コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその285

7月1日

 遼寧艦関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1604253527436191628


良い情報! 遼寧艦が港に帰って大修理 ある重要装備が撤去される 専門家、このような答えを出す

最近、関連のメディアの報道によれば、中国の遼寧艦はすでに港に帰り大修理作業を行っている。今回の大修理ではさらにあるカギとなる重要装備の撤去があったが、ネット仲間はそれにもかかわらずこの撤去された設備の中からある良い情報を見いだした。何故か? 我々は専門家に答えを出してもらおう。専門家は次のように言う。今回撤去された設備はレーダーで、この挙には2つの可能性しかなく、1つは旧レーダーの損耗した部品を維持修理、交換したというもの、もう1つは遼寧艦がまもなく新型レーダーに換装するかもしれないというものである。もし後者の答えなら、遼寧艦の探知計測能力はさらに一歩強化され、戦闘力にはさらなる一歩の向上があり、ならば絶対に良い情報である。

ネット上に明るみに出た画像からは、遼寧艦の艦橋の最も高いところのルーフレーダーがすでに撤去されていることが見いだせ、このレーダーは外観上非常に識別しやすく、独特の背中合わせ設計を採用し、また見たところいささか歪に傾斜しており、遼寧艦だけではなく、我々の054Aおよび現代級上にもこの「歪」レーダーが装備されており、このレーダーはまさに現代級と共に(頑住吉注:ロシアから)中国に来たものなのである。

このレーダーの2つの平板アンテナはそれぞれ異なる(E/H)周波数帯を使用して作動を行い、背中合わせならば相互の間の妨害を有効に避けることができ、一方傾斜したアンテナの目的はより大きなスイープエリアをもたらすことにあり、その低空目標捕捉能力の不足を補い、一定の探知計測距離を増加させることができる。このレーダーは実戦機とミサイルに対する探知計測距離がそれぞれ230kmおよび50kmに達し得る。

一方やや下の位置の何枚かの大きな盾状のものは346A型フェイズドアレイレーダーで、このレーダーのシーンへの出現率も非常に高く、052Dなど多くの機種の戦闘艦上に装備されている。現在世界で艦載フェイズドアレイレーダーを大規模応用できているのは中米両国しかなく、その研究開発難度の高さが見て取れる。ロシアは少し前になってやっと類似の装備を持った。さらに凄いのは我々が最初からフェイズドアレイレーダーだということで、SPY-1型パッシブフェイズドアレイレーダーに比べ技術上1世代先進的だろう。

現在見たところ、346A型レーダーがあり、ルーフレーダーの作用は相対的に言って決して顕著なものではなく、その所在する高度はより高く、低空目標に対する探知計測がやや良いだろうが、その性能は対低空探知計測の高度の優勢が発揮できないことを決定づけており、甚だしきに至っては346Aレーダーと機能上重複が生じる可能性がある。

艦載早期警戒機が艦に搭載される前、低空に対する探知計測能力の欠陥は遼寧艦の1つの弱点となり、短時間内に補われうることも非常に難しい。だがルーフアンテナの撤去はいくつかのシグナルをもたらし、何故なら一般的状況下でレーダーアンテナ自体に問題が出る確率は非常に低く、その他の部位の故障では決してそれを撤去する必要はなく、このためよりあり得る可能性は、性能がより優良なレーダーに交換したというものである。結局のところ50mあまりの高度の優勢の助けを借りることは、疑いなく低空目標に対する探知計測効果を非常に大きく向上させることができる。


 艦載早期警戒機も開発が進んでいるとも言われていますし、そもそも地理的に近い日本や台湾との関係で言えば陸上の早期警戒機でも用は足りるでしょう。

7月2日

 殲ー20関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1604254790249766871


大きな功を立てる! 中国の殲ー20戦闘機が秘密裏に偵察任務を執行 米韓:軍事演習にはすでに保持できる秘密なし

最近、中国公式メディアは公開の報道で、先日中国空軍は多機種の実戦機を出動させて東海の防空識別圏に赴きパトロールを行った、とした。中国空軍は殲ー20ステルス戦闘機を出動させた可能性があるが、人を興奮させるのは、日韓両国がいずれも関連の情報を発表していないことで、このことは、殲ー20が秘密偵察などの任務を執行した時に発見されなかったことを意味している可能性もある。今回殲ー20戦闘機は大きな功を立てたと言うことができる。事実として米韓はこれに対し当然非常に絶望し、甚だしきに至ってはその軍事演習に保持できる秘密はないと叫ぶだろう。

事実、我々の空軍に対し、殲ー20ステルス戦闘機の装備は非常に大きな意義を持つことである。この前もうある殲ー20戦闘機の飛行員が、殲ー20のその先進性は単にその単一の機の性能が非常に優秀というだけでなく、しかもその団体協力能力も非常に突出し、殲ー20は自らの某いくつかの方面の特徴を充分に発揮して我々の空軍のその他の非ステルス戦闘機の作戦を援助することになるだろう、と説明したことがある。

結果的に我々の空軍の体系化された作戦能力に非常に大きな向上を生じさせる。例えば未来の空戦の中で、我々は殲ー20とその他の第3世代戦闘機あるいは第3世代半戦闘機に編隊飛行を行わせることができ、このようだと空戦の中で我々は殲ー20に前進し、それ自身の強大なステルス能力に頼ってまず音もなくひっそりと相手方に接近させることができる。

したがって空中早期警戒機に似た機能を発揮し、我が方の戦闘機を指揮して事前に有利な位置を占めさせ、空戦の逆転不可の戦場の優勢を樹立する。これはステルス戦闘機のある国の空軍に対する最大の意義でもあるはずである。事実、非常に多くの人は我が国の殲ー20のサイズは巨大で、加えてエンジンの推力が不足し、このため戦闘機の機動性低下をもたらすだろうと考えているかもしれない。

このような判断は当然強くとがめるべきではない。現在見たところ殲ー20には確かにちょっとの機動性不足の問題が存在する。だが、非常に多くの人が忘れているかもしれない点は、機体が大きいことは機の重量が少なからず重くなるだろうが、それにもかかわらず非常に多くのメリットももたらすことができる、ということである。例えばステルス戦闘機の燃料搭載量や弾薬コンパートメントもより大きく設計でき、このようだと戦闘機の持続作戦能力がより強大になる。

一方アメリカのF-22ステルス戦闘機はこの点不利で、その総合性能は非常に優秀だが、その機体が比較的小さいため、弾薬コンパートメントの寸法や燃料にはいずれも限りがあり、F-22ステルス戦闘機の航続距離をF-35にさえ比べられないものにさせている。また、その搭載する中距離空対空ミサイルも一定の改修を行うことを必要とし、その後でやっと機体の弾薬コンパートメント内に詰め込むことができる。


 殲ー20がこれに参加したという根拠もないですし、こちらの防空能力を知られないため分かった情報を発表しないのもよくあることですが。

7月3日

 日本の無人機関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1604394003726964220


本当に人を信じ難くさせる:この領域で日本は中国にはるかに立ち遅れる

最近、ゼネラルアトミック社は、5月に日本の長崎で行った「ガーディアン」無人機の大規模試験飛行はすでに満足いく形で終了した、と宣言した。この試験飛行は期間が3週間で、「ガーディアン」無人機の災害救援、科学研究、海洋観測と監視コントロール、情報と監視任務の上での優秀な性能を見せつけた。

ゼネラルアトミックの関連の資料がはっきり示すところによれば、これは初めての日本に向けての「ガーディアン」無人機のデモンストレーションで、2017年にインドが購入を欲した「シーガーディアン」の同型機であり、この機はアメリカ税関に採用されるのと同時に、米軍もアフガニスタン、イラクなどの地で広範に使用するMQ-9「リーパー」無人機の民間用バージョンでもある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は日本で試験が行われた「ガーディアン」無人機。機首に日本の国土を象徴する赤色の標識が塗られている」)

この無人機は遠距離水上捜索レーダー、光学・赤外線カメラ各1台、およびワンセットの短距離空対空レーダーを包含するアクティブ回避システムを持ち、1万mの高空での連続滞空が20時間にも達することが可能で、操作手のコントロールの下、大面積の海域を監視下に置き、海上の船舶を識別し、有効に各種不法海上活動を打撃することができる。同時に、そのセンサーが獲得したデータは科研機構、および有効な空域監視コントロールの建立に対しても非常に重要な作用を果たす。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像はアメリカ税関のためにサービスする「ガーディアン」。この機は国境捜索、対密輸や災害応急反応に用いられる。」)

実際、無人機は2回の世界大戦時にもうその雛型の出現があり、現代の無人機は制御技術の急速な成長に頼り、さらに比類のない特性を得ている。すなわち、比較的低い操作コントロールのコスト、極めて高い航続時間、そしてセンサーの互換性、これらは全て無人機を航空機の前線の大勢の赴くところとさせている。軍用だろうと前述の民間用領域だろうと、各国いずれも積極的に各種用途の無人機を研究開発し、その用途は撮影、宅配、災害救援、災害追跡、地理探査、安全検査、精密作物監視測定、小規模な農薬・肥料噴霧、国境監視や法執行等々を包括している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は農地を飛行する植物保護無人機。農薬噴霧と武器の投射は実は技術上紙一重でしかない。」)

疑いの余地なく、無人機研究開発・設計と製造の上で、中国はすでに世界の前列を行き、自主的な各種無人機の技術財産権を持っている。小型無人機方面で中国企業はすでに全世界の70%の市場を占拠しており、甚だしきに至っては政府方面はすでに無人機使用関連の法律法規の完備を開始している。振り返って「ロボット強国」と自慢する日本は、この方面でいささか鈍く遅れが目立っている。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像はHIROBOが登場させた電動有人ヘリHX-1.回転翼無人機が大流行な今日、この機は明らかに袋小路を行っている。」)

日本はそれ自体の社会特性と商業模式ゆえに、無人機方面でも鈍く前進しているが、会社間の技術障壁が高くそびえているため、技術財産権を持つ多業務会社は新生プロジェクトに対し決して熱心でなく、逆に「電気駆動有人ヘリ」といったような「邪道」に向かい、無人機産業を選択した小会社が、国内大企業の技術障壁に打ちのめされ、歩み始めが遅かったためプログラミングの水準が比較的劣り、国際的に自らのブランドを鳴り響かせることができず、虚しく日本のモーターや光学機材の上での優勢を消費し、充分に発展した市場シェアを獲得することができず、ローエンド無人機には市場がなく、ハイエンド無人機は買うに頼るしかない結果をもたらしており、本当に人を扼腕せざるを得なくさせる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は武器を搭載したMQ-9「リーパー」。あるいは日本方面が本当に欲しいのはこれかもしれない。」)

今回の試験の中で、ゼネラルアトミック航空社は日本に向け自らの製品の災害警報、追跡、海上監視、海の状況の管理コントロール方面の強大な能力をデモンストレーションした。だが現在まで、我々は「日本にこの無人機購入の意向がある」との情報を決して見ることができていない。あるいは日本方面は「民間用製品」にあまり満足でないか、あるいは彼らは無人機は重大ではないと考えているのかもしれない。さらにあるいは彼らの関連予算ではこの設備の支払いができないのかもしれない。具体的にどうなのか我々は知り得ないが、ある一点は確定できる。日本はまたしても世界の潮流に乗るチャンスを逃すのかもしれない。


 この件に関しては中国は先見性をもって大成功しており、何を言われてもしょうがないと思います。ただ「電気駆動有人ヘリ」には無人機とは違った方向での発展の可能性があるのではないですかね。

7月4日

 今日も日本の航空関連です。

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日本の航空工業の能力を見くびってはならない:他所のこのエンジンの強みに我々は全面的に立ち遅れる

日本の防衛省の6月29日の情報によれば、日本はすでにその第1台目のXF9-1エンジンの原型機を引き渡した。このエンジンは日本が第5世代機のために研究開発する機種で、その言い方に照らせば、このエンジンの推力は15トンに達し、推力:重量比は10を超え、正常推力は11トンである。このデータは見たところ何の問題もないが、実際にはそれにもかかわらず問題が多々あり、このエンジンは単なる試験製品でしかなく、充分な作戦能力は持たず、当然戦闘機への装備までにも非常に大きな隔たりがあるという可能性がある。確かに第5世代戦闘機エンジンとなるポテンシャルを持つ可能性があるが、まだ時間の検証を必要とする。日本にとって、このエンジンを持つことは決して良いことではない可能性が高い。それは主にその他の方面の装備はちょっとの影さえないが、第5世代戦闘機のカギとなる重要技術はあまりにも多いからである。

データからは、このエンジンは実際上決して真の量産型エンジンではないことが見て取れる。現在世界唯一の大推力、推力:重量比10のエンジンはアメリカ空軍のF119であり、このエンジンのデータはとっくに明るみに出ている。その長さは516cmに達し、直径は120mmで、正常推力は10.5トン、アフターバーナー使用時の推力は16トンである。日本のエンジンの長さ4.8m、直径1mの寸法から見て、実際上それには決して15トン級の推力に到達するポテンシャルはなく、このサイズから見て、それは単に13〜14トン級でしかない可能性が高く、しかも日本のエンジン技術がアメリカの水準に達していることは有り得ず、このため明るみに出た内容から見て、この推力は単なる架台上の推力でしかない可能性が高く、戦闘機に装備されれば、疑いなく大幅に下がるだろう。

一般のエンジンのアフターバーナー使用時/不使用時の比の値に照らせば一般に150パーセント前後に到達し、日本のこのエンジンを正常な基準に照らして見れば、実際上やはりこの水準に到達するのは非常に難しく、このためそれは正常推力9トン、アフターバーナー使用時の推力14トンのターボファンエンジンである可能性が高く、技術から言うと、第3世代ターボファンエンジンと第4世代ターボファンエンジンの間に到達しており、実際上やや改良するだけで、確実に第5世代戦闘機の使用に足りる。だが現在の問題はここで、それは改良以後間違いなく第5世代戦闘機に提供できるが、試験機は正式装備までに必要とする時間が極めて長い。F119第1台目の試験機は1980年代には早くももうすでに出現していたが、最初のエンジンがF-22に安定して装備され試験飛行を行ったのはすでに1997年のことで、その間の隔たりは10年を超えている。そして部隊装備はすでに6年後のことで、ずっと後の2005年にF119はやっと真に使用に投入され、この期間まるまる20年の時間を費やした。

日本がもし技術的に充分先進的でも、そのエンジンの進度はアメリカに比べ早くはないだろう。このためその戦闘機はもし一切がスムーズで、かつ技術の支持を獲得した状況下で、2030年以後になってやっと装備できるという可能性が高い。その時中米の第6世代戦闘機はすでに使用に投入されており、このエンジンはまた鶏肋(頑住吉注:たいして役には立たないが捨ててしまうには惜しいもの)と呼ばれる。最も重要なカギは日本が完備された第5世代戦闘機技術を持たないことに外ならず、必然的に一部の技術は欧米から獲得する必要がある。だが現在この種の大環境の下、日本が技術を獲得し、かつこれを利用して先進的な戦闘機を研究開発することに成功するのは非常に難しい。日本の試験機は研究開発に成功したが、進度について言えば、実際上わが軍、ロシアにはるかに立ち遅れている。我が軍の渦扇15原型機は2009年には早くももう引き渡され、2019年以前に機に装備して試験されるとみられ、一方ロシアの製品30はすでに試験飛行開始、2020年までにスホーイ-57に装備されるだろう。


 タイトルが全然内容と合ってないんですが。まあ遅れているからといって努力して進めない限り差は開くばかりなわけですし。

7月5日

 殲ー31関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1604751173261419218


殲ー31は初飛行から6年になるが一体就役するのかしないのか? こうした高頻度の試験飛行が興奮すべき良い情報を伝える

最近、あるインタビュー動画がはっきり示すところによれば、FC-31戦闘機の模型に空軍機のマークが塗られて展示され、このことは往々にしてこの戦闘機の軍隊への加入の可能性があることを意味している。実際上も確かにそうで、FC-31上に応用されている技術について見れば、もしこの飛行機が我が空軍に装備されなくても、やはり非常に先進的な輸出型戦闘機にし、F-35との対戦ゲームに用いることができる。実際に以前我が空軍は同様の方法を採用したことがある。それは超7と殲ー10の一部の技術を利用して、梟竜と教練9というこの2種の飛行機を研究開発し、後にはさらに技術が非常に先進的な教練10を研究開発し、この3種の飛行機は現在輸出受注がすでに300機以上に達している。しかもこの300機以上の輸出はさらにミグー29、JAS39、F-16など一連の実戦機との競争がある下で成し遂げられたのである。第5世代機は輸出の上でF-35という1つの競争相手しかなく、我が空軍の優勢は実際上さらに大きい。

全世界で絶対的大多数の国は戦闘機の上で皆非常に欠乏しており、これはいくつかの先進国も含めてそうで、それは戦闘機方面の技術が大国に10〜15年立ち遅れ、たとえばイギリス・フランスのラファール、タイフーン系列戦闘機は同クラスのF-15Cやスホーイ-27S系列に比べて装備されるのが10年前後遅かった。また中米ロですでにフェイズドアレイレーダーが普及している現在、英仏などの国は依然として戦闘機にフェイズドアレイレーダーや新世代のデジタル化された火力コントロールシステムを装備していない。戦闘機の技術上ずっと第一梯隊に立ち遅れていることは、少なからぬ国が近年来ずっと戦闘機の輸入を探求するという結果をもたらしており、たとえばイギリスは新たな戦闘機の研究開発を放棄し、アメリカ空軍のF-35の発注に転じ、一方その他の二線級国家は増してや言うまでもなく、デンマーク、フィンランド、トルコといった国は第3世代機開発からもうミグー29あるいはF-16をずっと購入しており、第4世代機の上でも当然例外ではない。

この種の状況下で、我が空軍がFC-31を研究開発しかつ部隊に装備するないし輸出することは非常に適した選択である。第3世代機の競争の時、ミグー29は輸出数がF-16に及ばなかったが、それでも数百機の戦闘機を売り、500機を超える輸出量はロシアにミグ29プロジェクトの上で大儲けさせた。だが第4世代戦闘機の時、ロシアは今に至るも充分先進的な戦闘機を1つも持ち出してゲームに参加しておらず、スホーイ-57は研究開発完了に近づいたが、この戦闘機は一方において作戦能力がけっして完備されたものとは評価されず、もう一方では大型双発戦闘機であり、実際上決して輸出に適さない。

この種の状況下で我が空軍がFC-31を基礎に輸出戦闘機を研究開発し、甚だしきに至っては一部分の装備を購入し本国空軍に装備することは非常に正常なことである。しかもこの種の状況下、FC-31を海軍用の艦載機に改造することも当然の成り行きであり、何故なら空母は充分に多くはなく、海軍はこの戦闘機購入の上で当然あまり多くはないだろう。もし空軍と合同で戦闘機を研究開発しなかったら、FC-31の価格が不可思議な状態にまで高くなる結果をもたらすだろう。この戦闘機は実際上小国の使用に非常に適し、空母上で作戦任務を執行することもできる。FC-31の価格はあまり高くはないだろうし、しかも寸法と性能はいずれも一般の小国の使用に非常に適し、これはこの戦闘機が近年来すこぶる歓迎を受ける原因でもある。一部の技術は過度に先進的で輸出が制限されるかもしれないが、指標を下げさえすれば即OKである。

F-35の輸出制限問題に比べ、我が空軍は戦闘機輸出の上でこの点をはばかったことは全くなく、もしアメリカの盟友に依然として我が方の武器が買え、FC-31の研究開発がひとたび成功すれば、この戦闘機に興味生じさせる国は非常に多いだろう。


 ライバルが少なく、価格面や政治的にF-35が買えない国も多いわけですから私はかなり売れる可能性が高いのではと思っていますが、ずいぶん時間が経つのに具体的な話は全くないですね。

7月6日

 韓国のミサイル関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1603948391906598149


韓国版「トマホーク」の射程は何と1500qに達す 陸海汎用で迎撃は非常に難しい

作者:策馬曳裳

近年来、韓国はしばしば閲兵式で彼らの研究開発した「玄武」系列ミサイルをデモンストレーションしている。前回紹介した「玄武-2」弾道ミサイルの外、もう1つのスター武器がほかならぬ「玄武-3」巡航ミサイルである。実は2013年2月14日には早くも、韓国国防省の発表した画像が、韓国の新型巡航ミサイルはすでにKDX-2型DDH 978王建号上で試射されたことをはっきり示していた。韓国国防省は、この巡航ミサイルは随時発射できる、とした。これは韓国が隠し持ってすでに久しい「玄武-3」(「Hyunmoo-3」)巡航ミサイルで、その射程は500〜1500qに達し、韓国海軍は2隻の駆逐艦上に全部で32発配備するつもりで、かつこのミサイルは非常に迎撃され難く、誤差範囲は3m前後で、正確度が非常に高い、と称する。このことは、韓国版の「トマホーク」がすでに海陸汎用の遠距離打撃武器になったことを象徴的に示している。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです)

韓国のミサイル駆逐艦上から発射される「玄武-3」巡航ミサイル

韓国が発表した「玄武-3」ミサイルが目標を正確に打撃するビデオ画面

2006年10月、韓国は射程500qの「天竜」巡航ミサイル(つまり玄武-3A)の研究開発に成功したと宣言した。韓国軍は、「天竜」ミサイルは完全に韓国本国の技術に頼って開発されてできたもので、慣性ナビゲーションシステムや地形マッチングナビゲーションシステムなどの装置を装備し、誤差範囲は3m以内に達し得る、とする。韓国軍が明らかにするところによれば、現在韓国陸軍は数十発の「天竜」を装備し、海軍の3隻のU214級潜水艦もこのミサイルを装備済みである。「天竜」(玄武-3A)の突然の出現、またその後何年かで玄武-3の射程が迅速に1000kmを突破し、速度の速さは人を驚嘆させ、唯一の解釈は韓国が非常に早くからもう巡航ミサイル自主生産のために堅実な基礎を打ち立てていた、というものである。人々は普遍的に、玄武-3Aは韓国版ハープーンである海星対艦ミサイルを基礎に開発されたと考えているが、海星ミサイルを仔細に分析すれば我々は、それには確かに射程延長の技術的ポテンシャルがあることに気付くだろう。玄武-3系列は韓国の安全保障業務会社LIG NEX1によって大量生産され、一方海星ミサイルもこの会社由来で、こうしたこと全ては両者に非常に深い関係があることを示している。韓国の「海星」対艦ミサイルのアメリカ製「ハープーン」ミサイルとの最大の相違点はSS-760Kターボジェットエンジンを使用しているところにあり、このエンジンはJ402-CA-400に比べ直径が1.4倍まで拡大し、推力は50%向上し、燃料消費率は基本的に不変に保持され、つまり燃料が同じ状況下で、それはより速く、より遠く飛べ、燃料を増加すれば、射程は倍に向上させることができ、そのメーカーはかつて、海星ミサイルの射程は280qに到達でき、「ハープーン」対艦ミサイルに比べはるかに長い、と明らかにした。公開されている情報は、玄武-3系列は全長6m、直径約530mm、重さ1.5トンであることをはっきり示しており、寸法の大きさと発射重量はいずれも「海星」ミサイルより大きく、しかもアメリカ製「トマホーク」ミサイルと同等である。トマホークミサイルは360〜450sのJ-10燃料が搭載でき、射程は1300〜1700q、甚だしきに至ってはさらに遠くに到達できる。一方ハープーン」対艦ミサイルにはおよそ45〜50sのJ-10燃料しかなく(ハープーンBlock 1B)、射程は100〜130q前後である。このことから、燃料の重量とエンジンのパワーがミサイルの射程延長の中で決定的性質の作用を果たしていることが見て取れる。こうした対比の中から、我々は次のように推測できる。韓国の「玄武-3A」型は拡大版の「海星」対艦ミサイルで、SS-760Kターボジェットエンジンを使用し、より多くの燃料を搭載し射程は海星の150〜280qから、500qにまで向上しており、同時にミサイルの制御誘導方式を変更し、全過程GPS+地形マッチング制御誘導を採用している。まさに海星ミサイルのカギとなる重要技術を使用したからこそ、韓国は非常に素早く射程500qの玄武-3A(「天竜」)巡航ミサイルを装備したのである。

(頑住吉注:次の2つはキャプションです)

飛行中の玄武-3A巡航ミサイル

2013年10月1日の韓国建軍節閲兵式での陸上版「玄武-3A」巡航ミサイル

玄武-3Aの成功を基礎に、さらに一歩射程を向上させるため、韓国はアメリカ製F107-WR-400あるいはF107-WR-402ターボファンエンジンを導入して玄武3Bおよび玄武3C型巡航ミサイルを開発したのかもしれない。このミサイルは長さ1262mm、直径305mm、重量はたった66.2kgで、ダブル弁、反転軸流圧縮機を採用し、推力は2.7あるいは3.1キロニュートン(610 lbfあるいは700 lbf)、燃料消費率(SFC)はたった 0.682 kg/kg-hr、すなわち単位時間内に、単位推力の燃料消耗がおよそハープーンミサイルのJ402-CA-400ターボジェットエンジンの半分で、このようだと長い航続時間、遠距離飛行の動力に関する要求を満足させることができる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「トマホークミサイルのF-107ターボファンエンジン」)

「玄武-3」巡航ミサイルは主にミサイル弾体、動力装置、制御誘導装置、戦闘部などから組成される。この中で、弾体には弾身、翼、尾部舵などが含まれる。ミサイル弾体内部には中心軸をめぐって回転できる「一」の字型の翼があり、飛行時は展開される。ミサイルの尾部には4枚の「X」字型に配置された2回折り畳み尾翼がある。このミサイルは軸対称の翼面を採用し、X字型の配置を呈し、その特徴はミサイルがどの方向に向け機動しても、常に傾斜する必要がなく、2対の相互に垂直な舵面を用いてミサイルを操縦し、相応に2対の相互に垂直な翼の各自の仰角を改変するだけで、即必要な垂直力が提供でき、したがって任意の方向への機動が実現されることである。舵面の重心距離が比較的遠いので、比較的小さい舵面でもう充分な制御モーメントを生じさせることができる。だが同時に仰角と横滑り角が存在する時、この種の翼面の非連続性と空力妨害は面対称の翼面に比べ大きく、コントロールシステムの快速性が良い必要があることを要求する。同時にレーダーのミサイルに対する探知計測面と被発見可能性を増加させる。このミサイルは半埋め込み式空気取り入れルートを採用し、エンジンの空気取り入れ口とミサイル本体はツライチで、突出したものはなく、ミサイルのレーダー反射断面積を下げることができる。このミサイルの後部はタンデム無固定翼の固体ロケットブースターで、これは地上から発射する必要があり、固体燃料ブースターが初期速度と高度を提供する必要があるからである。精密な制御誘導システムはミサイルに地上の高価値目標に対する正確打撃能力を付与し、敵サイドの指揮コントロールセンター、飛行場、堅固な陣地、部隊の集結地、ミサイル基地などの目標の破壊に用いることができる。

海星対艦ミサイルから玄武-3A巡航ミサイルまで、韓国は自身のミサイルに関する実力の質的飛躍を実現し、世を上げて注目する成就を取得した。韓国人には努力してこうした高度先端武器の国産率を向上させる過程の中で、非常に多くの我々が参考にする価値のある経験もあった。こうしたミサイルの発展過程の中で、各種ミサイルの非常に多くの技術は汎用と移転ができ、事実はこの種の考え方の筋道には韓国がミサイルの飛躍的発展という目標を実現することに助けがあったことも証明している。この種の「導入-消化吸収-新陳代謝」の発展のルートをめぐり、遠くない将来、韓国にはさらに非常に多くの外界に思いもよらない高度科学技術兵器の登場があるかもしれない。


 日本でも「敵基地攻撃能力」が議論されるようになりましたが、似た方法で「日本版トマホーク」を開発することもできるんでしょうね。

7月7日

 055大型駆逐艦関連です。

https://military.china.com/important/11132797/20180704/32631084_all.html#page_2


2隻の055大型駆逐艦が同日進水 台湾メディア、何と「完成度は高くない」と称する

台湾メディアは去年江南造船工場で進水した055第1号艦と対比した後、昨日大連造船工場で同時に進水した2隻の055駆逐艦は完成度が高くない、と称した。

外界の関心を集める055大型ミサイル駆逐艦に関し7月3日再度センセーショナルなニュースが伝えられ、台湾の中時電子報など多くの域外メディアは、大陸の2隻の055型ミサイル駆逐艦が当日大連で進水した(画像のごとく)、とした。大陸の軍事問題専門家である李傑は3日「グローバル時報」記者に対し、これは中国初の万トン級ミサイル駆逐艦同時進水の実現で、将来は同時に就役する可能性も排除されない、とした。

中時電子報の文章はネットの情報を引用し次のように言った。3日朝7時前後、大連造船工場内の2隻の055型駆逐艦が所在するドックはそれぞれ注水し、かつドックのゲートを開いた。報道は、ネット上の画像からは艦首にカラーのテープが吊るされ、同時に造船工場も爆竹を鳴らしたことが見て取れる、とする。文章は、055型は大陸海軍の新世代万トン駆逐艦で、全ガスタービン動力、346Bフェイズドアレイレーダー、総合周波数システムを採用し、かつ112ユニットの汎用垂直発射システムを配備する、とする。これまでの1号艦と2号艦はすでに江南造船工場で進水し、今回進水したのは第3、4号艦で、大連造船工場が初めて進水させた055型駆逐艦でもある。

台湾メディアは、ある分析は、単に大連造船工場の055艦の上層建築を見ると、去年の江南造船工場の055第1号艦進水時の完成度とは異なることに気付くだろうと指摘している、とする。江南造船工場の第1号艦は進水時、上層建築がすでに完全に形を成していた。このうち一体化マスト、4面アクティブフェイズドアレイレーダー整流カバー、ダブル機格納庫頂部の多種の武器システムなどは、全てすでに取り付けられ一定の状態に達していた。一方大連造船工場の055艦の一体化マストは2/3前後しか取り付けられていない。また、機格納庫頂端両側のそれぞれ2基の多機能ロケット発射機は、現在装備穴が留保されているだけである。四面フェイズドアレイレーダーの装備位置に関しては、甚だしきに至ってはまだ穴を開けていない可能性がある。

本報が印刷に付されるまでに、中国軍と中国造船機構は域外メディアや軍事マニアが関心を注ぐ「2隻の055同日進水」の一件につき回答あるいは情報の発表を決してなしてはいない。だが、ある分析は、中国の軍艦の建造はすでに高速発展の時期に入っており、新たな艦の進水あるいは就役はすでに「常態」となっていて、このため毎回の軍艦の進水で必ず対外的に情報を発表する必要はなく、その後機会を選んで発表する可能性がある、と考える。

李傑は「グローバル時報」記者に対し、同じ日に2隻の万トン級駆逐艦が進水するのは非常に珍しく、このことは大量建造、大量進水、大量艤装の時代に入ったことを意味している、とした。李傑は、同時に2隻を建造することは造船コスト、技術、マンパワーの分配を最大化させることができ、コストパフォーマンスが非常に高い、と考える。一方今回進水した2隻の艦船と第1号艦を比べると不完全なことに対し、李傑は一般的に言って全部の取り付けが整うことは有り得ず、しかもこのようであっても進水を妨げることはないだろうし、進水後艤装段階で完備を行えば、全く問題はない、と考える。

去年6月から現在までの一連の4隻の055駆逐艦進水に対し、李傑は速度と進展は非常に早い、とする。これは一部2大造船工場のロットを分けての協力のおかげでもある、とする。2つの造船工場は技術上相互に促進し、相互に参考にし、進度の前倒しを促す。「同一の図面ではあるが、建造、加工などの方面で相互に参考にし、吸収し、向上させ、このことは次の一歩の建造に対し非常に大きなメリットがある。」 この前ネット上のある情報は、055駆逐艦は全部で8隻建造されるだろう、としており、現在すでに4隻進水している。李傑は、慣例に照らせば第1陣4隻、第2陣4隻ときっと建造の変更を行い、2つの造船工場は技術の上で相互に補い、最大の範囲で技術水準を高めるだろう、と考える。

李傑は、大連造船工場は江南造船工場の技術を参考にすることを基礎に同日2隻の万トン級駆逐艦を進水されることができ、もう一度この工場の設計建造能力と技術水準を証明し、同時に艤装の力量が非常に強大なことも証明した、とも考える。「同時進水、同時艤装、将来はさらに同時に航海試験を行う、あるいは近い時間内に航海試験を行うかもしれず、このことは計画の手配と管理が一定の状態に達し、前後のつながりが非常に良く、1つ1つが緊密につながっていることを充分に説明する。」


 手法の違いもあり進水時の完成度が異なることにさほどの意味はないでしょうし、就役後の戦力とも関係ないはずです。



















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