コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその29

2月14日

 殲-20関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-02-12/213072_2310909.htm


殲ー20、エンジンに依然ロシア製エンジンを使用!

最近ネット上に発表された1枚の殲ー20戦闘機検証機の画像がメディアの高度な関心を引き起こした。この画像の中で、殲ー20戦闘機の2台のエンジンの尾部噴射口収斂調節片(頑住吉注:知識ないんで日本語や英語で何と言うのか知りませんが、要するにカメラのシャッターの絞りみたいにノズルの噴射口を開閉するシステムの、1枚1枚の曲面の板のことらしいです)が異なる色を呈しており、このうち片方の収斂調節片はロシア製ALー31系列エンジンと同じである。ある分析は、殲ー20戦闘機の2001号検証機はロシア製のAL-31エンジンを動力として採用しているのかもしれないと指摘し、これはこれまでいくつかの外国メディアが推測した、国産「太行」エンジンを使用している、というのとは異なる。(画像を提供した鼎盛軍事に感謝)(頑住吉注:色が違うだけでなく構造も違うのが分かりますね)

(頑住吉注:2ページ目)一部の分析は、殲ー20戦闘機はAL-31エンジンを採用しており、比較的穏当な策であると考える。エンジンの尾部噴射管の外側には白色のステルス保護カバーが装備され、エンジンの輻射熱指標を低下させるのに用いている可能性がある。画像から我々は、小さな画像の下のエンジン尾部噴射管の収斂調節片が青色を呈しているのを見ることができ、以前と異なっている。

(頑住吉注:3ページ目)「太行」エンジンとAL-31エンジンとでは尾部噴射管収斂調節片の構造と形状にはっきりした差異があり、これによりごく容易に両者を区別でき、戦闘機がすでに「太行」を装備しているか否か判別できる。

(頑住吉注:4ページ目)小さな画像は「太行」エンジンの尾部噴射口であり、外層の収斂調節片は順番に畳圧(頑住吉注:たぶん段ボールの蓋を互い違いに重ねてとりあえず閉じるような構造を指すのではないかと思います)された構造で、それぞれの収斂調節片はいずれも前後に相連なった部分が前の1片上に畳圧され、尾部噴射口は外観上、大小の形状が一致した収斂調節片で組成されている(頑住吉注:継ぎ目で分割された各部分の幅が等しいですよね)。

(頑住吉注:5ページ目)AL-31エンジンの尾部噴射口。外層の収斂調節片は、2枚ごとの大きな収斂調節片が1片の小さな収斂調節片を挟む構造が採用され、外観上大きな収斂調節片と小さな収斂調節片が交錯して円形の尾部噴射口を組成している(頑住吉注:こちらでは継ぎ目で分割された各部分の幅が、広い、狭い、の順に連続しています。なお、6ページ目も同じキャプションで、7ページ目以降には新たな内容はありません)。


 しかし2002号機は2台とも太行エンジンのようですし、結局これが何を意味するのかはよく分かりません。ちなみに9、10枚目に見えるのが「神秘の斑点」「美人黒子」という奴でしょう。

 中国の対艦ミサイル関連です。

http://military.china.com/news/568/20130211/17678203.html


ジェーン:中国の鷹撃-12対艦ミサイルの防御突破速度は驚異的

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インターネット上に流れ伝わる『鷹撃ー12』の画像」)

イギリスの「週刊ジェーン安全保障業務」1月30日の報道によれば、最近インターネット上に流れ伝わっている画像は、中国が一段と力を入れて研究開発中の先進的超音速対艦ミサイルは空中と水上の作戦プラットフォームによって発射でき、遠距離の目標に対し「必殺」を形成する、ということをはっきり示している。

このミサイルは「鷹撃ー12」と呼ばれ、設計の原型は2000年の珠海航空展に最初に出現した。だが、最近実物という形式をもって出現したサンプル品は最初の設計とはっきりした差異がある。「ジェーン」は、新たに披露された画像は「鷹撃ー12」が4台のラムジェットエンジンを装備していることを見せており、レイアウトはロシアが2006〜2007年に中国に販売したKh-31空中発射ミサイルと似ている、と考える。Kh-31はロシアのスター・アロー航空科研連合体によって研究開発されたもので、かつて2008年の南オセチア戦争(頑住吉注:ロシア・グルジア戦争)に投入、使用された。当時ロシア空軍のスホーイー34前線爆撃機はKh-31を用いてグルジア軍が要地に配備する警戒レーダーポストを破壊し、友軍がグルジア内地を空襲するためのルートを切り開いた。ある情報人員は、Kh-31は中国にもコピー生産版があり、コードネームは「鷹撃ー91」である、という。

報道はいくつかの事実確認を経ていないデータを引用し、「鷹撃ー12」は重量約2〜2.5トン、全長約7m、マッハ2〜4をもって250〜500km飛行でき、大型水上艦艇あるいは戦闘爆撃機上に配備される、とする。作戦用途から見て、「鷹撃ー12」は誘導ヘッド交換の方式により対艦ないし対レーダー作戦が執行できる。まさにロシア製のKh-31がKh-31P対レーダー型とKh-31A対艦型という2種の規格に分かれるようにである。推測によれば、「鷹撃ー12」の主旨はラムジェットエンジンが付与する高速性能によって、さらに一歩敵サイドの反応時間を圧縮し、これにより防御突破を行うことにある。もし集中して「飽和攻撃」を行えば、破壊力はさらに驚異的なものになる。

ロシアニュース社が最近発表した情報は、ロシアが中国に販売したKh-31ミサイルは1980年代末に生産に入ったもので、世界で初めてラムジェットエンジンを使用した空対面ミサイルであり、音速の2倍をもって低空飛行でき、射程は110kmである、とする。だが、水上艦艇の防御性能および電子戦技術の進歩と共に、その打撃距離と精度の向上が必要になっている。現在、ロシア戦術ミサイル武器グループ社はすでに新世代のKh-31PDミサイルを開発しており、かつ中国向けの販売を企図している。このミサイルの射程は180〜250kmまで延長されており、かつブロードバンド誘導ヘッドを使用して旧式なパッシブレーダー誘導ヘッドに取って代わらせており、より多くの周波数帯の目標が制圧できる。中国がすでに「鷹撃ー12」を持っているという状況から見て、Kh-31PDの前途の見通しは非常に微妙である。

「ジェーン」は、中国は超音速ミサイル方面で充分な経験を積んでおり、さらに寸法と重量がより大きい「鷹撃ー18」を開発し、その性能は4.5トンクラスのロシア製Khー41空中発射ミサイルにさらに近づくかもしれない、と考える。Kh-41の艦載版である3M80Eはまさに中国海軍のロシア製956「現代」級駆逐艦の「切り札」であり、軍事マニアのより熟知するところである。


 カタログデータ上は非常に高度なもののようですが、真の実力は実際に使われてみるまで分からないでしょう。しかしもちろん最高の性能を発揮できることを想定して対策を立てる必要があると思われます。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-02-13/213079_2311002.htm#pic

 初めて明らかにされたという武直-10の機関砲による対地攻撃シーンです。5枚目のコントロール装置の画像が貴重ではないかと思われます。

2月15日

 「レーダー照射」関連です。

http://mil.news.sina.com.cn/2013-02-11/0952715397.html


香港メディア:日本が照射事件を誇大宣伝するのはアメリカを釣って中国を制圧するため

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「日本メディアが発表したレーダーロックオン事件の説明図」)

中評社北京2月11日電(評論員 彭念) 最近釣魚島をめぐる情勢はレーダー照射事件によって再度緊張し、日本は中国軍艦が「火力コントロールレーダーを用いて日本の自衛隊の護衛艦を照準」したことを強烈に非難し、一方中国は日本のこの説を否認している。

この前日本の政治家が相次いで中国を訪問し、中日関係緩和の大環境を作り出そうと努力したことと関連付けると、今回日本が一方的にこの事件をほしいままに誇大宣伝することは、明らかにこうした努力に逆行するものだ。本評論員は、これは一方においては日本に中国との関係を緩和させる誠意を見せる気が全くないことの反映だと考える。別の方面では日本の釣魚島問題における小さな動作が絶えないこともはっきり示しており、このことは中国の高度の関心を引き起こす必要がある。本評論員はさらに、今回日本がこの事件をほしいままに誇大宣伝する、その目的は2つあると考える。1つは世論を制すること。もう1つはアメリカに助けを求めることである。

事実として、2005年9月と2010年4月、中国海軍艦船はかつて、東海で警戒監視任務を執行する日本の海上自衛隊のPー3C哨戒機に対し少なくとも2回機関砲の照準を行った。特に2010年の事件発生後は、当時日本の海上幕僚長の任にあった赤星慶治が外務省を通じて中国外交部に向け強烈な抗議を提出し、双方は互いに譲らなかったが、事件はすぐに静まった。

このため、この前の処理方式に照らせば、今回のレーダー照射事件でこのように大きな騒ぎが起こることはない。だが日本は今回ほしいままにレーダー照射事件を誇大宣伝するだけでなく、さらに中国の回答に対し強烈な不満を表明している。日本の内閣官房長官菅義偉は2月8日、レーダーが日本の艦・機を照射したことに関する報道に対する中国の回答は「全く受け入れられない」とした。彼は中国に「誠実に対応」し、事件の再発を防止するよう促した。菅義偉のこの話は責任を一方的に中国に押しつけ、これはまさに日本が望む効果である。

この前、日本の政治家が相次いで中国を訪問し、すでに国際的に日本が妥協を求めているイメージが確立されている。日本は明らかに自身を弱者の地位に置き、この種の表面的な外交手段によって自分のために外部の世論の支持を勝ち取ることを企図している。

だがまさに本評論員の言ったように、日本の政治家が訪中している時、安倍晋三は依然釣魚島の主権は日本に帰属すると堅く言い張った。このことは日本に誠意を見せて中国と談判を行う気がないことを完全に表明している。このため、日本の政治家は訪中しても、日本が妥協しようとしていると表明することは決してなく、さらに日本が本心から中国と和解しようとしているとも表明しなかった。しかし国際社会はあるいはこう思っていないかもしれない。

政治家訪中の波が収まった後、日本はさらに「鉄は熱いうちに打て」を行おうとし、再度世界に向け、日本が釣魚島情勢の緩和を望んでいる偽のイメージをデモンストレーションしている。日本に外部の世論の支持を勝ち取る勢いづけのためにである。このため、日本はチャンスを探し、一方的に「火力コントロールレーダーが日本の自衛隊の護衛艦を照準した」と発表することによって、再度中国が釣魚島問題で乱暴に他人に迫り、一方日本は劣勢の状態に置かれているとのイメージを作り出している。中国が今どのように反駁を行おうとも、日本はすでに事件の宣伝効果を最大化している。しかも事件自体の真実性がどうであろうとも、日本はすでにこの事件を利用して世論を制している。この世論攻防戦の中で、中国は間違いなく非常に守勢に回っていると言うべきである。

本評論員は、中国にはこの事件で日本との問題をもつれさせ続ける必要はないと考える。中国が反駁するほど事件の影響力は大きくなり、中国に対しかえってさらに不利になる。何故なら宣伝の特性から見て、日本がまずこの事件を発表しており、この事件が真実であろうとなかろうと、聴衆はすでに先入観を持ってこの視点を受け入れているからである。中国がさらに反駁を行う頃には、聴衆はとっくに興味を失っている。

今回日本がほしいままにレーダー照射事件を誇大宣伝するもう1つの目的はアメリカに見せ、再度アメリカの心中に中国が日本に迫り、釣魚島の現状を改変しようと企図しているとの偽のイメージを作り出すことである。日本にとって、アメリカの助けがなければ、日本は釣魚島問題で中国と真に叫板(頑住吉注:演劇の手法らしいですがここでどういう意味なのかは不明です)することは不可能である。そしてアメリカの助けを得たければ、日本は中国が積極的に釣魚島の現状を改変しているとの偽のイメージを作り出すことが必須である。

何故ならアメリカの立場に立って見ると、釣魚島の既存の状態を保持することが最もアメリカの利益に符合する。いかなる一方、日本であろうと中国であろうと、釣魚島の現状を改変することを企図しさえすれば、必ずアメリカの批判に遭う。この前、中国は釣魚島問題で不断に強硬な措置を採り、アメリカは公然と警告を提出したことがある。一方日本が採った過激な措置に対しても、アメリカは厳重な警告を発したことがある。

また、安倍晋三は2月21日に訪米し、日米同盟の強化、TPP、米軍普天間基地(沖縄県に位置する)移転問題、国際結婚破綻後の子女養育問題の「ハーグ条約」などの議題で協議を行う計画であり、いかに中国に対応するかも議題となる。本評論員は、安倍訪米前に日本がほしいままにこの事件を誇大宣伝するのは、決して一時の衝動にかられてのことではなく、日本が念入りに画策したどたばた劇で、アメリカに見せているのだ、と考える。その目的はアメリカの援助を獲得することを企図し、同時にアメリカに再度中国に圧力をかけさせ、自身の劣勢を逆転させることに他ならない。


 必死に問題をねじ曲げようとしたり虚勢を張ったりしていますが、この問題では非常に分が悪いことを否応なく自覚していることがはっきり伝わってきます。どうも中国は沈黙することで有耶無耶にしようという腹のようで、日本での報道も沈静化しつつあり、このままではその通りになっていくでしょう。

 台湾関係です。

http://military.china.com/news/568/20130211/17678207.html


アメリカの議員、台湾は自身の軍事力に対し訳の分からない自信を持っている、とする

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「現在台湾軍が装備するF-16A戦闘機」)

台北時報2月10日の報道によれば、あるアメリカの議員は台湾は「目を覚まし」、中国大陸から来る脅威の深刻化と共に台湾がどんどん攻撃を受けやすくなっていることを認識する必要がある、と警告している。

アメリカの伝統基金会が開いた会議に参加した時、アメリカのテキサス州の共和党上院議員ジョン ケニングは8日、現在台湾には自衛能力を強化する切迫した必要性がある、とした。

過去7年内、台湾はずっとアメリカから66機のF-16C/D戦闘機を購入することを希望している。ケニングはワシントンが台湾の請求を批准することを促す多くの議員の中で最も声の大きい議員である。

F-16C/D戦闘機はロッキード・マーティン社によって研究開発され、テキサス州で製造され、アメリカ経済の発展を促進する。もしオバマ政権がこの交易を批准すれば、すぐにケニングの選挙区に多くの仕事場が提供される。

中国は積極的に軍事近代化を推進しているところであり、しかも台湾に対し好戦的態度を持っている。この種の状況に直面し、これらのF-16戦闘機の重要性は不断に高まっている。しかも台湾にとってこれらのFー16C/D戦闘機は極めて象徴的な意義もある。

彼は、中国が反対しているのでオバマは台湾の請求の批准を拒絶しているのだ、とする。

(頑住吉注:これより2ページ目)

ケニングは、中国は絶対にこの世界において極めて重要な地域におけるアメリカの政策を決定することはできない、とする。

しかしケニングは、新たなF-16戦闘機を購入する努力の中で台湾はやや「退却」しており、このことは彼に「失望」を感じさせる、とする。特に台湾が「アメリカ議会の中でこんなにも多くの友人が彼らに向け援助の手を伸ばしている時に」。

ケニングは、台北には台湾の軍事力に対する一種訳の分からない「自信」がある、とする。台湾が自身の利益に対し積極的に要求しなければ、アメリカ議会における台湾の友人は、台湾に対しF-16あるいはその他の先進的武器を販売するプロジェクトを推進することは非常に難しい。

ケニングは、2009年から2011年、台湾の国防予算はずっと下降する趨勢を呈しており、台湾には国防予算を増加させる政治の意志が必ず必要である、と指摘する。「台湾の指導者もオバマ政府に屈服してはならない。」

彼は、台湾はアメリカ議会に向けその安全保障業務の必要性を強調すべきである、とする。台湾にはアメリカ議会に「多くの友人がいて、彼らは台湾とアメリカの安全上の利益は一体なのだと考えている。」

ケニングは結論を出し、新たなアメリカ議会の会期開始の初めに、台湾およびその「最も確固たる支持者」は必ずや新たに両国の関係を強化し、台湾とアメリカを緊密に関連付ける必要がある、とする。


 これは微妙きわまる記事ですね。この対中強硬派の議員は多分本心から中国の脅威に対抗する必要を感じ、警告しているんでしょうが、一方において自分の選挙区に雇用をもたらして政治的基盤を強化したいという意図も明らかに見え、両者の比率が一体どのくらいなのかよく分からなくなっています。最近日本に対してもレーダー照射事件に関し日本を支持した上で中国の脅威を強調し、「だからF-35をもっと買え」と言ったアメリカの外交官がいましたよね。

2月16日

 中国の駆逐・護衛艦関連です。

http://military.china.com/news/568/20130213/17678769.html


3隻の国産戦闘艦の遠海訓練および戦備巡航中のパフォーマンスは出色

新華ネット青島艦2月13日電(米晋国、黎云) 1月29日に青島軍港から出発し、中国海軍艦艇の艦隊は三大艦隊管轄区(頑住吉注:北海、東海、南海)をまたぎ、宮古海峡、バシー海峡を過ぎ、南沙、西沙海域と西太平洋において戦備巡航と遠海訓練を行っている。青島艦、烟台艦、塩城艦は満負荷、大強度、連続使用の状況下で良好な装備の性能をはっきり示し、装備の重大故障ゼロの記録を実現した。

艦隊副指揮員劉庚群少将の説明によれば、この3隻の戦闘艦はいずれも国産である。このうち指揮艦の青島艦(頑住吉注:052型 http://baike.baidu.com/view/9196927.htm?fromId=470769&redirected=seachword )は国産第2世代のミサイル駆逐艦で、手直しを終えたばかりで、近代化改装を経て「換骨奪胎」し、総合作戦能力および武器装備の情報化度が大幅に向上している。一方最近相次いで就役した新型ミサイル護衛艦の烟台艦(頑住吉注: http://www.haijun360.com/news/054AXJKIIJ/2011/726/11726216232492J3AD43KIF31KFBC8.html )と塩城艦(頑住吉注: http://www.haijun360.com/news/054AXJKIIJ/2012/110/12110212029GE752C17C51A005GJ5HD.html いずれも054A型)は、一対の「姉妹」艦で、全て国産化された装備の性能は良好で、比較的強い遠海作戦能力を備えている。

今回の遠海訓練中、艦隊の装備グループは戦って勝つことができる基準という要求に照らし、各種の突発状況下の処置事前案を完備された形で制定し、全行程組織は装備に対する技術的監視測定を実施し、振動監視計測、赤外線測量、光スペクトル分析、燃料化学検査などの先進手段を応用し、装備の故障を未発生段階で撲滅した。

劉庚群は、艦隊は自らによる修理保障と技術人員随伴による保障と同時に、さらに「艦船装備遠距離維持修繕技術支援」がシステムの支えとして診断し、ビデオ指導、電話による研究討論、ネットによる意志疎通などの方式によって大洋を隔てて適時に診断でき、大洋遠距離航行艦艇装備検査測定手段のデジタル化、作業方式の自動化、遠距離診断の可視化、任務全過程において後方の専門家の全天候保障があることを実現した。


 後方との連絡というと前線で撮影した映像を後方の司令部に送って指揮の参考にする、といったものが強調されることが多いですが、後方の専門家に故障の状況を画像で送り、対応の助言を求める、といったこともできるわけですね。ここでは触れられていませんが、戦闘時のダメージコントロールにも使えるでしょう。この記事は海軍艦艇は先進的、というものでしたが、次に紹介するのは対照的な、海監船は旧式、というものです。

http://military.china.com/news/568/20130213/17678764.html


中国海監船は古すぎ メインエンジン始動に人の手による注油を必要とする

新華ネット中国海監137船2月12日電(記者 張建松、孫鉄翔、岑志連) 釣魚島の常態化された巡航任務を執行中の中国海監137船は、船齢35年の3,000トン級の「老船」である(頑住吉注:ここで紹介したことがありますが、前身は海軍の「ドントゥオ830」遠洋牽引船です)。中国海監隊伍の中の「新兵」として、137船は正式就役以来60日余り海上にある。この成績の取得は、エンジン担当人員の137船に対する念入りな看護と切り離せない。

船が大海の中で安全に航行するのは、人類の生命健康と同様に、一刻も「心臓」の鼓動と離れられない、エンジン部はまさしく船舶の「心臓」である。137船の「心臓」は船の底部に位置し、各種の膨大な機器が密集して排列され、多くの太く大きいパイプルートが相互に交錯し、耳を聾するばかりの機器の轟音は、まるで「心臓」の力強く打つ脈拍音のようであり、一刻も止まらず船体の各「器官」に動力を送っている。

137船の今回の航海における機関長楊恵波の説明によれば、船上の非常に大きな「心臓」システムは2台のメインエンジン、3台の補助エンジン、空気圧縮機、舵機構、錨機構、ウインチ機構、ボイラー、調節可能なスクリュー、クレーンなど多くの機器からなる。「船齢」が比較的古いため、137船のエンジン部には理論と実践を相結合する方法が採られており、詳細な航行当番検査巡回路線図が制定され、人員が「心臓」を念入りに看護しての運転が手配されている。15分ごとに1回の巡回点検が行われ、メインエンジンのシリンダーヘッドに対しそれぞれのアームの出油状況を仔細に観察する必要があり、メインエンジンを初めて始動する時には、適時にマニュアルで注油する必要がある。補助エンジン、メイン空気ボンベなどの機器にはいずれも安全指標が設定され、毎回の巡回検査ではあらゆる機器設備に気を配る必要がある。

中国海監137船は2012年11月14日に正式に就役し、船員たちも組織されたばかりの新しいチームである。「人・機のすり合わせ」を展開するのと同時に、137船はさらに急ぎ「人・制度のすり合わせ」および「人と人との間のすり合わせ」を行い、「特別に苦労に耐えられ、特別に戦闘能力が高く、特別な貢献ができる」の「海監精神」を船上のそれぞれの作業に貫徹させている。

「船員たちは乗船したばかりの興奮期を過ぎ、非常に長い作業による疲労期、ホームシック期に入った。毎回の任務執行中、我々は常に高度に船員の生活と思想状況に関心を注ぎ、中国海監の歴史的使命を深く説明し、海監人の苦労に耐える精神を樹立し、毎回の航海終了後には必ず総括の表彰を行うようにし、不足のところは適時に改めている。」と137船の政治委員胡志来は語る。

釣魚島の常態化された巡航任務に身を投じてから、137船は何度も強い寒気に襲われ、ある時は海上の風力が8〜9級、波の高さ5〜6m、船体の動揺25〜30度の劣悪な海の状況下でも撤退しなかった。巡航中、ある法執行人員は船酔いから胃痙攣がもたらされ、ある機械工は船の大幅な動揺時にうっかり転倒して負傷したが、彼らも持ち場を堅く守った。

137船は機関長の指揮の下に全体の人員が団結、協力し、危険を無事乗り越え、良好な職業的素養を体現した。国家海洋局の東海分局局長劉刻福は、中国海監137船の就役以後、「非常に力が加わった」、と語る。


 空母に「政治委員」がいるのに「今時そんなのが?」と驚きましたが、海監船にもいるんですね。

2月17日

 珍しい、「アラブ所長国連邦のメディアがこう言っている」という記事です。

http://military.china.com/important/11132797/20130212/17678422.html


外国メディア:中日にとって釣魚島には開戦するような価値はない

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「最近、中国軍艦の火力コントロールレーダーが日本サイドの軍艦を照射した事件は日本によって盛んに大騒ぎされている。」)

アラブ首長国連邦の「Khalee時報」2月10日の報道は、1月30日、中国の「江衛II」級護衛艦1隻が釣魚島中日紛糾海域に進入し、1隻の日本の駆逐艦と遭遇した、とする。両艦相互の距離が3kmの時、中国護衛艦がその100mm艦砲とC-802対艦ミサイルの火力コントロールレーダーを使用して日本の軍艦をロックオンした。日本の駆逐艦は直ちに戦闘状態に入り、かつその艦載武器を利用して中国軍艦を照準した。幸運なことに、双方いずれも譲歩した。事実として、アメリカ空母戦闘群が介入しない限り、日本は釣魚島をめぐる衝突の中で中国に勝つことは不可能であり、日本はこれに対し深く憂慮を感じている。最近における今回の危機は日本に、中国の核兵器の前では日本は「丸裸」であると再度認識させた。

だが、これは今までで中日双方の釣魚島における最も危険な対峙であった。中日両国は戦争勃発からあと一歩の距離しかない。最近、1機の日本の海上自衛隊のヘリも中国の火力コントロールレーダーによってロックオンされた。その前には中国機が、日本によって主権を持つと言明されている釣魚島海域上空に飛び込んだ。解放軍総本部は中国武装部隊に高度の警戒状態に入ることを命令している。報道によれば中国はその東海沿岸地域に多数の戦闘機とミサイルを配備済みである。

(頑住吉注:これより ページ目。画像のキャプションは「日本の海上戦力も非常に強い実力を持つが、照射事件後日本は自らを被害者というイメージに包んでいる。」です。)

アメリカは1機の早期警戒機を配備し釣魚島をめぐる事態の発展を密接に監視している。またアメリカは釣魚島に1951年に締結された米日安保条約を「適用」すると明確に表明している。中国国家メディアはアメリカが、日本が北京に対抗することをそそのかしていると非難している。日本の新たに選ばれた首相安倍晋三は中国と真っ直ぐ向き合うことを誓っている。これは釣魚島で発生するいかなる衝突も重大危機を引き起こす可能性があることを意味しているかもしれない。このことは人に1914年8月に第一次世界大戦を勃発させた流血事件を連想させる(原注:ここで指しているのは有名なサラエボ事件である。1914年6月28日、オーストリア・ハンガリー帝国の皇位継承者フェルディナンド大公夫婦がボスニアで、セルビア族の青年プリンプチに射殺された。この事件はオーストリア・ハンガリー帝国のセルビアへの宣戦を直接促し、第一次世界大戦の導火線となった。この前、オーストリア・ハンガリー帝国とセルビアにはバルカン半島問題で深刻な矛盾が存在していた)。

日本は釣魚島問題で困難な状況に置かれている。釣魚島は沖縄空軍基地から最も近いところで500kmに達する。そのF-15J戦闘機の航続距離は釣魚島をカバーし得るが、距離が遠すぎるので戦闘機は完全武装の状況下で長時間飛行できない。これに比べ、中国の福州付近の空軍基地に駐留する戦闘機は釣魚島に到達するのにごく頃合いの距離である。

(頑住吉注:これより3ページ目。画像のキャプションは「釣魚島は現在中日関係の中での最もデリケートな、カギとなる重要なポイントとなっている。」です。)

過去、日本の国防防御システムの主旨はソ連の北方侵入の阻止にあった。その自衛軍の建設の主旨は、決して遠距離打撃行動の展開に用いることにはない。だが、中国軍は台湾に対する上陸作戦の能力を持つ。しかもアメリカ第7艦隊が台湾海の衝突に関与することを阻止する必要もある。アメリカ空母戦闘群が介入しない限り、日本は釣魚島をめぐる衝突で中国に勝つことは不可能である。日本はこれに対し深く憂慮を感じている。最近におけるこの危機は日本に、中国の核兵器の前では、日本は「丸裸」だということを再度意識させた。しかも先日ロシア戦闘機が日本の領空に飛び込み、日本のすでに非常に緊張している神経をさらに一歩張りつめさせた。

だが、中日戦争と中米戦争はいずれも正気の沙汰ではなく、いずれも論理に合わない。日本は中国最大の外国投資者であり、一方中国は日本最大の輸出市場である。対中戦争は日本の繁栄を破壊し、かつ日本に極めて高額になる軍事力建設の展開を迫り、これには核兵器製造も含まれる。日本は90日以内に核兵器を生産することができる。

絶対に必要がある場合でない限り、中国は対米開戦を希望しないし、アメリカの対中国貿易禁輸を引き起こすことも希望しない。中国は1兆アメリカドルのアメリカ国債を持っている。北京には東アジア諸国のパニックを引き起こす気はない。もし釣魚島をめぐって戦争が勃発したら、1998年から2000年の東アフリカの国エリトリアとエチオピアの間の砂漠戦争と同じになる。この戦争はイメージ的に「2人の禿頭の男が櫛を争奪した」(原注:暗に戦争が全く無意味なことを指す)と比喩される。釣魚島海域にいくらかの漁業資源があり、あるいはいくらかの天然ガス埋蔵量があろうとも、いずれもこのために開戦するには値しない。だが話をまた戻すと、第一次大戦の勃発にも全く理由はなかったのである。今、世界各国は北京と東京が冷静な頭脳を保持することを祈ることしかできない。

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。4ページ目は「照射事件は中国海軍の遠洋艦隊の訓練を、より関心が持たれるものに変えた。」、5ページ目は「地理的条件から見て、釣魚島にひとたび戦いが勃発すれば、日本は明らかに不利な地位に置かれる。」、6ページ目は「照射事件は中国の054A型ミサイル護衛艦の戦闘力を再度熱い関心のポイントにした。」 砲身のまわりの複雑なメカニズムは駐退機構だけではない感じで、これが水冷メカニズムでしょうか。7ページ目は「今回の2回にわたる中日艦艇の対峙の中で、日本サイドの1機のヘリも我が方の艦艇のレーダー照射を受けた。判断によるとこのヘリはむらさめ級の艦載対潜ヘリSH-60Kである。」、8ページ目は「安倍晋三は最近頻繁に照射事件に強硬な立場を態度表明している。」)


 信用しきれませんが、微妙にずれた状況や事実に対する認識といい、自分に火の粉がかかる危機感のなさが感じられる論調といい、たぶん大筋アラブ首長国連邦のメディアの報道内容を紹介したものなのではあるまいかと思います。例によってキャプションは本文と無関係に中国人が書いたものに間違いないですが。

 日本にはあまり関係ないと思われるスペインの空母ですが、空母を維持するのにいかに金がかかるか、という意味で興味深いニュースです。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-02-08/213060_2310730.htm


スペイン唯一の空母、解体へ!

スペイン海軍の旗艦であり、同時に現在スペイン唯一の空母でもある「アストゥリアス王子号」(以下「ア号」と略称)が2月6日に正式に退役した。

(頑住吉注:2ページ目)当日、スペイン王位継承者が国防大臣の同伴の下に、この就役して25年近い空母のために告別の儀式を挙行した。儀式終了後、「ア号」は1つの航程を開始し、目的地はフェロール船工場で、そこでこの艦は解体後競売にかけられる。(頑住吉注:航空機と比べると非常に小さい空母だということがよく分かりますね)

(頑住吉注:3ページ目)「ア号」はスペインが初めて自ら建造を行った空母であり、1988年5月30日に正式に就役した後、ずっとスペイン海上戦力の核心だった。「ア号」退役後、「ホアン カルロスI世号」強襲揚陸艦がスペイン海軍の新たな旗艦となる。

(頑住吉注:4ページ目)メディアの分析は、軍艦の平均寿命は30年前後であり、しかも「ア号」の前のスペイン空母「デダロ号」の就役時間は45年の長きに渡った、と指摘する。このため、維持修繕経費の欠乏と非常に高いメンテナンス費用が、「ア号」が繰り上げて歴史の舞台に別れを告げる結果をもたらした真の原因である。

(頑住吉注:5ページ目)報道によれば、「ア号」は2003年に大規模維持修繕を行うことを必要とし、この時の維持修繕はこの艦の就役期間の延長を助けることができたが、維持修繕費用は4億ユーロにも達し、最終的に中止が迫られた。

(頑住吉注:6ページ目)事実として、費用節約のため去年7月から「ア号」はずっと「欠勤」状態にあり、この間はいくつかの短期間の艦上人員の訓練活動しか行われなかった。

(頑住吉注:7ページ目)充分なメンテナンスが行えなかったため、「ア号」の老化は深刻で、しかもこの空母の維持には毎年3,000万ユーロにも上る費用を消耗する必要があり、スペイン軍全体が大規模緊縮を行っているのと同時に、このように非常に高い代価を払って加速して老化中の空母を維持するのは、明らかに持続できないことである。

(頑住吉注:8ページ目)「ア号」がカーテンコールを迎えたことは、スペインが現在実施する大規模緊縮の縮図と言える。軍事領域からだけ言っても、2009年から2012年までの4年間、スペインの軍事費支出は25%近く減少した。

(頑住吉注:9ページ目)2013年、スペインの国防予算は59.37億ユーロであり、2012年に比べまた3.79億ユーロ減少し、削減幅は6%に達している。支出削減と同時に、スペイン軍の人数も過去何年か減少し続けている。

(頑住吉注:10ページ目)スペイン国防省が発表した統計データによれば、2012年末までのスペインの軍人の総数は7.9万人で、2010年のピーク時の8.6万人に比べ7,000人近く減少した。

(頑住吉注:11ページ目)スペイン社会労働党政権後期および国民党政府成立以来の1年余りの時間内、緊縮はいつもスペイン経済と社会の「キーワード」の1つである。

(頑住吉注:12ページ目)スペインとEUが達成した協議によれば、スペインの2012年および2013年の赤字削減目標はそれぞれ6.3%および4.5%である。2014年になればスペインはその赤字を3%以内に低下させているという計画である。

(頑住吉注:13ページ目)EU委員会は先日、経済危機の影響を受け、スペインがその2012年の赤字削減目標を達成することは非常に難しいかもしれない、と指摘した。


 スペインという歴史ある海軍国が衰退するのは少し寂しい感じもします。しかし9ページ目を見てください。向こうの「アストゥリアス王子号」に比べ、手前の「ホアン カルロスI世号」の方がずっと大きいことが分かります。空母を放棄したというよりは、より汎用性の高い艦種に変えたということかもしれません。もちろん本当は両方を維持したかったに違いありませんが。

2月18日

 最近また中国によるアメリカへのサイバー攻撃が話題になってますが、関連の中国での報道です。

http://military.china.com/news2/569/20130214/17679032.html


アメリカ、中国のネットスパイ活動はアメリカに少なくとも百億単位の損失をさせている、とする

2013年2月11日、インドの「経済時報」ウェブサイトは「アメリカ、ネットワークスパイ活動の目標となる(US is target of massive cyber-espionage:Report)」との文章を掲載した。この文章は、中国がここ5年内ずっとネットワーク攻撃の方式を採ってアメリカの商業機密を盗み取り、アメリカは正式な抗議、外交員駆逐、入国しての旅行観光の制限、世界貿易機関への提訴など多種の方式を採って対応しているところだ、と考えている。ここで文章の主要な内容を以下のように編集翻訳する。

ワシントンのある秘密情報報告は、アメリカがすでに大規模なネットスパイ戦の目標になっていることをはっきり示しており、こうした攻撃の大部分は中国によって支持され、アメリカの経済的利益に脅威を与えている。

「国家情報評価」は、中国が過去5年間アメリカの商工業のコンピュータシステムを全力で攻撃し、自らの経済的利益のためにアメリカのデータバンクに進入し、これにはエネルギー源、政権、情報技術、航空宇宙、自動車産業など多くの領域が含まれる、と考えており、この秘密報告はアメリカの情報機構の一致した視点を反映している。報告はスパイ活動がもたらす損失を明らかにしていないが、外界の専門家の評価は、少なくとも何百億アメリカドルかに達すると考えている。

ネットスパイは通常アメリカ軍と情報機構に重点的に関心を注ぐと考えられているが、現在ではすでに経済領域にまで拡張し、国家の経済的利益に直接的な危害をもたらしている。オバマ政権もこのことに対する関心を表明しており、ネットによる秘密の盗み取りを防止する具体的措置を研究中である。ある分析家は、政府は正式な抗議、外交員駆逐、入国しての旅行観光の制限、世界貿易機関への提訴など多種の方式を採って対応することになる、と考える。

アメリカのある当局者は、ある角度から言うと、ネットスパイ活動は「このように広範になり、ないしは国家の問題にエスカレートしている、とする。「国家情報評価」はロシア、イスラエル、フランスも挙げているが、この3国のスパイ活動は中国と比べると明らかに取るに足りない。

「ニューヨークタイムス」、「ウォールストリートジャーナル」、「ワシントンポスト」は最近いずれもそのネットワークが中国から来る攻撃に遭ったと言明した。中国はこの種の非難を全く認めておらず、ネットワーク攻撃を認めたことも実施したこともない、としている。1980年代には早くも中国は西側の技術の導入を開始し、合法の、また非合法のルートを通じ、その経済発展計画を支持し、コンピュータ技術の普及もまたこの種の技術移転を促進した。アメリカ国家対スパイ執行局(頑住吉注:何それ。CIAじゃなくて?)のある報告は、中国の情報機構と民間会社はしばしばメール爆弾などの方式によってアメリカ企業のネットワークに進入し商業機密を盗み取る、としている。


 軍、軍需産業、情報機関に比べれば深刻度は低いかもしれませんが重大な問題になりつつあるようです。ただし、規模の差はあれアメリカも中国の秘密を同様の方法で得ようとはしているはずです。

 「インドの国防問題関連をまとめて」で紹介した内容の関連記事2つです。まずはこちらを。

http://military.china.com/news2/569/20130216/17680615.html


インド軍、元高官が6,800万アメリカドルのリベートを受け取ったためイタリアヘリの発注を取り消しに

【グローバルネット報道 記者 李亮】 アメリカの「安全保障業務ニュースネット」2月15日の報道によれば、インド国防省は15日、インドはすでにイタリアのAgustaから12機のヘリを購入する7.48億アメリカドル(46.6億人民元に相当)の発注取り消しを始動させた、何故ならイタリア検察がAgusta社はインド当局者に6,800アメリカドルにも達するリベートを提供したからこそこの発注を手にしたのだ、と称したからである。事情の露見後、Agustaの多くの高級幹部が失脚した。

インド国防省は15日の声明の中で、国防省は「すでに AgustaWestland 社から12機のヘリを購入する発注行動の取り消しを始動させた」とした。これらのヘリは本来インド首相など高官の使用に供されることになっていた。

同日、 AgustaWestland 社の親会社であるイタリア航空グループの主席兼執行総裁ジェサップ オセが正式に辞職した。その弁護士は、オセの辞職の主旨は「調査によりヒートアップしたムードを鎮める」ことにあるとする。

「私はこうした不法行為を全く知らなかった。」オセは弁護士を通じ対外的に言明する。彼はさらに、自分はインドの前空軍総司令Shashindra Pal Tyagiの身内と全く会ったことはない、とする。なおTyagiとはリベートを受け取ったと伝えられるインドの高官である。

イタリア検察は、Agusta社がTyagiあるいはその身内に不法に発注金額の10%に相当する6,800万アメリカドル(4.2億人民元に相当)のリベートを提供し、条件はAgusta社がこの契約を勝ち取ることを確保することだった、との疑いを抱いている。一方インド国防省のこの発注取り消しは、外界から腐敗を打撃する有力な措置とも見なされている。


 前にも書きましたが、汚職が暴かれるということはチェック機能が働いていることを示しており、全く表沙汰にならない国もたくさんあるはずです。日本の企業も海外進出の際、当局者に賄賂を渡すのが当たり前という国があって困ることがあるんだそうです。続いてこちらを。

http://military.china.com/news2/569/20130216/17680128.html


インド、フランスに126機のラファール戦闘機を発注後、また63機の契約を追加

国際オンラインの報道(記者 王超):フランス大統領オランドは現地時間14日早朝インドの首都ニューデリーに到着した。当日、オランドはそれぞれインドの大統領、首相、外務大臣、与党主席、議会の野党指導者と会見した。この中で、オランドとインドの首相シンはそれぞれ各方の代表団を率いて国防軍事、民間用原子力エネルギー、経済貿易協力など一連の議題で討論を展開した。

15日、オランドはインド南部の経済の中心であるムンバイに行き、現地の商業貿易界の人々と会談を行い、さらに一歩インドとフランスの経済貿易協力を強化することにつき討論した。

今回のオランドの訪問に対しフランスサイドは相当に重視し、外務大臣、国防大臣など多くの内閣の重要メンバー、および60を超えるフランスのトップクラスの企業からなる膨大な代表団を随行させた。

外界は普遍的に、オランドのこの行動で最も人の関心を引くのは大規模な兵器発注であると考えている。総額120億アメリカドルを超えるラファール戦闘機の談判はすでに最後の重要な局面に入っているが、双方いずれもオランド訪問期間に両国が最終協議書に署名することはないとしている。インド空軍司令は、軍は今年6月までに最終協議を締結させ、もってできる限り早い新装備配備に便とし得ることを希望している、と漏らす。一方機のメーカーであるフランスのダッソー社は、インドが既存の126機のラファール戦闘機を基礎に、さらに63機を追加する発注を行うことを確認したと漏らす。また、両国はさらに価格20億アメリカドルの小型ヘリおよび地対空などの武器装備の購入プロジェクトについて協議することになる。

兵器販売の他、両国の民間用原子力エネルギー領域の協力も関心を集めている。フランスはインドのジェイ・テ・プーアル原子力発電所に民間用原子力発電技術を提供する計画で、現在双方の談判はすでに関連の技術の細目という段階に入っている。

この他、双方はさらに一歩経済貿易協力の規模を拡大することも討論することになる。2012年、インド・フランス相互の貿易総額は80億アメリカドルでしかなく、その前に制定した120億アメリカドルという目標よりはるかに低かった。対テロ、教育、科学技術、文化領域の協力も今回の訪問の中での重要な議題となる。


 「インドの国防問題関連をまとめて」では予算削減でラファールの購入にも深刻な影響が出ているということでしたが、この記事では追加発注ということになっており、よく分かりません。以前追加発注をちらつかせるのはより多くの技術移転をさせるため、なんていう記事もありましたが。

2月19日

 中国の潜水艦の話題です。

http://military.china.com/important/11132797/20130216/17680156.html


アメリカメディア:中国のAIP潜水艦、すでに7隻に達す 騒音が比較的大きく発見されやすい

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中国の『元』級潜水艦」)

【グローバルネット報道 記者 李亮】 アメリカの軍事ウェブサイト「ストラテジー ページ」に2月12日に掲載された、「中国から来るより多くの騒音」との文章は、中国の持つAIP(非空気依存推進システム)潜水艦はすでに6〜7隻に達している、とする。これらの「元」級潜水艦はいずれも先進的推進技術を採用し、水中の騒音を低下させてある。だが、中国が潜水艦の海に出ての訓練に入れる力を強めることは、アメリカにその音響サンプルを採集させるより多くの機会を作り、中国潜水艦追撃を練習させる可能性がある。

文章は、過去5年内、中国潜水艦が海に出ることは以前よりずっと多くなり、少なくともディーゼル・電池潜水艦はそうだ、とする。この挙はこの地域の他国およびアメリカ海軍を心配で気が気でなくさせる。何故ならこれは中国が戦備のためにその潜水艦人員を養成訓練しているところだ、ということを意味しているからである。以前、中国艦隊は大部分の時間港内に停泊していた。こうすれば比較的金がかからないが、中国軍艦が戦時においてより良い訓練を受けた艦隊、例えばアメリカ、日本、韓国あるいは台湾の艦隊との対決において長時間耐えられないことを意味する。現在中国は質のより高い潜水艦を建造し、しかももし艦隊の人員が戦備能力を高めれば、彼らには戦闘の中で勝利を獲得するチャンスがあると考えている。

中国にとってこの訓練の1つの欠点は、アメリカ海軍に中国潜水艦追撃を練習するより多くの機会を与えることである。アメリカの潜水艦に対しては特にそうである。アメリカの潜水艦はパッシブ式(聴音だけに限った)ソナーを配備しており、もし彼らが水中あるいは海上を行動する敵サイドの潜水艦の多くの音響サンプルを手に入れられれば、彼らはすぐに効率をアップさせることができる。アメリカは、中国のディーゼル・電池潜水艦が急速により静穏になっていることに気付いている。明らかにこれは中国人がすでにより多くの、いかに潜水艦を「静穏」にするかの先進技術を掌握したためである。こうであっても、中国の60隻の現役潜水艦の中の大多数の騒音は依然相当に大きく、ごく容易に発見される。

(頑住吉注:これより2ページ目。画像のキャプションは「『元』級潜水艦は中国が自ら研究開発した第3世代潜水艦で、騒音抑制でも武器装備でも、あるいは自動化の程度でも、『宋』級に比べずっと高度で、国際的な通常潜水艦の中でも比較的先進的な潜水艦に属す。」です。)

同時に、中国海軍はすでに静穏を強調した「宋」級(039型)ディーゼル・電池潜水艦を設計、建造済みである。この潜水艦はまだ不断に急速な発展を遂げているところで、変化がこのように大きいので、最新の4隻の「宋」級潜水艦に至っては、すでに「元」級(039A型あるいは041型)と呼ばれる。何年かの発展を経て、中国は現在6隻あるいは7隻の041型「元」級潜水艦を持つ(少なくとも3つの異なるタイプがある)。これらの最新型潜水艦はAIP(非空気依存推進システム)および新たな電子設備を持ち、その他の内部改良が行われている。

「宋」級潜水艦は見たところロシアの「キロ」級潜水艦によく似ているが、これは明らかに決して偶然の一致ではない。「宋」級潜水艦は1,800トンクラスの潜水艦であり、60名の艦員を乗せられ、6門の魚雷発射管を持つ。これは「キロ」級に非常に似ている(「キロ」級の方がやや大きい)。最新の「元」級は依然見たところ「キロ」級によく似ているが、改良を経てロシアが「キロ」級の後継にしている「ラダ」級潜水艦に似ている。「宋」級潜水艦は中国初の涙滴型形状の艦体を持つ潜水艦である。「元」級は改良版の「宋」級潜水艦に過ぎないと考えられているが、仔細な観察を経ると、特にロシア人の観察を経ると、この艦は見たところむしろクローン版の「キロ」級潜水艦のようである。ロシア人は現在「宋」/「元」級プロジェクト全体が長期的計画の一部で、その主旨は「キロ」級のコピー生産にある、と考えている。もしこうだとすると、この計画はもうすぐ成功しそうである。

中国は現在13隻の「宋」級、12隻の「キロ」級、7隻の「元」級、18隻の「明」級(ロシアのR級の改良型)潜水艦を持っている。現在3隻の「漢」級攻撃型原子力潜水艦しか持っておらず、これは中国が潜水艦の原子力動力方面に依然多くの問題を抱えているからである。こうではあっても「漢」級はやはり海に出ており、もしそれらの騒音が非常に大きければ、ごく容易に西側のセンサーに探知計測される。全部で5隻の「漢」級攻撃型原子力潜水艦は1974〜1991年の間に完成したが、このうち2隻はすでに退役している。さらに4隻の比較的新しい「商」級攻撃型原子力潜水艦が就役しているが(頑住吉注:え、中国の歴代王朝から名前を取るんじゃなかったの? と思いましたが殷のことでした)、それらもやはり相当に騒々しい。「宋」/「元」級潜水艦はより古い「明」級潜水艦に取って代わるためのものだった。

(頑住吉注:以後のページは画像とキャプションだけです。3ページ目は「ある視点は、『元』級はロシアの『キロ』級の弟であり、『キロ』級から進化してできたものに違いない、と考える。またある一派の視点は、『元』級潜水艦はロシアの『アムール』級の改良型に属すに違いない、と考えている。」、4ページ目は「アメリカメディアは報道の際、次のようにストレートに明らかにしている。中国はきっと潜水艦の推進システムに対しグレードアップを行い、例えば電動装置の軸速を毎分500回転から毎分250回転に下げる、伝統的な2本軸あるいは3本軸スクリューを単一軸によって換える、スクリューのブレードを6枚から7枚に増やすことである。同時に2層の弾性クッションベースを採用する、エンジンに柔らかいクッションを追加装備するなどの措置で、大幅に潜水艦の騒音の大きさを軽減している。」、5ページ目は「『元』級潜水艦の涙滴型艦首は丸みを帯び、艦首部のスペースに余裕があり、艦首上部を6門の魚雷発射管の配置に用いた後、艦首下部にはまだ比較的大きな、ソナーアレイを装備するスペースがある。このため、『元』級艦の艦首部には、体積が大きく、発射出力が高く、スペース増益が良く、作動周波数が低く、探知計測距離がより遠い新型総合ソナーが配置でき、『元』級の捜索および追跡距離を非常に大きく向上させた。」 「スペース増益」は意味不明です。6ページ目は「舷側にはさらに新型の舷側距離測定ソナーが配置され、両舷に艦首と艦尾を結んだ線と平行にそれぞれ3組のトランスデューサーアレイを配置することで、騒音信号を利用しトランスデューサーグループの位相差を達成し(音波が伝わる時の時間延長効果)、すなわち『元』級は目標との距離情報を素早く算出できる。」 ごめんなさい、予備知識ないんでさっぱり意味分かりません。7ページ目、「『宋』級潜水艦と『元』級潜水艦には、多くのロシアから移転された技術が使用されているともされ、甚だしきに至っては我が国の切り札的武器の093/094級原子力潜水艦にも、少なからぬロシアが提供した設計方案あるいは技術が採用されているとされる。」、8ページ目「アメリカ海軍情報部アジア東京支部主任ジョン マクラールは、中国が最近配備した3隻の『元』級潜水艦は『遠距離打撃能力』を持つ、とする。それらはCー802型対艦ミサイルを配備済みである(艦首の4門の魚雷発射管から発射する)。」です。)


 潜水艦技術では日本の方がずっと上回っていると思われますが、中国の潜水艦も改良されつつあるようです。しかしこれからロシアの「アムール」級を購入しようという動きもあるようなので、まだ課題は多いということではないでしょうか。

2月20日

 殲-20関連です。

http://news.china.com/zh_cn/hd/11127798/20130219/17685514.html


殲-20が初めて内部弾薬倉に弾薬を搭載して試験飛行を行った画像が明るみに

グローバルネット報道 殲-20戦闘機の機体内部に置かれた弾薬コンパートメントの構造およびミサイル発射に関する問題はずっと1つの謎である。ステルス効果を保証するため、第5世代戦闘機の弾薬コンパートメントは往々にして機体内部に内蔵され、ミサイル発射前に弾薬コンパートメントのハッチを開ける必要があり、このオープン、投弾の過程は往々にして戦闘機研究開発の難問となる。

(頑住吉注:2ページ目)ある分析は、我が国が研究開発した殲-20戦闘機はすでに武器投下、発射実験に成功しているとする。最近、あるネット仲間もコンピュータ技術によって殲-20戦闘機の、機体両側の内部に置かれた弾薬コンパートメント内からミサイルが発射される過程をシミュレートした。

(頑住吉注:3、4ページ目)殲‐20の弾薬倉が開く過程


 え、スクープかと思ったら画像加工しただけ? それ報道って言いますか? このタイトルはありですか?

 ロシアの戦車関連です。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-02-19/213211_2312893.htm


換骨奪胎! ロシア、T-90MSメインバトルタンクを展示

T-90MSメインバトルタンク(MBT)の原型は2012年のインド安全保障業務展(Defexpo 2012)で初めて展示され、その改良された火力、防御力、指揮能力をはっきり見せた。

最近、一組のロシアの最新型T-90MSメインバトルタンクの画像がネット上に明るみに出た。このT-90MS戦車は見たところ重点的に市街戦での防御能力が強化されている。だがある分析は、その非常に大きい遠隔操作台座と外部に露出したパイプラインは極めて命中弾を受けて破壊されやすく、反応装甲の装着位置も充分全面的ではなく、戦車の側、後方には成形炸薬防御装置しかなく、ひとたび強大な相手に直面すれば撃破される可能性が非常に大きい、と指摘する。

(頑住吉注:2ページ目)T-90MS戦車の輸出バージョンは1130馬力のV-92S2F型ディーゼルエンジンと改良された変速ボックスを装備し、7つの前進ギアと単一のバックギアが設けられている。さらに補助ディーゼルエンジン1基があり、戦車の停止時に燃料効率を向上させ、かつ熱量放出を減少させるのに用いられ、したがってT-90MSが赤外線探知計測によって発見される確率を低下させる。

(頑住吉注:3ページ目)攻撃力増加のため、T-90MSの新たな砲塔にはKalina光学照準システムが配備され、このシステムは指揮コントロール構造と相結合して、複数の移動目標を自動追跡できる。T-90MSの車体前端と砲塔には新たな爆発反応装甲板も装備され、T-90SのKontakt-5爆発反応装甲に取って代わっている。

(頑住吉注:4ページ目)T-90MSの改良には次のものが含まれる。2A46M-5型125mmスムーズボア砲の射程はより長く、T-90Sの2A46M型125mm砲に比べさらに正確である。UDP T05BV-1遠隔操作武器ステーションに1挺の12.7mm共通軸機関銃が装備され、砲塔の上に設置されている(頑住吉注:主砲と同軸ではありませんが何故、何と共通軸なのか不明です)。T-90MSメインバトルタンクは最上部に設置する形式の7.62mm機関銃を継続し使用している(頑住吉注:12.7mmと7.62mmが同軸なんでしょうか。画像では7.62mmがどこにあるのか分からんのですが)。T-90MSは40発の125mm弾薬を搭載可能で、このうち22発は固定して自動装填装置に置かれ、もって随時発射に便とする。その他の弾薬は戦車後部の特殊な部位に搭載され、枠外の防御を提供する。改良された行進コントロール・ナビゲーションシステムはロシアのGLONASSナビゲーションシステムあるいはアメリカのGPSを利用することができる。

(頑住吉注:5ページ目)2001年からインド軍は647両の完成品あるいは組み立て部品形式のT-90Sメインバトルタンクを受け取り、2020年になれば1657両に達する計画である。インドはさらにアワディ国営重機械工場でこの他に1000両のT-90メインバトルタンクをライセンス生産する計画で、その前のT-90Sの組み立て作業もここで行われた。


 最近ではロシア戦車は市街戦で使われることが多いので、それを強く意識しているということでしょうか。

 中国の最新兵器がアブダビで展示されているそうです。

http://tuku.military.china.com/military/html/2013-02-18/213170_2312333.htm#pic


中国の新鋭武器装備、アブダビで明るみに

中国の陸戦武器展示区

第11回アブダビ国際安全保障業務会議・展示会と第2回海軍安全保障業務展が17日アラブ首長国連邦のアブダビ国立展示センターで開幕した。

今回の展示会に中国代表団が持って行った製品には主に次のものが含まれる。SR5マルチバレルロケット砲、装輪式快速突撃車、CSVP3防レーダー対待ち伏せ車、衛士32遠距離マルチバレルロケット砲システム、フェイズドアレイ戦場砲位置偵察位置決定レーダー、105mm車載榴弾砲、固定翼無人機など。このうち少なからぬ武器は初めて中東地域で展示される。

アブダビ国際安全保障業務会議・展示会は世界で最も重要な国際安全保障業務の体系的展示会の1つと考えられており、中東・北アフリカ地域で規模最大の、陸、海、空の安全保障業務領域をカバーする専門的展示会でもある。今回の展示会は全世界の59の国と地域の、1,112の企業の展示への参加を引き寄せ、全部で38の国のパビリオンあるいは展示ブースが設けられ、全体面積は13.3万平方mを超える。

期間5日の会議と展示会の間、全世界から来た軍事専門家や軍事決策者たちが、国際安全保障業務工業領域の最も先進的な技術と科学の動向、および最新の安全保障業務体系をめぐって討論と交流を行うことになる。

世界の軍事工業の発展の歩みにぴったりついていくため、今回の展示会は無人システム区を新設し、現在の世界のこの領域における最新の発明と最新の科学技術製品を展示し、これには無人機、無人操縦車両、および関連の技術や設備が含まれる。

また、第2回海軍安全保障業務展も同時に開催され、6カ国が軍艦を派遣して展示に参加し、展示に参加する企業は80社を超え、現在の世界の科学技術含有量が最高、近代化程度が最高の海洋安全保障業務システムと製品が展示される。

アブダビ国際安全保障業務展は武器と安全保障業務の隔年で開かれる展示会で、初めての安全保障業務展は1993年に開催され、この後隔年で1回開催されている。全世界の安全保障業務装備の最先端技術が多数アブダビ安全保障業務展で初めてデビューし、加えて全世界のトップの安全保障業務集団と安全保障業務専門家が集まった安全保障業務討論会があり、このためアブダビ安全保障業務展は全世界の軍事工業・製造業の最も重要な盛大な集会とも讃えられる。


 やっぱり全般的に模型の出来がいまいちですね。殲-31の模型を展示しなかったのはまだ相当先まで販売できないからでしょうか。















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