コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその286
7月15日
スホーイ-57関連です。
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1605581076557426906
議員の大きな称賛を獲得したばかりで、即ロシアの専門家に冷や水を浴びせられる:スホーイ-57は無用 スホーイー35を大量装備すべき
スホーイ-57の性能が一体どうなのかに関し、国内メディアは普遍的にそのステルス性能は良くなく、中米のステルス戦闘機に及ばず、特に後部のエンジン位置にステルス処理が行われていない、と考える。実は、ロシア国内にも食い違う視点があり、しかもネガティブな意見を持つ人がずっといるのである。
少し前、ロシアは初回12機のスホーイ-57の購入協定書に署名し、この挙は国内の議員、航空エンジン産業委員会委員グテニェフの称賛を受け、彼はスホーイ-57最大の競争相手はアメリカのF-35とF-22で、機動性から見てスホーイ-57は顕著に優勢を占め、しかも製造コストはアメリカのこの2機種の戦闘機に比べ安い、とした。彼は、公開されているデータから見て、F-22の製造コストは1.46億アメリカドル、F-35は8300万〜1.08億アメリカドルの間であり、「上述の2種の製造コストは、新世代のスホーイ-57戦闘機に比べ2.5倍以上の多さだ!」とした。
彼の話に照らして語るならば、スホーイ-57の製造コストは4、5千万アメリカドル前後のはずで、これは確かに非常に安い。スホーイー35の輸出価格が8000万アメリカドルあまりであり、当然ロシア軍自ら用いるタイプはきっとずっと安いだろうことを知る必要がある。スウェーデンのグリペン戦闘機の輸出価格はおよそ4、5千万アメリカドル前後、フランスのラファール戦闘機の単価はF-22に比べ安くなく、一方F-35の未来の価格は8000万アメリカドル以下まで下がる。このためスホーイ-57は本当に非常に安い。
当然グテニェフの話は独自の意見でしかなく、最近「スホーイ-57は非常に高価で、無用のおもちゃに他ならない!」と全く遠慮なく指摘したロシアの専門家がいた。この話は人を意外にさせる。この専門家は何に依拠したのだろうか?
ロシアの「視点報」の報道によれば、ロシア国家下院航空工業専門家委員会メンバーのウラジミール グジェニェフは、スホーイ-57は非常に高価で、、無用のおもちゃに他ならない! スホーイ-57を大量生産すべきではない、とした。ウラジミール グジェニェフは、技術は急速に発展し、スホーイ-57を迅速に立ち遅れさせるだろう、ロシアは大きな力を入れて第6世代機を開発すべきで、過度に多くスホーイ-57を購入すべきではなく、主に輸出に用いるべきである、とする。
このため我々は、この専門家が決してスホーイ-57の性能が良くないことを非難しているのではないことが分かる。彼の言う意味はスホーイ-57はすぐ立ち遅れるだろう、ロシアは大量購入すべきではなく、大急ぎで第6世代機を開発し、先んじるチャンスを占めるべきだ、である。
実は、ロシア国内にはずっとスホーイー35を持ち上げる人がいて、その中の1人であるロシア副首相ユーリ ボリゾフは、スホーイ-57の大規模生産にはいかなる意味もなく、むしろスホーイー35を大量装備すべきである、とする。第4世代++のスホーイー35は効率が高く、価格が安く、性能はF-15やF-16を超え、某種の程度上F-35やF-22と勝負でき、決してスホーイ-57に比べ劣らないという。
ロシアのもと飛行教官アンドレイ ケラスノビロフもスホーイー35を断固支持する。彼は、スホーイー35は多用途性能がより良く、より大きな弾薬を搭載して前線爆撃や航路護衛任務が執行でき、その性能は必ずしもスホーイ-57に劣らず、最大の弱点はステルス設計がないことである、と考える。
各位はこの問題に対しどう見るか。もしスホーイー35を用いてF-35やF-22に挑戦するならば、これは明らかに自ら死の道を探すことである。以前スホーイー35はかつて殲ー20と対抗したことがあるが、毎回惨敗し、誇りとする機動性能さえも発揮することが難しく、このためスホーイ-57の装備は必要である。だが数量は適当に制御してよく、まさに専門家が言うように第5世代機はすぐに立ち遅れ、第6世代機こそより開発の価値があるだろう。
「スホーイ-57に劣らず、最大の弱点はステルス設計がないことである」ってそこが重要なんでしょうけど。第6世代機は理想ですけどそれは第5世代機の開発、製造、運用で経験を積んだ上でのことなのでは。
7月16日
ロシアの無人機関連です。
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1605583011117817241
もはや隠さず! ロシアの新世代攻撃無人機が明るみに 戦力は米軍のグローバルホーク無人機に比べより強い
現在では21世紀に入っており、非常に多くの国は自らの国の軍事力量の発展にどんどん重点を置いている。世界の科学技術の進歩と共に、非常に多くの国は無人化武器を研究開発し始めている。結局のところ未来の戦争は無人化戦争であり、例えば現在登場している無人機、無人戦車、無人艦艇である。こうした新型の武器装備は未来の戦争の中で重要な地位をはっきり示すことになるだろう。これは世界各国が歓迎する1つの原因でもある。
非常に多くの人は無人化武器装備を知らない。結局のところこれはやっと運用されて何年にもなっていないのである(頑住吉注:第二次大戦時のドイツのV1号は無人機と言えなくもないですし、リモコン操作の「無人戦車」ゴリアテなんてのもありましたがね)。無人化武器装備は自主制御や人工知能技術を大量に運用し、無人化武器装備に進攻と防御の作戦任務を自主的に完成できるようにさせる。我々が知ること最多の無人化装備は無人機で、例えば我が国の軍事上の無人機、彩虹系列、翼竜無人機、および就役のための(頑住吉注:記述の間違いですかね)暗剣無人機で、こうしたものは全て我が国に無人機領域で重大な突破があったことをはっきり示している。
現在世界のどんどん多くの国が無人機を歓迎している。例えばサウジアラビアというこの国は、我々中国の無人機を導入するため、無人機の生産ラインを直接購入して自らの国内で無人機を生産している。実は世界の二大武器大国であるロシアは、ソ連解体のため、ロシアは大量のミサイルを継承したが、こんなにも長年無人機技術にはずっと進歩がなかった。最近、ロシアのある新型無人機がお目見えし、これはロシアの無人機技術を少なからず向上させることができる。
ロシアのタス通信社8日の言によれば、ロシアは「ハンター」無人機を製造中で、この無人機は現在製造の最終段階にあり、今年もう試験飛行が開始できると見られる。理解されているところによれば、「ハンター」無人機はスホーイ社によって研究開発される大型の攻撃型無人機で、全翼式の機体の幅は比較的狭く、外形はX-47Bに酷似している。この機は重量が20トンに達し、全翼レイアウトを採用し、ステルス技術を運用することになるだろう。この無人機はミサイルなどの武器が搭載でき、執行するのは偵察・打撃のダブルの重大任務で、最大飛行距離は約3500qである。この無人機は速度と機動性能により重点を置き、その飛行速度はマッハ0.9に到達し得るはずだと見られる。
ロシアの軍事専門家は次のように考える。「ハンター」プロジェクトはロシア国防工業総合体の急速な発展の成果で、現在世界のいくつかの武装衝突の中で、大型攻撃無人機はどんどん多くその中に参加している。ロシアのこの無人機の出現は、ロシアの新たなマイルストーンを突破することになる。結局のところロシアは小型および中型無人機をスマート研究開発しているが、まだ大型無人機は研究開発したことがない。アメリカの「グローバルホーク」戦略無人機も大型無人機に属するが、それは偵察任務に従事できるだけである。戦力はアメリカのグローバルホーク無人機に比べより強い。この無人機がロシア軍に装備されれば、部隊の作戦能力を大幅に向上させ、相当に有効な打撃手段を獲得でき、100q離れた室内でもう敵に対し打撃を行うことができる。
この分野で遅れていたロシアが制御が難しい全翼の攻撃型大型無人機ってチャレンジが過ぎるような気もしますが。中国の全翼無人機である「利剣」に関してもずっと新しい情報がないままですし。
7月17日
潜水艦関連です。
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1605024596900723936
各国潜水艦の最長潜航時間:アメリカ84日、ロシア45日、中国は何日?
潜水艦といえば、皆にもたらされる内心の受け止めの第1は無限の神秘感に他ならない。結局のところ現代の戦略原潜は核弾頭と弾道ミサイルを搭載でき、いかなる国の海上の最初でもあり最後でもある防衛線と言える。原潜内部にはその国最高の科学技術能力が包含されているため、当然それぞれの国の機密武器ともなる。
何十m、甚だしきに至っては100m以上下に潜伏する潜水艦も決して無敵ではない。ひとたび行方が暴露すれば、大多数の潜水艦はやはり水上艦艇がもたらす包囲攻撃に耐えることは難しい。このため水中を静かに航行することが潜水艦の最も良い身を隠す方式となり、このため水面浮上時間を減少させることが潜水艦の重要な能力となる。潜水艦は通常潜水艦と原子力潜水艦に分かれる。通常潜水艦は一般にディーゼルエンジン・蓄電池動力潜水艦を指す。この種の潜水艦は蓄電池に頼って電力を供給し潜水艦内のあらゆる装備の正常な運行を支持する必要がある。だが蓄電池は常に使い尽くす時がある。この時にはディーゼルエンジンを始動して蓄電池のために充電する必要がある。ディーゼルエンジンは作動する時に空気が必要なため、この時通常潜水艦は海面に浮上し、修正を行うことが必須である(頑住吉注:「修正」は何かの間違いでしょうか)。この過程は基本的にやはり4〜7日に1回充電というもので、この時は通常潜水艦の最も危険な時である。
もう一種類の潜水艦はこのディーゼルエンジンの困りごとを完全に途絶させており、何故なら核反応炉を使用して潜水艦のために動力を提供するからで、これはほとんど動力が無限と言え、これこそ我々が言うところの原子力潜水艦である。この種の潜水艦は第1に水面に浮上して充電するという困りごとを完全に途絶しており、しかも核反応炉がもたらす強大な動力は潜水艦を相当巨大に設計できるようにさせ、収容する武器装備も通常動力潜水艦と比べものにならない。
だが原潜の動力は無限、核燃料は交換不要で浮上する必要がないというスローガンも単に理論上のことである。結局のところ潜水艦が機能する環境は深海で、加えて潜水艦内部の空間は狭小で、人の内心に対し一種知らず知らずのうちに抑圧感を生じさせる。時間が久しくなると将兵は当然受け入れ難くなる。このためこの心理的障害を不断に突破することは、世界各国の潜水艦部隊の作戦能力に対する一種の評価基準ともなる。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「タイフーン級原潜」)
世界の潜水艦製造の先進国といえばアメリカ、ロシアを置いて他にはない。米ソ冷戦終結後から、ロシアはソ連最大の「タイフーン級原潜」を引き継いだ。関連の資料が説明するところによれば、「タイフーン級原潜」は最多で45日潜航でき、つまり1か月半の時間で、これは当時相当にすごいことだった。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「Redoutable級原潜」)
後にフランスのRedoutable級原潜は64日の時間をもってロシアの記録を打破した。アメリカもぴったりその後に続き、当時最大の原潜「ポセイドン号」を使用して潜航極限試験を行い、最終的に84日の記録を達成した。惜しいことに最後潜水艦兵は上陸の時皆担がれて出てきて、あるものはさらに過度の神経性疾病を患っていた。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「漢級原潜」)
ならば我々中国は現代の潜水艦持つ数第1の大国として、この記録を打破したのか否か? 1985年11月、我が国の「漢」級原潜403艦は水中持続航行90日で、米軍のポセイドン号の84日の最高記録を打破した。しかも水兵にはいかなる精神上の問題も出現しなかった。この情報がひとたび出るや、迅速に世界を驚愕させた。この事件は充分に我が国潜水艦の信頼性と潜水艦兵たちの比類ない優秀な質を証明した。時今日に至り、中国はまだずっとこの項目の記録保持者である。
別に中立国のジャッジがついていたわけでもないでしょうから本当なのかという疑問もありますが。
7月18日
戦車に関する一般論ですが。
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1604935142052245605
シリアの市街戦に見る戦車の弱点、陸戦の王は一体どうしたのか?
陸戦の王と呼ばれる戦車は何故市街戦の中で頻繁に損壊するのか? これまでの市街戦の中で戦車の損失は非常に大きく、特にRPGや対戦車ミサイルといったものの種類がより豊富になっている今日、戦車という見たところ無敵な陸戦の利器は何故パフォーマンスが良くないのだろうか。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「シリア政府軍のT-72戦車」)
まず陸戦の王、戦車をちょっと紹介しよう。戦車は火力、機動力、防御力、情報化を一体に集めた陸戦装備で、戦車の性能の評価も火力・機動力・防御力+情報化である。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「市街戦後の都市」)
使用環境を紹介すると、都市の中でのストリートごと、路地ごとの争奪戦である。市街戦の中で戦車を出動させられる一方は必然的に武器装備で優勢を占める一方である。そして市街戦を行う双方は実力の隔たりが一般に非常に大きく、何故ならもし隔たりが大きくなかったら敵に市街戦の機会を持たせることは全く有り得ないからである。
都市における市街戦の中の戦車に対する不利な要素
1.戦車は目標に対する情報獲得能力が劣り、都市の中のビルが林立する道路の狭さは敵の隠蔽のために絶好の場所を提供し、このようだと戦車は死角にいる敵を発見することが非常に難しい。戦車自身の外界環境感知は潜望鏡と光電子設備しかない。
2.戦車自身の騒音が容易に市街戦の中で自身を暴露する。戦車自身の騒音は市街戦の中ですぐにもう自らを、特に移動中の戦車だと暴露し、何ストリートかを隔ててさえ聞こえて暴露し、このことは破壊されることを意味しており、相手方のRPGや対戦車ミサイル射手にとって最も良い的である。
3.戦車の機動能力が発揮できない。戦車の最も重要な3つのハード指標は火力・機動力・防御力+情報化ソフト実力であるが、市街戦の中では都市のストリートは狭くかつ道路が錯綜し複雑で、戦車は往々にして移動速度0〜30kmの間である。何故0なのか。都市の複雑性ゆえに戦車は多く止まって発砲するだろうからである。もし戦車が横方向の都市内の目標を照準するならば必然的に移動できない。ひとたび移動すれば砲口はもう建築物によって遮られる。火力窓口は比較的小さく、広く開けた土地の戦車が30qあまりの速度で移動しながら発砲できるのとは違う。このように停止して発砲する戦車は自身を暴露するだけでなく自身が的にもなる。
4.戦車の設計は元々高い防御、高速機動、火力の優勢を利用して相手方の防衛線に突撃するのに適する。都市の市街戦というこの種の低速、甚だしきに至っては静止と火力射撃の死角(戦車の発砲は大きなビルの密集度の影響を受け、密集度が高いほど射界は狭くなる)、さらにある敵は側面上方に回り上から下へと戦車の最も薄弱な頂部装甲を攻撃し、この種作戦模式には向いていない。戦車の最も厚い装甲は正面であり、このため決して戦車がダメなのではなく環境がその発揮に不利なのである。だが戦車の市街戦も単独作戦ではなく、歩兵や砲兵、甚だしきに至っては空軍がある。いかにして市街戦の中で相互コンビネーションし、戦車の弱点を避け、戦車の長所を発揮するかこそが損失減少の良薬である。
最近では西側にも市街戦を意識した戦車の改良や市街戦向きのバリエーションも増えつつあるようですね。
7月19日
中国の小火器関連です。
http://www.cnrexue.com/n/20180623/191726.html
中国は全世界で最強のアンチマテリアル狙撃武器を持つ! 口径の大きさは各位の想像が及ばないまでに達する!
大口径大型狙撃武器は皆熟知するアンチマテリアル武器で、「通常」の状況下で皆さんはバレットXM109狙撃グレネードランチャーこそが「最強」アンチマテリアル武器だと考えているのではないだろうか? それは狙撃武器というには非常に驚異的な威力を持ち、火力の大きさは甚だしきに至っては軽装甲車を破壊することができる。それはバレットM107の設計改修型でもあり、距離2千mの半径内の軽装甲車および材料を有効に殺傷する能力を持ち、主に遠距離狙撃任務を執行し、25mmx59OCSWハイエクスプローシブ連発グレネードを発射する。
(頑住吉注:次の2つはキャプションです)
バレットXM109アンチマテリアル狙撃グレネードランチャー、25mm口径
25mmx59 XM1050訓練弾薬とXM1049ハイエクスプローシブダブル用途弾薬
ああ、W君が続いてやってきて皆と語る:間違いだ! 現在世界で最強のアンチマテリアル狙撃武器は国産の輸出型LG-5狙撃グレネードランチャーだ! 中国の湖南兵器小火器研究所が対外輸出の需要を満足させるために自ら研究開発を行った小型セミオート狙撃型グレネードランチャーで、主に40mmx53高精度高速グレネードを発射する。全システムは重量が比較的軽い、精度が比較的高い、威力が強大、構造がコンパクト、人間工学的に良好、安全で信頼性が高い、汎用性が強大、コストパフォーマンスが高いなどのメリットを持つ。またこの武器はまず国際武器市場にプッシュされる機種で、極めて強い競争力を持つ。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「LG-5狙撃グレネードランチャー。口径40o」 「大型」はここでは重機関銃仕様といった意味でしょう)
LG-5は多くの現代高精度スナイパーライフルの特徴を持ち、これには一般のグレネードランチャーに比べ長いバレルの設計が含まれる。しかもフリーフローティング式構造を採用し、マズルブレーキを持ちかつレシーバーとの連結箇所に後座緩衝機構を設けてあり、ピストルグリップ、非常に厚いバットプレートと内部に置かれる形式の支持バーを持ち、もって後座力を分散するストック、および装着可能な光学狙撃スコープ、調節可能な形式のバイポッドを持つ。一般のグレネードランチャーは建築物あるいはトーチカの表面に命中させることができるだけで、内部の敵に対し脅威をもたらすことはできない。だが狙撃グレネードランチャーを使用すれば、建築物の窓あるいはトーチカの射撃穴内部に直接撃ち込み、かつ内部の敵サイド人員を殺傷することができる。しかも狙撃グレネードランチャーはアンチマテリアルライフルの主要な目標に対し、より強大でそれを麻痺させるに足りるあるいは修復できなくさせる破壊力を持つ。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「LG-5大型、15発ドラムマガジンを装備する」)
LG-5は正確射撃距離が800mで、最大射程は2,200mである。これはグレネードランチャーの銃口初速およびエネルギー保存の法則に制限を受けるからである。この銃は800m以内の弾道が比較的低進し、かつスナイパーライフルのように正確な照準射撃ができる。だが800mを超えると、依然一般のグレネードランチャーに比べれば正確だろうが、弾道はすでに湾曲し、このため正確な打撃はできない。同時に、これは各種試験と計算を経た後になされた銃器の重量、使用者と銃器の構造の受け入れ能力および打撃精度の間でバランスを取った結果でもある。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「40oグレネードと7.62mm弾薬との比較」)
LG-5は400mの距離で射撃穴目標に対する射撃の命中率が80%にも達し、直接トーチカの射撃穴、建築物の窓から撃ち込み、内部の生体目標を殺傷することができる。800mの距離で軽装甲車目標に対し射撃すると、一般のスナイパーライフルではできない効果を達成することができる。800mの正確射撃距離はすでにアサルトライフルの有効射程より遠く、しかも発射時後ろに噴射する火炎やガスがなく、隠蔽性は兵個人携帯式無反動砲、ロケットランチャーや対戦車ミサイルに比べずっと良いだろう。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殺傷榴弾の断面」)
LG-5専用照準具は一体化計算機自動照準装置で、もっぱら遠距離狙撃任務のために設計され、この照準装置はレーザー距離測定、弾道計算および夜視機能を持つ。それは気圧、温度や射撃角度などの要素の射撃に対しもたらす影響を測量しまた補うことができ、初弾命中の精度を向上させる。使用者は射撃距離を設定しかつ弾薬の類型を選択し、十字のレティクルを目標に合わせてトリガーを引くだけで即OKである。また、計算機はさらに初弾の射撃結果を根拠に、照準装置に対し修正を行うことができ、1台の火力コントロールシステムということができる。
(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「LG-5小型、4発ドラムマガジン」 軽機関銃仕様ですね)
要するに、W君が誇り友達に語る、この種の武器の上で我が国は世界の前列を行っている! それは時代をリードする兵個人狙撃武器である!
他国に似たクラスの兵器はあまりないようですが、輸出されて実戦に参加したケースでの実績はどうなんですかね。
7月20日
ロシアの電子戦機関連です。
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1605704840286817721
ロシアも馬鹿にできない:新型で怪異な飛行機が初めて明るみに出る 敵の心臓を直撃!
ロシアの「衛星社」7月10日の報道によれば、ロシア空軍は新世代のイリューシン-22P電子戦機の製造作業の再始動を計画し、しかも1回に50機以上製造するつもりで、ロシアの言い方によれば、今回は12機のイリューシン-22P電子戦機を装備した4個(頑住吉注:「〜隊」が抜けてるようです)を建設しようとしており、規模について見ると、50機の電子戦機という数量は少ないとは評価されず、特にロシアの言い方に照らせば、この先進的な電子戦機は甚だしきに至っては衛星に照準を合わせて妨害が行え、作戦能力の上から言ってこの実戦機はやはりまずまずのものであることが見て取れる。だがこんなにも多くの製造が成功できるか否かは別問題である。ロシア空軍の現在の電子戦機の数量は50機を超えているが、大多数は比較的立ち遅れた実戦機およびスホーイ-24/34を改良してできた電子戦機で、この種の戦術型電子戦機には充分強大な作戦能力は決してない。
イリューシン-22Pはイリューシン-18を基礎に改良されてできたものである。体積、トン数、速度、航続距離の上で言えば、イリューシン-18は基本的にアントノフ-12、つまり我が空軍の運-8と同クラスで、この2種の実戦機の搭載荷はいずれも20トン前後で、一方アメリカ空軍やアメリカ海軍も同様のクラスの実戦機を用いて給油機や電子戦機に改造している。すなわちC-130型である。ロシア空軍にとって、イリューシン-18を基礎に改造したイリューシン-22Pは充分な作戦能力が提供できるだけでなく、しかもコストがやはり比較的低く、このプロペラ機は当時製造数が700機を超え、単一の機の購入価格は甚だしきに至っては次世代戦術輸送機の1/3にも達しないが、当然ロシア空軍にとって、最大の問題は電子設備のコストである。
ロシアは電子技術の上で本来もう中米にはるかに及ばず、もし70トンの実戦機を基礎にイリューシン-22P型電子戦機を改造しても、作戦能力は必ずしも中米の30トン級のEA-18Gあるいは殲ー16D型とは比べられず、しかもコストはあるいはより高いかもしれない。殲ー16DやEA-18Gといった実戦機は作戦能力が強いだけでなく、さらに配備が相当に便利で、殲ー16Dの技術はすでに最新の殲ー15戦闘機の改良型の上に応用されている。この2種の実戦機はいずれも空母上に配備でき、極めて強い作戦能力を獲得する。イリューシン-22Pの劣勢はまさにここにあり、しかもロシアがこの実戦機を製造する速度は当然あまり速いことは有り得ず、それが50機の実戦機を製造しようとしている発注に照らせば、10年の時間なくして製造が終わることは有り得ず、だがその時最大の問題はこうした実戦機がロシアのその時の需要を満足させられるか否かである。
当然、ロシアが実際上こうした実戦機を製造するのは米軍の空中の優勢を消し去るためである。情報化作戦集成能力が極めて高い米軍は無差別電子戦機に直面した時必ずしも優勢が保証できず、一方ロシアは強大な地上部隊の助けを借りてそれにもかかわらず一定の優勢を取得する可能性が高く、それは主に戦車、装甲車両方面である。ロシア空軍の現在最も良い方法は出来る限り早くスホーイ-57戦闘機を使用に投入することで、このようにしてこそ空中で劣勢に置かれないことが保証できる。イリューシン-22Pの大量製造は防御作戦の中で一定の優勢が保証できるが、それにもかかわらず打撃任務を執行することは不可能で、特に双方いずれも電子戦状態に置かれた時はそうである。ロシアのこの種の考え方は実際上決して不思議ではなく、まさにロシアがすでにツポレフ-160M2戦略爆撃機の製造を開始していること同様、いずれも限りある条件下で、米軍に対抗する作戦の中で優勢を極力求める方法であり、イリューシン-22Pであろうとツポレフ-160M2であろうといずれもこの作用なのである。
「ロシアは電子技術の上で本来もう中米にはるかに及ばず」って言ってますが中米は同列に並べられるレベルなんでしょうか。
7月21日
中国のレーザー銃関連です。
http://baijiahao.baidu.com/s?id=1605435219821862853
外国メディア:中国のレーザー銃の試射がベトナムで熱い議論を引き起こす!
ベトナムの報道:少し前、中国科学学院西安精密機器と光学院に隷属するZKZMレーザー社がこのレーザー銃に関する情報を発表し、同時に彼らはこの銃が大出力の見えない輻射ビームを発し、遠距離から皮膚や肉あるいは衣服を燃焼させられることを確認した。しかしZKZM-500は直ちに国際的な軍事専門家の疑義に遭った。
専門家ジャリド ジェードは次のように語る。何十mの距離の後、この銃から射出された輻射ビームは空気や蒸気によって乱反射され、殺傷力が急減する。このため距離800mの目標は皮膚がいささか熱いと感じるだけで、メーカーが宣伝するような1秒でもう点火されることはないだろう。
「このようなレーザー銃は撃っても風船さえ爆発させない」 ある評論員はTechCrunch科学技術ウェブサイト上にこのように書いている。「輻射ビームは搭載するリチウムイオン電池によって生じるので、近距離でさえこのように高いエネルギーは生じさせられない。いわんや800mをや。」
この評論員は続けて書く。「彼らが出来る限り早く真の環境の中でこの設備を検証し、もって我々の間違いを証明することを希望する。」
ZKZMは5月に陜西省西安市のある高層建築物という場でこの銃に対し行った試験のいくつかの動画を直ちに発表した。かつここでこの銃を試験したのは意図せずビームの範囲に入る人がいるのを避けるためだ、とした。
この動画の中で、ZKZM-500は遠距離に吊るされた段ボールを射撃するのに用いられているが、同社は射撃距離が何mあるのかはっきり語っていない。射出された輻射線は不可視だが、撮影した人が近づいた時、板状の紙の上に焼き焦がされ依然炎を上げている穴が出現した。
同社は、彼らがこの設備を個人あるいは組織に販売できないことも明確に指摘している。何故なら彼らはまだ武器生産許可を取得していないからである。もし安全防備、国防領域の資質あるパートナーが探し当てられたら、彼らは販売価格1挺あたり10万人民元のZKZM-500をすぐ大量生産できる。
ZKZMはこの武器の危険性ゆえに、ZKZM-500の設計と生産過程は厳格な監督管理を受け、しかもこの銃は中国の警察および部隊にのみ販売できる、と考えている。
以下の内容はベトナムのネット仲間のひとしきりの評論である。
1、本当か?
2、世界にはこの種の皮膚や肉を焼くレーザー殺傷性武器に照準を合わせた禁令があるべきだ。何故ならそれは野蛮、非人道的すぎるからだ。
3、禁じるって何を禁じるのか、米帝も多くのレーザー殺傷性武器を製造している。君が言うように危険なら、誰か禁じているのか?
4、本当にすごい、「信じ難い」、射手と目標の間の距離はおよそ25mだ。(撮影人員の歩幅で計算して)
5、家に点(頑住吉注:この場合の意味が分かりません)するあるいはストローを焼くのにしか用いられない。1本の「マッチ」との比較で言えばより早くいささかより有効だろう。どうであろうとも彼らは非常にすごい。SFを現実に変えたのだ。
これに対しあなたはどんな考えがあるか下で評論して頂きたい!
通常の空気中におけるレーザーの減衰ってそんなに早いんですかね。まあ土砂降りの雨の中では使い物にならないのは確かでしょうけど。