コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその292

8月26日

 ロシアと中国の空母に関する短い記事を3つ紹介します。

https://military.china.com/news2/569/20180823/33661788_all.html#page_1


ロシア空母のグレードアップのあるカギとなる重要装備 主にミグ-29搭載のため

【グローバルネット軍事8月23日の報道】 ロシアのTechnodinamika持ち株会社ニュースセンターはニュース原稿を発表して、同社はすでに「クズネツォフ海軍元帥」号大型航空機搭載巡洋艦のための改良型船舶液圧設備の研究開発を開始している、とした。

ニュース原稿はTechnodinamika社の社長イゴール ナシェンコフの話を引用して、「我々は船上に装備されている6つの液圧設備のうち3つの交換を計画している」とした。

改良型液圧設備はミグー29Kおよびミグー29KUB戦闘機の同種の液圧油を使用する飛行機の液圧システムに対し給油、清浄と試圧を行う助けになる。このため、グレードアップ完了後、この空母はあらゆる機種の艦載機が配備できる。

ロシア海軍副総司令ヴィクター ブースクは、近代化改造を経た後、「クズネツォフ」号空母は2021年に就役することになる、と明らかにする。「クズネツォフ」号空母は1991年にかつて近代化改造を行ったことがあり、ロシア唯一の編成内にある空母である。


 3年ばかりはロシアに使用可能な空母はないということになり、たぶんその間陸上模擬空母は別として飛行員の着艦などの訓練もできないでしょうから影響は大きいのでは。

https://military.china.com/news2/569/20180823/33662238_all.html#page_1


ロシア副首相:7〜10年後に新型垂直離着陸艦載機を作り出すことになる

【グローバルネット軍事8月23日の報道】 ロシア衛星通信社は8月22日に、ロシア副首相ユーリ ボリゾフは「軍隊-2018」国際軍事技術フォーラム開幕式で記者に向け、ロシア国防省は新型垂直離着陸機の研究開発を開始し、研究開発作業には7〜10年かかるとした、と報道した。

彼は、「この作業は国家武器装備計画に入れられる。現在概念模型とサンプル機の研究中である。」とした。彼の言によれば、新型機製造の時間はこの作業の技術周期を根拠に確定する。ボリゾフは、「もし大量生産を行えば、通常7〜10年を必要とする」と語る。

 ソ連時代にすでに垂直離着陸機を大量生産しており、全部で230機あまりのYak-38戦闘機を生産した。


 予算的に大型空母が作れそうもないことと関係あるんでしょうか。

https://military.china.com/important/11132797/20180823/33660543_all.html#page_1


香港メディア:三大艦載機の模型が国産空母に初お目見え 重大なシグナルを漏らす

香港メディア8月20日の報道によれば、8月20日「ルンビア」台風が大連を通過した。しかしその後外界はそれにもかかわらず殲ー15、直ー9、直ー18という3種の艦載機の模型が初めて同時に国産空母にお目見えしたことに気付き、甲板上の工程人員は一段と強まる雨を冒して試験しつつあり、このことはこの空母が日ならずして第2回目の航海試験に出ることをはっきり示しており、しかも艦載機発着試験を行う可能性が高い。

文章は言う。甲板にお目見えした殲ー15戦闘機の模型は主翼が折りたたみ状態を呈し、戦闘機のコードナンバーが未塗装である。遼寧艦の艦載戦闘機として、殲ー15戦闘機は双発設計を採用し、艦載機の必需品である発着装置と制動フックなどのシステムを追加し、飛行機に優良な作戦性能を保持させる条件下で、空母発着の要求を満足させている。

文章は、5月5日早朝にかつて1機の直ー18が国産空母甲板に短時間着陸した、とする。中国が自ら研究開発を行った艦載ヘリとして、直ー18は基本型、対潜型、早期警戒型を包括し、一方もう1機種明るみに出た直ー9ヘリは偵察パトロール、対潜作戦など多種の任務が執行できる。


 遼寧艦と大筋同じ構造その他の空母なので戦闘機の離発着に大きな問題はないはずでしょう。

8月27日

 ロシアの戦闘機関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1609189310131423413


ミグ飛行機製造集団、第5世代迎撃機を開発へ 宇宙で任務が執行できる

ロシア衛星通信社の報道によれば、ロシアのミグ飛行機製造集団総裁イリヤ タラシェンコはメディアのインタビューを受けた時、同集団は第5世代迎撃機の研究開発作業を始動させつつある、とした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ロシアのメディア報道のキャプチャー画像」)

彼が言う新型第5世代機とは全く新しい技術を採用して研究開発する迎撃機で、宇宙で任務が執行できる。

この前ミグ飛行機製造集団総設計師のセルゲイ ケロテコフは2017年12月にインタビューを受けた時、新型先進迎撃機を研究開発し、もってミグ-31に取って代わらせるとしていた。

ロシア軍が装備するミグ-31戦闘機は世界で飛行速度が最も速い戦闘機および迎撃機で、最大速度はマッハ3.03に達し、時速3255qに相当する。現在ロシア軍が装備する各タイプのミグ-31は依然370機あり、就役36年以後において、この古典的戦闘機にさらに後続の機種があるかないかは、少なからぬ軍事マニアが関心を持つ問題ともなる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「ミグ-31とツポレフ-22M3『バックファイア』」)

特に「スホーイ」が第5世代機スホーイ-57を登場させた後、「ミグ」に第5世代戦闘機があるかないかは人々が関心を注ぐところでもある。ひとたび成功すれば、ロシアはアメリカ、中国に続き、第3の2種の第5世代戦闘機を研究開発した国となるだろう。


 「第5世代迎撃機」という考え方自体が時代遅れだという批判もあるようですが。

 中国の次世代戦車関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1609485367436880302


140mm砲、中国によって放棄される? 中国戦車はレールガンを配備 アーマタを圧倒

(頑住吉注:ちなみに私が記事内容を翻訳のためコピーした段階では「中国の未来の戦車はどんな様子か? 全く新しい技術を採用、動力は電力駆動に頼る?」というタイトルでした。)

アーマタT-14は世界初の第4世代戦車である。将来はロシアのメインバトルタンクの1つとなる。最新の情報がはっきり示すところによれば、アーマタT-14は全く新しい2A82式125mmスムーズボア砲を装備している。これは今までに作戦戦車に装備された最も殺傷力を持つ火砲である。この火砲は元々の砲身中部の排煙装置を廃止し、火砲の使用可能なチャンバープレッシャー設計がより高く、制御誘導ミサイルおよびあらゆる現有の機種の砲弾が発射できる。

全く新しい技術の支持の下、ロシアが研究開発したアーマタT-14は全世界で最も先進的、殺傷力最大の戦車となった。だが、中国はロシアとアメリカを追う軍事大国として、すでに未来戦車の研究開発の上で、自らの立脚点を有し始めている。

中国は未来戦車の研究開発方向に対し、全く新しい技術を導入して人々の武器に対する認知を覆すことになるだろう。まずは全電動戦車で、ガスタービンによって電力を供給し、モーターをもって駆動するかもしれず、これは構造がより簡単だが、維持修理の難度も増加するだろう。同時にいかにして高い効果の作戦航続能力を解決するかが、解決を必要とする難題となる。同時に、全く新しい制動システムを採用するため、戦車の重量が軽減される。

中国の戦車設計師はかつて、現在すでに140mm火砲の研究開発作業を放棄しており、新技術をもって代替することになる、と公然と言った。有り得るのはレールガンで、つまり中国国産次世代戦車は高度科学技術レールガン配備することになり、ならば我々の戦車は火力の上で、軽々とロシアのアーマタを圧倒できる。未来戦車は地上目標に対応でき、空中の脅威、甚だしきに至っては視線外の目標にも対抗できるべきであり、ならば現有の120mmあるいは125mm砲は未来の需要を満足させられない。実は伝統的火砲はすでに腕の振るい場所がない。

将来直面する脅威はより多く、中高空の実戦機、低空のヘリ、中遠距離の砲兵などで、レールガン+制御誘導砲弾は素晴らしい選択かもしれない。


 本当にこういうものができたらアーマタは第4世代の名に値しない中途半端なものになりそうですがどうなりますか。

8月28日

 殲ー20関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1609328351612415626


重大なプラス! 殲ー20、ついにもはや制約されなくなる ロシア、少なくとも何十億アメリカドルの損失

最近、メディアの報道によれば、インターネットからある良い情報が伝わり、1枚の最新の画像は、殲ー20がすでに新型エンジンに換装して試験飛行を開始していることをはっきり示している。このエンジンは渦扇10B改良型に違いない。このことは、ずっと中国の殲ー20を困らせていた動力問題がすでに非常に良い解決を得、しかももはやついに制約されなくなったことをも意味している。このことは中国にとって間違いなく重大な良い情報と言える。だがロシアはそれにもかかわらず不快で、ロシアメディアは、最も心配することが発生した、何故なら中国はこれまでエンジンで非常に大きな程度上ロシア製品に依存してきたが、今中国はこんなにもロシアのエンジン輸入を減らしているからで、これ1つだけでロシアはもう少なくとも何十億アメリカドル損失した、とする。

中国最新の戦闘機である殲ー20は、動力の充足を基礎にさらに一歩の発展する可能性が高く、複座版の出現もあり得なくない。何故なら中国未来の唯一の大型第5世代戦闘機プラットフォームとして、制空戦闘機にのみ留まる可能性はどんどん小さくなることになるだろうからである。対地作戦は殲ー16に担われることになるだろうが、最も先進的な戦闘機として、殲ー20が執行するのは単純な空対空、および米軍の給油機あるいは早期警戒機、連合指揮機に対し斬首任務を行うことに留まらない可能性が高く、Wild Weasel(頑住吉注:敵防空網制圧)行動の執行も殲ー20が必ず備える選択項目の可能性が高い。

このため、この可能性の下、目的性を持った指揮員型殲ー20戦闘機が出現するだろう。1名の追加の操縦員で全機群に対する臨時性指揮を担い、もって全殲ー20機隊の攻撃陣形を協調させる。この先進的な戦闘機自体もう強大なコンピュータシステムを持ち、攻撃目標に対する配分作業を自主的に完成できるとは言いながら、意外な状況の処理能力について言えば、現在のコンピュータはまだ人類に及ばず、このため操縦員たちがまさに現在の作戦任務の処理にまさに忙しい時、1名の追加の局外者が指揮を行うことは、実際上必須なのである。

また、海軍の殲ー15電の他に、殲ー20の電子戦闘機出現の可能性も相当高いものに変わることになるだろう。一部分の弾薬備蓄数を放棄することによって殲ー20自身の電子戦対抗能力を高めれば、非常に大きくステルス戦闘機群体の正面防御突破能力を強化することができる。結局のところステルス戦闘機は現代のレーダーに対するステルスなのであって、あるいは未来の先進レーダーはステルス戦闘機を発見する距離をさらにちょっと遠くする能力を有することになるかもしれない。だが、それらがどんな水準に到達できようと、相手方の発見距離をちょっと短くさせられ、まさにもうちょっと短く、実際にはこれが最も良いのである。

また、かつてある時、海軍版殲ー20の呼び声が非常に高かった。だがこれは非常に深刻な問題が存在する。殲ー20の主翼構造は、それを折りたたみ可能な構造に改修されることを非常に難しくさせ、このことは海軍型殲ー20は機体に対し強化を行い、もってそれを空母への降着を受け入れられるようにさせる、および海風の腐蝕を前提とする必要がある他、主翼構造も大改造を行う必要があることをいみしている。このためこの改良は、後に殲ー31戦闘機によって取って代わられ、決して継続されていない。

あるいは未来殲ー20は、ワンマン操縦の標準型殲ー20B、あるいは殲ー20Cの他、さらにその他各種の異なる用途の改良型ができ、もって各種異なる任務を執行するだろう。最もあり得るのは無人機の大脳となり、殲ー20上の先進的なデータ処理能力を利用し、大規模無人機作戦を指揮することである。


 分かっているのは国産の新型エンジンに換装しての試験飛行が開始されたというだけであり、試験の結果性能や信頼性の面でダメという評価が下ることも充分あり得るはずにもかかわらずこの論調なわけで、かなり気が大きくなっているというか楽観的になっていることが分かりますね。

8月29日

 殲ー20関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1609601016984077056


米軍のF-35が空中で機関砲を撃つ 中国の殲ー20はそれにもかかわらず航空機関砲を装備せず 原因はこのミサイルがあまりにも凄いというだけ

作者:虹摂庫爾斯克

8月13日、アメリカ空軍第388戦闘機連隊第4戦闘機中隊の2機のF-35A戦闘機が初の空中航空機関砲射撃を行った。

ステルス機はまだ航空機関砲を装備する必要があるのか?

現在世界に装備されているステルス機から言って、航空機関砲を装備しているものいないものは2種類に大きく分けられる。

1つは航空機関砲を装備しているもの。例えばアメリカのF-22は改良型M61A2型6本バレル20mm機関砲1基を装備している。F-35AはGAU-22/A型4本バレル25mm機関砲を装備しており、スホーイ-57は単一バレル30mmのGSh-30-1航空機関砲を装備している。

もう一種は航空機関砲を装備していないもので、例えば中国の殲ー20、アメリカのF-35B、F-35Cである。

2種の類型にはいずれも3機種があり、半々と言うことができ、ステルス機の設計の中で、航空機関砲が必要か不要か、空中格闘の上で必要か不要かに対し、航空工業会社だけでなく、使用する軍サイドも含めて全て異なる考え方がある、ということをも説明している!

殲ー20戦闘機を例にすると、この機はエンテ翼設計を採用し、巨大なストレーキもないため、上部機体に航空機関砲を装備できる空間をなくさせている。何故ならコックピット後ろの機体位置が基本的に全てエンテ翼の作動機構で占拠され、航空機関砲装備の空間がないからである。

一方機首部分にもし航空機関砲を装備すると、煙が空気取り入れルートに吸い込まれるだろう。このためやはり採用できない。機体下部は全て弾薬庫で、やはり航空機関砲を装備する場所はない。

ならば我々の殲ー20は自らに対し自信満々で、近距離格闘をするのをいさぎよしとしないのか否か?

当然そうではない。万事すべて可能性があり、たとえ殲ー20が自らに対しどんなに自信があっても、やはり空戦の中で不可避的に近距離格闘が発生するだろう。ならば近距離格闘は航空機関砲を武器として必須とするのか否か? 必要ない。実は現在航空機関砲の弾薬搭載量は全て限りがあり、何回か発射するため、甚だしきに至ってはF-35Aの航空機関砲のようにその発射速度を制限さえしており、さもないと発射ボタンを押すと2秒もせずに砲弾はもうなくなり、その実用のところもきっといくらもない。

このため、中国の殲ー20戦闘機は近距離格闘任務に性能がずば抜けた霹靂-10格闘ミサイルを与えている。

ある軍事マニアのお友達はベトナム戦争時期のアメリカのF-4「ファントム」戦闘機が航空機関砲を廃止した案例を反面教師として持ち出すが、当時のミサイルは信頼性が良くなく、非常に多くのアメリカの飛行員が甚だしきに至っては目視するまでになるのを必要としてやっとあえてミサイルを撃つ結果をもたらした。現在は異なり、現代の新型空対空ミサイルは命中率が非常に高く、特に近距離格闘ミサイルは敏感度が非常に高く、逃げることができない区域も非常に大きく、もしこの種のミサイルでも目標が撃墜できなければ、増してや航空機関砲によって撃墜される可能性はない。

このため、現代の航空機関砲の使用機会はどんどん少なくなっている。

殲ー20だけでなく、F-35BとF-35C戦闘機も航空機関砲の装備はなく、もし航空機関砲を使用する任務があれば、たとえば近距離支援の中の対地攻撃であるが、ステルス航空機関砲吊り下げポッドの追加装備を採用する方式をもって行うことができる。

このため、殲ー20に固定の航空機関砲がないことは決して大問題ではない。これは空軍の戦術の需要と航空設計との間の取捨でしかない!


 航空機関砲はミサイルでも撃墜できない敵機を撃墜するためのものではなくミサイルを撃ち尽くしたときに何の武器もなくなる結果を避けるためのものでしょう。またF-35BとF-35Cは不要だから積んでいないのではなく制約上やむなく積んでいないのでは。

8月30日

 中国国産空母関連です。

https://military.china.com/important/11132797/20180827/33705211_all.html#page_1


国産空母第2回航海試験を開始 試験内容はこういったものかもしれない

香港の文匯網26日の報道によれば、26日早朝、中国初の国産空母が大連造船工場の埠頭を離れ、関連海域に赴いて第2回航海試験を展開した。

通用するやり方に照らせば、空母の航海試験は就役前試験航海と就役後艦隊試験航海に分けることができる。就役前試験航海は一般に航海性能を試験し、例えば船体の動力、指揮システム、水密船室の密封性、レーダー・ナビゲーション、通信システムなどの性能である。航海試験のリスト内容は非常に長く、一般的な規則性に照らせば、初の試験航海の核心は動力システム、第2回航海試験の内容は依然として動力システム、ナビゲーションシステム、通信システムを含めた航行機能の試験に集中する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:国産空母が海に出る画面」)

今年5月13日から18日まで、初の国産空母は初の航海試験任務を完成して港に戻り、多項目の設備の試験が予期の目標を達成した。5月23日、国産空母はドックに入り、1か月半のドック内艤装を経た後、7月4日に初の国産空母は再度ドックを出、その後岸の上で50日近い艤装を行った(頑住吉注:海上の間違いでは)。

初の国産空母は我が国によって完全自主設計・製造され、2013年11月に着工され、2015年3月にドック内建造を開始し、かつ2017年4月26日に進水した。


 もう艦載機の発着試験を開始するのではという記事もありましたがこの記事ではまだもっと基本的な試験に止まる予想になってますね。

 中国の戦闘機輸出関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1609852471031249766


我が国の殲ー10Cは本当にアルゼンチンに輸出されようとしているのか? イギリスがあわてて飛び出してきて反対、それにもかかわらず中国の拒絶に遭う

最近アルゼンチンの空軍は中国の殲ー10C戦闘機を気に入り、これを利用して彼らの戦闘機を改良し得ることを希望し、皆も次々に殲ー10Cをアルゼンチンに販売する可能性は決して低くないと推測しており、もし受注が達成されれば、中国の殲ー10C系列戦闘機が初めてアルゼンチンに輸出されることになる。現在協議達成の情報は決して伝わっていないが、イギリスはうわさを聞いてすでに非常にあわて、飛び出してきて中国とアルゼンチンとの交易に反対している。考えるとイギリスのこの前の南海での動作は、彼らが中国の難免心虚(頑住吉注:文脈上意味が通らないようです)に直面させ、中国もイギリスの抗議を拒絶した。南海主権事件の上で、もしイギリスにさらにある程度の動作があれば、中国がイギリスの顔を潰すのはこんなにも簡単なのである。イギリスに対し、中国の専門家は「試してみればすぐ分かる」と語る。

アルゼンチンは南米諸国の1つで、マルビナス島戦争(頑住吉注:フォークランド紛争)の前、その空軍と海軍は南米諸国内で最先端と言え、ブラジルさえこれとは比較できなかった。もし当時本当にイギリスと勝負したら、アルゼンチンには甚だしきに至っては勝利の可能性があった。だがターニングポイントはマルビナス島戦争で出現し、1982年のこの戦争はほとんどアルゼンチンの全部の空軍戦力を消耗させた。アルゼンチンの強大な空戦の威力、能力を見せつけるのと同時に、全部に近い空軍兵士も埋葬された。これより、アルゼンチン空軍戦力は奈落に落ち、一方戦争によって足を引っ張られた国家経済も悪化し、もはや空軍に資金を投入して空軍の後続の発展を促進する力はなく、一時輝いたアルゼンチン空軍はこれより沈んでいった。

しかし、ある国が空軍戦力の支えなしというのはあり得ず、アルゼンチン経済が一定程度回復した後、即刻視線を空軍建設の上に再度ロックオンした。国土防衛の基本的需要から出てだろうと、あるいはイギリスがマルビナス島で作り出す脅威への対応から出てだろうと、アルゼンチンには一定の経済能力がある前提の下、空軍に力を注がないことはあり得ない。イギリスがマルビナス島に置くトーネード実戦機に直面し、アルゼンチンが欲しがっているのは中国の殲ー10Cである。

殲ー10Bの総合グレードアップ版として、殲ー10CはDSI空気取り入れルートを採用して機動性と調和させ、国産太行エンジンに換装し航空電子水準を向上させ、信頼性と推力も向上を得、この水準はすでに第3世代半戦闘機の要求に到達している。このため、イギリスに対抗し得る武器として、殲ー10Cがアルゼンチンの目に入ったのは、決して何ら意外ではない。当然、殲ー10C戦闘機の価格は何ら安くなく、良いものは当然高いのであって、経済の回復がまだ非常に満足いくものではないアルゼンチンにとって、負担が比較的大きいかもしれない。だがアルゼンチンの協力の誠意は依然充分で、双方により多くの談判の余地を与えている。最終的にこの契約の話し合いが成るか否かは未知数だが、アルゼンチンが殲ー10Cを購入しようとしまいと、やはりすでに中国のこの飛行機に海外で名を上げさせている。


 そんなに多数買えるはずはなく商売上のうまみは少ないかもしれませんがイギリスを牽制する効果は充分ありそうですね。

8月31日

 「遼寧艦」関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1609968265017783192


中国の遼寧艦、航空艦橋を撤去 改良の方向が推測を引き起こす

北京時間8月26日、まさに初の国産空母が第2回航海試験を開始するという時、大連造船工場で維持保護を受けつつある遼寧艦も最新の画像が明るみに出された。ある分析は、遼寧艦のグレードアップの方向はあるいは中国初の国産空母に向け近づけるものかもしれない、とする。

新しい画像は、遼寧艦が艦橋の改装を行いつつあることをはっきり示し、その艦橋後ろ側の航空艦橋はすでに撤去が開始されている。艦橋周囲に大量の足場が建てられているため、さらに一歩その他の部分を改装する可能性が排除されない。

航空艦橋の撤去の他、遼寧艦の飛行甲板も元々の塗装と標識を全部落とし、改めて黄色の防錆プライマーを塗装している。その維持修理と維持保護の工程量が決して小さくないことが見て取れる。遼寧艦の航空指揮台の基本設計はソ連の「キエフ」級空母の設計を継続しており、空間が比較的狭く、かつ視野内にいくつかの遮る構造の存在がある。

ある視察は、今回の改装の中で、航空艦橋を中国国産空母に似た設計に改装し、空間を拡大し、視野を改善する可能性が高い、と指摘する。


 構造が近い方が人員の配置も柔軟にできるでしょうね。

 中国のスホーイー35戦闘機関連です。

https://military.china.com/aerospace/special/11162362/20180827/33705138_all.html#page_2


ロシアメディア:中国、スホーイー35戦闘機に対し自主改造を行う 国産ヘルメットを配備

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:中央テレビニュースの中に出現した中国のスホーイー35戦闘機専用ヘルメット。(画像のソースはネット)」)

原題:中国、スホーイー35戦闘機のためにヘルメットを改良 軽く精巧で堅固かつ快適度が高い

参考情報ネット8月27日の報道 ロシアの週刊「独立軍事評論」ウェブサイトは8月24日「スホーイー35飛行員の中国ヘルメット」と題する報道を発表した。

中国は大規模改良型超機動多機能第4++世代戦闘機スホーイー35の初の外国の買い手である。中国空軍はすでにこの戦闘機を装備済みである。専門家は、制空権争奪方面で、第4++世代戦闘機は中国軍で最もコストパフォーマンスが高い選択である、と考える。スホーイー35は仮想敵の最も先進的な戦闘機と空中で勝負できる。しかも、一貫した伝統に照らし、中国の軍人と技術者は買ってきた装備に対し自主改造を行っている。より正確に言えば、戦闘機自体の改造ではなく、飛行員のヘルメットの改造である。このヘルメットは射出(脱出)時に射出座席が生じさせる速度の負荷に対し緩衝し、飛行員の頭部が衝撃、破片や騒音の傷害を受けるのを免れさせ、日光やスポットライトがもたらす目のくらみを防止することができる。

報道は言う。スホーイー35飛行員の射出の安全や作業快適性に対する要求がどんどん高まっていることを考慮し、中国空軍は新式の小型ヘルメットを研究開発し、以前使用していたロシア製Zsh-7APNおよび国産TK-12Aヘルメットと代替する。この2種の防護装備は信頼性、耐用性、安全性が高く、目標指示システムを配備しているなどの特徴を持つが、それらの寸法と重量は大きすぎ、飛行機の機動時に飛行員の警部と脊柱に負担が重すぎる結果をもたらす。

資料画像:中国空軍のスホーイー35戦闘機。(画像のソースはネット)

中国の飛行員が獲得した新たなヘルメットはコンパクトな球体の造形を呈し、輪郭は頭部にフィットし、良好な視野を創造している。また、ヘルメット上にはさらにゴーグル、および頂部と側面のダブル穴保護蓋、夜視鏡固定ネジと視察計器板がある。専門家は、この一切は飛行員が戦闘機の機動や複雑な動作を完成させる時の快適度を向上させており、瞬間的な反応が必要な実戦に対しても助けになる、と考える。

報道は言う。また、新たなヘルメットはより先進的で、アメリカ空軍に似たJHMCS(連合ヘルメット提示システム)やHDMS(ヘルメットモニターシステム)を採用し、中国軍が使用して長年になる旧システムと代替している。あらゆる飛行員に必要な情報である速度、高度、目標情報、警告は全てヘルメットのバイザー上に投射される。かつ顔面とスクリーン間の距離を根拠に自動で焦点が調節される。

新たなヘルメットの優勢は軽く精巧で、堅固な複合材料を使用し、脊柱に非常に大きな負担をもたらさないだろうことにある。中国軍がスホーイー35戦闘機のためにヘルメットを改良したことは、中ロ相互利益軍事技術協力の良好な発展の趨勢を体現しており、両国軍事関係の緊密さの例証である。

資料画像:中国空軍のスホーイー35の飛行訓練の資料画像(画像のソースはネット)


 ロシアに逆に輸出されるという可能性もあるでしょうか。

9月1日

 スホーイ-57関連です。

https://military.china.com/news2/569/20180824/33680117_all.html#page_1


ロシアのスホーイ-57戦闘機、人工知能を配備へ むしろ第6世代無人機に似る

最近、ロシア航空工業の消息筋の人物は、ロシア第5世代機スホーイ-57が人工知能システムを装備することになり、この技術はこの戦闘機を先進的な第6世代無人機により接近させる、と明らかにした。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「スホーイ-57戦闘機(ソース:タス通信社)」)

ロシア衛星通信社の報道によれば、この消息筋の人物はメディアに向け次のように言った。「今回スホーイ-57機上に人工知能システムを装備することを計画し、このことはこの飛行機を第6世代無人機により接近させることになる。今回追加される人工知能システムの中で、我々は総合コントロールシステムと自動捜索照準設備を特別に重視し、こうした機能はこの飛行機を完全に自動作戦模式に入らせることになる。」

彼は補充して、今回さらにスホーイ-57上により先進的な機載防御システムを装備することになる、とした。

8月22日、「軍隊-2018国際軍事技術フォーラム」で、ロシア軍とロシア連合航空製造集団は2機の新型スホーイ-57戦闘機の購入契約を締結した。

スホーイ-57はロシア連合航空製造集団スホーイ航空社によって研究開発された第5世代多用途戦闘機である。この戦闘機は遠距離および近距離戦役の中であらゆる類型の空中目標を撃破し、敵サイドの防空システムを突破しかつ敵サイドの地上および水上目標を破壊することができる。基地を遠く離れて空中監視測定を行い、敵サイドの空軍の電子指揮システムを破壊できる。

2010年、スホーイ-57はアムール共青城で初飛行を完成させた。

シリアメディアの以前の報道によれば、2月21日、2機のスホーイ-57がロシアのシリアに位置するヘメイミム空軍基地に降着するのが発見された。ロシア連合航空製造集団総裁は、2機のスホーイ-57戦闘機がはシリアで初めて実戦を行いかつ成功裏にあらゆる任務を完成させた、とした。


 スホーイ-57の評判が悪いんで焦っているんじゃないですかね。この方面の技術でロシアがアメリカより進んでいるとは考えにくいでしょう。

 殲ー15関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1609689270688929014


中国の殲ー15戦闘機、連続して4機墜落損壊? ロシアの専門家、真相を話す 原型機が主要な原因となる

第二次世界大戦中、空母をもって作戦の核心とするアメリカ海軍は太平洋の戦場で、戦艦を核心とする日本海軍を打ち破った。これ以後、空母は各国海軍が開発する核心的装備の1つともなった。だが空母の建造コストが非常に高くまた技術的難度が比較的高いため少なからぬ国を尻込みさせた。だが真にいくつかの大国が空母を開発するのを阻害した原因は艦載機の研究開発と飛行員の養成の問題ゆえだった。合格点の出せる艦載機の研究開発は空軍のために主力戦闘機を開発するのに負けず、しかも空母甲板上で発着する艦載機飛行員は各国軍隊の中のエリートでもある。

もし空軍の飛行員が天空の雄鷹に属すならば、海軍艦載機飛行員は「剣先での舞踏者」と呼ばれる。中国海軍は2012年に遼寧号空母を正式に装備し、この空母はソ連のクズネツォフ級空母の第2号艦でしかなく、現在との距離にすでに十年余りの歴史があるが、その就役は中国海軍にアジア最強の空母作戦力量を持たせた。だが最近、外国メディアは珍しく中国の遼寧艦に対し重点的な報道を行い、中国の遼寧艦が就役して6年内に空母の主力艦載機殲ー15が連続して4機墜落損壊し、このことは中国空母艦載機の発展の道が決して順風満帆ではないことをも意味している、とした。

外国の軍事視察員は中国の空母発展計画を根拠に次のように考える。中国空母艦載機が最近数年内に連続して墜落損壊事故を発生させたことは中国海軍に警鐘を鳴らしており、中国海軍は発展の歩みを緩める必要があるようだ。殲ー15艦載機は沈陽飛行機社がウクライナのT-10K-3原型機を基礎に研究開発した大型制空艦載機である。外形上ロシアのスホーイ-33艦載機に比較的似ているが、両者は実は2つの異なる戦闘機である。機体材料、動力システムでも航空電子システムでも、殲ー15艦載機は全て現代の先進技術を採用しており、このことでは1980年代に研究開発されたスホーイ-33艦載機に少なからず水準が先んじているだろう。

殲ー15艦載機の墜落損壊に対し、ロシアの専門家は真相を語っている。実は決して飛行員が原因ではなく、艦載機の航空電子システムや動力システムが原因でもなく、原型機の設計が主要な原因となっている。ロシアの専門家は説明する。当初スホーイ社は数機のT-10Kの原型機を生産した。それぞれの原型機には全て異なる問題と改良があり、中国はT-10K-3の原型機を獲得したが、それでもT-10K-3の機体内部の構造問題は決して解決されていない。ロシアは10年の時間を費やしてやっとスホーイ-33艦載機の機体構造の問題を解決したが、軍事費と戦略の改変が原因で決して継続して生産されなかったに過ぎない、ということを知る必要がある。


 空母や艦載機に関し全く未経験の中国が6年内に4機墜落事故を起こしたとしても特に多いとは言えないのでは。設計の問題は中国自身の手で解決されたかもしれませんしね。





















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