コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその294

9月9日

 米中ロの艦載機関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1610733714803572096


米軍がはるかに先んじる! 中ロ両国の艦載機に比べF-35の艦載は世代差を形成

F-22、殲ー20、T-57(頑住吉注:原文ママ)など第5世代戦闘機の登場以来、第5世代艦載機はずっとそれぞれの軍事大国の重点的研究対象である。そしてこの方面において、技術的実力が強大なアメリカは先んじた優勢を取得済みである。

アメリカ方面は、8月28日、最新型のF-35C型第5世代艦載戦闘機が「リンカーン」号原子力空母上で一連の試験を開始し、遠からぬ実戦配備のために技術データを累積している、とした。

F-35系列戦闘機は設計当初からもうA(通常発着型)、B(垂直離着陸型)、C(艦載型)という3タイプに分かれていた。これまで皆の注意力は大部分F-35Bに集中してきた。結局のところ世界初のステルス垂直離着陸戦闘機ではないか、その特殊性は言わずとも分かる。この3タイプの戦闘機の中で配備進度が最も遅い戦闘機として、F-35Cの今回の「艦載」も極めて意義を持つ。ひとたび来年2月のF35Cが実戦配備に入る段階に到達すれば、アメリカ海軍が正式に第5世代(頑住吉注:艦載)戦闘機時代に入ったことを意味し、その時、アメリカの艦載機は中ロ両国の艦載機に比べ、まるまる1世代の技術の隔たりが存在することになる!

この1世代の技術的隔たりを見くびってはならない。そのもたらす極めて大きな戦術の優勢は、ある戦争の勝負を左右するに足りる。以前、F-35は航続距離が短く、機動性が劣り、搭載能力が弱いがゆえに嫌というほど突っ込みを受けたが、なぜ我々はそれでもF-35は凄いというのか。原因は現代化された戦争は突き詰めて言えば体系作戦だというところにある。現有のアメリカ海軍の作戦体系の下でF-35Cは力量倍増機の作用を果たすことになる。通常の艦載機の空戦では、F/A-18E/Fはスホーイ-33、殲ー15などの大型艦載機にかなわないかもしれない。だがF-35Cがあれば、状況は同じではなくなる。F-35C最大の優勢はそのステルス性と情報作戦能力にあり、超視距離空戦段階において、自らの優秀なステルス性能とAN/APG-18型アクティブフェイズドアレイレーダーを利用してF-35Cは敵がまだ自らを発見してない時に敵機をロックオンし、さらに優秀なデータリンクシステムによってデータをリアルタイムに後方のF/A-18E/Fに与え、F/A-18E/Fが発射するAIM-120中距離空対空ミサイルを誘導して目標に命中させることができる。このようにすれば、敵機が目標を発見さえしていない状態下で、もう撃滅される。

地上目標に対応する時、F-35Cは敵サイドのレーダーに対し電磁制圧を行い、それが搭載する光電子分布式開口システム(EODAS)と光電子照準システム(EOTS)はF-35Cの飛行員がヘルメットモニターを用いて目標をロックインしかつ正確制御誘導武器を誘導して敵サイドの防空火力を破壊できるようにさせる。敵サイドにすでにやり返す力がなくなるのを待って、F/A-18E/Fがさらに突入し、一挙に敵サイドの目標を破壊する。このことから、世代差がもたらす戦術の圧倒がどんなに大きいかが分かる。

ならば、F-35Cは無敵なのか否か? 否である。高分衛星の誘導に頼り、いかなる我が国の領海を侵犯する軍艦も全て正確に位置決定される。その時になれば、DF-21の鋭く長い音がアメリカ空母艦隊の上空に鳴り響く時、いわゆる世代差は跡形もなく消えることとなる。

当然、我が国の軍事技術の不断の進歩と共に、F-35Cに比べより優秀な第5世代艦載戦闘機が我々の目の前に出現することになる。

技術はきっとあり、まだそんなに切迫していないだけであって、このため慌てず、焦らずなのである。


 空母同士の対決ならともかく、米中対決が中国の近くで勃発すれば当然中国は早期警戒機や陸上戦闘機、電子戦機も出してくるでしょうし、展開の予測はつき難いでしょうね。

9月10日

 中国の原潜関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1610728995063246855


中国の原潜の数量が明るみに 米軍の想像を超える 各国正直に叫ぶ:全世界を騙した

近年来、我が国の科研人員のたゆまぬ努力と共に、我が国海軍の装備はどんどん多くなり、軍事力量も徐々に強大になっている。だが、我が国海軍の潜水艦部隊はそれにもかかわらずこれまで同様の神秘ぶりを保持しており、このうち原潜の数は最も秘密保持され、このことは西側諸国に次々と推測をさせている。

西側諸国には我が国の原潜の数量に対しいくつもの推測があるが、推測は終始推測であり、事実、真相に近づくのは難しい。だが最近我が国の海軍は意外にもその原潜の数量を明るみに出し、何と16隻にも達していた。今回の暴露は西側諸国を非常に驚愕させ、西側諸国の高度の重視を引き起こしている。

この前、アメリカの某メディアは報道し、アメリカの軍事専門家は中国の原潜の数量は10隻を超えないはずだと推測しているとしていたが、我が国海軍のデータ公表以後からは、アメリカはすぐに中国海軍の力量はすでに完全に彼らの想像を完全に超えていると考えるようになり、中国は全世界を騙したと考えている。

今回中国海軍が言及した長征15号と長征16号は、093B型攻撃原潜に帰属させることができ、この原潜を091型攻撃原潜と比べると、最大の差異は水平な艦橋頂部および艦体上の5段の長短が不揃いなこと、および排水穴が上下にずれていることである。

093B型攻撃原潜の非常に多くの設計は、実は西側の先進的な原潜により近づくものだが、比較するとよりずば抜けている。例えば093B型とフランスのルビー級原潜を比較すると、トン数がより大きく、より多くの武器が搭載でき、騒音低下水準がより高く、全体性能はルビー級をはるかに超えている。


 そもそも16隻というのが本当かどうかも定かではありませんし、仮にそうでも相当数の騒音が過大な旧型も含まれているでしょう。しかし今後さらに新型の原潜が増えていくのも確かなはずです。

 スホーイー35関連です。

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米軍が最も心配することが発生、率直に言って中国のこの戦闘機は最大の悪夢 殲ー20にあらず

ロシア衛星社9月3日の報道によれば、もし世界の最も先進的な戦闘機を挙げようとすれば、皆きっとF-22、F-35、殲ー20のたぐいの第5世代戦闘機を語るだろう。しかしアメリカ自らの第5世代戦闘機を除き、中国とロシアはいずれもまだ規模化された量産を開始しておらず、このため有効な第5世代機の戦力を形成することもできないし、当然アメリカ最大の悪夢となることもないだろう。現代の戦場で単一のトップクラスの武器装備に頼って(頑住吉注:日本語にない漢字を使った語で検索により得られた意味が全くここに適しません。文脈から言うと筆者は「勝利」と言いたかったんでしょうか)したためしはなく、より多くはやはり後方援助協力能力を見る必要がある、ということを知る必要がある。以前中国はロシアから24機のスホーイー35を購入し、最後の10機が年末に全部引き渡され、同時にさらにこれとセットになる後方勤務サービスが提供され、おそらく中国空軍の実力をさらに1段階上げるだろう。

ここまで語ればおそらく皆もアメリカが中国のどの戦闘機を最も心配しているかすぐ分かるだろう、そう他ならぬスホーイー35戦闘機である。米軍は3日、中国空軍に一定数のスホーイー35戦闘機が就役して以後、島(頑住吉注:台湾)をめぐっての巡航が常態となり、これはアメリカのアジア太平洋地域における一大悪夢である、と率直に言った。アメリカの専門家は、スホーイー35は殲ー20に比べより挑戦性を持ち、それは中国空軍の現在の大黒柱で、中国とロシアの各タイプのミサイルを適当に配備すれば、アメリカのKC-135系列給油機あるいは第3世代機種を打撃するのに非常に適し、米軍のアジア太平洋地域における行動範囲に深刻に影響し、これはアメリカが最も心配することでもある、と指摘した。周知のように、何か月も続けてスホーイー35は轟-6K爆撃機と編隊を組んで島をめぐっての巡航を行い、中国台湾の安全を保障し、強力に域外勢力を震撼させている。

スホーイー35はなお改装中の殲ー20に比べ、ステルス性能が及ばないことを除き、その他の方面は完全に肩を並べることができ、我が国がスホーイー35を導入したのはその攻撃性能が気に入ったことの他、よりそのエンジンを気に入り、中国の先進的な実戦機に技術の支持を提供することができる。1台のAL-35FMエンジンは推力が150キロニュートンに達し得、殲ー20が現在使用するエンジンに比べ超えることはあっても及ばないことはない。当然、渦扇-15系列の正式量産を待てば、これはAL-35FMに一段勝る。喜ぶべきことは殲ー20が間もなく量産の規模を形成することで、成都飛行機は4本の生産ラインを開こうとしており、徐々にアメリカの第5世代機の数量に追いつき、彼らの新たなる時代の悪夢となる。

スホーイー35の恐るべきところはさらに第4世代半戦闘機の力に頼って第5世代戦闘機と勝負でき、ロシアの最も先進的な理念と技術を継承しているところにある。アメリカは中国がこの戦闘機を大量就役させるのを心配しているだけでなく、さらに我々がその中からより先進的な戦闘機を研究開発することを心配している。これに対し我々も中国の科研人員には完全にこの実力があると信じる。当然、鉄を打つには自らが硬い必要があり、中国がもし自らF-35に比肩し得る戦闘機を研究開発できたら、アメリカは必ずやあえて今のように威張って近海区域にやってこなくなるのは必定であり、多数の第4世代半戦闘機の随伴も非常に壮観な場面である。


 ロシアの視点で語っているのか中国の視点で語っているのか途中でごっちゃになっているような気がしますが。

9月11日

 レールガン関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1610727604652562198


中国のレールガンが量産されようとしている? ロシアの専門家のコメントが鋭く急所を突く この問題の解決が焦眉の急

レールガンは高度先端武器に属し、世界各国の武器研究史上でも非常に重要である。だが現在レールガンを作れる国は非常に少ない。中国のレールガン製造もずっと進行中であるが、最近またレールガン製造に関する情報が出て、中国のレールガン製造の進度が更新され、電磁レールとミサイル発射の原理を結合してレールガンの研究を行おうとしているという。このことは、中国のレールガンが量産段階に入ろうとしていることを説明しているようだ。だが真実はこのようなのだろうか? 中国のレールガンは本当に量産が行われようとしているのか? いくつかのどのような問題に遭遇するだろうか? こうした全ては我々が真面目に考慮する必要がある。

レールガンの先進性と戦場での殺傷力は当然疑いの余地がない。だがその研究の難度の高さも世界公認である。このため技術上の突破を達成する必要があるだけでなく、さらに資金の上で充分な支持を必要とする。ロシアの専門家は中国のレールガン研究開発に対しコメントしているが、鋭く急所を突いていると言うべきで、中国のレールガンの現在の困った状況の在処を鮮明に指摘した。それはレールガンの砲弾に外ならず、甚だしきに至っては全ミサイルの製造コストに比べ高いだろう。ひとたびこのようになるや、レールガンを用いるのはかえって直接ミサイルを用いるのに及ばなくなり、非常に高い製造コストはレールガンの量産を非常に非現実的なものにさせる。

当然、きっと製造コスト低下の方法はある。だがこの方法はレールガンの実戦能力を大きく割引にするだろう。このため両者の間でバランス点を探し出すことはできない。これこそ問題の根本の在処であり、この問題は現在解決が切迫して必要とされている。何故ならこの問題を解決せずしてレールガンの量産ははるかに先でいつになるか分からなくなるしかないからで、甚だしきに至っては少量生産にさえも大量のマンパワー、マテリアルパワーを消耗する必要があり、これは絶対我々が見たい結果ではない。

レールガンは陸上で使用できるだけでなく、さらに軍艦上に装備して使用できる。もし本当に海上でレールガンが発射できれば、こちらサイドは作戦時巨大な優勢を持つだろう。このことは各国に皆争い遅れるのを恐れてこの目標を実現し、第一にレールガンの艦載化を達成した国になりたがらせもする。だが現在まだいかなる国もあえて自らが成功を獲得したとは言わない。見たところ中国のレールガン研究開発の道も、同様にまだ任務重くして道遠しである。


 もう艦載しての試験が開始されるような記事もありましたがやはりちょっと疑わしい気がしますね。

 ロシアの飛行艇関連です。

https://military.china.com/news2/569/20180907/33823134_all.html#page_1


ロシア、世界最大の水陸両用機の生産回復を欲す あるいは中国のAG600のライバルとなるか

「ロシア連合飛行機製造集団社は、ロシアはソ連時期のA-40「アルバトロス」水陸両用機のロシアでの生産を回復することを研究中である、と宣言した」 ロシアの「晨報」は6日、A-40「アルバトロス」はソ連時期の多用途水陸両用機であるとした。それはかつて148項目の世界記録を創造した。この飛行機の最大離陸重量は90トンで、飛行速度は時速800q、航続距離は4000〜5500q、巡航時間12時間で、これは世界のいかなる同類の飛行機とも比較できないものである。

当初、A-40は航空宇宙捜索および救援サービスの戦術技術要求を根拠に研究開発された。捜索の他、それはさらに対潜に用い、ソノブイ、爆雷、機雷、魚雷などを搭載することができる。だがソ連解体後このプロジェクトは停止された。

ロシアの功績ある飛行員であるウラジミール ポポフは、この飛行機の生産回復はロシアに北極から外宇宙までの新能力をもたらすことになる、とする。今後2年内に「東方」宇宙発射場で有人宇宙船発射任務を行うことが有望で、ひとたびロケットに故障が出現したら、宇宙船は太平洋に落ちる可能性がある。新型の「アルバトロス」は関連の捜索任務を担うことになる。新たな「アルバトロス」は北極地域で避難や救援の任務を執行するのにも非常に適している。また、民間用任務執行の他、それは軍用任の務執行能力も持ち、それは依然有効な対潜機ともなる。報道によれば、将来この飛行機は中国の新型AG600水陸両用機と競争する可能性がある。

A-40/Be-42機(資料画像)


 大型ジェット水上機というのは比較的珍しいと思いますがターボプロップに比べデメリットも多そうです。

9月12日

 「遼寧艦」関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1611025240826449015


遼寧艦が大調整中 あるいはグレードアップされ戦闘空母となるか ロシアの願望はおそらく水の泡となる?

我が国の空母開発と言えば、遼寧艦がきっと避けて通れない話題である。何故ならこれまで我が国は実はその他の国からも空母を買ったことがあったが、それらのカギとなる重要な設備は全てすでに撤去されており、我々の空母研究に対しては決してあまり大きな援助はなかったと言えるが、ウクライナから購入したワリヤーグ号は、主体が基本的に完備されていただけでなく、しかもさらに動力システムも存在し、またさらに関連の図面があり、こうした全ては我々の開発のために重要な援助を提供した。

現在では皆も、我々の国産空母も航海試験を行っているのを見ている。実はこのことは我が国が遼寧艦に対しひとしきり徹底的な研究を行い、すでに基本的に空母建造のいくつかの要領を掌握済みだということをも説明している。さもなければ国産空母の開発がこんなにも速くはないだろう。事実として国産空母の研究開発ができる以前、我々のあらゆる使用に関する訓練、特に艦載機の訓練は、全て遼寧艦の上で完成された。こうした全ては我が国が空母および艦載機の操作コントロール人員を養成訓練するために場を提供した。

まさにこのようであるがゆえにでもあるが、皆はずっと遼寧艦を訓練艦としてきた。しかし最近伝わってきた情報は、我が国がすでに遼寧艦を維持修理とメンテナンスに送ったというものである。だが皆にとって意外なのは、今回我が国が遼寧艦に対し行うのが徹底した大修理だということで、これには元々の空母上のいくつかの武器装備が撤去されたことが含まれ、理解されているところによれば新型武器装備を取り付けることになるだろう。ここまで見て軍事マニアたちは安心する。このことは我々の航空研究開発技術がすでに成熟したことを説明し、自らの理解に照らして自主開発できるということなのである。

この空母の改装を根拠にすると、人々はある情報を得る。それはこの空母が将来訓練艦として使用されるのではなくなるかもしれなくなったというものに他ならない。結局のところ我々はすでにその上で大量の訓練を完成させており、それは自らのこの特殊な段階の歴史的使命を完成させてもおり、改装を経て以後の遼寧艦は、将来戦闘艦として使用されることになるだろう。ひとたびこのようになるや、我が国の海軍の実力は同日の談ではなくなり、これは我々軍事マニアたちが非常に喜ぶことでもある。

だがある人はすぐにロシアの巣にこもったままの空母に思い至る。それは彼らの現在ただ1隻のもので、ボイラーや電気回路といった装備が全部大修理を必要とし、修理時間は3年を超えると見積もられ、このため彼らは我々の遼寧艦を借用して訓練を行うことができるか否か考えている。実はこれまでの状態から見れば、この点は可能でもあった。結局のところ彼らの空母は遼寧艦とは実は同じ系列で、類似性や互換度がいずれも非常に大きいからである。

だが我が国が時機を逸さず遼寧艦を戦闘艦に改めるのと共に、ロシアのこの願望はおそらく水の泡となるしかない。結局のところもし訓練艦でしかなければ、その上の秘密保持係数は比較的低いが、もし戦闘艦となればその上の非常に多くの軍事装備はきっとその他の人に知らせることはできない。また我々は維持保護やメンテナンス方面でもきっとより多くの技量を注ぎ、当然ロシアの訓練に貸してやることは不可能である。


 数年にわたり実際の空母で訓練できないというのは影響が大きすぎる気がします。インドに売った空母を使わせてもらうことも一応可能でしょうが、インドにだってそんな余裕はないでしょうし、スホーイ-33は運用できない比較的小型の空母ですからね。

9月13日

 日本関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1610678159803728789


関心を注ぐに値する! 日本、自らレールガンを研究開発することを欲す 10億円を費やすだけでもう我々と勝負したがっている?

2018年初め、中国がレールガンを軍艦に装備して海上試験を行うとの情報が、皆を興奮して止まなくさせた。我々はこの領域で何と意外にも先んじたのである。だが他人を見くびってはならない。多くの国もレールガンを研究開発しつつあり、その中で最も関心を注ぐに値するのは他ならぬ日本で、現在の各方面の情報は、日本がレールガンの研究開発を欲していることを証明している。このことは多くの人の見たところ意外なことで日本は何とこの前線の軍事技術領域でも1つの席を占めたがっているのである。

今日本がレールガン研究プロジェクトを出してきた時、多くの人はすぐに吹聴を開始し、中国は非常に大きな敵、真の名手に遭遇したと考えているが、実は、日本はこの技術領域で我々にはるかに及ばない。何を根拠にそんな吹聴ができるのか?

現在の状況からすると、日本がレールガン技術に対し関心を注ぐのはすでに一日や二日のことではない。だが、非常に低調な政策をずっと保持しており、彼らはアメリカに隠れてひそかにレールガン技術を研究開発していると言え、原因は非常に簡単で、レールガンは新概念技術理論に属し、関連の研究は通常基礎的性質の研究作業と見られている。多くの大学の中に関連の研究項目、甚だしきに至っては試験室はない。しかし基礎研究を行うのは誰でもできることで、だがそれを軍用プロジェクトに変えようとすればすぐ違う話になる。もし公開で研究すれば、アメリカの圧力に遭遇する可能性が高く、アメリカは日本がこの技術領域で自らを超越することを絶対に許さないだろう。

日本の科研水準は相当に高く、レールガン技術研究を打ち出すのは確かに能力の範囲内である。だがこの技術領域の水準で国際的同業者の認可を得たことは全くない。我々のレールガンはすでに艦載試験段階に入っており、日本のレールガン技術はまだ大学の実験室段階で、今単にサンプル砲を出しただけでもあり、日本サイドの公開した画像からすると、このいわゆるサンプル砲は、全体ユニットで、すでに完全に製造が整っているとはいえるが、構造から見て、電磁レール装置としか呼べず、原型装置としか評価できず、サンプル砲ではない。なお標的場での射撃試験を行っておらず、このような水準は、我々大げさに吹聴するのに遠く及ばないのではないか?

より言葉をなくさせるかもしれないのは、日本がこの時にまたしても、細かいそろばん勘定、甚だしきに至ってはしみったれな本質をはっきり表したことである。現在公開されている状況から見て、日本はたった10億円を費やして研究作業を行うつもりで、こんなのでもう我々と勝負したがっているのか?

レールガンは新興の技術に属し、相当に広い物事に関わり、我々はこの方面ですでに超電導技術を応用し、技術に対する要求が高く、経費に対する要求も低くないが、日本はたった10億円出すつもりで、換算してみると、やっと6千万人民元で、1千万アメリカドルにさえ満たない。前期の投入でしかなく、後継で追加できるかもしれないが、このような度量で何ができるだろうか?

現在日本のレールガン研究はなお初級水準にあり、中ロいずれとも比較できない。国内の大学の電磁技術試験室でもう日本と勝負できるかもしれない。日本人のレールガン領域における「野心」に対し、我々は当然軽く見てはならない。だが過度に自分を卑下する必要は全くない。結局のところ我々は先を行っているのであり、真に圧力があるのは我々ではないのである!


 本来日本には中国をこの分野の技術で超え得る潜在能力があると思いますが、つぎ込む金が100倍違ったら勝負にならないでしょうね。

9月14日

 ロシアの戦車関連です。

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退役したT-62を改めて開封 シリアに送ることの他さらにロシア軍に装備 ロシア軍には戦車が欠乏しているのか?

内戦の前期、シリア政府軍が装備していたああいった旧式なソ連時代の戦車は、主にT-55、T-62や初期型のT-72メインバトルタンクであり、反体制派の対戦車ミサイルによって大量に破壊されなければシリア政府軍の急速な潰走の中で遺棄され、反体制派の戦利品となり、シリア軍の装備の損失は見積もりが難しい。

ロシアが2015年9月末にシリア内戦に介入するのと共に、大量のロシア軍現役装備が弾薬と共にシリアに輸送され、シリア政府軍に対し改めての装備と訓練を行い、初期にシリアに輸送されたのは主にロシア軍の現役戦車で、これには改良型T-72やT-90メインバトルタンクが含まれた。こうしたロシア軍現役戦車は実戦の中で破壊された例が少なくないが、全体的に見て、その火力も装甲も、全て実戦の試練に耐えた。当然、非常に多くの問題も暴露し、ロシア国防省はT-90に装備された「カーテン」アクティブ赤外線妨害システムは、アメリカ製の「TOW」対戦車ミサイルに対しほとんど効果がなく、砲塔前方位置を占用するため、そこに反応装甲を装備できない結果をもたらし、逆に正面防御力を低下させたと認めている。

ここ何年か、大量のロシア軍現役戦車が決して国内にはおらず、絶えることなく続々とシリアに送られている他、さらに少なからぬ東ウクライナ入りするものがある。ロシア当局はロシアが東ウクライナ国境内に一兵卒たりとも存在することを認めないが、大量の画像や動画が、ロシア軍の東ウクライナにおける強大な軍事的プレゼンスをはっきり示しており、これこそウクライナ政府軍にここを占領できなくさせている最も主要な原因であり、「半分のロシア戦車は東ウクライナにいる」のである。注意に値するのは、シリア政府軍には歩兵など第一線作戦人員が欠乏しているだけでなく、熟練した維持修理人員も欠乏していることで、シリア軍の大量の撃破され損傷を受けた戦車などの装甲車両は、全く修理が間に合わず、修理を待つ戦車は千単位をもって数えられ、戦事の進展はよりシリア軍にロシアの軍事援助を用いて消耗を補充する傾向にさせ、現在のシリア政府軍にワンセットの完備され効果の高い後方勤務維持保護体系を建立させるのは、基本的に不可能である。

最近の情報は、ロシアがシリアに向け輸送する現役戦車の数目が減少しつつあることをはっきり示しており、これは損失が比較的大きく、ロシアは最低数量のT-90およびT-72が国内にあり、もってNATOとの軍事的対峙への対応を保証することが必須で、すでにより多くの現役戦車を抽出移動させてシリアに運ぶことができないからだという可能性が高い。ロシア軍が現在シリアに送っている戦車は、より多くが開封後のT-62系列である。T-62は1990年代にロシア軍の中から全部退役したが、シリア軍はこのソ連時代の武器を習慣的に使用している。T-62は火力と装甲性能に限りがあるが、その信頼性はそれにもかかわらず非常に信頼に値する。正規の戦車戦を行う必要がいくらもないシリア軍にとって、このソ連時代の戦車はその需要を満足させるに足りる。

T-62はとっくにシリアに送られ始めているが、最近の情報は、極東ロシア軍が元々不使用状態で保存されていたT-62の大量使用を開始していることをはっきり示しており、甚だしきに至っては後方勤務部隊演習の中でもそうで、ああいった状況が比較的良いT-62が開封後不断に列車によってロシア西部地域に送られ、船積みしてシリアに送られている。早い時期にシリアに送られたT-62はまだ簡単なグレードアップを行っていたが、現在のこうしたものはほとんどグレードアップさえもされておらず、動かすことができればもうOKである。このことは、ロシア軍現役のメインバトルタンクの数量がすでに危険な程度にまで到達していることをはっきり示しているようだ。何故ならその中の一部分のT-62はロシア軍部隊に装備する必要があり、ロシア軍にはより良いT-90やT-14を購入する力がなく、旧式なT-62を用いて員数合わせしているからで、これは何ら良い現象ではない。


 ひょっとするとロシアの状況は想像以上に悪いのかもしれません。しかし核抑止力は最優先で保持されるでしょうし、場合によっては中国の援助も考えられ、アメリカの思い通りになるかは怪しいところでしょう。

9月15日

 「ズムウォルト」関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1611046770896331908


055第1号艦の航海試験が終わらず トップのライバルはもう米軍によって「免職」される? 技術は先進的でも食わせ物

2018年8月、中国海軍新世代戦闘艦055型大型駆逐艦の第1号艦が航海試験を開始した。人を思いもよらなくさせるのは、ほとんどこれと同時に、トップのライバル、ズムウォルト級駆逐艦が米軍によって「免職」された? ことである。アメリカ当局の言い方によれば、すでに完成している2隻のズムウォルト級戦闘艦は海軍作戦艦艇リストの中から正式に削除される。これは作戦の要求が達成できるまでで、それでやっと回復される。

今回のことは武功を自ら捨てるものと評価されるのか否か? 各国の戦闘艦の発展過程の中で、まだ就役後軍の免職に遭った戦闘艦はなく、これはアメリカでもいまだかつてなかったことである。米軍は自ら、自らの最も先進的な戦闘艦を切り捨てたが、調べてみると意外にも新技術が災いしたのである。多くの人は「技術は先進的でも食わせ物」で、この話は笑い話に属すると感じるかもしれない。惜しいのは事実が間違いなくこうだということで、この戦闘艦の問題は技術上先進的すぎたことにあり、非常に多くの面倒が作り出され、最終的には技術の先進さによって葬り去られた。

もし仔細に研究してみれば、皆気付くだろう。この戦闘艦の最初の設計要求の高さがすでに人々の想像力を超えていた。技術の先進性は疑いの余地がないが、惜しいことに技術の先進さにも副作用がある。まずコストが上昇し、最終的にズムウォルト級の第1号艦の製造コストが70億アメリカドルにも達し、米軍に総数32隻の購入計画完成をする力をなくさせた。

次に、先進技術を実現する難度が高すぎ、多くの技術要求が実際にはアメリカサイドの能力を超え、プロジェクト立ち上げ後、設計および建造過程の中で、アメリカ人がずっと不断に要求を下げる結果をもたらした。多くの技術は実際難しすぎ、要求を緩めないと、継続できなかった。

技術要求が切り捨てまくられた後、元々非常に先進的だった戦闘艦も、凡庸なものに変わり、多くの能力が失われた。艦隊の防空能力は、レーダーシステムの機能簡略化によって実際には取り消され、発射プラットフォームとなるしかなかった。制海作戦能力では、技術の調整によってまずレールガンプロジェクトが取り消され、続いていわゆる先進艦砲システムもまた非常に高い制御誘導砲弾ゆえに米軍に受け入れられなくさせて切り捨てられ、実際は普通の砲弾に比べ何ら強いものではなくなった。もしこの戦闘艦を対潜や掃海に用いれば笑い話そのもので、典型的な役不足である。実際には対地攻撃能力だけが残り、トマホーク式巡航ミサイルしか使用できない。

ひとたびこうなるや、この艦は実際には米軍の現在の需要に符合せず、最終的に3隻だけ発注される主要な原因となった。

これはただ設計建造の問題だけで、就役後になると、人々はより多くの面倒事を発見した。その根源は先進技術の非成熟性で、いわゆる先進技術は往々にして検証を経ておらず、実際の使用の中で小さからぬ問題を暴露した。もし単に1つや2つなら何でもないが、あらゆるもの全てに問題が出現すれば大問題なる。

このクラスの艦は就役後、実際のパフォーマンスが人を満足させず、かつて動力が完全に失われたことが発見され、やむを得ずタグボートで曳いて港に戻ることになった。もし平時ならまだよいが、戦時なら受け入れられない大問題である!

この戦闘艦は初期の高すぎる要求によってつまずかされ、新技術の大量応用は信頼性の悪化もたらしたが、今ではやはり泥棒を捕らえて縄をなうで、それを実験場に送り戻し、継続して完備させることになった。何年か後、やっと主力艦として改めて戦闘序列の中に出現するかもしれない。


 結果的には過度の冒険を避けた055の方が正解だったと言いたいわけでしょう。しかし今後の数では中国が上回るのは確実で、アメリカとしては何としても質で対抗しなければならないですからね。
















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