コラムより転載:中国の航空機、空母その他関連小ネタその296

9月30日

 ロシア戦車関連です。

http://www.sohu.com/a/253767365_600487


ロシア式装備は粗削りとは誰が言った? イラクのT-90戦車が気配りの設備を装備し兵士が轢かれるのを免れさせる

ここ何年か以来、、ロシア軍装備はシリアの実戦での良好なパフォーマンスに頼って、国際兵器市場で狂ったような販売ブームを巻き起こしており、特にT-90戦車は、ごく短い2年あまりの時間内に、相次いで1400両以上の受注を獲得し、特に中東市場で非常に大きな成績を取得している。天下第一のアメリカ製戦車は意外にも中東の顧客によって集団で放棄されており、この変化の原因に言及する時、単にその実戦でのパフォーマンスが良好というだけではなく、アメリカ製TOW式ミサイルの攻撃に堅固に耐えており、より重要なのは、ロシアサイドが自らの伝統を改変し、今ロシア式装備のイメージが大いに見直されてもいることである。

現在では大胆に次のように言うことができる。ロシア式装備は粗削りとは誰が言った? 実はロシアサイドは勝利の秘伝を探し出し、自らの考え方ではなく、顧客の需要に着眼している。以前ロシア式装備は単純に実用性を追求していた。戦車兵は人に融通が利かず、かさばり、粗削りとのイメージを与えていた。今ではすでに相当大きな改変があり、ロシアサイドは顧客の需要を深く考慮することを惜しまず、最近人々はイラクが導入したT-90戦車に、ロシアサイドが気配りの設備を装備したのを発見した。車体後部にビデオカメラを装備し、したがって兵士が轢かれるのを避けることができる。

この小さな設備は相当に簡単で、いくらの金にも値しない。ロシアサイド自らはそれにもかかわらずこのようなものの取り付けを全く考えたことはなかった。何故なら歩兵・戦車協同作戦の中で、歩兵と戦車兵いずれに対しても安全教育を受けさせ、戦車兵はいかにして作戦の中で協同する歩兵を轢くのを避けるか知っているからである。歩兵もいかにすればやっと轢かれないですむかを知っており、当然何らの問題とも評価されない。だが多くの顧客にとって、この小事に見えることは、往々にしてそれにもかかわらずちょっとした面倒である。多方面の原因により、この種の問題は人の頭を痛めさせ、ひとたび協同が悪くなると、歩兵が轢かれることはしばしば発見される。しかもある時には戦車の背後から奇襲することも多くの状況下で標準の対戦車戦術となる。

もし以前ならば、ロシアサイドはこの問題に全く興味を感じなかったかもしれないが、時代が変わった。現在この小設備を取り付けた後、戦車兵はバックが必要な時、直接付近に人がいるかいないかを発見し、もはや味方を轢くのを避けることができ、相手の歩兵が背後から奇襲するのにも防備でき、相当に素晴らしく実用的で、また有効な改良である。

このようにロシアは意外にもこのように自らが重視しない小問題を重視することができており、このことはロシアサイドがすでに顧客の実際の状況を考慮し始めていることを説明する。ごく簡単な改良を1つ経て、小問題を1つ解決することは、顧客を当然喜ばせる。実は、これはロシアが顧客の受け止めを重視することの1つの表れでしかなく、実は1990年以来、ロシアサイドには兵器輸出方面ですでに多くの変化がある。例えば、顧客の要求を満足させるため、その他の国の設備をロシア式装備上に取り付けている。例えば、インドのT-90戦車上のフランスのサーモグラフィーである。

不断の努力を経て、ロシア式装備は自らのイメージを改変し、当然どんどん多くの顧客も迎えている! 今すでにアメリカ式装備の市場に対する統治する地位に影響するに至っている。


 昔と違ってそうしなければ売れなくなったという面もあるんでしょうし、他国の設備を取り付けざるを得ないのは弱点になる分野が多いということでもあるんでしょうが。

10月1日

 「遼寧艦」関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1612834192843296369


遼寧号に最近新たな動きあり ある重要な設備が撤去される 専門家:この時がついに来た

報道によれば、最近遼寧号空母と国産空母002型が同時に大連の港に姿を現したが、それにもかかわらずそれらの任務はそれぞれ異なり、002型空母は港に停泊して間もなくやってくる航海試験任務の準備をし、遼寧号はそれとは異なりドライドックに送られた。このことは遼寧号が正式就役後初めて大規模整備修理をすることを説明している。この空母は航行過程の中で非常に多くの損傷しやすい部品がすでに損害を受け、遅れず新たな部品に交換する必要があり、この他さらに空母内部の構造を検査しかつそれに対し損傷を探る操作をし、さらに破損した部品に対しメンテナンスを行う必要がある。メディアが明らかにした情報によれば、この空母のレーダーはすでに撤去され、改めて新たなレーダーを取り付けるものと見積もられる。これと同時に艦橋に新たに艦ナンバー16が出現し、ある人は遼寧号と山東艦を二者合一させ新たな空母艦隊を建設することになるのだと推測している。

専門家の分析によれば、今回遼寧号の艦橋の改造は主にいくつかの指揮制御作用を果たす早期警戒システムに対し整備改造を行い、例えばレーダーシステムであるという。遼寧号上に装備されているのは1つの機種のレーダーではなく、多種の類型のレーダーで、今回レーダーが撤去された後新たに装備せねばならないが、ならばどういったものが取って代わられることを必要とし、どういったものがグレードアップされることを必要としているのか? 報道によれば、遼寧号が装備する主力のレーダーはフェイズドアレイレーダー364型で、外界からは「中華イージス」レーダーとも呼ばれ、このレーダーはアメリカのイージスフェイズドアレイレーダーに比肩し得る。

遼寧号が装備する364型レーダーは外形設計が円弧型で、このようだとレーダーが探知計測の中で回転を行うのに有利で、しかもこのレーダーは我が国の第1世代アクティブフェイズドアレイレーダーであるが、それは作動過程の中での電力消耗率が非常に高い。このため今回撤去された後、それが052Dおよび055型ミサイル駆逐艦上に配備される346A型アクティブフェイズドアレイレーダーにグレードアップされる可能性が高い。この新型レーダーは外形に修正改造が行われ、平面レーダーカバーに設計され、これと同時にそれが使用するのは電子スキャン方式であって、あまり大きな電力量の消耗を必要としない。システムのコスト節約のためで、しかもスキャン精度上非常に大きな向上があり、有効範囲も拡大した。この他さらにもう1種の382型対空警戒レーダーが装備され、このレーダーは364型レーダーの作動強度に比べずっと大きく、基本的に24時間絶え間なく作動し、このためその安定性に対する要求もより高いし、まさに遼寧号の需要を満足させるものでもある。作動時間が長いため、損耗も相対的により大きく、今回撤去されたのは維持修理とさらなる一歩のメンテナンスを行うものに違いない。

以上紹介した2種のレーダーは主に大面積の対空探知計測であるが、遼寧号の上にはさらに対海探知計測レーダーがあり、対空レーダーの死角を補うのに用いるよう設置された低空レーダー、および引き起こされた火災に対し自衛コントロールを行うことのできる火力コントロールレーダーであり(頑住吉注:この記述変では)、全体レーダーシステムはやはり比較的完備されている。だが遼寧号に取り付けられた設備は国産002型空母にすでにはるかに立ち遅れている。このため今回遼寧号に対し維持修理を行うのは一部のレーダーに対し更新と交換を行い、したがって遼寧号の全体性能を非常に大きく向上させるものである可能性が高い。

専門家の説明によれば、我が国の002型空母が配備するレーダーの中の1つは国産の軍艦の中で最も先進的なレーダー設備で、すなわちダブル周波数帯4面アレイのフェイズドアレイレーダーで、このレーダーは世界でも一二を争うもので、もう1種のX周波数帯対空対海捜索レーダーは、性能が世界ですでに指折りのものである。もし遼寧号が今回整備改修を行った後そのレーダーシステムを002型空母と同クラスのレーダーシステムに交換したら、このことは遼寧号に対し疑いなく質的向上で、全空母の作戦能力の向上はちょっとやそっとには止まらず、もし長い目で見れば、実戦過程の中で遼寧号と002型空母を維持保護するのにより便利で、結局のところ用いるのは同一の類型のレーダーで、このようだと作戦効率を上げるのに有利で、このため非常に大きな軍事的意義がある。


 本当に言うほど凄い性能のレーダーなのかどうか、実戦で使うにあたって経験豊富なアメリカのそれに劣らないのか、まだ何とも言えないと思いますが。

10月2日

 インドの戦闘機関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1612385473690741180


インドの艦載版LCAが復活し初飛行

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「艦載LCAの初飛行」)

インドメディア7月末の報道によれば、着艦フックを付属させた艦載型LCA「テジャス」NP2戦闘機はすでにインドのゴア州のハンサ海軍航空兵基地で初飛行を行った。何年か前にはもうLCAがスキージャンプ発進する画像の出現があったが、今回は着艦フックを装備した正式な艦載版で、このことはインドスタン社が勝手にやっていることではなく、きっとインド海軍のプッシュがある、ということを説明している。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「何年か前に伝わったLCAがスキージャンプ発進する画像」)

不思議なのは、LCAはインド海軍によって却下されたのではなかったか? ということである。インドは「ヴィックラマディヤ」号空母の導入と共に、すでに相当数のミグー29Kおよびミグー29KUBを購入済みで、具体的な契約は2004年12月22日に締結され第一陣16機のミグー29Kを購入し、後続で合計45機の商品が引き渡され、「ヴィックラマディヤ」に24機が装備されたほか、さらに新たなインド自ら建造する空母のために21機も事前留保された。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド海軍のミグー29KUB複座艦載戦闘機」)

当然、インドはミグー29Kだけの使用には満足しておらず、これは公認の事実である。甚だしきに至ってはミグー29Kの故障頻発がインド海軍の不満を引き起こしているとの報道も伝わっている。だがロシア飛行機社(RAC)は、いかなるインド当局の訴えも受け取ったことはないとし、さらにインドの「ヴィックラマディヤ」号とインド自ら建造する「ヴィクラント」号空母はいずれもミグー29K/KUBを搭載するよう設計されており、艦上の技術システム、甲板システムは全てロシアが生産し、ミグ戦闘機とマッチングさせるしかない、と指摘している。

「ヴィックラマディヤ」号は旧ソ連の4万トン級中型空母を改造したもので、一方「ヴィクラント」号は3万トンあまりの小型空母である。前者は24機のミグー29K/KUBを搭載し、後者の搭載数はいくらか少ないだろう。このようだと45機のミグー29K/KUBはちょうどよく2隻の艦の需要を満足させる。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「LCAのスキージャンプ発進」)

設計の上から言うと、インド版ミグー29Kは双発中型戦闘機で、ソ連が放棄したミグー29K艦載機を基礎に改良設計された機種で、ロシアはすでに新たなミグー29Kへの換装を開始している。古いスホーイ-33は退役せねばならず、この戦闘機はアメリカ海軍のF/A-18、フランス海軍のラ「ファール」艦載機および中国海軍の殲ー15艦載機とは比較できないかもしれないが、ロシアの飛行機設計水準を見くびってはならず、単発のLCAに比べやはりより信頼でき、搭載する武器もずっと多い。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インドのLCA」)

LCAはF/A-18戦闘機と同系列のアメリカ製F404-GE-F2J3エンジンを採用しているが、F/A-18は双発戦闘機で、信頼性はより高い。対空戦力では、LCAはロシア製R-77アクティブ中距離空対空ミサイルとR-73近距離格闘ミサイルが搭載できるが、この機の機動性能とレーダーの性能は並で、分析によれば、大多数の現役戦闘機との空戦で、その生存確率は全て低めである。

一方艦載機のもう1つの重要な戦力である対艦攻撃では、LCAの重搭載ポイントが問題となる。サイズが非常に大きいスホーイ-30MKIでも機腹部中心線に1発のインド海軍の対艦の主力である「ブラームス」を搭載することしかできず、LCAは全く問題外である。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インドのスホーイ-30MKIが機腹部の中心線に1発の「ブラームス」超音速対艦ミサイルを搭載」)

神器「ブラームス」が搭載できなければ、退いて次善の策を求め、主翼の重搭載ポイントに2発の「ハープーンスキー」ロシア製SS-N-25「天王星」亜音速対艦ミサイルを搭載するしかない。だが火力狂猛な近代化された近距離防御システムに直面すれば、この1980年代初期に設計されたミサイルは、攻撃能力が大幅割引になり、しかもこの2発の大型ミサイルを搭載した後、LCAの本来もうよくない機動性能は直ちに相手方の攻撃により対応し難くなる。

実は、フランスとアメリカはいずれもインドに向け彼ら自ら用いる艦載機「ラファール」およびF/A-18をセールスしたが、こうした戦闘機に最も良いのはアメリカ製カタパルトを用いることで、スキージャンプ発進では性能はきっと低下する。さらに3〜4万トンの小型スキージャンプ空母で用いることのできるものではない。しかもアメリカ製カタパルトの購入は容易だが、カタパルト空母を建造することはインドにとって、20年なければおそらくできない。3万トンあまりのヴィクラントさえ12年作ってまだ完成しておらず、難度が非常に高いカタパルト空母は言うほど簡単だろうか?

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「インド自ら建造する『ヴィクラント』小型空母」)

もし20年後に中、大型カタパルト空母を作り出しても、非ステルスのF/A-18あるいは「ラファール」はステルスな相手の面前で活路はあり得るだろうか?

このように考えると、インド海軍が継続してLCAをもてあそぶことは理解できる。それはミグー29の欠けているところを補うことに他ならない。この2隻の空母の他に、インドはさらにより大きいものを作ろうとしており、再度ミグー29の落とし穴に飛び込むことは望まず、必ず自らのものを持たねばならない。何度見ても、やはり艦載版LCAを復活しなければならなかったのである。


 まあ今回は失敗作かもしれないですけど自力で作る努力を続けなければ向上はありませんからね。

10月3日

 中国の艦載レーダー関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1612685469598298473


5000万出しアメリカがウクライナから先進設備を買う 重要な我が艦はすでに大量装備している

ウクライナと言うと非常に多くの人の第一の感覚はこの国がどこでも皆美女なことだが、実は美女の他、この国にはさらにより貴重な資源がある。それは他ならぬ多くの先進的な武器技術を持つことである。当初ソ連の分裂後、ロシアサイドが大部分の武器資源を継承した他、ぴったり続いたのは他ならぬウクライナで、甚だしきに至ってはロシアサイドはウクライナの持つ少なからぬ技術に対し羨み嫉妬している。我が国はウクライナとずっと密接な協力を保持しており、ロシアサイドの手中からは得難い武器技術を少なからずウクライナサイドから獲得できており、皆が最も熟知するのは遼寧艦の前身がウクライナ軍のワリヤーグ号空母だということだが、しかしロシア・ウクライナ関係の完全決裂と共に、現在ウクライナは西側陣営に転向し始めており、最近メディアは、ウクライナがアメリカに対しある先進レーダーシステムを輸出すると報道しているが、このことで我が国の核心技術にいつでも秘密漏洩がもたらされることになる。

ウクライナサイドの軍事専門家は、少し前ウクライナ軍事工業企業は米軍に向け「鉱石-ME」艦載レーダーシステムを引き渡し済みで、このシステムの価値は800万アメリカドル(5000万人民元に相当)を超える、とした。その真実性を確保するため、この専門家はさらに契約の序列ナンバーを直接公開した。現在この艦載レーダーはすでにスムーズにアメリカに到着している。ならばこのレーダーと我が国は一体何の関係があるのか? 知られているところによれば、このレーダーの性能は強大で、アクティブ探知計測もできれば、パッシブ監視計測も実施でき、さらにその他の設備とコンビネーションして偵察を行うことができる。もしアクティブ捜索機能を始動させれば、250q離れた目標が探知計測できる。

もし広大な軍事マニアが「鉱石-ME」に対し熟知していないならば、このレーダーのNATOによる名称はよく知らないということはないかもしれない。他ならぬコードネーム「音楽台」である。これはソ連が研究開発したレーダー設備で、「大気の波動」効果の助けを借りて低空および海域に対し全面的な捜索を展開し、同時に指揮センターに対し詳細な目標パラメータを提供することができる。知られているところによれば、現在このレーダー設備はロシア軍および周辺の多くの国の大型戦闘艦上に装備されている。1990年我が国が「現代」級駆逐艦を導入した後、海軍の大量の戦闘艦上にこのレーダーシステムが装備され、その後我が国はさらにこのレーダーに改良を行い、つまり有名なH/L JQ-366型レーダーである。

海軍の責任者は、366型レーダーは現在我が国の多くの先進的な戦闘艦上にはいずれも装備されており、例えば052C型、052D型および054A駆逐艦で(頑住吉注:054Aは護衛艦とされることが多いですね)、装備数は50基を超える、とする。知られているところによれば、今回米軍がウクライナからこのレーダー設備を輸入した、主要な目的は分解を行いかつこのレーダーの具体的パラメータに対し対比を行うことで、その中の欠陥を探し出した後、中ロ戦闘艦に対し正確に「手を下す」ことができるようになり、このようだと中ロ戦闘艦のカギとなる重要技術が全て漏洩する可能性がある。実はこの種の秘密漏洩は決して初めて発生するものではなく、以前ウクライナサイドはさらにアメリカサイドに3Dレーダーシステムを提供し、このシステムはロシア製S-300システムの核心装備であり、ひとたびアメリカサイドによって欠陥が探し出されれば、中ロが配備するS-300ミサイルシステムに対し非常に大きな脅威をもたらすことになる。このため我が国が現在最もする必要があるのは先進設備をしっかり研究開発し、もってこうした外来設備に存在する各種リスクを避けることに他ならない!


 こうした情報はある程度は日本にも伝わってくるんでしょうかね。

10月4日

 インド関連です。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1612676225854662241


もはや中国戦車を恐れず? インド、成功裏に新たな殺器を研究開発 鉄の盟友パキスタン:これは非常に大きな脅威

最近のメディアの報道によれば、インドは成功裏に新たな殺器を研究開発し、かつ試射を行った。事後にインドは、これよりもはや中国の戦車を恐れなくなり、逆に中国の戦車はびくびくしなければならなくなった、とした。ならばインドは一体どんな大殺器を試射したのか? 実は、これこそインドが研究開発するMPATGM対戦車ミサイルで、インド版紅箭-12ミサイルと呼ばれる。これに対し鉄の盟友パキスタンは中国に注意を促し、これは非常に大きな脅威であるとした。中国の軍事マニアもこの情報を知って回答し、これは99戦車に警戒させる必要がある、とした。

知られているところによれば、インドの新型対戦車ミサイルの研究開発に関しては以前にはもう日程に上げられていたが、実際には決して今回標的射撃試験を行ったインド国防発展組織によって全責任が負われたのではなく、多くの研究開発作業は国内のVEM社によって完成された。インド軍はこの対戦車ミサイルに対し非常に高い期待を寄せ、かつ米軍の対戦車ミサイル研究開発の基準をもって厳格にこのプロジェクトに要求を出した。

知られているところによれば、インドの新型対戦車ミサイルはインド軍のNAGミサイルの派生製品で、これまでインドはNAGミサイルを原型に、インドの新型対戦車ミサイルの研究開発作業を行ってきた。インドサイドのある情報は明らかにし、インドの新型対戦車ミサイルは4千mの範囲内の装甲目標が攻撃できる、とする。理論的に言って、中国の99A戦車だろうとアメリカのM1A2戦車だろうといずれもインドの新型対戦車ミサイルの攻撃を防御することはできないという。

インドにとって、このミサイル研究開発が照準を合わせた主要な目標はきっとパキスタンであり、パキスタンのMBT-2000戦車の技術は中国にルーツがある。だがMBT-2000型戦車の各項目の性能は決して99A戦車のように傑出してはいない。インドメディアの言い方によれば、99A型戦車はインドの新型対戦車ミサイルの攻撃を防御し難い。ならばロジックに照らし、パキスタンが装備するMBT-2000型戦車はインドの新型対戦車ミサイルの攻撃をより防御し難い。

インドの新型対戦車ミサイル試射の情報は、多くのインド軍事マニアを欣喜雀躍させ、何故なら彼らは戦車に対する切り札を有したからである。しかし実際の状況は決して楽観的なものではないかもしれない。インドに関して言えば、装備の自主研究開発がずっと難しいため、今回のインドの新型対戦車ミサイルの研究開発水準が一体どうなのかはまだ後続の情報を見る必要がある。(頑住吉注:続く文章は明らかに言葉が抜けている、使い方が間違っているなどのため意味が通っていないので省略します。ごく大雑把には国産にこだわりアメリカ、イスラエル製品の輸入を拒否したため、国産新型ミサイルがすぐには量産できない状況下でインド軍は対戦車ミサイル不足に困っている、といったことが言いたかったものと思われます)

だがこれはまだ最もまずいことではない。外国製品を買わず、自主研究開発を選択したため、インドの新型対戦車ミサイルは成功しかできず失敗はできないプロジェクトということができる。だがインドの新型対戦車ミサイルの前身であるNAGミサイルには特定の状況下で目標を識別し難い重大な欠陥があり、もしインドの新型対戦車ミサイルが新技術を使用してこの点を補っていても、実際の水準は依然としてさらに一歩の検査測定を必要とする。ひとたびインドの新型対戦車ミサイルが最終的にインド軍から受け入れられることができなければ、長年の辛苦は水泡に帰す。だがこれはインド国防自主方面にずっと存在している問題である。


 現代の戦車の強固な装甲を貫通できる能力があるかに関しては全く触れられていないので何とも言えませんがインドなら中国と違って仮に独自開発が失敗と見極めがついた場合その時点でもいろいろな国から一流の製品が買えますからね。

10月5日

 韓国関連ですが日本とも関係があります。

http://www.cankaoxiaoxi.com/mil/20180927/2332022.shtml


韓国海軍、上陸艦を用いてF-35Bを搭載することを考える 最初に飛び出してきて反対するのが何と身内とは誰が知ろう

核心の提示:韓国海兵隊に隷属するたった6機のF-35Bが戦闘力を生成したければ、おそらく非常に高い教育訓練費と装備維持費を費やすことになる。韓国空軍もこの方案に対しすこぶる不満があり、F-35Bの追加購入がF-35Aの現有の購入計画に衝撃を与えることを恐れている。

参考情報ネット9月27日の報道 韓国海軍は8月17日、独島級強襲揚陸艦の第2号艦「馬羅島」号の上に海兵隊に隷属するF-35B短距離・垂直離着陸戦闘機を配備することを考慮する、とした。

韓国海軍は、韓国周辺国家はすでにF-35Bを大型上陸艦あるいは護衛艦上に配備することを推進あるいは研究しつつあり、韓国のF-35Bの艦への搭載は一刻の猶予も許されない、と考える。アメリカは2017年にF-35Bをワスプ級強襲揚陸艦上に搭載するプロジェクトの推進を開始し、日本も2020年までに「いずも」号ヘリ搭載護衛艦を改造し、もってF-35Bを搭載することを完成させ、オーストラリアのキャンベラ級強襲揚陸艦はF-35B搭載に関する研究を行いつつある。

韓国海軍の「馬羅島」号強襲揚陸艦は「オスプレイ」輸送機が発着できるが、F-35Bを搭載しようとすればさらに一連の甲板改造工程を行う必要がある。知られているところによれば、前期の研究は全部で3ステップに分かれる。1つ目は国外の類似の艦艇がF-35Bを搭載する研究の成果と改造の実例を捜索収集すること。2つ目は大型強襲揚陸艦上でF-35Bを使用するために行う改造の実行可能性を分析すること。3つ目は改造に必要とされる時間と費用を見積もることである。前期の研究は12月15日までに完成する。

(頑住吉注:原ページのここにある画像のキャプションです。「資料画像:独島級強襲揚陸艦の第2号艦『馬羅島』号の進水式の現場の画像(画像のソースはネット由来)」 「資料画像:米軍のF-35B短距離・垂直離着陸戦闘機が強襲揚陸艦上で垂直降着する。(画像のソースはネット由来)」)

韓国軍は2017年末にはもう早くもF-35Bを艦に搭載する問題を討論したことがある、当時の討論の結果は20機のF-35Aを追加購入することを基礎にさらに6機のF-35Bの購入を増やす心づもりだった。

2018年5月に進水したばかりの「馬羅島」号強襲揚陸艦は排水量1.4万トン、全長199m、全幅31m、最大航行速度23ノット、1000名の兵士と戦車、装甲車などの装備を輸送できる。この艦は2020年に就役する見込みである。ひとたび「馬羅島」号強襲揚陸艦がF-35Bを搭載すれば、韓国軍の海空の作戦半径は大幅に拡張展開することになる。

だがこの計画はある人を憂慮もさせている。アメリカ空軍のF-35Aと海兵隊のF-35Bは運用方式、装備体系や訓練体系の上で非常に大きな差異があり、韓国海兵隊に隷属するたった6機のF-35Bが戦闘力を生成したければ、おそらく非常に高い教育訓練費と装備維持費を費やすことになる。韓国空軍もこの方案に対しすこぶる不満があり、F-35Bの追加購入がF-35Aの現有の購入計画に衝撃を与えることを恐れている。(作者/李克寛)


 確かにたった6機では大したことはできなさそうですが韓国のメンタリティーからすると意地でもやりたがるかなという気もします。

10月6日

 昨日と同じようなテーマの記事ですが。

http://baijiahao.baidu.com/s?id=1612925460428282927


日本のひゅうが級強襲揚陸艦は空母に改造されるか否か? 韓国の言い方を見てみよう

強襲揚陸艦、外形は空母に似、いずれも直通型甲板を採用し、右にシフトした艦橋が加わり、特に今は技術発展が非常に早く、AV-8BやF-35Bに代表される垂直/短距離離着陸戦闘機がすでに大量装備されている。このため強襲揚陸艦がひとたびこの種の垂直/短距離離着陸できる固定翼戦闘機を搭載すれば、たちまち変身し、正真正銘の空母に変われるかのようである。このことは少なからぬ国に蠢動を開始させ、近年来日本の海自は「ヘリ搭載駆逐艦」の名目をもって2隻の1.8万トンの「ひゅうが」級強襲揚陸艦と、2隻の2.7万トンの「いずも級」強襲揚陸艦を建造済みで、適当に改良した後、アメリカ製F-35B型垂直/短距離離着陸戦闘機を配備し、空母として使用できると称している。これに対し、そのもう1つの宿敵である韓国は、羨ましがり始めている。

参考情報 先日、韓国海軍はその新たに完成させた独島級強襲揚陸艦の第2号艦「馬羅島」号の上にアメリカ製F-35B垂直/短距離離着陸戦闘機を配備し、もって「馬羅島」号を準空母として使用する計画であると報道された。韓国海軍の説明によれば、「馬羅島」号強襲揚陸艦は満載排水量1.8万トン、V-22オスプレイティルトローター機を発着させる能力を持つ。このことは、この級の艦の甲板は確かに強化が行われたことがあり、最大離陸重量27トンあまりのF-35Bを受け入れるのに問題はないことを意味している。

だが、上陸艦上に垂直/短距離離着陸戦闘機を配備するのは、決して簡単に飛行機を軍艦に運び込めばすぐに万事大吉というものではない。F-35B戦闘機を搭載するためには、「馬羅島」号上陸艦はさらに甲板の高温に耐える能力を強化する必要がある。何故ならF-35B戦闘機は垂直発進および降着時、尾部噴射管が噴出する気体の温度が摂氏1000度を超え、甲板にもし専門の温度低下措置がなかったら、絶対にこのような灼熱には耐えられないからである。しかも、「馬羅島」号は日本の海自の「ひゅうが」級ヘリ空母に相当するのみで、もしF-35Bを搭載しても、最多で6機しか装備できず、全軍艦の作戦効能は「惨不忍睹」(頑住吉注:目も当てられないほどむごたらしい、といった意味らしいです)と言うべきである。

もし韓国海軍が「馬羅島」号の準空母改装を強行し、かつ6機のF-35Bと4機のヘリを搭載しても、現代の戦争は全て体系作戦であるため、有効な支援が欠乏した「馬羅島」号は移動する標的にしか過ぎない。まず、この艦には早期警戒能力がない。韓国には甚だしきに至っては早期警戒ヘリさえもなく、しかももし早期警戒ヘリを装備しても、4機の水準では24時間全天候早期警戒作戦を維持するには不足である。しかも韓国の両側、中日両国はいずれも強大で完備された作戦体系を持つ。中国は6万トンの遼寧級空母2隻を持つ。もし日本の海自でも2隻の2.7万トンのいずも級準空母を持ち、少なくとも搭載機の配備の上で韓国よりずっと優れているだろう。韓国の馬羅島号がもし改装に成功しても、韓国が「空母を持つ」ことを証明する「面子工程」に過ぎない。そしてこれと同様の状況に直面するのは、日本の「ひゅうが」級ヘリ空母である。

改装コストが高すぎ、コストパフォーマンスが低すぎるのを見たからかもしれないが、韓国海軍が計画を提出した時、最初に飛びだしてきて反対したのは、意外にも韓国空軍だった。海軍の改装計画に対し、韓国空軍は明確に次のように指摘した。F-35AとF-35Bは構造、離着陸方式、戦術用途などの方面がいずれも異なり、もし単純にこの6機のF-35Bのためにワンセットの後方勤務保障体系を設立したら、巨大な消耗となる。しかも引き換えに得られる戦闘力はそれにもかかわらずいくらもない。特に韓国はすでに最初の20機のF-35A型戦闘機を購入することを確認しており、この時にもしF-35Bを購入するよう改めれば、商品引き渡し時期も購入コストも、いずれも韓国政府は受け入れられない。そこで、この件はやはり棚上げされてきた。「独島」級に対し、「ひゅうが」級というこの種のトン数の強襲揚陸艦が真の空母への改装に適するか否かは、韓国も自らの答案を計算し出している。だが、韓国海軍の「雄大な志」は決してこれにより終わりというわけではないようで、その他の各方はさらに一歩関心を注ぐ必要がある。

作者:龍猫


 F-35AとF-35Bは大きく異なるとはいえ同じ系列ですし共通する部分も当然多いでしょう。いずも級なら搭載できる機数もだいぶ多いでしょうし。ただコスパ的に妥当かどうかは慎重に考える必要があるでしょうね。



















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