コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその289

8月5日

 殲ー31関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1606960210802458395


当局メディア大いに漏らす! 沈陽飛行機の殲ー31戦闘機の運命が大逆転 専門家:選択できるのはこの道しかない

最近、関連のメディアの報道によれば、沈陽飛行機によって研究開発される殲ー31戦闘機はかつて一度完全に放棄されたと考えられたが、最近中央テレビの中に出現した殲ー31の画面から見て、殲ー31は改めて新生を獲得した可能性が高い。今回の当局メディアの大泄(頑住吉注:うまい訳語が思いつきませんが意味は分かりますよね)は沈陽飛行機の殲ー31の運命に大逆転が発生したことを意味する可能性が高い。専門家は、殲ー31には現在やはり1つしか選択できる道はなく、それは他ならぬ空母艦載機になることだ、とする。将来一体空母に搭載されるのは殲ー31なのかそれとも殲ー20なのか、各位は焦る必要は全くなく、何故ならこの何か月か後には軍事マニアたちはもう答えを得るだろうからである。

実は中国の次世代艦載機方案に対しては各方にはずっと論争が絶えない。だが現在中国の殲ー15は実は決して立ち遅れてはおらず、結局のところやっと就役して何年かの時間なのである。殲ー15は殲ー11をもって原型とし、このため空戦能力は殲ー11に比べ決して劣らない。しかも、殲ー15の動力は非常に強力で、艦を離れる瞬間に顕著な沈下は決してない。殲ー15は優秀な機動性能と強大な作戦能力に頼り、アメリカのFA-18戦闘機を圧倒することが完全にできる。

現在論争される次世代戦闘機の問題としては殲ー20と殲ー31でどちらがより艦載化に適するかしかない。殲ー20を我々は非常に熟知し、すでに就役しかつ中国空軍の次世代主力戦闘機として使用されている。一方殲ー31は現在依然として緊張した試験飛行状態にある。もし殲ー20を艦載機として採用したら、優勢は作戦半径がより大きく、しかもより大きな弾薬庫に頼って寸法がより長いミサイルが搭載できることに他ならない。ならばより優秀な進攻能力を持つ。

だが艦載機の発展は中国空母の発展を参照して考慮することが必須である。現在の空母の寸法をもって言えば、殲ー20を搭載する数は殲ー31に比べずっと少なく、しかも殲ー20がスキージャンプ発進方式を採用すると必ずしも艦上での発着が実現できない。もし次世代空母がカタパルトを搭載したら、殲ー20は艦上での発着を実現できるが、巨大な尾部はやはり降着過程の中で深刻な影響をもたらすだろう。一方寸法が小さい殲ー31はより艦上での発着に適している。

我々はさらに未来の中国空母艦載機が遭遇するだろう相手を見てみよう。インドは軽視して計算に入れなくてよく、アメリカと日本がトップの敵となる。何故ならこの2か国はいずれもF-35戦闘機を装備することになるからである。殲ー31の重量と寸法はいずれもF-35に比較的近く、しかも同じく第5世代機に属すが、作戦能力は絶対に同じレベルではない。何故ならF-35には重量超過の問題が存在するからである。しかも単発設計では単純にエンジン交換に頼ってこれを解決することはできず、このため空戦性能には問題が存在し、殲ー31のライバルでは全くない。

一方殲ー31の各項目の性能は非常にバランスが取れ、しかも素晴らしいステルス性能を持ち、現在の設計はすでに優秀な第5世代艦載機の任に完全に堪える。しかも沈陽飛行機は以前に殲ー15を研究開発したことがあり、次世代艦載機研究開発にも当然より経験がある。当然、殲ー20がもし艦載化されなくとも、それは非常に長い航続距離に頼ってすでに南海周辺に到達でき、すでに艦載化の必要はない。このため我々は、殲ー31が現在最も艦載機に適した選択候補機種であると考える。


 まだ適したエンジンもないのにずいぶん強気ですが、本当に何か月かい内には結果が出るんでしょうかね。

 「国際軍事競技」関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1607202056011663206


競技の中でロシア兵士は何故03小銃を選び、逆に先進的な95小銃を選ばないのか? 単に平時の習慣による

今年の軍事競技は最近すでに行われ始めており、今年我が国は主に4項目の任務を引き受け、それぞれ突撃項目、海上上陸、安全工兵、対空ミサイルなどである。最新情報が言うところによれば、福州で行われる海上上陸競技で各国は銃器の受領を開始している。だが注意に値するのは、今回ロシア軍が選択したのが03小銃だということである。だが去年競技に参加した多くの国が選択したのは揃って95式小銃だったことを知る必要がある。ならば今年ロシアは何故03小銃を選択したのだろうか?

まず我々はこの03式小銃を理解する必要がある。我が国の小銃の発展にはずっとコンベンショナル小銃とブルパップ小銃との間で非常に大きな論争が存在する。2003年に定型した03式小銃は、全長950mmで、ストックは折りたたみを行うことができ、弾薬を含まない重量は3.5kgで、理論上の発射速度は毎分650発で、マガジンは95式と共用できる。また03式小銃には一連のメリットもあり、例えば銃の重量が比較的軽く、03式小銃は本体に大量の成熟したアルミ合金材質を使用していることで、されに加えてストックとグリップに使用されているのはハンドガード(頑住吉注:と同じプラスチック?)材料で、このことは銃全体の重量を非常に軽くさせている。

95式小銃に比べ、03式小銃はやや長いが、95式小銃はバレルが463mm、一方03式小銃の銃身長は440mmで、このため両者の弾丸の速度には一定の差がある。このことは03式小銃は見たところ非常に長いが、実際のバレルはごく短い結果ももたらしており、このことは運動エネルギーと正確度の上で、95式がいずれもいささかより優秀だろう結果ももたらしている。

ロシアが今回何故03式小銃を選択したのかに関してであるが、それはロシア軍部隊が使用する銃器が大部分AK系列およびその改良系列だからで、こうした銃器は大部分ストックがあり、操作方面で03小銃はAKに非常に近いこともあり、もし作戦性能が非常に高いロシア部隊も、ストックありの銃は本当に使用不管(頑住吉注:意味不明。記述の間違いだと思います)だとし、これはロシア軍が今回何故03小銃を選択したかの主要な原因でもある。同時に毎年の軍事競技には規定があり、それは競技参加隊伍は主催者サイドの提供する装備を使用することが必須だというもので、以前我が軍がロシアで競技に参加した時にはロシアのPKP機関銃、SVDスナイパーライフルなどを使用したことがある。


 まあ確かにコンベンショナルな小銃を日常使用している兵士がいきなりブルパップ小銃を使いこなすのは難しく、アメリカの兵士でも同じ選択をするでしょう。

8月6日

 中国の艦載早期警戒機関連です。

https://military.china.com/important/11132797/20180801/32755265_all.html#page_2


中国の「空警ー600」艦載早期警戒機が模擬的に艦に搭載される あるいはまもなく初飛行か!

原題:空母の早期警戒機「空警ー600」が模擬的に艦に搭載される もっぱら我が電磁カタパルト空母のためにカスタムメイド

最近、殲ー15の模型と空警ー600の模型が同じフレームに収まり、武漢のコンクリート建築の模擬空母上に出現し、軍事マニアの広範な推測を引き起こした。すなわち、まもなく国産艦載早期警戒機の初飛行が目撃されることになるという。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「殲ー15の模型と空警ー600の模型が同じフレームに収まる(資料画像)」)

これに対し、軍事専門家の蘭順正は、中国の空警ー600はもっぱら我が国の次世代電磁カタパルト空母のためにカスタムメイドされた艦載早期警戒機で、アメリカ海軍現役唯一の空母早期警戒機E-2「ホークアイ」と性能が同一水準で、空警ー600が艦に搭載される時期は我が国の電磁カタパルト空母の進水時期と関係があるかもしれない、とした。

空母が早期警戒機を装備することは「天の目」が増えたようなもので、空母の安全性、目標捜索能力、遠距離作戦能力を大幅に向上させることができる。

艦載早期警戒機は移動する高空のレーダーの様なもので、電子偵察設備によって空中、海上、あるいは陸上目標を発見し、迅速に情報を空母指揮コントロールセンターに伝達し、味方サイドの実戦機を指揮して作戦任務を執行する。早期警戒機は空母艦隊が遠海で独立して高強度空中作戦を実施するのに必須のものでもある。

しかし、我が国の2隻の空母はいずれもまだ早期警戒機を装備しておらず、早期警戒能力が比較的弱い早期警戒ヘリあるいは空母自身のレーダー早期警戒を始動する方式を採用する。

このことは空母が海上で容易に位置を暴露する結果をもたらし、もう一方では空母戦闘群の遠距離作戦能力を削減し弱める。このため、我が国の空母艦隊の遠距離レーダー早期警戒能力の弱点を補うことは焦眉の急である。ある報道は、およそ10年あまり前、我が国はすでに空警ー600の研究開発を開始していた、とする。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「(資料画像)」)

蘭順正は、中国の空警ー600は性能や外形の上で米軍のE-2「ホークアイ」空母早期警戒機に似ている、と指摘する。

推測によれば、空警ー600は機体が比較的太短く、複数の垂直尾翼を持つ先進的な艦載早期警戒機で、全長はおよそ20〜21m、全高は6m前後、全幅は9m前後、空虚重量および最大離陸重量はそれぞれ18および24トン前後で、双発ターボファンエンジンを採用する可能性がある(頑住吉注:ターボプロップでは)。

一般的に言って、空母自身のレーダーは地球の曲面率の影響を受けるため、低空や超低空の目標に対する探知計測距離が短く、目標発見時はすでに非常に近く、空母の「近視眼問題」が突出する結果をもたらす。

推測によれば、中国の空警ー600の探知計測範囲は何百qに達し、加えて高空の早期警戒は地球の曲面率の影響を克服し、ほとんど死角はない。ひとたびこのようになるや、空母の防空警戒圏は外に向けて何百q開拓展開される。また、空警ー600がひとたび就役すれば、我が国の空母の位置が暴露する可能性も顕著に低下することになる。

空母は空間と搭載量に限りがあるため、通常の早期警戒機に比べ、艦載早期警戒機を艦に搭載しようとすれば重量軽減、ダイエットを経ることが必須で、このため非常に多くの機能をある程度取捨選択することが必須である。例えば、早期警戒機の体積の減少、探知計測距離や航続距離の短縮である。また、艦載早期警戒機は海洋環境への適応方面でもより大きな力を費やす必要があり、例えば艦載機の防塩、防水、浸蝕を防ぐなどの方面の要求がずっと高いだろう。

「空警ー600は我が国の新世代電磁カタパルト空母上に装備される可能性が高い。何故なら早期警戒機はカタパルト発進が必須であり、スキー発進を行い難いからである。」 蘭順正は説明する。遼寧艦の艦載機はスキージャンプ発進であるが、スキージャンプ発進は艦載機のエンジンの出力が大きいことを要求し、これと同時に、艦載機の燃料搭載量と弾薬搭載量が小さい。

しかし、艦載早期警戒機はちょうど逆で、体積は大きく、重量は大きく、同時にエンジン出力も大きくなく、空警ー600がもし研究開発に成功しても、スキージャンプ発進の空母の上で発進することはできないはずである。アメリカの「ホークアイ」艦載早期警戒機はカタパルト方式の発進を採用しているとされる。「スキージャンプ発進に比べ、カタパルト発進はより大きな重量と体積の実戦機を発進させることができ、航空戦力向上に対し影響が非常に大きい。」

空警ー600はいつ正式に艦に搭載されるのか? 蘭順正は、中国の電磁カタパルト空母の進水時期と関係があるはずだ、とする。だが、電磁カタパルト空母の研究開発難度は比較的高いため、いつ進水するかはまだ未知数で、このため空警ー600が艦に搭載されるには依然辛抱強く待つ必要がある。


 実際には大方の予想より進み方が早いことが多いようですがね。

8月7日

 殲ー20関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1607608815490583016


何故殲ー20のステルス性能はF-22に比べはるかに良いと言うのか:この設計がF-22を超えている

最近、メディアの報道によれば、我が空軍の殲ー20戦闘機はすでに作戦に投入され始め、以前の戦闘機の2機、4機編隊に比べ、わが軍は今回殲ー20戦闘機においてそれにもかかわらず3機編隊を選択した。見たところやや不思議だが、これは間違いなく最も適している。第5世代機の作戦能力の発揮に最も適しており、殲ー20に十分な制空能力を獲得させられる編隊方式でもある。しかもこれはコストも最低である。一個航空旅団が32機の殲ー20戦闘機を装備するとして計算すると、10の3機編隊を構成して作戦任務を執行することができ、残る2機の戦闘機は空域をパトロールして随時支援を準備でき、充分な作戦能力を獲得するのと同時に、極めて強い柔軟性も持つ。しかも最も重要なカギは、このような模式は空戦の中で相対的により大きな優勢を獲得でき、現代の航空旅団の作戦にもより符合し、我が方周辺のいくつかの国に対応するのにも絶対の優勢を保証することができることである。

3機編隊の作戦は主に制空方面に用いられ、我が空軍周辺の絶対的大多数の空軍は揃って12機中隊制度であり、この種の制度は作戦執行時に絶対の優勢を保証できるが、このためにもたらされる結果は編成が比較的大きく、かつ空戦の中で相対的に容易に撃墜されることである。我が国空軍が1つの殲ー20による3機編隊を出動させて対応することは相対的に言って最もコストが節約される。我が空軍の殲ー20の作戦任務執行では一般に6発の中距離空対空ミサイルと2発の格闘ミサイルを搭載するだろう。このようだと120qの距離で中距離ミサイルを発射すれば、即100q以遠で少なくとも9機の戦闘機が撃墜でき、3機編隊は全部で18発の中距離ミサイルを搭載し、もし2発で1機撃墜するとして計算するならば、それでも9機の戦闘機に足り、正常な撃ち方に照らせばさらに多く撃墜できる。

残る3機の戦闘機は当然格闘作戦の中で第5世代戦闘機である殲ー20に対抗するのは不可能であり、格闘作戦の中でF-15のたぐいの戦闘機を撃墜するのは非常に容易だろう。もしF-35戦闘機に遭遇しても、レーダーとサイズの上での優勢を利用して相手を圧倒する。これこそ3機編隊を採用する最も重要な原因で、何故なら3機で即敵サイドの第4世代戦闘機に充分対応でき、もし同様の第5世代機に遭遇したら、同等の数量を出動させれば即OKである。しかも第5世代機の価格は比較的高い。現在の一個航空旅団が以前の二個航空旅団分を必要とするならば、以前の二個航空旅団は48機の戦闘機で、一個航空旅団を32機から40機の戦闘機とし、数量の上で縮小するのと同時に編隊の数量も減少させるしかない。だが第5世代戦闘機の作戦能力の向上ゆえに、これは大きな問題ではない。

実際、国外は第5世代戦闘機を使用する時、大多数が2機、3機編隊を採用し、前の世代の戦闘機が作戦時に使用した4機、12機編隊を決して選択しないだろう。このようだと作戦能力が向上し、また相対的にコストが節約される。我が軍が第5世代戦闘機の作戦模式を計画するのにこの方面で比較的成熟した方案を選択したのも不思議なことでない。結局のところアメリカこそ全世界で初めて第5世代戦闘機を装備した国であり、我が軍は先進的な殲ー20戦闘機を開発したが、我が軍初の第4世代戦闘機殲ー10が就役してからでもたった10年の時間が過ぎたばかりに過ぎない。もしスホーイ-27の購入を加算しても、我が軍が先進的な戦闘機を使用した経験は米軍に比べ20年短い。だが殲ー20戦闘機は現在作戦任務が執行でき、このことはこの戦闘機がすでに真の意味で研究開発に成功し、かつ迅速に米軍に対し脅威を構成するだろうことを意味している。


 興味深い内容を含んでいますけど、どうして中国の記事ってタイトルと内容が全く合ってないものが多いんですかね。またこの想定って相手がこちらを先に発見する可能性も相手の地対空を含めたミサイルが命中する可能性もF-22が出てくる可能性も入ってませんけどちょっとどうなんすかね。

8月8日

 ロシアの無人機関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1606929040411683398


パフォーマンスは申し分なし! ロシア軍無人機がシリアでいかに作戦しているかを見る

ロシア軍がシリアに派遣している無人機は、主に陸軍が装備する小型戦術無人機である。この他、ロシア海軍はさらに何機かの「海鷹」-10と「前哨」を派遣している。2015年、ロシア軍は全部で10個「前哨」無人機分隊を有し(それぞれの分隊に3機の無人機)、このうち6個はロシア海軍の指揮に帰している。「前哨」はロシア軍唯一の中高度長航続時間巡航能力を持つ無人機で、その他の機種の現役無人機は離陸重量がいずれも30kg未満で、巡航範囲も有効搭載荷も「前哨」にはるかに遜色がある。ロシア海軍と陸軍の無人機は、いずれもロシア軍駐シリア部隊集群司令部の統一指揮に帰す。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「『前哨』無人機」)

ロシアの超小型無人機がシリアで使用されたとの報道は少ないが、事実としてはロシア軍はすでにZALA421-11、ZALA421-08、「補助翼」などの機種の超小型無人機を装備している。このうち、ZALA421-11は性能が最も突出している。この無人機はイジェフスク社によって研究開発され、全システムは標準的な寸法のスーツケース内に収められ、携帯に便利で、手投げで発射できる。ZALA421-11の監視に用いる装置は交換でき、テレビ、赤外線カメラ、カメラをいずれも有効搭載荷とすることができる。

ロシア軍無人機のシリアでの主要な任務には次のものが含まれる。空襲目標の偵察、打撃効果の評価、ロシア軍砲兵のために偵察と射撃修正を提供するなど。砲兵の偵察と射撃修正はロシア無人機のシリアにおける極めて重要な任務で、主に「海鷹」-10と「前哨」が執行し、軽迫撃砲に偵察と射撃修正を提供する。ロシア軍の先進的な自走砲上には受信および処理ユニットが装備され、無人機が送ってくる情報を根拠に自動で射撃諸元を調整することができる。シリア政府軍の行動は砲兵に高度に依存しているため、無人機の偵察と射撃修正は特別重要なことが目立つ。この種の任務を執行する時、無人機はさらに砲弾とロケット弾の目標命中の画像と動画を撮影し、もって宣伝の用に供する。

先進的な光学機材を装備する「前哨」は、さらにしばしば中高度、遠距離での重要な敵サイドの目標監視に用いられる。2015年12月25日、シリア空軍はまさにロシアの「前哨」が送ってきた画像を根拠に、反対派武装勢力「イスラム軍」の指揮部の位置を確定した。その後、シリア空軍の3機の実戦機は正確制御誘導ミサイルを使用してこの指揮部を攻撃し、一挙に「イスラム軍」首領ザーラン アルーシュを殺害した。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシア軍兵士が『海鷹』を検査中」)

打撃効果評価任務を執行する時、往々にして複数の無人機を同時使用する必要がある。2015年12月8日、ロシア海軍の636.3型ディーゼル・電池潜水艦「ドン河畔ロストフ」号は「イスラム国」のシリア国境内ラッカ州に位置する2ヶ所の大型基地に向け6発の「クラブPL」潜水艦発射巡航ミサイルを発射した。打撃効果確定のため、ロシア軍は同時に5機の無人機を出動させて偵察を実施した。また、ロシアの無人機はさらにシリアで航空地図作成任務を執行している。無人機の地図作成結果は3Dデジタル地図化され、もってロシア軍が捜索および救援行動を展開するのに協力援助する。2015年12月、ロシア航空宇宙軍のスホーイ-24M2戦闘爆撃機がシリア国境付近で撃墜された後、すぐに「海鷹」-10が出動して幸いにも生存した機クルー人員の位置を確定し、かつ目標区域の地図を作成し、、このことは後続の救援作業のために良好な基礎を固めた。

シリアに配備されるロシア軍無人機は、当初ラタキア州のヘメイミム空軍基地に駐屯した。ロシア軍がシリア各地の戦事に介入し始めるのにつれ、一部の無人機はその他の飛行場に行き始めた。2016年8月、シリア反対派武装勢力がアレッポに対し反攻を展開した際、ロシア軍のある無人機分隊は緊急にアレッポ国際空港に配備され、もってシリア軍の作戦を支援した。現在、ロシア軍はさらに一部の一部の無人機分隊を派遣してパルミラ付近のティアス空軍基地に駐屯させ、もってシリア軍の過激組織「イスラム国」に対する作戦に協力援助している。このように無人機をさらに前線に近い場所に配備することは多くのメリットがある。無人機はより早く目標地域上空に到達でき、目標付近での滞空時間も相応に増加する。(世界軍事)

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシア軍兵士が無人機を放つ」)


 デザインがどうもごつごつして古臭いものが多い感じですが、レール状のカタパルトや手投げ方式は面倒、原始的という印象ながら道路などから自力で滑走して発進する方式に比べ草地などでも発進させられるメリットがあるんでしょうね。

8月9日

 日本関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1607851561616407330


日本、十年以内に第5世代ステルス戦闘機の研究開発に成功すると称する? 軍事専門家、この5文字だけを口にする!

日本の航空自衛隊はずっとアジアの空中力量の優秀者で、終始いち早く世界で最も先進的な戦闘機を装備もした。例えば1955年にもうF-86セイバー式戦闘機を装備し、ソ連のミグ-17や中国の殲ー5戦闘機を秒殺できると称した。後にまたF-104迎撃機、F-4ファントム式大型戦闘機に全面換装した。日本は1978年からアメリカのF-15戦闘機を導入し、それまではアメリカとイスラエルだけがF-15戦闘機を持っていた。同時に日本はさらに自ら三菱重工F-1戦闘機およびF-2戦闘機を研究開発した。ここ何年か、F-22導入に実りがない状況下で、日本はアメリカから42機のF-35ステルス戦闘機を購入することを決定し、単価は5億アメリカドル近く、全部で200億アメリカドルの資金を費やし、これは240機のロシア製スホーイー35戦闘機を購入する金に相当する。

日本の国産第3世代戦闘機F-2Bが2010年に生産停止されて以後、今に至りすでに8年の時間がたち、日本の軍事工業企業は13機の津波で水没したF-2B戦闘機を修復することを除き、もはや1機の国産の先進的な戦闘機も生産したことがない。このことは野心が非常に大きい日本人にとって受けられられないことと言える。航空工業、特に軍事航空工業は、現在世界で最も複雑で最先端の工業技術である。現在世界に飛行機を製造できる国は数えきれず、何十もあるが、第5世代ステルス戦闘機を製造できる国は、中米ロしかない。そして同時に2種の第5世代戦闘機を持つ国は、中国とアメリカしかない。

国産の第5世代ステルス戦闘機を開発するため、日本の三菱重工は2016年にX-2先進技術検証機を初飛行させた。つまり我々がしばしば語る心神戦闘機である。だが心神は2台のアフターバーナー使用時の推力がたった49キロニュートンのエンジンを使用し、内部弾薬コンパートメントすらなく、2017年10月に第32回科研試験飛行を行って以後もう最終的に飛行停止となった。その後日本は大型第5世代ステルス戦闘機研究開発計画を宣言し、2台の推力15トンの先進ターボファンエンジンを採用し、XF-3と命名し、就役以後はF-3戦闘機となる。

第5世代ステルス戦闘機が研究開発したければ、先進的な大推力軍用エンジンを持つことが極めて重要である。6月28日に日本の防衛省は、石川島播磨重工(IHI)によって研究開発され第5世代ステルス戦闘機に装備するXF9-1軍用航空エンジン核心機の原型機が引き渡され、現在札幌試験場で機能試験を行いつつある、と宣言した。2019年6月にXF9-1の高空台試験を行う計画である。

日本が発表したXF9-1エンジンの性能は非常に先進的であり、我々はXF9-1をアメリカのF119の21世紀材料改良版と見ることができると言えなくもない。XF9-1エンジンは長さ4.8m、直径1m、最大タービン前温度は驚異的な1880Kに達する。アフターバーナー使用時の最大推力は15トンにも達する。軍用(頑住吉注:アフターバーナー不使用時)最大推力は11トン、20度全方向ベクトル推力コントロール能力を持ち、日本の未来のF-3ステルス戦闘機とセットになる動力である。日本はこの機種を利用して、一挙に先進大推力軍用ターボファンエンジンの国際クラブに身を置き、最終的にはステルス戦闘機航空強国の主席台に上ろうとしている。

だが日本のXF9-1が大量装備というこの一歩にまで行きたければ、少なくともまだ10年の時間を要する。アメリカがF-22ステルス戦闘機を研究開発したことを例にすると、1986年にXF119エンジンの研究開発を開始し、1990年になってXF-22に装備して試験飛行した。1992年に正式にF119-PW-100エンジンを研究開発した。4年後に初飛行し、2005年になってF-22戦闘機はやっと初歩戦闘力を形成した。日本は独立して戦闘機用先進大推力エンジンを研究開発したことはまったくなく、彼らがこの領域で「大躍進」を完成するとは非常に想像し難い。

日本方面はこのように自信満々であるが、現在引き渡されたばかりの核心機の原型機から見て、真に第5世代戦闘機を作り出せるまでの距離として、日本にはまだ非常に長い行く必要のある道がある。現在、日本の第5世代戦闘機の研究開発には不確定性も発生している。日本は少し前、XF-3プロジェクトを中止し、某国と次世代戦闘機を合同研究開発するつもりであると宣言した。もし日本の第5世代機が継続して発展していけても、2030年以後になることを要してやっと第1機目の飛べる検証機が出現できる。その時には中米の第6世代戦闘機の雛型はいずれも登場している。このため、軍事専門家はこの5文字だけを口にする:這事涼涼了! (頑住吉注:「この件は終わった」くらいの意味でしょうか)


 日本のステルス戦闘機開発が順調にいかない可能性は充分あると思いますが、一方2030年になっても真に次世代と言える戦闘機がさっぱり登場しないという可能性も大いにあると思いますね。

8月10日

 中国の通常潜水艦関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1608072580752096755


重大な暴露! 中国の第4世代潜水艦がハイテンションで登場 総設計師:多項目の技術が世界第一

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は潜水艦の構造模型」)

最近、メディアの報道によれば、この前のある情報は中国の第4世代潜水艦を明るみに出し、この潜水艦はハイテンションで登場し、そしてこの潜水艦の特徴はAIP技術を搭載していることになるだろう。この潜水艦を担当する総設計師は、この潜水艦は多項目の技術が世界第一で、甚だしきに至っては原潜と勝負できる、とする。米軍はこの重大な暴露を知った後、明らかに大敵に臨むが如し(頑住吉注:緊張している、といった意味のようです)で、多くの部門が中国のこの潜水艦はすでに米軍に対する深刻な脅威を構成しているとしている。ならばアメリカは何故中国の第4世代潜水艦を憂慮しているのだろうか? 総設計師が出した答案は次のようなものである。この潜水艦は潜水艦発射対艦能力、AIPシステムなど多くの国際的に先進的な潜水艦技術を持ち、潜水艦の戦闘力に対する向上が巨大である。

中国の通常潜水艦の総設計師である呉崇建をインタビューした時、呉総設計師は次のように言及した。中国は通常潜水艦の製造の上で、すでに以前の追跡、後の模倣から、現在すでに並走と一部技術の超越を完成している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は039型潜水艦」)

もし中国の軍隊の近代化の道の中で、通常潜水艦の歴史的過程を語り始めるならば、端緒はロシアのキロ級潜水艦に他ならない。この武器はロシアによって製造され、コードナンバーは877で、潜水艦の全長は72m、重量は2300トンあり、採用するのはディーゼル動力で、キロ級が登場した時、最も誇った技術は水中の静音能力に外ならず、艦体は最も良い静音塗料を採用し、世界で最も静かな潜水艦とさせた。

当時中国はキロ級のずば抜けた性能を気に入り、すでに使用できないまでに古くなっていたR級潜水艦に取って代わらせるためもあり、まず4隻の初期型を購入し、しかる後一気に8隻の636M型キロ級を購入し、中国をキロ級最大の海外ユーザーとさせ、当然この潜水艦は中国が世界の先進的な通常潜水艦に触れる起点ともなった。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「画像は039型潜水艦」)

その後、中国はロシア製潜水艦技術を吸収し、いくつかの西側の先進的な理念を結合し、自主的に039型潜水艦を研究開発した。体積の上から見て、039型はキロ級と大差なく、やはり2300トンクラスの潜水艦だが、騒音問題の上で039はさらに一歩進んでおり、何故なら騒音低下を非常に重視したからで、このため設計時大量の騒音低下技術を採用し、水中において039の騒音は90デシベルしかなく、ほとんど海洋の背景騒音と同じである。騒音低下の他、電子システムの上で、039はキロ級を完全に圧倒し、例えば自動操縦、デジタル化制御など先進技術を採用している。

今日に至り、中国はすでに032級潜水艦を作り出しており、外形上ダブル船殻設計を採用し、全長は92mに達し、排水量は6000トンで、動力にはディーゼル・電池推進を採用している。性能の上から見て、032はキロ級を超越しただけでなく、しかも一挙に世界性能最強の通常潜水艦となり、甚だしきに至っては原潜に比肩し得る。通常の巡航ミサイルが発射できるだけでなく、さらに巨波2というこの大陸間ミサイルが発射でき、これは全世界でも唯一である。


 言うほど凄いのかどうかは分かりませんが、「中国の潜水艦は騒音がひどい」という先入観にいつまでもとらわれているのは危険でしょうね。

8月11日

 日本関連です。

http://wemedia.ifeng.com/71796156/wemedia.shtml


「装備発展」 日本の12式対艦ミサイルを簡単に分析

2018年7月、日本の陸上自衛隊は2018年度「リムパック」軍事演習に参加し、かつ米日合同地対艦ミサイル実弾射撃訓練の中で4発の12式対艦ミサイルを発射し、海上に位置する標的艦に命中させ、これは12式対艦ミサイル正式就役後初の公開、お目見えである。

12式対艦ミサイルは日本の三菱重工が新たに研究開発した車載地対艦ミサイルで、現役の88式地対艦ミサイルに徐々に取って代わることになる。日本は2012年にこの対艦ミサイルの研究開発を開始し、2015年になって正式に日本の陸上自衛隊に就役した。国外メディアはこのミサイルの部分的なパラメータしか披露していない。すなわち、全長5m、直径350o、ハイエクスプローシブ戦闘部を採用、発射重量は700s、最大射程200qである。搭載するプラットフォームは8x8トラックシャーシで、1台に6発を搭載し、ミサイルの発射ボックスは正方形断面である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「12式対艦ミサイルの発射車」)

上述のメディアの描写、記述から見て、12式地対艦ミサイルは現役の「ハープーン」や「エクゾセ」などの亜音速中距離対艦ミサイルの性能に似ており、かつ何のハイライトもない。だが関心を注ぐに値するのは、12式対艦ミサイルは伝統的な慣性誘導+GPS+アクティブレーダーの制御誘導体制の上に地形マッチング制御誘導模式を追加しており、これは全世界の対艦ミサイルの中でも実に珍しいものに属する。日本の当局メディアは、この種の技術の採用は12式対艦ミサイルに海岸線からの距離約50qの内陸で発射できるようにさせ、打撃精度を確保するのと同時に、さらに発射車の生存性を向上させている、とする。だが技術の角度から見て、この説は決して成立しない。原因は現在の慣性誘導+GPS制御誘導体制は12式地対艦ミサイルの50q以内における飛行精度を確保し得るのに足り、その他の補助手段は全く必要としないことである。

我々は、日本が12式地対艦ミサイルに地形マッチングを追加装備したのは、その次の一歩の発展、例えば遠距離対地巡航ミサイルなどの進攻性武器のために技術を蓄えることだという可能性が高いと考える。一方において、日本は近年相次いで「平和憲法」や「専守防衛」政策を突破し、「安保法案」によって法律の上から交戦権を確定している。一連の政策の拘束を離脱した後、日本の進攻性武器を装備することに対する渇望は新たな高度に到達する。もう一方では、日本はかつて2017年にアメリカから「トマホーク」巡航ミサイルを輸入する意向を提出し、その進攻性火力構築の決意を充分にはっきり示した。だが「トマホーク」ミサイルの射程は1600qを超え、アメリカがトップとして制定した「ミサイル管理体制」の300qの制限をはるかに超えている。このため日本がアメリカから「トマホーク」を輸入する可能性は非常に低い。要するに、日本には自身の力量に頼って遠距離対地攻撃ミサイルを開発するのが最も良い選択なのである。現在の日本の技術の貯えから見て、ミサイルの全体設計、動力、戦闘部などの方面に問題は存在しない。地形マッチングはその数多くないいまだ突破されていない技術的ボトルネックの1つである。12式地対艦ミサイルの使用はこの技術の突破を有効に促進し、日本が将来遠距離対地巡航ミサイルを開発するために技術の基礎を固めることになる。

(藍海星:冷欣陽 白旭尭)


 この分析が当たっているのかどうか分かりませんが、今後日本が巡航ミサイル程度の兵器を持つ必要はあるように思います。



















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