応できなくなり、妨害効果は徐々に大きく割引になった。中国の電子戦方向の能力建設は、米軍とではまだ比較的大きな隔たりがある。

報道の中で発表された外形から見て、この吊り下げポッドは寸法が比較的大きく、戦闘機が広範に使用する自衛型電子吊り下げポッドではないはずである。

爆撃機を用いて電子戦吊り下げポッドを搭載し専業電子戦任務を担わせるのは決してよく見られることではない。これまでのアメリカの専業電子戦機も通常一定の機動性を持つ戦闘爆撃機や攻撃機で、例えばEF-111、EA-6B、EA-18Gである。だが大型機を用いて電子戦機に改装するのには先例もある。中国には運-8をベースにした運干-8があるし、米ロにもC-130やアントノフ-12輸送機ベースの妨害機があり、アメリカは甚だしきに至ってはかつてB-52を基礎にして改良し専業の防衛区外電子戦機を研究開発することを計画した。

轟-6Gのお目見えは、我が国が全世界に向け、我が国の空軍はすでに多様化された能力を持っていると表明するものである。現在の戦争は電子情報間の戦闘で、飛行機の航続能力はすでに主要なものではない。もし遠海で広範囲の情報支配を取得できたら、疑いなく戦争の命脈を握ったことになる。轟-6Gは空軍のこの空隙を解決し、影響は深遠と言うべきである。


 大型機をベースにしたのは妨害装置の水準がまだ低くて大型化せざるを得ないためとも考えられ、また大型化してもアメリカと同等の水準に達している保証はないわけですが。

1月31日

 殲ー20関連です。

http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPHbsPHnknj0LP1n4Pjc4rHmk&from=tuijian&pn=1


殲-20の飛行のコストが論争を引き起こす 最も金があるアメリカさえもが驚き叫ぶ:勝てない

我が国で最も優秀な第5世代機を挙げようとすれば、きっと殲-20を置いて他にはなく、この戦闘機は我が国が生産する技術水準最高の戦闘機でもあるが、まさにこのような切り札と称するに堪える戦闘機でも国内には非常に多くの論争があり、特に飛行のコストの上で、多くの反対者は殲-20を養うのは金をどぶに捨てるようなものだとする。ならば殲-20は一体どれだけ金がかかるのだろうか?

この問題を討論するにはまず飛行のコストはどのようにして計算できるのかを理解しなければならない。ロシアのスホーイ-35を例にすると、中国に販売した1機8000万アメリカドルは、約5億人民元前後に相当する。これは単に機体のコストだけである。試験飛行する飛行機として、各種機載試験設備を加えていくと、飛行機の販売価格は少なくとも倍増する。その機体寿命は約2000〜4000時間(成熟後の大量生産で可能な寿命延長は算入せず)。このように計算していくと、単に機体の製造コストを寿命の上に分配していくと1時間あたり20万人民元近くになる。

殲-20に関しては、1機の殲-20の製造コストがどれだけあるかは言わずもがなだが、単に飛行のコストを語っても非常に見るべきものがある。用いるのが軍用の航空燃料のため、その燃料のコストは毎時間もうすでに30万近くなる。またさらに各種保障設備、車両の使用の費用、および飛行機の維持修理、維持保護のコストや空、地勤務人員の賃金、食や宿そして各種手当などを考慮する必要があり、各種雑項目の費用を一緒に加えていくと、毎時間5万人民元相当より多くなることはあっても少ないということはない。このように総計すると35万である。

またさらに検査修理時に交換する部品があり、およびさらにしばしば失われた分を補充塗装する必要があるステルス塗料、といったように計算していくと1機の殲-20の毎時間の飛行のコストは50万近くなる。そしてこの価格なら性能が非常に凄い小型乗用車が完全に買える。アメリカのF-22の飛行のコストは4.4万(およそ28万人民元前後)アメリカドルでしかない。なるほど殲-20に関し最も金のあるアメリカさえも「勝てない」と驚き叫ぶわけである。だがこれは我が国の経済水準が急速に高まることの表れの1つでもある。


 研究開発のコストを算入すれば当然さらにはるかに高くなるわけですが、これは生産数が多くなれば1機あたりでは相対的に安くなりますね。日本が使うF-35はどうなんでしょうか。

 空母に関する一般論ですな。

http://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPH64rjDdPHDsP1Tvn1cznWms&from=tuijian&pn=1


何発のRPGで岸から100m離れたニミッツを撃沈できるか? 全く可能性はない

1隻のニミッツ級空母が岸から100m離れていたら、最小何発のRPGで撃沈できるか? 岸から100m離れている場合は言うまでもなく、たとえ零距離でもRPGはニミッツ級を撃ち抜く、甚だしきに至っては撃沈する能力は持たない。最も主要な原因はロケット徹甲弾は全て射流に頼って人員を殺傷するものだということである。もしニミッツ級を貫通しても、あまり大きな損傷をもたらすことはないだろう。せいぜい船体に穴を開けるというところで、甚だしきに至っては燃焼を引き起こすことさえ非常に難しい。もし非常に大きな120mm迫撃砲、155mm榴弾砲でも、決してニミッツ級空母を撃沈する能力は持たない。ニミッツ級といったような大型空母は、もし専門に設計した水密隔離船室を計算に入れなくとも、その内部の船室はやはり千以上の多さである。単にこのような種類の痛くもかゆくもない攻撃に頼ったのでは、ニミッツ級空母を撃沈することは非常に難しい。

しかももし威力がより大きく、装甲貫通能力がより強い対艦ミサイルでもアメリカのニミッツ級空母を完全に破壊するのは非常に難しい。アメリカは空母を設計、建造する時、一般にいつも空母の船体に対し試験を行う。例えば衝撃に抗する試験、鋼板に対する打撃に抗する試験である。アメリカ号空母(頑住吉注:2005年沈没。標的艦として処分された最大の艦だそうです)はアメリカ空母の防御力の最も良い証明で、破壊試験を行う時、小は各種機関砲や小口径艦砲、大は魚雷、さらに一連のミサイルがあったが全てアメリカのアメリカ号空母を完全に撃沈することはできず、最終的にそれはアメリカ海軍によって自沈させられるしかなかった。このことは空母が想像の中のように脆弱では絶対にないことを証明するのに足り、もし空母に戦艦のような厚く重い装甲がなくても、その多くの水密船室は戦艦同様の防御能力を賦与し得るのである。

第二次世界大戦からは、排水量が同じく3万トンの空母と戦艦では、空母が常により多くの魚雷や航空爆弾を受け入れることができることが見て取れる。イギリスのバーラム号と日本の大鳳号を対比することからは、バーラム号は魚雷命中後迅速に転覆爆発し、自らを救ったり逃亡したりする時間さえ船員には残されていなかったことがすぐに見て取れる。一方大鳳級空母は魚雷の命中後それにもかかわらず依然作戦能力を保持することができ、かつ作戦状態を保持した。大鳳号はガス漏洩が原因で最終的に致命的な爆発を起こしたが、それでも空母が打撃に抗する上で戦艦に比べずっと強いことを証明するのに足りる。このためどんなに多くのロケットランチャーを用いてもニミッツ級空母を撃沈することは不可能である。中国の遼寧艦はニミッツのように巨大ではないが、沈没に抗する能力の上では依然非常に強い。非常に慎重な見積もりでは、もし十何発のハープーン対艦ミサイルが命中しても、遼寧艦は依然自ら戦場を離脱する能力が具備できる。もし多数の494kg航空爆弾が命中しても、遼寧艦は依然沈没しないだろう。もし弾薬庫が致命的な爆発を起こした状況下では、艦体構造に断裂が発生しさえしなければ、遼寧艦は依然消火と浸水した船室の閉鎖によって艦体がさらなる一歩の損傷を受けることを延期緩和しもって支援を待つことができる。厚く重い装甲は常により重く、より速い砲弾によって撃ち抜かれるが、より多くの水密船室はそれにもかかわらず空母が爆弾によって穴だらけになった状況下で、依然浮力を持って救助を待つことができることを保証できる。


 そもそも第二次世界大戦時とは事情が全く異なるでしょうからどうでもいいようなもんですが、日本人からすると大和、武蔵は攻撃に対し非常にしぶとく抵抗し、長門は終戦まで生き残った上原爆による破壊実験にも耐え、一方空母はミッドウェーはもちろん新型の大鳳、戦艦から改装された信濃も含めあっけなく沈んだというイメージですな。

2月1日

 中国とインドの空母関連です。

http://military.china.com/important/11132797/20180130/32025355_all.html#page_2


ロシアの専門家、中印の国産空母を評価:インドの空母は小さすぎさらに事故が頻発

参考情報ネット1月30日の報道 ロシア衛星ネット1月29日の報道は、インドと中国はいずれも各自の初の空母の就役を準備している、とする。

中国メディアはこれにつきいくつかの両国の空母を対比する文章を掲載している。当然、大多数の中国の文章は決まって、中国の空母は明らかにインドの空母より優れていると強調する。ロシアの軍事専門家ワシーリ コーシンは衛星通信社のために文章を執筆しこれにつき評論を加えた。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:2013年8月12日、インド初の国産空母『ヴィクラント』号がインド南部の港コーチンで進水した。新華社発」)

ワシーリ コーシンは次のように語る。興味深いのは、インドの「ヴィクラント」号空母と中国の001A空母はいずれもロシアの同一の会社「ネヴァ設計局」と直接の関係があることを人々がしばしば忘れる、ということである。

この設計局は1931年に成立し、ソ連とロシアの大型水上軍艦を研究開発する重要な科研センターである。

ネヴァ設計局はソ連の1145型大型航空機搭載軍艦の設計機関である。ロシア唯一の空母「クズネツォフ元帥」号および中国初の1143.5型空母もネヴァ設計局によるものである。

周知のように、中国初の空母は1990年代末にウクライナから購入したもので、当時その建造率はすでに67%に達していた。未竣工の空母の他、中国にはさらに1990年代初めに旧ソ連からこういった空母の非常に多くの技術資料を購入した可能性がある。

ワシーリ コーシンは語る。中国が完成させた初の001A型空母は、1143.6型空母のグレードアップ版で、まず武器と電子設備、装備方面でである。またさらに内部の船室のレイアウトに対し改善を行い、ソ連空母の主要な不足を取り除き、したがって空母艦隊の拡大のために可能性を提供した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「001A空母(資料画像)」)

一方「ヴィクラント」号空母の全部の航空技術ツール、すなわち技術的維持修理や戦争をするのに関係あるあらゆる設備と装備は、全てネヴァ設計局によって担当された。この空母のその他の部分の研究開発作業には西側の国(イタリア)とインドの会社による参与もあった。

だがネヴァ設計局の作業は空母の全体的な姿に対し決定的性質の影響があった。

2種の空母の優勢に関しては、「ヴィクラント」号空母は大量のロシアと西側の設備を含有している。

当然、このことはインドの工業能力が中国に比べ隔たりがはなはだ遠いことをも意味している。別の方面では、インド空母が利用するのは全世界の大型メーカーが久しく試練を経た技術である。このため、そのいくつかの性能は中国の空母に比べて良いだろう。

ワシーリ コーシンは、インドの空母は中国の空母に比べずっと小さい、とする。

しかし重要なのは、インドの空母は主にインド洋で活動し、本国の海岸を遠く離れず、同時に陸地の優勢を利用できる、ということをさらに考慮する必要があることである。一方中国人は全世界での活動を準備しており、すでにアメリカのすぐ次の遠征能力を持つ艦隊を作り出している。

根底までつきつめれば、中国の空母建造は主に自らの力量に頼り、長い目で見れば、自らにより大きな自主性を持たせるだろうし、しかも経済的にもより割に合う。

インド人はこの方面でゆっくり行くつもりだが、工業部門の技術専門家の欠乏および技術管理監督水準の低下のため、インドの空母は事故が頻発している。


 心情的にはインドを応援したいところですが、全体的に見れば今のところ中国優位は動かないでしょう。差が縮まるとすればやはりアメリカによる技術支援がカギですかね。

2月2日

 イランのステルス戦闘機関連です。

https://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPHbsrH01Pj63rjnYnWRzPjfz&from=tuijian&pn=1


中米ロいずれも想像できず イランのステルス戦闘機が試験飛行へ 外形は伝統を覆す

イラン元国防大臣のフセイン デーカン准将は、イランによって設計および製造される最も先進的なステルス戦闘機「Qaher(征服者)」は飛行を行う前の最後の試験を行いつつある、と宣言した。同時にフセイン  デーカン准将は、この戦闘機の設計目的は近距離空中支援任務を行うことであるとした。

イランの「征服者」ステルス戦闘機は完全国産化され、その外形と構造は非常に独特かつ比類のないもので、伝統を覆し、中米ロいずれも想像できなかった。

2013年2月、イランの「征服者」ステルス戦闘機は滑走試験を行い、それは単座単発戦闘機で、最大離陸重量は10トン前後のはずである。

イランの「征服者」ステルス戦闘機は先進的なステルス設計を採用し、例えば前に置かれたエンテ翼空力レイアウト、V字型尾翼、ステルスノズル設計などで、機体にはレーダー波吸収塗料を吹き付け塗装してある。

イランの「征服者」ステルス戦闘機が装備するのは国産化されたターボファンエンジンで、資料はこの機が2トン前後の爆弾、正確制御誘導武器あるいは6発の空対空ミサイルを搭載できることをはっきり示している。

もしこの機が成功裏に飛べたら、イランはアメリカ、ロシア、中国に続き、また1つの独立してステルス戦闘機を研究開発、製造する能力を有する国となる。これはイランの軍事専門家と技術人員が近年来各種本土の武器装備を製造する方面で取得した非常に大きな進展である。


 見た感じの完成度は日本の技術検証機より高そうですね。出現当時はハリボテだの設計が不合理だの散々言われてましたが。次もステルス戦闘機関連です。

https://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPHbsrHTYP103P16dP1DYPHDL&from=tuijian&pn=1


5つの方面で殲-20とF-35を対比 F-35はまだあえてアジア第1と称するか?

2018年1月26日、日本の航空自衛隊は初のF-35Aステルス戦闘機を装備し、我が国に続きアジア第2のステルス戦闘機を装備する国となった。F-35ステルス戦闘機は我が国の殲-20と比べてどうなのか? 以下の5つの方面から対比してみよう。

航続距離:殲-20の最大航続距離は6000km、F-35の最大航続距離は2230kmである。

弾薬搭載量:殲-20の武器最大搭載能力は11トン、F-35の武器最大搭載能力は6トンである。

レーダー反射面積:殲-20のレーダー反射面積は約0.01〜0.05平方m、F-35のレーダー反射面積は0.01〜0.045平方mである。

最大飛行速度:殲-20の最大飛行速度は3062km/h、F-35の最大飛行速度は1958km/h である。

作戦半径:殲-20の作戦半径は2000km、F-35の作戦半径は1112kmである。


 どちらの機種もレーダー反射面積に関しては情報の正確度がかなり疑わしいと思いますが。

2月3日

 中国の新型戦車関連です。

https://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQLILIz4YULNYpy7EQhPEUiqGIANVQ1mdnHm1nH01nHf1nHDYrjn4nH6E&from=tuijian&pn=1


中国の新型戦車の秘密を明かす 量子技術を運用、他国の戦車を圧倒

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像:中国の新型30トン軽戦車」)

最近のメディアの報道によれば、湖南省に位置する国営627工場江麓特殊装備製造有限会社は「新型30トン軽戦車」の大量生産を開始する。その時、中国は包頭一机廠と湘潭江麓廠という2本のラインで新たな軽戦車を生産するホットな局面を形成することになる。

あるいは非常に多くの人は新たな軽戦車の性能に対しやや疑いがあるかもしれない。結局のところ人々の主観的印象は、「戦車のトン数が戦力を決定する」なのである。冷戦後西側の戦車はソ連を逆に超越し世界戦車発展の新たなベンチマークとなった。そしてレオパルド2、M1、チャレンジャーなどの西側戦車の重量は相次いで60トンを突破し、このことは人々に「トン数」と「性能」に単純に等号を書かせざるを得ず、こうである以上、中国が大量装備する30トンクラスの戦車は、その性能が多くの人を心服させ得るか否か?

しかし我々が理解することを必須とする一点は、西側戦車の性能はその材料技術と動力システムのおかげだが、整合能力(小さなトン数に頼ってより優れた性能を実現する)といえば、この点は一貫して中ロの戦車の伝統的な強みたる項目だ、ということである。解放軍のこの新たな軽戦車の上で、中国は整合能力を極致まで発揮した。戦車の性能を評価する4大指標の上で、新たな軽戦車はいずれも出色のパフォーマンスを有しており、その性能は中国周辺各方の現役戦車を圧倒することができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像;尾翼で安定するサボ付き徹甲弾」)

まず火力方面であるが、新たな軽戦車はハイプレッシャー105mmライフル砲を採用し、それが使用する新型徹甲弾は貫通深度が均質鋼板700mmにも達し、中国の99A戦車の125mm第三期徹甲弾の性能に近く、これは新たな軽戦車の砲塔尾部コンパートメント装填装置の設計のおかげで、超越的に長い弾芯の弾薬が使用でき、装甲貫通深度を非常に大きく向上させたのである。

次に、機動性方面で新たな軽戦車は天下に比類なしと言うことができ、33トンの戦闘全備重量で何と1000馬力の8V132ZALディーゼルエンジンを搭載している。出力:重量比は30にも達する。一方もし速度をもって有名なフランスのルクレール戦車でも、その出力:重量比は28でしかない。新たな軽戦車の最大速度は時速80kmを超え、オフロード速度は時速50kmを超える。

さらに防御方面であるが、新たな軽戦車は重量の制限のため、メイン装甲の寸法は大きくない。しかし兵器集団が最も新しく研究開発したダブル反応爆発装甲技術のおかげで、新たな軽戦車の反応装甲は成形炸薬弾を防御できる他、徹甲弾に対しても迎撃能力があり、さらに加えてその車体の周囲には分布式紫外線警告探知計測装置がある。その全体的防御水準は伝統的な技術の視線をもって見てはならない。

最後にメインイベントでもある情報化方面であるが、新たな軽戦車の研究開発機関である617工場と201所はいずれもすでに第4世代戦車の研究開発開始を事実確認しており、新たな軽戦車はまさに我が国第4世代戦車の火力コントロールシステムの技術検証車両なのである。その情報化水準はいかなる第3世代戦車とも同日の談ではなく、明らかにされるところによれば、新たな軽戦車は量子穽焦面(頑住吉注:意味不明で検索してもヒットせず)成像照準および新世代量子火力コントロールコンピュータを採用し、光ファイバーデータリンクとC4KISRシステムに頼って情報共有でき、その他の戦場の節目となるポイントとのデータ相互運用、協同交戦、超視距離範囲打撃などの作戦目標を実現する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像:南アジアの陸軍の『T-90S』メインバトルタンク」)

中国周辺が装備する戦車と横向きに対比すると、南アジア諸国の「T-90S」および東南アジア諸国の「T-90A」は依然まだ機械伝動と3BM42旧式徹甲弾のローエンドタイプを採用しており、南アジアの「T-90S」は甚だしきに至っては溶接セラミック装甲がない。一方東アジア両国の「K-2」と「10式」戦車はいずれも徹甲弾を自ら生産する問題を解決し難く、このことは直接的にその装甲貫通深度が650mmより低いよう制限し、しかも両国の国防力量は外国軍の協力援助に深刻に依存し、さらには協同作戦の支持が不可能で、このため交戦距離でも火力でも、新たな軽戦車は東アジア方向でいずれも全面的優勢を占める。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像:東アジアの陸上自衛隊『10式』メインバトルタンク」)

人は見かけによらないというやつで、この中国戦車の技術を代表する集大成者たる新たな軽戦車に関し、その性能は当然単純にトン数に依拠して論を定めることはできないのである。


 確かに外観からはそんなに強そうにも技術的に高度そうにも見えないですね。

2月4日

 ロシアの拳銃関連です。

https://www.hao123.com/mid?from=tuijian&key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPHbkn1D1PH01nWTsPHcdnHm3&type=military


ロシアの制式拳銃MP443、ヤリジンPYa拳銃は徹甲弾を配備

ロシアの制式拳銃MP443、ヤリジンPYa拳銃は徹甲弾を配備する。9mm軍用拳銃で、威力は驚異的である。

ヤリジン拳銃は英文名VIKING、メーカーはMP443拳銃と称する。ロシアの軍用拳銃となった後、軍はヤリジン拳銃と称し、略称PYaで、制式コードナンバーは6P35である。

ヤリジン拳銃は重量950g、送弾数17発、拳銃の設計者はウラジミール ヤリジンで、イジェフスク機械製造工場で生産される。

ヤリジン拳銃はダブルアクショントリガー、大容量マガジン、オールスチール構想を採用し、7.62x25、9mmx19口径が選択使用できる。

現在、MP443拳銃はすでにロシア特別警察隊特別反応チーム、内務省暴動鎮圧特殊部隊特殊用途機動機関、及び北コーカサス地域の特殊部隊に装備されている。


 この銃やプラスチックフレームの姉妹銃に関するドイツの銃器雑誌記事などの記事を翻訳して紹介したのって何年位前でしたっけ。ずいぶん長いこと詳しい情報が出てこないもんですな。

 中国海軍関連です。

https://www.hao123.com/mid?from=tuijian&key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPHbkn1c1njT4njcdrjTLnW61&type=military


駆逐艦が国産ガスタービンエンジンを採用するのはすでに常態 全電力推進は未来の艦船動力の主たる方向

近年来、軍艦の進水する速度が加速し、駆逐艦が国産ガスタービンエンジンを採用するのはすでに常態であり、055型駆逐艦はガスタービン連合の動力システムを初めて使用し、ガスタービンエンジンの応用は加速中で、国外はすでに小型護衛艦にガスタービンエンジンを応用し始めている。全電力推進は未来の艦船動力の主要な発展の方向で、国外はすでに大型軍艦に応用を開始しており、現在わが国には科学試験船への応用があり、間もなく大型軍艦に応用されるものと見られる。

中国海軍艦艇の発展はずっと「小幅の駆け足」の策を順守しており、これは一方においては不断に獲得される新技術を戦闘艦に応用するためであり、同時に例えば動力装置といったようなこの種のカギとなる重要設備の制約も、中国国産戦闘艦の大規模な生産を行い難くさせている。だが052C、D型駆逐艦の大量建造、および055型「万トン駆逐艦」がまもなく登場するのと共に、動力装置の制限はもはやすでに中国の戦闘艦の進歩の歩みを妨げることができないようである。

中国の空母関連技術はすでに国産全電力空母の誕生のために準備を整え済みであるようだが、サブシステムの成熟と全システムの誕生とでは非常に大きな距離がある。将来中国が全電力空母を装備することは中国の空母に対する需要に符合するが、これまで関連技術は駆逐艦、護衛艦などのクラスのプラットホーム上で実用化を実現しており、このように国産全電力空母が成熟した後、それを待つのはもうすでに全電力化を基本的に実現した新時代の海軍である。

艦船の電力運用方面において、わが国の科学技術水準はすでに全世界における第一グループの水準にある。海軍科学技術人員は、2011年には早くもすでに「未来を代表する新型主戦艦船を象徴する性質の核心技術」に触れ、2017年の初め時点ではさらに「中圧直流」総合推進システムの研究開発成功を宣言し、アメリカを引き離すこと10年以上に到達した。しかも電磁カタパルト方面で、遼寧省の某地にある陸上カタパルト試験装置がとっくに運用が成熟し、一声の命令が下るのを待つだけで艦に装備して実用への投入が即可能である。


 中国は増してや日本はもっと遠く引き離していると言ってますが‥‥
















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