コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその287

7月22日

 ロシア戦車関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1604263621774034113


シリア戦争後ロシアはメインバトルタンク武器に対しどういった調整をしたか

中国の99式戦車の総設計師である祝楡生はかつて、「戦場は武器の性能を見せる最も良い舞台である」と語ったことがある(頑住吉注:99式には実戦経験ないはずですけどね)。今日のシリアの戦場で、使用されること最も広範で、かつ使用サイドの広範な好評を受けるのは、決して毎年欧米諸国のいわゆる「戦車ランキング」上で上位10入りする武器装備ではなく、見たところひどく古いが、実際上戦場で自らの居場所を探し当てた古い車両T-72戦車である。T-72戦車のシリアの戦場での実際のパフォーナンスから見て、間違いなく衰え知らずな古典的装備と称することができる。しかし、T-72戦車がシリアの戦場を疾駆するのと同時に、ロシア方面はこの車両の戦場におけるパフォーマンスに対し真剣な分析を行い、かつ改良型T-90MS戦車を持ち出した。T-90MSの最初のタイプは2012年にはもうすでに発表されていたが、この型の戦車は火力、防御などの方面から行った改良は、間違いなく古いT-72戦車が戦場で暴露した不足を補うことができる。

T-72戦車はシリアの戦場の実戦の中で、依然として突撃作戦の主力装備として使用されている。このことは、今日の実戦の中で、地上突撃が依然作戦全局の中の不可欠一部分であり、しかもこの部分においてでありさえすれば、戦車は戦場で一挙手一投足が全局面に影響する作用と地位を有する、ということを説明している。

T-72戦車に対するグレードアップ改造の中では、相次いで2A46M-5および2A82という2種のスムーズボア砲のグレードアップ過程を経た。このうち、2A46M-5型スムーズボア砲はT-72戦車が採用するスムーズボア砲に比べ、主に防御と耳軸固定装置方面で交換可能にするグレードアップが行われ、かつ2A46M-5スムーズボア砲は設計時、特別に砲身構造に注意し、もって古いタイプの火砲と互換できることを求め、このことは2A46M-5型スムーズボア砲が誕生の初めにおいて、もう陸軍に新型火砲に徹底交換させることを願っていたことを説明する。

砲の交換の具体的原因に対してであるが、決して現有の火砲がシリアの戦場で使用を満足させ難かったからではなく、軍事工業企業の経営方面からの考慮で、使用効果がよりよく、新たな設計理念を運用しコストを下げた新しい火砲で古い火砲を代替し、使用サイドにより良い体験を提供するためであるのと同時に、企業のためいくらかの利潤を獲得するためである。

軍事工業企業の経営経験を根拠にすると、火砲は技術専業性の要求が比較的高いため、独立した工場を建てる必要があるが、30年近く以来国際戦車市場は不断に委縮し、市場が委縮の態勢を見せたばかりのこれまでの10年、火砲の砲身加工技術の向上ゆえに、火砲の付加価値が増加し、火砲工場の経営困難はなお顕著なものではなかったが、技術の成熟と共に、毎年の発注量の減少は、火砲工場にすでに退く余地がなく、生産数が欠損にまで減少するのをを受忍するしかない結果をもたらしている。

ロシア戦車工業の建立と運行はアメリカや日本とは異なる。アメリカ、日本両国の軍事工業企業は各自の決策層に比較的強い発言権があり、いくつかの兵器商は議会を操縦することさえできる。このためアメリカは製品発注量の増加によって、日本は製品単価を上げることによって、結果的に火砲工場の利潤を維持することができる。だがロシアの軍事工業企業は完全に政府の命令を聞き、さらに加えて企業は過去何十年ずっと軍の膨大な発注に頼って日々を送り、すでに民生品に転換することは難しく、企業の経営困難をもたらす。

1990年代以来、アメリカ、ドイツは火砲の砲身前方抽出技術を研究開発し、火砲は維持保護交換する時、砲塔外部から砲身を取り外すだけでよく、過去のように戦車内部から砲身全体を取り外す必要はない。その目的は火砲維持修理のコスト減少、維持修理ステップの簡略化である。西側諸国がこのようにするのは、彼らにワンセットの火砲工場の利潤を維持する体系があるということだが、ロシアには決してこのような運営体系はない。このため火砲工場は本来もう継続的な経営が難しいのに泣きっ面に蜂にさせる。だがもし火砲の砲身前方抽出という技術革新に迎合しなければ、戦車の維持修理可能性の指標は下降し、戦車技術も立ち遅れるだろう。

このような形勢に直面し、ロシアの軍事工業企業は2A46M-5スムーズボア砲の技術を基礎に、全く新しい2A82スムーズボア砲を研究開発した。新型火砲は単に外形上古い火砲に似ているだけで、砲身加工技術はすでに元々のメッキ技術を基礎にまた改良が行われている。ソ連時代、砲身の高寿命追求のため、火砲の砲身内にボア全体のメッキ試験を行った。理論設計上はボア全体のメッキは最も理想的な設計というべきだが、試験中に火砲の発射回数が徐々に寿命に近づくにつれ、ボア内部のメッキ層がある程度脱落するが、火砲の砲身の寿命は依然としてその他の部品よりはるかに高いことに気付いた。このことは戦車全システムの寿命をミスマッチにさせ、大量生産すると巨大なコストの浪費もたらすだろう。この状況に直面し、新たに研究開発された2A82スムーズボア砲はボア半分のメッキ技術を採用した。火砲の射撃時、砲身は高いチャンバープレッシャーの影響を受けるため、形状変形が生じるだろう。このため火砲砲身も自緊技術を採用して製造される。コスト低下設計の他、2A82はさらに多くの新技術を採用しており、試験を経て、2A82スムーズボア砲は寿命と信頼性がいずれも使用を満足させる前提の下、それは達成できる砲口運動エネルギーと受け入れるチャンバープレッシャーが、、「レオパルド」2戦車の120mmL55火砲の1.2倍前後である。このように高い性能は、2A82スムーズボア砲の金属利用率と単位負荷受け入れ能力が相当出色であることを体現しているだけでなく、同時にさらに、このように高い性能は低コストコントロールの下で実現されたことに注意する必要がある。


 タイトルから想像される内容とかなりずれがあり、専門的過ぎる内容のため分からない部分もありますが。新旧の砲は戦車に装備された状態で外観から見分けがつくんですかね。

7月23日

 殲ー15関連です。

https://military.china.com/important/11132797/20180715/32685841.html


殲ー15には「排除できない欠陥」が存在:4回の墜落事件が出現したことがある

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー15空母艦載戦闘機」)

原題:殲ー15には「排除できない欠陥」が存在 出来る限り早く更新世代交代を必要とする? ロシアサイドの専門家はこのように語る

【グローバルネット軍事報道】 空母艦隊は国の重器であり、そして空母上の艦載戦闘機は絶対に「重要中の重要」である! 最近あるメディアは、中国は新世代艦載戦闘機を研究開発して殲ー15に取って代わらせようとしており、同時にこの機種には技術上充分に完備されていないところもあり、出来る限り早く更新世代交代を必要とするとの声が伝わっている、とした。香港メディアとロシアメディア、アメリカメディアともこれに対し関心を注ぎ解読をしている。アメリカの「国家利益」誌の文章は、中国はそれを取り替えてしまうことを希望している、とさえ称している。今日我々はロシアの軍事専門家ワシーリ コーシンの視点を聞いてみよう。以下は彼の主要な見方である。

コーシンは次のように考える。殲ー15は非常に長年、甚だしきに至っては何十年内ずっと解放軍艦載航空兵の基盤であり、かつ改良され、現有の欠陥は徐々に根絶排除される可能性が高い。

彼は次のように考える。現有の機種は量産段階にあり、もう次世代の機種の研究開発が開始されるだろう。これは中国航空工業の通常のやり方である。コーシンは言及する。成都の殲ー20が量産を始動させる前には早くも、沈陽飛行機工業集団はもう第6世代戦闘機の研究開発を開始していた。その前にさらにあった断片的な情報は、殲ー31(FC-31)海軍版はあるいは未来の艦載機になるか、としていた。大幅な改造を経た第2機目の原型機は2016年末に試験飛行を行い始めた。海軍版殲ー31は基礎版の試験のあらゆる経験を吸収し、艦載方面でなした改良は現有の機種とでは非常に大きな差異があるため、関連の作業は数年持続することになり、その後量産が始動し、不可避な質の問題を解決することになるだろう。初の艦載版殲ー31は2020年代中後期までは必ずしも初期作戦状態を達成できず、その前中国はやむを得ず殲ー15を継続使用することになる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「公式版殲ー31の模型」)

ロシアの専門家コーシンは次のように言及する。殲ー15の4回の墜落事件はそれに「微細な問題が存在することを説明し、これは不思議とするに足りない」。中国はロシアのスホーイ-33およびその生産ライセンスの購入を放棄しており、ウクライナから試験に用いるスホーイー33の原型機T-10K-7を廉価で購入する方向に転じ、この機を購入した後、中国の技術者はその改良版の研究開発を開始した。

コーシンはさらに次のように考える。微細な問題はあるものの、殲ー15の基本構造は海軍版大型戦闘機に非常に適する。それには長い航続距離と強力な武器がある。しかも解放軍陸上航空兵や空軍が使用中の殲ー11B/BS、殲ー16やスホーイ-30と構造上近い。見たところ中国人は枠外の時間と資金を費やした後、徐々に現有の困った状況を克服しつつある。将来は信頼できかつ強大な艦載機を持つだろう。


 4回の墜落事件というのがそもそも本当かどうかも確認できませんが、多くの艦載機はこのくらいの事故は起こしているのでは。

 あんまり意味ないすけどこういう記事好きですね。

http://t.cj.sina.com.cn/articles/view/6576728332/18800e90c00100950j


現代の近接防御砲は一体戦艦の砲弾を迎撃あるいは妨害できるのか否か? 実は可能性あり

周知のように、各国の戦闘艦上にはいずれも大量の近接防御砲が搭載されて敵のミサイルの迎撃に用いる。だが近接防御砲が敵の撃ってきた砲弾を迎撃した先例は決してないようである。何故なら現在の海戦はまだ本当に双方の艦砲の距離に入らずに交戦が開始されるからで、何故なら現代の海戦が主に頼るのは空母上の艦載機あるいは軍艦が搭載する対艦ミサイルだからである。艦砲に頼って海戦を行う時代はすでに去って帰って来ない。このため近接防御砲が敵の火砲を迎撃する機会は全くない。だがロシアはあるテストを行ったことがあり、それは陸上で近接防御砲1基を用いてその近接防御砲に向かって撃ってくる155mm口径榴弾砲の砲弾を迎撃する試みだった。その時のテストは実は非常に成功し、近接防御砲は成功裏に4回の短いバースト以内でかの榴弾砲の砲弾を撃破した。つまりもし必要なら近接防御砲は確かに敵の軍艦が発射した砲弾を迎撃できる。だが一般に迎撃するのは全て155oといった種の大口径砲の砲弾で、76mmオート・メラーラ艦砲は一体迎撃できるのか否かに関しては、誰もうまく言えない。

現代の近接防御砲は一体第二次大戦時期の戦艦の砲弾を迎撃できるのか否か? 実は基本的には多大な問題はない。何故なら第二次大戦時期の戦艦の主砲の口径は往々にして非常に大きく、ごく容易に近接防御砲のレーダーによって照射され、兵は非常に容易にかの砲弾の軌跡を計測計算し、しかも第二次大戦時期の砲弾は飛行速度が往々にして比較的遅く、つまりごく容易に敵によって軌跡を発見されかつ迎撃されるだろうからである。技術の上から言えば現代の近接防御砲が戦艦の主砲を迎撃するのに問題はなく、だた一般に戦艦は一斉射撃であり、つまり往々にして直面するのは1発の砲弾にはとどまらず、これは非常に迎撃しにくい。


 しかし当時の厚い装甲を貫通するための徹甲弾が、20〜30mm機関砲弾が数発当たっただけで破壊されたり進路が大きく変わったりするでしょうか。信管に命中して起爆させれば別ですけどその可能性はどのくらいあるんでしょうか。信管に直接命中しなくても機関砲弾が周囲に命中し(相対速度は非常に高く衝撃も大きいでしょうし)炸裂すれば信管は作動するもんなんでしょうか。しかし仮に起爆したとして、秒速数百mで飛来する40pクラスの砲弾が数百m先で起爆して、防御側の艦船は致命傷を負わないでしょうか。当時の砲弾には深く貫通してから起爆する遅延信管のタイプも多かったはずですが。また旧海軍が使用していた海中に突入して喫水線以下に命中する徹甲弾は迎撃がさらに難しいのでは。

7月24日

 中国の艦載機関連です。

https://military.china.com/important/11132797/20180717/32694873_all.html#page_1


専門家:3〜5年内にはもう中国の第4世代機が空母に搭載されるのが見られる

人民ネット北京7月17日電(邱越 張凌博) 「南華朝刊」は最近報道し、中国は新型艦載機を研究開発中であり、もって殲ー15に代替しようとしている、とした。軍事専門家の李傑は人民ネットのインタビューを受けた時に分析し、今後3〜5年で我が国の第4世代機があるいは空母に搭載されるかもしれず、その時になれば、中国の軍隊の海上方向における能力には質的飛躍があるだろう、とした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:殲ー15戦闘機」)

先日、中国の二大空母が初めて大連造船工場内で同じ方向に並列し、「双艦合璧」となった。ロシアメディアは、ロシア海軍も発展中だが、中国海軍の壮大さとは比較できない、とした。だが「南華朝刊」は、中国の2隻の空母にはいずれも艦載機の最良の方案がない、と指摘した。

李傑の説明によれば、現在我が国の現役の空母艦載機は第3世代機の殲ー15であるが、アメリカが日本、韓国など多くの国と合同で研究開発する空母艦載機F-35Cと強襲揚陸艦上のF-35Bはいずれもすでに引き渡されて使用されている。現在アメリカ最新の空母「フォード」号はまだFA-18とF-35Cを併用する過渡的段階だが、将来は必ずや徐々に第3世代および第3世代半戦闘機を淘汰することになる。

「日本はF-35を大量購入し、しかも数機はすでに就役しており、韓国にも購入計画があり、アメリカはさらに我が国周辺に多数のF-22、F-35を配備しており、次の一歩ではシンガポールなどの東南アジアの国、およびイギリス、オーストラリアも第4世代機を購入するつもりである。その時になり、もし我が国に海上方向で周辺国の戦闘機とで世代差が出現し、ステルス戦闘機を空母に搭載しなかったら、我々の空母は生きた的となり、遠距離空戦が実施できない劣勢に直面し、海上の制海権を喪失することになる。」 李傑はこのように語る。

香港メディアは、中国は新型艦載機を研究開発し、もって殲ー15に代替しようとしており、さらにあり得る選択肢は殲ー31のようだ、と指摘する。

李傑は分析し次のように言う。殲ー20は図体が大きすぎ、最大離陸重量は37トンに達し、殲ー15に比べ10トン近く重く、かつ機体の全長と全幅も殲ー31に比べずっと大きい。比較すると、殲ー31がより艦載に適し、空母の相対的に限られた空間により多くの艦載機を駐機できるようにさせる。しかも設計当初、殲ー20は陸上の防空により重点を置いており、一方殲ー31は海上方向により重点を置いており、設計と機体材料いずれにも一定の差異があり、「私は個人的に殲ー31がより空母への搭載に適していると考える。」

我が国がいつステルス戦闘機の艦載化を実現できるのかに言及した時に李傑は次のように語った。「今後3〜5年の時間内に、我々はもう第4世代機が空母に搭載されるのを見ることができるはずだ。ステルス機はカタパルト発進空母ができるのを待つ必要があるが、カタパルト発進空母もあまり遠いことではないだろう。カタパルト発進空母のカギとなる重要技術を我々はいずれもすでに突破しており、それらを整合して運用するのにまだ一定の時間を必要とするに過ぎない。」

李傑は語る。カタパルト発進空母の発進速度と出動率はいずれもスキージャンプ発進空母に比べずっと高い。第4世代機が艦載化された後、我が国の海上方向における能力には質的飛躍があり、アメリカなどの相手と対決する時に世代差は存在しなくなり、甚だしきに至ってはアジア太平洋地域で顕著な空中の優勢が形成できる。


 次期艦載機は殲ー20、殲ー31いずれをベースにするのがいいかの論争はずっとありますが、成都飛行機と沈陽飛行機の利権争いの性質が生じているようでもあります。

7月25日

 スホーイ-57関連です。

https://www.hao123.com/mid?key=pZwYTjCEQvF9pyGGmy99Uz4Bmy-bIi4WUvYET1qGujYkPW0vnWbzP101PW61PjfdPjR4&from=tuijian&pn=1


12機のスホーイ-57しか買えず、ロシア空軍は未来の空戦に対し勝算なし!

最近ロシア国防省は情報を発表し、ロシアは関連の軍事工業企業と契約を締結し、2027年までの今後10年内に12機のスホーイ-57戦闘機のみ購入する、とした。ロシア副首相ユーリ ボリゾフも、ロシア空軍は近年内に第5世代機であるスホーイ-57戦闘機を大規模に受領しないだろう、とした。この情報は聞くと非常にがっかりで、結局のところこのことは大量生産せず、少数の部分的な飛行員にこの機を理解させられるだけだろうことも示している。

ロシアが今後10年内にたった12機のスホーイ-57戦闘機しか購入しないのは、作戦部隊に暫時スホーイ-57に換装する計画はなく、スホーイ-35Sが性能不足であった時、やっとより多くのスホーイ-57の生産を考慮するだろうからであるが、根底に帰ればやはり経済の逼迫ゆえにである。ロシアはずっと近代化された軍隊を発展させつつあり、軍事費支出は持続して増大しているが、2014年以後ロシアが経歴する経済問題は極めて大きくロシアの国防予算を制限している。プーチンも2017年に「経済成長、軍事費削減」の計画を提出し、2017年にロシアの軍事費はこの19年で初めて下降した。このことはスホーイ-57戦闘機が大量生産できない原因ももたらした。2018年、ロシア経済は持続的に成長し、予算超過の結果になるかもしれないが、アメリカやEUはロシアに対する制裁を決して停止しないだろう。

スホーイ-57は現在世界第4の真に現役に到達したステルス戦闘機で、この戦闘機をもし大規模部隊装備しようとすれば、性能が高い必要があるほか、さらに実利がある必要がある。つまり、(頑住吉注:砕けた話し言葉で意味不明です)。スホーイ-57は装備される第5世代ステルス戦闘機で、しかもロシア空軍の主力となる可能性が極めて高い。だが无可奈何(頑住吉注:訳文になじみませんが「しょうがない」などの意味だとされています)なのは、ロシアは決してスホーイ-57を大量生産するつもりがないということで、かつスホーイー35Sを依然ロシア中核力量だとしている。だがこれはロシア方面がスホーイ-57に対し特別信用しているわけではないからだという可能性もある。スホーイ-57はソ連解体後ロシアが自主研究開発した初のステルス戦闘機で、西側の封鎖の下、ロシアも一歩一歩模索してきた。今回12機のスホーイ-57を購入するのも性能を熟知し、欠陥を了解したいに過ぎない。結局のところ現在科学技術は日進月歩で、いくつかの技術が成熟するのを待って、さらにスホーイ-57に装備すれば、戦闘力を非常に大きく向上させるだろう。

現代の空軍はすでに非常に顕著な体系の対抗という状態を見せ、単一の機の性能の局面に対し改変する作用はどんどん小さくなり、むしろ早期警戒機、偵察機、電子作戦機の共同作業で、方向を導く作用を果たす。ロシアは現在戦闘機が老化しているが、ワンセットの完備された作戦システムを有する。もし不成熟なスホーイ-57を装備したら、ロシア空軍の作戦能力は決していくらも向上させられない。もしスホーイ-57を大規模購入して、ひとたび欠陥があって調整を必要としたら全部の調整が必要になり、また多くの経費が必要になり、このためたった12機のみスホーイ-57を購入するのは経済窮迫の下での賢い行いと評価される。

だがロシア空軍の数百機の戦闘機が換装を必要とする規模に対して言えば、たった12機だけのスホーイ-57は全く使用に不充分である。ロシアは新世代戦闘機の研究開発の上ですでに後から来た中国によって追い越され、さらにもし生産能力が追い付かなければ未来の空戦の中でロシアサイドにはいかなる言うべき優勢もなくなる。


 この評価通りだとすれば大量に輸出して外貨を稼いで国内用に大量生産するというのも難しそうですね。

7月26日

 中国の小火器関連です。

http://www.cnrexue.com/n/20180708/193495.html


国産の92式拳銃が国外に突っ込まれる:中国、この「プラスチック」銃を発明して好感を勝ち取る

(頑住吉注:最初と最後に戦争や国防についての演説がありますが内容と全く関係ないので省略します。)

中国が発明した国産92式拳銃は頻繁に国内外の人に突っ込まれているが、ここ何年かこの拳銃の欠点はずっと何ら改良されていない。だが比較的元気づけられるのは、中国の某軍事工業企業があるサブマシンガンを発明し、第6回中国国際警察用装備博覧会でお目見えした後、イタリアのある会社に気に入られかつ独占代理店となり、ヨーロッパに向けてのセールスを開始したことである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「第6回中国国際警察用装備博覧会でお目見えしたCS/LSサブマシンガン」)

以前、およそ国内外のサブマシンガンは全てバレルなどの部品の交換という方法によって、やっと拳銃弾とゴム弾を同時に発射できた。部品交換あるいは機構の転換を必要とし、それでやっとゴム弾が発射できるのは、ゴム弾を発射する時、ゴム弾頭のプラスチックとゴムがバレルに粘りつき、何十発か後にはふさがり、ボアの狭まりがもたらされ、ゴム弾の装填時にボルトが正常に閉鎖できない結果をもたらすからである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「中国が装備するゴム弾」)

だが中国が発明したCS/LS型9mmサブマシンガンの突出した設計のメリットは、サブマシンガンの長期にわたる2種の弾薬の互換性がない問題を解決したことである。この銃は大量の試験を経て、最適化されたバレル構造パラメータを取得し、したがっていかなる部品の交換も必要としない状況下で、非致命ゴム弾と致命拳銃弾を互換して発射できる。何度もの試験を経て、この銃は大量のゴム弾を発射した後、依然正常に閉鎖でき、もし少量の残留があっても、ブラシによってクリーニング、除去でき、ゴム弾がボアに留まる問題を完全に解決した。

当初、CS/LS型9mmサブマシンガンはスチール製マガジンを採用し、マガジンの主体構造は30発の弧状構造だった。さらに一歩の重量軽減とコスト低下のため、設計人員はロアレシーバーとマガジンに対し新設計をなした。すなわちマガジンとロアレシーバーいずれにもプラスチック材料を用いるよう改めたのである。このうちロアレシーバーはグリップと一体で、グリップは中空構造で、一方において重量が軽減され、一方においてはアクセサリーボックスを配備でき、内部には各種調整および分解工具があり、追加で工具を配備する必要はなく即簡単な分解と維持保護が実現できる。

この銃はプラスチックボックスマガジンを採用し、この種の設計は初めて国産9mm口径銃器の中に採用され、マガジンを人間工学的に、および外観の質を顕著に向上させ、オリジナルのスチール製マガジンを採用した時に比べ銃全体が50g減少し、同時にコストも下がっている。指摘を必要とするのは、この銃の両側いずれにもマガジンキャッチボタンが設置され、射手が習慣および好みによって左右の手で操作できることであり、操作は簡単、便利である。

CS/LS型9mmサブマシンガンは全長約660o、重量約2.48kg、セミオート、バーストフルオート射撃方式を持つ。100mのセミオートの精度の平均水準は6cmに達し、最も良いものは3cm前後に達し得る。100mでのバーストの精度の平均水準は17cmx17cm前後に達し得、最も良ければ10cmx10cmに達し得る。これは同類型武器に先んじた水準にある。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「北アイルランドの騒乱で、対暴動警察がゴム弾を用いる」)

CS/LS型9mmサブマシンガンは近年来の国内外対テロ、対暴動形式の発展に照準を合わせ、警察や治安維持部隊のために研究開発した個人・兵個人作戦武器で、この銃は威力が適度、短小精悍、携帯に便利、機能の開拓展開性が強いなどの特徴を持ち、社会治安の維持保護や対テロ、対暴動などの作戦領域の使用に適する。現在、この銃は設計提携を完成した後、国内の武装警察部隊の試用に用いられる他、すでにスムーズに対ヨーロッパ輸出を実現している。このように言うことができる。国産92式拳銃は苦戦しており、CSサブマシンガンに頼ってのみ国に栄誉が勝ち取れる。


 正直どこかで見たようなデザインばかりの寄せ集めで新鮮味はないですが、たぶんドイツ製のMP5よりずっと安いでしょうから品質に問題がなければある程度売れ、そうなれば消音、短小などのバリエーションも登場するのでは。ショートアサルトライフルに押されて9mmサブマシンガンの需要は少なくなるとはいっても比較的治安のいい国などでは当分持続するでしょうし。ただ「もし少量の残留があっても、ブラシによってクリーニング、除去でき」というのは暴動対応の現場での急変には対応できない可能性があるという意味ですわな。

7月27日

 中国の艦載機関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1606578960011202164


殲ー15の隠れた危険は消し去られていない 何故殲ー31の艦載化は非常に難しいのか

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「2隻の空母が同じフレームに収まった画像」)

中国の2隻の空母がいずれも同じフレームに収められ、これは中国海軍が間もなく海戦時代に入ることを示す。このため、中国海軍艦載機の性能は各方が特別の関心を注ぐ問題である。

日本メディアとロシアメディアは今日いずれも文章を執筆し、中国海軍の主要な艦載機である殲ー15には依然欠陥が存在し、殲ー31の艦載化で問題を解決する必要があるとし、これは国内の一部の軍事愛好者の見方でもある。しかし、ある一点は注意に値する。もし殲ー15の危険が消し去られなければ、殲ー31は艦に搭載できないということである。

公開の報道によれば、殲ー15は就役以来すでに2回の深刻な飛行事故を経歴しており、1名の飛行員の死亡をもたらし、もう1名の飛行員は重傷だった。事故原因は詳細に報告されていないが、分析すれば飛行コントロールシステムの問題に違いない(頑住吉注:どういう根拠なんですかね。普通に考えれば難易度の高い着艦の失敗の可能性が高いのでは)。2回の事故という数字は絶対に大きくない。結局のところ、飛行とはリスクの高い職業なのである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー15の事故」 これは地上で火災を起こしたんでしょうか。これだって「飛行コントロールシステムの問題」ではないのでは。)

しかし、殲ー15の数量に比べると、この割合はちょっと受け入れられない。このため、なるほど殲ー15艦載機飛行団体の責任者が中央テレビのインタビューを受けた時、自分は主要な任務の期間にこの飛行機に対し不安を感じていた、としたわけである。

20年来、中国はずっと、スホーイ-27のシステムをベースに模倣し、模倣と新規設計をし、かつすでに充分に関連技術を認識し、かつ創新を行っている。殲ー11Bはまさしくこの現象の1つの例である。ならば、何故殲ー15の発展は障害に遭遇するのか? 原因は陸上基地飛行機に比べ艦載機にはより高い技術的要求があることである。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー15の事故」)

わが軍のある退役した老飛行員が書いた文章は艦載機と陸上機の着陸の差異を分析している。

陸上基地飛行機は着陸圧力が小さく、飛行機に追随して移動し、一種「浮かび漂う」感覚がある。最良の着陸地点に対し要求があるが、強いてそれである必要はない。飛行場の滑走路の条件を根拠に、飛行機の着陸面積は200mに達し得る。重要なカギは蹲起(頑住吉注:普通はスクワットのことらしいですがここでは飛行の専門用語なんでしょう)の防止である。ひとたびそれが発生すれば、それは単なる悪い問題ではない(頑住吉注:何言ってるんだか分かりませんねこの人の話は)。

艦載機は着陸時の性能が陸上機とは逆である。彼らの行為はより荒々しく、飛行機の離陸を迫り、ちょうどアメリカ飛行員が言うところの「鷹がひよこを捉える」である。スロットルを開き、もって直ちに引き起こせず再飛行となるのをを防止する。着陸区域の長さは約30mで、その他の選択はない。蹲着(頑住吉注:普通は座ることのようです)も許されないが、空母飛行員にとって蹲着は避けられない。

着陸の技術的要求がより高いため、飛行機の飛行コントロールシステムの設計も要求がより高い。1つ目に非常に敏感である必要があり、2つ目に非常に正確である必要があり、これを「量的変化が質的変化をもたらす」といい、関連のソフトウェアのパラメータが最大値に到達する時を必要とし、これは越えられない障害である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ネット仲間が設計した殲ー31艦載機の発進のCG画像」)

中国は殲ー11系列の設計、製造および使用方面に豊富な経験がある。比較すると、新しい殲ー15艦載機の数量は30機を超えないと見積もられ、総飛行時間は約1万時間と見積もられる。経験の欠乏は殲ー15の飛行コントロールシステムの改良を制限している。

殲ー15でなおいまだ完全に解決されていない問題が、殲ー31の上で一夜にしてもう解決できると期待することはできない。殲ー15に比べ、殲ー31は全く新しい設計である。おそらく飛行コントロールを堅固にする必要があるだけではない。このため、殲ー15の隠れた危険が消し去られるまで、殲ー31を艦に搭載することはできない。

最大の可能性は、中国が徐々に2隻の空母と3隻の空母を装備し、殲ー15機の数量を徐々に100機近くにまで拡大することである。設計機関はさらに実際に使用する飛行力量の中からデータと経験を累積し、殲ー31の研究開発の基礎を強固にする。この過程の中で、我々は誠心誠意我々の飛行員に向け敬意を表する!


 分からない部分がありましたが、経験豊富なスホーイ-27系の艦載機の欠陥が直せないのに全く新しい殲ー31の艦載化がスムーズに行くわけがないというのは冷静な判断ですね。ただまあ古いオリジナル設計の制約がない分自由度が高く、より多くの解決策が試せるという可能性もないわけではないのでは。

7月28日

 中国国産空母関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1606981659419442131


予想外、003空母の分段が江南造船工場に姿を現す 予想された速度に比べより速い!

7月25日、上海の江南造船工場にある中国の003空母の分段らしき1枚の画像がネット上に明るみに出、後にある軍事マニアは分段の寸法、大小とガントリークレーンとの比率を根拠に分析し、これにベテランの暴露者の返答を加えると、江南造船工場に姿を現したの他ならぬ中国が建造中の003空母であると確認でき、これは中国第3隻目の空母でもある!

今回003型国産空母が初めて屋外で明るみに出たのは、これまで軍事専門家が分析していた時間に比べ何か月か前倒しであるとされ、屋外に姿を現したのは003型空母がすでに船体の主要分段のドック内建造をすでに完成済みであり、すでに屋外のドライドックに移して組み立てを行い始めていることをも示し、このことは003空母建造作業の進展がスムーズであることをも説明、しかも予想の中の速度に比べより速く、人を意外にさせる!

003型空母の分段の出現以後、軍事専門家はもうこれに対し分析を行い、現在姿を現している003空母の分段は空母の核心部分である機格納庫の分段で、同時にこの空母の動力部分分段がすでに準備完了していることをも説明し、遠からずドライドックに出現すると見られる、としている。ドライドック内で行われる空母分段の組み立ては速度が最も早い段階で、1年の時間の分段組み立てが過ぎればこの003空母はもう正式に形をなすことができるできると見られる!

また、この前の中船重工トップが701所で参加したある会議で流れ伝わった造船工場内の003空母の構想図を根拠にして見ると、003型国産空母の外形はすでに確定しており、平直甲板のカタパルト発進方式を採用し、3基のカタパルトを持つ。現在003型空母のカタパルト発進が一体電磁カタパルトなのか、あるいは蒸気カタパルトなのか、および動力システムが原子力動力なのかそれとも通常動力なのかに関する論争はなお未決着である。だがカタパルトの方式は未確定だが、電磁カタパルトであることはほとんどすでに決定事項で、残るは003型空母が原子力動力を採用するか否かの疑問のみである!

この前の消息筋の人物の暴露を根拠にすると、003型国産空母は全長が325mに達し、満載排水量は8万トンに達することになり、65機以上の各種艦載機が搭載できる。原子力動力と電磁カタパルト発進方式を採用し、全体総合性能はアメリカ海軍のすでに退役した「キティホーク号」空母を超え、「ニミッツ」級空母よりやや低い!

現在、003型国産空母の分段はすでに江南造船工場に出現し、非常に多くのそれに関する「真相」も間もなく明かされ、例えば衛星クラウドマップを根拠に空母の艦体の寸法を測量し、したがってそのおおよそトン数が得られる。当然こうしたことに比べ、軍事マニアたちがより期待するのは003型国産空母がいつ進水できるかであり、このため筆者も003型国産空母が早期に進水できることを希望する!


 進み方は比較的慎重のようなので私はまだ原子力空母には行かないのではと思いますがどうでしょうか。通常動力でも電磁カタパルトは使用できるともされますが原子力空母上でさえ完全に実用にはなってないわけですが。

 中国の戦闘機関連です。

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殲ー20とスホーイー35の強強対決 中国サイドが勝つのは意外ではない 専門家:この2点が決定的要素!

周知のように、我が国は現在すでに第5世代戦闘機殲ー20を正式に部隊の中に装備している。だが生産量などの原因により、殲ー20は2020から2022年の間まで待つことを要し、それでやっと量産が実現できる。このため、この期間に我が国はスホーイー35戦闘機を導入しており、現段階において我が国の空軍の戦闘の中での優勢と戦闘力をしっかりと保持することができる。

我が国がロシアの手中からスホーイー35というこの最強の第4世代機と呼ばれるものを受け取った後、我が国の広大な軍事マニアのお友達や多くのネット仲間はずっと討論している。殲ー20がもしスホーイー35と正面からの勝負を行ったら、一体どちらが優位を取得しかつ相手方を打ち負かすのか? この答えに最近定説ができたようだ。

最近、我が国人民空軍は珍しく殲ー20戦闘機を使用してスホーイー35戦闘機と戦況に近い模擬作戦をした。この強強対決の中で、最終的に戦闘機の損失比は1:5だった。スホーイー35は敗北し、このことはこんなにも長時間にわたる疑惑についに最も実際に近い答案を得させもした。

我々は知っているが、スホーイー35は単に火力と戦闘機の機動操作から見て、中国の殲ー20および米軍のF-35に負けないだろう。軍事専門家はさらに、もし殲ー20が将来自らの国産エンジンを交換に受け取る前なら、近距離作戦で殲ー20は甚だしきに至ってはスホーイー35によって打ち破られるだろう、とする。

だが、現代の戦闘機の作戦方式は従来とでは非常に大きな差異があり、我々は戦闘機のステルスとレーダー捜索能力を最も前面に置く必要があるが、まさに殲ー20はこの2点において完全にスホーイー35に先んじており、このため第5世代戦闘機の優勢がはっきり表れて極めて大きな作用をし、これは今回の模擬戦で殲ー20が勝利を取得できた原因でもある。

専門家は、ロシアは現在大急ぎで彼らの第5世代戦闘機に属するスホーイ-57を研究開発しており、彼らも第5世代戦闘機の存在意義を知っていて、結局のところ21世紀の近代化軍事発展の中に身を置く我々は、第二次世界大戦時期の戦闘機の空中近距離格闘、殺し合いぶつかり合いの情景は去って帰っては来ないだろうことを知っており、このため殲ー20戦闘機が勝てたのは少しも意外ではない、と考える。


 「損失比は1:5」というのも本当かどうか分からないですし、こういったのは設定、ルールによっていくらでも結果が変わってくるでしょう。


















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